JP2018109814A - 硬貨処理装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような問題を解決することを課題とし、一時貯留庫に集積された硬貨の残留を抑制することを目的とする。
図1において、硬貨処理装置100は、商品の販売やサービスの提供を行う店舗に設置されたレジスタ等で取り扱われる硬貨を管理するものであり、硬貨の真偽、金種等の鑑別や計数を行い、硬貨の入金処理や計数処理等を行うものである。
硬貨投入口1は、硬貨処理装置100の前面側に配設され、硬貨を非整列状態で受け入れるものである。硬貨投入口1は、硬貨を一括して投入できるように上面に開口部が形成されている。
硬貨搬送路3は、硬貨繰出し部2から送られた硬貨を図中矢印Aが示す硬貨搬送方向へ搬送するものである。硬貨搬送路3には、リジェクト硬貨返却部5に繋がるリジェクト口と、硬貨を金種別に振り分ける硬貨選別部6とが配設されている。
リジェクト硬貨返却部5は、硬貨鑑別部4で偽と鑑別された硬貨を返却するための返却庫である。
硬貨選別部6は、硬貨鑑別部4で正と鑑別された硬貨を金種別に選別するものである。
第2の集積庫としての硬貨返却部8は、一時貯留部7に貯留された硬貨を集積し、返却するための返却庫である。硬貨返却部8は、硬貨処理装置100の正面から装置外へ引き出し可能になっている。硬貨返却部8は、仕切り板により金種別に仕切られている。
回収庫11は、硬貨収納部9の底面開口部の下流に配設され、硬貨収納部9に収納された硬貨を回収するための回収庫である。
上述した硬貨投入口1、硬貨繰出し部2、硬貨搬送路3、硬貨鑑別部4、および硬貨選別部6により、硬貨投入部12が構成されている。
図2において、硬貨選別部6には、回転可能な無端状の硬貨搬送ベルト14が配設されている。硬貨搬送ベルト14は回転することにより、図1に示す硬貨鑑別部4で鑑別された硬貨を図中矢印Aが示す硬貨搬送方向に搬送する。
それぞれの硬貨選別ゲート15は、硬貨搬送面6aを形成するとともに、硬貨鑑別部4の鑑別結果に基づいて回動することにより、硬貨搬送ベルト14で搬送される硬貨を金種別に配設された硬貨搬送シュート13へ導くものである。
一時貯留庫17は、それぞれの硬貨搬送シュート13の下方に、金種毎に6つ配設された貯留庫である。それぞれの一時貯留庫17の下方には、底板16が配設されている。この6つの金種別の一時貯留庫17は、一時貯留部7を形成している。
図3および図4において、一時貯留部7は、装置の前後方向に、6つの金種別の一時貯留庫17(17a〜17f)が一列に並べて配設されている。この一時貯留部7は、一時貯留部移動モータの駆動により一時貯留庫17の配列方向と直交する装置の左右方向(図中矢印Hおよび矢印Sが示す方向)に移動可能に装置本体のフレームに支持されている。このように、一時貯留庫17は、一時貯留部7の移動方向と直交する方向に金種毎に複数配列されている。
可動壁18aは、底板16の左端部の上方に配設され、上部が回転支点としての支点20aで回動可能に支持されている。可動壁18aは、下部が下方向から左方向に回動できるように支持され、また下部が下方向から右方向への回動は規制部材で規制されている。
このように、可動壁18aおよび可動壁18bは、下部が自由端となって一時貯留庫17の容積が増加する方向(収納空間が広がる方向)に回動可能に一時貯留部7に設けられている。なお、可動壁18aおよび可動壁18bは、下部が下方向になるように付勢部材で付勢されている。
なお、突起部19aと突起部19bとは、前後方向において異なる位置に配設されている。
底板16は、可動壁18(18a、18b)および仕切り壁171(171a〜171g)の下方に配設され、一時貯留庫17の底面を形成するものである。この底板16は、底板移動モータの駆動により一時貯留庫17の配列方向と直交する装置の左右方向(図中矢印Hおよび矢印Sが示す方向)に移動可能に設けられている。
底面71は、底板16の下方に配設されたものである。この底面71には、可動壁18bの2つの突起部19bと係合する2つの被係合部としての突起受け72aと、可動壁18aの2つの突起部19aと係合する2つの被係合部としての突起受け72bとが配設されている。
突起受け72aと突起受け72bとは、前後方向において異なる位置に配設され、一時貯留庫17が装置の左右方向(図中矢印Hおよび矢印Sが示す方向)に移動した場合、突起受け72aは、可動壁18bの突起部19bと係合し、突起受け72bは、可動壁18aの突起部19aと係合するように配設されている。
