JP6075681B2 - 現像装置、画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents
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Description
まず、画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。画像形成装置本体100の上方にあるトナー容器収容部31には、各色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))に対応した4つのトナー容器32Y、32M、32C、32Kが着脱自在(交換自在)に設置されている。
なお、作像部6Y、6M、6C、6Kは、画像形成装置本体100に脱着可能なプロセスカートリッジの形態をとってもよい。プロセスカートリッジの形態とすることで、メンテナンス性を向上させることができる。
給紙部26に収納された複数枚の被転写材Pのうち、一番上の被転写材Pには給紙ローラ27が当接している。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の被転写材Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給紙される。レジストローラ対28は、被転写材Pを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、被転写材Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。
作像部6では、感光体ドラム1が不図示の駆動モータによって図2中時計方向に回転駆動される。そして、帯電部4により、表面が一様に帯電される(帯電工程)。一様に帯電した感光体ドラム1の表面は、露光部7(図1参照)から発せられたレーザ光Lによって露光走査されて用の静電潜像が形成される(露光工程)。この用の静電潜像は、トナーを用いる現像装置5によって現像されてトナー像が形成される(現像工程)。
トナー補給装置60により現像装置5に補給されるトナーは、トナー補給口64から現像剤収容部54の第2現像剤収容部54b内に補給される。現像装置5の第2現像剤収容部54bに補給されたトナーは第2搬送スクリュ55bによってキャリアと攪拌される。第2現像剤収容部54b内のトナーとキャリアからなる現像剤は第2搬送スクリュ55bにより攪拌されながら軸方向に搬送される。第2搬送スクリュ55bに搬送され、第2現像剤収容部54bの端部に達した現像剤は、仕切壁57端部の開口部(不図示)を通過し、第1現像剤収容部54aへと移動する。第1現像剤収容部54a内の現像剤は第1搬送スクリュ55aにより攪拌されながら第2現像剤収容部54b内の現像剤とは反対方向に搬送され、第1現像剤収容部54aの端部に達すると、仕切壁57端部の開口部(不図示)を通過して第2現像剤収容部54bへと移動する。このように現像剤は第1搬送スクリュ55a及び第2搬送スクリュ55bによって、現像剤収容部54内を循環している。
図3は、使用開始前の現像装置5の断面図である。現像装置5のケーシングは、現像ローラ収容部53の内壁を含む現像上ケース75と、現像剤収容部54の内壁を含む現像下ケース76とで、主に構成されている。現像下ケース76には、軸受(不図示)を介して現像ローラ51が取り付けられ、ドクターブレード52、磁性板58等も取り付けられている。これらの部材が取り付けられた現像下ケース76の上側に、現像上ケース75が取り付けられる。
図6は、現像装置奥側における現像下ケースに取り付けられた枠体81と磁性板58との位置関係を示す斜視図である。現像ローラ51の長手方向の画像形成領域では、磁性板58の先端部を略水平に折り曲げた、現像ローラ51のブラスト処理された表面51aと対向する磁性板58の対向面58aが形成されている。一方、画像形成領域外となる奥側端部では、磁性板58の先端部を折り曲げずに、ドクターブレード52の上流側側面に沿わせて、先端部を現像ローラ51のブラスト処理されていない領域51bに対向させている。これにより、現像ローラ51の画像形成領域外となる奥側端部において磁気シールを形成し、現像ローラ51端部からの現像剤Gの漏れを防止している。
(態様A)
