JP6064763B2 - 端子圧着装置 - Google Patents
端子圧着装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6064763B2 JP6064763B2 JP2013086297A JP2013086297A JP6064763B2 JP 6064763 B2 JP6064763 B2 JP 6064763B2 JP 2013086297 A JP2013086297 A JP 2013086297A JP 2013086297 A JP2013086297 A JP 2013086297A JP 6064763 B2 JP6064763 B2 JP 6064763B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- feed
- main body
- continuous
- crimping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R43/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
- H01R43/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for forming connections by deformation, e.g. crimping tool
- H01R43/048—Crimping apparatus or processes
- H01R43/055—Crimping apparatus or processes with contact member feeding mechanism
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/02—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for connecting objects by press fit or for detaching same
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P11/00—Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for
- B23P11/005—Connecting or disconnecting metal parts or objects by metal-working techniques not otherwise provided for by expanding or crimping
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
第15の態様は、端子圧着装置であって、連続端子に連ねられる複数の端子のうちの一つの端子を、金型で加締めることによって、前記端子を電線に圧着する圧着部と、前記圧着部における圧着動作に連動して、ステージに載置された前記連続端子の送り孔に引っ掛けられた送り爪を移動させることによって、前記連続端子を前記端子ひとつ分ずつ前記圧着部に向けて送る送出部と、前記連続端子の移動を制動する制動部と、を備え、前記制動部が、前記連続端子と対向配置された本体部と、前記本体部を揺動可能に軸支する支持部と、を備え、前記本体部における、前記連続端子と対向する面を対向面とよび、前記対向面内における、前記連続端子と当接する位置を当接位置とよび、前記当接位置を通り、前記ステージの法線方向に沿う仮想面を基準面とよぶとして、前記本体部の揺動軸が、前記基準面よりも前記送り方向の上流側にあり、前記制動部が、前記本体部を、前記対向面を前記送り方向と逆の方向に移動させるような揺動方向に付勢する付勢部材、をさらに備え、前記付勢部材が前記本体部を付勢する力の大きさが、前記送り爪の位置とともに変化する。
第16の態様は、端子圧着装置であって、連続端子に連ねられる複数の端子のうちの一つの端子を、金型で加締めることによって、前記端子を電線に圧着する圧着部と、前記圧着部における圧着動作に連動して、ステージに載置された前記連続端子の送り孔に引っ掛けられた送り爪を移動させることによって、前記連続端子を前記端子ひとつ分ずつ前記圧着部に向けて送る送出部と、前記連続端子の移動を制動する制動部と、を備え、前記制動部が、前記連続端子と対向配置された本体部と、前記本体部を揺動可能に軸支する支持部と、を備え、前記本体部における、前記連続端子と対向する面を対向面とよび、前記対向面内における、前記連続端子と当接する位置を当接位置とよび、前記当接位置を通り、前記ステージの法線方向に沿う仮想面を基準面とよぶとして、前記本体部の揺動軸が、前記基準面よりも前記送り方向の上流側にあり、前記揺動軸と前記当接位置とを結ぶ直線と、前記揺動軸から前記ステージに下ろした垂線とがなす角度が、0度より大きく、かつ、45度以下である。
