JP6069275B2 - 端子挿入用位置合わせ装置 - Google Patents
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Description
(1) コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持し且つ前記端子を把持しない把持機構と、前記把持機構を可動範囲内にて6自由度で自在に移動・旋回可能であり且つ前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備えたことを特徴とする。
(2) コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記把持機構及び前記撮像部は、前記端子の挿入方向と、前記撮像部の撮影方向とが互いに異なる状態で配置され、
前記把持機構及び前記撮像部を支持する箇所に方向切換用可動軸が配置され、
前記ティーチング制御部は、前記方向切換用可動軸を中心とする前記把持機構及び前記撮像部の回動動作により、端子挿入用の位置と、撮影用の位置とを切り替える、
ことを特徴とする。
(3) 上記(1)に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構及び前記撮像部は、前記端子の挿入方向と、前記撮像部の撮影方向とが互いにほぼ平行になった状態で異なる位置に配置され、
前記ティーチング制御部は、前記把持機構及び前記撮像部を移動することにより、端子挿入用の位置と、撮影用の位置とを切り替える、
ことを特徴とする。
(4) 上記(1)に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記撮像部の近傍に配置され、前記撮像部の撮影方向に対して傾斜した方向に向けてレーザ光を出射するレーザ光源を備え、
前記ティーチング制御部は、撮影により得られた映像中のレーザ光のスポット像の位置の違いに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の違いに相当する情報を取得する、
ことを特徴とする。
(5) 上記(4)に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、撮影対象面の照明を消灯制御する、
ことを特徴とする。
(6) コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記撮像部の近傍に配置され、前記撮像部の撮影方向に対して傾斜した方向に向けてレーザ光を出射するレーザ光源を備え、
前記ティーチング制御部は、撮影により得られた映像中のレーザ光のスポット像の位置の違いに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の違いに相当する情報を取得し、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、撮影対象面の基準部位と対向する位置から、撮影方向に対して直交する方向に一定量だけ前記撮像部及び前記把持機構を移動する、
ことを特徴とする。
(7) コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記撮像部の近傍に配置され、前記撮像部の撮影方向に対して傾斜した方向に向けてレーザ光を出射するレーザ光源を備え、
前記ティーチング制御部は、撮影により得られた映像中のレーザ光のスポット像の位置の違いに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の違いに相当する情報を取得し、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、前記撮像部及び前記把持機構を撮影対象面に接近又は離間する方向に移動し、前記撮影対象面までの距離が互いに異なる少なくとも2点の各々の位置で前記レーザ光のスポット像の位置を計測し、前記計測の結果に基づいて、前記スポット像の位置の違いと距離との関係を表す換算式を取得する、
ことを特徴とする。
(8) 上記(1)に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記コネクタハウジングまでの距離の違いと、撮影により得られた映像を画像処理して得られる焦点の違いを反映したフォーカス値との関係を表す特性曲線を事前に把握し、撮影した映像から算出したフォーカス値と前記特性曲線とに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の変化を検出する、
ことを特徴とする。
(9) コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記ティーチング制御部は、前記コネクタハウジングのキャビティ位置を検出する前に、前記端子とは異なる棒を前記把持機構で把持し、前記棒の先端部が、前記コネクタハウジングを支持するハウジング受け、もしくはその近傍に形成された基準穴の位置と一致した状態で、前記撮像部の位置又は方向を前記コネクタハウジングと対向する位置に切り替えた後、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記撮像部の位置を修正する、
ことを特徴とする。
(10) 上記(9)に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、事前に登録した検出対象シーンと一致する基準画像を保持する画像データベースを含み、前記画像データベース上の前記基準画像と、前記撮像部が撮影した映像との比較により、検出対象の位置を探索する、
ことを特徴とする。
(11) 上記(9)に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部を所定の基準位置に合わせた後で、前記撮像部及び前記把持機構を一定量移動して、撮影した映像における移動した画素数を検出し、移動量と移動画素数との関係を把握する、
