JP6066811B2 - フィルター装置、フィルター装置を用いた濾過方法、フィルター装置を用いた濾過流体の製造方法 - Google Patents

フィルター装置、フィルター装置を用いた濾過方法、フィルター装置を用いた濾過流体の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、フィルター装置、フィルター装置を用いた濾過方法、及びフィルター装置を用いた濾過流体の製造方法に関する。
特許文献1には、筒状フィルターカートリッジと、フィルターカートリッジを収納する円筒状のシェルと、シェルの一端に配置されるカバーと、シェルの他端に固定され、液入口ポートと液出口ポートを有するヘッドと、からなり濾過液体が筒状フィルターカートリッジの内腔を上昇して濾過・脱泡されるフィルターハウジングが記載されている。
また、図11及び図12を参照して、従来の筒状フィルターカートリッジの支持構造について説明する。図11は、従来の支持筒体100による筒状フィルターカートリッジ101の支持構造を示す断面図である。
図11に示されるように、従来の筒状フィルターカートリッジ101は、支持筒体100を介して仕切り板102の貫通孔102aに取り付けられている。仕切り板102は、フィルターハウジング内に設けられ、フィルターハウジングの内部空間を仕切る部材である。筒状フィルターカートリッジ101の内部には、ポスト部材104が中心軸Cに沿って延在するように配置されており、筒状フィルターカートリッジ101を内側から支えている。このポスト部材104は、下端側のポスト止め部104aが支持筒体100に係合することで支持されている。このように支持された筒状フィルターカートリッジ101では、外部流路Ra及び内部流路Rbのうち一方の流路から他方の流路へ流体が流れることで、流体の濾過処理が行われる。
図12(a)及び図12(b)は、従来の支持筒体100を示す斜視図である。図12(a)及び図12(b)に示されるように、支持筒体100は、上側円筒部100a及び下側円筒部100bから構成されている。下側円筒部100bは、ポスト部材104のポスト止め部104aと係合するため、上側円筒部100aより直径が小さく形成されている。この支持筒体100においては、筒状フィルターカートリッジ101内に流入又は流出する流体の全てが、直径の小さい下側円筒部100b内の流路Rsを通過する必要がある。
特開2006−204988号公報
フィルターハウジング及び筒状のフィルターカートリッジを備えたフィルター装置においては、濾過対象となる流体をフィルターカートリッジに通すことで異物が取り除かれて濾過流体が得られる。フィルター装置においては、フィルターカートリッジを通る流体の単位時間当たりの流量が大きく、濾過処理能力が高いことが重要である。
本発明は、一つの態様において、筒状のフィルター材を容器内に収容し、フィルター材の内部流路及び外部流路のうち一方の流路に供給された流体が、フィルター材を通じて他方の流路に流れ込むことで流体を濾過するフィルター装置であって、容器に設けられた第1の出入口及び第2の出入口と、容器内を第1の出入口側と第2の出入口側に仕切ると共に、貫通孔が形成された仕切り部材と、仕切り部材の貫通孔に嵌め込まれ、第1の出入口側に配置されたフィルター材の端部に接続すると共に、フィルター材の内部流路を第2の出入口側に連通させる支持筒体と、支持筒体に支えられ、フィルター材の内部流路に沿って延在するポスト部材と、を備え、支持筒体は、ポスト部材が差し込まれ、流体が流れる主流路を形成する内筒部と、内筒部を囲むように設けられ、内筒部との間にバイパス流路を形成する外筒部と、内筒部及び外筒部を連結する連結部と、を有する。