このように、一時貯留部7の一時貯留庫17は、可動壁18と、仕切り壁171とにより側面が形成され、また底板16により底面が形成され、装置の左右方向(図中矢印Hおよび矢印Sが示す方向)であって、硬貨収納部9の上方と、硬貨返却部8の上方との間を移動可能に構成されている。
このとき、可動壁18aまたは可動壁18bは、一時貯留部7の一時貯留庫17の移動に伴って、突起部19bまたは突起部19aが装置本体に形成された突起受け72aまたは突起受け72bと係合して回動する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しないメモリや磁気ディスク等の記憶手段に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない中央処理装置等の制御手段により制御される。
まず、硬貨処理装置が行う硬貨の入金処理あるいは計数処理を図1および図2に基づいて説明する。
硬貨搬送路3に繰り出された硬貨は、硬貨鑑別部4においてセンサ等により検出された硬貨の特徴に基づいて硬貨の真偽、金種等の鑑別が行われ、真と鑑別され、かつ金種が鑑別された硬貨の計数が行われた後、硬貨選別部6に送られる。
例えば、硬貨鑑別部4で偽と鑑別された硬貨に対してはソレノイド等のアクチュエータによりリジェクトゲートを開き、リジェクト硬貨返却部5に硬貨を落下させて集積する。
硬貨処理装置100は、収納を指示する収納可入力を受け付けると、図5に示すように、一時貯留部7の一時貯留庫17に金種別に集積した硬貨22bを硬貨収納部9に移動させるため、底板16を含む一時貯留部7を図中矢印Sが示す硬貨収納部9の方向へ移動させる。
硬貨処理装置100は、一時貯留部7が硬貨収納部9の直上に到達すると一時貯留部7の移動を停止する。
硬貨処理装置100は、一時貯留部7の一時貯留庫17内の硬貨22bを硬貨収納部9に硬貨22dとして収納すると、底板16を除く一時貯留部7を硬貨収納部9と硬貨返却部8との間に移動する。
また、収納否の入力が行われた場合の動作を図6に基づいて説明する。
硬貨処理装置100は、一時貯留部7の移動を停止すると、底板16を図中矢印RGが示す右方向へ移動させ、一時貯留庫17の底面を開放し、一時貯留庫17内の硬貨22bを落下させる。
このとき、可動壁18bの突起部19bと、突起受け72aとの係合が解除され、付勢部材による付勢力により可動壁18bが支点20bを回転支点として回動し、可動壁18bの自由端部は下方に配置される。
比較例は、一時貯留庫17の側壁が不動壁として構成され、一時貯留部7の一時貯留庫17内の硬貨22cを硬貨収納部9または硬貨返却部8に落下させるとき、一時貯留庫17の壁が回動しないものである。
硬貨処理装置100は、収納を指示する収納可入力を受け付けると、図17に示すように、一時貯留部7の一時貯留庫17に金種別に集積した硬貨22cを硬貨収納部9に移動させるため、底板16を含む一時貯留部7を図中矢印Sが示す硬貨収納部9の方向へ移動させる。
硬貨処理装置100は、一時貯留部7の移動を停止すると、底板16を図中矢印LFが示す左方向へ移動させ、一時貯留庫17の底面を開放する。
本実施例では、図5に示すように、一時貯留部7が硬貨収納部9の直上に到達する直前に、一時貯留庫17の可動壁18aの先端に配設されている突起部19aが一時貯留部7の底面71に配設された突起受け72bと係合し、一時貯留部7の移動に伴って側壁としての可動壁18aが支点20aを回転支点として回動し、一時貯留庫17の容積が増加する方向に開く。
また、一時貯留部7内の硬貨を硬貨返却部8に落下させる場合も同様に、一時貯留庫17に集積された硬貨の残留を抑制することができる。
そのため、一時貯留庫17の内部で側壁と側壁との間に硬貨22cが挟まれた場合であっても、硬貨22cの動きの規制を解除することができ、一時貯留庫17内の硬貨22bを落下させて一時貯留庫17に集積された硬貨の残留を抑制することができる。
仕切り壁271a、271bは、可動壁28aおよび可動壁28bで挟まれる空間を仕切る内側壁であり、可動壁28aおよび可動壁28bの延伸方向(装置の前後方向)に複数配列されている。
固定部272aは、可動壁28aに固定されている。したがって、固定部272aで可動壁28aに固定された仕切り壁271aは、可動壁28aの回動に伴って回動するようになっている。
第2の内側壁部274aは、矢印FRおよび矢印REが示す前後方向における固定部272aの一端部(後ろ側の端部)に形成され、可動壁28bに向かって矢印RGが示す右方向に延伸するように形成されている。
固定部272bは、可動壁28bに固定されている。したがって、固定部272bで可動壁28bに固定された仕切り壁271bは、可動壁28bの回動に伴って回動するようになっている。