ことを特徴とする。
(12) コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像について、比較的広い領域を処理対象として、前記コネクタハウジングを支持するハウジング受け、もしくはその近傍に形成されたマーカの位置を探索した後、前記マーカの位置を基準として、各キャビティの位置を推定し、限定した領域内を画像処理して実際のキャビティを画像中から探索する、
ことを特徴とする。
(13) 上記(12)に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、事前に登録した検出対象シーンと一致する基準画像を保持する画像データベースを含み、前記画像データベース上の前記基準画像と、前記撮像部が撮影した映像との比較により、検出対象の位置を探索する、
ことを特徴とする。
(14) 上記(1)に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記コネクタハウジングに含まれる全てのキャビティの各々の位置を順番に計測し、計測結果に基づいて前記全てのキャビティの位置情報をそれぞれ登録する、
ことを特徴とする。
(15) コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記コネクタハウジングに含まれる複数のキャビティのうち代表的な一部の代表キャビティについて、各々の位置を順番に計測し、前記代表キャビティ以外の残りのキャビティについては、前記代表キャビティの計測結果に基づき計算により推定した位置を登録する、
ことを特徴とする。
上記(2)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、前記端子挿入用の位置と、撮影用の位置とを切り替える際に、前記並列関節機構を動かす必要がない。したがって、撮影用の位置で正しく位置合わせすれば、前記並列関節機構の影響を受けることなく、前記端子挿入用の位置についても正しく位置合わせすることができる。
上記(3)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、所定方向への移動により、前記端子挿入用の位置と、撮影用の位置とを切り替えることができる。この移動を前記並列関節機構とは別の機構を用いて行うこにより、位置精度を向上できる。
上記(4)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、傾斜した方向からレーザ光を照射するので、距離の違いを映像中に映るレーザ光のスポット像の位置の違いとして検出することができる。また、検出した距離の違いを前記撮像部の焦点調節に利用することができる。
上記(5)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、照明を消灯するので、背景を暗くした状態で撮影した映像を得ることができ、スポット像の検出が容易になる。
上記(6)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、例えば前記基準部位が穴のような凹凸面である場合であっても、平坦な箇所に前記レーザ光のスポット像を形成することができる。したがって、位置検出精度の低下を防止できる。
上記(7)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、前記スポット像の位置の違いと距離との関係を表す前記換算式を得ることができる。この換算式を利用することにより、検出したスポット像の位置から距離を把握し、例えば前記撮像部の焦点を調節することができる。
上記(8)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、撮影した映像から算出したフォーカス値に基づき、前記特性曲線を利用して、前記コネクタハウジングまでの距離の変化を検出することができる。
上記(9)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、前記基準穴の位置を基準として最初の位置決めを行うので、この時には前記コネクタハウジングの寸法の個体差の影響がなくなる。また、前記コネクタハウジングのキャビティよりも見つけやすい位置に前記基準穴を配置することにより、基準穴の探索や位置決めが容易になる。
上記(10)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、事前に登録した前記基準画像と前記撮像部が撮影した映像との比較により、所望の検出対象の位置を容易に探索できる。
上記(11)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、移動量と移動画素数との関係を把握しているので、撮影した映像中の位置の違いに相当する画素数から、対応する実際の移動量を容易に把握できる。
上記(12)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、最初に前記マーカを探索する際には、比較的広い領域を処理対象とするので、前記コネクタハウジングの位置からずれた見つけやすい箇所に前記マーカを配置できる。また、実際のキャビティを画像中から探索する際には、限定した小さい領域内だけを画像処理するので、位置合わせの精度が向上する。
上記(13)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、事前に登録した前記基準画像と前記撮像部が撮影した映像との比較により、所望の検出対象の位置を容易に探索できる。
上記(14)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、全てのキャビティの各々の位置を計測するので、全てのキャビティについて位置精度の高い情報を登録することができる。