この態様に係るフィルター装置では、支持筒体に主流路及びバイパス流路が形成されているので、主流路だけが形成されている従来の場合と比べて、支持筒体の流路面積を増加させることができる。これにより、フィルター材を通る流体の単位時間当たりの流量を増加させ、フィルター装置の濾過処理能力を向上させることができる。従って、このフィルター装置では、フィルター装置の濾過処理能力の増大に伴ってフィルター装置の稼働時間を短縮することができる。また、この態様では、従来と同じ濾過処理能力であってもフィルター材の濾過面積や本数を減らすことが可能となるので、フィルター材の削減によるコスト低減を図ることができる。しかも、この態様では、フィルター材の濾過面積や本数を減らすことで、フィルター装置の容器の小型化も可能となり、より一層のコスト低減効果を得ることができる。更に、この態様では、フィルター材の内部流路に沿って延在するポスト部材を備えるので、濾過中の流体の抵抗によりフィルター材が大きく揺動することが避けられる。また、この態様では、ポスト部材が差し込まれる内筒部を設けるので、従来使われているポスト部材をそのまま用いることが可能となり、専用のポスト部材を新たに製造する場合と比べて、コスト増加を避けることができる。
他の態様において、支持筒体は導電性であり、連結部は内筒部の周りに複数設けられていてもよい。
更に、他の態様において、連結部の少なくとも一部は、支持筒体の中心軸に対して傾斜していてもよい。
本発明は、一つの態様において、上述した何れかのフィルター装置を用いた濾過方法であって、仕切り部材によって仕切られた容器内の第1の出入口側及び第2の出入口側のうち一方に供給された流体が、フィルター材と支持筒体の主流路及びバイパス流路とを通じて、第1の出入口側及び第2の出入口側のうち他方に流れ込むことにより流体を濾過する。
本発明は、一つの態様において、上述した何れかのフィルター装置を用いた濾過流体の製造方法であって、仕切り部材によって仕切られた容器内の第1の出入口側及び第2の出入口側のうち一方に供給された流体が、フィルター材と支持筒体の主流路及びバイパス流路とを通じて、第1の出入口側及び第2の出入口側のうち他方に流れ込むことにより濾過流体を製造する。
これらの態様に係るフィルター装置を用いた濾過方法及び濾過流体の製造方法では、支持筒体に主流路及びバイパス流路が形成されているので、主流路だけが形成されている従来の場合と比べて、支持筒体を流れる流量を増加させることができ、濾過処理効率を向上させることができる。
本発明によれば、フィルター材を通る流体の単位時間当たりの流量を増加させ、濾過処理能力を向上させることができ、フィルター材の濾過面積や本数の低減を図ることが可能となり、小型化に有利なフィルター装置、及びそれを用いた濾過方法、並びにそれを用いた濾過流体の製造方法を提供することができる。
本実施形態に係るフィルター装置を示す断面図である。 本実施形態に係るフィルター装置を示す分解斜視図である。 フィルターカートリッジを示す断面図である。 (a)支持筒体を示す拡大断面図である。(b)支持筒体を示す底面図である。 (a)上面側から見た支持筒体を示す斜視図である。(b)下面側から見た支持筒体を示す斜視図である。 図4(a)のVI-VI線に沿った断面図である。 第1の変形例に係る支持筒体を示す底面図である。 第2の変形例に係る支持筒体を示す断面図である。 (a)第3の変形例に係る支持筒体を示す断面図である。(b)第4の変形例に係る支持筒体を示す断面図である。 第3の変形例に係る支持筒体の効果を説明するための図である。 従来の支持筒体によるフィルターカートリッジの支持構造を示す断面図である。 (a)上面側から見た従来の支持筒体を示す斜視図である。(b)下面側から見た従来の支持筒体を示す斜視図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1及び図2に示されるように、本実施形態に係るフィルター装置1は、濾過対象の流体(液体及び気体を含む)を濾過するための装置である。濾過対象の流体としては、例えばコーティング液(感光剤、粘着剤、接着剤等)、フィルム原料(輝度向上フィルム、表面保護フィルム、偏光フィルム、反射防止フィルム、配向フィルム、ラッピングフィルム等)、透明樹脂、レジスト液、洗剤、化粧品(ジェル等)、可燃性液体(ガソリン、灯油等)、スチーム等が挙げられる。