<1.連続端子9>
はじめに、端子圧着装置1が対象とする連続端子9について、図1を参照しながら説明する。図1は、連続端子9を示す平面図である。
端子圧着装置1の構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、端子圧着装置1の概略正面図である。なお、図2および後に参照する一部の図には、説明の便宜上、連続端子9の送り方向が+X方向に一致し、鉛直上方が+Z方向に一致するようなXYZ座標系が適宜付されている。
圧着部2は、連続端子9に連ねられる複数の端子91のうちの一つの端子91を金型で加締めることによって、端子91を電線に圧着する。圧着部2は、可動支持フレーム21と、シャンク部22と、圧着用の上金型(クリンパ)23と、圧着用の下金型(アンビル)24とを主として備える。その他にも、圧着部2には、連鎖帯92から端子91を裁断するためのカッタ等が含まれる。
経路規定部4について、図2に加えて図3を参照しながら説明する。図3は、経路規定部4の概略斜視図である。
送出部5は、圧着部2における圧着動作に連動して、ステージ41に載置された連続端子9を、端子91ひとつ分ずつ、圧着部2に向けて送出する。送出部5は、具体的には、送り爪51を備え、この送り爪51が、連続端子9の連鎖帯92に形成された送り孔93に引っ掛けられた状態で、送り方向(+X方向)に移動されることによって、連続端子9が圧着部2に向けて送出される。
連動機構6は、圧着部2の動き(具体的には、シャンク部22の昇降動作)と送出部5の動き(具体的には、送り爪51の往復動作)とを連動させる機構であり、揺動部材61と、伝達部材62とを主として備える。
片側ブレーキ部(制動部)8は、連続端子9の移動を制動する。具体的には、片側ブレーキ部8は、送り方向について送り爪51の上流側(−X側)において、ステージ41上に載置される連続端子9の連鎖帯92に当接して、連続端子9の戻り方向(すなわち、送り方向(+X方向)と逆向きの方向)(−X方向)への移動を、制動する。ただし、片側ブレーキ部8は、連続端子9の送り方向への移動は、制動しない。つまり、片側ブレーキ部8は、連続端子9の送り方向の移動を妨げることなく、連続端子9の戻り方向の移動だけを妨げる。
片側ブレーキ部8は、支持部81と、本体部82と、付勢部材83とを主として備える。
支持部81は、平板状の部材である。支持部81の左側の主面には、本体部82が揺動自在に軸支される。具体的には、例えば、本体部82には軸孔821が形成されており、この軸孔821を介して挿通された固定ネジ800が、支持部81に形成されている貫通孔に挿通されて締結される。これによって、支持部81に対して本体部82が揺動自在に支持される。
本体部82は、略長尺平板状の部材であり、長尺方向を上下に沿わせるようにして配置される。本体部82の主面には、左右に貫通する軸孔821が設けられる。上述したとおり、この軸孔821には、固定ネジ800が、支持部81に形成された貫通孔を介して挿通されて締結され、これによって、本体部82が、支持部81に対して揺動自在に軸支される。以下において、本体部82の揺動軸(すなわち、軸孔821の中心R)を、「揺動軸R」ともいう。
付勢部材83は、本体部82を、第1回転方向801に付勢(例えば、弾性付勢)する部材である。付勢部材83は、具体的には、例えば、本体部82を、第1回転方向801に弾性付勢する2つの弾性部材(第1弾性部材831、および、第2弾性部材832)を備える。各弾性部材831,832は、例えば、コイルバネにより構成される。
本体部82における揺動軸Rの上側には軸孔822が形成されており、これに貫通して固定軸部830が締結されている。第1弾性部材831は、本体部82の例えば右側に配置され、一端が、固定軸部830に連結固定されるとともに、他端が、揺動部材61の下端部に設けられた軸部5110に連結固定される(図2参照)。つまり、第1弾性部材831は、一端が本体部82における揺動軸Rよりも上側の位置に連結され、他端が揺動部材61の下端部に連結される。上述したとおり、揺動部材61下端部には、軸部511を介して送り爪51が保持されている。したがって、第1弾性部材831の当該他端は、揺動部材61を介して、送り爪51と一体に連結されることになる。
支持部81における、揺動軸Rよりも前側の位置には軸孔が形成されており、これに貫通して前側固定軸部840が締結されている。第2弾性部材832は、本体部82の左側(すなわち、支持部81を挟んで第1弾性部材831と逆側)に配置され、伸長状態で、一端が固定軸部830に連結固定されるとともに、他端が前側固定軸部840に連結固定される。つまり、第2弾性部材832は、伸長状態で、一端が本体部82における揺動軸Rよりも上側の位置に連結され、他端が支持部81における揺動軸Rよりも前側(送り方向の下流側)の位置に連結される。したがって、第2弾性部材832からは、本体部82における揺動軸Rよりも上側の位置に、本体部82を前方向に引っ張る力(弾性力)K2がかかる。
