JP2001016451A - キャリブレーション方法、情報処理装置及び情報処理システム - Google Patents

キャリブレーション方法、情報処理装置及び情報処理システム

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JP2001016451A
JP2001016451A JP11185406A JP18540699A JP2001016451A JP 2001016451 A JP2001016451 A JP 2001016451A JP 11185406 A JP11185406 A JP 11185406A JP 18540699 A JP18540699 A JP 18540699A JP 2001016451 A JP2001016451 A JP 2001016451A
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Yasusuke Nakajima
庸介 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ(PC)とプリンタ
を有した情報処理システムにおいてプリンタに対するキ
ャリブレーションの実行を簡易に行う。 【解決手段】 PCは、キャリブレーションの対象とな
るプリンタに対しパッチデータを出力することによりパ
ッチを印刷するとともに(S21)、これをスキャナに
よって読取らせ(S22)、その読取りデータに基づい
てキャリブレーションテーブルを作成する(S23)。
そして、このキャリブレーションテーブルを上記キャリ
ブレーションの対象であるプリンタにダウンロードする
(S24)。こえにより、ユーザは、基本的にPCのア
プリケーション上でキャリブレーションに関する処理を
行うだけでプリンタのキャリブレーションを実行でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリブレーショ
ン方法、情報処理装置及び情報処理システムに関し、詳
しくは、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に接
続されるカラープリンタ等のプリント装置における印刷
特性を安定して所望のものに保つために行われるキャリ
ブレーションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント装置においては、用いられる環
境の温度や湿度など、環境条件によってその印刷特性が
変化する場合があることが一般に知られている。また、
このような環境条件の他、一定期間の使用の後に印刷特
性が変化することもある。これは、例えば電子写真方式
のプリント装置の場合、感光ドラムの感光特性が上記環
境条件や使用による経年変化によって変化し、その結果
として印刷された画像等において観察される、例えば階
調性等の印刷特性が所望のものから変化するものであ
る。また、インクジェット方式のプリント装置では、例
えばプリントヘッドの吐出特性の変化によって上述の印
刷特性の変化を生ずることも知られている。
【0003】キャリブレーションは、このような印刷特
性の変化に対して行われるが、上述のような個別的なプ
リント装置の印刷特性の変化に対して行われるばかりで
なく、複数のプリント装置がネットワークを介して接続
される情報処理システムでは、複数のプリント装置間の
上述したような印刷特性の違いが問題となることがあ
り、このような場合にも、各プリント装置間の印刷特性
のばらつきを低減するためにキャリブレーションが必要
となる。
【0004】従来におけるこのようなキャリブレーショ
ンの実行は、基本的にユーザの指示入力に基づいて行わ
れる。例えば、ユーザが印刷される画像の階調性が所望
のものでないことを観察したとき、プリント装置あるい
はパーソナルコンピュータ(以下、単に「PC」とも言
う)等に表示される操作画面上でキャリブレーションの
実行を指示するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にあっては、キャリブレーションの実行が比較的煩
雑であることが多い。すなわち、プリンタにおいて例え
ば輝度濃度変換、γ変換などの画像処理を行い最終的に
2値データを得、これに基づいて印刷を行う構成にあっ
ては、例えばγ変換テーブルについて実行したキャリブ
レーションの結果をプリンタに反映させるためキャリブ
レーションによって得られたデータに基づいてプリンタ
において何らかの入力処理が必要であり、そのための処
理が比較的煩雑なものとなる。また、キャリブレーショ
ン実行に関する、パッチの印刷、読取り、上述のキャリ
ブレーションデータの入力といった一連の処理に関連し
て、PCおよびプリンタそれぞれで個別の操作を必要と
する場合があり、このような場合には、一括した操作、
処理等が行えないことによるユーザの手間は多大なもの
となる。
【0006】さらに、例えばネットワークを介して複数
のプリンタが接続されるプリントシステムでは、上述し
た操作、処理がプリンタの数だけ必要であり、キャリブ
レーション実行に関する上述のような処理、操作はより
顕著に煩雑なものとなる。逆に複数のPCによって1台
のプリンタを共用する場合、それぞれのユーザがキャリ
ブレーションを必要に応じて手軽に実施することを困難
にしている。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、プリント
装置におけるキャリブレーションの実行をより簡易に行