(フィルター装置の構成)
以下、本実施形態に係るフィルター装置1の構成について説明する。フィルター装置1は、例えば、12本の筒状のフィルターカートリッジ(フィルター材)2と、フィルターカートリッジ2が収容された円筒状のシェル3と、シェル3の開口に配置される円板状の外蓋4を備えている。
シェル3は、上方に開口を有する縦長円筒状の金属製の容器であり、開口を塞ぐように外蓋4が配置されている。円板状の外蓋4は、シェル3の開口周囲に形成されたフランジに支えられるように配置され、ボルト6によってシェル3に固定されている。ボルト6は、外蓋4の貫通孔4b及びシェル3のフランジの貫通孔3dに挿通された状態で、外蓋4の外周に沿って多数取付けられている。
また、シェル3のフランジには、開口を囲むようにOリング7(もしくは、フラットガスケット等のシール部材)が配置されており、外蓋4とシェル3の間を封止している。外蓋4の開閉は、シェル3に取付けられたダビット8のハンドル部8aを操作することによって行われる。また、外蓋4には、シェル3内の余分や気体や気泡を抜くためのベント5が設けられている。
シェル3には、液体が流入又は流出する第1の出入口3a及び第2の出入口3bが設けられている。第1の出入口3aは、例えばシェル3の側面に設けられ、フィルターカートリッジ2が配置された空間に接続されている。シェル3の内部には、流体の流れを拡散させるための板部材10が第1の出入口3aに対応する位置に配置されている。なお、また、板部材10は必ずしも備える必要はない。
第2の出入口3bは、シェル3の底部の側面に設けられ、シェル3の底部に形成された貯留空間Gに接続されている。シェル3の底面にはドレン3cが設けられている。なお、第2の出入口3bは、シェル3の側面ではなく底面等に設けられていてもよい。
シェル3の内部は、仕切り板(導電性の仕切り板を含む、仕切り部材)11によって第1の出入口3a側と第2の出入口3b側とに仕切られている。第1の出入口3a側は、フィルターカートリッジ2が配置される空間に対応しており、第2の出入口3b側は貯留空間Gに対応する。
仕切り板11の上には、12本のフィルターカートリッジ2が配置されている。なお、本発明では、フィルターカートリッジ2の本数は限定されない。フィルターカートリッジ2の本数は1本であってもよく、2本以上(例えば15本や30本)であってもよい。
筒状のフィルターカートリッジ2は、シェル3内に外部流路Ra及び内部流路Rbを形成する。外部流路Raとは、筒状のフィルターカートリッジ2の外側に形成される流路であり、内部流路Rbとは、筒状のフィルターカートリッジ2の内側に形成される流路である。本実施形態では、外部流路Raは、貯留空間G及び内部流路Rbを除いたシェル3内部の空間において形成される流路に相当する。
フィルターカートリッジ2は、中心軸Cの延在方向(本実施形態では上下方向)に延在しており、下端側が支持筒体12によって支持されている。支持筒体12は、仕切り板11に形成された貫通孔11aに嵌め込まれており、この支持筒体12を通じてフィルターカートリッジ2の内部流路Rbと貯留空間Gは連通している。また、支持筒体12には、フィルターカートリッジ2を内側から支持するためのポスト部材13が配置されている。支持筒体12及びポスト部材13について詳しくは後述する。
一方、フィルターカートリッジ2の上端側は、キャップ部14によってシールされている。キャップ部14の上面中央には、コイルスプリング15の下端が配置される凸部14a(図3参照)が設けられており、このコイルスプリング15の上端が外蓋4の内面4aに当接している。コイルスプリング15は、弾性力によってキャップ部14をフィルターカートリッジ2に対して押し付けており、キャップ部14によるフィルターカートリッジ2の上端のシール性を確保している。また、コイルスプリング15は、弾性力によってキャップ部14ごとフィルターカートリッジ2を下側(支持筒体12側)に押し付けており、フィルターカートリッジ2を高い安定性で保持している。なお、必ずしもコイルスプリング15を用いる必要はない。例えば、ねじ等によりポスト部材13に固定してもよい。