第2の内側壁部274bは、矢印FRおよび矢印REが示す前後方向における固定部272bの一端部(後ろ側の端部)に形成され、可動壁28aに向かって矢印LFが示す左方向に延伸するように形成されている。
仕切り壁271bの第1の内側壁部273bと第2の内側壁部274bとは、仕切り壁271aの第2の側壁部274aを挟んで対向配置されている。
仕切り壁271aの第2の内側壁部274aは、仕切り壁271bの第2の内側壁部274bに接近するように配置され、一時貯留庫27の内側になるように配置されている。
したがって、一時貯留庫27に落下した硬貨は、仕切り壁271bの第1の内側壁部273bと、仕切り壁271aの第2の内側壁部274aとの間に形成された空間に集積される。
上述した構成の作用について説明する。
以下に、第2の実施例の構成の作用として、収納可の入力が行われた場合の動作を図7および図8に基づいて図1および図5を参照しながら説明する。
仕切り壁271aの第2の内側壁部274aと、仕切り壁271bの第1の内側壁部273bとにより挟まれた硬貨22bは、仕切り壁271aの第2の内側壁部274aが移動するため、動きの規制が解除される。
硬貨処理装置100は、一時貯留部7の移動を停止すると、底板16を図5中矢印LFが示す左方向へ移動させ、一時貯留庫27の底面を開放し、一時貯留庫27内の硬貨22bを落下させる(図5参照)。
このとき、可動壁28a(図8参照)の突起部19aと、突起受け72bとの係合が解除され、付勢部材による付勢力により可動壁28aが支点20aを回転支点として回動し、可動壁28aの自由端部は下方に配置される。
そのため、一時貯留庫27の内部で側壁(仕切り壁271a)と側壁(仕切り壁271b)との間に硬貨22cが挟まれた場合であっても、硬貨22cの動きの規制を解除することができ、一時貯留庫27内の硬貨22bを落下させて一時貯留庫27に集積された硬貨の残留を抑制することができる。
以上説明したように、第2の実施例では、一時貯留部の移動に伴って可動壁および仕切り壁が回動し、一時貯留庫の容積が増加する方向に開くようにしたことにより、一時貯留庫に集積された硬貨の残留を抑制することができるという効果が得られる。
第1の部材としての仕切り壁371aは、固定部372aと、第1の内側壁部373aと、第2の内側壁部374aとを有し、上面から見た形状が略く字状に形成された2面からなる板状部材である。
第1の内側壁部373aは、固定部372aから連続するように形成され、可動壁38bに向かって矢印RGおよび矢印FRが示す右前方向に斜めに延伸するように形成されている。
第2の部材としての仕切り壁371bは、固定部372bと、第1の内側壁部373bと、第2の内側壁部374bとを有し、上面から見た形状が略く字状に形成された2面からなる板状部材である。
第1の内側壁部373bは、固定部372bから連続するように形成され、可動壁38aに向かって矢印LFおよび矢印FRが示す左前方向に斜めに延伸するように形成されている。
仕切り壁371aの第1の内側壁部373aの先端部および仕切り壁371bの第1の内側壁部373bの先端部には、互いに噛み合う波形状の噛合部381が形成されている。
仕切り壁371aの第1の内側壁部373aの先端部と、仕切り壁371bの第1の内側壁部373bの先端部とが噛合部381で接触した状態において、上面から見た仕切り壁371aおよび仕切り壁371bの形状は菱形となり、硬貨の貯留空間を形成する。
したがって、一時貯留庫37に落下した硬貨は、仕切り壁371aの第1の内側壁部373aおよび第2の内側壁部274aと、仕切り壁371bの第1の内側壁部373bおよび第2の内側壁部374bとの間に形成された空間に集積される。
なお、硬貨処理装置が行う硬貨の入金処理あるいは計数処理の概要は第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。
硬貨処理装置100は、収納を指示する収納可入力を受け付けると、図5に示す動作と同様に、一時貯留部7の一時貯留庫37に金種別に集積した硬貨22bを硬貨収納部9に移動させるため、底板16を含む一時貯留部7を図5中矢印Sが示す硬貨収納部9の方向へ移動させる。
このとき、可動壁38aとともに仕切り壁371aも回動し、一時貯留庫37の容積が増加する方向に開く。
硬貨処理装置100は、一時貯留部7の移動を停止すると、底板16を図5中矢印LFが示す左方向へ移動させ、一時貯留庫37の底面を開放し、一時貯留庫37内の硬貨22bを落下させる(図5参照)。
このとき、可動壁38a(図12参照)の突起部19aと、突起受け72bとの係合が解除され、付勢部材による付勢力により可動壁38aが支点20aを回転支点として回動し、可動壁38aの自由端部は下方に配置される。
