JP2003246126A - プリンタ更正方法、プリンタ更正装置及びプリンタ更正システム - Google Patents

プリンタ更正方法、プリンタ更正装置及びプリンタ更正システム

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JP2003246126A
JP2003246126A JP2002046681A JP2002046681A JP2003246126A JP 2003246126 A JP2003246126 A JP 2003246126A JP 2002046681 A JP2002046681 A JP 2002046681A JP 2002046681 A JP2002046681 A JP 2002046681A JP 2003246126 A JP2003246126 A JP 2003246126A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリブレーション時のユーザの処理操作を
軽減するとともに、安定したカラー印字特性を得ること
ができるプリンタ更正方法、プリンタ更正装置及びプリ
ンタ更正システムを提供する。 【解決手段】 カラー印字可能なプリンタ2のキャリブ
レーションを実施するサーバ装置1は、プリンタ2とネ
ットワーク5を介して接続する。サーバ装置1は、プリ
ンタ2で印字される色成分の最大濃度情報を利用してキ
ャリブレーション情報を生成する第1のキャリブレーシ
ョン手段と、生成されたキャリブレーション情報とプリ
ンタ2に固有のキャリブレーション情報とを利用して、
プリンタ2のキャリブレーションを行う第2のキャリブ
レーション手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタの
キャリブレーションを好適に行うプリンタ更正方法、プ
リンタ更正装置及びプリンタ更正システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パーソナルコンピュータ(P
C)に接続するカラープリンタを用いてカラー印字を行
う場合、時間の経過によって生じるカラープリンタの印
字特性の変化により、印字結果が変化する。この印字特
性の変化は、「経年変化」と呼ばれる。経年変化は、印
字環境の温度、湿度、トナーの残量あるいはプリンタド
ラムの使用度等に起因して生じる。このため、同一のカ
ラープリンタであっても、ある時点のプリンタ特性に基
づいて作成した印字データを別の時点において印字する
場合に、ユーザは所望のカラー印字結果が得られないこ
とがある。
【0003】また、同一プリンタ機種間においても、同
様の要因によってプリンタの印字特性にばらつきが生じ
る。すなわち、同一プリンタ機種間による印字結果が異
なるので、複数のプリンタを使用するユーザはそれぞれ
のプリンタを用いて同一のカラー印字結果が得られない
ことがある。
【0004】このような問題を解決するために、システ
ムを構成するコンピュータ及びカラープリンタ間でキャ
リブレーションを行って出力される色を調整することが
できる。このようなコンピュータとカラープリンタ間に
おけるキャリブレーションはユーザのオペレーションを
介するものであり、「ソフトキャリブレーション」と呼
ばれる。
【0005】上記ソフトキャリブレーションを行うため
の装置は、特に複数のコンピュータの内、サーバコンピ
ュータからの指示によって、カラープリンタからパッチ
データを出力する手段と、パッチデータを任意のスキャ
ナから読み取る手段と、サーバコンピュータにおいて読
み取ったスキャンデータに基づいてキャリブレーション
データを作成する手段と、上記サーバコンピュータにお
いて作成したキャリブレーションデータをカラープリン
タへダウンロードする手段と、ダウンロードされたキャ
リブレーションデータを用いて印刷する手段とから構成
される。これによって、特に複数のプリンタ間の印字特
性のばらつきを大幅に軽減することができる。このキャ
リブレーションを「絶対的濃度の安定」と呼ぶ。
【0006】また、上述した従来例とは異なるタイプの
キャリブレーション方法として、カラープリンタを構成
するプリンタエンジンとプリンタコントローラ間におけ
るキャリブレーションであって、カラープリンタ内で自
動的に動作するものがある。このプリンタコントローラ
とプリンタエンジンとの間におけるキャリブレーション
を、「デバイスキャリブレーション」と呼ばれる。
【0007】デバイスキャリブレーションを行うための
装置の一例として、プリンタエンジンにおいて任意のタ
イミングでCMYK各色の最大濃度を補正する手段と、
プリンタエンジンにおいて、最大濃度補正のタイミング
でプリンタコントローラからの問い合わせに対してエン
ジン特性情報を渡す手段と、プリンタコントローラにお
いて渡されたエンジン特性情報に基づいてキャリブレー
ション補正データを作成する手段と、プリンタコントロ
ーラで保有しているキャリブレーションデータを補正す
る手段と、更新されたキャリブレーションデータを用い
て印刷する手段とから構成されるものがある。これによ
って、特に、プリンタにおいて発生し得る温度や湿度等
の外的要因による印字特性の変化を抑えることが可能と
なる。このキャリブレーションを「相対的濃度の安定」
と呼ぶ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たキャリブレーションに関する技術には、次に示すよう
な問題点がある。すなわち、上述した2種類のキャリブ
レーション方法においては、それぞれ絶対的濃度及び相
対的濃度の安定を得ることが可能であるが、両キャリブ
レーションはそれぞれ独立して機能する構成をしている
ために互いに相関関係を持っていない。従って、あるタ
イミングでソフトキャリブレーションを行った場合、任
意のタイミングでデバイスキャリブレーションが行われ
ると、エンジン特性が変化してしまい、ソフトキャリブ
レーションの効果が持続しないような結果になってしま
う。従って、常に絶対的濃度の安定したカラー印字を得
るために、ユーザは上述したようなソフトキャリブレー
ションを頻繁に行わなければならない。
【0009】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたものであり、ソフトキャリブレーション及びデバイ
スキャリブレーション間に相関関係を持たせることによ
って、キャリブレーション時のユーザの処理操作を軽減
するとともに、安定したカラー印字特性を得ることがで
きるプリンタ更正方法、プリンタ更正装置及びプリンタ
更正システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、カラー印字可能なプリンタのキャリブレ
ーションを行うプリンタ更正装置/方法であって、前記
プリンタで印字される色成分の最大濃度情報を利用して
キャリブレーション情報を生成する第1のキャリブレー
ション手段/工程と、生成されたキャリブレーション情
報と前記プリンタに固有のキャリブレーション情報とを
利用して、前記プリンタのキャリブレーションを行う第
