JP3184013U - シークイン供給装置 - Google Patents

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貴仁 柴田
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Abstract

【課題】可動メスをシークインテープに食い込み易くして切れ味を向上させたシークイン供給装置を提供する。
【解決手段】可動メス30の刃31を、可動メス30の回動に伴い、最初にシークインテープTに当接する切始点からそれよりも先端側の切終点までが順にシークインテープTに当接して切り進むように構成するとともに、可動メス30の刃31を、切始点側から切終点側に進むに従いシークインテープTから離れる側に湾曲する曲率半径が20〜300mmの円弧状に形成する。この曲率半径は、シークインSの直径が10〜25mmのときには、80〜300mmにし、シークインSの直径が2〜9mmのときには、20〜200mmにすることが好ましい。
【選択図】図2

Description

本考案は、シークインテープTの先端部を針落点に送るとともにその先端部からシークインSを切り離すことで、針落点にシークインSを供給するシークイン供給装置に関する。
図6及び図7に示す従来例のシークイン供給装置90は、次に示す送り装置91と固定メス92と可動メス93とを含み構成されている。送り装置91は、シークインテープTの先端部を針落点に送る装置である。また、固定メス92は、シークインテープTの先端部の下方に設けらたメスであって、直線状に延びる刃92aを上方に向けて備えている。また、可動メス93は、シークインテープTの上方に基端部を軸に回動可能に設けらたメスであって、下端部に直線状に延びる刃93aを備えている。そして、この可動メス93は、針棒の降下時に先端部が針棒に押し下げられると、図7(b)に示すように基端部を軸に下方に回動して、固定メス92との間にシークインテープTの先端部を挟み込むことで、シークインテープTの先端部からシークインSを切り離す。そして、このような可動メスが記載された文献としては、本出願人が既に開示した次に示す特許文献1〜3等がある。
特開2011−161061号公報 特開2011−030897号公報 特開2010−252933号公報
従来例では、固定メス92の刃92a及び可動メス93の刃93aは、直線状であるため、シークインテープTに食い込み難く、そのため、シークインSの材質や形状や厚さによっては、カットミスをしたり可動メス93に無駄な力が加わることがあった。
そこで、可動メスの刃をシークインテープに食い込み易くして切れ味を向上させることで、カットミスや可動メスに無駄な力が加わるのを防止することを目的とする。
上記目的を達成するため、本考案のシークイン供給装置は、シークインテープの先端部を針落点に送る送り装置と、針棒の降下時に基端部を軸に回動してシークインテープの先端部からシークインを切り離す可動メスとを含み構成されたシークイン供給装置において、可動メスの刃は、可動メスの回動に伴い、最初にシークインテープに当接する切始点からそれよりも先端側の切終点までが順にシークインテープに当接して切り進むように構成されるとともに、可動メスの刃は、切始点側から切終点側に進むに従いシークインテープから離れる側に湾曲する曲率半径が20〜300mmの円弧状に形成されたことを特徴とする。このような円弧状にすれば、可動メスの刃は、シークインテープに略平行に当接する直線状の場合よりも食い込み易い角度でシークインテープに当接するとともに、可動メスが回動しても、該円弧状により、切始点から切終点までは常に該食い込み易い角度又はそれに近い角度でシークインテープに当接するように維持されるからである。
シークインの直径に対する前記曲率半径は、特に限定されないが、次の[1][2]のいずれかの態様であることが好ましい。
[1]シークインの直径は10〜25mmであって、前記曲率半径は80〜300mmである態様。
ここで、曲率半径が300mm以下なのは、直径が10〜25mmの大径のシークインをカットする大径用の長い可動メスの場合でも、曲率半径が300mmを越えるとカーブが緩くなりすぎて直線とあまり変らないため、食い込み易さの向上や当接角度の維持があまり期待できないからである。その一方、曲率半径が80mm以上なのは、上記の大径用の長い可動メスの場合だと、曲率半径が80mmに満たないとカーブがきつくなり過ぎて、反って食い込み難い角度でシークインテープに当接するおそれがあるからである。また、カーブがきつくなり過ぎることで可動メスの刃の中央部が極端に突出してしまい、その極端に突出した中央部がシークインの切離し後に固定メス等からはみ出して被縫製物に当たることで被縫製物を傷つけてしまうおそれがあるからである。