現像ローラ51などの現像剤担持体を収容する現像ローラ収容部53等の現像剤担持体収容部と、現像剤担持体に供給する現像剤を収容する現像剤収容部54a,bと、現像剤担持体収容部と現像剤収容部とを連通させる連通口59を形成する枠体81と、連通口を覆うように長手方向一端部から他端部までを枠体に接着され、且つ、他端側で折り返されて一端側まで延在するシール部材82とを備え、シール部材を一端側から連通口面と平行な方向に引き抜いて枠体から剥がすことにより、連通口の封止を解除する現像装置5である。この現像装置において、シール部材の折り返された部分82aの浮き上がりを押さえる押さえ部材70を設ける。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤担持体収容部と現像剤収容部との連通口を封止するシール部材を良好に引き抜いて剥がすことができる。
(態様A)において、押さえ部材の先端部70aは枠体側に折り曲がっている。これによれば、上記実施形態について説明したように、折れ曲がった部分がシール部材の折り返し部に当接して折り返し部を枠体側に付勢し、折り返し部の浮き上がりを押さえる。このため、シール部材の折り返し部の浮き上がりを良好に押さえることができる。
(態様A)または(態様B)において、内部に現像剤担持体収容部が形成される現像上ケース75と、内部に現像剤収容部が形成される現像下ケース76とを有しており、押さえ部材を取り付けた現像上ケースを、枠体及びシール部材を取り付けた現像下ケースに設置する。これによれば、上記実施形態について説明したように、シール部材と上方に配置された部材との狭い間隙に押さえ込み部材を良好に設置できる。
(態様C)において、現像上ケースを現像下ケースに設置する際に、押さえ部材が設置される方向における先端側の角70bを面取りする。これによれば、上記実施形態について説明したように、押さえ部材がシール部材と上方に配置された部材との狭い間隙に良好に入り込むことができる。
(態様A)、(態様B)、(態様C)または(態様D)において、現像剤担持体上の現像剤を規制するドクターブレード52等の規制部材と、現像剤担持体の表面移動方向に関して規制部材の上流側で、現像剤担持体に対向する対向面58aを有する磁性板58とを有している。これによれば、上記実施形態について説明したように、磁性板の対向面の作用により、規制部材部における現像剤の攪拌効果が得られる。
(態様E)において、連通口の長手方向端部が、磁性板の対向面の長手方向端部58bよりも外側に配置される。これによれば、上記実施形態について説明したように、連通口を覆うようにシール部材を枠体に接着して折り返すと、シール部材の折り返し部は、長手方向に関して対向面の端部よりも奥側に配置され、シール部材が対向面の端部に引っかかりやすい。このため、上記態様を適用することで、シール部材を良好に引き抜いて剥がすことができる。
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)または(態様F)において、上記押さえ部材は、例えば東レ ルミラー等の樹脂製の薄板である。これによれば、上記実施形態について説明したように、シール部材の折り返し部の浮き上がりを良好に押さえることができる。
(態様A)、(態様B)、(態様C)、(態様D)、(態様E)、(態様F)または(態様G)において、シール部材として、例えばイージーピールフィルム(サンエー化研製)等のポリエチレンテレフタレートを基材としたフィルムを用いる。これによれば、上記実施形態について説明したように、シール部材を枠体に両面テープを使わずに熱圧着により直接接着するので、シール部材の引き剥がし時に両面テープが現像剤担持体に当接したり現像剤担持体収容部に混入したりして異常画像を発生させてしまう虞がない。また、両面テープを貼り付けてからさらにシール部材を貼り付ける2工程の製造工程に比べ、シール部材を熱圧着により直接接着する1工程の製造工程であり、製造が容易である。
感光体ドラム1等の潜像担持体と、潜像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、静電潜像を現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、現像手段として(態様A)乃至(態様H)の現像装置を採用する。これによれば、上記実施形態について説明したように、現像剤担持体収容部と現像剤収容部との連通口を封止するシール部材を良好に引き抜いて剥がすことができる。
少なくとも潜像担持体と現像手段とが一体的に支持され、画像形成装置本体に対して脱着可能なプロセスカートリッジであって、現像手段として(態様A)乃至(態様H)の現像装置を採用する。これによれば、上記実施形態について説明したように、メンテナンス性を向上させることができる。