うことが可能なキャリブレーション方法、情報処理装置
及び情報処理システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明で
は、情報処理装置から送られるプリントデータに基づい
てプリントを行うプリント装置のキャリブレーション方
法であって、プリント装置におけるプリント結果に基づ
き、当該プリント装置に係わるキャリブレーションデー
タを作成し、該作成したキャリブレーションデータを当
該プリント装置にダウンロードするステップを有したこ
とを特徴とする。
【0009】また、プリント装置にプリントデータを送
ることにより当該プリント装置にプリントを行なわせる
情報処理装置であって、プリント装置におけるプリント
結果に基づき、当該プリント装置に係わるキャリブレー
ションデータを作成する作成手段と、該作成手段が作成
したキャリブレーションデータを当該プリント装置にダ
ウンロードする手段とを有したことを特徴とする。
【0010】さらに、プリント装置および該プリント装
置にプリントデータを送ることにより当該プリント装置
にプリントを行なわせる情報処理装置とを有した情報処
理システムであって、プリント装置におけるプリント結
果に基づき、当該プリント装置に係わるキャリブレーシ
ョンデータを作成する作成手段と、該作成手段が作成し
たキャリブレーションデータを当該プリント装置にダウ
ンロードする手段とを有したことを特徴とする。
【0011】以上の構成によれば、プリント装置のキャ
リブレーションを行う場合、例えばパーソナルコンピュ
ータ等の情報処理装置によってキャリブレーションデー
タを作成し、これをプリント装置にダウンロードするの
で、情報処理装置における操作入力などによってプリン
ト装置にプリントを行わせるユーザは、その用いるプリ
ント装置のキャリブレーションを、基本的には情報処理
装置における例えばアプリケーション上で行うことがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0013】<第1の実施形態>図1は、本発明の一実
施形態に係わる情報処理システムの構成を示すブロック
図である。
【0014】本実施形態の情報処理システムは、パーソ
ナルコンピュータ(以下、PCともいう)1に、プリン
タ2およびスキャナ3が接続されて構成されるものであ
る。
【0015】情報処理装置としてのPC1は、記録され
ているソフトウエアに基づき各種機能をを実行する。例
えばユーザは、プリントに関して、種々のアプリケーシ
ョンによって所望の印刷データの作成、編集、印刷指示
等を行うことができる。また、本実施形態では、PC1
は、図2において後述されるキャリブレーションテーブ
ル作成等の処理を実行する。
【0016】PC1におけるスキャナドライバは、スキ
ャナ3を制御して原稿を読取ることにより得られた読取
りデータを入力することができる。読取られた原稿デー
タは、PC1において文書、画像等として処理される。
さらに、このスキャナ3は、後述のように、キャリブレ
ーションにおけるパッチの濃度読み取りにも用いられ
る。
【0017】印刷装置としてのプリンタ2は、上述のよ
うに、接続されたPC1の指示によってプリントを実行
することができる。本実施形態のプリンタ2は、電子写
真方式のレーザビームを用いたものである。このプリン
タ2にはキャリブレーションデータを格納する格納部2
1が構成されている。
【0018】すなわち、プリンタ2は、本実施形態で構
成されるプリントシステムにおいて、印刷特性を適切に
保持するためのキャリブレーションの対象となる部分で
あり、PC1は、後述されるようにキャリブレーション
によって作成したキャリブレーションテーブルをキャリ
ブレーションデータとしてプリンタ2に対しダウンロー
ドし、これにより上記テーブルは格納部21に格納され
る。そして、プリンタ2は、具体的にはγ補正テーブル
であるこのキャリブレーションテーブルを用いて画像デ
ータに対してγ変換を行いプリントデータの生成を行
う。
【0019】なお、本実施形態では、プリンタとして、
レーザビームを用いるものとしたが、本発明の適用はこ
れに限られないことは勿論である。例えば、電子写真方
式でなくインクジェット方式のものを用いることができ
る。
【0020】以上のシステムで行われる本実施形態のキ
ャリブレーションについて以下に説明する。
【0021】図2は、PC1によって実行されるキャリ
ブレーションテーブル作成等の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【0022】まず、ステップS21において、キャリブ
レーションを行うべきプリンタ2に対し、パッチデータ
及びこれを印刷する旨の指示を行う。プリンタ2は、こ
のパッチデータおよび印刷指示に基づきパッチの印刷を
行う。
【0023】図3は、上記パッチデータの例を示す模式
図である。同図に示されるように、本実施形態のパッチ
データは、パッチが印刷される用紙の1ページ内に縦3
2×横32の総計1024個のセクションによりなるパ
ッチが形成されるものである。一つのセクションは、プ
リンタ2における各トナーの色に対応したマゼンタ、シ
アン、イエローまたはブラックのいずれかに対応したも
のであり、また、各セクションに示される数字はパッチ
におけるそれぞれのセクションの配列位置の情報を示し
たものである。また、同時にこの数字は、図4に示すよ
うに、それぞれのセクションをプリントする濃度データ
(階調データ)を示すものである。例えば、配列位置