[2]シークインの直径は2〜9mmであって、前記曲率半径は20〜200mmである態様。
ここで、曲率半径が200mm以下なのは、直径が2〜9mmの小径のシークインをカットする小径用の短い可動メスの場合だと、曲率半径が200mmを越えるとカーブが緩くなりすぎて直線とあまり変らないため、食い込み易さの向上や当接角度の維持があまり期待できないからである。その一方、曲率半径が20mm以上なのは、上記の小径用の短い可動メスの場合でも、曲率半径が20mmに満たないとカーブがきつくなり過ぎて、反って食い込み難い角度でシークインテープに当接するおそれがあるからである。また、カーブがきつくなり過ぎることで可動メスの刃の中央部が極端に突出してしまい、その極端に突出した中央部がシークインの切離し後に固定メス等からはみ出して被縫製物に当たることで被縫製物を傷つけてしまうおそれがあるからである。
可動メスは、単独でシークインテープの先端部からシークインを切り離すものでもよいが、可動メスは、直線状の刃を備えた固定メスとの協働で、シークインテープの先端部からシークインを切り離すことが好ましい。両側から切ることで切れ味がより向上するからである。
本考案によれば、可動メスの刃は、上記の円弧状に形成されているので、シークインテープに略平行に当接する直線状の場合よりも食い込み易い角度でシークインテープに当接するとともに、可動メスが回動しても、該円弧状ににより、切始点から切終点までは常に該食い込み易い角度又はそれに近い角度でシークインテープに当接するように維持される。そのため、可動メスは、いずれの回動角度でシークインテープに当接しても切れ味が良い。そのため、カットミスや可動メスに無駄な力が加わるのを防止することができる。
実施例1のシークイン供給装置を示す斜視図である。 (a)は実施例1のシークイン供給装置でシークインテープを切断する前を示す正面図、(b)は切断した後を示す正面図である。 (a)は実施例1のシークイン供給装置の可動メスの刃の曲率半径を最小に設定して実施した場合を示す正面図、(b)は曲率半径を最大に設定して実施した場合を示す正面図である。 (a)は実施例2のシークイン供給装置でシークインテープを切断する前を示す正面図、(b)は切断した後を示す正面図である。 (a)は実施例2のシークイン供給装置の可動メスの刃の曲率半径を最小に設定して実施した場合を正面図、(b)は曲率半径を最大に設定して実施した場合を示す正面図である。 従来例のシークイン供給装置を示す斜視図である。 (a)は従来例のシークイン供給装置でシークインテープを切断する前を示す正面図、(b)は切断した後を示す正面図である。
図1〜図3に示す本実施例1のシークイン供給装置1は、シークインテープTの先端部を針落点に送るとともにその先端部からシークインSを切り離すことで、針落点にシークインSを供給する装置である。この実施例1のシークイン供給装置1が扱うシークインテープTは、複数の大径(直径が10〜25mm)のシークインS,S・・が一直線上に繋げられてなるテープである。
本実施例1のシークイン供給装置1は、次に示すフレーム8と、送り装置10と、固定メス20と、可動メス30とを含み構成されている。なお、以下では、シークインテープTを送る側の方向を「前」といい、その反対方向を「後」といい、前方からみた左側を「左」といい、右側を「右」という。
フレーム8は、前後方向及び上下方向に延びる厚板状の部材である。
送り装置10は、シークインテープTの先端部を針落点に向けて送る装置であって、次に示す送り部材11と、駆動用モータ12と、リンク13と、ガイド16とを含み構成されている。送り部材11は、シークインテープTに当接してシークインテープTを前方に送るための部材であって、フレーム8の前部の下部の左方に設けられている。駆動用モータ12は、送り部材11の動力原となるモータであって、フレーム8の右側面に取り付けられている。リンク13は、駆動用モータ12の動力を送り部材11に伝達する機構であって、フレーム8の左方に設けられている。ガイド16は、シークインテープTを針落点に案内するため部位であって、フレーム8の下端部から左方に突出する形で設けられている。
固定メス20は、左右方向に延びるメスであって、ガイド16よりも前方のシークインテープTの先端部の下方に設けられている。そして、直線状に延びる刃21を上方に向けて備えている。