上述したとおり、配設状態の本体部82は、対象領域8201の少なくとも一部(当接位置Y)において連続端子9(具体的には、連続端子9の連鎖帯92)と当接した状態となる。この状態において、連続端子9は、送り方向へは移動できるものの、戻り方向へは移動できない状態となる。つまり、片側ブレーキ部8は、連続端子9の送り方向の移動を妨げることなく、連続端子9の戻り方向の移動だけを妨げる。片側ブレーキ部8が連続端子9を制動する態様について、図9、図10を参照しながら説明する。図9は、連続端子9が戻り方向に移動しようとした場合に、片側ブレーキ部8がこれを制動する様子を説明するための図である。図10は、連続端子9が送り方向に移動しようとした場合に、片側ブレーキ部8がこれを制動しない様子を説明するための図である。
本体部82が、当接位置Yにおいて連続端子9と当接している状態において、連続端子9が戻り方向に移動しようとすると、本体部82には、当接位置Yにおいて、連続端子9から、戻り方向に向かう摩擦力(静止摩擦力)Fがかかる。いま、摩擦力Fにおける、当接位置Yと揺動軸Rとを結ぶ直線と直交する方向の成分を「有効成分F0」とよぶとすると、摩擦力Fによって揺動軸Rに生じるトルクNfの大きさは、当接位置Yと揺動軸Rとの離間距離に、有効成分F0を乗じた値で与えられる。このトルクNfによって、本体部82は第1回転方向801に付勢される。つまり、摩擦力Fによって、本体部82に、これを第1回転方向801に付勢する力が生じる。
本体部82が、当接位置Yにおいて連続端子9と当接している状態において、連続端子9が送り方向に移動しようとすると、本体部82には、当接位置Yにおいて、連続端子9から、送り方向に向かう摩擦力(動摩擦力)Gがかかる。いま、摩擦力Gにおける、当接位置Yと揺動軸Rとを結ぶ直線と直交する方向の成分を「有効成分G0」とよぶとすると、摩擦力Gによって揺動軸Rに生じるトルクNgの大きさは、当接位置Yと揺動軸Rとの離間距離に、有効成分G0を乗じた値で与えられる。このトルクNgによって、本体部82は第2回転方向802に付勢される。つまり、摩擦力Gによって、本体部82に、これを第2回転方向802に付勢する力が生じる。
端子圧着装置1の動作について、図11〜図13を参照しながら具体的に説明する。図11には、送り爪51が送り方向に移動されている際の様子が模式的に示されている。図12には、送り爪51が戻り方向に移動されている際の様子が模式的に示されている。図13には、端子91がクリンパ23に拘束されている状態の様子が模式的に示されている。なお、図11〜図13においては、説明の便宜上、一部の部品のみを模式的に表している。
上述したとおり、第1の実施の形態によると、片側ブレーキ部8が、連続端子9の送り方向への移動を制動せずに、戻り方向への移動を制動する。この構成によると、上述したとおり、圧着対象となる端子91が、理想圧着位置P0よりも送り方向の上流側の位置に送出されている場合であっても、端子91を、理想圧着位置で加締めることができ、端子91に対して適切な圧着処理を施すことができる。
第2の実施の形態に係る端子圧着装置1aについて説明する。図16には、第2の実施の形態に係る端子圧着装置1aの概略正面図が示されている。端子圧着装置1aは、片側ブレーキ部の構成が異なる以外は、第1の実施の形態に係る端子圧着装置1と同じ構成を備えている。また端子圧着装置1aの動作も、第1の実施の形態に係る端子圧着装置1の動作と同様である。
端子圧着装置1aが備える片側ブレーキ部(制動部)7は、上記の実施の形態に係る片側ブレーキ部8と同様、連続端子9の移動を制動する。すなわち、片側ブレーキ部7は、上記の実施の形態に係る片側ブレーキ部8と同様、送り方向について送り爪51の上流側(−X側)において、ステージ41上に載置される連続端子9の連鎖帯92に当接して、連続端子9の戻り方向(すなわち、送り方向(+X方向)と逆向きの方向)(−X方向)への移動を、制動する。ただし、片側ブレーキ部7は、連続端子9の送り方向への移動は、制動しない。つまり、片側ブレーキ部7は、連続端子9の送り方向の移動を妨げることなく、連続端子9の戻り方向の移動だけを妨げる。
片側ブレーキ部7は、支持部71と、本体部72と、付勢部材73と、解除レバー74とを主として備える。
支持部71は、平板状の部材である。支持部71の左側の主面には、本体部72が揺動自在に軸支される。具体的には、例えば、支持部71の主面に貫通孔が形成されており、この貫通孔を介して挿通された固定ネジ700が、本体部72の軸孔7211に挿通されて締結される。これによって、支持部71に対して本体部72が揺動自在に支持される。
本体部72は、略長尺平板状の部材であり、長尺方向を上下に沿わせるようにして配置される。本体部72の主面には、左右に貫通する軸孔7211が設けられる。上述したとおり、この軸孔7211には、固定ネジ700が、支持部71に形成された貫通孔を介して挿通されて締結され、これによって、本体部72が、支持部71に対して揺動自在に軸支される。以下において、本体部72の揺動軸(すなわち、軸孔7211の中心R)を、「揺動軸R」ともいう。