そのため、一時貯留庫37の内部で側壁(仕切り壁371a)と側壁(仕切り壁371b)との間に硬貨22cが挟まれた場合であっても、硬貨22cの動きの規制を解除することができ、一時貯留庫37内の硬貨22bを落下させて一時貯留庫37に集積された硬貨の残留を抑制することができる。
なお、本実施例では、仕切り壁371aの第1の内側壁部373aの先端部と、仕切り壁371bの第1の内側壁部373bの先端部とが噛合部381で接触した状態において、上面から見た仕切り壁371aおよび仕切り壁371bの形状が菱形となるようにしたが、それに限られることなく、対向する仕切り壁が左右方向に分かれるものであれば、例えば円形となるようにしても良い。
仕切り壁471(471a、471b、471c、471d)は、固定壁48aおよび固定壁48bで挟まれる空間を仕切る側壁であり、固定壁48aおよび固定壁48bの延伸方向(装置の前後方向)に複数配列されている。
仕切り壁471aは固定壁48aに固定され、仕切り壁471bは固定壁48bに固定されている。なお、図14に示すように、仕切り壁471aおよび仕切り壁471bの上下方向の端部は、貯留する硬貨が入り込まないように波状に形成されている。
したがって、一時貯留庫47に落下した硬貨は、仕切り壁471a、471b、471c、471dで形成された空間に集積される。
このように、仕切り壁471a、471b、471c、471dにより、ひとつの一時貯留庫47の側壁を形成している。
また、図13に示すように、図中矢印LFおよび矢印RGが示す左右方向における一時貯留部7の移動範囲の左端に側フレーム50a、右端に側フレーム50bが配設されている。
上述した構成の作用について説明する。
なお、硬貨処理装置が行う硬貨の入金処理あるいは計数処理の概要は第1の実施例と同様なのでその説明を省略する。
硬貨処理装置100は、収納を指示する収納可入力を受け付けると、図5に示す動作と同様に、一時貯留部7の一時貯留庫47に金種別に集積した硬貨22bを硬貨収納部9に移動させるため、底板16を含む一時貯留部7を図5中矢印Sが示す硬貨収納部9の方向へ移動させる。
このとき、一時貯留庫47の内部の硬貨22bは、一時貯留庫47の内部に突出する突起部49bに当接することによりバランスを崩し、図15に示すように一時貯留庫47の内部で側壁と側壁に挟まれて動きが規制されている状態であっても、その規制が解除される。
硬貨処理装置100は、一時貯留部7の移動を停止すると、底板16を図5中矢印LFが示す左方向へ移動させ、一時貯留庫47の底面を開放し、一時貯留庫47内の硬貨22bを落下させる(図5参照)。
本実施例では、一時貯留部7が硬貨収納部9の直上に到達するとき、側フレーム50bに設けられた突起部49b(図13に示す突起部491b、492b、493b)の先端が貫通孔481b、482b、483bに挿入されて一時貯留庫47の内部に突出する。
また、一時貯留部7内の硬貨を硬貨返却部8に落下させる場合も同様に、一時貯留庫47に集積された硬貨の残留を抑制することができる。
2 硬貨繰出し部
3 硬貨搬送路
4 硬貨鑑別部
5 リジェクト硬貨返却部
6 硬貨選別部
7 一時貯留部
8 硬貨返却部
9 硬貨収納部
10 硬貨出金部
11 回収庫
13 硬貨搬送シュート
14 硬貨搬送ベルト
15 硬貨選別ゲート
16 底板
17、27、37、47 一時貯留庫
171、271、371、471 仕切り壁
18、28、38 可動壁
19a、19b、49a、49b 突起部
48 固定壁
50a、50b 側フレーム
71 底面
72a、72b 突起受け
100 硬貨処理装置
Claims (12)
- 投入された硬貨を1枚ずつ送出する送出部と、
前記送出部で送出された硬貨を鑑別する鑑別部と、
前記鑑別部で鑑別された硬貨を集積する第1の集積庫および第2の集積庫と、
前記鑑別部と、前記第1の集積庫および第2の集積庫との間に設けられ、前記第1の集積庫または前記第2の集積庫に落下させる硬貨を一時貯留する収納空間が形成されるとともに、前記第1の集積庫の上方と、前記第2の集積庫の上方との間を移動可能に構成された一時貯留庫と、
を有し、
前記一時貯留庫は、前記第1の集積庫の上方または前記第2の集積庫の上方に移動するとき、前記収容空間が広がるように移動可能な側壁を有することを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項1に記載の硬貨処理装置において、
前記側壁は、前記一時貯留庫の移動に伴って移動することを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の硬貨処理装置において、
前記側壁は、