可動メス30は、左右方向に延びるメスであって、その右端部が前後方向に延びるメスシャフト35の前端部に回動可能に軸支されている。そのメスシャフト35は、フレーム8の前端部に取り付けられている。そして、この可動メス30は、左部の下端部に刃31を備えている。その刃31は、可動メス30の回動に伴い、最初にシークインテープTに当接する切始点からそれよりも先端側の切終点までが順にシークインテープTに当接して切り進むように構成されている。そして、その刃31は、切始点側から切終点側に進むに従いシークインテープTから離れる側に湾曲する曲率半径が150mmの円弧状に形成されている。但し、その刃31の曲率半径は、図3(a)に示す最小80mmから、図3(b)に示す最大300mmまでの範囲内で適宜変更して実施することができる。
この可動メス30は、固定メス20との協働でシークインテープTの先端部からシークインSを切り離す。詳しくは、この可動メス30は、針棒の降下時に針棒に押し下げられると、図2(b)に示すようにメスシャフト35を中心に下方に回動して固定メス20との間にシークインテープTの先端部を挟み込むことで、該先端部からシークインSを切り離す。そして、この可動メス30に対しては、針棒の上昇時に可動メス30を上方に回動させるためのリターンスプリング(図示略)が取り付けられている。
本実施例1によれば、直径10〜25mmの大径のシークインSを切り離す可動メス30の刃31が、上記の通りの曲率半径が80〜300mmの円弧状に形成されたことで、次に示す効果が得られる。すなわち、可動メス30の刃31は、シークインテープTに略平行に当接する直線状の場合よりも食い込み易い角度でシークインテープTに当接するとともに、可動メス30が回動しても、該円弧状により、切始点から切終点までは常に該食い込み易い角度又はそれに近い角度でシークインテープTに当接するように維持される。そのため、可動メス30の刃31は、いずれの回動角度でシークインテープTに当接しても切れ味が良い。そのため、カットミスや可動メス30に無駄な力が加わるのが防止される。
また更に、可動メス30に無駄な力が加わらないので、可動メス30の耐久性も向上する。そのため、可動メス30の交換の頻度も減り、それにより、保守性も向上する。
図4、図5に示す実施例2のシークイン供給装置2は、実施例1と比較して、扱うシークインテープTのサイズ及び可動メス30の曲率半径で相違し、その他の点で同様である。そのシークインテープTは、複数の小径(直径が2〜9mm)のシークインS,S・・が一直線上に繋げられてなるテープである。また、可動メス30の刃31の曲率半径は60mmである。但し、その刃31の曲率半径は、図5(a)に示す最小20mmから、図5(b)に示す最大200mmまでの範囲内で適宜変更して実施することができる。
本実施例2によれば、直径が2〜9mmの小径のシークインSを切り離す可動メス30の刃31が、上記の通りの曲率半径が20〜200mmの円弧状に形成されたことで、実施例1と同様の効果が得られる。
なお、本考案は前記実施例1,2に限定されるものではなく、例えば次の変更例1,2のように、考案の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
[変更例1]シークイン供給装置1,2を左右反対に設けてもよい。
[変更例2]固定メス20をなくしてもよい。
1 シークイン供給装置(実施例1)
2 シークイン供給装置(実施例2)
20 固定メス
21 固定メスの刃
30 可動メス
31 可動メスの刃
T シークインテープ
S シークイン

Claims (4)

  1. シークインテープ(T)の先端部を針落点に送る送り装置(10)と、針棒の降下時に基端部を軸に回動してシークインテープ(T)の先端部からシークイン(S)を切り離す可動メス(30)とを含み構成されたシークイン供給装置において、
    可動メス(30)の刃(31)は、可動メス(30)の回動に伴い、最初にシークインテープ(T)に当接する切始点からそれよりも先端側の切終点までが順にシークインテープ(T)に当接して切り進むように構成されるとともに、可動メス(30)の刃(31)は、切始点側から切終点側に進むに従いシークインテープ(T)から離れる側に湾曲する曲率半径が20〜300mmの円弧状に形成されたことを特徴とするシークイン供給装置。
  2. シークイン(S)の直径は10〜25mmであって、前記曲率半径は80〜300mmである請求項1記載のシークイン供給装置。
  3. シークイン(S)の直径は2〜9mmであって、前記曲率半径は20〜200mmである請求項1記載のシークイン供給装置。
  4. 可動メス(30)は、直線状の刃(21)を備えた固定メス(20)との協働で、シークインテープ(T)の先端部からシークイン(S)を切り離す請求項1〜3のいずれか一項に記載のシークイン供給装置。
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