2のキャリブレーション手段/工程とを有することを特
徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
一実施形態によるプリンタ更正装置を用いたプリンタ更
正システムについて説明する。尚、以下で説明するそれ
ぞれの実施形態では、プリンタ更正システムを構成する
カラープリンタとして、カラーレーザビームプリンタ
(Color Laser Beam Printer:LBP)を用いているが、
それ以外のカラーインクジェットプリンタ(Color Ink
Jet Printer)等のカラープリンタであっても同様に実
施可能である。
【0012】図1は、本発明の一実施形態によるプリン
タ更正装置を含むプリンタ更正システムの構成を示すブ
ロック図である。図1において、サーバ装置1は、本シ
ステムの機能を実現するためのソフトウェアがインスト
ールされているコンピュータであってプリンタ更正装置
として機能し、パーソナルコンピュータ等で実現するこ
とが可能である。図1に示すように、サーバ装置1はネ
ットワーク5に接続されている。ネットワーク5には、
印字特性のキャリブレーションを行う対象であるカラー
印字が可能なプリンタ2と、プリンタ2を用いて各種デ
ータを印刷させるためのクライアント装置4が接続され
ている。
【0013】クライアント装置4は、ユーザが所望する
印字データの作成、編集、印字の指示等を行うための装
置である。尚、クライアント装置は一つに限定されるこ
とはなく、複数のクライアント装置がネットワーク5に
接続されていて、プリンタ2に対して各種指示を行うよ
うにしてもよい。本実施形態において、ユーザは、サー
バ装置1を用いて、ネットワーク5を介してプリンタ2
との間でキャリブレーションを行うためのさまざまなコ
マンドやデータのやり取りを行う。
【0014】サーバ装置1内部には、キャリブレーショ
ン情報を保持するためのキャリブレーションデータ格納
部11が備えられている。本実施形態では、キャリブレ
ーション情報として、キャリブレーションデータ格納部
11内には、第1のエンジン特性情報111と第1のキ
ャリブレーションテーブル112が格納されている。
【0015】プリンタ2は、上述したようにネットワー
ク5に接続され、ネットワーク上の接続されたクライア
ント装置4からの指示によりカラー印字を行うことがで
きるように構成されている。プリンタ2内部におけるキ
ャリブレーションデータ格納部21は、キャリブレーシ
ョンデータをプリンタ2内部に保持するために使用され
る。このキャリブレーションデータ格納部21には、第
1のエンジン特性情報211と第1のキャリブレーショ
ンテーブル212が格納される。尚、この第1のエンジ
ン特性情報211と第1のキャリブレーションテーブル
212は、サーバ装置1から第1のエンジン特性情報1
11と第1のキャリブレーションテーブル112がダウ
ンロードされたものである。
【0016】さらに、キャリブレーションデータ格納部
21には、後述するプリンタエンジン23から取得され
た最新のエンジン特性に関する情報である第2のエンジ
ン特性情報213と、最新のキャリブレーションテーブ
ルである第2のキャリブレーションテーブル214が格
納される。
【0017】また、プリンタ2内部において、キャリブ
レーションデータ格納部21には、プリンタ2に関する
さまざまな制御を行うためのプリンタコントローラ22
が接続されており、プリンタコントローラ22には、印
字データを出力するためのプリンタエンジン23が接続
されている。プリンタコントローラ22は、第1のエン
ジン特性情報111及び第1のキャリブレーションテー
ブル112がサーバ装置1からプリンタ2へダウンロー
ドされた際に、それらのデータをキャリブレーションデ
ータ格納部21へ格納したり、キャリブレーションデー
タ格納部21内の第2のキャリブレーションテーブル2
14を更新する役割を担う。さらに、プリンタコントロ
ーラ22は、サーバ装置1から指示されたプリンタエン
ジン23に対して最大濃度調整処理の開始を伝える役割
も担う。
【0018】プリンタエンジン23は、基本的にはプリ
ンタコントローラ22からの制御によって印字データを
出力する装置である。また、プリンタエンジン23は、
エンジン特性情報をプリンタコントローラ22へ送信し
たり、エンジン特性における最大濃度の調整を行う役割
も担う。
【0019】また、サーバ装置1にはスキャナ3が接続
されている。本システムにおいて、スキャナ3はプリン
タ2から出力されるパッチデータを測定するために使用
するが、原稿を読み取り入力するといった本来の用途と
しても使用可能である。
【0020】次に、上述した構成によるプリンタ更正シ
ステムにおいて、キャリブレーションを行うための手順
について説明する。
【0021】図2は、本実施形態によるプリンタ更正シ
ステムを構成するサーバ装置1及びプリンタ2間で行わ
れるソフトキャリブレーションの手順を説明するための
フローチャートである。まず、サーバ装置1からプリン
タ2内のプリンタコントローラ22に対して、プリンタ
エンジン23における出力用トナーCMYKのそれぞれ
の最大濃度を補正するための動作指示があるか否かが判
断される(ステップS21)。この選択は、例えば、図
12における符号121あるいは図13における符号1
31に示すようなユーザインタフェース上のチェックボ
ックスにユーザがチェックするかしないかによってその
ON、OFFを選択させるようにすることによって実現
可能である。
【0022】尚、この最大濃度補正の実施には、通常1
分から2分の時間が必要となる。従って、キャリブレー
ションの本来の目的を得るためには、印字前に常に最大
濃度補正を実施することが望ましいが、逆にキャリブレ
ーションの実施に要する時間が長くなるという弊害が生
じる。そこで本実施形態では、図12あるいは図13に
示すようなユーザインタフェースを設けることにより、
ユーザが用途に応じて印刷前にプリンタのキャリブレー
ションの実行を選択できるようにする。
【0023】ステップS21において、例えば図12に
おける符号121で示されるように最大濃度補正を指示
する選択がされている場合(Yes)、サーバ装置1か
らプリンタコントローラ22に対して、プリンタエンジ
ン23における出力用トナーCMYKのそれぞれの最大
濃度を補正するための動作が指示される。そして、プリ
ンタコントローラ22では、出力用トナーCMYKのそ
れぞれの最大濃度が補正される(ステップS22)。
【0024】次に、プリンタエンジン23における最大
濃度補正処理が終了したか否かが判断される(ステップ
S23)。この補正処理の終了の確認は、例えば、サー
バ装置1とプリンタコントローラ22との間で、プリン
タエンジン23の現在の処理状態を示すステータス情報
等をやり取りすることにより実現することができる。そ
の結果、補正処理が終了した場合(Yes)、プリンタ
エンジン23からプリンタコントローラ22へ第1のエ
ンジン特性情報111が渡される(ステップS24)。
一方、補正処理が終了していない場合(No)、引き続
き補正処理が行われる。
【0025】また、ステップS21において最大濃度補
正を指示する選択がされていない場合(No)、すなわ
ち、図13における符号131に示されるように最大濃
度補正を指示する選択がされていない場合は、上記ステ
ップS22及びS23をスキップし、ステップS24に
進む。尚、ステップS22で行われる最大濃度補正及び
ステップS24で行われる第1のエンジン特性情報11
1のやり取りについての詳細な説明は後述する。
【0026】次に、第1のエンジン特性情報111がプ
リンタコントローラ22に渡された後、サーバ装置1か
らプリンタ2へパッチデータを出力するよう指示され、
プリンタ2ではパッチデータが出力される(ステップS
25)。図6は、プリンタ2から出力されるパッチデー
タの一例を示す図である。図6に示すパッチデータの例
では、1ページ内に縦横それぞれ32分割した総計10
24個のブロックが用意されている。図6において、横
方向には印刷トナーの基本色であるマゼンダ(M)、シ
アン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B)別にブロ
ックが配置されている。図6において、各ブロック内に
記述された数値は配列の添字を示すが、実際にはそれら
の添字に対して出力データがそれぞれ対応付けられてお
り、図6に示されるような添字自体は、パッチデータ上
に実際には出力されない。
【0027】すなわち、図6においては、配列0から3
1のハイライト側は32階調を4箇所のブロックに、配
列33から63のシャドウ側は16階調を8箇所のブロ
ックに配置されている。ハイライトとシャドウの階調数
に差異があるのは、本システムにおいては、シャドウ側
に比べてハイライト側に綿密な階調情報を必要とするた
め設けられている。また、ハイライトとシャドウの配置
数に差異があるのは、スキャナにおける入力値のばらつ
きが、ハイライト側に比べてシャドウ側の方に多い傾向
があるためである。
【0028】パッチデータは上述したようにサーバ装置
1からの指示によってプリンタ2から出力されるもので
あるが、これ以外にも、プリンタ2内であらかじめ上述
したようなフォーマットのパッチデータを構成する情報
を所持しておき、サーバ装置1からの指示でその情報か
らパッチデータを生成してもよい。また、サーバ装置1
からパッチデータ構成情報をプリンタ2に送信すること
により、パッチデータを生成してもよい。尚、パッチデ
ータ構成情報とは、プリンタ2固有のコマンド系に依存
するものである。
【0029】プリンタ2から図6に示すようなパッチデ
ータが出力された直後に、当該パッチデータ出力時のプ
リンタ2内のエンジン特性情報を取得する(ステップS
26)。このエンジン特性情報の取得は、サーバ装置1
がプリンタ2内のキャリブレーションデータ格納部21
内に格納されている最新のエンジン特性である第2のエ
ンジン特性情報213を取得することによって行われ
る。
【0030】そして、取得されたプリンタ2における第
2のエンジン特性情報213を第1のエンジン特性情報
111としてサーバ装置1のキャリブレーションデータ
格納部11内に格納する。その結果、第1のエンジン特
性情報111は、パッチデータを出力した際のエンジン
特性情報として、第1のキャリブレーションテーブル1
12に対応付けられる。
【0031】さらに、出力されたパッチデータの測定が
スキャナ3を用いて行われる(ステップS27)。スキ
ャナ3では、上述したパッチデータの各ブロックのRG
B信号値が入力され、サーバ装置1にその値が返され
る。そして、サーバ装置1では、入力値から上記パッチ
データのブロックの配置に基づいて、ハイライト側は4
個所の平均値、シャドウ側は8個所の平均値を算出し、
結果としてCMYK各色48階調のRGB信号値を得
る。ここで、あらかじめ用意されたスキャナ3のRGB
輝度信号とプリンタ2のCMYK濃度信号との対応を示
す不図示の輝度濃度変換テーブルを用いて、48階調の
輝度信号から48階調の濃度特性値を得ることができ
る。
【0032】また、ステップS27で行われるスキャナ
3によるパッチデータの読み取り処理動作は、通常サー
バ装置1上に構成されるスキャナドライバを通して実行
される。すなわち、このスキャナドライバによって、ス
キャン解像度の設定や入力領域の指定等が行われる。
【0033】次に、サーバ装置1によってキャリブレー
ションテーブルが作成される(ステップS28)。図4
は、サーバ装置1によって行われるキャリブレーション
テーブルの作成方法を説明するための概要図である。図
4(a)は、前述した各色48階調の濃度特性値を示す
図である。図4(a)では、簡単のためにそのうちの一
色しか図示していないが、実際はCMYK4色について
それぞれ特性値が得られる。図4(a)において、入力
(in)と出力(out)との関係が曲線で示されてい
るが、この曲線は前述した48階調のRGB信号値から
求めたCMYK濃度信号値の補間計算によって求められ
るものである。
【0034】これに対して、ここでは濃度特性の理想値
は図4(c)に示すような直線で表現される線形特性で
あるとする。従って、図4(a)で示される現状の濃度
特性を図4(c)で示される理想濃度特性に近づけるた
めに、逆関数を求めることによって図4(b)に示すよ
うなキャリブレーションテーブルを求める。
【0035】ステップS28において、サーバ装置1に
よって作成されたキャリブレーションテーブルは、第1
のキャリブレーションテーブル112としてキャリブレ
ーションデータ格納部11内に格納される。
【0036】次に、サーバ装置1によりキャリブレーシ
ョンデータ格納部11内の第1のエンジン特性情報11
1及び第1のキャリブレーションテーブル112のプリ
ンタ2へのダウンロードが行われる(ステップS2
9)。この際のダウンロードコマンド等は、プリンタ2
の固有のコマンド系に依存するものである。そして、ダ
ウンロードされた第1のエンジン特性情報111及び第
1のキャリブレーションテーブル112は、プリンタコ
ントローラ22を介して、第1のエンジン特性情報21
1及び第1のキャリブレーションテーブル212として
キャリブレーションデータ格納部21内に格納される。
【0037】図7は、プリンタ2においてダウンロード
データを受信する際のプリンタコントローラ22の処理
動作を説明するためのフローチャートである。プリンタ
コントローラ22では、まず、データ受信がされたか否
かが判定される(ステップS70)。その結果、データ
受信がされていない場合(No)、ステップS70の処
理を繰り返す。一方、データ受信がされた場合(Ye
s)、受信したデータの解析が行われる(ステップS7
1)。
【0038】そして、データ解析結果の判定が行われ、
受信データがキャリブレーションダウンロードコマンド
であるか否かが判断される(ステップS72)。その結
果、受信データがキャリブレーションダウンロードコマ
ンドである場合(Yes)、そのデータがエンジン特性
情報であるか否かの判定が行われる(ステップS7
3)。
【0039】さらに、そのデータがエンジン特性情報で
ある場合(Yes)、上述したようにキャリブレーショ
ンデータ格納部21内に、第1のエンジン特性情報21
1として、受信したエンジン特性情報の登録が行われる
(ステップS74)。一方、ステップS73においてエ
ンジン特性情報ではないと判定された場合(No)、当
該データはキャリブレーションテーブルであると判断
し、上述したようにキャリブレーションデータ格納部2
1内に第1のキャリブレーションテーブル212として
受信したキャリブレーションテーブルの登録が行われる
(ステップS75)。また、ステップS72において、
受信データがキャリブレーションダウンロードコマンド
ではないと判断された場合(No)、その他の処理が行
われる(ステップS76)。
【0040】通常、印字データは、サーバ装置1上のア
プリケーションからサーバ装置1上のプリンタドライバ
を経由してプリンタ2へ送信される。そして、プリンタ
2内のプリンタコントローラ22では、図7におけるス
テップS76におけるその他の処理として、印字データ
の解析、ページレイアウトの構成、画像処理及び印字等
が行われる。
【0041】図11は、プリンタコントローラ22にお
いてキャリブレーションデータを用いて画像処理を行う
際の処理手順を説明するためのフローチャートである。
プリンタコントローラ22では、まず、入力信号RGB
に対してカラー微調整が行われる(ステップS11
0)。カラー微調整の一例としては、輝度補正やコント
ラスト補正がある。次に、カラー微調整後の画像に対し
てカラーマッチング処理が行われる(ステップS11
1)。ここで、カラーマッチング処理とは、モニタの色
味とプリンタ印字の色味を合わせるための処理のことで
ある。
【0042】次に、プリンタコントローラ22では、輝
度濃度変換処理が行われる(ステップS112)。これ
は、入力信号である輝度RGBからプリンタの印字信号
である濃度CMYKへ変換するための処理である。次
に、キャリブレーション処理が行われる(ステップS1
13)。すなわち、CMYK各8ビットの多値信号を入
出力信号とし、最新のキャリブレーションテーブルであ
る第2のキャリブレーションテーブル214を用いて、
出力特性を線形にするものである。次に、CMYK各8
ビット信号を出力系に則した信号に変換する。この変換
では、一般的に、CMYK各1ビットの信号への2値化
が行われる(ステップS114)。
【0043】以上、本発明の一実施形態によるプリンタ
更正システムを構成するサーバ装置1及びプリンタ2間
で行われるソフトキャリブレーションの手順について説
明した。このキャリブレーションによって、カラー印字
特性を安定させることが容易になる。しかし、連続印字
等によりドラム温度が上昇することによって、エンジン
特性は比較的容易に変化するので、ソフトキャリブレー
ションのみで常に安定したカラー印字を得るためにはユ
ーザはソフトキャリブレーションを頻繁に行う必要が生
じる。そこで、ユーザの負担を軽減し、かつキャリブレ
ーションの精度を向上するために、本発明では上述した
ソフトキャリブレーションと以下に示すようなデバイス
キャリブレーションとの組み合わせによるキャリブレー
ションを行う。
【0044】図3は、本発明の一実施形態におけるプリ
ンタ2内のプリンタコントローラ22とプリンタエンジ
ン23間で行われるデバイスキャリブレーションの手順
を説明するためのフローチャートである。このデバイス
キャリブレーションは、例えばプリンタエンジン23内
部に設置された不図示の温度・湿度センサの変化や、印
刷枚数、ドラム、トナーカートリッジの交換時等のエン
ジン特性情報が変化する可能性の高いイベントをトリガ
にして、プリンタコントローラ22とプリンタエンジン
23間において実行される。尚、このイベントについて
は、ここで示したものに限定されない。
【0045】このデバイスキャリブレーションの処理で
は、まず、プリンタエンジン23においてCMYK各色
の最大濃度の調整が行われる(ステップS31)。通
常、プリンタエンジン22では、設計時の目標最大濃度
が決められているが、経年変化によってその濃度が上下
に振れる。そこで本発明では、不図示の現像系、例えば
ドラム上のセンサにより現状のCMYK各色における最
大濃度値を得て、この値が振れている場合は現像バイア
ス値等を制御することにより、適正な最大濃度調整を行
うようにする。
【0046】図10は、適正な最大濃度調整を行うため
の濃度特性カーブを説明するための図である。図10に
おける特性カーブ2は、最大濃度調整前の濃度特性カー
ブを示した例である。また、特性カーブ1は、最大濃度
調整後の濃度特性カーブを示した例である。図10にお
いて、特性カーブ2の最大濃度は当初max2を示して
いる。そこで、上記トリガによって最大濃度調整が開始
されると、まずドラム上のセンサにより現状の最大濃度
値がmax2であることを検知する。ところが最大濃度
値の目標値をmax1とすると、プリンタエンジン23
は現像バイアス値等を制御し、最大濃度がmax1とな
るように調整が行われる。
【0047】次に、最新のエンジン特性である第2のエ
ンジン特性情報213が取得される(ステップS3
2)。この処理は、プリンタコントローラ22からの要
求に応じて、プリンタエンジン23からプリンタコント
ローラ22へ数点の中間濃度センサ値を返すことにより
行われる。この様子を図10を用いて説明する。図10
では、説明のために4点の中間濃度センサ値を例として
挙げているが、中間濃度値センサ値の数についてはこれ
に限定されるものではない。
【0048】図10において、横軸上の点A、B、C、
Dが示す値は、あらかじめ決められた入力値であり、縦
軸のa、b、c、dは、各入力値に対応した不図示の現
像系、例えばドラム上のセンサが返した濃度値を示す。
プリンタエンジン23は、プリンタコントローラ22と
通信を行い、4点a、b、c、dの値をプリンタコント
ローラ22へ渡す。この通信方法は、双方向の何らかの
プロトコルで実現する。
【0049】図10において、最大濃度調整前における
中間濃度センサ値はa’、b’、c’、d’であり、こ
れらは最大濃度調整によってa、b、c、dへ変動す
る。すなわち、中間濃度センサ値で表現されるエンジン
特性情報は、最大濃度調整に大きく影響を受けるため、
常に、一連の流れとして最大濃度調整、エンジン特性情
報取得の順に処理を行う必要がある。
【0050】一般的に、上記現像系のセンサは、センサ
そのものに特性のばらつきがあるため、絶対的な濃度値
を確実に得ることができるような精度はない。但し、同
一のセンサにおいて現像系の特性が変化した場合、この
変化に応じたセンサ値を返す。すなわち、絶対的な精度
は低いが、相対的な精度を期待することができる。
【0051】次に、キャリブレーションデータ格納部2
1内に第1のキャリブレーションテーブル212がダウ
ンロードされているか否かの判定が行われる(ステップ
S33)。その結果、第1のキャリブレーションテーブ
ルがダウンロードされていない場合(No)、従来のデ
バイスキャリブレーションと同様の手法で第2のキャリ
ブレーションテーブル214を作成する(ステップS3
4)。この処理を、図10の特性カーブ1を用いて説明
する。従来のデバイスキャリブレーションでは、まずエ
ンジン特性情報である中間濃度センサ値a、b、c、d
から近似式によって特性カーブ1を得て、図4を用いて
前述したように、目標とする特性を得るための逆関数を
生成することによってキャリブレーションテーブル21
4が作成される。
【0052】一方、ステップS33でキャリブレーショ
ンテーブル212がダウンロードされている場合(Ye
s)、プリンタコントローラ22によるキャリブレーシ
ョンテーブル補正データの作成が行われる(ステップS
35)。
【0053】このキャリブレーションテーブル補正デー
タの作成は次のようにして行われる。まず、最新のエン
ジン特性情報であるキャリブレーションデータ格納部2
1内の第2のエンジン特性情報213から、図10にお
ける特性カーブ1に示されるような特性カーブを近似式
によって獲得する。次に、ソフトキャリブレーション実
施時のエンジン特性情報である第1のエンジン特性情報
211から同様に特性カーブを近似式によって獲得す
る。その後、それぞれに対して仮のキャリブレーション
データとして、図4を用いて前述したように、結果的に
図4(c)に示されるような線形特性になるように、逆
関数カーブからテーブルを得て求める。そして、キャリ
ブレーションテーブル補正データは、これらの2つの仮
のキャリブレーションテーブルの差分をとることによっ
て作成することができる。すなわち、この情報は、エン
ジンセンサレベルの特性変化を表す情報である。
【0054】第2のキャリブレーションテーブルを作成
した後、プリンタコントローラ22では、キャリブレー
ションデータ格納部21に格納された第2のキャリブレ
ーションテーブル214が作成される(ステップS3
6)。この処理は、上述したステップS35において作
成されたキャリブレーションテーブル補正データと、キ
ャリブレーションデータ格納部21に格納された第1の
キャリブレーションテーブルとのマージによって行われ
る。
【0055】そして、ステップS34で作成された第2
のキャリブレーションテーブル又はステップS36で作
成された第2のキャリブレーションテーブルは、キャリ
ブレーションデータ格納部21に格納される(ステップ
S37)。
【0056】図5は、図3のフローチャートで示された
第2のキャリブレーションテーブルを求めるための一連
の動作を詳細に説明するための図である。図5(a)
は、図2に示された処理手順に従ったソフトキャリブレ
ーションによってサーバ装置1で生成された後ダウンロ
ードされ、プリンタ2のキャリブレーションデータ格納
部21に格納された第1のキャリブレーションテーブル
212の一例である。そして、図5(b)に示すよう
に、プリンタエンジン23でCMYK最大濃度調整が発
生し、プリンタコントローラ22とプリンタエンジン2
3間で第2のエンジン特性情報のやり取りが行われる。
【0057】さらに、図5(c)は、プリンタコントロ
ーラ23において第2のエンジン特性情報及びソフトキ
ャリブレーション時の第1のエンジン特性情報に基づい
て、上述したキャリブレーションテーブル補正データが
作成され、キャリブレーションテーブル1とのマージが
行われることを示す図である。作成された最新のキャリ
ブレーションテーブルは、キャリブレーションデータ格
納部21に第2のキャリブレーションテーブル214と
して格納される。図5(d)は、第2のキャリブレーシ
ョンテーブル214の一例を示す図である。さらに、プ
リンタコントローラ22は、常にキャリブレーションデ
ータ格納部21に格納された第2のキャリブレーション
テーブル214を使用して、上述した図11におけるス
テップS113で示されたキャリブレーション処理を行
う。
【0058】すなわち、本発明は、カラー印字可能なプ
リンタ2に接続し、プリンタ2のキャリブレーションを
行うプリンタ更正装置(サーバ装置1)であって、プリ
ンタ2で印字される色成分の最大濃度情報を利用してキ
ャリブレーション情報を生成する第1のキャリブレーシ
ョン手段と、生成されたキャリブレーション情報とプリ
ンタ2に固有のキャリブレーション情報とを利用して、
プリンタ2のキャリブレーションを行う第2のキャリブ
レーション手段とを備えることを特徴とする。
【0059】また、本発明は、カラー印字可能なプリン
タ2に接続し、プリンタ2のキャリブレーションを行う
プリンタ更正装置(サーバ装置1)であって、プリンタ
2からカラー印字に用いられる各色成分に関するパッチ
データを出力させる出力手段と、パッチデータ出力時の
プリンタ2についてのエンジン特性情報を取得する取得
手段と、パッチデータを読み取る読取手段(スキャナ
3)と、読み取られた前記パッチデータに基づいてキャ
リブレーションテーブルを作成するテーブル作成手段
と、作成されたキャリブレーションテーブル及びエンジ
ン特性情報をキャリブレーション情報としてプリンタ2
へダウンロードするダウンロード手段と、生成されたキ
ャリブレーション情報とプリンタ2に固有のキャリブレ
ーション情報とを利用してプリンタ2のキャリブレーシ
ョンを行う第2のキャリブレーション手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0060】さらに、本発明に係るプリンタ更正装置
(サーバ装置1)は、上記第2のキャリブレーション手
段が、プリンタ2で印字される色成分の最大濃度補正を
行う補正手段と、プリンタ2についてのエンジン特性情
報を取得する第2の取得手段と、キャリブレーションテ
ーブルがプリンタ2にダウンロードされているか否かを
判定する判定手段と、キャリブレーションテーブルがダ
ウンロードされている場合、キャリブレーションテーブ
ルに所定の特性を与えるためのキャリブレーションテー
ブル補正データを作成する補正データ作成手段と、生成
されたキャリブレーションテーブル補正データから新た
なキャリブレーションテーブルを作成する第2のテーブ
ル作成手段と、新たなキャリブレーションテーブルを用
いてキャリブレーションを行うキャリブレーション手段
とを備えることを特徴とする。
【0061】さらにまた、本発明に係るプリンタ更正装
置(サーバ装置1)は、プリンタ2のキャリブレーショ
ン実行に先立って、プリンタ2で印字される色成分の最
大濃度補正を行う第2の補正手段をさらに備えることを
特徴とする。さらにまた、本発明に係るプリンタ更正装
置(サーバ装置1)は、第2の補正手段を実行するか否
かを選択する選択手段をさらに備えることを特徴とす
る。さらにまた、本発明に係るプリンタ更正装置(サー
バ装置1)は、プリンタ2に対してネットワーク5を介
して接続可能であることを特徴とする。
【0062】次に、本発明におけるプリンタ更正システ
ムのサーバ装置1上に表示されるアプリケーションにお
けるユーザインタフェース(UI)画面の表示例につい
て示す。図8は、本発明によるプリンタ更正システムに
おけるサーバ装置1からのアプリケーションに対応して
画面上に表示されるユーザインタフェース(UI)画面
の適用例を示す図である。
【0063】図8において、本アプリケーションが起動
されると(ステップS800)、まず、必要なプリンタ
ドライバ及びスキャナドライバがサーバ装置1にインス
トールされているか否かが判断される(ステップS80
1)。その結果、必要なドライバがインストールされて
いない場合(サポートドライバなし)、ドライバチェッ
クエラーが表示され(ステップS814)、処理が終了
する(ステップS813)。
【0064】一方、必要なドライバがインストールされ
ている場合(OK)、メイン画面の表示が行われる(ス
テップS802)。図9は、メイン画面の表示例を示す
図である。他の画面も基本的には図9に示されるよう
に、「次へ」、「戻る」、「キャンセル」、「ヘルプ」
のボタン押下により、関連する他の画面へ移る。図9に
示されるメイン画面では、選択メニューとして、「新規
測定」、「既存のデータファイルを開く」、「ダウンロ
ードデータの削除」の3種類が用意されている。
【0065】ここで、「新規」を選択して「次へ」を押
下した場合は、ステップS804へ移る。ステップS8
04では、プリンタ2へのパッチデータの出力が行われ
る。ここでは、上述した図12及び図13で示されるよ
うなユーザインタフェースを持ち、パッチデータ出力に
際して、出力用トナーCMYKのそれぞれの最大濃度を
補正するための動作を指示するか否かの選択が行われ
る。すなわち、図12は、最大濃度補正を行う選択がさ
れた場合の設定画面を示す図であり、図13は、最大濃
度補正を行わない選択がされた場合の設定画面を示す図
である。
【0066】次に、ステップS807において、前述し
たようにスキャナ3においてパッチデータの測定が行わ
れる。さらに、ステップS808において、キャリブレ
ーションの適用が行われる。本ステップS808では、
前述した図2におけるステップS28、S29、すなわ
ちキャリブレーションテーブルの作成、キャリブレーシ
ョンデータのプリンタ2へのダウンロードが行われる。
ステップS808においては、ステップS809及びS
810へ移行するためのボタンが用意されており、ユー
ザによってこのボタンが押下されることにより移行す
る。
【0067】ステップS809は測定データの保存を可
能とする画面であり、ステップS807で測定されたス
キャンデータを保存するものである。この保存ファイル
は、既存の測定データを用いた処理の流れで使用するこ
とが可能となる。ステップS810は詳細情報を表示す
る画面であり、測定した濃度特性を表示する等の詳細情
報が表示される。ステップS809、S810を抜ける
と、ステップS808へ戻る。次に、ステップS811
において処理終了画面が表示される。この処理終了画面
でアプリケーションの終了が指定されると、ステップS
813で処理が終了する。一方、メイン画面へ戻るが指
定されると、ステップS802へ戻る。
【0068】ステップS802のメイン画面で「測定デ
ータを開く」を選択し、「次へ」が押下されると、ステ
ップS805において測定データを指示する画面とな
る。ここでは「参照」ボタンの押下により、ステップS
812の測定データの読み込み画面へ移行する。ここで
は詳細に測定データを捜索することが可能になる。ま
た、この測定データは、前述したステップS809にお
いて保存したデータファイルである。次に、ステップS
808においてキャリブレーション適用が行われる。こ
れ以降の処理は前述した手順と同様である。
【0069】ステップS802のメイン画面で「ダウン
ロードデータの削除」を選択し、「次へ」が押下される
と、ステップS806において、プリンタ2のキャリブ
レーションデータ格納部21内に格納されたキャリブレ
ーションデータの削除が行われる。これは、サーバ装置
1からプリンタ2へのコマンドによる指示により行われ
るものである。そして、終了画面へ移行し(ステップS
811)、以降は前述した手順と同様である。以上、図
8及び図9を用いて、サーバ装置1上でアプリケーショ
ンとして動作する印刷システムにおけるユーザインタフ
ェース(UI)の流れについて説明した。
【0070】以上説明したように、本発明の構成による
プリンタ更正システムを用いて、ユーザは、従来ほど高
くない頻度でキャリブレーションデータを作成し、カラ
ープリンタへそのデータをダウンロードすることによっ
て、それ以降は基本的にプリンタ側でプリンタエンジン
の特性変化を自動的に微調整することができる。従っ
て、ユーザの負荷も軽く、また従来のソフトキャリブレ
ーションとデバイスキャリブレーションの両方の利点を
相乗効果で生かすことができるため、常に安定したカラ
ー印字を得ることができるという特有の作用効果が得ら
れる。
【0071】また、上述したようにソフトキャリブレー
ションのレベルをユーザから指定させるための手段を設
け、精度は高いが処理時間が長いレベルのキャリブレー
ションと、処理時間は短いが精度が低いレベルのキャリ
ブレーションを用途に応じて使い分けることを可能とし
たので、よりユーザビリティの高いシステムを提供する
ことができる。さらに、プリンタの安定的な印字結果が
得られ、特に高価な濃度計等を購入することなく、既存
の装置を用いて精度の高い更正環境を提供することがで
きる。ティの高いシステムを提供できる。
【0072】尚、本発明は、複数の機器(例えば、ホス
トコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリン
タ等)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
等)に適用してもよい。
【0073】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納された
プログラムコードを読み出し実行することによっても、
達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体
から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施
形態の機能を実現することになり、そのプログラムコー
ドを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実
行することにより、前述した実施形態の機能が実現され
るだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、
コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステ
ム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0074】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0075】本発明を上記記録媒体に適用する場合、そ
の記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードが格納されることになる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ソフトキャリブレーション及びデバイスキャリブレーシ
ョン間に相関関係を持たせることによって、キャリブレ
ーション時のユーザの処理操作を軽減するとともに、用
途に応じてキャリブレーションを使い分けることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるプリンタ更正装置を
含むプリンタ更正システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施形態によるプリンタ更正システムを構成
するサーバ装置1及びプリンタ2間で行われるソフトキ
ャリブレーションの手順を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】本発明の一実施形態におけるプリンタ2内のプ
リンタコントローラ22とプリンタエンジン23間で行
われるデバイスキャリブレーションの手順を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】サーバ装置1によって行われるキャリブレーシ
ョンテーブルの作成方法を説明するための概要図であ
る。
【図5】図3のフローチャートで示された第2のキャリ
ブレーションテーブルを求めるための一連の動作を詳細
に説明するための図である。
【図6】プリンタ2から出力されるパッチデータの一例
を示す図である。
【図7】プリンタ2においてダウンロードデータを受信
する際のプリンタコントローラ22の処理動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】本発明によるプリンタ更正システムにおけるサ
ーバ装置1からのアプリケーションに対応して画面上に
表示されるユーザインタフェース(UI)画面の適用例
を示す図である。
【図9】メイン画面の表示例を示す図である。
【図10】適正な最大濃度調整を行う際の濃度特性カー
ブの動きを説明するための図である。
【図11】プリンタコントローラ22においてキャリブ
レーションデータを用いて画像処理を行う際の処理手順
を説明するためのフローチャートである。
【図12】最大濃度補正を行う選択がされた場合の設定
画面を示す図である。
【図13】最大濃度補正を行わない選択がされた場合の
設定画面を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ装置 2 プリンタ 3 スキャナ 4 クライアント装置 5 ネットワーク 11、21 キャリブレーションデータ格納部 22 プリンタコントローラ 23 プリンタエンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06T 1/00 510 B41J 3/00 A 5C077 H04N 1/46 B 5C079 1/60 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 AQ06 AR01 KK04 KK25 KK26 KK28 KK32 2C087 AA15 AB05 AC07 AC08 BD36 2C262 AA24 AB12 AC04 BA09 BB03 BC01 BC09 BC10 EA12 EA13 FA13 5B021 AA30 BB01 BB04 BB08 BB10 EE02 LG07 LL05 NN23 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CE18 5C077 LL16 MM27 MP08 PP32 PP33 PP37 PP43 PQ12 PQ18 PQ23 SS05 SS06 TT02 5C079 HB01 HB03 HB12 LB02 MA04 MA10 MA11 MA19 NA17 NA21 PA03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー印字可能なプリンタのキャリブレ
    ーションを行うプリンタ更正方法であって、 前記プリンタで印字される色成分の最大濃度情報を利用
    してキャリブレーション情報を生成する第1のキャリブ
    レーション工程と、 生成されたキャリブレーション情報と前記プリンタに固
    有のキャリブレーション情報とを利用して、前記プリン
    タのキャリブレーションを行う第2のキャリブレーショ
    ン工程とを有することを特徴とするプリンタ更正方法。
  2. 【請求項2】 カラー印字可能なプリンタのキャリブレ
    ーションを行うプリンタ更正方法であって、 前記プリンタからカラー印字に用いられる各色成分に関
    するパッチデータを出力させる出力工程と、 該パッチデータ出力時の前記プリンタについてのエンジ
    ン特性情報を取得する取得工程と、 前記パッチデータを読み取る読取工程と、 読み取られた前記パッチデータに基づいてキャリブレー
    ションテーブルを作成するテーブル作成工程と、 作成されたキャリブレーションテーブル及び前記エンジ
    ン特性情報をキャリブレーション情報として前記プリン
    タへダウンロードするダウンロード工程と、 生成されたキャリブレーション情報と前記プリンタに固
    有のキャリブレーション情報とを利用して前記プリンタ
    のキャリブレーションを行う第2のキャリブレーション
    工程とを有することを特徴とするプリンタ更正方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のキャリブレーション工程が、 前記プリンタで印字される色成分の最大濃度補正を行う
    補正工程と、 前記プリンタについてのエンジン特性情報を取得する第
    2の取得工程と、 前記キャリブレーションテーブルが前記プリンタにダウ
    ンロードされているか否かを判定する判定工程と、 前記キャリブレーションテーブルがダウンロードされて
    いる場合、前記キャリブレーションテーブルに所定の特
    性を与えるためのキャリブレーションテーブル補正デー
    タを作成する補正データ作成工程と、 生成されたキャリブレーションテーブル補正データから
    新たなキャリブレーションテーブルを作成する第2のテ
    ーブル作成工程と、 該新たなキャリブレーションテーブルを用いてキャリブ
    レーションを行うキャリブレーション工程とを有するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ更正方
    法。
  4. 【請求項4】 前記プリンタのキャリブレーション実行
    に先立って、前記プリンタで印字される色成分の最大濃
    度補正を行う第2の補正工程をさらに有することを特徴
    とする請求項2又は3に記載のプリンタ更正方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の補正工程を実行するか否かを
    選択する選択工程をさらに有することを特徴とする請求
    項4記載のプリンタ更正方法。
  6. 【請求項6】 カラー印字可能なプリンタに接続し、該
    プリンタのキャリブレーションを行うプリンタ更正装置
    であって、 前記プリンタで印字される色成分の最大濃度情報を利用
    してキャリブレーション情報を生成する第1のキャリブ
    レーション手段と、 生成されたキャリブレーション情報と前記プリンタに固
    有のキャリブレーション情報とを利用して、前記プリン
    タのキャリブレーションを行う第2のキャリブレーショ
    ン手段とを備えることを特徴とするプリンタ更正装置。
  7. 【請求項7】 カラー印字可能なプリンタに接続し、該
    プリンタのキャリブレーションを行うプリンタ更正装置
    であって、 前記プリンタからカラー印字に用いられる各色成分に関
    するパッチデータを出力させる出力手段と、 該パッチデータ出力時の前記プリンタについてのエンジ
    ン特性情報を取得する取得手段と、 前記パッチデータを読み取る読取手段と、 読み取られた前記パッチデータに基づいてキャリブレー
    ションテーブルを作成するテーブル作成手段と、 作成されたキャリブレーションテーブル及び前記エンジ
    ン特性情報をキャリブレーション情報として前記プリン
    タへダウンロードするダウンロード手段と、 生成されたキャリブレーション情報と前記プリンタに固
    有のキャリブレーション情報とを利用して前記プリンタ
    のキャリブレーションを行う第2のキャリブレーション
    手段とを備えることを特徴とするプリンタ更正装置。
  8. 【請求項8】 前記第2のキャリブレーション手段が、 前記プリンタで印字される色成分の最大濃度補正を行う
    補正手段と、 前記プリンタについてのエンジン特性情報を取得する第
    2の取得手段と、 前記キャリブレーションテーブルが前記プリンタにダウ
    ンロードされているか否かを判定する判定手段と、 前記キャリブレーションテーブルがダウンロードされて
    いる場合、前記キャリブレーションテーブルに所定の特
    性を与えるためのキャリブレーションテーブル補正デー
    タを作成する補正データ作成手段と、 生成されたキャリブレーションテーブル補正データから
    新たなキャリブレーションテーブルを作成する第2のテ
    ーブル作成手段と、 該新たなキャリブレーションテーブルを用いてキャリブ
    レーションを行うキャリブレーション手段とを備えるこ
    とを特徴とする請求項6又は7に記載のプリンタ更正装
    置。
  9. 【請求項9】 前記プリンタのキャリブレーション実行
    に先立って、前記プリンタで印字される色成分の最大濃
    度補正を行う第2の補正手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項7又は8に記載のプリンタ更正装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の補正手段を実行するか否か
    を選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする請
    求項9記載のプリンタ更正装置。
  11. 【請求項11】 前記プリンタに対してネットワークを
    介して接続可能であることを特徴とする請求項6から1
    0までのいずれか1項に記載のプリンタ更正装置。
  12. 【請求項12】 カラー印字可能なプリンタと、該プリ
    ンタに接続し、該プリンタのキャリブレーションを行う
    プリンタ更正装置とを備えるプリンタ更正システムであ
    って、 前記プリンタで印字される色成分の最大濃度情報を利用
    してキャリブレーション情報を生成する第1のキャリブ
    レーション手段と、 生成されたキャリブレーション情報と前記プリンタに固
    有のキャリブレーション情報とを利用して、前記プリン
    タのキャリブレーションを行う第2のキャリブレーショ
    ン手段とを備えることを特徴とするプリンタ更正システ
    ム。
  13. 【請求項13】 カラー印字可能なプリンタと、該プリ
    ンタに接続し、該プリンタのキャリブレーションを行う
    プリンタ更正装置を備えるプリンタ更正システムであっ
    て、 前記プリンタからカラー印字に用いられる各色成分に関
    するパッチデータを出力させる出力手段と、 該パッチデータ出力時の前記プリンタについてのエンジ
    ン特性情報を取得する取得手段と、 前記パッチデータを読み取る読取手段と、 読み取られた前記パッチデータに基づいてキャリブレー
    ションテーブルを作成するテーブル作成手段と、 作成されたキャリブレーションテーブル及び前記エンジ
    ン特性情報をキャリブレーション情報として前記プリン
    タへダウンロードするダウンロード手段と、 生成されたキャリブレーション情報と前記プリンタに固
    有のキャリブレーション情報とを利用して前記プリンタ
    のキャリブレーションを行う第2のキャリブレーション
    手段とを備えることを特徴とするプリンタ更正システ
    ム。
  14. 【請求項14】 カラー印字可能なプリンタに接続し、
    該プリンタのキャリブレーションを行うプリンタ更正装
    置を制御するためのコンピュータプログラムであって、 前記プリンタで印字される色成分の最大濃度情報を利用
    してキャリブレーション情報を生成する第1のキャリブ
    レーション手段と、 生成されたキャリブレーション情報と前記プリンタに固
    有のキャリブレーション情報とを利用して、前記プリン
    タのキャリブレーションを行う第2のキャリブレーショ
    ン手段として機能することを特長とするコンピュータプ
    ログラム。
  15. 【請求項15】 カラー印字可能なプリンタに接続し、
    該プリンタのキャリブレーションを行うプリンタ更正装
    置を制御するためのコンピュータプログラムであって、 前記プリンタからカラー印字に用いられる各色成分に関
    するパッチデータを出力させる出力手段と、 該パッチデータ出力時の前記プリンタについてのエンジ
    ン特性情報を取得する取得手段と、 前記パッチデータを読み取る読取手段と、 読み取られた前記パッチデータに基づいてキャリブレー
    ションテーブルを作成するテーブル作成手段と、 作成されたキャリブレーションテーブル及び前記エンジ
    ン特性情報をキャリブレーション情報として前記プリン
    タへダウンロードするダウンロード手段と、 生成されたキャリブレーション情報と前記プリンタに固
    有のキャリブレーション情報とを利用して前記プリンタ
    のキャリブレーションを行う第2のキャリブレーション
    手段として機能することを特徴とするコンピュータプロ
    グラム。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15に記載のコンピュ
    ータプログラムを格納することを特徴とする記録媒体。
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