なお、キャップ部14とフィルターカートリッジ2とは、別々の部材であってもよいが、キャップ部14及びフィルターカートリッジ2が一体的に固定された一体構造体であってもよい。また、キャップ部14の形状は上述したものに限定されない。
このフィルター装置1では、フィルターカートリッジ2によって濾過される流体の流れ方向は限定されない。図1に示す矢印A,Bは濾過対象の流体の流れを例示している。詳細な濾過方法については後述する。
次に、支持筒体12及びポスト部材13について図3〜図5を参照して詳細に説明する。図3は、フィルターカートリッジ2を示す断面図である。図4(a)は、支持筒体12を示す拡大断面図である。図4(b)は、支持筒体12を示す底面図である。また、図5(a)は、上面側から見た支持筒体12を示す斜視図である。図5(b)は、下面側から見た支持筒体12の斜視図である。
図3〜図5に示されるように、支持筒体12は、内筒部16、外筒部17、及び連結部18を有する二重筒形状の部材である。支持筒体12は、仕切り板11の貫通孔11aと嵌合しており、支持筒体12の内部を通らなければ流体は仕切り板11を通過することはできない。支持筒体12の材質は、鋳鋼等の金属であってもよく、樹脂であってもよい。支持筒体12の材質が金属製である場合には、流れの摩擦抵抗により流体内に生じる静電気を支持筒体12を通じて外に逃がす除電効果を得ることができる。この場合、除電効果を高めるため、導電性の高い金属を支持筒体12に使用することもできる。
内筒部16は、フィルターカートリッジ2の内部流路Rbの下方に位置しており、流体が流れる主流路Rmを形成する部位である。内筒部16は、上側のテーパ部16aと下側の円筒部16bとを有している(図5(a)及び図5(b)参照)。テーパ部16aは、上端から下端に向かって直径が小さくなるように形成された部位である。円筒部16bは、テーパ部16aの下端に接続されており、テーパ部16aの下端と同じ直径で中心軸Cの延在方向に延びる円筒形状の部位である。これらのテーパ部16a及び円筒部16bの内壁が主流路Rmを形成している。
この内筒部16には、ポスト部材13が配置される。図3及び図4に示されるように、ポスト部材13は、例えば、長尺の金属板を幅方向で略三角形状(一つの辺の中腹が空いた三角形状)に折り曲げて形成されており、その上端及び下端には三角形の頂点の位置に丸みのある爪部を有している。なお、ポスト部材13の形状は上述したものに限られない。例えば、ポスト部材13の端部に爪部を設ける必要はなく、フィルターカートリッジ2を内側から適切に支持できる形状であればよい。また、ポスト部材13は、金属製であってもよく、樹脂製であってもよい。
ポスト部材13の下端側には、内筒部16に係合する環状のポスト止め部13aが設けられている。ポスト止め部13aは、内筒部16のテーパ部16aの内壁に当接しており、ポスト部材13の移動を規制している。ポスト部材13の上端側は、フィルターカートリッジ2の内部流路Rbに沿って延在しており、フィルターカートリッジ2を内側から支えている。一方、ポスト部材13の下端は、支持筒体12から突出して貯留空間G内に入り込んでいる。なお、ポスト止め部13aの形状は上述したものに限られない。また、ポスト止め部13aに代えて、ポスト部材13にポスト止めとして機能する凸部などを設けてもよい。
図3〜図5に示されるように、外筒部17は、内筒部16を周方向で囲むように設けられた部位である。外筒部17と内筒部16の間にバイパス流路Rnが形成されている。外筒部17は、内筒部16よりも中心軸Cの延在方向に長く形成されており、上端がフィルターカートリッジ2に食い込んでいる。この外筒部17の上端には、コイルスプリング15によって下方に付勢されたフィルターカートリッジ2が押し付けられており、フィルターカートリッジ2と外筒部17の間のシール性が保たれている。