付勢部材73は、本体部72を、第1回転方向701に付勢(例えば、弾性付勢)する部材である。付勢部材73は、本体部72を、第1回転方向701に弾性付勢する弾性部材731を備える。弾性部材731は、例えば、コイルバネにより構成される。弾性部材731は、本体部72が連続端子9から離間する(浮いてしまう)ことを抑制するとともに、本体部72を連続端子9に押しつけて片側ブレーキ部7の制動力を高めるための押さえ部材として機能する。
解除レバー74は、本体部72の制動状態を解除するための部材である。解除レバー74は、具体的には、略棒状の長尺部材であり、その一端が、本体部72の上端面(すなわち、揺動軸Rに対して対向面720と逆側の面)に形成されたネジ穴726に締結固定され、当該固定端部から、上方に向けて延在し、自由端部が支持部71の上側に突出した状態とされる。
上述したとおり、配設状態の本体部72は、対象領域7201の少なくとも一部(当接位置Y)において連続端子9(具体的には、連続端子9の連鎖帯92)と当接した状態となる。この状態において、連続端子9は、送り方向へは移動できるものの、戻り方向へは移動できない状態となる。つまり、片側ブレーキ部7は、連続端子9の送り方向の移動を妨げることなく、連続端子9の戻り方向の移動だけを妨げる。片側ブレーキ部7が連続端子9を制動する態様について、図20、図21を参照しながら説明する。図20は、連続端子9が戻り方向に移動しようとした場合に、片側ブレーキ部7がこれを制動する様子を説明するための図である。図21は、連続端子9が送り方向に移動しようとした場合に、片側ブレーキ部7がこれを制動しない様子を説明するための図である。
本体部72が、当接位置Yにおいて連続端子9と当接している状態において、連続端子9が戻り方向に移動しようとすると、本体部72には、当接位置Yにおいて、連続端子9から、戻り方向に向かう摩擦力(静止摩擦力)Fがかかる。いま、摩擦力Fにおける、当接位置Yと揺動軸Rとを結ぶ直線と直交する方向の成分を「有効成分F0」とよぶとすると、摩擦力Fによって揺動軸Rに生じるトルクNfの大きさは、当接位置Yと揺動軸Rとの離間距離に、有効成分F0を乗じた値で与えられる。このトルクNfによって、本体部72は第1回転方向701に付勢される。つまり、摩擦力Fによって、本体部72に、これを第1回転方向701に付勢する力が生じる。
本体部72が、当接位置Yにおいて連続端子9と当接している状態において、連続端子9が送り方向に移動しようとすると、本体部72には、当接位置Yにおいて、連続端子9から、送り方向に向かう摩擦力(動摩擦力)Gがかかる。いま、摩擦力Gにおける、当接位置Yと揺動軸Rとを結ぶ直線と直交する方向の成分を「有効成分G0」とよぶとすると、摩擦力Gによって揺動軸Rに生じるトルクNgの大きさは、当接位置Yと揺動軸Rとの離間距離に、有効成分G0を乗じた値で与えられる。このトルクNgによって、本体部72は第2回転方向702に付勢される。つまり、摩擦力Gによって、本体部72に、これを第2回転方向702に付勢する力が生じる。
第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の効果を得られる他、次の効果が得られる。
上記の各実施の形態において、片側ブレーキ部7,8の構成は、必ずしも上記に例示したものに限らない。例えば、第1の実施の形態に係る片側ブレーキ部8において、第1弾性部材831と第2弾性部材832との少なくとも一方に換えて(あるいは、これらに加えて)、第2の実施の形態に係る弾性部材731を設ける構成としてもよい。逆に、第2の実施の形態に係る片側ブレーキ部7において、弾性部材731に換えて(あるいは、これに加えて)、第1の実施の形態に係る第1弾性部材831と第2弾性部材832との少なくとも一方を設ける構成としてもよい。また例えば、第1の実施の形態に係る片側ブレーキ部8に、第2の実施の形態に係る解除レバー74をさらに設ける構成としてもよい。
2 圧着部
3 送給部
4 経路規定部
5 送出部
51 送り爪
6 連動機構
7,8 片側ブレーキ部(制動部)
71,81 支持部
72,82 本体部
720,820 対向面
7201,8201 対象領域
721 後側曲面領域
722 平坦面領域
723 前側曲面領域
73,83 付勢部材
831 第1弾性部材
832 第2弾性部材
731 弾性部材(第3弾性部材)
74 解除レバー
9 連続端子
91 端子
Y 当接位置
R 揺動軸
S 基準面
Claims (16)
- 連続端子に連ねられる複数の端子のうちの一つの端子を、金型で加締めることによって、前記端子を電線に圧着する圧着部と、
前記圧着部における圧着動作に連動して、ステージに載置された前記連続端子の送り孔に引っ掛けられた送り爪を移動させることによって、前記連続端子を前記端子ひとつ分ずつ前記圧着部に向けて送る送出部と、
