JP6066100B2 - 自動変速機 - Google Patents

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本発明は、自動変速機に係わり、特に、動力源で生成された動力を変速してデファレンシャル機構に出力する自動変速機に関する。
従来、エンジンで生成された動力を変速してデファレンシャル機構に出力する自動変速機が知られている。この自動変速機は、エンジンで生成された動力が流体伝達装置を介して入力される入力軸と、この入力軸に入力された動力の増速及び減速を行なうための複数のプラネタリギヤセットと、これらの入力軸とプラネタリギヤセットに含まれる回転要素とを断接するクラッチと、回転要素を固定するブレーキとを備えており、クラッチ及びブレーキを選択的に締結制御することにより、複数の前進変速段及び後退変速段を実現している。
クラッチは、入力軸と回転要素とを摩擦締結する摩擦板と、摩擦板を入力軸の軸線方向に押圧する締結ピストンと、この締結ピストンを押圧するための油圧(作動油)が供給される締結油圧室を備えている。このクラッチの締結油圧室は、入力軸の周りを回転するので、締結油圧室に供給される作動油に遠心圧が生じる。この遠心圧により、締結ピストンが摩擦板を締結方向に押圧され、クラッチの誤締結が生じる可能性がある。そこで、遠心圧によるクラッチの誤締結を防止するために、入力軸が延びる方向において、締結ピストンに対して締結油圧室の反対側に遠心キャンセル室が設けられている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上述したような遠心キャンセル室には、エンジンやモータにより駆動されるオイルポンプを用いて作動油を絶えず供給しなければならないので、燃費悪化の要因となる。そこで、遠心キャンセル室に連通したオイル貯留部をクラッチよりも上方に配設し、遠心キャンセル室に作動油が必要な場合には、このオイル貯留部内に蓄えられた作動油を遠心キャンセル室に供給し、遠心キャンセル室から作動油を排出すべき場合には、遠心キャンセル室から排出された作動油をオイル貯留部に貯留させることも行なわれている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−048318号公報 特開2006−162061号公報
ところで、近年では、自動変速機の多段化の要求に応じて、プラネタリギヤセットの数を増加させる場合がある。この場合、追加のプラネタリギヤセットを入力軸の延びる方向に沿って並べると、自動変速機の軸方向寸法が増大してしまう。そこで、複数のプラネタリギヤセットを内外周に重ねて配置することにより、自動変速機の軸方向寸法の増大を抑制することが考えられる。
しかしながら、複数のプラネタリギヤセットを内外周に重ねて配置された複数段プラネタリギヤセットが自動変速機に設けられている場合において、自動変速機の軸方向寸法の増大を確実に抑制するために、オイル貯留部を、自動変速機の軸方向端部ではなく複数段プラネタリギヤセットの外周部に配置すると、自動変速機の径方向寸法が大型化するという問題がある。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、オイル貯留部を自動変速機の外周部に配置しつつ、自動変速機の径方向寸法の大型化を抑制することができる自動変速機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の自動変速機は、動力源で生成された動力を変速して出力する自動変速機であって、動力源で生成された動力が入力される入力軸と、入力軸の周りに、少なくとも2つのプラネタリギヤセットを内外周に重ねて配置して構成された1つ又は複数の複数段プラネタリギヤセットと、動力源から入力軸に入力された動力をプラネタリギヤセットに伝達する1つ又は複数のクラッチであって、作動油が供給される締結油圧室と、この作動油による油圧を受けて移動する締結ピストンと、入力軸が延びる方向に沿って、締結ピストンに対して締結油圧室の反対側に設けられる遠心キャンセル室と、を有するクラッチと、このクラッチの遠心キャンセル室へ油路を介して供給され又は遠心キャンセル室から油路を介して排出される作動油を貯留するオイル貯留部と、を有し、オイル貯留部は、入力軸が延びる方向に沿って複数段プラネタリギヤセットからオフセットした位置に配置されていることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、オイル貯留部は、入力軸が延びる方向に沿って複数段プラネタリギヤセットからオフセットした位置に配置されるので、オイル貯留部の位置を、このオイル貯留部が複数段プラネタリギヤセットの外周部に配置される場合よりも内周側にすることができ、これにより、自動変速機の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部を自動変速機の外周部に配置しつつ、自動変速機の径方向寸法の大型化も抑制することができる。