図5(a)及び図5(b)に示されるように、外筒部17は、上側円筒部17a及び下側円筒部17bを有している。下側円筒部17bは、上側円筒部17aより小さい外径を有しており、上側円筒部17a及び下側円筒部17bの間には段差が形成されている。なお、上側円筒部17a及び下側円筒部17bの内径は等しい。外筒部17は、外径の小さい下側円筒部17bが仕切り板11の貫通孔11aに嵌め込まれると共に、上側円筒部17a及び下側円筒部17bの間の段差が仕切り板11の縁に係合することで位置決めされている。
連結部18は、内筒部16及び外筒部17を連結するリブ状の部位である。連結部18は、内筒部16の周方向において等間隔で三箇所形成されている。これらの連結部18の間に、バイパス流路Rnが形成されている。バイパス流路Rnは、内筒部16の外壁、外筒部17の内壁、及び連結部18によって形成されている。
ここで、図6は、図4のVI−VI線に沿った断面図である。図6に支持筒体12の中心軸Cを示す。図4〜図6に示されるように、連結部18は、内筒部16のうちテーパ部16aの側面に形成され、テーパ部16aと外筒部17の上側円筒部17aとを接続している。
以上説明した第1の実施形態に係るフィルター装置1では、支持筒体12に主流路Rm及びバイパス流路Rnが形成されているので、主流路Rmだけが形成されている従来の場合と比べて、支持筒体12の流路面積を増加させることができる。これにより、フィルターカートリッジ2を通る流体の単位時間当たりの流量を増加させ、フィルター装置1の濾過処理能力を向上させることができる。
また、このフィルター装置1では、従来と同じ濾過処理能力であってもフィルターカートリッジ2の濾過面積や本数を減らすことが可能となるので、フィルターカートリッジ2の削減によるコスト低減を図ることができる。しかも、このフィルター装置1では、フィルターカートリッジ2の濾過面積や本数を減らすことで、シェル3の小型化も可能となり、より一層のコスト低減効果を得ることができる。
更に、このフィルター装置1では、フィルターカートリッジ2の内部流路に沿って延在するポスト部材13を備えるので、濾過中の流体の抵抗によりフィルターカートリッジ2が大きく揺動することが避けられる。また、この態様では、ポスト部材13が差し込まれる内筒部16を残すことができるので、従来使われているポスト部材をそのまま用いることができ、すなわち兼用でき、専用のポスト部材を新たに製造する場合と比べて、コスト増加が避けられる。
(フィルター装置を用いた濾過方法及び濾過流体の製造方法)
次に、本実施形態に係るフィルター装置1を用いた濾過方法及び濾過流体の製造方法について説明する。フィルター装置1では、流体の流れ方向は特に限定されず、図1の矢印A又は矢印Bに沿って流体の濾過を行うことができる。まず、図1の矢印Aに沿って流体が流れる場合について説明する。
図1の矢印Aに示されるように、濾過対象となる流体は、シェル3の第1の出入口3aを通じて供給され、シェル3内の外部流路Raに入り込む。外部流路Raに入り込んだ流体は、板部材10を迂回してフィルターカートリッジ2へと至る。なお、板部材10は必ず設ける必要はない。その後、流体は、フィルターカートリッジ2を通過して内部流路Rbに入り込む。このとき、流体中の異物はフィルターカートリッジ2によって取り除かれる。
内部流路Rbに入り込んだ流体は、図1の矢印Aが示すように下に向かって流れる。その後、フィルターカートリッジ2の内部流路Rbから支持筒体12内に入り込んだ流体は、図4(a)の矢印Aが示すように主流路Rm及びバイパス流路Rnに分かれて通過し、シェル3底部の貯留空間Gに流れ込む。貯留空間Gに流れ込んだ流体は、濾過流体(濾過液や濾過気体)として第2の出入口3bから流れ出る。このようにしてフィルター装置1を用いた濾過流体が製造される。
