JP5332760B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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また、封止シールを隔壁から引き剥がした後の封止シールの固着面にある鋭利な断片や硬化した接着剤などが現像剤担持体の表面を傷つけてしまうおそれがない。
そして、現像動作中において、前記間隙は、現像剤で塞がれるので、そこから現像剤やトナーが飛散するおそれが最も少ない。
それに加え、ユーザ等が、封止シールを引き抜く際に、シール材の先端部に封止シールが接触するおそれが少なく、そのため、現像領域の露光領域側をシールするシール材の先端部を損傷してシール機能を損ねるおそれが少ない。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の内部構造の概略を正面視で示す構成説明図である。図中の符号1は、本発明の画像形成装置の一実施の形態として例示する4連タンデム型中間転写方式の画像形成装置であり、色材3原色であるイエロー、マゼンタ、シアンと、無彩色であるブラックの4色のトナーからフルカラーの画像を形成するカラープリンタである。このカラープリンタ1は、装置全体の筐体である装置本体10と、この装置本体10の上部に配置され、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のトナーに対応した4つのトナー容器を収容するトナー容器収容部2と、装置本体10の中央に配置され、前記4色のトナーからそれぞれの単色トナー像を形成する作像部3と、この作像部3の下方に配置され、作像部3のそれぞれの潜像担持体に静電潜像を書き込む露光部4と、作像部3の上方に配置され、作像部3で形成したトナー画像をシート材に転写する転写部5と、この転写部5の上方の一側面寄りに配置され、転写部5で転写されたトナー像をシート材に定着する定着部6と、装置本体10の最下部に配置され、被転写材であるシート材を転写部5に給紙する給紙部7と、装置本体10の上面に形成され、定着部6で画像が定着されたシート材をスタックする排紙部8などから構成されている。
なお、転写バイアス印加手段として、転写チャージャを用いた非接触方式のものでもよいが、本実施の形態では、転写チリの発生が少ない1次転写ローラが採用されている。
次に、プリンタ1の作像ユニットの構成について説明する。
図2は、図1のイエロー用の作像ユニット付近を拡大して示す鉛直断面図である。前述のように、カラープリンタ1は、中間転写ベルト50の下面に沿って表面移動方向上流側からイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順番に4つの作像ユニット3Y,3M,3C,3Kが配設されている(図1参照)。これらの作像ユニット3Y,3M,3C,3Kは、使用するトナーの色が相違するだけで略同様な構成となっているので、最上流に配設されたイエロー用の作像ユニット3Yを例に挙げて説明し、他は説明を省略する。
次に、本発明の実施例1に係る現像装置の構成について図2、図3を用いて説明する。
図3は、本発明の実施例1に係る現像装置の構成及び封止シールの配設経路を主に示す鉛直断面図である。図2及び図3に示すように、実施例1に係る現像装置31Yは、本発明の現像装置の一実施例として例示する2成分現像剤を用いた2軸搬送方式の現像装置であり、主にトナーとキャリアからなる粉体状の2成分現像剤を収容し、装置全体の筐体であるハウジング31Yaと、このハウジング31Yaに軸支され、図の矢印法方向に回転駆動し、現像剤を担持する現像剤担持体である現像ローラ31Ybと、この現像ローラ31Ybに間隙dを介して対向配置され、現像ローラ31Ybに担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材であるドクタブレード31Ycと、2成分現像剤のトナー濃度を検知する濃度検知手段である濃度センサ31Yd(図2参照)と、から主に構成されている。
なお、図5及び図6に示すように、下ケース33Yは両端部が上方に突出した形状となっており、その突出した部分で現像ローラ31Ybの回転軸が軸支される。
次に、現像装置の動作について図2及び図3を用いて説明する。
ハウジング31Ya内の現像剤Gは、濃度センサ31Yd(図2参照)で現像剤中のトナー濃度が測定されており、トナー濃度が低下すると消費トナーに応じて図示しない制御手段の指令によりトナー補給口31Yfを介してトナー容器2Yからトナーが補給され、トナー濃度が所定範囲内に制御・調整されている。先ず、現像剤Gは、スクリュー33Ycで第1の現像剤搬送路33Ya内を混合・撹拌されながら搬送されて行き、連通孔35Yaを通過して第2の現像剤搬送路33Ybへ搬送される。そして、スクリュー33Ydで搬送方向を変えて第2の現像剤搬送路33Yb内を搬送されて行くと共に、現像ローラ31Ybに担持される。現像ローラ31Ybに担持されない現像剤Gは、もう一方の連通孔35Yaを通過して第1の現像剤搬送路33Yaの始端付近へ循環する。
次に、作像ユニットの動作について図2を用いて説明する。
先ず、帯電ローラ30Yaにより感光体ドラムYの外周表面を均一に所定の極性に帯電し、この帯電ローラ30Yaの感光体ドラムYの回転方向下流域において、露光部4により画像情報に基いてレーザ光を照射し、一様に帯電させた感光体ドラムYの表面電位を照射した部分だけ低下させることにより静電潜像を形成する。そして、前記のように現像装置31Yで静電潜像をトナー像化して現像する。このトナー像は、感光体ドラムYの回転に伴って1次転写ニップに移動し、そこで、1次転写ローラ55Yから1次転写バイアスが印加され、クーロン力により中間転写ベルト50へ転写される。そして、1次転写後も感光体ドラムYの外周表面に付着する1次転写残トナーが、クリーニング装置32Yでクリーニングされ、再度の画像形成に備えられる。