「0」の階調値は“0”であり、配列位置「32」の階
調値は“128”、配列位置「63」の階調値は“25
5”である。なお、本実施形態の階調値は、図4にも示
されるように、各色8ビットのデータとしてその値が0
から255のいずれかの値を採るが、それらのデータが
図4には示されない他のビット数で表されるものである
場合は、図4における配列位置に対応した階調値を上記
ビット数に応じて変化させれば良い。
【0024】図3に示すパッチにおいて、それぞれの色
の同じ数字で示されるセクションはパッチの縦方向にお
いて同じ位置でかつ横方向に連続して配されて階調値が
等しい一つのブロックを形成する。
【0025】また、図3に示す本実施形態のパッチは、
それぞれのブロックが、上記配列位置を示す数字が0〜
31(階調値が0〜124)である比較的低濃度のハイ
ライトブロックと、上記数字が33、35、37…5
9、61、63(階調値が132、140、148…2
36、244、255)で示される比較的高濃度のシャ
ドウブロックに分けられる。これらハイライトブロック
とシャドウブロックとは、それぞれパッチの縦方向にお
いて全体(32ブロック分)に配され、また、横方向に
おいてそれぞれ交互に繰り返し配置される。この場合、
図から明らかなように、シャドウブロックは、縦方向に
同じブロックパターンが2パターン繰り返される。ま
た、ハイライトブロックについては、上記横方向で繰り
返されるパターンにおいてそれぞれのブロックの配置に
対する階調値が周期的に変化するパターンとなってい
る。
【0026】すなわち、本実施形態のパッチは、ハイラ
イトブロックとして32段階の階調値に応じたそれぞれ
のブロックを4ヵ所に配置し、一方、シャドウブロック
として16段階の階調値に応じたそれぞれのブロックを
8ヶ所に配置したものである。なお、ハイライトブロッ
クとシャドウブロックにおける、それぞれの階調値の数
の相違は、より低濃度側であるハイライト部においてよ
り細かな濃度変化、すなわち印刷特性変化の情報を必要
とするからである。また、シャドウブロックのパターン
配置数を多くするのは、スキャナにおける読取りのばら
つきがハイライトに比べてシャドウ部のほうが大きくな
る傾向があるためである。このようなパッチの構成によ
れば、少ないパッチ数で高精度のキャリブレーションを
行うことができる。
【0027】なお、上述の説明では、パッチデータはP
C1からプリンタ2に供給するものとしたが、これに限
られず、例えばプリンタ2で図3に示すフォーマットの
パッチデータを構成するための情報を所有しておき、P
C1からの指示に応じ、上記情報に基づいてパッチデー
タを生成しても良い。プリンタ2が有する上記情報は、
プリンタ2が有しているコマンド系に依存するものであ
るが、ここではその説明は省略する。
【0028】以上説明したステップS21におけるパッ
チの印刷を終了すると、ステップS22において、スキ
ャナ3によるパッチの読取りを行う。
【0029】すなわち、ユーザは、スキャナ3に上述の
パッチが印刷された用紙をセットし、PC1のスキャナ
ドライバによってスキャナ3による読取りを動作させ
る。スキャナ3は、パッチにおける各セクションの濃度
をR,G,B信号として入力し、これらをPC1へ転送
する。PC1では、これらの入力値に対し、ハイライト
ブロックでは、それぞれのブロックの配置情報に基づ
き、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロ(Y)、ブ
ラック(K)の各色についてパッチデータの階調値が同
じそれぞれ4つのセクションの入力値の平均を算出し、
一方、シャドウブロックについては、同様に各色につい
て階調値が同じ8つのセクションの入力値の平均を算出
する。そして、その結果として、C,M,Y,Kの各色
について、パッチにおける48個の階調値に対応した
R、G、B信号値を得る。さらに、これらのR、G、B
信号値は、輝度濃度変換テーブルによって、濃度信号値
に変換される。最終的に各色48個の濃度値からなる、
プリンタ2の現在の出力濃度特性(本実施形態の印刷特
性)を得ることができる。
【0030】なお、スキャナ3によるスキャン(読取
り)は、上述のようにPC上に構成されるスキャナドラ
イバを介して行われるが、スキャン解像度の設定や入力
領域の指定などもこのスキャナドライバを介して行われ
る。
【0031】次に、ステップS23において、PC1
は、キャリブレーションテーブルの作成を行う。図5
(a)、(b)および(c)は、このテーブル作成を説
明する図である。
【0032】図5(a)は、上述のステップS22の読
取りによって得られるプリンタ2の出力濃度特性を示す
図である。なお、同図には図示の簡略化のため一色のみ
について模式的に出力濃度特性が示されている。また、
以下の説明では同様に一色のみについてテーブル作成処
理を説明する。
【0033】ステップS22で得られる48個の濃度値
とそれらを用いた補間演算によって、図5(a)に示す
出力濃度特性が得られる。本実施形態では、このような
特性を示すプリンタに対し、そのプリントデータを生成
するのに用いられるγ補正テーブルの内容を,上記出力
農度特性に基づき更新する処理であるキャリブレーショ
ンを行う。具体的には、γ補正テーブルの入出力関係が
図5(c)に示す線形となるように、γ補正テーブルの
内容を図5(b)に示すものとする。すなわち、図5
(a)に示す入出力の関数に対し、その逆関数である図
5(b)に示す入出力関係を有したテーブルの内容とす
る。