また、本発明において、好ましくは、自動変速機は、さらに、入力軸の周りに配置された1つ又は複数のプラネタリギヤセットを有し、オイル貯留部は、1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部に配置されている。
このように構成された本発明においては、オイル貯留部は、複数段プラネタリギヤセットよりも径方向寸法の小さいプラネタリギヤセットの外周部に配置されるので、自動変速機の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部を自動変速機の外周部に配置しつつ、自動変速機の径方向寸法の大型化も抑制することができる。
また、本発明において、好ましくは、自動変速機は、さらに、プラネタリギヤセットの外周部に配置され、複数段プラネタリギヤセット及び/又は1つ又は複数プラネタリギヤセットのサンギヤ、キャリヤ、又は、リングギヤのいずれかの作動を制限するブレーキを有し、オイル貯留部は、ブレーキが配置されていない1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部に配置されている。
このように構成された本発明においては、オイル貯留部は、ブレーキが配置されていない1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部に配置されているので、オイル貯留部の位置を、ブレーキが配置されたプラネタリギヤセットの外周部にオイル貯留部が配置される場合よりも内周側にすることができ、これにより、自動変速機の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部を自動変速機の外周部に配置しつつ、自動変速機の径方向寸法の大型化も抑制することができる。
また、本発明において、好ましくは、自動変速機は、さらに、複数段プラネタリギヤセット及び/又は1つ又は複数プラネタリギヤセットから動力を出力する出力部を有し、出力部は、1つ又は複数のプラネタリギヤセットに隣接して配置され、オイル貯留部は、1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部且つ出力部の外周部に配置されている。
このように構成された本発明においては、オイル貯留部は、複数段プラネタリギヤセットよりも径方向寸法の小さいプラネタリギヤセットの外周部且つ出力部の外周部に配置されるので、自動変速機の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部を自動変速機の外周部に配置しつつ、自動変速機の径方向寸法の大型化も抑制することができ、さらに、オイル貯留部の容積を増大させることができる。
また、本発明において、好ましくは、自動変速機は、さらに、入力軸の周りに配置された1つ又は複数のプラネタリギヤセットと、1つ又は複数のプラネタリギヤセット及び/又は複数段プラネタリギヤセットのサンギヤ、キャリヤ、又は、リングギヤのいずれかの作動を制限するブレーキと、を有し、ブレーキ及びオイル貯留部は、1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部において、入力軸が延びる方向に沿って互いにオフセットして配置されている。
このように構成された本発明においては、ブレーキ及びオイル貯留部は、1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部において、入力軸が延びる方向に沿って互いにオフセットして配置されているので、複数段プラネタリギヤセットよりも径方向寸法の小さいプラネタリギヤセットの外周部にブレーキが設けられている場合でも、オイル貯留部をそのプラネタリギヤセットの外周部に配置することができ、これにより、自動変速機の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部を自動変速機の外周部に配置しつつ、自動変速機の径方向寸法の大型化も抑制することができる。
本発明による自動変速機によれば、オイル貯留部を自動変速機の外周部に配置しつつ、自動変速機の径方向寸法の大型化を抑制することができる。
本発明の第1実施形態による自動変速機の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図である。 図1に示した本発明の第1実施形態による自動変速機のII−II矢視図である。 図1に示した本発明の第1実施形態による自動変速機の締結表である。 図1に示した本発明の第1実施形態による自動変速機のIV−IV矢視図である。 本発明の第2実施形態による自動変速機の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図である。 本発明の第3実施形態による自動変速機の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図である。 本発明の第4実施形態による自動変速機の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図である。 図7に示した本発明の第4実施形態による自動変速機の締結表である。 本発明の第5実施形態による自動変速機の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による自動変速機を説明する。