前記連続端子の移動を制動する制動部と、
を備え、
前記制動部が、
前記連続端子と対向配置された本体部と、
前記連続端子が送り方向に移動しようとするときに前記本体部が一の方向に揺動することによって前記連続端子が前記本体部に対して滑って移動可能となるように、かつ、前記連続端子が前記送り方向と逆の方向に移動しようとするときに前記本体部が他の方向に揺動することによってブレーキがかかるように、前記本体部を揺動可能に軸支する支持部と、
を備え、
前記本体部における、前記連続端子と対向する面を対向面とよび、
前記対向面内における、前記連続端子と当接する位置を当接位置とよび、
前記当接位置を通り、前記ステージの法線方向に沿う仮想面を基準面とよぶとして、
前記本体部の揺動軸が、前記基準面よりも前記送り方向の上流側にあり、
前記連続端子が送り方向に沿った一部の区間で載置されると共に、前記圧着動作に連動して揺動することがないように設けられた前記ステージをさらに備え、
前記支持部が前記ステージに固定される、
端子圧着装置。 - 請求項1に記載の端子圧着装置であって、
前記連続端子の送り方向および前記ステージの法線方向と直交する方向から見て、前記対向面が、鋭角で曲がる部分を有さず、鈍角で曲がる部分を有する面である、
端子圧着装置。 - 請求項1または2に記載の端子圧着装置であって、
前記揺動軸と前記当接位置とを結ぶ直線と、前記揺動軸から前記ステージに下ろした垂線とがなす角度が、0度より大きく、かつ、45度以下である、
端子圧着装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の端子圧着装置であって、
前記揺動軸と前記当接位置とを結ぶ直線と、前記揺動軸から前記ステージに下ろした垂線とがなす角度が、2度より大きく、かつ、10度以下である、
端子圧着装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載の端子圧着装置であって、
前記対向面が、前記連続端子の前記送り方向および前記ステージの法線方向と直交する方向から見て、弧状に曲がる曲面領域を備える、
端子圧着装置。 - 請求項5に記載の端子圧着装置であって、
前記対向面における、前記曲面領域の前記送り方向の下流側に、前記曲面領域と連なる平坦な面領域が形成される、
端子圧着装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載の端子圧着装置であって、
前記制動部が、
前記本体部を、前記対向面を前記送り方向と逆の方向に移動させるような揺動方向に付勢する付勢部材、
をさらに備える、端子圧着装置。 - 請求項7に記載の端子圧着装置であって、
前記付勢部材が前記本体部を付勢する力の大きさが、前記送り爪の位置とともに変化する、
端子圧着装置。 - 請求項8に記載の端子圧着装置であって、
前記付勢部材が、
一端が前記本体部における前記揺動軸よりも上側の位置に連結され、他端が前記送り爪と一体に連結された、第1弾性部材、
を備え、
前記本体部が前記送り爪に対して前記送り方向の上流側に配置されており、
前記圧着部において前記端子が前記金型に拘束開始された際の前記送り爪の位置を特定位置とよぶとして、前記送り爪が前記特定位置にある状態において、前記第1弾性部材が自然長となる、
端子圧着装置。 - 請求項8または9に記載の端子圧着装置であって、
前記付勢部材が、
伸長状態で、一端が前記本体部における前記揺動軸よりも上側の位置に連結され、他端が前記支持部における前記揺動軸よりも前記送り方向の下流側の位置に連結された、第2弾性部材、
を備える、端子圧着装置。 - 請求項8から10のいずれかに記載の端子圧着装置であって、
前記付勢部材が、
縮短状態で、一端が前記本体部における前記揺動軸よりも下側の位置に連結され、他端が前記支持部における前記揺動軸よりも前記送り方向の下流側の位置に連結された、第3弾性部材、
を備える、端子圧着装置。 - 請求項1から11のいずれかに記載の端子圧着装置であって、
前記制動部が、
前記本体部における、前記揺動軸に対して前記対向面と逆側の位置に着設された、解除レバー、
をさらに備える、端子圧着装置。 - 請求項1から12のいずれかに記載の端子圧着装置であって、
前記送り爪が前記送り孔に引っ掛けられた状態において、前記送り爪の先端が、前記送り孔の前記送り方向に沿う幅の全体を塞いだ状態とされる、
端子圧着装置。 - 請求項1から13のいずれかに記載の端子圧着装置であって、
前記圧着部において前記端子が前記金型に拘束されてから加締められるまでの間、前記送り爪が前記連続端子と非接触の状態とされる、端子圧着装置。 - 連続端子に連ねられる複数の端子のうちの一つの端子を、金型で加締めることによって、前記端子を電線に圧着する圧着部と、
前記圧着部における圧着動作に連動して、ステージに載置された前記連続端子の送り孔に引っ掛けられた送り爪を移動させることによって、前記連続端子を前記端子ひとつ分ずつ前記圧着部に向けて送る送出部と、
