JP6078728B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

本発明は、第1流体を案内する流体案内用配管と流体案内用配管の外周面に接するように配設されたフィンとを備えて流体案内用配管内の第1流体と流体案内用配管の周囲の第2流体とが流体案内用配管およびフィンを介して相互に熱交換可能に構成されている熱交換器に関するものである。
この種の熱交換器として、アルミフィンと銅管とが組み合わされて構成されたフィンアンドチューブ式熱交換器(以下、単に「熱交換器」ともいう)が特許第2874346号公報に開示されている。この熱交換器は、銅管挿入用の孔を形成した複数数のアルミフィン(以下、単に「フィン」ともいう)を相互に適当なギャップを設けて積層すると共に、各フィンの孔に複数本の銅管(直管)を挿入した状態で各銅管(直管)を曲管によって相互に接合することにより、直管および曲管が交互に連結された葛折り状の熱媒体用流路が形成されている。
一方、特開2009−103393号公報には、1本のパイプを折り曲げることで直管部と曲管部とを交互に設けたチューブ(伝熱管)を有する熱交換器(以下、上記の熱交換器と区別するために、直管と曲管とを交互に連結したチューブを有する熱交換器を「連結チューブ型熱交換器」ともいい、1本のパイプを折り曲げて直管部と曲管部とを交互に設けたチューブを有する熱交換器を「折曲げチューブ型熱交換器」ともいう)が開示されている。この折曲げチューブ型熱交換器は、上記したように折曲げ加工によって直管部および曲管部が交互に設けられて全体として螺旋状に形成されたチューブ(伝熱管)と、所定の間隔を隔てて対向させられた状態でチューブ挿入用の孔にチューブが挿入された複数枚の平板状フィン(以下、単に「フィン」ともいう)とを備えて構成されている。
この場合、この折曲げチューブ型熱交換器では、上記したように、1本のパイプを折り曲げることで直管部および曲管部が交互に設けられており、これらが継ぎ目なく一体的に構成されている。したがって、前述した連結チューブ型熱交換器とは異なり、各フィンに直管部を挿入しておいて、後から曲管部を形成することができないため、この折曲げチューブ型熱交換器では、2つの直管部、および両直管部の間に設けられた1つの曲管部からなるU字状の部位を挿通可能に、両直管部の離間距離と等しい長さの長孔状(スリット状)の貫通孔が各フィンに設けられている。
特許第2874346号公報(第2−3頁、第1図) 特開2009−103393号公報(第4−8頁、第1−7図)
ところが、従来の熱交換器には、以下の解決すべき問題点が存在する。すなわち、従来の連結チューブ型熱交換器では、アルミフィンの各孔に挿入した各銅管(直管)を曲管によって相互に接合することにより、直管および曲管が交互に連結されたチューブが形成されている。この場合、直管と曲管との接合に際しては、これらを溶接、または、ろう付けする作業が非常に煩雑となっている。また、直管と曲管との接合部位(連結部位)において、チューブ内の熱媒体(不活性ガス等)がチューブ外に漏出したり、チューブ外からチューブ内に大気等が侵入したりするのを阻止するために、接合作業後の耐圧検査等が必須となっている。加えて、直管同士を連結するための曲管が高価であるという現状もある。したがって、連結チューブ型熱交換器では、チューブの製作に要するコストが高騰しており、これに起因して製造コストの低減が困難となっているという問題点がある。
一方、折曲げチューブ型熱交換器では、1本のパイプを折曲げ加工することによってチューブが形成されているため、連結チューブ型熱交換器に存在する上記の課題を回避することが可能となっている。しかしながら、折曲げチューブ型熱交換器では、直管部と曲管部とを分離させることができないため、前述したように、2つの直管部および1つの曲管部からなるU字状の部位を挿通可能な長孔状の貫通孔を各フィンに設け、この貫通孔を貫通させるようにして各フィンとチューブとを一体化する構成が採用されている。したがって、折曲げチューブ型熱交換器では、各フィンに設けた長孔の分だけ、各フィンの面積が狭くなっており、これに起因して、各フィンと、その周囲の空気との熱交換効率が低下しているという問題点がある。この場合、長孔状の貫通孔の開口面積分だけフィンを大きくすることで、熱交換効率の低下を阻止できる可能性がある。しかしながら、そのような構成を採用した場合には、熱交換器の大形化を招くと共に、各フィンの大形化に伴い、各フィンの間を空気が通過する際の通過抵抗が大きくなることで、結果として、熱交換効率を十分に向上させるのが困難となるおそれがある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、熱交換効率を低下させることなく製造コストを低減し得る熱交換器を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく、請求項1記載の熱交換器は、螺旋状または葛折り状に形成されて一端部から他端部に第1流体を案内する流体案内用配管と、当該流体案内用配管の外周面に接するように配設されたフィンとを備え、前記流体案内用配管内の前記第1流体と当該流体案内用配管の周囲の第2流体とが当該流体案内用配管および前記フィンを介して相互に熱交換可能に構成されると共に、前記流体案内用配管、直線状の往部と、当該往部に対して曲部を介して連結された直線状の復部とが互いに平行となるように配置されると共に、少なくとも、1つの前記往部、1つの前記曲部および1つの前記復部が1本の管状部材によって一体形成され、かつ前記フィン、長手方向に沿って複数の丸孔が設けられた帯状部材が当該各丸孔の中央部を当該帯状部材の幅方向で通過する各直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されると共に、前記各丸孔の内縁が前記流体案内用配管の前記外周面に接するように前記往部および前記復部の間に取り付けられている熱交換器であって、前記流体案内用配管は、前記往部および前記復部の離間距離がそれぞれ等しくなるように螺旋状に形成されたN本(Nは、2以上の自然数)の配管を備えると共に、M本目(Mは、(N−1)以下の各自然数)の前記配管における前記往部および前記復部のいずれか一方と、(M+1)本目の前記配管における前記往部および前記復部のいずれか一方とが当該熱交換器の厚み方向と直交する第1仮想平面に沿って並ぶように配置された正面側配管群、並びに、前記M本目の配管における前記往部および前記復部の他方と、前記(M+1)本目の配管における前記往部および前記復部の他方とが前記第1仮想平面と平行な第2仮想平面に沿って並ぶように配置された背面側配管群が当該厚み方向において対向するように当該N本の配管が組み合わされて構成され、前記フィンは、前記正面側配管群の前記配管における前記外周面に前記内縁部が接する正面側丸孔と、前記背面側配管群の前記配管における前記外周面に前記内縁部が接する背面側丸孔とが前記丸孔として前記帯状部材の前記幅方向で並ぶように形成されて当該正面側丸孔の中央部および当該背面側丸孔の中央部を当該幅方向で通過する前記直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されている