次に、カラープリンタ1の画像形成動作について図1を用いて説明する。
先ず、前述のように、作像ユニット3Yにおいてイエローの単色トナー像が感光体ドラムY上に形成される。続いて、1次転写ニップまで感光体ドラムYを回転させ、そこで、1次転写ローラ55Yにより、トナーの極性とは逆極性(例えば、プラス)の1次転写バイアスを印加し、静電引力により中間転写ベルト50にイエロー単色のトナー像を転写する。これと同様に、その他の作像ユニット3M,3C,3Kにおいても単色トナー像の画像形成が行われると共に、中間転写ベルト50の回転のタイミングに合わせてイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの順番で1次転写が行われ中間転写ベルト50上に重畳されて、フルカラーのトナー像が形成される。
次に、実施例1に係る封止シール、及びその封止シールの現像装置への配設、並びにその経路について図4〜図6、及び図3を用いて説明する。図4は、実施例1に係る隔壁の連通孔付近を示す斜視図、図5は、実施例1に係る下ケースに隔壁をセットする前の状態を示す斜視図、図6は、図5のセット後の状態を示す斜視図ある。
封止シールSは、図5及び図6に示すように、連通孔35Yaの開口幅より少し広く、開口高さよりかなり長い余剰代を有する帯状の樹脂フィルムからなり、図4に示すように、ハウジング31Yaとは別体に作られた隔壁35Yの連通孔35Yaの周り(図中の点描部分は、熱溶着の範囲を示す)に、その一端付近の所定範囲が機械式の熱溶着器具(図示せず)により熱溶着されて固着されている。そして、図5及び図6に示すように、この封止シールSが熱溶着された状態の隔壁35Yをハウジング31Yaの下ケース33Yの嵌合スリット33Yeに押し込むことにより隔壁35Y及び封止シールSがハウジング31Yaに嵌合・セットされる。
このように塞ぎ部材Pを圧入してスリットS1を塞いだ後は、第1の現像剤搬送路33Yaの始端付近の上方に設けられたトナー補給口31Yf(図2参照)を介して現像剤Gが第1の現像剤搬送路33Yaにだけ充填される。このとき、スクリュー33Ycを回転駆動させることで第1の現像剤搬送路33Ya全体に満遍なく現像剤Gを充填することができる。また、本実施の形態に係る上ケース34Yのトナー補給部34Yaは、図3に示すように、その天井高が一般の現像剤搬送路の2倍、即ち、第1の現像剤搬送路33Yaの容積が2倍となるように設計されているので、第1の現像剤搬送路内にだけ現像剤を充填しても、封止シールSを撤去した後に、第2の現像剤搬送路33Ybも充填させる分だけの現像剤を充填できるようになっている。このように現像剤が充填された現像装置31Yは、出荷されてユーザ等がカラープリンタ1に装着する際に、封止シールSのスリットS1から外部に露出する余剰代を掴んで引張って隔壁35Yの連通孔35Yaから封止シールSを引き剥がすことにより第1の現像剤搬送路33Yaと第2の現像剤搬送路33Ybとが連通して現像剤が循環可能となり、現像装置31Yが使用できるようになる。
3 作像部
3Y,3M,3C,3K 作像ユニット
31Y 現像装置
31Ya ハウジング
31Yb 現像ローラ(現像剤担持体)
31Yc ドクタブレード(層厚規制部材)
31Ye 開口部(現像剤担持体用の開口)
31Yf トナー補給口
33Y 下ケース(第1のハウジング)
33Ya 第1の現像剤搬送路(現像剤搬送路)
33Yb 第2の現像剤搬送路(現像剤搬送路)
33Yc,33Yd スクリュー(撹拌搬送部材)
33Ye 嵌合スリット
34Y 上ケース(第2のハウジング)
35Y 隔壁
35Ya 連通孔
S1,S2 スリット
P 塞ぎ部材
S 封止シール
X 出隅部
Y 先端部
Claims (2)
- 装置全体のハウジングと、
このハウジングに回転可能に軸支されて現像剤を担持する現像剤担持体と、
両端部付近にそれぞれ現像剤を循環させるための連通孔を有する隔壁で互いに隔てられ、前記ハウジング内に前記現像剤担持体の回転軸と平行に形成された複数の現像剤搬送路と、前記現像剤担持体に所定距離の間隙を介して対向配置され、前記現像剤担持体に担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材と、が備えられ、
前記連通孔を介して現像剤が前記複数の現像剤搬送路間を循環しながら前記現像剤担持体に現像剤を供給する現像装置において、
前記隔壁は、前記ハウジングとは別体に形成されて、引き剥がす際に掴むための余剰代を有する封止シールが前記連通孔を塞ぐようにそれぞれ固着された後、その固着した面が前記現像剤担持体側となるように、前記ハウジングに取り付けられ、
前記封止シールは、前記隔壁との固着面が引き剥がす際に前記現像剤担持体側とならないルートを通るとともに、その余剰代が前記間隙から外部へ露出されており、この余剰代を掴んで引張って前記連通孔から前記封止シールを引き剥がすことにより前記複数の現像剤搬送路間が連通して現像剤が循環可能となるものであり、
前記ハウジングの前記層厚規制部材側の外部には、前記現像剤担持体用の開口の層厚規制部材側の現像領域を封止するシール材が、該シール材を支持固定するシール材固定部材を介して取り付けられ、該シール材固定部材の出隅部は、前記シール材の先端部より前記現像剤担持体に近接配置されていることを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置が備えられていることを特徴とする画像形成装置。
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