5 現像装置
6 作像部(プロセスカートリッジ)
8 中間転写ベルト
51 現像ローラ
52 ドクターブレード
53 現像ローラ収容部
54 現像剤収容部
54a 第1現像剤収容部
54b 第2現像剤収容部
57 仕切壁
58 磁性板
58a 磁性板の対向面
58b 対向面の端部
59 連通口
70 押さえ部材
74 突起
75 現像上ケース
76 現像下ケース
80 連通口封止部材
81 枠体
82 シール部材
82a シール部材の折り返し部
100 画像形成装置
Claims (10)
- 現像剤担持体を収容する現像剤担持体収容部と、該現像剤担持体に供給する現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤担持体収容部と該現像剤収容部とを連通させる連通口を形成する枠体と、該連通口を覆うように長手方向一端部から他端部までを該枠体に接着され、且つ、該他端側で折り返されて該一端側まで延在するシール部材とを備え、該シール部材を該一端側から該連通口面と平行な方向に引き抜いて該枠体から剥がすことにより、該連通口の封止を解除する現像装置において、
上記シール部材の折り返された部分の浮き上がりを押さえる押さえ部材を設け、
上記現像剤担持体上の現像剤を規制する規制部材と、該現像剤担持体の表面移動方向に関して該規制部材の上流側で、該現像剤担持体に対向する対向面を有する磁性板とを有することを特徴とする現像装置。 - 請求項1の現像装置において、内部に上記現像剤担持体収容部が形成される現像上ケースと、内部に上記現像剤収容部が形成される現像下ケースとを有しており、上記押さえ部材を取り付けた該現像上ケースを、上記枠体及び上記シール部材を取り付けた該現像下ケースに設置することを特徴とする現像装置。
- 請求項2の現像装置において、上記現像上ケースを上記現像下ケースに設置する際に、上記押さえ部材が設置される方向における先端側の角を面取りしたことを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2又は3の現像装置において、上記連通口の長手方向端部が、上記磁性板の対向面の長手方向端部よりも外側に配置されることを特徴とする現像装置。
- 現像剤担持体を収容する現像剤担持体収容部と、該現像剤担持体に供給する現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤担持体収容部と該現像剤収容部とを連通させる連通口を形成する枠体と、該連通口を覆うように長手方向一端部から他端部までを該枠体に接着され、且つ、該他端側で折り返されて該一端側まで延在するシール部材とを備え、該シール部材を該一端側から該連通口面と平行な方向に引き抜いて該枠体から剥がすことにより、該連通口の封止を解除する現像装置において、
上記シール部材の折り返された部分の浮き上がりを押さえる押さえ部材を設け、
内部に上記現像剤担持体収容部が形成される現像上ケースと、内部に上記現像剤収容部が形成される現像下ケースとを有しており、上記押さえ部材を取り付けた該現像上ケースを、上記枠体及び上記シール部材を取り付けた該現像下ケースに設置し、
上記現像上ケースを上記現像下ケースに設置する際に、上記押さえ部材が設置される方向における先端側の角を面取りしたことを特徴とする現像装置。 - 請求項1、2、3、4または5の現像装置において、上記押さえ部材は上記枠体側に折り曲げられた部分を有することを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2、3、4、5または6の現像装置において、上記押さえ部材は樹脂製の薄板であることを特徴とする現像装置。
- 請求項1、2、3、4、5、6または7の現像装置において、上記シール部材としてポリエチレンテレフタレートを基材としたフィルムを用いたことを特徴とする現像装置。
- 潜像担持体と、該潜像担持体上に静電潜像を形成する潜像形成手段と、該静電潜像を現像する現像手段とを備えた画像形成装置において、上記現像手段として請求項1乃至7の現像装置を採用したことを特徴とする画像形成装置。
- 少なくとも潜像担持体と現像手段とが一体的に支持され、画像形成装置本体に対して脱着可能なプロセスカートリッジであって、上記現像手段として請求項1乃至7の現像装置を採用したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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