【0034】以上のキャリブレーションテーブルの作成
の後、ステップS24で、PC1は、このキャリブレー
ションデータをプリンタ2へダウンロードする。
【0035】ダウンロードされたキャリブレーションデ
ータはプリンタ2のキャリブレーションデータ格納部2
1(図1参照)に格納される。なお、ダウンロードの際
のダウンロードコマンドなどはダウンロードされるプリ
ンタのコマンド系に依存するがここではその説明は省略
する。
【0036】プリンタ2においてダウンロードデータを
受信する際の処理手順を図6を参照して説明する。
【0037】まず、ステップS61においてデータが受
信されたか否かの判断を行う。データを受信したことを
判断した場合は、ステップS62においてデータ解析を
行う。この解析で、キャリブレーションデータのダウン
ロードであると判断した場合は(ステップS63)、ス
テップS64において、上述したように、キャリブレー
ションデータ格納部21に各色ごとのキャリブレーショ
ンデータを格納する。このキャリブレーションデータの
格納によってγ補正テーブルの更新、すなわちγ補正テ
ーブルのキャリブレーションが行われたことになる。
【0038】一方、ステップS63においてキャリブレ
ーションデータでなくその他のデータであると判断した
場合はステップS65においてそれに応じた処理を行
う。
【0039】図6に示す処理は、上述のように、キャリ
ブレーションデータのダウンロードだけでなく一般の、
PC1から何らかのデータのダウンロードがあった場合
の処理も示すものである。例えば、通常の印刷のためプ
リンタ2に対し印刷データのダウンロードがあった場合
も図6に示す手順に従い印刷データのダウンロードを行
う。すなわち、ステップS62の解析で印刷データのダ
ウンロードであると判断した場合(ステップS63)、
ステップS65において、印刷データの解析、ページレ
イアウトの構成、画像処理およびこれらの処理に基づく
印刷処理を行う。
【0040】PC1などからダウンロードされた印刷デ
ータに対し所定の画像処理を行い印刷に用いる2値デー
タを生成する処理の一例を、図7を参照して説明する。
【0041】まず、ステップS71において、入力信号
R、G、Bに対してカラー微調整を行う。このカラー微
調整は、輝度補正やコントラスト補正を行うものであ
る。次に、ステップS72においてカラーマッチング処
理を行う。これは、PC1において用いられるモニタ
(図1では不図示)で表現される色の色味と、プリンタ
2で印刷される色の色味とを合わせるために行われる処
理である。さらに、ステップS73において輝度濃度変
換を行う。この処理は、入力信号である輝度信号R、
G、B信号を、本プリンタ2で用いる濃度信号C、M、
Y、K信号に変換するために行われる処理である。
【0042】次に、ステップS74において、出力γ補
正を行う。すなわち、本プリンタ2の出力濃度特性に応
じて上述のキャリブレーションにより作成されたγ補正
テーブル(キャリブレーションデータ)を用い、ステッ
プS73で得られた各8ビットの濃度信号C、M、Y、
Kに対し、γ補正を行う。
【0043】以上の処理の後、ステップS75では、本
プリンタ2のレーザビームの構成に合わせ、上記8ビッ
ト信号を1ビットの信号に変換する2値化処理を行う。
なお、レーザビームが多段階の出力が可能な構成ではそ
の段階に応じて2値以上の値に変換されることは公知の
とおりである。
【0044】以上、図1〜図7を参照して、本実施形態
のキャリブレーション処理およびそれによって更新され
たγ補正テーブルを用いてプリンタ2で行われる印刷の
ための画像処理を説明したが、本実施形態では、これら
キャリブレーション処理等は、PC1上のアプリケーシ
ョンとして行われる。以下では、上述したキャリブレー
ション処理を、そのアプリケーションにおけるユーザイ
ンターフェースの側面から説明する。
【0045】図8および図9は、本実施形態のキャリブ
レーションに関するユーザインターフェースを説明する
図であり、図8はその処理手順を示すフローチャートを
示し、図9はこの処理手順におけるモニタの表示例とし
てメイン画面を示す図である。
【0046】本アプリケーションが起動されると、図8
のステップS81に示すように、プリンタドライバおよ
びスキャナドライバがPC1のシステムにインストール
されているか否かを判断する。これらの必要なドライバ
がインストールされていない場合はステップS83にお
いてドライバチェックエラーの表示を行い、本処理を終
了する。
【0047】ステップS81で必要なドライバがインス
トールされていると判断された場合は、ステップS82
においてメイン画面の表示を行う。図9に示されるよう
に、メイン画面には選択メニューとして「新規」、「測
定データファイルを開く」、「ダウンロードデータの削
除」の3種類が表示される。なお、本ユーザインターフ
ェースの表示画面では、基本的に「次へ」、「戻る」、
「キャンセル」、「ヘルプ」のいずれかを選択すること
ができ、これにより、関連する他の画面に移行できるよ
う構成されている。
【0048】上記メイン画面で「新規」を選択して「次
へ」を押下する操作をすると、ステップS84、S8
7、S88の処理へ移行する。すなわち、この「新規」
の選択によって、キャリブレーションデータを新たに作
成することを指示することができる。
【0049】この指示に応じ、ステップS84、S8
7、S88では、図2のステップS21〜ステップS2
4にて前述した処理を行う。まず、ステップS84で
は、キャリブレーションの対象であるプリンタ2に対し