上記(15)の構成の端子挿入用位置合わせ装置によれば、実際の計測は前記代表キャビティのみ行うので、キャビティの個数が多い場合であっても、短時間で全てのキャビティの位置を登録できる。
図1は、本発明の実施形態の端子挿入装置を示す斜視図である。本発明の実施形態の端子挿入装置は、固定盤10と、並列関節機構20と、を含んで構成される。本発明の実施形態の端子挿入装置は、さらに、電線運搬機30と、端子計測センサ40と、を備えている。以下、固定盤10、並列関節機構20、電線運搬機30及び端子計測センサ40について詳細に説明する。
[固定盤10の詳細]
図3(A)及び図3(B)は、本発明の実施形態の端子挿入装置における固定盤を示す図であって、図3(A)は固定盤の平面図を、図3(B)は側面図を、それぞれ示す。固定盤10は、図2及び図3(A)、図3(B)に示されるように、コネクタハウジング80を位置決めするための部材であり、ハウジング支持台(図示せず)の平坦面に取り付けられる。固定盤10は、コネクタハウジング80を保持するハウジング受け11と、ハウジング受け11が固定される円環状のレール部材12と、レール部材12と軸心が一致するように該レール部材12が上面13aに固定される円盤部材13と、円盤部材13の軸心と一致するように回転軸14aが設定された、円盤部材13の下面13bに取り付けられたモータ部材14と、を備える。
図4は、本発明の実施形態の端子挿入装置における並列関節機構を示す側面図である。並列関節機構20は、コネクタハウジング80に端子を挿入するための機材であり、並列関節機構支持台(図示せず)に取り付けられる。並列関節機構20は、図4に示されるように、並列関節機構支持台に取り付けられる基台21と、基台21上に設置された3つの第1モータ22a、22b、22cと、第1モータ22a、22b、22cの回転軸に各々の一端が接続されて駆動する3つのアーム23a、23b、23cと、アーム23a、23b、23cの他端に各々の一端がユニバーサルジョイント、伝達ギヤを介して接続される3つのリンク24a、24b、24cと、3つのリンク24a、24b、24cの他端にユニバーサルジョイントを介して接続される端子挿入ヘッド25と、を備えている。並列関節機構20は、3つの第1モータ22a、22b、22cの回転量を制御してアーム23a、23b、23cの傾斜角度、及びリンク24a、24b、24cのアーム23a、23b、23cに対する角度を変化させることにより、端子挿入ヘッド25をXYZに沿う3方向に並進させることができる。並列関節機構20は、制御装置(図4には図示せず)からの制御信号を受け付けて、第1モータ22a、22b、22cの回転を制御する。制御装置による並列関節機構20のXYZ3方向への並進駆動制御については後述する[制御装置70による制御の詳細]にて説明する。
図5は、本発明の実施形態の端子挿入装置における電線運搬機を示す斜視図である。電線運搬機30は、先端に端子91が取り付けられた電線90を、所定位置に運搬する機材である。電線運搬機30は、図5に示されるように、X軸方向に延びる運搬レール31と、運搬レール31をスライド自在な移動体32と、先端に接続された端子91を含む電線90の一部を把持する、移動体32に設けられた搬送チャック33と、運搬レール31を支持するフレーム34と、搬送チャック33にエアーを送り込むエアチャック本体35と、を備えている。本発明の実施形態では、移動体32が運搬レール31上を移動する向きがX軸の向きに相当する。
端子計測センサ40は、並列関節機構20が把持した電線90の先端に位置する端子91のロール方向の回転角及び端子91の先端が位置するXZ座標を計測する機材である。本発明の実施形態では、並列関節機構20の電線チャック25cが電線90の外皮の部分を2箇所挟み、並列関節機構20がその電線90を運搬して、端子91をコネクタハウジング80のキャビティ81に挿入する。このとき、端子91がロール方向に回転していることも考慮しなければならない。さらには、端子91の重みによる電線90の垂れ下がりまたは電線の巻き癖による跳ね返り、より具体的には電線90における、電線チャック25cのの前側チャック25c1に把持された箇所から電線90の先端にかけての垂れ下がりまたは跳ね返り、を考慮しなければならない。端子計測センサ40は、端子91のロール方向への回転角、及びこの電線90の垂れ下がりまたは跳ね返りによる端子91のY軸方向に対する傾きを検出するものである。
項目[端子挿入装置の構成]にて説明したように、本発明の実施形態の端子挿入装置は、固定盤10と、並列関節機構20と、を備え、さらに、電線運搬機30と、端子計測センサ40と、を備えている。これらの機材を統括的に制御するため、本発明の実施形態の端子挿入装置を含む制御システムには制御装置70が備わっている。図7は、本発明の実施形態の端子挿入装置を含む制御システムの機能ブロック図である。制御装置70は、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)で構成されており、固定盤10のモータ部材14、並列関節機構20、電線運搬機30の移動体32、並びに、端子計測センサ40の各部(X計測センサ、Z計測センサ、及び駆動源のエンコーダ)に接続される。制御装置70は、各種の駆動源に対しては制御信号を出力し、各種のセンサからは該センサが検出した信号が入力される。制御装置70は、汎用PCや、端子挿入装置を含むシステム全体を制御する専用の演算装置などの、各種の装置によって構成することができる。以下、制御装置70によって制御される、コネクタハウジング80に端子91を挿入するための一連の処理について詳細に説明する。
[位置決め設定処理]
制御装置70には、コネクタハウジング80に端子91を挿入するための一連の処理に先だって、固定盤10の初期位置、及び固定盤10に配置されたコネクタハウジング80の初期位置を設定し、初期状態におけるコネクタハウジング80のキャビティ81の位置を該制御装置70に認識させておく必要がある。
