JP5782595B2 - 活魚固定装置及び活締め装置 - Google Patents
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Description
このため、活魚の固定を行う装置や活締めを行うための装置が開発されている(特許文献1〜4)。
処理ボックスに投入された魚を押圧する押圧固定手段と、
カッター刃によって上記押圧固定手段によって押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す一次側血抜き手段と、一次側血抜き手段とは反対側から押圧固定された魚の所定位置をカットして血抜き処理を施す二次側血抜き手段とを有し、一次側血抜き手段と二次側血抜き手段は魚の大きさに応じてカッター刃の作用位置を魚の長さ方向に沿って異ならせる作用位置可変機構を備えている魚の血抜き装置が開示されている。
さらに、魚体固定に動力を用いるため、機構が複雑、大がかりとなっており、価格も高く、必ずしも漁業者にとって導入しやすいものとはなっていない。
図1、図2に示すように、本実施形態の活締め装置は、魚体固定部2と切り込み部7から構成されており、活締め装置に供給された魚Fは、魚体固定部2で固定され、切り込み部7で魚の所定の切り込み位置、具体的には図5に示すように鰓11の付け根にあり太い血管が通っている鰓弓部12に切り込みを入れられ、活締めされる。
テーブル21は、フレーム1の底側に固定され、投入口23からテーブル21上に活締めされる魚Fが供給される。
魚Fをその自重を利用してスムーズに移動させるため、テーブル21は魚Fの供給方向Aに向けて先下がりに設置されている。また、魚Fを手前側に寄せた状態で、所定の固定位置に容易に移動させるため、テーブル21には、手前側が低くなるように傾斜が付けられている。
テーブル21上には、供給された魚Fが所定の固定位置に向けて移動するようガイドする案内板22が設けられている。また、テーブル21上を移動してきた魚Fを所定の固定位置で停止させるため、魚の供給方向Aのテーブル端部に当て止め35が設けられている。
当て止め35は、活締め作業が終了した後に本装置から魚Fを容易に排出できるよう、軸受36を介してテーブル21に固定されており、開閉可能となっている。
魚体押さえ具34は、魚Fの供給方向Aに回転するローラー(魚体押さえローラー)であり、ローラーが回転することで、魚Fが魚体押さえ具でテーブル21に押さえつけられても、スムーズにテーブル21上を移動するようになっている。
魚体押さえ機構31のうち1個は、所定の固定位置にある魚Fの尾部の尾びれ寄りを、別の1個は腹部と尾部の境目付近を、残りの1個は腹部を押さえるように取り付けられている。
魚体押さえ具34は、ローラー以外でも、図4に示す円、楕円または船底型の断面の棒など、供給された魚によりテーブルから押し上げられやすく、魚が魚体押さえ具とテーブルの間に挟まれながら移動しても傷が付きにくい形状のものであればよい。
また、押圧機構32のアームは、他端が軸受を介してテーブル1に固定されていても良い。
電極の形成は、当て止め35や魚体押さえ具34を導電体で構成して行っても、絶縁体の当て止め35や魚体押さえ具34に導電体の板を固定して行っても良い。
直流電源51の電圧は32Vとしているが、魚種に応じて、電気麻酔による沈静化に十分な電流を流すことが可能な電圧であればよい。
刃物位置調整機構76は、制御部80の出力により魚Fの体長方向にロッドが進退する直動駆動機構であり、フレーム1に固定されている。
また、切り込み用の刃物75は、図6に示すように、魚の表面を滑って切り込み位置からはずれないよう、刃先がV字形状または円弧形状に中央がくぼんだ形状であることが望ましい。
制御部80は、各魚体押さえ機構31a〜31cの角度センサー81a〜81cの出力(θa〜θc)、アーム32a〜32cの長さ(La〜Lc)及び当て止め35とアーム32a〜32cのフレームへの取り付け位置との距離(Xa1〜Xc3)から、各魚体押さえローラー34a〜34cの位置における魚Fの厚みの分布を求め、この厚みの分布より魚Fの体長と鰓の位置を推定して、刃物位置調整機構76を作動させ、魚Fの鰓弓部に切り込みが入る位置に切り込み機構70を移動させる。