次に、図1の矢印Bに沿って流体が流れる場合について説明する。図1の矢印Bに示されるように、濾過対象となる流体は、シェル3の第2の出入口3bを通じて供給され、シェル3底部の貯留空間Gに入り込む。
貯留空間Gに入り込んだ流体は、図4(a)の矢印Bが示すように支持筒体12の主流路Rm及びバイパス流路Rnに分かれて入り込み、合流してフィルターカートリッジ2の内部流路Rbに流れ込む。内部流路Rbに流れ込んだ流体は、フィルターカートリッジ2内を上方に流れる過程でフィルターカートリッジ2を横方向に通過して外部流路Raに入り込む。このとき、流体中の異物はフィルターカートリッジ2によって取り除かれる。外部流路Raに入りこんだ流体は、濾過流体(濾過液や濾過気体)として第1の出入口3aから流れ出る。
以上説明した第1の実施形態に係るフィルター装置1の濾過方法及び濾過流体の製造方法では、支持筒体12に主流路Rm及びバイパス流路Rnが形成されているので、主流路Rmだけが形成されている従来の場合と比べて、支持筒体12を流れる流量を増加させることができ、濾過処理効率を向上させることができる。従って、このフィルター装置1では、フィルター装置1の濾過処理能力の増大に伴ってフィルター装置1の稼働時間を短縮することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。以下、本発明に係る支持筒体の変形例について説明する。
[第1の変形例]
第1の変形例に係る支持筒体20について図7を参照して説明する。図7において、図4(b)と同じ構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図7に示されるように、第1の変形例に係る支持筒体20は、図4(a)に示す支持筒体12と比べて、内筒部16及び外筒部17の間を連結する連結部21の数が異なっている。また、第1の変形例に係る支持筒体20は、鋳鋼等の金属製であり、導電性を有するものである。なお、支持筒体20は、導電性プラスチックなどの導電性材料から構成されていてもよい。
具体的には、支持筒体20は、十二箇所の連結部21を有している。十二箇所の連結部21は、内筒部16の周方向において等間隔に設けられており、その間にバイパス流路Rnが形成されている。
以上説明した第1の変形例に係る支持筒体20では、連結部21の数を増やすことにより、バイパス流路Rnを通過する流体と金属製の連結部21との接触面積を増加することができるので、流れの摩擦抵抗により流体内に静電気が蓄積されたとしても、金属製の連結部21及び内筒部16、外筒部17を通じて静電気を逃がす除電を行うことができる。このため、第1の変形例に係る支持筒体20では、除電効果を高めることができるので、静電気の蓄積が問題となる可燃性の流体の濾過に有用である。
なお、連結部21の数は十二箇所に限らず、単数箇所、若しくは二箇所以上であればよく、また連結部21一つ当たりの表面積を増やすことで流体との接触面積を増加させてもよい。
[第2の変形例]
続いて、第2の変形例について図8を参照して説明する。図8において、図6と同じ構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図8に示されるように、第2の変形例に係る支持筒体30は、図6に示す支持筒体12と比べて、連結部31の形状が異なっている。また、第2の変形例に係る支持筒体30も鋳鋼等の金属製であり、導電性を有するものである。なお、支持筒体20は、金属の他、導電性プラスチックなどの導電性材料から構成されていてもよい。
具体的に、図8に示す支持筒体30の連結部31は、図6に示す支持筒体12の連結部18と比べて、中心軸Cの延在方向に長く形成されている。支持筒体30の連結部31は、内筒部16の上端から下端まで延在している。