請求項記載の熱交換器は、螺旋状または葛折り状に形成されて一端部から他端部に第1流体を案内する流体案内用配管と、当該流体案内用配管の外周面に接するように配設されたフィンとを備え、前記流体案内用配管内の前記第1流体と当該流体案内用配管の周囲の第2流体とが当該流体案内用配管および前記フィンを介して相互に熱交換可能に構成されると共に、前記流体案内用配管が、直線状の往部と、当該往部に対して曲部を介して連結された直線状の復部とが互いに平行となるように配置されると共に、少なくとも、1つの前記往部、1つの前記曲部および1つの前記復部が1本の管状部材によって一体形成され、かつ前記フィンが、長手方向に沿って複数の丸孔が設けられた帯状部材が当該各丸孔の中央部を当該帯状部材の幅方向で通過する各直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されると共に、前記各丸孔の内縁が前記流体案内用配管の前記外周面に接するように前記往部および前記復部の間に取り付けられている熱交換器であって、前記流体案内用配管は、前記往部および前記復部の離間距離がそれぞれ等しくなるように葛折り状に形成された第1配管および第2配管を備えると共に、前記第1配管における奇数本目の前記往部および偶数本目の前記往部のいずれか一方と、前記第1配管における奇数本目の前記復部および偶数本目の前記復部のいずれか一方と、前記第2配管における奇数本目の前記往部および偶数本目の前記往部のいずれか一方と、前記第2配管における奇数本目の前記復部および偶数本目の前記復部のいずれか一方とが当該熱交換器の厚み方向と直交する第1仮想平面に沿って並ぶように配置された正面側配管群、並びに、前記第1配管における前記奇数本目の往部および前記偶数本目の往部の他方と、前記第1配管における前記奇数本目の復部および前記偶数本目の復部の他方と、前記第2配管における前記奇数本目の往部および前記偶数本目の往部の他方と、前記第2配管における前記奇数本目の復部および前記偶数本目の復部の他方とが前記第1仮想平面と平行な第2仮想平面に沿って並ぶように配置された背面側配管群が当該厚み方向において対向するように当該第1配管および当該第2配管が組み合わされて構成され、前記フィンは、前記正面側配管群の前記配管における前記外周面に前記内縁部が接する正面側丸孔と、前記背面側配管群の前記配管における前記外周面に前記内縁部が接する背面側丸孔とが前記丸孔として前記帯状部材の前記幅方向で並ぶように形成されて当該正面側丸孔の中央部および当該背面側丸孔の中央部を当該幅方向で通過する前記直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されている。
請求項記載の熱交換器は、請求項または記載の熱交換器において、前記フィンは、長手方向に沿って複数の前記正面側丸孔が形成された正面側帯状部材が当該各正面側丸孔の中央部を当該正面側帯状部材の幅方向で通過する各直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された正面側部材と、長手方向に沿って複数の前記背面側丸孔が形成された背面側帯状部材が当該各背面側丸孔の中央部を当該背面側帯状部材の幅方向で通過する各直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された背面側部材とを備えて構成されている。
請求項1または2記載の熱交換器によれば、少なくともそれぞれ1つの往部、曲部および復部が1本の管状部材によって一体形成された流体案内用配管と、帯状部材が山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されると共に各丸孔の内縁が流体案内用配管の外周面に接するように往部および復部の間に取り付けられているフィンとを備えて構成したことにより、従来の連結チューブ型熱交換器とは異なり、直管および曲管を接合する作業(溶接作業やろう付け作業)が不要となる分だけ、流体案内用配管を容易に製作することができると共に、耐圧検査等も不要となるため、熱交換器の製造コストを十分に低減することができる。また、帯状部材を丸孔の中央部において山折りおよび谷折りして往部および復部の間にフィンを取り付ける構成のため、帯状部材に往部、復部および曲部を貫通させずに流体案内用配管にフィンを取り付けることができる。このため、従来の折曲げチューブ型熱交換器とは異なり、フィン(帯状部材)に過剰に大きな孔を設けることなく、流体案内用配管(往部および復部)にフィン(帯状部材)を接触させて相互に熱伝導可能な状態とすることができる結果、熱交換器の大形化を招くことなく、流体案内用配管およびフィンを介しての冷媒と空気(大気)との間の熱交換効率を十分に向上させることができる。
また、請求項記載の熱交換器によれば、往部および復部の離間距離がそれぞれ等しくなるように螺旋状に形成されたN本の配管によって構成した流体案内用配管、並びに、流体案内用配管の正面側配管群の配管における外周面に内縁部が接する正面側丸孔と、流体案内用配管の背面側配管群の配管における外周面に内縁部が接する背面側丸孔とが丸孔として形成されて蛇腹状に形成されたフィンを備えて構成したことにより、曲部の曲率を過剰に小さくすることなく、各往部および各復部を互いに接近させることができるため、曲部における冷媒の通過抵抗が過剰に大きくなる事態を回避しつつ、熱交換器を十分に小型化することができる。また、ある程度大きな曲率で曲部を形成することができるため、曲部の部位において配管の強度が過剰に低下する事態を回避することができる。
また、請求項記載の熱交換器によれば、往部および復部の離間距離がそれぞれ等しくなるように葛折り状に形成された第1配管および第2配管を有する流体案内用配管、並びに、流体案内用配管の正面側配管群の配管における外周面に内縁部が接する正面側丸孔と、流体案内用配管の背面側配管群の配管における外周面に内縁部が接する背面側丸孔とが丸孔として形成されて蛇腹状に形成されたフィンを備えて構成したことにより、曲部の曲率を過剰に小さくすることなく、各往部および各復部を互いに接近させることができるため、曲部における冷媒の通過抵抗が過剰に大きくなる事態を回避しつつ、熱交換器を十分に小型化することができる。また、ある程度大きな曲率で曲部を形成することができるため、曲部の部位において配管の強度が過剰に低下する事態を回避することができる。