前記連続端子の移動を制動する制動部と、
を備え、
前記制動部が、
前記連続端子と対向配置された本体部と、
前記本体部を揺動可能に軸支する支持部と、
を備え、
前記本体部における、前記連続端子と対向する面を対向面とよび、
前記対向面内における、前記連続端子と当接する位置を当接位置とよび、
前記当接位置を通り、前記ステージの法線方向に沿う仮想面を基準面とよぶとして、
前記本体部の揺動軸が、前記基準面よりも前記送り方向の上流側にあり、
前記制動部が、
前記本体部を、前記対向面を前記送り方向と逆の方向に移動させるような揺動方向に付勢する付勢部材、
をさらに備え、
前記付勢部材が前記本体部を付勢する力の大きさが、前記送り爪の位置とともに変化する、
端子圧着装置。 - 連続端子に連ねられる複数の端子のうちの一つの端子を、金型で加締めることによって、前記端子を電線に圧着する圧着部と、
前記圧着部における圧着動作に連動して、ステージに載置された前記連続端子の送り孔に引っ掛けられた送り爪を移動させることによって、前記連続端子を前記端子ひとつ分ずつ前記圧着部に向けて送る送出部と、
前記連続端子の移動を制動する制動部と、
を備え、
前記制動部が、
前記連続端子と対向配置された本体部と、
前記本体部を揺動可能に軸支する支持部と、
を備え、
前記本体部における、前記連続端子と対向する面を対向面とよび、
前記対向面内における、前記連続端子と当接する位置を当接位置とよび、
前記当接位置を通り、前記ステージの法線方向に沿う仮想面を基準面とよぶとして、
前記本体部の揺動軸が、前記基準面よりも前記送り方向の上流側にあり、
前記揺動軸と前記当接位置とを結ぶ直線と、前記揺動軸から前記ステージに下ろした垂線とがなす角度が、0度より大きく、かつ、45度以下である、
端子圧着装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013086297A JP6064763B2 (ja) | 2013-04-17 | 2013-04-17 | 端子圧着装置 |
EP14785504.3A EP2905850A4 (en) | 2013-04-17 | 2014-03-27 | Terminal crimping device |
KR1020157028024A KR101728623B1 (ko) | 2013-04-17 | 2014-03-27 | 단자 압착 장치 |
US14/437,538 US20150290753A1 (en) | 2013-04-17 | 2014-03-27 | Terminal crimping device |
CN201480022242.9A CN105144507B (zh) | 2013-04-17 | 2014-03-27 | 端子压接装置 |
MX2015008694A MX347580B (es) | 2013-04-17 | 2014-03-27 | Dispositivo de engaste de terminal. |
PCT/JP2014/058714 WO2014171283A1 (ja) | 2013-04-17 | 2014-03-27 | 端子圧着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013086297A JP6064763B2 (ja) | 2013-04-17 | 2013-04-17 | 端子圧着装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016197076A Division JP2016225320A (ja) | 2016-10-05 | 2016-10-05 | 端子圧着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014211958A JP2014211958A (ja) | 2014-11-13 |
JP6064763B2 true JP6064763B2 (ja) | 2017-01-25 |
Family
ID=51731236
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013086297A Active JP6064763B2 (ja) | 2013-04-17 | 2013-04-17 | 端子圧着装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20150290753A1 (ja) |
EP (1) | EP2905850A4 (ja) |
JP (1) | JP6064763B2 (ja) |
KR (1) | KR101728623B1 (ja) |
CN (1) | CN105144507B (ja) |
MX (1) | MX347580B (ja) |