・固定盤10の初期位置
・レール部材12の固定盤10に対する初期位置
・固定盤10に配置されたコネクタハウジング80のキャビティ81の初期位置
・ハンド基台25aのX座標、Y座標及びZ座標の初期位置
・電線把持本体25bのピッチ方向の角度及びヨー方向の角度の初期角度
・電線把持本体25bのロール方向の角度の初期角度
・移動体32の運搬レール31に対する初期位置
・端子計測センサ40のセンサ台41の初期位置
続いて、コネクタハウジング80に端子91を挿入するための一連の処理について詳細に説明する。図36(A)、図37(A)、図38(A)、図39(A)及び図40(A)はそれぞれ、本発明の実施形態の端子挿入装置による端子挿入処理の一工程を示す斜視図である。また、図36(B)、図37(B)、図38(B)、図39(B)及び図40(B)はそれぞれ、対応する図36(A)、図37(A)、図38(A)、図39(A)及び図40(A)の要部拡大図である。尚、以下に説明する各機材の駆動は、制御装置70からの制御信号にしたがったものである。
まず、図36(A)及び図36(B)に示されるように、並列関節機構20は、コネクタハウジング80に端子91を挿入するための前回の一連の処理が終わると、ハンド基台25aをX座標、Y座標及びZ座標の初期位置に移動すると共に、電線把持本体25bのピッチ方向の角度及びヨー方向の角度を初期角度に戻すように旋回する。さらに、電線把持本体25bのロール方向の角度を初期角度に戻すように旋回する。
[端子挿入用位置合わせ装置が必要な理由]
例えば上述の端子挿入装置においては、ハウジング受け11に支持されたコネクタハウジング80のキャビティ(空洞)81内に端子91を挿入する際には、該当するキャビティ81の位置と、端子91の位置とを相対的に高精度で位置合わせしなければならない。ところが、端子91の位置決めに利用している並列関節機構20は、比較的位置精度が低いので、事前に決めた数値に基づいて位置決めを行う場合には端子91の位置に位置ずれが発生する可能性がある。また、コネクタハウジング80の各部の寸法については、製造時の状況に応じて製造ロット毎にばらつきが生じる場合があり、個体差がある。したがって、ハウジング受け11が正しく位置決めされている場合であっても、コネクタハウジング80の寸法が設計値からずれている場合には、端子91を挿入すべきキャビティ81の位置にばらつきが生じる。
図6は、本発明の実施形態の端子挿入用位置合わせ装置及び端子挿入装置を含む制御システムの機能ブロック図である。
図8は、本発明の実施形態の端子挿入用位置合わせ装置を搭載した端子挿入装置の端子挿入ヘッド25の外観を示す斜視図である。また、図9は、端子挿入ヘッド25を示す平面図である。
[全キャビティ座標登録フロー]
図10は、本発明の実施形態の端子挿入用位置合わせ装置における「全キャビティ座標登録フロー」を表すフローチャートである。すなわち、制御装置本体71がティーチングプログラム72を実行することにより、図10の手順で処理を行い、コネクタハウジング80の各々のキャビティ81の実際の位置を表す座標を計測しその結果をデータベース73に登録する。
図11は、検出シーン登録データの構成例を示すブロック図である。カメラ210が撮影して得られる映像から目的の位置を探索する場合には、目的の位置で撮影される映像の基準データと、実際に撮影された映像のデータとを比較することにより、探索を容易に行うことができる。本実施形態では、目的の位置(検出シーン)毎に映像の基準データを事前に作成して、これをデータベース73上に登録しておき、これらの基準データを利用して位置の探索を行う。
図12は、「基準穴とカメラセンタを位置合わせする処理」の手順を示すフローチャートである。すなわち、図10に示したステップS11の詳細が図12に示されている。
ΔX[mm/pxl(ピクセル)]=Ax/(px1−px0)
ΔZ[mm/pxl]=Az/(pz2−pz0)
尚、上記の換算式はレンズの倍率が不確かな場合であっても利用できるので便利である。また、レンズの正確な倍率が既知の場合には、レンズの倍率とCCD画素の大きさに基づいて求めた換算式を利用することもできる。
L=a×Bx+b ・・・(1)
a,b 定数
図17は、「キャビティの座標登録フロー」を示すフローチャートである。すなわち、図17の内容は、図10に示したS15の詳細を表している。また、図18は基準穴Hsと距離計測位置との位置関係を表す正面図である。図17に示す内容について以下に説明する。
図19は、「ハウジング受けの基準穴座標計測」処理を示すフローチャートである。すなわち、図17におけるS47の処理の詳細が図19に示されている。また、図20(A)及び図20(B)は、処理対象画像の具体例を示す正面図である。また、図21(A)及び図21(B)は、レーザ光のスポット像を検出する場合のカメラで撮影された映像の内容の具体例を示す正面図である。図19の処理について以下に説明する。
ステップS61では、ハウジング受け11の基準穴Hsの位置が、カメラ210で撮影した映像の画面中央になるように、端子挿入ヘッド25を移動する。この移動により、カメラ210で撮影した映像は、例えば図20(A)の状態になる。
X移動量=(pxc−px0)×ΔX
Z移動量=(pzc−pz0)×ΔZ
|pxc−px0|<10[pxl(ピクセル)]
|pzc−pz0|<10[pxl]
|L−L0|<0.1[mm]
X移動量=(pxc−px0)×ΔX
Z移動量=(pzc−pz0)×ΔZ
|pxc−px0|<10[pxl]
|pzc−pz0|<10[pxl]
図22は、「キャビティ座標の計測」処理を示すフローチャートである。すなわち、図17のS50の詳細な内容が図22に示されている。また、図23は処理対象画像の具体例を示す正面図である。図22の処理の内容について以下に説明する。
X移動量=(pxc−px0)×ΔX
Z移動量=(pzc−pz0)×ΔZ
ステップS86では、S85の移動後に再びカメラ210で撮影した映像を処理して、目的のキャビティの画像上の座標(pxc,pzc)と、基準座標(px0,pz0)との誤差が1ピクセル以内になるまでS83、S84を繰り返す。つまり以下の条件を満たすまで繰り返す。
|pxc−px0|<1[pxl]
|pzc−pz0|<1[pxl]
図24は、「キャビティ検出シーンの登録」処理の手順を示すフローチャートである。すなわち、図24の手順を実行することにより、前述の処理を実行する際に必要なキャビティ検出シーン410の基準データ(キャビティモデル)を作成することができる。また、図25は、各検出シーンについて登録される画像の内容の具体例を示す正面図である。図24の手順について以下に説明する。
図26は、本発明の実施形態の端子挿入用位置合わせ装置が使用するインプット情報の構成例を示す模式図である。すなわち、端子挿入用位置合わせ装置がティーチングプログラム72の実行によりティーチングを行う際に、必要な情報として図26に示すような様々なインプット情報がティーチングプログラム72に入力される。
図27は、本発明の実施形態の端子挿入用位置合わせ装置が使用するアウトプット情報の構成例を示す模式図である。すなわち、端子挿入用位置合わせ装置がティーチングプログラム72の実行によりティーチングを行う際に、ティーチングプログラム72が図27に示したアウトプット情報のような様々な情報を出力する。
図28(A)、図28(B)、及び図28(C)は、カメラで撮影した映像の具体例を示す正面図であり、図28(A)は映像の全体を示し、図28(B)及び図28(C)は、それぞれ映像の一部分を示す拡大図である。
図29は、カメラ210の撮影方向と直交する方向から視た状況を表す光路図である。
また、図30は、カメラ210で撮影した映像及び映像中のレーザ光のスポット像を表す正面図である。また、図31は、カメラ設置位置に応じた距離の変化と、映像中のレーザ光スポットの座標との関係を表すグラフである。
[マーカの変更]
図32は、コネクタハウジング80の外観の具体例を示す正面図である。前述の端子挿入用位置合わせ装置においては、ハウジング受け11上に設けた基準穴Hsを目印となるマーカとして利用し、基準位置を決定している。この基準穴Hsについては、検索しやすい箇所であれば、ハウジング受け11以外の位置に配置しても良い。また、基準穴Hs以外のマーカを利用することもできる。
図33は、位置合わせ治具の外観を示す正面図である。図34は、カメラ設置位置に応じた距離の変化と、映像を画像処理して得られるフォーカス値との関係を表すグラフである。
上記以外の方法を用いることもできる。例えば、図33に示すような基準穴を有する治具を採用し、図33中のA又はBの距離を表す画素数を算出する。そして、A又はBの画素数に基づき、図34に示す画素数と距離との関係から距離を算出する。この場合は、フォーカス値を用いる場合よりも高い精度が得られる。
図35は、変形例の端子挿入ヘッドに関する外観を示す正面図である。図35に示した端子挿入ヘッド25Bにおいては、端子挿入ヘッド25Bが端子91を挿入する方向(Y)とカメラ210の撮影する方向とがほぼ並行に配置されている。したがって、ヘッド方向切換部300に相当する回転機構は存在せず、代わりにカメラ210の位置をX方向及びその反対方向に平行に移動するための機構(図示せず)が端子挿入ヘッド25Bに備わっている。
図10に示した「全キャビティ座標登録フロー」では、コネクタハウジング80に備わったN個のキャビティ81の全てについて、S15をそれぞれ実行し、全てのキャビティ81の計測結果をそれぞれ登録している。しかし、例えばコネクタハウジング80に含まれるキャビティ81の総数が多い場合には、代表的な一部のキャビティ81のみに限定してS15を実行し、一部のキャビティのみ計測結果を登録するように変更しても良い。代表的な一部のキャビティ81としては、例えばコネクタハウジング80の四隅のそれぞれの位置にある4つのキャビティ81を選定することが想定される。
前述の端子挿入用位置合わせ装置は、端子挿入装置のティーチングを行うために利用しているが、それ以外にも、例えば次のような用途で利用できる。
(2)端子挿入装置の設備を移設する際に、位置ずれが生じていないか確認するために、前述の端子挿入用位置合わせ装置を利用する。
(3)前述の端子挿入用位置合わせ装置が端子挿入装置に常設されている場合には、端子挿入装置の可動部が原点位置に復帰した時に、正しい原点に位置決めされているか否かを確認するために、端子挿入用位置合わせ装置を利用できる。
(4)前述の端子挿入用位置合わせ装置が端子挿入装置に常設されている場合には、端子挿入装置が端子91をコネクタハウジング80に挿入する前の行程として、端子挿入用位置合わせ装置で位置を確認し、その後で挿入を実行する。この場合、端子挿入用位置合わせ装置が確認する位置については、ハウジング受け11のマーカのみを確認しても良いし、コネクタハウジング80の四隅のキャビティのみを確認しても良い。
[1] コネクタハウジング(80)を支持する固定盤(10)と、先端に端子(91)が接続された電線(90)を把持する把持機構(電線チャック25c)と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構(20)とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティ(81)に対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部(カメラ210)と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部(画像処理プログラム75)と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部(ティーチングプログラム72)と、
を備えたことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[2] [1]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構(33)及び前記撮像部(210)は、前記端子の挿入方向(Y)と、前記撮像部の撮影方向とが互いに異なる状態で配置され(図9参照)、
前記把持機構及び前記撮像部を支持する箇所に方向切換用可動軸(回転軸240)が配置され、
前記ティーチング制御部は、前記方向切換用可動軸を中心とする前記把持機構及び前記撮像部の回動動作により、端子挿入用の位置と、撮影用の位置とを切り替える、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[3] [1]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構(33)及び前記撮像部(210)は、前記端子の挿入方向と、前記撮像部の撮影方向とが互いにほぼ平行になった状態で異なる位置に配置され(図35参照)、
前記ティーチング制御部は、前記把持機構及び前記撮像部を移動することにより、端子挿入用の位置と、撮影用の位置とを切り替える、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[4] [1]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記撮像部の近傍に配置され、前記撮像部の撮影方向に対して傾斜した方向に向けてレーザ光を出射するレーザ光源(230)を備え、
前記ティーチング制御部は、撮影により得られた映像中のレーザ光のスポット像の位置の違いに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の違いに相当する情報を取得する(S31〜S34)、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[5] [4]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、撮影対象面の照明を消灯制御する(S30)、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[6] [4]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、撮影対象面の基準部位と対向する位置から、撮影方向に対して直交する方向に一定量だけ前記撮像部及び前記把持機構を移動する(S29)、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[7] [4]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、前記撮像部及び前記把持機構を撮影対象面に接近又は離間する方向に移動し、前記撮影対象面までの距離が互いに異なる少なくとも2点の各々の位置で前記レーザ光のスポット像の位置を計測し、前記計測の結果に基づいて、前記スポット像の位置の違いと距離との関係を表す換算式を取得する(S31〜S34)、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[8] [1]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記コネクタハウジングまでの距離の違いと、撮影により得られた映像を画像処理して得られる焦点の違いを反映したフォーカス値との関係を表す特性曲線(図34参照)を事前に把握し、撮影した映像から算出したフォーカス値と前記特性曲線とに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の変化を検出する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[9] [1]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記コネクタハウジングのキャビティ位置を検出する前に、前記端子とは異なる棒を前記把持機構で把持し(S21)、前記棒の先端部が、前記コネクタハウジングを支持するハウジング受け、もしくはその近傍に形成された基準穴の位置と一致した状態で、前記撮像部の位置又は方向を前記コネクタハウジングと対向する位置に切り替え(S22)た後、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記撮像部の位置を修正する(S23〜S28)、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[10] [9]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、事前に登録した検出対象シーンと一致する基準画像(検出シーン登録データ400)を保持する画像データベース(データベース73)を含み、前記画像データベース上の前記基準画像と、前記撮像部が撮影した映像との比較により、検出対象の位置を探索する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[11] [9]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部を所定の基準位置(基準穴Hs)に合わせた後で、前記撮像部及び前記把持機構を一定量移動して、撮影した映像における移動した画素数を検出し、移動量と移動画素数との関係を把握する(S25〜S28)、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[12] [1]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像について、比較的広い領域(例えば図28(A)の範囲)を処理対象として、前記コネクタハウジングを支持するハウジング受け、もしくはその近傍に形成されたマーカの位置を探索した後、前記マーカの位置を基準として、各キャビティの位置を推定し、限定した領域(例えば図28(C)の範囲)内を画像処理して実際のキャビティを画像中から探索する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[13] [12]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、事前に登録した検出対象シーンと一致する基準画像(400)を保持する画像データベース(73)を含み、前記画像データベース上の前記基準画像と、前記撮像部が撮影した映像との比較により、検出対象の位置を探索する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[14] [1]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記コネクタハウジングに含まれる全てのキャビティの各々の位置を順番に計測し、計測結果に基づいて前記全てのキャビティの位置情報をそれぞれ登録する(図10参照)、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
[15] [1]に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記コネクタハウジングに含まれる複数のキャビティのうち代表的な一部の代表キャビティについて、各々の位置を順番に計測し、前記代表キャビティ以外の残りのキャビティについては、前記代表キャビティの計測結果に基づき計算により推定した位置を登録する(図示せず)、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
11 ハウジング受け
12 レール部材
13 円盤部材
14 モータ部材
20 並列関節機構
21 基台
22a、22b、22c 第1モータ
23a、23b、23c アーム
24a、24b、24c リンク
25 端子挿入ヘッド
25c 電線チャック
25f 第2モータ
30 電線運搬機
31 運搬レール
32 移動体
33 搬送チャック
34 フレーム
35 エアチャック本体
40 端子計測センサ
41 センサ台
42 X計測センサ
43 Z計測センサ
44 センサ台レール
46 駆動源
70 制御装置
71 制御装置本体
72 ティーチングプログラム
73 データベース
74 カメラ制御部
75 画像処理プログラム
80 コネクタハウジング
81 キャビティ
90 電線
91 端子
95 棒
95a 先端
210 カメラ
215 ミラー
220 照明部
230 レーザ光源
240 回転軸
300 ヘッド方向切換部
400 検出シーン登録データ
410 キャビティ検出シーン
420 基準穴検出シーン
430 レーザ検出シーン
P01,P02 位置
Hs 基準穴
Claims (15)
- コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持し且つ前記端子を把持しない把持機構と、前記把持機構を可動範囲内にて6自由度で自在に移動・旋回可能であり且つ前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備えたことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記把持機構及び前記撮像部は、前記端子の挿入方向と、前記撮像部の撮影方向とが互いに異なる状態で配置され、
前記把持機構及び前記撮像部を支持する箇所に方向切換用可動軸が配置され、
前記ティーチング制御部は、前記方向切換用可動軸を中心とする前記把持機構及び前記撮像部の回動動作により、端子挿入用の位置と、撮影用の位置とを切り替える、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - 請求項1に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構及び前記撮像部は、前記端子の挿入方向と、前記撮像部の撮影方向とが互いにほぼ平行になった状態で異なる位置に配置され、
前記ティーチング制御部は、前記把持機構及び前記撮像部を移動することにより、端子挿入用の位置と、撮影用の位置とを切り替える、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - 請求項1に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記撮像部の近傍に配置され、前記撮像部の撮影方向に対して傾斜した方向に向けてレーザ光を出射するレーザ光源を備え、
前記ティーチング制御部は、撮影により得られた映像中のレーザ光のスポット像の位置の違いに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の違いに相当する情報を取得する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - 請求項4に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、撮影対象面の照明を消灯制御する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記撮像部の近傍に配置され、前記撮像部の撮影方向に対して傾斜した方向に向けてレーザ光を出射するレーザ光源を備え、
前記ティーチング制御部は、撮影により得られた映像中のレーザ光のスポット像の位置の違いに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の違いに相当する情報を取得し、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、撮影対象面の基準部位と対向する位置から、撮影方向に対して直交する方向に一定量だけ前記撮像部及び前記把持機構を移動する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記撮像部の近傍に配置され、前記撮像部の撮影方向に対して傾斜した方向に向けてレーザ光を出射するレーザ光源を備え、
前記ティーチング制御部は、撮影により得られた映像中のレーザ光のスポット像の位置の違いに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の違いに相当する情報を取得し、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が前記レーザ光のスポット像を撮影する際に、前記撮像部及び前記把持機構を撮影対象面に接近又は離間する方向に移動し、前記撮影対象面までの距離が互いに異なる少なくとも2点の各々の位置で前記レーザ光のスポット像の位置を計測し、前記計測の結果に基づいて、前記スポット像の位置の違いと距離との関係を表す換算式を取得する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - 請求項1に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記コネクタハウジングまでの距離の違いと、撮影により得られた映像を画像処理して得られる焦点の違いを反映したフォーカス値との関係を表す特性曲線を事前に把握し、撮影した映像から算出したフォーカス値と前記特性曲線とに基づいて、前記コネクタハウジングまでの距離の変化を検出する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記ティーチング制御部は、前記コネクタハウジングのキャビティ位置を検出する前に、前記端子とは異なる棒を前記把持機構で把持し、前記棒の先端部が、前記コネクタハウジングを支持するハウジング受け、もしくはその近傍に形成された基準穴の位置と一致した状態で、前記撮像部の位置又は方向を前記コネクタハウジングと対向する位置に切り替えた後、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記撮像部の位置を修正する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - 請求項9に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、事前に登録した検出対象シーンと一致する基準画像を保持する画像データベースを含み、前記画像データベース上の前記基準画像と、前記撮像部が撮影した映像との比較により、検出対象の位置を探索する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - 請求項9に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部を所定の基準位置に合わせた後で、前記撮像部及び前記把持機構を一定量移動して、撮影した映像における移動した画素数を検出し、移動量と移動画素数との関係を把握する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像について、比較的広い領域を処理対象として、前記コネクタハウジングを支持するハウジング受け、もしくはその近傍に形成されたマーカの位置を探索した後、前記マーカの位置を基準として、各キャビティの位置を推定し、限定した領域内を画像処理して実際のキャビティを画像中から探索する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - 請求項12に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、事前に登録した検出対象シーンと一致する基準画像を保持する画像データベースを含み、前記画像データベース上の前記基準画像と、前記撮像部が撮影した映像との比較により、検出対象の位置を探索する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - 請求項1に記載の端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記コネクタハウジングに含まれる全てのキャビティの各々の位置を順番に計測し、計測結果に基づいて前記全てのキャビティの位置情報をそれぞれ登録する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。 - コネクタハウジングを支持する固定盤と、先端に端子が接続された電線を把持する把持機構と、前記把持機構を前記電線先端の端子が前記コネクタハウジングと対向する位置まで運搬可能な並列関節機構とを含み、前記コネクタハウジングのいずれか1つのキャビティに対して前記端子を挿入する端子挿入装置、を位置合わせするための端子挿入用位置合わせ装置であって、
前記把持機構と隣接した位置に配置され、前記把持機構と共に移動可能な撮像部と、
前記撮像部が前記コネクタハウジングもしくはその近傍を撮影した時に得られた映像を画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部の画像処理結果に基づいて、前記端子挿入装置が把握している前記電線先端の端子等の位置と、前記コネクタハウジングのキャビティ位置との相対的な位置関係を調整するティーチング制御部と、
を備え、
前記ティーチング制御部は、前記撮像部が撮影した映像に基づき、前記コネクタハウジングに含まれる複数のキャビティのうち代表的な一部の代表キャビティについて、各々の位置を順番に計測し、前記代表キャビティ以外の残りのキャビティについては、前記代表キャビティの計測結果に基づき計算により推定した位置を登録する、
ことを特徴とする端子挿入用位置合わせ装置。
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