まず、図1乃至図3により、本発明の第1実施形態による自動変速機を適用したパワートレイン構造の全体構成を説明する。図1は、本発明の第1実施形態による自動変速機の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図であり、図2は、図1に示した本発明の第1実施形態による自動変速機のII−II矢視図であり、図3は、図1に示した本発明の第1実施形態による自動変速機の締結表である。
まず、図1において、符号1はパワートレイン構造を示している。このパワートレイン構造1は、エンジン2を車両の前部に横置き搭載した前輪駆動車(FF車)に適用されている。図1における矢印FRは、パワートレイン構造1を適用したFF車の進行方向を示す。
この車両の動力源であるエンジン2の出力軸4には、トルクコンバータ6を介して自動変速機8が接続されている。この自動変速機8の出力側にはカウンタ機構10が接続されており、自動変速機8からカウンタ機構10を介して出力される動力により、デファレンシャル機構12が駆動される。
自動変速機8は、エンジン2により生成された動力がトルクコンバータ6を介して入力される入力軸14を備えており、この入力軸14の周りに、変速機構16が配置されている。
また、自動変速機8は、エンジン2の出力軸4から自動変速機8の入力軸14に入力された動力を変速機構16に伝達する第1クラッチ18、第2クラッチ20及び第3クラッチ22を備えている。第2クラッチ20は、入力軸14に入力された動力を変速機構16、第1クラッチ18及び第3クラッチ22に伝達する。第1クラッチ18及び第3クラッチ22は、第2クラッチ20から入力された動力を変速機構16に伝達する。また、自動変速機8は、変速機構16に含まれる回転要素の作動を制限する第1ブレーキ24及び第2ブレーキ26を備えている。
さらに、変速機構16と第2クラッチ20との間に、変速機構16からの動力を出力する出力ギヤ28が配置されている。
そして、これらの入力軸14、変速機構16、クラッチ18、20、22、ブレーキ24、26、及び出力ギヤ28が、変速機ケース30に格納されている。この変速機ケース30は、入力軸14、変速機構16、クラッチ18、20、22、ブレーキ24、26、及び出力ギヤ28の周りに形成されたケース部32と、このケース部32のエンジン2側の端面に取り付けられたハウジング部34とを有している。ケース部32は、このケース部32の外周を形成するケース部本体32aと、ケース部32のエンジン2側の端面においてケース部32とハウジング部34とを区画する隔壁32bと、ケース部32のエンジン2から遠い側の端面を形成するエンドカバー32cとを有する。ハウジング部34は、ケース部32の隔壁32bからエンジン2に向かって外径が拡大するように形成されている。このハウジング部34には、トルクコンバータ6が収容される。
変速機構16は、入力軸14の周りに配置された第1プラネタリギヤセット36、第2プラネタリギヤセット38、第3プラネタリギヤセット40、及び第4プラネタリギヤセット42を含んでいる。これらのプラネタリギヤセット36、38、40、42の内、第2プラネタリギヤセット38は第3プラネタリギヤセット40の外周部に重ねて配置されており、これらの第2プラネタリギヤセット38と第3プラネタリギヤセット40とによって複数段プラネタリギヤセット44が構成されている。この複数段プラネタリギヤセット44の径方向寸法は、第1プラネタリギヤセット36、第4プラネタリギヤセット42、及び出力ギヤ28のそれぞれの径方向寸法よりも大きい。
これらのプラネタリギヤセット36、38、40、42は、入力軸14が延びる方向に沿って、エンジン2に遠い側からエンジン2に向かって、複数段プラネタリギヤセット44、第1プラネタリギヤセット36、第4プラネタリギヤセット42の順に配置され、この第4プラネタリギヤセット42のエンジン2側に隣接して出力ギヤ28が配置されている。
各プラネタリギヤセット36、38、40、42は、それぞれ、外歯車のサンギヤ36a、38a、40a、42aと、このサンギヤ36a、38a、40a、42aに噛み合った複数のプラネタリピニオンと、これらのプラネタリピニオンを支持するキャリヤ36b、38b、40b、42bと、ピニオンに噛み合った内歯車のリングギヤ36c、38c、40c、42cとを備えている。
特に、図1及び図2に示すように、複数段プラネタリギヤセット44は、内周側の第3プラネタリギヤセット40のリングギヤ40cと、外周側の第2プラネタリギヤセット38のサンギヤ38aが連結された連結型プラネタリギヤセットとなっている。
そして、入力軸14が第3プラネタリギヤセット40のキャリヤ40bに連結されていると共に、第2プラネタリギヤセット38のキャリヤ38bと第4プラネタリギヤセット42のキャリヤ42bとが連結され、第1プラネタリギヤセット36のキャリヤ36bと第4プラネタリギヤセット42のリングギヤ42cとが連結され、第4プラネタリギヤセット42のキャリヤ42bと出力ギヤ28とが連結されている。
また、第2クラッチ20は、出力ギヤ28よりもエンジン2側に配置され、第1クラッチ18及び第3クラッチ22は、複数段プラネタリギヤセット44に隣接して、第1クラッチ18が第3クラッチ22の外周部に重なるように配置されている。第1クラッチ18及び第2クラッチ20のそれぞれの径方向寸法は、複数段プラネタリギヤセット44の径方向寸法よりも小さい。
そして、第1プラネタリギヤセット36のサンギヤ36a、第1クラッチ18、及び第3クラッチ22は、それぞれ第2クラッチ20の出力軸20aに連結されており、これにより、第2クラッチ20を介して入力軸14に断接可能に連結されている。
また、第2プラネタリギヤセット38のリングギヤ38cは、第1クラッチ18の出力軸18aに連結されており、これにより、第1クラッチ18及び第2クラッチ20を介して入力軸14に断接可能に連結されている。
また、第2プラネタリギヤセット38のサンギヤ38a(即ち、第3プラネタリギヤセット40のリングギヤ40c)は、第3クラッチ22の出力軸22aに連結されており、これにより、第3クラッチ22及び第2クラッチ20を介して入力軸14に断接可能に連結されている。
また、第1ブレーキ24は、第2クラッチ20と出力ギヤ28との間においてケース部本体32aの内周に固定されており、第3プラネタリギヤセット40のサンギヤ40a及び第4プラネタリギヤセット42のサンギヤ42aと連結されて、これらのサンギヤ40a、42aの作動を制限する。この第1ブレーキ24の径方向寸法は、複数段プラネタリギヤセット44の径方向寸法よりも小さい。
また、第2ブレーキ26は、第1プラネタリギヤセット36のリングギヤ36cの外周部においてケース部本体32aの内周に固定されており、第1プラネタリギヤセット36のリングギヤ36cと連結されて、このリングギヤ36cの作動を制限する。この第2ブレーキ26の径方向寸法は、第1ブレーキ24、第4プラネタリギヤセット42及び出力ギヤ28のそれぞれの径方向寸法よりも大きい。
上述した第1クラッチ18、第2クラッチ20、第3クラッチ22、第1ブレーキ24、及び第2ブレーキ26の締結状態の組み合わせにより、所望の前進変速段又は後退変速段が得られる。本実施形態の自動変速機8は、図3の締結表に示すように、前進8速及び後退速を出力可能となっている。なお、図3の締結表における丸印は、クラッチ18、20、22又はブレーキ24、26が締結状態にあることを示し、無印は、クラッチ18、20、22又はブレーキ24、26が解放状態にあることを示している。
例えば、自動変速機8の1速においては、第1クラッチ18及び第3クラッチ22が解放され、且つ、第2クラッチ20、第1ブレーキ24、及び第2ブレーキ26が締結される。これにより、入力軸14の回転は、第3プラネタリギヤセット40のキャリヤ40bに伝達されると共に、第2クラッチ20を介して第1プラネタリギヤセット36のサンギヤ36aに伝達される。このサンギヤ36aの回転は、第1プラネタリギヤセット36のキャリヤ36bから第4プラネタリギヤセット42のリングギヤ42cに減速出力される。そして、このリングギヤ42cの回転は、第4プラネタリギヤセット42のキャリヤ42bから出力ギヤ28に減速出力される。
次に、図1に示すように、カウンタ機構10は、第2クラッチ20及び出力ギヤ28の外周側(図1では車両後方側)に配置されている。カウンタ機構10は、自動変速機8の入力軸14と平行に延びるように配置されたカウンタ軸46と、このカウンタ軸46上に設けられると共に自動変速機8の出力ギヤ28により駆動されるカウンタ入力部48と、カウンタ軸46上に設けられると共にデファレンシャル機構12を駆動するカウンタ出力部50とを有する。即ち、自動変速機8の出力ギヤ28から出力された動力は、カウンタ入力部48からカウンタ軸46を介してカウンタ出力部50に伝達され、このカウンタ出力部50に連結されたデファレンシャル機構12に出力される。
次に、自動変速機8のクラッチ18、20、22を作動させるための構成について、図1、図2及び図4を参照して説明する。図4は、図1に示した本発明の第1実施形態による自動変速機8のIV−IV矢視図である。
ここで、第1クラッチ18、第2クラッチ20、及び第3クラッチ22は、それぞれ、クラッチ18、20、22の出力軸18a、20a、22aに固定された摩擦板と、この摩擦板を挟み込むようにクラッチ18、20、22の入力軸に固定された摩擦相手板とを有し、さらに、これらの摩擦板と摩擦相手板とを互いに圧接させる方向(入力軸14の軸線方向)に作動する締結ピストンを有している。また、第1クラッチ18、第2クラッチ20、及び第3クラッチ22は、それぞれ、締結ピストンの締結を制御するための作動油が供給される締結油圧室と、この締結油圧室内の作動油が締結油圧室と共に入力軸14の周りを回転することにより発生する遠心圧を打ち消す遠心キャンセル室とを備えている。この遠心キャンセル室は、入力軸14が延びる方向に沿って、締結ピストンに対して締結油圧室の反対側に設けられている。
そして、第1クラッチ18、第2クラッチ20、及び第3クラッチ22のそれぞれの締結油圧室に対する作動油の供給及び排出を制御するバルブボディが、自動変速機8の近傍に配置されている。さらに、バルブボディと、第1クラッチ18、第2クラッチ20、及び第3クラッチ22のそれぞれの締結油圧室とを連通させる油路52が、ケース部本体32aに形成されている。
また、図1及び図4に示すように、第1クラッチ18、第2クラッチ20及び第3クラッチ22のそれぞれの遠心キャンセル室に供給され又は遠心キャンセル室から排出される作動油を貯留するオイル貯留部54が、外周にブレーキが配置されていない第4プラネタリギヤセット42の外周部、出力ギヤ28の外周部、第1ブレーキ24の外周部、及び第2クラッチ20の外周部にわたって、変速機ケース30のケース部32に設けられている。即ち、オイル貯留部54は、複数段プラネタリギヤセット44及び外周部に第2ブレーキ26が配置されている第1プラネタリギヤセット36から、入力軸14が延びる方向に沿ってエンジン2側にオフセットした位置に配置されている。
オイル貯留部54は、上方に向かって開口したほぼ直方体形状の箱体であり、その底面が入力軸14とほぼ同じ高さ位置となるように、ケース部本体32aの外周の車両前方側において、ケース部本体32aと一体に設けられている。また、オイル貯留部54には、その上面の開口を覆うカバー56が設けられている。さらに、オイル貯留部54の上部には、このオイル貯留部54と変速機ケース30の内部とを連通させるように開口58が形成されており、余剰の作動油がオイル貯留部54からこの開口58を介して変速機ケース30内に還流可能となっている。
さらに、このオイル貯留部54の下端部と、第1クラッチ18、第2クラッチ20及び第3クラッチ22のそれぞれの遠心キャンセル室とを連通させる油路60が、ケース部32のケース部本体32a、隔壁32b、エンドカバー32cに形成されている。オイル貯留部54は、油路60の遠心キャンセル室側の出口よりも上方に設けられているので、オイル貯留部54内の作動油は、重力によって遠心キャンセル室に供給される。
次に、上述した本発明の第1実施形態による自動変速機8の効果を説明する。
まず、オイル貯留部54は、入力軸14が延びる方向に沿って複数段プラネタリギヤセット44からオフセットした位置に配置されるので、オイル貯留部54の位置を、このオイル貯留部54が複数段プラネタリギヤセット44の外周部に配置される場合よりも内周側にすることができ、これにより、自動変速機8の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部54を自動変速機8の外周部に配置しつつ、自動変速機8の径方向寸法の大型化も抑制することができる。
また、オイル貯留部54は、複数段プラネタリギヤセット44よりも径方向寸法の小さい第3プラネタリギヤセット40の外周部に配置されるので、自動変速機8の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部54を自動変速機8の外周部に配置しつつ、自動変速機8の径方向寸法の大型化も抑制することができる。
また、オイル貯留部54は、ブレーキが配置されていない第3プラネタリギヤセット40の外周部に配置されているので、オイル貯留部54の位置を、第2ブレーキ26が配置された第1プラネタリギヤセット36の外周部にオイル貯留部54が配置される場合よりも内周側にすることができ、これにより、自動変速機8の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部54を自動変速機8の外周部に配置しつつ、自動変速機8の径方向寸法の大型化も抑制することができる。
また、オイル貯留部54は、複数段プラネタリギヤセット44よりも径方向寸法の小さい第3プラネタリギヤセット40の外周部且つ出力ギヤ28の外周部に配置されるので、自動変速機8の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部54を自動変速機8の外周部に配置しつつ、自動変速機8の径方向寸法の大型化も抑制することができ、さらに、オイル貯留部54の容積を増大させることができる。
次に、図5により、本発明の第2実施形態を説明する。この第2実施形態は、上述した第1実施形態におけるオイル貯留部54の配置が異なるものであり、他の構成は同一であるので、ここでは、異なる点についてのみ説明する。図5は、本発明の第2実施形態による自動変速機8の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図である。
この第2実施形態によれば、図5に示すように、第2ブレーキ26の径方向寸法は、複数段プラネタリギヤセット44の径方向寸法よりも小さい。そして、オイル貯留部54は、第2ブレーキ26の外周部(即ち第1プラネタリギヤセット36の外周部)、第4プラネタリギヤセット42の外周部、出力ギヤ28の外周部、第1ブレーキ24の外周部、及び第2クラッチ20の外周部にわたって、変速機ケース30のケース部32に設けられている。即ち、オイル貯留部54は、複数段プラネタリギヤセット44の外周部から、入力軸14が延びる方向に沿ってエンジン2側にオフセットした位置に配置されている。
このように第2実施形態によれば、オイル貯留部54は、入力軸14が延びる方向に沿って複数段プラネタリギヤセット44からオフセットした位置に配置されるので、オイル貯留部54の位置を、このオイル貯留部54が複数段プラネタリギヤセット44の外周部に配置される場合よりも内周側にすることができ、これにより、自動変速機8の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部54を自動変速機8の外周部に配置しつつ、自動変速機8の径方向寸法の大型化も抑制することができる。従って、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
次に、図6により、本発明の第3実施形態を説明する。この第3実施形態は、上述した第1実施形態におけるオイル貯留部54の配置が異なるものであり、他の構成は同一であるので、ここでは、異なる点についてのみ説明する。図6は、本発明の第3実施形態による自動変速機8の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図である。
この第3実施形態によれば、図6に示すように、第1クラッチ18及び第3クラッチ22のそれぞれの遠心キャンセル室に供給され又は遠心キャンセル室から排出される作動油を貯留するオイル貯留部54aが、第1クラッチ18の外周部において、変速機ケース30のケース部32に設けられている。即ち、オイル貯留部54aは、複数段プラネタリギヤセット44から、入力軸14が延びる方向に沿ってエンジン2とは反対側にオフセットした位置に配置されている。
また、第2クラッチ20の遠心キャンセル室に供給され又は遠心キャンセル室から排出される作動油を貯留するオイル貯留部54bが、第2クラッチ20の外周部において、変速機ケース30のケース部32に設けられている。即ち、オイル貯留部54bは、複数段プラネタリギヤセット44から、入力軸14が延びる方向に沿ってエンジン2側にオフセットした位置に配置されている。
このように第3実施形態によれば、オイル貯留部54a、54bは、入力軸14が延びる方向に沿って複数段プラネタリギヤセット44からオフセットした位置に配置されるので、オイル貯留部54a、54bの位置を、このオイル貯留部54a、54bが複数段プラネタリギヤセット44の外周部に配置される場合よりも内周側にすることができ、これにより、自動変速機8の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部54a、54bを自動変速機8の外周部に配置しつつ、自動変速機8の径方向寸法の大型化も抑制することができる。従って、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
次に、図7及び図8により、本発明の第4実施形態を説明する。この第4実施形態は、上述した第1実施形態におけるクラッチ18、20、22、ブレーキ24、26、出力ギヤ28、プラネタリギヤセット36、38、40、42、及びオイル貯留部54の配置が異なるものであり、他の構成は同一であるので、ここでは、異なる点についてのみ説明する。図7は、本発明の第4実施形態による自動変速機8の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図であり、図8は、図7に示した本発明の第4実施形態による自動変速機8の締結表である。
この第4実施形態によれば、図7に示すように、プラネタリギヤセット36、38、40、42は、入力軸14が延びる方向に沿って、エンジン2に遠い側からエンジン2に向かって、第1プラネタリギヤセット36、複数段プラネタリギヤセット44、第4プラネタリギヤセット42の順に配置され、複数段プラネタリギヤセット44と第4プラネタリギヤセット42との間に、この第4プラネタリギヤセット42に隣接して出力ギヤ28が配置されている。
そして、入力軸14が第3プラネタリギヤセット40のキャリヤ40b及び第4プラネタリギヤセット42のサンギヤ42aに連結されていると共に、第1プラネタリギヤセット36のサンギヤ36aと第2プラネタリギヤセット38のリングギヤ38cとが連結され、第4プラネタリギヤセット42のリングギヤ42cと出力ギヤ28とが連結されている。
また、第1クラッチ18及び第2クラッチ20は、複数段プラネタリギヤセット44のエンジン2側に隣接して、第1クラッチ18が第2クラッチ20の外周部に重なるように配置され、第3クラッチ22は、第1プラネタリギヤセット36と複数段プラネタリギヤセット44の間に配置されている。
第1クラッチ18及び第2クラッチ20は、それぞれ第4プラネタリギヤセット42のキャリヤ42bと連結されている。また、第3クラッチ22は、第1プラネタリギヤセット36のキャリヤ36b及び第3プラネタリギヤセット40のサンギヤ40aと連結されている。
そして、第2プラネタリギヤセット38のキャリヤ38bは、第1クラッチ18の出力軸18a及び第3クラッチ22の出力軸22aに連結されており、これにより、第1クラッチ18を介して第4プラネタリギヤセット42のキャリヤ42bに断接可能に連結され、第3クラッチ22を介して第1プラネタリギヤセット36のキャリヤ36bに断接可能に連結されている。
また、第3プラネタリギヤセット40のリングギヤ40c(即ち第2プラネタリギヤセット38のサンギヤ38a)は、第2クラッチ20の出力軸20aに連結されており、これにより、第2クラッチ20を介して第4プラネタリギヤセット42のキャリヤ42bに断接可能に連結されている。
また、第1ブレーキ24は、第1プラネタリギヤセット36のリングギヤ36cの外周部においてケース部本体32aの内周に固定されており、第1プラネタリギヤセット36のリングギヤ36cと連結されて、このリングギヤ36cの作動を制限する。この第1ブレーキ24の径方向寸法は、複数段プラネタリギヤセット44の径方向寸法よりも小さい。
また、第2ブレーキ26は、第1プラネタリギヤセット36よりもエンジン2から遠い側においてケース部本体32aの内周に固定されており、第1プラネタリギヤセット36のサンギヤ36aと連結されて、このサンギヤ36aの作動を制限する。
上述した第1クラッチ18、第2クラッチ20、第3クラッチ22、第1ブレーキ24、及び第2ブレーキ26の締結状態の組み合わせにより、上述した第1実施形態と同様に、所望の前進変速段又は後退変速段が得られる。本実施形態の自動変速機8は、図8の締結表に示すように、前進8速及び後退速を出力可能となっている。なお、図8の締結表における丸印は、クラッチ18、20、22又はブレーキ24、26が締結状態にあることを示し、無印は、クラッチ18、20、22又はブレーキ24、26が解放状態にあることを示している。
この第4実施形態では、図7に示すように、第1クラッチ18及び第2クラッチ20のそれぞれの遠心キャンセル室に供給され又は遠心キャンセル室から排出される作動油を貯留するオイル貯留部54aが、出力ギヤ28の外周部及び第4プラネタリギヤセット42の外周部において、変速機ケース30のケース部32に設けられている。即ち、オイル貯留部54aは、複数段プラネタリギヤセット44から、入力軸14が延びる方向に沿ってエンジン2側にオフセットした位置に配置されている。
また、第3クラッチ22の遠心キャンセル室に供給され又は遠心キャンセル室から排出される作動油を貯留するオイル貯留部54bが、第1プラネタリギヤセット36の外周部において、この第1プラネタリギヤセット36の外周部に配置された第1ブレーキ24に隣接して、変速機ケース30のケース部32に設けられている。即ち、第1ブレーキ24及びオイル貯留部54bは、第1プラネタリギヤセット36の外周部において、入力軸14が延びる方向に沿って互いにオフセットして配置されている。また、オイル貯留部54bは、複数段プラネタリギヤセット44から、入力軸14が延びる方向に沿ってエンジン2から遠い側にオフセットした位置に配置されている。
このように第4実施形態によれば、第1ブレーキ24及びオイル貯留部54bは、第1プラネタリギヤセット36の外周部において、入力軸14が延びる方向に沿って互いにオフセットして配置されているので、複数段プラネタリギヤセット44よりも径方向寸法の小さい第1プラネタリギヤセット36の外周部に第1ブレーキ24が設けられている場合でも、オイル貯留部54bをその第1プラネタリギヤセット36の外周部に配置することができ、これにより、自動変速機8の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部54bを自動変速機8の外周部に配置しつつ、自動変速機8の径方向寸法の大型化も抑制することができる。