WO (1) | WO2014171283A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105846275B (zh) * | 2015-01-30 | 2019-07-09 | 矢崎总业株式会社 | 端子压接装置 |
JP2016149196A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 矢崎総業株式会社 | 端子圧着装置 |
JP6712575B2 (ja) * | 2017-05-19 | 2020-06-24 | 日本オートマチックマシン株式会社 | 端子圧着アプリケータ、端子圧着機、及び、端子圧着電線の製造方法 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3774284A (en) * | 1972-08-23 | 1973-11-27 | Amp Inc | Tool for securing contacts to flat multi-conductor cable |
DD132652B1 (de) * | 1977-09-14 | 1980-12-10 | Guenter Weisbach | Verfahren und einrichtung zum ausrichten von bogen |
JPH0327354Y2 (ja) * | 1986-03-18 | 1991-06-13 | ||
DE8909776U1 (ja) * | 1989-08-16 | 1990-12-20 | Grote & Hartmann Gmbh & Co Kg, 5600 Wuppertal, De | |
JPH06290848A (ja) * | 1993-03-31 | 1994-10-18 | Kyoritsu High Parts Kk | 端子供給機構 |
JP2870362B2 (ja) | 1993-06-11 | 1999-03-17 | 住友電装株式会社 | 連続端子圧着機 |
JPH11251031A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-09-17 | Yazaki Corp | 端子圧着機の端子送り構造及び端子送り方法 |
JP3376926B2 (ja) * | 1998-08-27 | 2003-02-17 | 住友電装株式会社 | 連鎖端子 |
JP4077245B2 (ja) * | 2002-05-28 | 2008-04-16 | 株式会社東芝 | 紙葉類取出装置 |
US7594651B2 (en) * | 2003-06-03 | 2009-09-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Media feed system and method |
JP2005170651A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Pfu Ltd | 給紙装置 |
JP4745123B2 (ja) * | 2006-05-18 | 2011-08-10 | 日本オートマチックマシン株式会社 | 連鎖状端子の送給制動機構 |
WO2008087938A1 (ja) * | 2007-01-16 | 2008-07-24 | Japan Automatic Machine Co., Ltd. | 端子圧着方法、端子圧着装置及び端子圧着電線製造装置 |
DE202007002032U1 (de) * | 2007-02-07 | 2007-04-26 | Applied Materials, Inc. (n.d.Ges.d. Staates Delaware), Santa Clara | Klemmvorrichtung für das Halten eines Substrats |
JP5242361B2 (ja) * | 2008-12-16 | 2013-07-24 | 日本オートマチックマシン株式会社 | 連鎖状端子の端子圧着装置 |
JP5786727B2 (ja) * | 2012-01-20 | 2015-09-30 | 住友電装株式会社 | 端子圧着装置 |
CN202737302U (zh) * | 2012-07-05 | 2013-02-13 | 上海百特机电有限公司 | 电线头接线端子压装装置 |
KR20140047889A (ko) * | 2012-10-15 | 2014-04-23 | 삼성전기주식회사 | 기판 고정용 지그 유닛 및 그를 포함하는 기판 이송 장치 |
-
2013
- 2013-04-17 JP JP2013086297A patent/JP6064763B2/ja active Active
-
2014
- 2014-03-27 CN CN201480022242.9A patent/CN105144507B/zh active Active
- 2014-03-27 WO PCT/JP2014/058714 patent/WO2014171283A1/ja active Application Filing
