JP6003189B2 - 硬貨処理装置 - Google Patents
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(1−1.硬貨処理装置の構成)
図1を参照しながら、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る硬貨処理装置1の内部構成を概略図である。なお、図1(a)は、硬貨処理装置1を正面側から見た図であり、図1(b)は、硬貨処理装置1を側面側から見た図である。
図2及び図3を参照しながら、第1の実施形態に係る金種別ホッパ部60の詳細構成について説明する。なお、金種別ホッパ部60a〜60fの構成は同様であるので、以下においては、一の金種別ホッパ部60a(説明の便宜上、金種別ホッパ部60と呼ぶ)を例に挙げて説明する。
タンク部210は、金種別の受入口42a〜42fから落下した硬貨Cを収容する部材である。タンク部210は、硬貨Cを所定量(例えば2500枚)収容可能である。タンク部210の下部212には回転ディスク220が設けられており、下部212の内周面は、回転ディスク220が回転可能なように、回転ディスク220の外周に沿った形状に形成されている。タンク部210の下部212は、斜めの形状をしている。
回転ディスク220は、タンク部210内に水平方向に交差するように斜めに配置された金属製の円形状の部材である。回転ディスク220の上面220aには、タンク部210に落下した硬貨Cが集積される。回転ディスク220は、回転可能に軸221に支持され、回転することによりタンク部210に収容された硬貨Cを移動させて分離する。
駆動部230は、回転ディスク220を回転させる回転駆動力を回転ディスク220に伝達する。駆動部230は、モータ232と、モータギア234とを有する。モータギア234は、モータ232のDカットされたモータ軸に固定されている。
搬送ガイド240は、回転ディスク220の下方に位置している。搬送ガイド240は、回転ディスク220と共に、回転ディスク220が硬貨Cを一枚ずつ搬送する空間242を形成している。また、搬送ガイド240も、回転ディスク220と同様に斜めに配置されているため、空間242内の硬貨Cが、自重によりゲート244に向かって滑りやすくなる。
搬送部250は、ゲート244を通過した硬貨Cを更に搬送する。搬送部250は、硬貨Cが一枚ずつ搬送される搬送路251を有する。金種別ホッパ部60a〜60fの各搬送路251は、所定の配列方向(図1のY方向)に沿って配列され、それぞれ異なる金種の硬貨を配列方向と交差する方向に搬送する。また、搬送部250には、図3に示すように繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254とが設けられている。繰り出しアーム254は、不図示の支点を中心に移動可能である。そして、繰り出しアーム254の移動に伴い、繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254の間に挟まれる硬貨Cが、繰り出される。
磁気センサ260は、搬送路251において繰り出しベアリング252と繰り出しアーム254によって繰り出された硬貨Cを検出する。磁気センサ260は、搬送ガイド240の外側に設けられている。
出金先切替部270は、搬送路251において磁気センサ260の搬送方向下流側に設けられ、硬貨の出金先を切り替える。出金先切替部270は、金種別ホッパ部60a〜60fの各搬送路251に設けられており、各出金先切替部270の構成は同様である。そこで、以下においては、図4及び図5を参照しながら、例えば金種別ホッパ部60aに設けられた出金先切替部270の詳細構成について説明する。
なお、上記では、検知センサ71、72が、発光部71a、72a及び受光部71b、72bを有する透過型のセンサであることとしたが、これに限定されず、検知センサ71、72は、例えば反射型のセンサであることとしても良い。かかる場合にも、切替ガイド272の位置を適切に検知できる。
次に、上述した構成の硬貨処理装置1の動作例について説明する。なお、硬貨処理装置1の動作は、制御ユニット90の制御部によって実行される。すなわち、制御部は、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、下記に説明する動作を実行する。
