JP6071513B2 - 画像処理装置、画像形成装置、それらの方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像形成装置、それらの方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置に接続されるプリントサーバである画像処理装置において最適なキャリブレーションを実施するための方法に関する。
一般に、画像形成装置であるプリンタ装置において、プリンタ装置が設置される環境の影響により印刷特性が変化することが知られている。主に、設置環境の温度や湿度の変化、また装置を使用し続けることによる経年変化、装置の部品交換などが原因となる。印刷特性が変化することで出力される印刷物の濃度や色味が変化してしまい、安定した印刷結果を得られないという問題が発生する。例えば、印刷物が商品となるプロダクション市場において、安定した印刷結果を得ることは非常に重要な課題となっている。そのため、変化する印刷特性を一定に保つために、キャリブレーション処理が行われる。
キャリブレーション処理を実施することで、予めプリンタ装置内部で定められたターゲットの印刷特性に合わせるよう補正がなされる。ここで、印刷特性は、ベタ特性と中間調特性を含む。ベタ特性についてのキャリブレーションは、例えば、画像形成時のレーザー強度やデバイス電圧などを調整することにより、プリントされる画像のベタ濃度を安定化することができる。また、中間調特性についてのキャリブレーションは、例えば、テストプリントの結果に基づいて階調補正ルックアップテーブル(LUT)を更新することにより、プリントされる画像の中間調濃度を安定化することができる。
なお、キャリブレーション処理は基本的にユーザの指示により実行されるが、実行されるタイミングはユーザ任せとなってしまい、適切なタイミングで実施されない可能性がある。よって例えば、長時間キャリブレーションが実施されないとプリンタ装置の特性変化が蓄積され適切な印刷結果が得られない問題が発生する。そのため、プリンタ装置におけるキャリブレーションの実行タイミングを一律に管理するための技術が提案されている(特許文献1参照)。この特許文献1では、キャリブレーションを実施してからの経過時間を管理し、所定時間以上経過した場合には、ユーザにキャリブレーション実施するよう促す警告を表示することが開示されている。
特開2000−318266号公報
一方、プリンタ装置およびプリンタ装置に接続されるプリントサーバを用いて印刷を行うシステムでは、それぞれの装置で独立したキャリブレーション処理を実施することが可能となっている。このどちらのキャリブレーション処理もプリンタ装置の印刷特性を補正するために行われる。しかし、プリントサーバのキャリブレーション処理は、プリント装置のキャリブレーション処理が実施された上でさらに高精度を求めるために実施されるものであり、プリンタ装置側の印刷特性が一定の状態に保たれていないと適切な効果を奏しない。
そのため、例えば、経過時間に基づいて、プリントサーバのキャリブレーション処理の実施タイミングを管理しても、プリンタ装置のキャリブレーション処理が実施されてしまうと、プリンタ装置側の印刷特性が変更されてしまう。よって適切に補正された印刷結果が得られない恐れがある。また、プリンタ装置は、ユーザが任意にキャリブレーションを実施する処理に加え、プリンタ装置内部で印刷特性の補正が自動的に行われる処理を搭載した装置も存在する。そのような場合にも、プリンタ装置側の印刷特性が変更されるため、適切に補正された印刷結果が得られない恐れがある。
本発明の画像形成装置は、画像を形成するためのデータを送信するプリントサーバーと接続され、かつ、画像形成部を有する画像形成装置であって、前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータである第1の補正データを生成する第1のキャリブレーションを実行する第1のキャリブレーション実行手段と、前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータであり前記第1の補正データとは異なる第2の補正データを生成する第2のキャリブレーションを前記プリントサーバーにおいて実行する必要があるか否かを、今回の前記第1のキャリブレーションの実行で得られた階調補正データと、前回の前記第2のキャリブレーションの実行が必要であると判定された時点の前記第1のキャリブレーションの実行で得られた参照階調補正データとの差分量を用いて判定する判定手段と、前記判定手段により、前記第2のキャリブレーションを実行する必要があると判定された場合に、ユーザに第2のキャリブレーションを実行するよう促す処理を前記プリントサーバーに行なわせるための通知を前記プリントサーバーに出力する通知手段と、を備えることを特徴とする。
以上本発明によれば、画像形成装置におけるキャリブレーションの実行結果を用いて、画像処理装置においてキャリブレーションを実行する必要があるか否かを判定する。必要と判定されればユーザに画像処理装置におけるキャリブレーションの実行を促すことが可能になる。
それにより、プリンタの特性が変化していて、画像処理装置におけるキャリブレーションの補正が適切に行われていない場合には、その旨をユーザに促す。これにより、出力されるデータに対して適切に補正が施されるよう画像処理装置にてキャリブレーションを実行させることが可能になる。
印刷システムの構成図である。 実施形態1におけるプリントサーバの制御部のモジュール構成図である。 実施形態1におけるプリンタ装置の制御部のモジュール構成図である。 実施形態1におけるプリンタ装置の第一キャリブレーション処理のフローを示す図である。 実施形態1におけるプリントサーバの第二キャリブレーション処理のフローを示す図である。 実施形態1におけるプリンタ装置の第一キャリブレーション結果判定および結果通知フローを示す図である。 実施形態1におけるプリンタ装置の第一キャリブレーション結果判定の具体的な処理フローを示す図である。 実施形態1におけるプリンタ装置の第一キャリブレーション結果通知の具体的な処理フローを示す図である。 実施形態1におけるプリントサーバの処理フローを示す図である。 実施形態1における濃度階調補正データの生成を説明するための図である。 実施形態1における第二キャリブレーション警告の一例を示す図である。 実施形態1における第二キャリブレーション警告の一例を示す図である。 実施形態2におけるプリンタ装置の制御部のモジュール構成図である。 実施形態2におけるプリンタ装置の第一キャリブレーション結果判定の具体的な処理フローを示す図である。 実施形態2におけるプリンタサーバの第二キャリブレーション経過時間管理部の処理フローを示す図である。 実施形態2における第二キャリブレーション警告の一例を示す図である。 実施形態3におけるキャリブレーション結果判定の処理フローを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