以上説明した第2の変形例に係る支持筒体30においても、連結部31を長く形成することにより、バイパス流路Rnを通過する流体と金属製の連結部21との接触面積を増加することができるので、静電気を逃がす除電を行うことができ、可燃性の流体の濾過に有用である。
[第3の変形例]
次に、第3の変形例について図9(a)を参照して説明する。図9(a)において、図6と同じ構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図9(a)に示されるように、第3の変形例に係る支持筒体40は、図6に示す支持筒体12と比べて、連結部41の形状が異なっている。なお、第3の変形例に係る支持筒体40は、鋳鋼等の金属製であってもよく、樹脂製であってもよい。
具体的に、図9(a)に示す支持筒体40の連結部41は、図6に示す支持筒体12の連結部18と異なり、中心軸Cに対して傾斜している。すなわち、図9(a)に示されるように、支持筒体40の連結部41は、中心軸Cに直交する方向で、且つ、連結部41が内筒部16と外筒部17を連結する方向から見て、断面形状が中心軸Cに対して傾斜するように形成されている。なお、図9(a)に図示しない他の連結部41も、同様の方向に傾斜して形成されている。また、支持筒体40の連結部41は、内筒部16の上端から下端まで延在しており、連結部41の上端及び下端には丸みをつけてある。
以上説明した第3の変形例に係る支持筒体40では、連結部41が中心軸Cに対して傾斜しているので、バイパス流路Rnを通る流体は連結部41の傾斜に沿って渦状に旋回する。ここで、図10は、第3の変形例に係る支持筒体40の効果を説明するための図である。図10に示されるように、第3の変形例に係る支持筒体40では、バイパス流路Rnを形成する連結部41が傾斜しているので、バイパス流路Rnを通る流体は矢印Sに示すように渦状に旋回し、その中心に負圧Fを発生させることができる。これにより、支持筒体40の主流路Rmを通る流体は、負圧Fの影響で効率良く貯留空間Gへと吸い出されるので、支持筒体40を通過する流体の単位時間当たりの流量を増やすことができ、濾過処理能力を一層向上させることができる。なお、図10とは逆方向(図1及び図4(a)における矢印Bの方向)に流体が流れる場合であっても効果を得ることができる。
[第4の変形例]
続いて、第4の変形例について図9(b)を参照して説明する。図9(b)において、図6と同じ構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図9(b)に示されるように、第4の変形例に係る支持筒体50は、図6に示す支持筒体12と比べて、連結部51の形状が異なっている。なお、第4の変形例に係る支持筒体50は、鋳鋼等の金属製であってもよく、樹脂製であってもよい。
具体的に、図9(b)に示す支持筒体50の連結部51は、図6に示す支持筒体12の連結部18と異なり、下端部51a(すなわち連結部51の一部)が中心軸Cに対して傾斜している。すなわち、図9(b)に示されるように、支持筒体50の連結部51は、中心軸Cに直交する方向で、且つ、連結部51が内筒部16と外筒部17を連結する方向から見て、断面形状の下端部51aが中心軸Cに対して傾斜するウイング状(翼形状)に形成されている。なお、図9(b)に図示しない他の連結部51も、同様に傾斜して形成されている。また、支持筒体50の連結部51は、内筒部16の上端から下端まで延在しており、連結部51の上端及び下端には丸みをつけてある。
以上説明した第4の変形例に係る支持筒体50においても、第3の変形例と同様の効果を得ることができる。
その他、本発明に係る支持筒体は上述した実施形態や変形例に限られず、種々の形態を採用することができる。例えば、支持筒体は円筒をベースとしたものに限られず、四角形や三角形などの多角形の筒体をベースとしたものであってもよい。支持筒体は、鋳鋼等の金属の他、導電性プラスチックなどから構成してもよい。或いは、支持筒体は、導電性を有しない材料から構成してもよい。この場合には、仕切り板やフィルターハウジングも導電性を有する必要はない。また、図9(a)に示す連結部の断面形状は、下端部ではなく上端部が中心軸Cに対して傾斜していてもよい。また、主流路Rm及びバイパス流路Rnの流路形状や流路面積などは図示したものに限られない。