上述したように、第1の実施形態においては、金種別ホッパ部60a〜60fの配列方向(図1のY方向)において各搬送路251に設けられた6個の切替ガイド272の外側に位置する検知センサ71(検知センサ72)が、6個の切替ガイド272の位置を一括で検知する。
図7〜図9を参照しながら、第2の実施形態に係る金種別ホッパ部60(金種別ホッパ部60a〜60f)の構成について説明する。図7は、第2の実施形態に係る金種別ホッパ部60の構成を示す図である。
60、60a〜60f 金種別ホッパ部
71、72 検知センサ
71a、72a 発光部
72b、72b 受光部
80 硬貨出金箱
84 硬貨回収庫
250 搬送部
251 搬送路
270 出金先切替部
272 切替ガイド
274 側板
275、276 切欠き部
280 出金箱ダクト
282 硬貨回収庫ダクト
286 アクチュエータ
302 切替ガイド
305、306 切欠き部
312 第1ダクト
314 第2ダクト
316 第3ダクト
Claims (8)
- 所定の配列方向に沿って配列され、それぞれ硬貨を前記配列方向と交差する方向に搬送するための複数の搬送路と、
前記複数の搬送路の各々から分岐された少なくとも2つの分岐先と、
前記複数の搬送路の各々に設けられ、複数の位置の間で移動することにより前記分岐先を切り替える切替部材と、
前記配列方向において各搬送路に設けられた複数の前記切替部材の外側に位置する第1検知部材と第2検知部材とを有し、前記第1検知部材による検知結果と前記第2検知部材による検知結果とにより、前記複数の切替部材の位置を一括で検知する検知部材と、
を備え、
前記第1検知部材と前記第2検知部材とは、それぞれ一対の部材からなる、
ことを特徴とする、硬貨処理装置。 - 前記検知部材は、
前記複数の切替部材が前記少なくとも2つの分岐先のうちの一の分岐先に対応する第1位置に位置する際に、前記複数の切替部材の前記第1位置を一括で検知する前記第1検知部材と、
前記複数の切替部材が他の分岐先に対応する第2位置に位置する際に、前記複数の切替部材の前記第2位置を一括で検知する前記第2検知部材と、
であることを特徴とする、請求項1に記載の硬貨処理装置。 - 前記第1検知部材及び前記第2検知部材は、
前記配列方向における一端側で前記複数の切替部材の外側に設けられ、光を発する発光部と、
前記配列方向における他端側で前記複数の切替部材の外側に設けられ、前記発光部が発した光を受光する受光部と、
を有することを特徴とする、請求項2に記載の硬貨処理装置。 - 前記複数の切替部材は、それぞれ、前記第1検知部材に対応する位置に第1穴が形成された第1穴部と、前記第2検知部材に対応する位置に第2穴が形成された第2穴部と、を有し、
前記第1検知部材は、前記複数の切替部材の前記第1穴を全て通過した光を受光することにより、前記第1位置を一括で検知し、
前記第2検知部材は、前記複数の切替部材の前記第2穴を全て通過した光を受光することにより、前記第2位置を一括で検知することを特徴とする、請求項3に記載の硬貨処理装置。 - 前記複数の切替部材は、同時に移動し、
前記検知部材は、同時に移動した前記複数の切替部材の位置を一括で検知することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。 - 前記複数の搬送路は、それぞれ異なる金種の硬貨を搬送することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の硬貨処理装置。
- 前記少なくとも2つの分岐先は、3つ又は4つの分岐先であり、
前記切替部材は、3つ又は4つの位置の間で移動することにより前記分岐先を切り替え、
前記第1検知部材及び前記第2検知部材は、前記複数の切替部材の前記3つ又は4つの位置を一括で検知することを特徴とする、請求項3に記載の硬貨処理装置。 - 前記複数の切替部材は、それぞれ、前記第1検知部材及び前記第2検知部材の前記発光部からの光が通貨可能な穴が形成された穴部を有し、
前記複数の切替部材の3つの又は4つの位置は、
前記第1検知部材及び前記第2検知部材が、前記複数の切替部材の前記穴を全て通過した光を受光する位置と、
前記第1検知部材のみが、前記複数の切替部材の前記穴を全て通過した光を受光する位置と、
前記第2検知部材のみが、前記複数の切替部材の前記穴を全て通過した光を受光する位置と、
を含むことを特徴とする、請求項7に記載の硬貨処理装置。
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