さらに、請求項記載の熱交換器によれば、正面側帯状部材が山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された正面側部材と、背面側帯状部材が山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された背面側部材とを備えて各フィンを構成したことにより、正面側帯状部材を取り付ける作業、および背面側帯状部材を取り付ける作業を別個に実施することができるため、流体案内用配管にフィンを容易に取り付けることができる結果、熱交換器の製造コストを一層低減することができる。
本発明の実施の形態に係る熱交換器1の正面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1の平面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1の左側面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1における基部4(配管支持部41および保持部42)、並びに配管11(21)の平面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1における基部4(配管支持部41および保持部42)、並びに配管11(21)の正面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1における基部4(配管支持部41および保持部42)、並びに配管11(21)の左側面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1における配管11(21)とフィン3とを示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1における配管11(21)とフィン3とを示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1における配管11(21)とフィン3とを示す左側面図である。 本発明の実施の形態に係る熱交換器1のフィン3を構成する帯状部材31a,31bの折曲げ加工前の状態を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る熱交換器1Aの正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る熱交換器1Bの正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る熱交換器1Bの平面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る熱交換器1Bの右側面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る熱交換器1Bにおける配管51(61)の平面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る熱交換器1Bにおける配管51(61)の正面図である。 本発明のさらに他の実施の形態に係る熱交換器1Bにおける配管51(61)の右側面図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る熱交換器の実施の形態について説明する。
図1〜3に示す熱交換器1は、フィンアンドチューブ型の「熱交換器」であって、流体案内用配管2、フィン3および基部4を備えて構成されている。この熱交換器1は、一例として、冷凍サイクルにおける蒸発器としての使用が可能な構成、すなわち、流体案内用配管2内の冷媒(「第1流体」の一例)と、流体案内用配管2の周囲の空気(大気:「第2流体」の一例)との間で流体案内用配管2およびフィン3を介して相互に熱交換が行われる構成が採用されている。
流体案内用配管2は、「流体案内用配管」の一例であって、本例の熱交換器1では、それぞれ螺旋状に形成された配管11,21と、配管11,21の両端部同士を連結する2つのY字継手10aとを備えて流体案内用配管2が構成されている(「N=2本の配管」を備えて「流体案内用配管」が構成されている例)。この流体案内用配管2は、配管11,21における一端部(両Y字継手10aのうちの一方によって連結されている側の端部)から他端部(両Y字継手10aのうちの他方によって連結されている側の端部)に「第1流体」としての冷媒を案内可能に構成されている。
配管11は、図4〜6に示すように、1本の管状部材(一例として、銅製のパイプ)を折曲げ加工することで螺旋状に形成されて、直線状の往部12と、往部12に対して曲部14を介して連結された直線状の復部13とが互いに平行となるように交互に配置されると共に、各往部12および各復部13が曲部14を介して交互に連結されてこれらが一体形成されている。この場合、この配管11は、往部12および復部13の離間距離がそれぞれ等しくなるように形成されている。
また、配管21は、一例として、1本の管状部材(一例として、銅製のパイプ)を折曲げ加工することで螺旋状に形成されて、直線状の往部22と、往部22に対して曲部24を介して連結された直線状の復部23とが互いに平行となるように交互に配置されると共に、各往部22および各復部23が曲部24を介して交互に連結されてこれらが一体形成されている。この場合、この配管21は、上記の配管11と同一形状に形成されており、往部12に対応する往部22、および復部13に対応する復部23の離間距離がそれぞれ等しくなっている。
この流体案内用配管2は、図3,6に示すように、M=1本目の配管11における復部13(「往部および復部のいずれか一方」が「復部」の例)と、(M+1)=2本目の配管21における復部23(「往部および復部のいずれか一方」が「復部」の例)とが熱交換器1の厚み方向(両図における左右方向)と直交する「第1仮想平面」(この例では、図2,4において一点鎖線L1で示す面)に沿って並ぶように配置された「正面側配管群」、並びに、M=1本目の配管11における往部12(「往部および復部のいずれか一方」が「往部」の例)と、(M+1)=2本目の配管21における往部22(「往部および復部のいずれか一方」が「往部」の例)とが「第1仮想平面」と平行な「第2仮想平面」(この例では、図2,4において二点鎖線L2で示す面)に沿って並ぶように配置された「背面側配管群」が、熱交換器1の厚み方向において対向するように配管11,21が組み合わされて構成されている。