てパッチデータの出力を行ない、パッチのプリントを行
う。
【0050】次に、ステップS87で、ユーザがスキャ
ナ3にパッチが印刷された用紙をセットすると、パッチ
の読取りを行う。そして、ステップS88において、前
述のキャリブレーションを実施する。これは、図2にて
前述した、ステップS23、S24の処理、すなわち、
キャリブレーションデータの作成、およびこのデータの
プリンタ2へのダウンロードを行う処理である。
【0051】なお、ステップS88のモニタの表示で
は、ステップS89、S810の処理へ移行するための
ボタンが表示され、このボタンを押下する操作によって
ステップS89またはS810へ移行することができ
る。ステップS89では、ステップS87で読取ったパ
ッチの測定データの保存処理を可能とする。この処理に
よってパッチの測定データを保存することにより、その
保存ファイルは、後述の既存の測定データを用いた処理
で用いることができる。また、ステップS810では、
詳細情報を表示する。この表示情報としては、上記測定
した印刷特性(濃度特性)等がある。
【0052】ステップS89またはS810の処理を抜
けると、ステップS88の処理に戻る。そして、ステッ
プS811で処理最終画面を表示し、ここで、本アプリ
ケーションの終了を指示すると、処理を終了し、一方、
メイン画面へ戻る旨の指示をすると、ステップS82の
メイン画面の表示にに戻る。
【0053】ステップS82のメイン画面で、「測定デ
ータファイルを開く」を選択し「次へ」の押下操作を行
うと、ステップS85において、測定データを指示する
ための表示を行い、ここで、「参照」ボタンを押下する
操作を行うと、ステップS812へ移行し測定データの
読み込みのための画面をを表示する。この表示により、
スキャナ3で測定したデータを詳細に調べることが可能
となる。なお、この測定データは上記ステップS89で
保存したファイルに記述されているデータである。そし
て、ステップS88では、保存したファイルの測定デー
タであって上述のように表示させて調べた測定データを
用いてキャリブレーションテーブルの作成及び作成した
テーブルのダウンロードを行う。そして、以降は上述と
同様の処理を行う。このように測定データをユーザが確
認できるので、プリンタの状態を詳細にユーザが把握す
ることができる。この確認により、ドラムの交換時期な
どを適切に判断することも可能となる。
【0054】また、ステップS82のメイン画面で「ダ
ウンロードデータの削除」を選択し「次へ」を押下する
と、ステップS86でプリンタ2のキャリブレーション
データ格納部21に格納されたキャリブレーションデー
タの削除を行う。なお、この削除する旨の指示は、プリ
ンタ2に対するコマンドによって行われるが、その詳細
な内容の説明は省略する。この削除処理以降の処理は上
述の処理と同様である。
【0055】<第2の実施形態>上述した第1の実施形
態では、PC、プリンタ、スキャナの各装置がローカル
な環境において接続されているのに対し、本実施形態で
は、上記各装置がネットワークを介して相互に接続され
る場合におけるプリンタのキャリブレーション等の処理
に関するものである。従って、本実施形態のキャリブレ
ーションに関する処理は上述した第1の実施形態と基本
的構成は同様のものであるが、各データの流れがネット
ワークに対応する点およびその制御方法が異なる。
【0056】なお、本実施形態ではネットワークにおけ
る接続形態およびプロトコルについては特に限定される
ものではなく、いずれのものであっても本発明を実施で
きることは勿論である。
【0057】図10は、本実施形態に係わる情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【0058】本実施形態の情報処理システムは、ネット
ワーク5を介してサーバPC1、クライアントPC4お
よびプリンタ2が接続されて構成されるものである。ま
た、このシステムには、さらに不図示のクライアントP
C4とプリンタ2が複数接続されている。この情報処理
システムでは、通常、ユーザはクライアントPC4にお
いて種々のアプリケーションによって処理された文書、
画像等を、ネットワーク5に接続された複数のプリンタ
2のいずれかを選択して印刷出力させることができる。
【0059】サーバPC1は、ネットワークに接続され
るクライアントPC4の要求に応じ、ファイルなどの種
々のデータを供給する。また、本実施形態では、サーバ
PC1は、図2において前述したキャリブレーションテ
ーブル作成等の処理を実行するものであり、そのための
ソフトウエアプログラムがインストールされている。サ
ーバPC1にはスキャナ3が接続される。スキャナ3は
サーバPC1におけるスキャナドライバの制御に基づき
原稿の読取りを行い、その読取りデータをサーバPC1
転送することができる。読取られた原稿データは、サー
バPC1またはクライアントPC4において文書、画像
等として処理される。このスキャナ3は、前述したよう
に、キャリブレーションにおけるパッチの濃度読み取り
にも用いられる。
【0060】クライアントPC4において、ユーザは、
種々のアプリケーションによって、それに応じた処理を
行うことができ、プリントに関しては、例えば文書、画
像等の作成、編集や、プリンタ2に対するプリント実行
の指示等を行うことができる。
【0061】プリンタ2は、上述のように、ネットワー
ク5に複数が接続されており、それぞれは、同様に複数
が接続されたクライアントPC4のいずれの指示によっ
てもプリントを実行することができる。プリンタ2に
は、上記実施形態同様、キャリブレーションデータを格
納する格納部21が構成されている。すなわち、それぞ
れのプリンタ2は、本実施形態で構成されるプリントシ
ステムにおいて、印刷特性を適切に保持するためのキャ
リブレーションの対象となる部分であり、サーバPC1
は、キャリブレーションによって作成したキャリブレー
ションテーブルをキャリブレーションデータとしてプリ
ンタ2に対しダウンロードし、これにより、上記テーブ
ルは格納部21に格納される。そして、プリンタ2は、
具体的にはγ補正テーブルであるキャリブレーションテ
ーブルによって画像データのγ変換を行いプリントデー
タの生成を行う。
【0062】以上の構成におけるキャリブレーションの
実行等は、図2にて上述した処理と基本的に同様のもの
である。すなわち、図2において、ステップS21にお
いてサーバPC1からプリンタ2へパッチを印刷するよ
うネットワーク5を介して指示し、プリンタ2ではこれ
に応じて上記実施形態と同様のパッチの印刷を行う。こ
のとき、上記第1実施形態と異なる点は、ネットワーク
上に複数のプリンタが接続されていることを考慮して、
キャリブレーションの対象となるプリンタを特定する点
である。これはネットワーク管理のルールに従ってなさ
れるが、ここではその説明は省略する。
【0063】以下、第1実施形態と同様にして、ステッ
プS22において、サーバPC1に接続されたスキャナ
3によって印刷出力されたパッチの読取りを行ない、ス
テップS23でサーバPC1によりキャリブレーション
テーブルの作成を行なう。そして、ステップS24でキ
ャリブレーションテーブルデータのプリンタ2へのダウ
ンロードをネットワーク5を介して行う。この場合に異
なる点は、パッチ出力の場合と同様、ネットワーク上に
複数台のプリンタが接続されていることを考慮して、ダ
ウンロードの対象となるプリンタを特定する点である。
【0064】なお、以上の処理において、キャリブレー
ションおよびダウンロードの対象となるプリンタを特定
する必要があるが、この特定は、具体的には図8につい
て説明したステップS84のパッチ印刷の際に、ユーザ
インターフェース上で行うことができる。
【0065】以上のように、本実施形態では、キャリブ
レーションはシステム管理者の指示の下、サーバPC1
において実行し、一方、通常のプリントはユーザの指示
の下、それぞれのクライアントPC4および選択された
プリンタ2において実行する。
【0066】このように、本実施形態によれば、ネット
ワークに接続される複数のプリンタに関するキャリブレ
ーションの制御を、基本的にサーバPCが実行するソフ
トウエアによって行うことができ、より簡易にキャリブ
レーションを行うことができる。
【0067】<第3の実施形態>本実施形態は、上記第
2実施形態とは異なるネットワークシステムにおけるキ
ャリブレーションの実行に関するものである。すなわ
ち、本実施形態では、プリンタ2がサーバPC1に直接
接続する形態をとり、これにより、PC1がキャリブレ
ーションサーバであると同時にプリントサーバの役割を
担うものである。従って、本実施形態のキャリブレーシ
ョンでは、上述の第2実施形態とはサーバPC1がプリ
ンタサーバを兼ねることに関連してその制御方法が異な
る。
【0068】図11は、本実施形態の情報処理システム
の構成を示すブロック図である。
【0069】同図に示す様に、本システムはネットワー
ク5にサーバPC1およびクライアントPC4が直接接
続されて構成される。上記実施形態と同様ネットワーク
5には、複数のクライアントPC4またはサーバPC1
が接続することができる。またサーバPC1にはプリン
タ2およびスキャナ3が直接接続される。
【0070】サーバPC1には、本実施形態のキャリブ
レーション処理を実行するソフトウエアがインストール
されている。プリンタ2はサーバPC1から送られるプ
リントデータ等に基づいてプリント処理を行う。すなわ
ち、本実施形態のキャリブレーションの対象となるプリ
ント装置であり、ネットワーク5に接続されたクライア
ントPCからのプリント指示に基づくサーバPC1の制
御によってプリントを行う。プリンタ2のキャリブレー
ションデータ格納部21には、上記第1および第2実施
形態と同様にサーバPC1によりダウンロードされるキ
ャリブレーションデータが格納される。スキャナ3は、
同様にキャリブレーションにおいて印刷したパッチの濃
度を測定するために用いられるとともに、原稿を読取る
といった本来の目的にも用いられる。クライアントPC
4は、所望の印刷データの作成、編集、印刷(プリン
ト)等を、ネットワークに接続されるサーバPCに対し
て指示するものである。
【0071】以上の構成に基づくキャリブレーション処
理等は、上述した第2実施形態で示した処理と略同様で
あるのでその説明は省略する。
【0072】以上の第3実施形態からも明らかなよう
に、本発明は種々の形態の情報処理システムに適用可能
であり、これにより、ユーザは、キャリブレーションの
実行をより簡易に行うことが可能となる。
【0073】なお、以上説明した各実施形態では、キャ
リブレーションデータの作成等、キャリブレーションに
関する処理をサーバPCが行うものとしたが、クライア
ントPCにおいて上述の各アプリケーションを動作さ
せ、それぞれのPCが上述した処理を実行できるように
しても良いことは勿論である。
【0074】<他の実施形態>本発明は上述のように、
複数の機器(たとえばホストコンピュータ、インタフェ
ース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステ
ムに適用しても一つの機器(たとえば複写機、ファクシ
ミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
【0075】また、前述した実施形態の機能を実現する
ように各種のデバイスを動作させるように該各種デバイ
スと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータ
に、図2、図6、図7、図8にて前述した各実施形態の
機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコード
を供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従
って前記各種デバイスを動作させることによって実施し
たものも本発明の範疇に含まれる。
【0076】またこの場合、前記ソフトウェアのプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコード自体、およびそのプロ
グラムコードをコンピュータに供給するための手段、例
えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発
明を構成する。
【0077】かかるプログラムコードを格納する記憶媒
体としては例えばフロッピー(登録商標)ディスク、ハ
ードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R
OM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0078】またコンピュータが供給されたプログラム
コードを実行することにより、前述の実施形態の機能が
実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と
共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもか
かるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれるこ
とは言うまでもない。
【0079】さらに供給されたプログラムコードが、コ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後その
プログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボード
や機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一
部または全部を行い、その処理によって前述した実施形
態の機能が実現される場合も本発明に含まれることは言
うまでもない。
【0080】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、プリント装置のキャリブレーションを行う場
合、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に
よってキャリブレーションデータを作成し、これをプリ
ント装置にダウンロードするので、情報処理装置におけ
る操作入力などによってプリント装置にプリントを行わ
せるユーザは、その用いるプリント装置のキャリブレー
ションを、基本的には情報処理における例えばアプリケ
ーション上で行うことができる。
【0081】この結果、プリント装置のキャリブレーシ
ョンを簡易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わる情報処理シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるキャリブレーショ
ンの基本的な処理を示すフロ−チャートである。
【図3】上記処理で用いられるパッチデータを模式的に
示す図である。
【図4】上記パッチデータにおけるデータセクションの
配列位置と階調値との関係を示す図である。
【図5】(a)、(b)および(c)は、本発明の一実
施態におけるキャリブレーションテーブルの作成を説明
する図である。
【図6】上記第1実施形態におけるキャリブレーション
に関したプリンタの処理を示すフローチャートである。
【図7】上記プリンタの処理のうち、通常の印刷に係わ
る処理を説明するフローチャートである。
【図8】上記第1実施形態にのキャリブレーションに関
するアプリケーションの処理をユーザインターフェース
によって示すフローチャートである。
【図9】上記アプリケーションで表示されるユーザイン
ターフェース画面の一例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係わる情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第3実施形態にに係わる情報処理シ
ステムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 サーバPC 2 プリンタ 3 スキャナ 4 クライアントPC 5 ネットワーク 21 キャリブレーションデータ格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 AQ06 HH08 HJ08 HN05 HN15 5B057 CA01 CA12 CB01 CB08 CB12 CE12 DB02 DB06 DB09 5C077 LL12 LL19 MM27 MP08 PP15 PP32 PP33 PP38 PQ12 PQ22 TT02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置から送られるプリントデー