次に、図9により、本発明の第5実施形態を説明する。この第5実施形態は、上述した第4実施形態におけるオイル貯留部54bの配置が異なるものであり、他の構成は同一であるので、ここでは、異なる点についてのみ説明する。図9は、本発明の第5実施形態による自動変速機8の中心軸線を通る水平断面を上方から見たスケルトン図である。
この第5実施形態によれば、図9に示すように、オイル貯留部54bが、第1プラネタリギヤセット36の外周部に配置された第1ブレーキ24の外周部において、変速機ケース30のケース部32に設けられている。即ち、オイル貯留部54bは、複数段プラネタリギヤセット44から、入力軸14が延びる方向に沿ってエンジン2から遠い側にオフセットした位置に配置されている。
このように第5実施形態によれば、オイル貯留部54a、54bは、入力軸14が延びる方向に沿って複数段プラネタリギヤセット44からオフセットした位置に配置されるので、オイル貯留部54a、54bの位置を、このオイル貯留部54a、54bが複数段プラネタリギヤセット44の外周部に配置される場合よりも内周側にすることができ、これにより、自動変速機8の軸方向寸法の増大を抑制するためにオイル貯留部54a、54bを自動変速機8の外周部に配置しつつ、自動変速機8の径方向寸法の大型化も抑制することができる。従って、上述した第1実施形態と同様の効果が得られる。
1 パワートレイン構造
2 エンジン
4 出力軸
8 自動変速機
14 入力軸
16 変速機構
18 第1クラッチ
20 第2クラッチ
22 第3クラッチ
24 第1ブレーキ
26 第2ブレーキ
28 出力ギヤ
36 第1プラネタリギヤセット
38 第2プラネタリギヤセット
40 第3プラネタリギヤセット
42 第4プラネタリギヤセット
36a、38a、40a、42a サンギヤ
36b、38b、40b、42b キャリヤ
36c、38c、40c、42c リングギヤ
44 複数段プラネタリギヤセット
52、60 油路
54、54a、54b オイル貯留部

Claims (5)

  1. 動力源で生成された動力を変速して出力する自動変速機であって、
    上記動力源で生成された動力が入力される入力軸と、
    上記入力軸の周りに、少なくとも2つのプラネタリギヤセットを内外周に重ねて配置して構成された1つ又は複数の複数段プラネタリギヤセットと、
    上記動力源から上記入力軸に入力された動力を上記プラネタリギヤセットに伝達する1つ又は複数のクラッチであって、作動油が供給される締結油圧室と、この作動油による油圧を受けて移動する締結ピストンと、上記入力軸が延びる方向に沿って、上記締結ピストンに対して上記締結油圧室の反対側に設けられる遠心キャンセル室と、を有するクラッチと、
    このクラッチの遠心キャンセル室へ油路を介して供給され又は上記遠心キャンセル室から油路を介して排出される作動油を貯留するオイル貯留部と、を有し、
    上記オイル貯留部は、上記入力軸が延びる方向に沿って上記複数段プラネタリギヤセットからオフセットした位置に配置されていることを特徴とする自動変速機。
  2. さらに、上記入力軸の周りに配置された1つ又は複数のプラネタリギヤセットを有し、
    上記オイル貯留部は、上記1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部に配置されている請求項1に記載の自動変速機。
  3. さらに、上記プラネタリギヤセットの外周部に配置され、上記複数段プラネタリギヤセット及び/又は上記1つ又は複数プラネタリギヤセットのサンギヤ、キャリヤ、又は、リングギヤのいずれかの作動を制限するブレーキを有し、
    上記オイル貯留部は、上記ブレーキが配置されていない上記1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部に配置されている請求項2に記載の自動変速機。
  4. さらに、上記複数段プラネタリギヤセット及び/又は上記1つ又は複数プラネタリギヤセットから動力を出力する出力部を有し、
    上記出力部は、上記1つ又は複数のプラネタリギヤセットに隣接して配置され、
    上記オイル貯留部は、上記1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部且つ上記出力部の外周部に配置されている請求項3に記載の自動変速機。
  5. さらに、上記入力軸の周りに配置された1つ又は複数のプラネタリギヤセットと、
    上記1つ又は複数のプラネタリギヤセット及び/又は上記複数段プラネタリギヤセットのサンギヤ、キャリヤ、又は、リングギヤのいずれかの作動を制限するブレーキと、を有し、
    上記ブレーキ及び上記オイル貯留部は、上記1つ又は複数のプラネタリギヤセットの外周部において、上記入力軸が延びる方向に沿って互いにオフセットして配置されている請求項1に記載の自動変速機。
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