フィン3は、「フィン」の一例であって、図1,7〜9に示すように、流体案内用配管2の配管11,21における各往部12,22および各復部13,23の間に取り付けられている。この場合、本例の熱交換器1では、図10に示すように、長手方向(同図における左右方向)に沿って複数の丸孔Ha(「丸孔」としての「正面側丸孔」の一例)が形成された帯状部材31a(「正面側帯状部材」の一例)で構成された「正面側部材」と、長手方向に沿って複数の丸孔Hb(「丸孔」としての「背面側丸孔」の一例)が形成された帯状部材31b(「背面側帯状部材」の一例)で構成された「背面側部材」との2つを備えてフィン3が構成されている。
この場合、両帯状部材31a,31bは、一例として、アルミニウムの薄板に丸孔Ha,Hbを開口して所望の形状に切断することで帯状に形成されている。また、帯状部材31aの丸孔Ha、および帯状部材31bの丸孔Hbは、一例として、その内径が流体案内用配管2における配管11,21の外径と同径に形成されている。さらに、帯状部材31a,31bの両端部には、丸孔Ha,Hbと同径の半円形の切欠きHcがそれぞれ設けられている。
また、上記の「正面側部材」は、各丸孔Haの中央部を帯状部材31aの幅方向で通過する各直線(この例では、一点鎖線Laおよび二点鎖線Lb)の部位において帯状部材31aを山折りおよび谷折りに交互に折り曲げることで正面視蛇腹状に形成されている。さらに、「背面側部材」は、各丸孔Hbの中央部を帯状部材31bの幅方向で通過する各直線(この例では、一点鎖線Laおよび二点鎖線Lb)の部位において帯状部材31bを山折りおよび谷折りに交互に折り曲げることで正面視蛇腹状に形成されている。なお、フィン3を構成する「正面側部材」および「背面側部材」は、後述するように、一例として、熱交換器1の組み立てに際して配管11,21の間に帯状部材31a,31bを配置するときに、これらが山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられることで蛇腹状となる。
このフィン3は、図8,9に示すように、各丸孔Ha,Hbの内縁が流体案内用配管2における配管11,21の外周面に接するように配管11,21の往部12,22および復部13,23の間に取り付けられている。具体的には、この熱交換器1では、「正面側配管群」を構成する各復部13,23の外周面に各丸孔Haの内縁部が接するように帯状部材31aからなる「正面側部材」が取り付けられると共に、「背面側配管群」を構成する各往部12,22の外周面に各丸孔Hbの内縁部が接するように帯状部材31bからなる「背面側部材」が取り付けられてフィン3が構成されている。
基部4は、図1〜6に示すように、流体案内用配管2の両配管11,21を保持する一対の配管支持部41,41と、両配管支持部41,41を対向状態で保持する一対の保持部42,42とを備えて構成されている。この場合、図3,6に示すように、両配管支持部41には、流体案内用配管2の両配管11,21を相互に離間させた状態で位置決めするための複数のスリット41sが形成されている。
この熱交換器1の製造に際しては、一例として、まず、銅パイプを折曲げ加工することにより、往部12、曲部14、復部13および曲部14をこの順で複数形成して配管11を製作する。なお、前述したように、配管11,21は互いに同一形状のため、この配管11を複数本製作することで配管21が製作される。次いで、一例として、配管11の一端部側の往部12および復部13の間に、配管21の一端部側の往部22を位置させた状態で、配管11および配管21のいずれか、または双方を、その螺旋形状に沿って回動させることにより、図5,6に示すように、配管11,21を組み合わせる。
続いて、配管11の往部12と復部13との間、および配管21の往部12と復部13との間にフィン3を取り付ける。具体的には、帯状部材31a,31bを山折りおよび谷折りに交互に折り曲げつつ図5,6に矢印S1で示す部位に挿入することにより、図7〜9に示すように、配管11の復部13と配管21の復部23との間に帯状部材31aからなる「正面側部材」を取り付け、かつ、配管21の往部12と配管21の往部22との間に帯状部材31bからなる「背面側部材」を取り付ける。
この際には、丸孔Haの中央部で山折り、または谷折りされた帯状部材31aにおける丸孔Haの内縁が復部13,23にそれぞれ接した状態となって「正面側部材(帯状部材31a)」と「正面側配管群」を構成する復部13,23とが相互に伝熱可能な状態となる。同様にして、丸孔Hbの中央部で山折り、または谷折りされた帯状部材31bにおける丸孔Hbの内縁が往部12,22にそれぞれ接した状態となって「背面側部材(帯状部材31b)」と「背面側配管群」を構成する往部12,22とが相互に伝熱可能な状態となる。
この場合、丸孔Haの中央部において帯状部材31aが折り曲げられて丸孔Haが半円形の「切欠き」となるため、帯状部材31aに復部13,23を貫通させることなく、復部13,23の間に帯状部材31aを取り付けることができる。また、丸孔Hbの中央部において帯状部材31bが折り曲げられて丸孔Hbが半円形の「切欠き」となるため、帯状部材31bに往部12,22を貫通させることなく、往部12,22の間に帯状部材31bを取り付けることができる。これにより、フィン3の1段目の取り付け作業が完了する。
次いで、図5,6に矢印S2で示す部位から、矢印S10で示す部位まで、上記の作業と同様にして、「正面側部材(帯状部材31a)」、および「背面側部材(帯状部材31b)」をそれぞれ取り付ける。これにより、配管11,21に対するフィン3の取り付け作業が完了する。続いて、各スリット41sの間に、往部12,22および復部13,23の端部(曲部14,24の近傍)を挿入するようにして、配管11,21に両配管支持部41,41を取り付ける。次いで、図1,2に示すように、両配管支持部41,41の間に保持部42を配置してこれを保持させると共に、両配管11,21の端部同士を連結するようにして、Y字継手10aをそれぞれ取り付ける。これにより、熱交換器1が完成する。
一方、この熱交換器1を蒸発器として使用する際には、冷凍サイクルの冷媒流路における膨張弁と圧縮機との間に接続する。この状態において冷凍サイクルが作動させられた際には、膨張弁を通過した低圧の冷媒ガスが両Y字継手10aのうちの一方から流体案内用配管2(配管11,21)内に侵入し、往部12,22、曲部14,24、復部13,23、曲部14,24・・を順に通過させられる。
この際には、流体案内用配管2、および流体案内用配管2に取り付けられているフィン3の周囲に存在する空気(大気)の熱がフィン3および流体案内用配管2を介して流体案内用配管2内の冷媒に伝熱される結果、流体案内用配管2内の冷媒が温度上昇させられると共に、空気(大気)が冷却される(冷媒と空気とが流体案内用配管2およびフィン3を介して相互に熱交換する例)。また、流体案内用配管2において温度上昇させられた冷媒は、圧縮機に吸引されて圧縮され、凝縮器において凝縮された後に再び膨張弁を通過させられて熱交換器1(蒸発器)に供給される。
このように、この熱交換器1によれば、少なくともそれぞれ1つの往部12,22、曲部14,24および復部13,23が1本の管状部材によって一体形成された配管11,21からなる流体案内用配管2と、帯状部材31a,31bが山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されると共に各丸孔Ha,Hbの内縁が配管11,21の外周面に接するように往部12,22および復部13,23の間に取り付けられているフィン3とを備えて構成したことにより、従来の連結チューブ型熱交換器とは異なり、直管および曲管を接合する作業(溶接作業やろう付け作業)が不要となる分だけ、流体案内用配管2を容易に製作することができると共に、耐圧検査等も不要となるため、熱交換器1の製造コストを十分に低減することができる。
また、帯状部材31a,31bを丸孔Ha,Hbの中央部において山折りおよび谷折りして往部12,22および復部13,23の間に「正面側部材(帯状部材31a)」や「背面側部材(帯状部材31b)」を取り付ける構成のため、帯状部材31a,31bに往部12,22、復部13,23および曲部14,24を貫通させずに流体案内用配管2にフィン3を取り付けることができる。このため、従来の折曲げチューブ型熱交換器とは異なり、フィン3(帯状部材31a,31b)に過剰に大きな孔を設けることなく、配管11,21(往部12,22や復部13,23)にフィン3(帯状部材31a,31b)を接触させて相互に熱伝導可能な状態とすることができる結果、熱交換器1の大形化を招くことなく、流体案内用配管2およびフィン3を介しての冷媒と空気(大気)との間の熱交換効率を十分に向上させることができる。
また、この熱交換器1によれば、往部12,22および復部13,23の離間距離がそれぞれ等しくなるように螺旋状に形成されたN本(この例では、N=2本)の配管11,21によって構成した流体案内用配管2、並びに、流体案内用配管2の「正面側配管群」の復部13,23における外周面に内縁部が接する正面側丸孔Haと、流体案内用配管2の「背面側配管群」の配管12,22における外周面に内縁部が接する背面側丸孔Hbとが「丸孔」として形成されて蛇腹状に形成されたフィン3を備えて構成したことにより、曲部14,24の曲率を過剰に小さくすることなく、各往部12,22および各復部13,23を互いに接近させることができるため、曲部14,24における冷媒の通過抵抗が過剰に大きくなる事態を回避しつつ、熱交換器1を十分に小型化することができる。また、ある程度大きな曲率で曲部14,24を形成することができるため、曲部14,24の部位において配管11,21の強度が過剰に低下する事態を回避することができる。
さらに、この熱交換器1によれば、帯状部材31aが山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された「正面側部材」と、帯状部材31bが山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された「背面側部材」とを備えて各フィン3を構成したことにより、帯状部材31aを取り付ける作業、および帯状部材31bを取り付ける作業を別個に実施することができるため、流体案内用配管2(配管11,21)にフィン3を容易に取り付けることができる結果、熱交換器1の製造コストを一層低減することができる。
なお、「熱交換器」の構成は、上記の熱交換器1の構成に限定されるものではない。例えば、配管11の一端部から他端部までの間の往部12、復部13および曲部14のすべてを1本のパイプの折曲げ加工によって連続的に形成すると共に、配管21の一端部から他端部までの間の往部22、復部23および曲部24のすべてを1本のパイプの折曲げ加工によって連続的に形成した構成を例に挙げて説明したが、図11に示す熱交換器1A(「熱交換器」の他の一例)における流体案内用配管2a(「流体案内用配管」の他の一例)のように、複数本の配管を連結することで「N本の配管のうちの各1本」をそれぞれ形成することもできる。なお、同図に示す熱交換器1Aにおいて上記の熱交換器1と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して重複する説明を省略する。
この場合、この熱交換器1Aの流体案内用配管2aでは、上記の熱交換器1における配管11に相当する「配管(N本の配管のうちの1本)」が配管11a,11bおよび曲管10bで構成されると共に、上記の熱交換器1における配管21に相当する「配管(N本の配管のうちの他の1本)」が配管21a,21bおよび曲管10bで構成されている(2本の配管を連結して「N本の配管のうちの1本」および「N本の配管のうちの他の1本」を形成した構成の例)。この熱交換器1Aによれば、往部12(22)および復部13(23)を曲部14(24)によって相互に連結する作業数が少なく、また、従来の連結チューブ型熱交換器よりも曲管10bの使用数も少ないため、前述した熱交換器1と同様にして、その製造コストを十分に低減することができると共に、流体案内用配管2と備えた場合と同様にして、折曲げチューブ型熱交換器よりも、その熱交換効率を十分に向上させることができる。
なお、少なくとも、1つの往部12(22)、1つの曲部14(24)、および1つの復部13(23)を1本の管状部材(パイプ)の折曲げ加工によって連続的に形成するとの条件を満たしている限り、2本以上の複数本の「配管」を連結して「N本の配管のうちの各1本」をそれぞれ形成することもできる(図示せず)。このような構成を採用した場合においても、上記の熱交換器1,1Aと同様にして、往部12(22)および復部13(23)を曲部14(24)によって相互に連結する作業数が少なく、また、従来の連結チューブ型熱交換器よりも曲管10bの使用数も少ないため、その製造コストを十分に低減することができる。
また、螺旋状の配管11,21を備えて構成した流体案内用配管2を有する熱交換器1や、螺旋状の配管11a,11bおよび螺旋状の配管21a,21b,21を備えて構成した流体案内用配管2aを有する熱交換器1Aを例に挙げて説明したが、「流体案内用配管」を構成する「配管」の形状はこれに限定されない。例えば、図12〜14に示す熱交換器1Bでは、葛折り状の配管51,61の2本の配管(N=2の例)を備えて流体案内用配管2bが構成されている。なお、各図に示す熱交換器1Bにおいて上記の熱交換器1,1Aと同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して重複する説明を省略する。また、図14では、熱交換器1Bの構成についての理解を容易とするために、基部4(配管支持部41および保持部42)の図示を省略している。
この熱交換器1Bにおける流体案内用配管2bは、「流体案内用配管」のさらに他の一例であって、それぞれ葛折り状に形成された配管51,61と、配管51,61の両端部同士を連結する2つのY字継手10aを備えて構成されている。この流体案内用配管2bは、熱交換器1,1Aにおける流体案内用配管2,2aと同様にして、配管51,61における一端部(両Y字継手10aのうちの一方によって連結されている側の端部)から他端部(両Y字継手10aのうちの他方によって連結されている側の端部)に「第1流体」としての冷媒を案内可能に構成されている。
配管51は、「第1配管」に相当し、図15〜17に示すように、1本の管状部材(一例として、銅製のパイプ)を折曲げ加工することで葛折り状に形成されて、直線状の往部52と、往部52に対して曲部54を介して連結された直線状の復部53とが互いに平行となるように交互に配置されると共に、各往部52および各復部53が曲部54を介して交互に連結されてこれらが一体形成されている。この場合、この配管51は、往部52および復部53の離間距離がそれぞれ等しくなるように形成されている。
また、配管61は、「第2配管」に相当し、一例として、1本の管状部材(一例として、銅製のパイプ)を折曲げ加工することで葛折り状に形成されて、直線状の往部62と、往部62に対して曲部64を介して連結された直線状の復部63とが互いに平行となるように交互に配置されると共に、各往部62および各復部63が曲部64を介して交互に連結されてこれらが一体形成されている。この場合、この配管61は、上記の配管51と同一形状に形成されており、往部52に対応する往部62、および復部53に対応する復部63の離間距離がそれぞれ等しくなっている。
この流体案内用配管2bは、図14に示すように、一例として、両Y字継手10aのうちの同図における上側のY字継手10aから冷媒が進入して下側のY字継手10aから排出されるものとしたときに、配管51における偶数本目の往部52(「奇数本目の往部および偶数本目の往部のいずれか一方」が「偶数本目の往部」の例)と、配管51における偶数本目の復部53(「奇数本目の復部および偶数本目の復部のいずれか一方」が「偶数本目の復部」の例)と、配管61における偶数本目の往部62(「奇数本目の往部および偶数本目の往部のいずれか一方」が「偶数本目の往部」の例)と、配管61における奇数本目の復部63(「奇数本目の復部および偶数本目の復部のいずれか一方」が「奇数本目の復部」の例)とが熱交換器1Bの厚み方向(両図における左右方向)と直交する「第1仮想平面」(この例では、図13において一点鎖線L1で示す面)に沿って並ぶように配置されて「正面側配管群」が構成されている。
また、この流体案内用配管2bは、配管51における奇数本目の往部52(「奇数本目の往部および偶数本目の往部の他方」が「奇数本目の往部」の例)と、配管51における奇数本目の復部53(「奇数本目の復部および偶数本目の復部の他方」が「奇数本目の復部」の例)と、配管61における奇数本目の往部62(「奇数本目の往部および偶数本目の往部の他方」が「奇数本目の往部」の例)と、配管61における偶数本目の復部63(「奇数本目の復部および偶数本目の復部の他方」が「偶数本目の復部」の例)とが「第1仮想平面」と平行な「第2仮想平面」(この例では、図13において二点鎖線L2で示す面)に沿って並ぶように配置されて「背面側配管群」が構成され、この「背面側配管群」を構成する往部52,62および復部53,63が、上記の「正面側配管群」を構成する往部52,62および復部53,63と熱交換器1Bの厚み方向において対向するように配管51,61が組み合わされて構成されている。
この場合、この熱交換器1Bでは、帯状部材31a,31bに形成された各丸孔Ha,Hbの内縁が流体案内用配管2bにおける配管51,61の外周面に接するように配管51,61の往部52,62および復部53,63の間にフィン3が取り付けられている。具体的には、この熱交換器1Bでは、「正面側配管群」を構成する各往部52,62および各復部53,63の外周面に各丸孔Haの内縁部が接するように帯状部材31aからなる「正面側部材」が取り付けられると共に、「背面側配管群」を構成する各往部52,62および各復部53,63の外周面に各丸孔Hbの内縁部が接するように帯状部材31bからなる「背面側部材」が取り付けられてフィン3が構成されている。
この熱交換器1の製造に際しては、まず、銅パイプを折曲げ加工することにより、往部52、曲部54、復部53および曲部54をこの順で複数形成して配管51を製作する。なお、前述したように、配管51,61は互いに同一形状のため、この配管51を複数本製作することで配管61が製作される。次いで、配管51,61のいずれか一方を、一例として正面視において180度回転させ、図12,14に示すように、配管51における上下方向で対向する往部52および復部53の間に、配管61における各往部62を挿入する(配管51における上下方向で対向する復部53および往部52の間に、配管61における各復部63を挿入する)ようにして両配管51,61を組み合わせる。
続いて、配管51において上記の「第1仮想平面」や「第2仮想平面」に沿って並ぶ往部52と復部53との間、および配管61において上記の「第1仮想平面」や「第2仮想平面」に沿って並ぶ往部62と復部63との間にフィン3を取り付ける。具体的には、帯状部材31aを山折りおよび谷折りに交互に折り曲げつつ、配管61の復部63と配管51の往部52との間、配管51の往部52と配管61の往部62との間、配管61の往部62と配管51の復部53との間、および配管51の復部53と配管61の復部63との間に挿入する。同様にして、帯状部材31bを山折りおよび谷折りに交互に折り曲げつつ、配管61の往部62と配管51の復部53との間、配管51の復部53と配管61の復部63との間、配管61の復部63と配管51の往部52との間、および配管51の往部52と配管61の往部62との間に挿入する。
これにより、配管51において上記の「第1仮想平面」や「第2仮想平面」に沿って並ぶ一組の往部52と復部53との間に配管61を挟んで2つの帯状部材31aからなる2つの「正面側部材」が取り付けられると共に、配管61において上記の「第1仮想平面」や「第2仮想平面」に沿って並ぶ一組の往部62と復部63との間に配管51を挟んで2つの帯状部材31aからなる2つの「正面側部材」が取り付けられ、かつ配管51において上記の「第1仮想平面」や「第2仮想平面」に沿って並ぶ一組の往部52と復部53との間に配管61を挟んで2つの帯状部材31bからなる2つの「背面側部材」が取り付けられると共に、配管61において上記の「第1仮想平面」や「第2仮想平面」に沿って並ぶ一組の往部62と復部63との間に配管51を挟んで2つの帯状部材31bからなる2つの「背面側部材」が取り付けられて、流体案内用配管2bに対するフィン3の取り付けが完了する。
この場合、丸孔Haの中央部で山折り、または谷折りされた帯状部材31aにおける丸孔Haの内縁が往部52,62や復部53,63の外周面にそれぞれ接した状態となって「正面側部材(帯状部材31a)」と配管51,61とが相互に伝熱可能な状態となる。同様にして、丸孔Hbの中央部で山折り、または谷折りされた帯状部材31bにおける丸孔Hbの内縁が往部52,62や復部53,63の外周面にそれぞれ接した状態となって「背面側部材(帯状部材31b)」と配管51,61とが相互に伝熱可能な状態となる。
また、前述した熱交換器1等と同様にして、丸孔Haの中央部において帯状部材31aが折り曲げられて丸孔Haが半円形の「切欠き」となるため、帯状部材31aに往部52,62や復部53,63を貫通させることなく、これらの間に帯状部材31aを取り付けることができる。また、丸孔Hbの中央部において帯状部材31bが折り曲げられて丸孔Hbが半円形の「切欠き」となるため、帯状部材31bに往部52,62や復部53,63を貫通させることなく、これらの間に帯状部材31bを取り付けることができる。これにより、流体案内用配管2bに対するフィン3の取り付け作業が完了する。この後、流体案内用配管2bに配管支持部41,41を取り付け、さらに、両配管支持部41を保持部42,42によって保持することにより、図12,13に示すように、熱交換器1Bが完成する。なお、この熱交換器1Bの使用方法については、前述した熱交換器1等と同様のため、その説明を省略する。
このように、この熱交換器1Bによれば、少なくともそれぞれ1つの往部52,62、曲部54,64および復部53,63が1本の管状部材によって一体形成された配管51,61からなる流体案内用配管2bと、帯状部材31a,31bが山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されると共に各丸孔Ha,Hbの内縁が配管51,61の外周面に接するように往部52,62および復部53,63の間に取り付けられているフィン3とを備えて構成したことにより、上記の熱交換器1,1Aと同様にして、従来の連結チューブ型熱交換器とは異なり、直管および曲管を接合する作業(溶接作業やろう付け作業)が不要となる分だけ、流体案内用配管2bを容易に製作することができると共に、耐圧検査等も不要となるため、熱交換器1Bの製造コストを十分に低減することができる。また、帯状部材31a,31bを丸孔Ha,Hbの中央部において山折りおよび谷折りして往部52,62および復部53,53の間に「正面側部材(帯状部材31a)」および「背面側部材(帯状部材31b)」を取り付ける構成のため、帯状部材31a,31bに往部52,62、復部53,63および曲部54,64を貫通させずに流体案内用配管2bにフィン3を取り付けることができる。このため、従来の折曲げチューブ型熱交換器とは異なり、フィン3(帯状部材31a,31b)に過剰に大きな孔を設けることなく、配管51,61(往部52,62および復部53,63)にフィン3(帯状部材31a,31b)を接触させて相互に熱伝導可能な状態とすることができる結果、熱交換器1Bの大形化を招くことなく、流体案内用配管2bおよびフィン3を介しての冷媒と空気(大気)との間の熱交換効率を十分に向上させることができる。
また、この熱交換器1Bによれば、往部52,62および復部53,63の離間距離がそれぞれ等しくなるように葛折り状に形成された配管51,61を有する流体案内用配管2b、並びに、流体案内用配管2bの「正面側配管群」の配管52,53,62,63における外周面に内縁部が接する正面側丸孔Haと、流体案内用配管2bの「背面側配管群」の配管52,53,62,63における外周面に内縁部が接する背面側丸孔Hbとが「丸孔」として形成されて蛇腹状に形成されたフィン3を備えて構成したことにより、曲部54,64の曲率を過剰に小さくすることなく、各往部52,62および各復部53,63を互いに接近させることができるため、曲部54,64における冷媒の通過抵抗が過剰に大きくなる事態を回避しつつ、熱交換器1Bを十分に小型化することができる。また、ある程度大きな曲率で曲部54,64を形成することができるため、曲部54,64の部位において配管51,61の強度が過剰に低下する事態を回避することができる。
さらに、この熱交換器1Bによれば、帯状部材31aが山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された「正面側部材」と、帯状部材31bが山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された「背面側部材」とを備えて各フィン3を構成したことにより、上記の熱交換器1,1Aと同様にして、帯状部材31aを取り付ける作業、および帯状部材31bを取り付ける作業を別個に実施することができるため、流体案内用配管2b(配管51,61)にフィン3を容易に取り付けることができる結果、熱交換器1Bの製造コストを一層低減することができる。
また、N=2本の配管11,21を備えて構成した流体案内用配管2を有する熱交換器1の例、配管11a,11bからなる「配管」と配管21a,21bからなる「配管」とのN=2本の「配管」を備えて構成した流体案内用配管2aを有する熱交換器1Aの例、およびN=2本の配管51,61を備えて構成した流体案内用配管2bを有する熱交換器1Bの例について説明したが、「流体案内用配管」を構成する配管の本数(Nの数)は2本に限定されず、1本の配管で「流体案内用配管」を構成したり、3本以上の任意の本数ので「流体案内用配管」を構成したりすることができる。さらに、帯状部材31aで構成した「正面側部材」と、帯状部材31bで構成した「背面側部材」とでフィン3を構成した例について説明したが、帯状部材31a,31bを一体化した「帯状部材」を丸孔Ha,Hbに相当する丸孔の部位で山折りおよび谷折りに交互に折り曲げて「フィン」を構成することもできる(図示せず)。
また、冷凍サイクルにおける蒸発器として使用可能な熱交換器1,1A,1Bの例(すなわち、「第1流体」としての冷媒と、「第2流体」としての空気(大気)との間で相互に熱交換可能な構成の例)について説明したが、「熱交換器」の用途、すなわち、相互に熱交換させる「第1流体」および「第2流体」は上記の例に限定されない。具体的には、「第1流体」は、蒸発器としての熱交換器1,1A,1Bに導入される冷媒のような気体に限定されず、液体や、液体および気体の混合体を「第1流体」として「流体案内用配管」内に導入することができる。また、「第2流体」は、上記の例の空気(大気)のような気体に限定されず、液体や、液体および気体の混合体を「第2流体」として「流体案内用配管」および「フィン」の周囲に位置させて「第1流体」と熱交換させることができる。
より具体的には、携帯型の(持ち運びが可能な)冷風機および温風装置(「第1流体」としての冷媒と、「第2流体」としての空気(大気)との間で相互に熱交換可能な構成の他の例)や、クーラーボックス等の温度調整装置(「第1流体」としての冷媒と、「第2流体」としての空気(庫内の空気)との間で相互に熱交換可能な構成の例)における熱交換器(蒸発器や凝縮器)において、上記の熱交換器1,1A,1Bと同様の構成を採用することができる。
1,1A,1B 熱交換器
2,2a,2b 流体案内用配管
3 フィン
4 基部
10a Y字継手
10b 曲管
11,11a,11b,21,21a,21b,51,61 配管
12,22,52,62 往部
13,23,53,63 復部
14,24,54,64 曲部
31a,31b 帯状部材
Ha,Hb 丸孔
Hc 切欠き
L1,La 一点鎖線
L2,Lb 二点鎖線

Claims (3)

  1. 螺旋状または葛折り状に形成されて一端部から他端部に第1流体を案内する流体案内用配管と、当該流体案内用配管の外周面に接するように配設されたフィンとを備え、前記流体案内用配管内の前記第1流体と当該流体案内用配管の周囲の第2流体とが当該流体案内用配管および前記フィンを介して相互に熱交換可能に構成されると共に、前記流体案内用配管、直線状の往部と、当該往部に対して曲部を介して連結された直線状の復部とが互いに平行となるように配置されると共に、少なくとも、1つの前記往部、1つの前記曲部および1つの前記復部が1本の管状部材によって一体形成され、かつ前記フィン、長手方向に沿って複数の丸孔が設けられた帯状部材が当該各丸孔の中央部を当該帯状部材の幅方向で通過する各直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されると共に、前記各丸孔の内縁が前記流体案内用配管の前記外周面に接するように前記往部および前記復部の間に取り付けられている熱交換器であって、
    前記流体案内用配管は、前記往部および前記復部の離間距離がそれぞれ等しくなるように螺旋状に形成されたN本(Nは、2以上の自然数)の配管を備えると共に、M本目(Mは、(N−1)以下の各自然数)の前記配管における前記往部および前記復部のいずれか一方と、(M+1)本目の前記配管における前記往部および前記復部のいずれか一方とが当該熱交換器の厚み方向と直交する第1仮想平面に沿って並ぶように配置された正面側配管群、並びに、前記M本目の配管における前記往部および前記復部の他方と、前記(M+1)本目の配管における前記往部および前記復部の他方とが前記第1仮想平面と平行な第2仮想平面に沿って並ぶように配置された背面側配管群が当該厚み方向において対向するように当該N本の配管が組み合わされて構成され、
    前記フィンは、前記正面側配管群の前記配管における前記外周面に前記内縁部が接する正面側丸孔と、前記背面側配管群の前記配管における前記外周面に前記内縁部が接する背面側丸孔とが前記丸孔として前記帯状部材の前記幅方向で並ぶように形成されて当該正面側丸孔の中央部および当該背面側丸孔の中央部を当該幅方向で通過する前記直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されている熱交換器
  2. 螺旋状または葛折り状に形成されて一端部から他端部に第1流体を案内する流体案内用配管と、当該流体案内用配管の外周面に接するように配設されたフィンとを備え、前記流体案内用配管内の前記第1流体と当該流体案内用配管の周囲の第2流体とが当該流体案内用配管および前記フィンを介して相互に熱交換可能に構成されると共に、前記流体案内用配管、直線状の往部と、当該往部に対して曲部を介して連結された直線状の復部とが互いに平行となるように配置されると共に、少なくとも、1つの前記往部、1つの前記曲部および1つの前記復部が1本の管状部材によって一体形成され、かつ前記フィン、長手方向に沿って複数の丸孔が設けられた帯状部材が当該各丸孔の中央部を当該帯状部材の幅方向で通過する各直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されると共に、前記各丸孔の内縁が前記流体案内用配管の前記外周面に接するように前記往部および前記復部の間に取り付けられている熱交換器であって、
    前記流体案内用配管は、前記往部および前記復部の離間距離がそれぞれ等しくなるように葛折り状に形成された第1配管および第2配管を備えると共に、前記第1配管における奇数本目の前記往部および偶数本目の前記往部のいずれか一方と、前記第1配管における奇数本目の前記復部および偶数本目の前記復部のいずれか一方と、前記第2配管における奇数本目の前記往部および偶数本目の前記往部のいずれか一方と、前記第2配管における奇数本目の前記復部および偶数本目の前記復部のいずれか一方とが当該熱交換器の厚み方向と直交する第1仮想平面に沿って並ぶように配置された正面側配管群、並びに、前記第1配管における前記奇数本目の往部および前記偶数本目の往部の他方と、前記第1配管における前記奇数本目の復部および前記偶数本目の復部の他方と、前記第2配管における前記奇数本目の往部および前記偶数本目の往部の他方と、前記第2配管における前記奇数本目の復部および前記偶数本目の復部の他方とが前記第1仮想平面と平行な第2仮想平面に沿って並ぶように配置された背面側配管群が当該厚み方向において対向するように当該第1配管および当該第2配管が組み合わされて構成され、
    前記フィンは、前記正面側配管群の前記配管における前記外周面に前記内縁部が接する正面側丸孔と、前記背面側配管群の前記配管における前記外周面に前記内縁部が接する背面側丸孔とが前記丸孔として前記帯状部材の前記幅方向で並ぶように形成されて当該正面側丸孔の中央部および当該背面側丸孔の中央部を当該幅方向で通過する前記直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成されている熱交換器
  3. 前記フィンは、長手方向に沿って複数の前記正面側丸孔が形成された正面側帯状部材が当該各正面側丸孔の中央部を当該正面側帯状部材の幅方向で通過する各直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された正面側部材と、長手方向に沿って複数の前記背面側丸孔が形成された背面側帯状部材が当該各背面側丸孔の中央部を当該背面側帯状部材の幅方向で通過する各直線の部位において山折りおよび谷折りに交互に折り曲げられて蛇腹状に形成された背面側部材とを備えて構成されている請求項または記載の熱交換器。
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