- 2014-03-27 MX MX2015008694A patent/MX347580B/es active IP Right Grant
- 2014-03-27 KR KR1020157028024A patent/KR101728623B1/ko active IP Right Grant
- 2014-03-27 US US14/437,538 patent/US20150290753A1/en not_active Abandoned
- 2014-03-27 EP EP14785504.3A patent/EP2905850A4/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
MX347580B (es) | 2017-05-03 |
US20150290753A1 (en) | 2015-10-15 |
CN105144507B (zh) | 2017-07-18 |
CN105144507A (zh) | 2015-12-09 |
MX2015008694A (es) | 2015-10-26 |
KR20150127190A (ko) | 2015-11-16 |
WO2014171283A1 (ja) | 2014-10-23 |
EP2905850A1 (en) | 2015-08-12 |
EP2905850A4 (en) | 2017-05-03 |
JP2014211958A (ja) | 2014-11-13 |
KR101728623B1 (ko) | 2017-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5786727B2 (ja) | 端子圧着装置 | |
JP6064763B2 (ja) | 端子圧着装置 | |
JP6506728B2 (ja) | 圧着端子および端子圧着装置 | |
JP6220881B2 (ja) | 結束バンドの固定構造および結束工具 | |
CN106465574B (zh) | 引脚元件安装机及引脚元件安装方法 | |
JP2022087325A (ja) | 結束機 | |
JP2016225320A (ja) | 端子圧着装置 | |
JP2018187650A (ja) | 被覆撚線の癖取装置 | |
JP2016179900A5 (ja) | ||
EP3563999B1 (en) | Cartridge | |
CA2873190C (en) | Automated cut and roll machine brake assembly | |
WO2016098270A1 (ja) | 防護管挿抜器 | |
JP6979230B2 (ja) | 切断装置、受け部及びホルダ | |
JP3376926B2 (ja) | 連鎖端子 | |
JP6562654B2 (ja) | シート処理装置 | |
WO2013046746A1 (ja) | 端子圧着装置 | |
JP2020516790A (ja) | ワイヤ結束機内でワイヤを案内する装置および当該装置を含むワイヤ結束機 | |
JP2018195502A (ja) | 端子圧着アプリケータ、端子圧着機、及び、端子圧着電線の製造方法 | |
JP2021057344A (ja) | 端子圧着工具 | |
JP2014211965A (ja) | 端子送り装置 | |
JP6867903B2 (ja) | 端子付き電線、端子圧着用金型および端子付き電線の製造方法 | |
JP3184013U (ja) | シークイン供給装置 | |
JP6107334B2 (ja) | 連結ファスナー用マガジン | |
FR3062326A1 (fr) | Systeme de maintien en position de fils pour une machine de soudage | |
JP2008011602A (ja) | 電線チャック並びに電線加工装置及びその方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20151124 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20160705 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161005 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20161014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161205 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6064763 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |