JP6070031B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents

硬貨処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6070031B2
JP6070031B2 JP2012221184A JP2012221184A JP6070031B2 JP 6070031 B2 JP6070031 B2 JP 6070031B2 JP 2012221184 A JP2012221184 A JP 2012221184A JP 2012221184 A JP2012221184 A JP 2012221184A JP 6070031 B2 JP6070031 B2 JP 6070031B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
coins
guide
hole
introduction hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012221184A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014074983A (ja
Inventor
箭野 達也
達也 箭野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP2012221184A priority Critical patent/JP6070031B2/ja
Publication of JP2014074983A publication Critical patent/JP2014074983A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070031B2 publication Critical patent/JP6070031B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、硬貨処理装置に関し、より詳細には、収容部内に収容された硬貨を搬送する回転部材を備える硬貨処理装置に関する。
硬貨処理装置は、例えば店舗等に設置されたレジスターの硬貨を管理する装置である。この硬貨処理装置は、硬貨を収容部に一括して受け入れた後、金種の判別等を行うために、硬貨を一枚ずつ繰り出す。
硬貨処理装置は、硬貨を繰り出すために、例えば、収容部の底部に形成されたガイド部との間で硬貨の搬送路を形成するように設けられ、回転することにより搬送路上の硬貨を搬送する回転部材を備える。そして、回転部材は、収容部の硬貨を搬送路へ導入するための導入穴を有する。
特開2004−70583号公報 特開2000−306133号公報
ところで、収容部内に収容された硬貨が少なくなった場合に、硬貨の姿勢によっては、硬貨が導入穴を通過せずに導入穴に残留することがある。例えば導入穴で硬貨が束になった状態が維持されて搬送路に移動せず、導入穴に残留することがある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、回転部材の導入穴で硬貨が残留することを防止可能な、新規かつ改良された硬貨処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、硬貨を収容する収容部と、前記収容部の底部に位置し、前記硬貨をガイドするガイド部と、前記ガイド部との間で硬貨の搬送路を形成するように設けられ、回転することにより前記硬貨を搬送する回転部材であって、前記収容部の硬貨を前記搬送路へ導入するための導入穴を複数有する回転部材と、前記ガイド部に前記硬貨の大きさよりも小さく形成されたガイド穴を有するガイド穴部と、を備える、硬貨処理装置が提供される。
かかる硬貨処理装置によれば、ガイド部に硬貨の大きさよりも小さく形成されたガイド穴が、例えば回転部材の回転の際に導入穴に位置する硬貨の姿勢を変化せる。この結果、導入穴で硬貨が残留することを防止できる。
また、上記の硬貨処理装置において、前記ガイド穴の縁が、前記回転部材の回転の際に、前記導入穴に位置する硬貨に接触して移動させることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記ガイド穴の縁が、前記回転部材の回転の際に、前記導入穴に束になった状態の硬貨に接触して移動させることで、束の状態を崩すこととしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記ガイド穴は、円形状の穴であることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記複数の導入穴は、前記回転部材の周方向に沿って形成され、前記ガイド穴部は、前記ガイド穴として、前記周方向に沿って形成された複数のガイド穴を有することとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記複数の導入穴は、前記回転部材の半径方向において、それぞれ前記回転部材の中心から同じ距離に位置し、前記複数のガイド穴は、前記半径方向において、それぞれ前記回転部材の中心から異なる距離に位置することとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記収容部に収容される硬貨の大きさは、金種別に異なり、前記ガイド穴の大きさは、前記収容部に収容される硬貨の大きさに応じて異なることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記回転部材の回転を制御する制御部と、前記導入穴による硬貨の前記搬送路への搬送状態を検出する検出部と、を更に備え、前記制御部は、前記回転部材の回転中に前記導入穴の硬貨が前記搬送路に搬送されていないことが検出された場合には、前記導入穴が前記ガイド穴に対向する位置に前記回転部材を回転させることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記制御部は、前記回転部材が複数回回転する際に、前記複数の導入穴のうちの一の導入穴の硬貨が連続して前記搬送路に搬送されていないことが検出された場合には、前記一の導入穴が前記ガイド穴に対向する位置に前記回転部材を回転させることとしても良い。
また、上記の硬貨処理装置において、前記回転部材は、第1方向、又は前記第1方向とは逆方向である第2方向に回転可能であり、前記制御部は、前記導入穴が前記ガイド穴に対向した状態で、前記第1方向と前記第2方向に交互に前記回転部材を回転させることとしても良い。
以上説明したように本発明によれば、回転部材の導入穴で硬貨が残留することを防止することが可能となる。
第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成を概略図である。 第1の実施形態に係る金種別ホッパ部60の内部構成を示す図である。 図2のA−A斜視図である。 導入穴222に硬貨Cが残留した状態を説明するための図である。 硬貨の直径と、ガイド穴281の最大直径との関係の一例を示す表である。 回転ディスク220のロック現象が発生した際のガイド穴部280と導入穴222と硬貨の関係を示す図である。 回転ディスク220のロック現象が発生した際に硬貨に作用する力の関係を説明するための図である。 導入穴222内の硬貨の枚数や重なり状態と、硬貨の搬送ガイド240への接触状態との関係を説明するための模式図である。 繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254による硬貨の繰り出す動作を説明するための図である。 第2の実施形態に係る金種別ホッパ部60の構成を示す図である。 磁気センサ260による導入穴222からの硬貨の搬送状態の検出を説明するための図である。 束になった硬貨を崩すための回転ディスク220の回転制御を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.第1の実施形態>
(1−1.硬貨処理装置の構成)
図1を参照しながら、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成を概略図である。なお、図1(a)は、硬貨処理装置1を正面側から見た図であり、図1(b)は、硬貨処理装置1を側面側から見た図である。
硬貨処理装置1は、硬貨を一括して受け入れた後、各硬貨の硬貨認識を行って金種を判別する。その後、硬貨処理装置1は、判別結果に応じて金種毎に硬貨を選別し、選別した硬貨を出金する。図1に示すように、硬貨処理装置1は、硬貨受領部10と、硬貨繰り出し部20と、硬貨判別部30と、選別搬送路40と、リジェクト硬貨収容部50と、金種別ホッパ部60と、出金先切替部70と、硬貨出金箱80と、硬貨回収庫84と、制御ユニット90とを有する。
硬貨受領部10は、投入される硬貨Cを受ける部分である。硬貨受領部10は、硬貨処理装置1の上方、かつ前面側に位置する。硬貨受領部10は、硬貨Cが投入される投入口11を有する。投入口11は、大量の硬貨Cを一括して投入し易いように、広く開口している。硬貨受領部10に投入された硬貨Cは、硬貨繰り出し部20に落下する。
硬貨繰り出し部20は、硬貨受領部10の下方に位置し、硬貨受領部10から落下した硬貨Cを一枚ずつ繰り出す。硬貨繰り出し部20内には、例えば回転円盤(不図示)が設けられている。硬貨繰り出し部20内の硬貨Cは、回転円盤が回転する際の遠心力により移動して、一枚ずつ硬貨判別部30へ繰り出される。
硬貨判別部30は、硬貨繰り出し部20から繰り出された硬貨Cの真偽、金種等の判別を行う。硬貨判別部30は、硬貨Cを認識するセンサ(不図示)を有し、センサで検出した硬貨Cの特徴に基づいて、硬貨の真偽、金種等を判別する。硬貨判別部30は、判別した硬貨Cを選別搬送路40に搬送する。
選別搬送路40は、硬貨判別部30による判別結果に基づいて、硬貨Cを選別して搬送する。選別搬送路40は、搬送路上流側に位置するリジェクト口41と、搬送路下流側に位置する金種別の受入口42a〜42fとを有する。硬貨判別部30において真貨で無いと判別された硬貨Cは、リジェクト口41を通過する。真貨であると判別された硬貨Cは、金種別に受入口42a〜42fを通過する。
リジェクト硬貨収容部50は、リジェクト口41を通過した硬貨を収容する。リジェクト口41の下方には、リジェクト口41を通過した硬貨をリジェクト硬貨収容部50へ導くリジェクトシュートが配置(矢印Rのルートで配置)されている。
金種別ホッパ部60は、金種別の受入口42a〜42fを通過した硬貨を収容する。本実施形態では、所定の配列方向(図1のY方向)に沿って配列された6個の金種別ホッパ部60a〜60fが設けられている。金種別ホッパ部60a〜60fの各々は、対応する金種別の受入口42a〜42fの下方に一例に配置している。金種別ホッパ部60a〜60fと受入口42a〜42fの間には、受入口42a〜42fを通過した硬貨を金種別ホッパ部60a〜60fへ導く硬貨落下シュートが配置(矢印Sのルートで配置)されている。金種別ホッパ部60a〜60fは、詳細は後述するが、硬貨Cを一枚ずつ搬送して繰り出す。
出金先切替部70は、金種別ホッパ部60a〜60fの各々に設けられ、繰り出さされた硬貨の出金先を切り替える。出金先切替部70は、出金先を切り替えるために複数の位置の間で回動可能な切替ガイド72を有する。
硬貨出金箱80は、外部に出金される硬貨を収納する。硬貨出金箱80には、出金先切替部70が出金先として硬貨出金箱80に切り替えた際に、金種別ホッパ部60a〜60fから繰り出された硬貨が、矢印Tで示すルートで落下する。硬貨出金箱80は、金種別に硬貨を収納する複数の小箱を有しても良い。
硬貨回収庫84は、回収される硬貨を収納する。硬貨回収庫84には、出金先切替部70が出金先として硬貨回収庫84に切り替えた際に、金種別ホッパ部60a〜60fから繰り出された硬貨が、矢印Uで示すルートで落下する。
制御ユニット90は、硬貨処理装置1の全体動作を制御する。制御ユニット90は、上述した各構成要素の動作を制御する制御部と、制御部が実行するプログラムや各種のデータを記憶する記憶部と、を有する。
(1−2.金種別ホッパ部の詳細構成)
図2及び図3を参照しながら、第1の実施形態に係る金種別ホッパ部60の詳細構成について説明する。なお、金種別ホッパ部60a〜60fの構成は同様であるので、以下においては、一の金種別ホッパ部60a(説明の便宜上、金種別ホッパ部60と呼ぶ)を例に挙げて説明する。
図2は、第1の実施形態に係る金種別ホッパ部60の内部構成を示す図である。図3は、図2のA−A斜視図である。図2に示すように、金種別ホッパ部60は、収容部の一例であるタンク部210と、回転部材の一例である回転ディスク220と、駆動部230と、ガイド部の一例である搬送ガイド240と、検出部の一例である磁気センサ260と、を有する。
(タンク部210)
タンク部210は、金種別の受入口42a〜42fから落下した硬貨Cを収容部である。タンク部210は、硬貨Cを所定量(例えば2500枚)収容可能である。タンク部210の下部212には回転ディスク220が設けられており、下部212の内周面は、回転ディスク220が回転可能なように、回転ディスク220の外周に沿った形状に形成されている。タンク部210の下部212は、斜めの形状をしている。なお、タンク部210の上方には、受入口42a〜42fから落下した硬貨Cをタンク部210内に導くための開口214が形成されている。
(回転ディスク220)
回転ディスク220は、タンク部210内に水平方向に交差するように斜めに配置された金属製の円形状の部材である。回転ディスク220の上面220aには、タンク部210に落下した硬貨Cが集積される。回転ディスク220は、回転可能に軸221に支持され、回転することによりタンク部210に収容された硬貨Cを移動させて分離する。
回転ディスク220には、タンク部210の硬貨Cを搬送路242へ導入するため導入穴222が複数(図3では4つ)形成されている。導入穴222は、厚み方向において回転ディスク220を貫通する貫通穴である。導入穴222の内径は、通過する硬貨Cの外形に応じて設定される。複数の導入穴222は、図3に示すように、回転ディスク220の周方向に沿って形成されている。また、複数の導入穴222は、回転ディスク220の半径方向において、それぞれ回転ディスク220の中心から同じ距離に位置している。
回転ディスク220の裏面かつ導入穴222の周囲には、搬送用突起223(図2)が形成されている。搬送用突起223は、回転ディスク220が所定方向(図3に示す反時計方向)に回転する際に、硬貨Cを支持しながら搬送する。また、回転ディスク220の外周面には、ギア部224(図3)が形成されている。ギア部224は、下部212の側面に形成された切り欠き部214で、駆動部230のモータギア234と噛み合っている。
(駆動部230)
駆動部230は、回転ディスク220を回転させる回転駆動力を回転ディスク220に伝達する。駆動部230は、モータ232と、モータギア234とを有する。モータギア234は、モータ232のDカットされたモータ軸に固定されている。
(搬送ガイド240)
搬送ガイド240は、タンク部210の底部に位置し、硬貨をガイドする。搬送ガイド240は、回転ディスク220と共に、回転ディスク220が硬貨Cを一枚ずつ搬送する搬送路242を形成している。別言すれば、回転ディスク220は、搬送ガイド240との間で硬貨を一枚ずつ搬送する搬送路242を形成するように設けられている。また、搬送ガイド240も、回転ディスク220と同様に斜めに配置されているため、搬送路242内の硬貨Cが、自重によりゲート244に向かって滑りやすくなる。
また、搬送ガイド240には、回転ディスク220の導入穴222に硬貨が残留する(例えば、束になって硬貨が残留する)ことを防止するために、回転ディスク220の回転中に導入穴222の硬貨に接触して姿勢を変化させる(例えば、束になった硬貨を崩す)ためのガイド穴部280が形成されている。なお、ガイド穴部280の詳細構成については、後述する。
なお、搬送路242のゲート244の搬送方向下流側には、図3に示すように繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254とが設けられている。繰り出しアーム254は、不図示の支点を中心に移動可能である。そして、繰り出しアーム254の移動に伴い、繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254の間に挟まれる硬貨Cが、繰り出される。
(磁気センサ260)
磁気センサ260は、搬送路251において繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254によって繰り出された硬貨Cを検出する。また、磁気センサ260は、回転ディスク220の導入穴222による硬貨の搬送状態を検出可能である。磁気センサ260は、搬送ガイド240の外側に設けられている。
なお、金種別ホッパ部60は、図2に示すように、前述した出金先切替部70を有する。そして、金種別ホッパ部60には、切替ガイド72の切替先として出金箱ダクト74と、硬貨回収庫ダクト76と、が設けられている。
出金箱ダクト74は、切替ガイド72が第1位置に位置する際に落下した硬貨が通過する。出金箱ダクト74を通過する硬貨は、出金箱ダクト74の下方に位置する硬貨出金箱80に落下して収納される。
硬貨回収庫ダクト76は、切替ガイド72が第2位置に位置する際に落下した硬貨が通貨する。硬貨回収庫ダクト76を通過する硬貨は、硬貨回収庫ダクト76の下方に位置する硬貨回収庫84に落下して収納される。
(1−3.回転ディスクの導入穴における硬貨の残留)
図4を参照しながら、回転ディスク220の導入穴222に硬貨が残留するメカニズムについて説明する。
図4は、導入穴222に硬貨Cが残留した状態を説明するための図である。図4では、複数枚の硬貨Cが束になった状態で導入穴222に残留している。具体的には、図4(a)及び図4(b)に示すように、複数の硬貨Cが、導入穴222の縁部222aに寄った状態で維持されている(すなわち、硬貨Cが導入穴222を通過しない状態で維持されている)。この状態は、回転ディスク220の回転中にも維持されるので、硬貨Cが残留することとなる。
特に、硬貨Cの厚みに比べて回転ディスク220の厚みが大きい場合には、硬貨Cが縁部222aに寄った状態になり易い。また、硬貨Cが軽い場合(例えば1円玉の硬貨)に、硬貨Cが縁部222aに寄った状態になり易い。なお、図4では、複数枚の硬貨Cが束になった状態で縁部222aに寄っているが、これに限定されず、例えば硬貨が一枚だけ縁部222aに寄った状態で残留することもありうる。
(1−4.ガイド穴部の詳細構成)
本実施形態では、回転ディスク220の導入穴222に硬貨が残留することを防止するために、図3に示すように、搬送ガイド240の導入穴222に対向する領域にガイド穴部280が形成されている。
ガイド穴部280は、本実施形態においては、硬貨の直径よりも小さく形成されたガイド穴281を有する。そして、ガイド穴281の縁282が、回転ディスク220の回転の際に導入穴222に位置する硬貨に接触して移動させることで、硬貨の姿勢を変化させる。これにより、導入穴222に硬貨が残留することを防止できる。特に、縁282は、回転ディスク220の回転の際に、導入穴222に束になった状態の硬貨に接触して移動させることで、束の状態を崩す。これにより、束になった状態で残留する硬貨を効果的に崩すことができる。
ガイド穴281は、本実施形態では、円形状の穴である。円形状の穴にすることにより、ガイド穴281と導入穴222の間に位置する硬貨によって回転ディスク220がロックすることを抑制できる。また、ガイド穴281の大きさ(直径)は、金種別ホッパ部60が収容する硬貨の大きさ(直径)に応じて異なる。硬貨の直径は、金種(1円玉や100円玉等)に応じて異なる。そして、硬貨の直径に応じて、ガイド穴281の最大直径が設定されている。
図5は、硬貨の直径と、ガイド穴281の最大直径との関係の一例を示す表である。図5を見ると分かるように、硬貨の直径が大きくなるに従い、ガイド穴281の最大直径が大きく設定されている。そして、ガイド穴281の最大直径は、例えば対応する硬貨の直径の約70%の大きさである。なお、導入穴222に束の状態で残留する硬貨を崩す観点からすると、ガイド穴281の直径は小さいよりも大きい方が有利なので、ガイド穴281の直径は、図5の最大直径又はその値に近い大きさに設定されることが望ましい。
ここで、ガイド穴281の直径が図5の表の最大直径よりも大きい場合に発生しうる回転ディスク220のロック現象について、図6及び図7を参照しながら説明する。回転ディスク220のロックは、導入穴222に残留する硬貨がガイド穴部280の縁282に接触した状態で動かなくなる際に発生する。
図6は、回転ディスク220のロック現象が発生した際のガイド穴部280と導入穴222と硬貨の関係を示す図である。図7は、回転ディスク220のロック現象が発生した際に硬貨に作用する力の関係を説明するための図である。図6及び図7では、図の左側から右側に回転ディスク220が回転するものとする。そして、回転ディスク220がロックされる際には、図7に示すように、硬貨Cは縁282に2つの接点T1、T2で接触した状態で垂直に立っている。この際、硬貨Cには、接点T1、T2から力P1、P2がそれぞれ作用される。そして、ガイド穴281が大きい場合には、力P1と力P2が直交してしまう。このため、硬貨Cがガイド穴281と導入穴222の間で動かなくなってしまい、回転ディスク220がロックされる。
一方で、ガイド穴281の直径が図5の表の最大直径以下の場合には、力P1、P2が直交しないため、力P1、P2の作用を受けた硬貨Cが移動しやすい(例えば、上方向に移動する)ため、回転ディスク220がロックされ難い。
ガイド穴部280として、本実施形態では図3に示すように3つのガイド穴部280a、280b、280cが形成されている。3つのガイド穴部280a〜280cは、導入穴222と同様に、回転ディスク220の周方向に沿って配列されている。ここで、3つのガイド穴部280a〜280cの周方向での配列間隔は、図3に示すように、回転ディスク220の導入穴222の周方向での配列間隔と同じである。これにより、3つのガイド穴部280a〜280cが、一緒のタイミングで、3つの導入穴222に束の状態で残留する硬貨を崩すことができる。ただし、配列間隔は上記に限定されず、例えば、ガイド穴部280a〜280cの配列間隔は、導入穴の配列間隔と異なることとしても良い。
また、3つのガイド穴部280a〜280cは、図3に示すように、回転ディスク220の半径方向において、それぞれ回転ディスク220の中心から異なる距離に位置している。すなわち、3つのガイド穴部280a〜280cの回転ディスク220の半径方向における位相が異なる。具体的には、ガイド穴部280bが、半径方向において回転ディスク220の中心から最も離れており、ガイド穴部280cが、半径方向において回転ディスク220の中心に最も近い。このように、3つのガイド穴部280a〜280cの位相を異ならせることによって、導入穴222に残留する硬貨の状態にバラツキ(例えば、導入穴222に残留する硬貨の枚数に応じた硬貨の状態のバラツキ)があっても、3つのガイド穴部280a〜280cのいずれかによって硬貨の姿勢を効果的に変化させることができる。
図8は、導入穴222内の硬貨の枚数や重なり状態と、硬貨の搬送ガイド240への接触状態との関係を説明するための模式図である。図8(a)に示すように、導入穴222内の硬貨の枚数が多い場合(図8(a)では5枚)には、束になった硬貨の向きに関わらず、導入穴222の中央部分で硬貨が搬送ガイド240に接触している。このため、導入穴222内の硬貨の枚数が多い場合には、ガイド穴部280a〜280cの位相をずらさなくても、束になった硬貨を崩すことができる。一方で、図8(b)に示すように、導入穴222の硬貨の枚数が少ない場合(図8(b)では2枚)には、硬貨の搬送ガイド240に接触する点が異なる。さらに、硬貨の向きに応じて、接触する点も変わる。このため、導入穴222内の硬貨の枚数が少ない場合には、ガイド穴部280a〜280cの位相をずらすことで、束になった硬貨を崩すことができる。
上記では、ガイド穴281が円形状の穴であるとしたが、これに限定されず、例えば矩形状等の多角形状の穴であっても良い。このような多角形状の穴であっても、円状の穴と同様に、導入穴222に束の状態で残留する硬貨を崩すことができる。なお、回転ディスク220のロックを防止する観点からすると、多角形状の穴である場合には、搬送ガイド240の厚みを薄くすることが望ましい。
(1−5.硬貨処理装置の動作)
上述した構成の硬貨処理装置1の動作例について、前述した図1を参照しながら説明する。なお、硬貨処理装置1の動作は、制御ユニット90の制御部によって実行される。すなわち、制御部は、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、下記に説明する動作を実行する。
硬貨受領部10に硬貨Cが一括して投入されると、投入された硬貨Cは硬貨繰り出し部20に落下する。硬貨繰り出し部20は、落下した硬貨Cを一枚ずつ硬貨判別部30に繰り出す。硬貨判別部30は、繰り出された硬貨Cの真偽、金種等を判別し、判別した硬貨Cを選別搬送路40に搬送する。
硬貨判別部30により真貨で無いと判別された硬貨Cは、選別搬送路40内のリジェクト口41に搬送されて、リジェクト硬貨収容部50に落下する。一方で、真貨であると判別された硬貨Cは、選別搬送路40内の金種別の受入口42a〜42fに搬送されて、金種別ホッパ部60a〜60fに落下する。
そして、硬貨を出金する場合には、以下の動作が行われる。まず、ユーザが各金種の出金枚数及び出金先(硬貨出金箱80又は硬貨回収庫84)を選択すると、制御ユニット90は、各金種別ホッパ部60a〜60fの出金先切替部70の切替ガイド72を、出金先に対応した位置(第1位置又は第2位置)に位置させる。
その後、回転ディスク220が回転することにより、回転ディスク220の搬送用突起223が、搬送路242の硬貨をゲート244へ向けて搬送する。ここで、タンク部210内の硬貨の枚数が少なくなり、回転ディスク220の導入穴222の縁部222aに硬貨が寄った場合に、ガイド穴部280の縁282が、硬貨(例えば、束の硬貨)のエッジに接触して、硬貨を移動させる(束の硬貨を崩す)。これにより、導入穴222に硬貨が残留することが抑制され、硬貨が搬送路242に位置する。
ゲート244を通過した硬貨Cは、図9(a)に示すように、繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254とに挟まれる。その後、図9(b)に示すように、繰り出しアーム254が矢印Xの方向に移動すると、硬貨Cは磁気センサ260側に移動を開始する。その後、図9(c)に示すように、硬貨Cの中心が、繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254の中心を結んだ仮想線よりも磁気センサ260側に移動すると、繰り出しアーム254は、不図示のスプリングによって矢印Yの方向に移動する。そして、繰り出しアーム254の矢印Yの方向への移動に伴い、硬貨Cは、はじき飛ばされて(繰り出されて)、磁気センサ260を通過する。磁気センサ260が通過する硬貨Cを検出すると、制御部は硬貨が一枚繰り出されたことをカウントする。図9は、繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254による硬貨の繰り出す動作を説明するための図である。
磁気センサ260を通過した硬貨Cは、切替ガイド72が第1位置に位置する際には、出金箱ダクト74を経由して硬貨出金箱80に落下して、硬貨出金箱80に収納される。一方で、切替ガイド72が第2位置に位置する際には、硬貨Cは、硬貨回収庫ダクト76を経由して硬貨回収庫84に落下して、硬貨回収庫84に収納される。そして、所定枚数の硬貨が出金されると、硬貨処理装置1の動作は終了する。
(1−6.硬貨処理装置の有効性)
上述したように、第1の実施形態においては、搬送ガイド240に硬貨の大きさよりも小さく形成されたガイド穴281が、回転ディスク220の回転の際に導入穴222に位置する硬貨の姿勢を変化させる。例えば、ガイド穴281の縁282が、回転ディスク220の回転の際に、導入穴222に位置する硬貨に接触して移動させる。
これにより、導入穴222内で搬送路242に導入されない状態の硬貨(例えば、束の状態の硬貨)を移動させることにより、導入穴222を通過し易い硬貨の姿勢に変化せることができる。この結果、導入穴222で硬貨が残留することを防止できる。特に、第1の実施形態によれば、ガイド穴281の縁282が、導入穴222で束になった状態の硬貨を崩すことで、導入穴222で硬貨が残留することを効果的に防止できる。
<2.第2の実施形態>
図10は、第2の実施形態に係る金種別ホッパ部60の構成を示す図である。第1の実施形態では、図3に示すように、搬送ガイド240に3つのガイド穴部280が形成されていたが、第2の実施形態では、図10に示すように1つのガイド穴部280が形成されている。
そして、第2の実施形態では、ガイド穴部280により回転ディスク220の導入穴222で束になった状態の硬貨を効果的に崩すために、制御ユニット90は、以下に説明する回転ディスク220の回転制御を行う。
すなわち、制御ユニット90は、回転ディスク220の回転中に導入穴222の硬貨が搬送路242に搬送されていないことが磁気センサ260により検出された場合には、導入穴222がガイド穴281に対向する位置に回転ディスク220を回転させる。これにより、導入穴222がガイド穴281に対向する位置に回転ディスク220が回転する際に、ガイド穴281の縁282が導入穴222の硬貨に接触するので、導入穴222の硬貨の姿勢を変えることができる(例えば、束になった状態の硬貨を崩すことができる)。
なお、制御ユニット90は、回転ディスク220が複数回回転する際に、複数の導入穴222のうちの一の導入穴の硬貨が連続して搬送路242に搬送されていないことが検出された場合には、一の導入穴がガイド穴281に対向する位置に回転ディスク220を回転させても良い。これにより、一の導入穴222で硬貨が残留している可能性が極めて高い場合にのみ、束になった硬貨を崩すために回転ディスク220を回転させることになるので、不要に回転ディスク220を回転させる必要が無くなる。
第2の実施形態において、回転ディスク220は、時計方向(第1方向)、又は時計方向とは逆方向である反時計方向(第2方向)に回転可能である。そして、制御ユニット90は、導入穴222がガイド穴281に対向した状態で、時計方向と反時計方向に交互に回転ディスク220を回転させる。このように回転ディスク220が時計方向と反時計方向に交互に回転することで、ガイド穴281の縁が導入穴222の硬貨に接触する回数が増えるので、導入穴222で束になった状態の硬貨を効果的に崩すことができる。
ここで、図11を参照しながら、磁気センサ260による導入穴222からの硬貨の搬送状態の検出について説明する。
図11は、磁気センサ260による導入穴222からの硬貨の繰出状態の検出を説明するための図である。図11に示す(i)〜(iv)は、4つの導入穴222A〜222D(図10参照)による硬貨の繰出状況を検出するタイミングである。具体的には、(i)は、導入穴222Aによる硬貨の繰出状況を検出するタイミングであり、(ii)は、導入差な222Bによる硬貨の繰出状況を検出するタイミングである。磁気センサ260は、硬貨が通過するとON状態となり、硬貨が通過しないとOFF状態となるものとする。
図11(a)では、金種別ホッパ部60にある程度硬貨が存在して、4つの導入穴222A〜220Dによって硬貨が順次繰り出されているため、(i)〜(iv)のタイミングの全てで磁気センサ260がON状態となっている。図11(b)では、金種別ホッパ部60内の硬貨が少なくなると、硬貨の繰出が不規則になるため、磁気センサ260がランダムにON状態とOFF状態となっている。図11(c)では、導入穴222Bに硬貨が残留しているため、導入穴222Bによる硬貨の繰出状況するタイミングで、磁気センサ260が連続的にOFF状態となっている。このように、磁気センサ260が特定の導入穴222による硬貨の繰出時にOFF状態が連続して検出されると、特定の導入穴222において硬貨が残留しているものと判定される。
次に、図12を参照しながら、束になった硬貨を崩すための回転ディスク220の具体的な回転制御について説明する。
図12は、束になった硬貨を崩すための回転ディスク220の回転制御を示すフローチャートである。回転ディスク220の回転制御は、制御ユニット90によって実行される。すなわち、制御ユニット90の制御部が、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、本制御が実現される。
図12のフローチャートは、制御ユニット90が金種別ホッパ部60の硬貨を繰り出す指示(硬貨の繰出枚数の指示も含む)を受けたところから開始される(ステップS102)。次に、制御ユニット90は、磁気センサ260による検出を開始する(ステップS104)。
次に、制御ユニット90は、硬貨を繰り出すために回転ディスク220を回転させる(ステップS106)。そして、制御ユニット90は、導入穴222による硬貨の搬送状態を検出する(ステップS108)。例えば、金種別ホッパ部60に硬貨がある程度存在する場合には、導入穴222によって硬貨が順次繰り出される。その後、硬貨が少なくなると、硬貨の繰り出しが不規則になる。更にその後、硬貨が導入穴222に残留すると、硬貨が残留する導入穴222による硬貨の繰り出しがされなくなる。
次に、制御ユニット90は、ステップS102で指示された所定の繰出枚数の硬貨が繰り出されたか否かを判定する(ステップS110)。そして、ステップS110で所定の繰出枚数の硬貨が繰り出されたと判定された場合には(Yes)、制御ユニット90は、本制御を終了する。
一方で、ステップS110で所定の繰出枚数の硬貨が繰り出されていないと判定された場合には(No)、制御ユニット90は、硬貨をN回連続して繰り出していない導入穴222があるか否かを判定する(ステップS112)。ステップS112で硬貨をN回連続して繰り出していない導入穴222が無いと判定した場合には(No)、制御ユニット90は、導入穴222による硬貨の繰り出し状態の検出を継続する(ステップS108)。
一方で、ステップS112で硬貨をN回連続して繰り出していない導入穴222があると判定した場合には(Yes)、制御ユニット90は、硬貨を繰り出していない導入穴222がガイド穴部280に対向する位置に、回転ディスク220を回転させる(ステップS114)。
次に、制御ユニット90は、回転ディスク220を時計方向と反時計方向に、所定回数だけ交互に回転させる(ステップS116)。これにより、回転ディスク220の回転の際に、導入穴222に束の状態となっている硬貨が崩される。その後、制御ユニット90は、再度硬貨を繰り出すために回転ディスク220を回転させる(ステップS106)。これにより、束の状態を解消された硬貨が、導入穴222によって繰り出されることとなる。
なお、上記では、一つのみ形成されたガイド穴部280によって、束になった硬貨を崩すための回転ディスク220の回転制御について説明したが、これに限定されず、ガイド穴部が複数形成された場合に、同様な回転ディスク220の回転制御を実行しても良い。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 硬貨処理装置
60、60a〜60f 金種別ホッパ部
90 制御ユニット
210 タンク部
220 回転ディスク
222 導入穴
240 搬送ガイド
242 搬送路
260 磁気センサ
280 ガイド穴部
281 ガイド穴
282 縁

Claims (8)

  1. 硬貨を収容する収容部と、
    前記収容部の底部に位置し、前記硬貨をガイドするガイド部と、
    前記ガイド部との間で硬貨の搬送路を形成するように設けられ、回転することにより前記硬貨を搬送する回転部材であって、前記収容部の硬貨を前記搬送路へ導入するための導入穴を複数有する回転部材と、
    前記ガイド部の前記導入穴に対向する領域に前記硬貨の大きさよりも小さく形成された複数のガイド穴を有するガイド穴部と、
    を備え、
    前記複数の導入穴は、前記回転部材の周方向に沿って形成され、前記回転部材の半径方向において、それぞれ前記回転部材の中心から同じ距離に位置し、
    前記複数のガイド穴は、前記半径方向において、それぞれ前記回転部材の中心から異なる距離に位置する、
    硬貨処理装置。
  2. 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
    前記ガイド穴の縁が、前記回転部材の回転の際に、前記導入穴に位置する硬貨に接触して移動させる、硬貨処理装置。
  3. 請求項2に記載の硬貨処理装置において、
    前記ガイド穴の縁が、前記回転部材の回転の際に、前記導入穴に束になった状態の硬貨に接触して移動させることで、束の状態を崩す、硬貨処理装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
    前記ガイド穴は、円形状の穴である、硬貨処理装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の硬貨処理装置において、
    前記収容部に収容される硬貨の大きさは、金種別に異なり、
    前記ガイド穴の大きさは、前記収容部に収容される硬貨の大きさに応じて異なる、硬貨処理装置。
  6. 硬貨を収容する収容部と、
    前記収容部の底部に位置し、前記硬貨をガイドするガイド部と、
    前記ガイド部との間で硬貨の搬送路を形成するように設けられ、回転することにより前記硬貨を搬送する回転部材であって、前記収容部の硬貨を前記搬送路へ導入するための導入穴を複数有する回転部材と、
    前記ガイド部に前記硬貨の大きさよりも小さく形成されたガイド穴を有するガイド穴部と、
    前記回転部材の回転を制御する制御部と、
    前記導入穴による硬貨の前記搬送路への搬送状態を検出する検出部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記回転部材の回転中に前記導入穴の硬貨が前記搬送路に搬送されていないことが検出された場合には、前記導入穴が前記ガイド穴に対向する位置に前記回転部材を回転させる、硬貨処理装置。
  7. 請求項に記載の硬貨処理装置において、
    前記制御部は、
    前記回転部材が複数回回転する際に、前記複数の導入穴のうちの一の導入穴の硬貨が連続して前記搬送路に搬送されていないことが検出された場合には、
    前記一の導入穴が前記ガイド穴に対向する位置に前記回転部材を回転させる、硬貨処理装置。
  8. 請求項又はに記載の硬貨処理装置において、
    前記回転部材は、第1方向、又は前記第1方向とは逆方向である第2方向に回転可能であり、
    前記制御部は、前記導入穴が前記ガイド穴に対向した状態で、前記第1方向と前記第2方向に交互に前記回転部材を回転させる、硬貨処理装置。
JP2012221184A 2012-10-03 2012-10-03 硬貨処理装置 Active JP6070031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012221184A JP6070031B2 (ja) 2012-10-03 2012-10-03 硬貨処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012221184A JP6070031B2 (ja) 2012-10-03 2012-10-03 硬貨処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014074983A JP2014074983A (ja) 2014-04-24
JP6070031B2 true JP6070031B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=50749109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012221184A Active JP6070031B2 (ja) 2012-10-03 2012-10-03 硬貨処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6070031B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2529122Y2 (ja) * 1990-08-02 1997-03-19 旭精工株式会社 コイン投出装置
JPH0474374U (ja) * 1990-11-05 1992-06-29
US5074434A (en) * 1990-11-16 1991-12-24 Himecs Co., Ltd. Apparatus for dispensing disk-shaped objects
JP3792766B2 (ja) * 1996-01-30 2006-07-05 アルゼ株式会社 遊技機用コイン払出装置
JP4630974B2 (ja) * 2000-03-31 2011-02-09 ネッツエスアイ東洋株式会社 コインホッパ
JP4360636B2 (ja) * 2005-02-21 2009-11-11 株式会社ユニ機器 円板送り出し装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014074983A (ja) 2014-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008097101A (ja) 硬貨包装機
JP6070031B2 (ja) 硬貨処理装置
JP2008097099A (ja) 硬貨処理機
JP6003189B2 (ja) 硬貨処理装置
US10891817B2 (en) Coin handling apparatus and coin handling method
JP4573235B2 (ja) 硬貨処理装置
JP5712878B2 (ja) 硬貨処理装置
KR101457296B1 (ko) 동전 처리기 및 금융 기기
JP5556390B2 (ja) 紙幣処理装置
JP5962187B2 (ja) 硬貨処理装置
JP7496719B2 (ja) 硬貨処理装置
JP4832901B2 (ja) 硬貨処理機構および硬貨収納投出装置
JP6281260B2 (ja) 硬貨処理装置
KR20160000187A (ko) 동전 처리기 및 금융기기
JPH11328482A (ja) 金銭処理装置および金銭処理方法
US20210398380A1 (en) Coin feeding device
EP3373258B1 (en) Money handling machine
JP4869998B2 (ja) 硬貨入出金装置
JP2018109814A (ja) 硬貨処理装置
JP2017174317A (ja) 貨幣処理装置
JP5466036B2 (ja) 硬貨処理装置
JP2003272023A (ja) コインの受入払出装置
JP6115409B2 (ja) 硬貨処理装置、及び硬貨収納カセット
JP5399062B2 (ja) 硬貨出金装置
JP6455108B2 (ja) 現金取扱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070031

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150