[実施形態1]
<印刷システムの全体構成>
図1は、本実施形態に係る印刷システム構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態の印刷システムは、プリントサーバ1、専用I/F部を介してプリントサーバ1と直接接続されているプリンタ装置2、およびネットワーク5を介してプリントサーバ1と接続されているクライアントPC3を備える。また、本実施形態のプリントサーバ1には、外部スキャナ装置4はUSBI/F部など専用I/F部を介して接続されてもよい。
クライアントPC3は、ユーザからの指示を受け付けるキーボードやマウスなどの入力部(不図示)、ディスプレイなどの表示部(不図示)、汎用的な処理を実行制御するPCコントローラ(不図示)を備えている。通常、プリントサーバ1からプリンタ管理アプリケーションが提供されており、それをクライアントPC3にインストールすることで、ユーザは、プリンタ管理アプリケーションから印刷ジョブの投入や各種設定を実行できる。
<プリントサーバの構成>
プリントサーバ1は、図1に示すように、ネットワークI/F部101、制御部102、画像圧縮伸長処理部103、画像メモリ104、制御系I/F部105、および画像系ビデオI/F部106を備えている。
ネットワークI/F部101は、ネットワーク5を介して外部接続されているクライアントPC3との通信制御を行う。
制御部102は、CPU、HDD、メモリ(不図示)で構成され、投入された印刷ジョブの解析、画像データへの展開処理、後述のプリントサーバにおける階調補正処理などを行う。さらに、制御部102は、プリンタ装置2での印刷制御に必要な情報を、制御系I/F部105を介してプリンタ装置2へ送信し、また、展開した画像データを順次画像圧縮伸長処理部103へ送信する。また、制御部102は、階調補正処理用のルックアップテーブル(LUT)を更新するキャリブレーション処理の実行を制御する。
画像圧縮伸長処理部103は、制御部102にて展開された画像データを必要に応じて圧縮し、画像メモリ104へ保存する。さらに画像メモリ104に保存された画像データを伸長し、画像系ビデオI/F部106を介してプリンタ装置2へ送信する。
<プリンタ装置の構成>
プリンタ装置2は、プリンタ部115、スキャナ部116、操作部117、制御系I/F部108、画像系ビデオI/F部109、制御部110、画像圧縮伸長処理部111、画像メモリ112、プリンタI/F部113およびスキャナI/F部114を備える。
制御系I/F部108は、プリントサーバ1の制御系I/F部105から印刷ジョブに関係する制御情報を送受信する。
画像系ビデオI/F部109は、プリントサーバ1の画像系ビデオI/F部106から画像データを送受信する。
制御部110は、CPU、HDD、メモリ(不図示)で構成され、制御系I/F部108および画像系ビデオI/F部109からのデータを受け取り、プリンタ部115から出力可能なデータへ変換する処理などを行う。画像系ビデオI/F部109から送信された画像データを、制御系I/F部108から送信された制御情報およびプリンタ内部で保持している設定情報を基に、画像データを加工し、画像圧縮伸長処理部111へ送信する。また、制御部110は、後述の階調補正処理を行い。さらに、制御部110は、後述のターゲットの印刷特性に合わせるためのプリンタ装置におけるキャリブレーション処理の実行を制御する。
画像圧縮伸長処理部111は、制御部110から送信された画像データを必要に応じて圧縮し、画像メモリ112へ保存する。さらに画像メモリ112に保存された画像データを伸長し、プリンタI/F部へ送信する。
プリンタI/F部113は、プリンタ部115と接続されており、画像データをプリンタ部115へ送信する。
スキャナI/F部114は、スキャナ部116と接続されており、スキャナ部116からスキャンされた画像データを、画像圧縮伸長処理部111へ送信する。
操作部117は、ユーザからの印刷設定やキャリブレーション実施の指示を受け付ける図示しない入力部と、ユーザへ情報を提示する図示しない表示部から成り、制御部110と接続されている。制御部110は、操作部117から送信される情報に応じて必要な処理を実行し、また操作部117に対してユーザに提示する必要な情報を送信する。
<プリントサーバにおける制御部の構成>
図2は、本実施形態におけるプリントサーバ1における制御部102のソフトウェアモジュール構成に関するブロック図である。制御部102のソフトウェアモジュールは、通常、制御部102のHDD内に記憶されており、必要に応じてメモリに読み出されてCPUによって処理が行われる。また、制御部102のソフトウェアモジュールは、印刷ジョブ解析部201、印刷データ処理部202、印刷データ転送部203、第二キャリブレーション制御部204、第二キャリブレーション受信部205および第二キャリブレーション警告部206を含む。
印刷ジョブ解析部201は、クライアントPC3からネットワークI/F部101を介してユーザからの印刷指示を受け取り、印刷ジョブを解析し、印刷ジョブに含まれる印刷設定情報を読み出す。ここで言う印刷設定情報とは、主に印刷に使用される用紙情報に関する設定や、ユーザの好みに応じた出力を実現するための画像処理や印刷プロファイルなどの画像機能に関する設定や、印刷フィニッシング処理に関する情報などを指す。
印刷データ処理部202は、印刷ジョブ解析部201によって読み出された各設定に応じて、プリントサーバ側で必要な印刷データの処理を行う。例えば、印刷データ処理部202は、後述の第二キャリブレーション制御部によって生成された階調補正LUTを用いて、階調補正処理を行う。
印刷データ転送部203は、印刷データ処理部202によって処理された印刷データを、プリンタ装置2へ転送する。画像データは、画像圧縮伸長処理部103、画像メモリ104、画像系ビデオI/F部106を介して、また印刷処理のための制御情報は、制御系I/F部105を介してプリンタ装置2へ送信される。
第二キャリブレーション制御部204は、プリントサーバ1におけるキャリブレーション処理(第二キャリブレーション処理)を制御実行して、階調補正LUTを生成する。第二キャリブレーション実行の詳細は後述する。
第二キャリブレーション受信部205および第二キャリブレーション警告部206は、プリンタ装置2から第二キャリブレーションを実行する必要があるという通知を受信し、第二キャリブレーション実行をユーザに促すための警告を行う処理である。処理の詳細は後述する。
<プリンタ装置における制御部の構成>