    タに基づいてプリントを行うプリント装置のキャリブレ
    ーション方法であって、 プリント装置におけるプリント結果に基づき、当該プリ
    ント装置に係わるキャリブレーションデータを作成し、 該作成したキャリブレーションデータを当該プリント装
    置にダウンロードするステップを有したことを特徴とす
    るキャリブレーション方法。
  2. 【請求項2】 複数の情報処理装置とプリント装置はネ
    ットワークを介して相互に接続され、前記キャリブレー
    ションデータの作成および前記ダウンロードは、前記複
    数の情報処理装置のいずれにおいても実施できることを
    特徴とする請求項1に記載のキャリブレーション方法。
  3. 【請求項3】 前記プリント装置に所定の画像をプリン
    トさせ、および該所定の画像を情報処理装置に直接また
    はネットワークを介して接続する読取り装置によって読
    取らせるステップをさらに有し、前記プリント結果は、
    前記所定画像の読取り結果に基づいて得られることを特
    徴とする請求項1または2に記載のキャリブレーション
    方法。
  4. 【請求項4】 プリント装置にプリントデータを送るこ
    とにより当該プリント装置にプリントを行なわせる情報
    処理装置であって、 プリント装置におけるプリント結果に基づき、当該プリ
    ント装置に係わるキャリブレーションデータを作成する
    作成手段と、 該作成手段が作成したキャリブレーションデータを当該
    プリント装置にダウンロードする手段とを有したことを
    特徴とする情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置は、プリント装置とネ
    ットワークを介して相互に接続される複数の情報処理装
    置の一つであることを特徴とする請求項4に記載の情報
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記プリント装置に所定の画像をプリン
    トさせる手段、および該所定の画像を情報処理装置に直
    接またはネットワークを介して接続する読取り装置によ
    って読取らせる手段をさらに有し、前記プリント結果
    は、前記所定画像の読取り結果に基づいて得られること
    を特徴とする請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 プリント装置および該プリント装置にプ
    リントデータを送ることにより当該プリント装置にプリ
    ントを行なわせる情報処理装置とを有した情報処理シス
    テムであって、 プリント装置におけるプリント結果に基づき、当該プリ
    ント装置に係わるキャリブレーションデータを作成する
    作成手段と、 該作成手段が作成したキャリブレーションデータを当該
    プリント装置にダウンロードする手段とを有したことを
    特徴とする情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記情報処理装置は、プリント装置とネ
    ットワークを介して相互に接続される複数の情報処理装
    置の一つであることを特徴とする請求項7に記載の情報
    処理システム。
  9. 【請求項9】 前記プリント装置に所定の画像をプリン
    トさせる手段、および該所定の画像を情報処理装置に直
    接またはネットワークを介して接続する読取り装置によ
    って読取らせる手段をさらに有し、前記プリント結果
    は、前記所定画像の読取り結果に基づいて得られること
    を特徴とする請求項7または8に記載の情報処理システ
    ム。
  10. 【請求項10】 情報処理装置によって読取り可能にプ
    ログラムを記憶した記憶媒体であって、該プログラム
    は、 情報処理装置から送られるプリントデータに基づいてプ
    リントを行うプリント装置のキャリブレーション処理で
    あって、 プリント装置におけるプリント結果に基づき、当該プリ
    ント装置に係わるキャリブレーションデータを作成し、 該作成したキャリブレーションデータを当該プリント装
    置にダウンロードするステップを有した処理であること
    を特徴とする記憶媒体。
JP11185406A 1999-06-30 1999-06-30 キャリブレーション方法、情報処理装置及び情報処理システム Pending JP2001016451A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7639392B2 (en) 2003-03-28 2009-12-29 Infoprint Solutions Company, Llc Methods, systems, and media to enhance image processing in a color reprographic system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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