本発明は、フィルター材を通る流体の単位時間当たりの流量を増加させ、濾過処理能力を向上させることができ、フィルター材の濾過面積や本数の低減を図ることが可能となり、小型化に有利なフィルター装置、及びそれを用いた濾過方法、並びにそれを用いた濾過流体の製造方法として有用である。
1…フィルター装置 2…フィルターカートリッジ(フィルター材) 3…シェル(容器) 3a…第1の出入口 3b…第2の出入口 3c…ドレン 4…外蓋 4a…内面 4b…貫通孔 5…ベント 6…ボルト 7…リング 8…ダビット 8a…ハンドル部 10…板部材 11…仕切り板(仕切り部材) 11a…貫通孔 12,20,30,40,50…支持筒体 13…ポスト部材 13a…ポスト止め部 14…キャップ部 14a…凸部 15…コイルスプリング 16…内筒部 16a…テーパ部 16b…円筒部 17…外筒部 17a…上側円筒部 17b…下側円筒部 18,21,31,41,51…連結部 51a…下端部 C…中心軸 G…貯留空間 Ra…外部流路 Rb…内部流路 Rm…主流路 Rn…バイパス流路

Claims (5)

  1. 筒状のフィルター材を容器内に収容し、前記フィルター材の内部流路及び外部流路のうち一方の流路に供給された流体が、前記フィルター材を通じて他方の流路に流れ込むことで前記流体を濾過するフィルター装置であって、
    前記容器に設けられた第1の出入口及び第2の出入口と、
    前記容器内を前記第1の出入口側と前記第2の出入口側に仕切ると共に、貫通孔が形成された仕切り部材と、
    前記仕切り部材の前記貫通孔に嵌め込まれ、前記第1の出入口側に配置された前記フィルター材の端部に接続すると共に、前記フィルター材の前記内部流路を前記第2の出入口側に連通させる支持筒体と、
    前記支持筒体に支えられ、前記フィルター材の前記内部流路に沿って延在するポスト部材と、
    を備え、
    前記支持筒体は、
    前記ポスト部材が差し込まれ、前記流体が流れる主流路を形成する内筒部と、
    前記内筒部を囲むように設けられ、前記内筒部との間にバイパス流路を形成する外筒部と、
    前記内筒部及び前記外筒部を連結する連結部と、
    を有する、フィルター装置。
  2. 前記支持筒体は導電性であり、前記連結部は前記内筒部の周りに複数設けられている、請求項1に記載のフィルター装置。
  3. 前記連結部の少なくとも一部は、前記支持筒体の中心軸に対して傾斜している、請求項1又は2に記載のフィルター装置。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載のフィルター装置を用いた濾過方法であって、
    前記仕切り部材によって仕切られた前記容器内の前記第1の出入口側及び前記第2の出入口側のうち一方に供給された前記流体が、前記フィルター材と前記支持筒体の前記主流路及び前記バイパス流路とを通じて、前記第1の出入口側及び前記第2の出入口側のうち他方に流れ込むことにより前記流体を濾過する、フィルター装置を用いた濾過方法。
  5. 請求項1〜3の何れか一項に記載のフィルター装置を用いた濾過流体の製造方法であって、
    前記仕切り部材によって仕切られた前記容器内の前記第1の出入口側及び前記第2の出入口側のうち一方に供給された前記流体が、前記フィルター材と前記支持筒体の前記主流路及び前記バイパス流路とを通じて、前記第1の出入口側及び前記第2の出入口側のうち他方に流れ込むことにより濾過流体を製造する、フィルター装置を用いた濾過流体の製造方法。
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