また、胴部の厚みが同程度の魚であっても、尾びれに近い部分の厚みが相対的に小さいものは、体長が短く、鰓は、当て止めに近い位置にあると推定する。
制御部80にはマイコンを用いているが、シーケンサなどを利用しても良い。
まず、魚の固定について説明する。
魚Fは、投入口23から、魚体押さえローラー34とテーブル21の間に押し込まれるようにして供給される。供給された魚Fは、魚体押さえローラー34を押し上げながら、案内板22に沿って供給方向Aに移動し、当て止め35に当たって所定の固定位置で停止する。
このとき、魚Fは、複数ある魚体押さえローラー34でテーブル21に押さえつけながら移動するので、暴れが抑制され、スムーズに所定の固定位置に到達する。
制御部80は、各魚体押さえ機構31の角度センサー81の出力から魚Fの鰓の位置を推定し、刃物位置調整機構76の直動駆動機構を作動させて、切り込み機構70を鰓弓部を切り込むのに適した位置に移動させる。
2:魚体固定部
7:切り込み部
11:鰓
12:鰓弓部
20:傾斜台
21:テーブル
22:案内板
23:投入口
30:魚体押さえ部
31:魚体押さえ機構
31a:第一魚体押さえ機構
31b:第二魚体押さえ機構
31c:第三魚体押さえ機構
32:押圧機構(アーム)
32a:第一押圧機構(アーム)
32b:第二押圧機構(アーム)
32c:第三押圧機構(アーム)
33:軸受
34:魚体押さえ具(魚体押さえローラー)
34a:第一魚体押さえ具(魚体押さえローラー)
34b:第二魚体押さえ具(魚体押さえローラー)
34c:第三魚体押さえ具(魚体押さえローラー)
35:当て止め
36:当て止め開閉軸受
37:魚体押さえ具案内板
38:魚体押さえ具
50:電気麻酔部
51:直流電源
52:正極電極
53:負極電極
70:切り込み機構
71:エアシリンダー
72:切り込み機構固定用ステー
73:切り込み機構取付用プレート
74:刃物取付用ヘッド
75:刃物
76:刃物位置調整機構
80:制御部
81:角度センサー
81a:第一角度センサー
81b:第二角度センサー
81c:第三角度センサー
82:電流センサー
A:魚の供給方向
F:魚
La:アーム32aの長さ
Lb:アーム32bの長さ
Lc:アーム32cの長さ
Xa:当て止め35とアーム32aのフレームへの取り付け位置との距離
Xb:当て止め35とアーム32bのフレームへの取り付け位置との距離
Xc:当て止め35とアーム32cのフレームへの取り付け位置との距離
θa:フレーム1とアーム32aの角度
θb:フレーム1とアーム32bの角度
θc:フレーム1とアーム32cの角度
Claims (3)
- 魚が頭から横に寝た姿勢で供給されるテーブルと、
前記テーブルに設置された少なくとも1つの案内板と、
前記案内板の奥に配置された当て止めと、
前記供給された魚を前記テーブルとの間に挟む複数の魚体押さえ具と、
前記各々の魚体押さえ具を、当該魚体押さえ具の前記テーブルからの距離が前記供給された魚の当該魚体押さえ具の位置における厚さに従い変化するよう支持しながら前記テーブルの方向に押しつける押圧機構とを備え、
前記供給された魚の頭部が前記当て止めに当たる状態で、前記魚体押さえ具のうち少なくとも1つは前記供給された魚の胴部を、少なくとも他の1つは尾部を押さえる位置に設置され、
前記当て止めと、前記魚体押さえ具のうち前記供給された魚の尾部を押さえる位置に設置された少なくとも1つの魚体押さえ具に電極が形成されており、
前記当て止めに形成された電極に正極が、前記魚体押さえ具に形成された電極に負極が、それぞれ電気的に接続された電流供給手段を備えることを特徴とする、
活魚固定装置。 - 請求項1に記載の活魚固定装置と、
切り込み用の刃物を前記活魚固定装置に固定さ
れた魚の所定の位置に対して進退させる切り込み機構とを備えた活締め装置。 - 請求項1に記載の活魚固定装置と、
前記電流供給手段からの電流の供給を検知する通電検知手段と、
切り込み用の刃物を前記活魚固定装置に固定された魚の所定の位置に対して進退させる切り込み機構とを備え、
前記通電検知手段の検出結果に基づき前記刃物を進退させる活締め装置。
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