図3は、本実施形態におけるプリンタ装置2における制御部110のソフトウェアモジュール構成に関するブロック図である。制御部110のソフトウェアモジュールは、通常、制御部110のHDD内に記憶されており、必要に応じてメモリに読み出されてCPUによって処理が行われる。制御部110のソフトウェアモジュールは、印刷データ受信部301、印刷データ処理部302、ビットマップデータ展開部303、ビットマップデータ転送部304を含む。また、制御部110のソフトウェアモジュールは、第一キャリブレーション制御部305、第一キャリブレーション結果判定部307および第一キャリブレーション結果通知部308を含む。
印刷データ受信部301は、プリントサーバ1から、制御系I/F部108および画像系ビデオI/F部109を介して印刷データを含む印刷ジョブを受信する。
印刷データ処理部302は、プリンタ装置側で必要な印刷処理を行う。例えば、印刷データ処理部302は、後述の第一キャリブレーション制御部によって生成された階調補正LUTを用いて、階調補正処理を行う。
続いてビットマップデータ展開部303は、印刷データ処理部302で処理された印刷データをプリンタが印刷可能なビットマップデータに展開する。
ビットマップデータ転送部304は、ビットマップデータ展開部303で展開した印刷データをプリンタ部115へ転送する。印刷データは、制御部110から画像圧縮伸長処理部111、画像メモリ112、プリンタI/F部113を介してプリンタ部115へ転送され、印刷処理が行われる。
第一キャリブレーション制御部305は、プリンタ装置2におけるキャリブレーション処理(第一キャリブレーション処理)を制御実行し、階調補正LUT(第一キャリブレーションの実行結果)を生成する。第一キャリブレーション実行の詳細は後述する。
LUT保存部306は、第一キャリブレーション制御部305によって生成された階調補正LUTを保存する。この階調補正LUTは、印刷データ処理部302において濃度階調補正するために使用される。また、LUT保存部306は、後述の第一キャリブレーション結果判定に使用される参照階調補正LUTを保存している。
第一キャリブレーション結果判定部307は、今回第一キャリブレーション制御部305によって生成された階調補正LUTと、LUT保存部306に保存されている参照階調補正LUTと比較し、第二キャリブレーションを実行する必要があるか否かを判定する。ここで、判定に使用される参照階調補正LUTは、前回第一キャリブレーション制御部305によって生成された階調補正LUTである。また、判定の後、今回第一キャリブレーション制御部305によって生成された階調補正LUTを用いて参照階調補正LUTを更新し、更新後の参照階調補正LUTは次回の第一キャリブレーション結果判定に使用される。また、本発明のより好適な実施態様としては、判定に使用される参照階調補正LUTは、前回第二キャリブレーションを実行する必要があると判定された時点の第一キャリブレーションで生成された階調補正LUTとすることが望ましい。更新手段としては、第二キャリブレーションを実行する必要があると判定された場合のみ、LUT保存部306は第一キャリブレーション制御部305によって生成された階調補正LUTを用いて参照階調補正LUTを更新する。更新後の参照階調補正LUTは、今回の第二キャリブレーションが実行される時点のプリンタ装置側の階調補正LUTであり、次回の第一キャリブレーション結果判定に使用される。
第一キャリブレーション結果通知部308は、第一キャリブレーション結果判定部307において判定された結果を必要に応じてプリンタ装置2へ通知する。これらの処理についての詳細は後述する。
<プリンタ装置における第一キャリブレーション処理>
ここで、プリンタ装置2で行われる第一キャリブレーション処理について、図4および図10を参照して説明する。
図4は、第一キャリブレーション処理のフローを表すフローチャートである。第一キャリブレーション処理はプリンタ装置2における第一キャリブレーション制御部305において実行される。第一キャリブレーション処理の実行は、プリンタ装置2の操作部117より、ユーザによってキャリブレーション実行ボタンが押下されることで開始される。
ステップS401において、ユーザによってベタ濃度テストプリント出力ボタンが押下されると、第一キャリブレーション制御部305はベタ濃度テストプリントを印刷出力する。具体的には、操作部117から制御部110にベタ濃度テストプリントの実行情報が送られ、濃度テストプリントの画像データを、画像圧縮伸長処理部111、プリンタI/F部113を介してプリンタ部115から出力する。ここで、濃度テストプリントの画像データは、プリンタで使用される4色のトナー(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)の最大ベタ(入力データ8ビットでは255)のパッチが印字されたチャートである。
ステップS402において、第一キャリブレーション制御部305は、ステップS401で出力したチャートをプリンタ装置2に接続されているスキャナ部116で読み込む。ユーザによってスキャナ部116に出力したチャートが置かれ、操作部117よりスキャンボタンが押下されると、スキャナ部116はチャートを光学的に読み込みデジタルデータへ変換する。さらに、スキャナI/F部114、読み込んだデータを、画像圧縮伸長処理部111を介して制御部110へ送信する。ここで、読み込む装置はスキャナ部116に限らず、プリンタ内部でカラーデータもしくは濃度を読み込むセンサが搭載されている場合には、そのセンサを用いても良い。
さらに、ステップS403において、第一キャリブレーション制御部305は、スキャナ部116によって読み込まれたテストチャートから、現在のプリンタから出力される最大濃度(ベタ濃度)を取得する。そして、第一キャリブレーション制御部305は、予めプリンタ装置2に記憶されているプリンタのベタ濃度ターゲットとなるよう補正を行う。補正手段としては、例えばプリンタ部115のデバイスの一部であるレーザー強度を調整する方法などがある。
続いて、ステップS404において、ユーザによって中間調濃度テストプリント出力ボタンが押下されると、第一キャリブレーション制御部305は中間調濃度テストプリントを出力する。操作部117から制御部110に中間調濃度テストプリントの実行情報が送られ、中間調濃度テストプリントの画像データを、画像圧縮伸長処理部111、プリンタI/F部113を介してプリンタ部115から出力する。ここで、中間調濃度テストプリントの画像データは、4色のトナーの階調データが並べられたパッチが印字されたチャートである。
ステップS405において、第一キャリブレーション制御部305は、ステップS404で出力したチャートをプリンタ装置2に接続されているスキャナ部116を用い、前述のベタ濃度テストプリントの画像データを読み込むのと同じ手順で読み込む。読み込む装置はスキャナ部116に限らず、プリンタ内部でカラーデータもしくは濃度を読み込むセンサが搭載されている場合には、そのセンサを用いても良い。
ステップS406において、第一キャリブレーション制御部305は、ステップS405で読み込まれたプリンタエンジンの濃度階調特性が、予めプリンタ装置2に記憶されているプリンタエンジンの濃度階調特性ターゲットとなるよう補正を行う。補正手段としては、デジタル入力階調値に対する濃度の出力が濃度階調特性ターゲットに合うようにLUTを生成する。ここで生成されたLUTは、印刷ジョブが実行される時、プリンタ装置側の印刷データ処理部302において入力階調値を補正するためのデータ処理に使用される。
図10(a)は、それぞれの入力階調値に関してステップS405で読み込まれた濃度データと目標値となるターゲット濃度との関係を表す一例である。図中の破線で示した曲線は、入力階調値とそれぞれの階調において目標値となるターゲット濃度の関係を表す濃度階調ターゲットデータである。同じく実線で示した曲線は、ステップS405において読み込まれた時点でのプリンタエンジンの濃度階調特性を表している。
また、図10(b)は、ステップS406において演算される入出力信号値(入出力階調値)の関係を表した一例である。この関係が、入力階調値に対して目標値となる濃度が出る階調値となるよう階調値を補正するための階調補正LUTとなる。なお、図10(b)において一点破線で示した45度の直線は、階調補正なしの場合を表した参照線となる。
<プリントサーバにおける第二キャリブレーション処理>
次に、プリントサーバ1で行われる第二キャリブレーション処理について、図5を参照して説明する。図5は、第二キャリブレーション処理のフローを表すフローチャートである。第二キャリブレーション処理はプリントサーバ1における第二キャリブレーション制御部204によって制御され、プリントサーバ1およびプリンタ装置2の両デバイスを用いて実行される。第二キャリブレーションの実行は、ユーザによってクライアントPC3の図示しない操作部よりキャリブレーション実行ボタンが押下されることで開始される。
ステップS501において、ユーザによってキャリブレーションチャート出力ボタンが押下されると、第二キャリブレーション制御部204はキャリブレーションチャートの印刷データをプリンタ装置2へ転送し印刷する。クライアントPCからネットワークI/F部101を介して制御部102にキャリブレーションチャートの実行情報が送られる。次に、プリントサーバ1に保存されているキャリブレーションチャートの画像データを、画像圧縮伸長処理部103、画像系ビデオI/F部106を介してプリンタ装置2に送信する。さらに、プリンタ装置2は画像系ビデオI/F部109を介して制御部110にて受信したキャリブレーションチャートの画像データを、画像圧縮伸長処理部111、プリンタI/F部113を介してプリンタ部115に送信し、印刷出力する。ここで、キャリブレーションチャートは、4色のトナーの最大ベタを含む階調データが並べられたパッチが印字されたチャートである。
ステップ502において、第二キャリブレーション制御部204は、ステップS501で出力されたキャリブレーションチャートをプリントサーバ1に接続されているスキャナ装置4で読み込む。ここで使用するスキャナ装置4は、例えば印刷物の濃度を計測可能な測色機器とすることができる。出力されたキャリブレーションチャートは、ユーザによって操作されるスキャナ装置4からUSBI/F部107を介して制御部102へ濃度情報が読み取られる。
あるいは、プリンタ装置2に接続されているスキャナ部116を使用して濃度データを読み込み、プリントサーバ1へ読み込んだ濃度データを送信しても良い。その際は、プリンタ装置2のスキャナ部116にユーザによってキャリブレーションチャートが置かれ、さらに操作部117から読み込み実行ボタンが押下される。するとスキャナ部116はチャートを光学的に読み込みデジタルデータへ変換する。スキャナI/F部114、画像圧縮伸長処理部111、制御部110に読み込まれたデータは、制御系I/F部108を介してプリントサーバ1へ送られる。プリントサーバ1では、制御系I/F部105を介して制御部102にデータが送信される。
ステップS503において、第二キャリブレーション制御部204は、ステップS502で読み込まれたプリンタエンジンの濃度階調特性が、予めプリントサーバ内部に記憶されているプリントサーバの濃度階調特性ターゲットとなるよう補正を行う。補正手段としては、デジタル入力階調値に対する濃度の出力が濃度階調特性ターゲットに合うようにLUTを生成する。ここで生成されたLUTは、印刷ジョブが実行される時、プリントサーバ側の印刷データ処理部202において入力階調値を補正するためのデータ処理に使用される。
ここで、プリンタ装置で実行される第一キャリブレーションとプリントサーバで実行される第二キャリブレーションの違いについて説明する。第一キャリブレーションおよび第二キャリブレーション共に、現在のプリンタエンジン特性を検知し狙ったターゲット通りの出力になるように補正し、印刷物の出力を常に安定した状態に保つことを目的としている。ただし、それぞれターゲットとする階調データおよび前提条件が異なる。
第一キャリブレーションはプリンタ装置で実行されるキャリブレーションであり、プリンタエンジンメーカーが各社の設計思想に基づく対象エンジンの最大濃度および階調ターゲットデータを規定している。例えば、濃度がリニアに変化する階調、また明度がリニアに変化する階調といったターゲットを採用することが一般的に知られている。また、第一キャリブレーションの補正は、プリントサーバからの印刷、プリントサーバを介さないプリンタドライバからの印刷、コピー、FAX等プリンタ装置から印字出力されるあらゆる印刷ジョブの処理に適用される。
第二キャリブレーションはプリントサーバで実行されるキャリブレーションであり、第一キャリブレーションと異なり、プリントサーバメーカーが各社の設計思想に基づく濃度および階調ターゲットデータを規定している。第二キャリブレーションの補正は、プリントサーバからの印刷ジョブに対してのみ適用されるため、第一キャリブレーションのターゲットと同じターゲットにする必要性はない。ここで注目すべきは、以下の点である。プリントサーバからの印刷ジョブは、まずプリントサーバ内の印刷データ処理時に第二キャリブレーションの補正が為され、さらにプリンタ装置にデータが転送されてからプリンタ装置内の印刷データ処理時に第一キャリブレーションの補正が為されるという点である。また、ステップS501にて出力されるキャリブレーションチャートは、第一キャリブレーションの補正が施された状態で出力される。つまり、第二キャリブレーションによる補正が行われる前提条件として、第一キャリブレーションによる補正結果を含むエンジン状態が一定であることが必要となる。言い換えると、例え第二キャリブレーションによる補正が実施された直後であっても、その後に第一キャリブレーションが実施されてプリンタにおける補正によるエンジン特性の変化が発生してしまうと、第二キャリブレーションの補正精度は低下することになる。
上記課題を解決するために、第一キャリブレーションの結果に基づき、第二キャリブレーションの実行を行う必要があるか否かを判定し、ユーザに警告を行うシステムを構築する。以下、本実施形態に係るシステムの詳細を、図6〜9、11、および12を参照して説明する。
<第一キャリブレーション結果判定および結果通知>
図6は、本実施形態に係るプリンタ装置2の第一キャリブレーション結果判定および結果通知フローを表すフローチャートである。
まず、ステップS601において、プリンタ装置2が第一キャリブレーションを実施したか否かを判定する。第一キャリブレーションが実施されたと判定した場合(ステップS601でYES)、次のステップS602に進む。そうでない場合は(ステップS601でNO)、フローの先頭に戻る。
ステップS601で第一キャリブレーションが実施されたと判定した場合、続いてステップS602において第一キャリブレーション結果を基に、第二キャリブレーションを実行する必要があるか否かの判定を行う。この判定処理は、今回第一キャリブレーション制御部305によって生成された階調補正LUTと、LUT保存部306に保存されている基準階調補正LUTと比較することにより行われる。また、第二キャリブレーションを実行する必要があると判定された場合、LUT保存部306は第一キャリブレーション制御部305によって生成された階調補正LUTを、次回の第一キャリブレーション結果判定に使用される参照階調補正LUTとして保存する。ステップS602の判定処理の詳細は図7を参照して後述する。
さらに、ステップS603において、ステップS602で判定された結果に基づき、プリントサーバ1への通知実行を行う。プリンタ装置2の制御部110から制御系I/F部108、105を介してプリントサーバ1の制御部102へ通知情報を送信する。
続いて、図7を参照して第一キャリブレーション結果判定ステップS602の判定処理の詳細を説明する。本処理は、第一キャリブレーション結果判定部307によって実行される。
まず、ステップS701において、LUT保存部に保存されている参照階調補正LUTを読み込む。
次に、ステップS702において、今回実行した第一キャリブレーションの濃度階調補正データ、すなわち階調補正LUTを読み込む。
続いて、ステップS703において、2つの濃度階調補正データの差分量を取得する。ここで、差分量とは2つの濃度階調補正データの相対的な差分が明確になる値であれば良く、差分量はどのように取得されても良い。例えば、2つの濃度階調補正データの各入力信号値に対する出力値の差分の総和量を差分量として取得する方法などが挙げられる。さらに、階調濃度に応じて差分値に重み付けをすることで、例えばハイライト領域など特定領域の影響を強くする方法も有効である。なぜなら、ハイライト領域の特性の変化はシャドウ領域の変化に比べ人は敏感に感知することができるためである。
次に、ステップS704において、ステップS703で取得した差分量が、第一キャリブレーション結果判定部307において予め設定され保存されている閾値より大きいか否かを比較する。
ここでは、閾値を閾値Aとする。差分量が閾値Aよりも大きい場合(ステップS704でYES)、今回の第一キャリブレーションによって更新された階調補正LUTが参照階調補正LUTと比較し大きく変化している。そのため、第二キャリブレーションの実行が必要であると判定し、ステップS705へ進み、プリントサーバ1へ通知が必要と判定する。
一方、差分量が閾値Aよりも小さい場合(ステップS704でNO)、第一キャリブレーションによって更新された階調補正LUTが参照階調補正LUTと比較してほぼ変化がない。そのため、第二キャリブレーションの実行は必要ないと判定し、ステップS706へ進み、プリントサーバ1への通知は不要であると判定する。
閾値Aの大きさは、必要に応じて予め設定される。例えば、プリンタ装置内部で自動実行される濃度補正処理などは、ユーザがその実行タイミングを把握することは難しく、また、大きく濃度が変化するような補正は掛らないことが一般的である。そのため、そういった補正が実行された場合は通知が不要であるように閾値Aを設定することで、ユーザへの警告を必要以上に行わないよう制御できる。
ここで、第一キャリブレーションの濃度階調補正データの差分量に応じて第二キャリブレーション実行の必要性を判定する理由を述べる。第一キャリブレーションを実行することで、プリンタエンジンはターゲットとなるエンジン特性の出力になるように補正される。そのため、第一キャリブレーションを実行すれば、第二キャリブレーションは実行する必要がないように思われるかもしれない。しかし、第一キャリブレーションで補正が行えるのは各トナーの単色の階調濃度に対してのみである。一般的なカラープリンタは、複数のトナーを網点状態で重ね合わせて出力することで、擬似的に様々な色を表現している。それぞれのトナーの濃度階調をターゲット濃度に合うように補正を行えたとしても、補正前のプリンタ特性が前回時のそれと比較して大きく変化した状態では、複数のトナーで表現する色が同じ色にならない可能性が高い。2つの濃度階調補正データの差分が大きいことは、つまり補正前のエンジン特性が大きく変化していることを意味するため、第二キャリブレーションを実行する必要性があると判定できる。
図8は、実行通知ステップS603の処理フローを示すフローチャートである。プリンタ装置2の第一キャリブレーション結果通知部308によって実行され、ステップS602で判定された通知の必要があるか否かの判定結果に基づき、プリントサーバ1へ通知を行う。
まず、ステップS801において、ステップS602の通知が必要か否かの判定結果を見る。通知が必要である場合(ステップS801でYES)、次のステップS802へ進む。通知が不要である場合(ステップS801でNO)は、処理を行わず終了する。
ステップS802においては、プリンタ装置2からプリントサーバ1へ第二キャリブレーションの実行が必要である旨(第二キャリブレーションの実行指示)を通知する。プリンタ装置2の制御部110から制御系I/F部108、105を介してプリントサーバ1の制御部102へ通知情報を送信する。
<第二キャリブレーション警告>
次に、プリントサーバ1の処理について説明する。図9は、プリントサーバ1のフローを表すフローチャートである。本処理は、プリントサーバ1の第二キャリブレーション受信部205および第二キャリブレーション警告部206によって実行される。
まずステップS901において、第二キャリブレーション受信部205は、プリンタ装置2から第二キャリブレーション実行が必要という通知を受信したかどうかを判定する。実行が必要という通知を受信したと判定した場合(ステップS901でYES)は、次のステップ902へ進む。そうでない場合(ステップS901でNO)は、フローの先頭へ戻る。
ステップS902において、第二キャリブレーション警告部206は、第二キャリブレーション実行をユーザに促すための警告を行う。制御部102からネットワークI/F部101を介してクライアントPC3の表示部上に警告画面を表示する。警告画面表示には、例えば、クライアントPC30にインストールされているプリンタ管理アプリケーションを利用する。
図11は、本実施形態における警告提示方法の一例である。第二キャリブレーション警告部206は、警告画面1101をクライアントPC3の表示部上へ表示する。ユーザはそれを見ることで、第一キャリブレーションが実行されプリンタの特性が変わったことがわかり第二キャリブレーションを実行する必要があることに気付くことが出来る。ユーザによってキャリブレーションボタン1102が押下されると、第二キャリブレーション制御部204は、第二キャリブレーション実行処理を開始し、第二キャリブレーションを行う。また、ユーザがそのタイミングでは第二キャリブレーションをする必要がないと思えばOKボタン1103を押下すればよい。OKボタン1103が押下されると、第二キャリブレーション警告部206は、表示している警告画面1101を閉じる。
また、図12は、警告表示の別の一例を表す図である。印刷データ処理部202において、プリンタ管理アプリケーションで管理される印刷ジョブを印刷実行する際に、第二キャリブレーション実行通知を受信したがその後第二キャリブレーションを実行していない状態の時には、ジョブエラー画面1201を表示する。この画面では、印刷ジョブに対して古い状態の第二キャリブレーション補正が施されて印刷されてしまう状態であることを通知する。そのまま実行ボタン1202が押下されると、印刷処理を続行する。キャリブレーションボタン1203が押下されると、印刷処理を途中で中断し、第二キャリブレーション実行処理に推移する。
以上のシステムにより、第一キャリブレーションの結果に基づき、第二キャリブレーションの実行を行う必要があるか否かを判定し、ユーザに警告を行うシステムを実現する。第一キャリブレーションの実行によって不適切な第二キャリブレーションが適用されてしまうことを防ぐことが可能になり、適切な第二キャリブレーションの実行をユーザに通知することが可能になる。
[実施形態2]
実施形態1では、第一キャリブレーション結果判定部307において、2つの濃度階調補正データの差分量からプリントサーバ1における第二キャリブレーションの実行が必要か否かを判定し、実行が必要であると判定された場合にのみ通知を行った。本実施形態では、基本的なシステム構成は実施形態1と同じであるが、前回と今回の濃度階調補正データの差分量からプリンタ装置2の特性変化量を判定し、判定結果に応じて通知内容を変更する。
また、本実施形態では、プリントサーバ1は、第二キャリブレーションの実行開始からの経過時間および有効期限の情報を保持しており、有効期限が過ぎた状態になると、ユーザに対して第二キャリブレーションの実行を促す警告を行うシステムを想定する。そこで、本実施形態のプリントサーバ1は、図13に示すように、第二キャリブレーション経過時間管理部207をさらに備える。第二キャリブレーション経過時間管理部207は、プリンタ装置2からの通知内容に応じて、第二キャリブレーション経過時間を変更する。
第一キャリブレーション結果に基づいてプリントサーバ1に通知する内容の決定方法について、図14を参照して説明する。図14は、プリンタ装置2の第一キャリブレーション結果判定部307によって実行される処理のフローを表すフローチャートである。
前回と今回の濃度階調補正データを読み込みその差分量を取得するステップS1401〜ステップS1403までの処理はそれぞれ、ステップS701〜ステップS703の処理と同じため説明を省略する。なお、本実施形態では、ステップS1401における参照濃度階調補正データは、前回の濃度階調補正データである。以下、ステップS1404〜ステップS1406の処理を説明する。
ステップS1404において、ステップS1403で取得した差分量を、所定の閾値と比較する。所定の閾値は、第一キャリブレーション結果判定部307において予め設定され保存されており、本実施形態においては大小2つの閾値を設定しており、ここでは大きい方の閾値を閾値B、小さい方の閾値を閾値Cとする。
差分量が閾値Bより大きい場合は、第一キャリブレーション前後でプリンタの特性が大きく変化しているため変化量大であると判定する。そして、ステップS1405において、プリンタ装置2は、変化量大であることを第一キャリブレーション結果通知部308を介してプリントサーバ1へ通知する。
差分量が閾値C以下である場合は、第一キャリブレーション前後でプリンタの特性はほとんど変化がないため変化量小であると判定する。そして、ステップS1406において、プリンタ装置2は、変化量小であることを第一キャリブレーション結果通知部308を介してプリントサーバ1へ通知する。
また、差分量の範囲が、閾値Cより大きくかつ閾値B以下である場合は、通知を行う必要がないと判定し、なにも通知しない。
次に、通知を受け取ったプリントサーバ1の処理について説明する。図15は、本実施形態に係るプリントサーバ1のフローを表すフローチャートである。本処理は、プリントサーバ1の第二キャリブレーション受信部205、第二キャリブレーション警告部206および第二キャリブレーション経過時間管理部207によって実行される。
ステップS1501において、第二キャリブレーション受信部205はプリンタ装置2から通知を受信したかどうかを判定する。通知を受信したと判定した場合(ステップS1501でYES)は、次のステップS1502に進む。
ステップS1502において、第二キャリブレーション経過時間管理部207は通知内容(受信内容)を確認し、第二キャリブレーション経過時間変更を行う。プリンタ装置2から通知される通知内容情報は、プリンタ装置2において差分量の閾値を基準として判定された、変化量大か変化量小の2種類である。
通知内容が変化量大である場合は、プリンタ装置2の第一キャリブレーション実行前後で特性が大きく変化している。そのため、現状の第二キャリブレーションの階調補正LUTでは精度の良い補正が行えなくなっている可能性があると判定できる。そこで、ステップS1503において、第二キャリブレーション経過時間管理部207は、第二キャリブレーションの経過時間を期限切れに変更する。そして、期限切れ状態になると、第二キャリブレーション警告部206は、ユーザへ警告を行う。それにより、ユーザへ第二キャリブレーションの実行を促すことが出来る。
また、通知内容が変化小である場合は、プリンタ装置2の第一キャリブレーション実行前後でほとんど特性が変化していないため、現状の第二キャリブレーションの階調補正LUTはそのまま利用可能であると判定できる。さらには、プリンタの特性が変化していないことが判明することで、例えば第二キャリブレーションを実行してからある程度経過時間が経っていても、そのまま問題なく使用し続けることが可能であると見なせる。そこで、ステップS1504において、第二キャリブレーション経過時間管理部207は、第二キャリブレーションの経過時間をリセットする。つまり、第二キャリブレーションの経過時間を実行直後の状態に戻し、さらに所定の時間が経過するまで補正の効果が有効な状態を保つよう変更する。
図16は、本実施形態における警告提示方法の一例を示す図である。第二キャリブレーション警告部206は、警告画面1601をクライアントPC3の表示部上へ表示する。ユーザはそれを見ることで、第二キャリブレーションの有効期限が切れたことにより第二キャリブレーションを実行する必要があることに気付くことが出来る。ユーザによってキャリブレーションボタン1602が押下されると、第二キャリブレーション制御部204は、第二キャリブレーション実行処理を開始し、第二キャリブレーションを行う。また、ユーザがそのタイミングでは第二キャリブレーションをする必要がないと思えばOKボタン1603を押下すればよい。OKボタン1603が押下されると、第二キャリブレーション警告部206で表示している警告画面1601を閉じる。
そうすることにより、プリンタの特性が変化しておらず、第二キャリブレーションを実行する必要がない状態にもかかわらず、所定の経過時間が過ぎたために第二キャリブレーションを実行させるよう警告が出てしまうことを防ぐことが可能になる。通常、第一および第二キャリブレーション処理を実行している間は、印刷ジョブを出力することが出来ない。膨大な量の印刷物を出力する必要があるプロダクション市場において、不必要な第二キャリブレーション実行を削減することは、処理実行に伴う用紙やトナー等の消耗品の削減に加え、印刷停止時間を削減できるため、非常に有益である。
以上のシステムにより、プリンタ装置にて実行されるキャリブレーションの結果に基づき、プリントサーバにて実行されるキャリブレーションの経過時間を変更することで、プリントサーバにて実行されるキャリブレーションの管理を適切に行うことが可能になる。また、必要ない状況でプリントサーバにてキャリブレーションの実行をユーザに警告することを防ぐことが可能になる。
[実施形態3]
実施形態1および2では、プリンタ装置2における第一キャリブレーション処理を、ユーザによって図4に記載のフローで実施される処理であるとして説明した。しかし、プリンタ装置2で実行されるキャリブレーション処理は、それ以外にもユーザの指示を介さずプリンタ装置2で自動実行されるキャリブレーション処理がある。例えば、プリンタ部115内の中間転写帯(不図示)上に画像を形成し、プリンタ部115内の濃度測定装置(不図示)を用いて濃度値を測定し、測定結果に基づいて濃度階調補正データを更新する方法が知られている。
本実施形態において、このキャリブレーション処理を第三キャリブレーション処理と呼ぶ。第三キャリブレーション処理は、プリンタ装置2内にある制御部110に配置され、必要に応じて実行される。第三キャリブレーション処理が実行されるタイミングは、制御部110内部に予め記憶されており、例えば印刷枚数が所定の枚数を超えた場合に実行される。
また、例えば、上記手段により測定した濃度値の測定結果に基づいてプリンタ部115内の画像形成時のデバイス電圧を調整する方法が知られている。本実施形態において、このキャリブレーション処理を第四キャリブレーション処理と呼ぶ。第四キャリブレーション処理は、プリンタ装置2内にある制御部110に配置され、必要に応じて実行される。第四キャリブレーション処理が実行されるタイミングは、制御部110内部に予め記憶されており、例えば所定の印刷ページ間において実行される。プリンタ装置2におけるキャリブレーション方法は、前述の第一、第三、第四キャリブレーションに限定されるものではなく、さらに別の手段による別のキャリブレーション方法が存在していても良い。
本実施形態においては、プリンタ装置2における様々なキャリブレーション処理が実行されている場合、キャリブレーション処理の種類に応じてプリントサーバ1への通知実行の有無を判定する。
図17は、本実施形態に係るプリンタ装置2のキャリブレーション実行後に行われる処理フローを表すフローチャートである。本処理はプリンタ装置2の制御部110によって制御実行される。通常、制御部110のHDD内に記憶されており、必要に応じてメモリに読み出されてCPUによって処理が行われる。
ステップS1701において、制御部110は、プリンタ装置2のキャリブレーションが実行されたかどうか判定する。プリンタ装置2における何らかのキャリブレーションが実行されたと判定された場合は(ステップS1701でYES)、次のステップS1702に進む。実行されていない場合は(ステップS1701でNO)、処理フローの最初に戻る。
ステップS1702において、制御部110は、キャリブレーションの種類を判定する。ステップS1702の結果、実行されたキャリブレーションの種類が、第一キャリブレーションであった場合は、ステップS1703に進む。また第三キャリブレーションであった場合、もしくは第四キャリブレーションであった場合は、ステップS1704に進む。
ステップS1703においては、プリントサーバ1への通知が必要であると決定する。
ステップS1704においては、プリントサーバ1への通知は不要であると決定する。
本実施形態では、第一キャリブレーションの場合には通知を行い、第三、第四キャリブレーションの場合は通知を行わない方法について説明したが、これに限定されるものではない。プリンタ装置2で実行される様々なキャリブレーション方法の濃度特性変化に与える影響度を鑑みて、通知を行うか否かの決定をすれば良い。制御部110は、通知必要性の結果を基に、プリントサーバ1へ通知を行う。通知を行う方法は、実施形態1のステップS603と同じ方法のためここでの説明は省略する。さらに、本実施形態では、ステップS1703において第一キャリブレーションが実行された場合は通知を行う方法について説明したが、さらに実施形態1や実施形態2で説明した方法で通知の必要性を決定しても良い。
ここで、キャリブレーションの種類に応じてプリントサーバ1への通知を行うか否かを決定することの利点について述べる。キャリブレーションを実行する目的は、エンジンの濃度特性を一定に保ち安定した印刷出力物を得ることにあるが、それ自体は印刷本来の目的ではない。キャリブレーション実行中は印刷が行えないため、頻繁に発生すると印刷の生産効率を下げる要因となってしまう。第一キャリブレーション方法のようにユーザがキャリブレーションを実行されることをはっきりと認識できるタイミングかつ一般的に頻度がそれほど多くない場合は、第二キャリブレーション実行通知を警告表示するのは適切であると言える。しかし、例えば本実施形態における第四キャリブレーションのように、任意のページ間で発生するようなキャリブレーションが存在する場合、ユーザが認識しないタイミングで高頻度に発生することになる。その度に通知を行い第二キャリブレーション実行の警告表示を行うのは、印刷を行う目的から考えると不適当である。以上の理由により、キャリブレーションの種類に応じて通知を行うか否かを決定することは有益である。
以上のシステムにより、画像形成装置によって実行するキャリブレーションの種類に応じて、画像処理装置へ画像処理装置のキャリブレーションの必要性を通知することで、必要以上に高頻度にキャリブレーション実行要求が発生することを防ぐ事ができる。それによって、印刷の生産効率を下げることなく適切なタイミングで第二キャリブレーション実行通知を行うことが可能になる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (6)

  1. 画像を形成するためのデータを送信するプリントサーバーと接続され、かつ、画像形成部を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータである第1の補正データを生成する第1のキャリブレーションを実行する第1のキャリブレーション実行手段と、
    前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータであり前記第1の補正データとは異なる第2の補正データを生成する第2のキャリブレーションを前記プリントサーバーにおいて実行する必要があるか否かを、今回の前記第1のキャリブレーションの実行で得られた階調補正データと、前回の前記第2のキャリブレーションの実行が必要であると判定された時点の前記第1のキャリブレーションの実行で得られた参照階調補正データとの差分量を用いて判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記第2のキャリブレーションを実行する必要があると判定された場合に、ユーザに第2のキャリブレーションを実行するよう促す処理を前記プリントサーバーに行なわせるための通知を前記プリントサーバーに出力する通知手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成部を有し、該画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータである第1の補正データを生成する第1のキャリブレーションを実行する画像形成装置と接続されている画像処理装置であって、
    前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータであり前記第1の補正データとは異なる第2の補正データを生成するための第2のキャリブレーションを実行する第2のキャリブレーション実行手段と、
    前記第2のキャリブレーションの実行開始からの経過時間を管理する第2のキャリブレーション経過時間管理手段と、
    前記経過時間管理手段により管理される経過時間に応じて前記第2のキャリブレーションを行うよう促す警告を行う第2のキャリブレーション警告手段と、
    前記画像形成装置において前記第1のキャリブレーションの実行結果を用いて判定された前記画像形成装置の特性変化を、前記画像形成装置から受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された画像形成装置の特性変化の変化量が閾値より大きい場合、前記第2のキャリブレーションの経過時間を期限切れに変更する第2のキャリブレーション経過時間変更手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  3. 画像を形成するためのデータを送信するプリントサーバーと接続され、かつ、画像形成部を有する画像形成装置において実行される方法であって、
    前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータである第1の補正データを生成する第1のキャリブレーションを実行する第1のキャリブレーション実行ステップと、
    前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータであり、前記第1の補正データとは異なる第2の補正データを生成するための第2のキャリブレーションを前記プリントサーバーにおいて実行する必要があるか否かを、今回の前記第1のキャリブレーションの実行で得られた階調補正データと、前回の前記第2のキャリブレーションの実行が必要であると判定された時点の前記第1のキャリブレーションの実行で得られた参照階調補正データとの差分量を用いて判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより、前記第2のキャリブレーションを実行する必要があると判定された場合に、ユーザに第2のキャリブレーションを実行するよう促す処理を前記プリントサーバーに行なわせるための通知を前記プリントサーバーに出力する通知ステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  4. 画像形成部を有し、該画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータである第1の補正データを生成する第1のキャリブレーションを実行する画像形成装置と接続されている画像処理装置において実行される方法であって、
    前記画像形成部により形成される画像の濃度を補正するためのデータであり前記第1の補正データとは異なる第2の補正データを生成するための第2のキャリブレーションを実行する第2のキャリブレーション実行ステップと、
    前記第2のキャリブレーションの実行開始からの経過時間を管理する第2のキャリブレーション経過時間管理ステップと、
    前記経過時間管理ステップにより管理される経過時間に応じて前記第2のキャリブレーションを行うよう促す警告を行う第2のキャリブレーション警告ステップと、
    前記画像形成装置において前記第1のキャリブレーションの実行結果を用いて判定された前記画像形成装置の特性変化を、前記画像形成装置から受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによって受信された画像形成装置の特性変化の変化量が閾値より大きい場合、前記第2のキャリブレーションの経過時間を期限切れに変更する第2のキャリブレーション経過時間変更ステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  5. コンピュータを請求項1に記載の画像形成装置として機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを請求項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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