上部に回転支点と、下部に係合部とを有し、
前記一時貯留庫の移動に伴って、前記係合部が装置本体に形成された被係合部と係合して回動することを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項3に記載の硬貨処理装置において、
前記側壁は、
前記一時貯留庫の移動方向において対向配置された第1の側壁と、第2の側壁とを有し、
前記一時貯留庫の移動に伴って前記第1の側壁および前記第2の側壁のいずれか一方が回動することを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項4に記載の硬貨処理装置において、
前記第1の側壁は、前記第2の集積庫側に配置され、
前記第2の側壁は、前記第1の集積庫側に配置され、
前記一時貯留庫が前記第1の集積庫の上方に移動したとき、前記第1の側壁が回動し、
前記一時貯留庫が前記第2の集積庫の上方に移動したとき、前記第2の側壁が回動することを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項5に記載の硬貨処理装置において、
前記一時貯留庫は、4面からなる筒形に形成され、
前記第1の側壁および前記第2の側壁は、前記筒形の2面を形成していることを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項5に記載の硬貨処理装置において、
前記一時貯留庫は、3面からなる第1の部材と、3面からなる第2の部材とを互いに合わせて4面からなる筒形に形成され、
前記第1の部材は、前記第1の側壁に取り付けられ、
前記第2の部材は、前記第2の側壁に取り付けられていることを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項5に記載の硬貨処理装置において、
前記一時貯留庫は、2面からなる第1の部材と、2面からなる第2の部材とを合わせて4面からなる筒形に形成され、
前記第1の部材は、前記第1の側壁に取り付けられ、
前記第2の部材は、前記第2の側壁に取り付けられていることを特徴とする硬貨処理装置。 - 投入された硬貨を1枚ずつ送出する送出部と、
前記送出部で送出された硬貨を鑑別する鑑別部と、
前記鑑別部で鑑別された硬貨を集積する第1の集積庫および第2の集積庫と、
前記鑑別部と、前記第1の集積庫および第2の集積庫との間に設けられ、前記第1の集積庫または前記第2の集積庫に落下させる硬貨を一時貯留する収納空間が形成されるとともに、前記第1の集積庫の上方と、前記第2の集積庫の上方との間を移動可能に構成された一時貯留庫と、
前記第1の集積庫の上方および前記第2の集積庫の上方に形成された突起部と、
を有し、
前記一時貯留庫は、前記突起部が貫通する貫通孔が形成され、前記第1の集積庫の上方または前記第2の集積庫の上方に移動するとき、前記収容空間内に前記突起部が突出することを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項9に記載の硬貨処理装置において、
前記突起部は、前記一時貯留庫の移動に伴って前記収容空間内に突出することを特徴とする硬貨処理装置。 - 投入された硬貨を1枚ずつ送出する送出部と、
前記送出部で送出された硬貨を鑑別する鑑別部と、
前記鑑別部で鑑別された硬貨を集積する第1の集積庫および第2の集積庫と、
前記鑑別部と、前記第1の集積庫および第2の集積庫との間に設けられ、前記第1の集積庫または前記第2の集積庫に落下させる硬貨を一時貯留する収納空間が形成されるとともに、前記第1の集積庫の上方に配置され、前記第2の集積庫の上方へ移動可能に構成された一時貯留庫と、
前記一時貯留庫の底部を形成し、移動可能に構成された底板と、
を有し、
前記一時貯留庫は、前記第2の集積庫の上方に移動するとき、前記収容空間が広がるように移動可能な側壁と、前記底板が移動するとき、前記収容空間が広がるように移動可能な側壁とを有することを特徴とする硬貨処理装置。 - 請求項1から請求項11のいずれかに記載の硬貨処理装置において、
前記一時貯留庫は、前記移動方向と直交する方向に金種毎に複数配列されていることを特徴とする硬貨処理装置。
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JP2011197763A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Laurel Precision Machines Co Ltd | 硬貨入出金機 |
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