JP6063638B2 - 発泡樹脂製容器 - Google Patents
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Description
そして、斯かる発泡樹脂製容器には、通常、矩形板状の底部と、該底部の外周に沿って立設された角筒状の側壁部とを有する矩形箱形状に形成された容器本体が備えられており、該容器本体は、前記側壁部の上端部によって平面視矩形状に画定された開口を上部に有している。
また、斯かる発泡樹脂製容器としては、被収容物である生鮮食品等の鮮度を維持するために、容器本体を積み重ねても密閉状態とならずに通気口が形成されるようなものが用いられている。具体的には、斯かる発泡樹脂製容器は、容器本体の上部側に、前記開口の各辺中央部に相当する位置において該側壁部を底部に向けて凹入させた凹入部が形成され、2つの容器本体を上下に重ねた際に下位側の容器本体の上部側の凹入部によって該下位側の容器本体内と外部との通気性を確保するための通気口が形成されており、複数の容器本体が積み重ねられた状態で用いられている。この発泡樹脂製容器は、この通気口を介して、容器本体内外の空気が交換されるようになっている。
即ち、発泡樹脂製容器の側壁部を過度に凹入させると、発泡樹脂製容器を、例えば、ミョウガ等の小さな生鮮食品を収容させるのに不向きなものにさせてしまうおそれを有する。
また、図1に示すように、本実施形態の発泡樹脂製容器1は、該容器本体2の開口を上方から閉塞させるための蓋体3を備えている。
前記短辺部と前記長辺部との境界部分は、丸みを有している。即ち、側壁部22の平面視における形状は、厳密には四隅に丸みをもたせた長方形状となっている。
図6に示すように、上下に積み重ねられた一の容器本体2の嵌合用凸部21aが他の容器本体2の開口に嵌合することにより、上下に積み重ねられた複数の容器本体2、2は、積み重ね状態を安定的に維持することができる。
前記底部21は、側壁部22よりも厚みが薄くなるように形成されていることが好ましく、みかけ密度が側壁部22のみかけ密度の1.1倍以上となるように形成されていることが好ましい。
斯かる構成により、側壁部22と底部21との境界部分における強度がより優れたものとなることから、容器本体2を持ち上げるときなどに生じる力により側壁部22と底部21との境界部分において破壊が生じることをより抑制できる。
この第1凹入部22aは、その凹入深さを深くするほど容器本体2を積み重ねた際に形成される通気口を大きくさせて通気性を良好なものとさせることができる一方で過度に深くすると収容物が転がり出しやすくなり、例えば、ミョウガのような小型野菜を収容させるのに適さなくなるおそれを有する。
従って、容器本体2を、積み重ねた際に優れた通気性を発揮可能なものとしつつ小型野菜の収容に好適なものとし得る点において前記第1凹入部22aの凹入深さは5mm〜20mmとされることが好ましく、7mm〜15mmとされることがより好ましい。
本実施形態の前記第2凹入部21bは、このC面取りされた部分に続いてさらに底部21の中央側に向かって延びる状態となって形成されている。
即ち、図5に示されているように本実施形態の前記第2凹入部21bは、C面取りされた部分に続いて平面視において矩形となる領域を上方に向けて凹入させて形成されている。
従って、この内側の低い部分を基準として見た場合に、前記第1凹入部22aには、図2〜4に示すように、上端外周に沿って第1凸条22a1が形成された状態となっている。
なお、側壁部22の厚みをT0、前記第1凸条22a1の厚みをT1とした際に、この前記第1凸条22a1は、通常、(T0/3)≦T1≦(2T0/3)の関係を満たす厚みとなるように形成される。
また、第1凸条22a1の高さ(H0)は、通常、10mm以下とされる。
即ち、第2凹入部21bは、本実施形態においては、C面取りによって断面形状が略直角二等辺三角形となるように凹入されているが、前記直角二等辺三角形において直角を形成している辺の長さをLとした際に、側壁部22の厚み(T0)や第1凸条22a1の厚み(T1)との間に、L≧T1となる関係を有することが好ましく、L≧T0となる関係を有することがより好ましい。
しかも、前記蓋体3の下面側には、図1、7に示すように、前記第1凹入部22aの凹入形状に対応する台形状の垂下片3aが形成されている。
従って、本実施形態の発泡樹脂製容器1は、前記蓋体3で容器本体2を閉塞させた場合には、全体形状が直方体となり、且つ、この直方体の側面部において前記蓋体3と前記容器本体2とが略面一となるように形成されている。
このことによって、図7に示すように、前記第1凸条22a1に内側から係合可能な第2凸条3a1が形成されている。
また、前記蓋体3の下面側には、図7に示すように、前記側壁部22の角部に内側から係合可能な第3凸条3bが形成されている。
即ち、前記発泡樹脂製容器1は、第1凸条22a1と第2凸条3a1とを係合させ、且つ、第3凸条3bと前記側壁部22の角部とを係合させることにより、前記容器本体2と前記蓋体3とが嵌合するように形成されている。
即ち、本実施形態の発泡樹脂製容器1は、容器本体2の開口が蓋体3で閉塞された状態のものどうしが上下に積み重ねられて積層体が形成された際に、一の発泡樹脂製容器1の容器本体2の嵌合用凸部21aが他の一の発泡樹脂製容器1の蓋体3の嵌合用凹部3cに嵌合することにより、前記積層体の積み重ね状態を安定的に維持することができる。
具体的には、前記容器本体2及び前記蓋体3は、例えば、金型を用いた型内発泡成形法を採用することにより製造することができる。
なお、原料ビーズとしては、市販されているものを用いることができる。また、原料ビーズの材質としては、発泡ビーズの材質として上述したものなどが挙げられる。
また、一般の発泡樹脂製容器において用いられる種々の態様を、本発明の効果を損ねない範囲において、採用することができる。
Claims (1)
- 矩形板状の底部と、該底部の外周に沿って立設された角筒状の側壁部とを有し、該側壁部の上端部によって平面視矩形状に画定された開口を上部に有する容器本体を備えており、該容器本体が、発泡樹脂ビーズどうしの熱融着体である発泡樹脂製容器であって、
前記容器本体の上部側には、前記開口の各辺中央部に相当する位置において該側壁部を底部に向けて凹入させた凹入部が形成されており、該容器本体の底部側には、前記凹入部と対向するように前記底部を上方に向けて凹入させた凹入部が形成されており、2つの容器本体を上下に重ねた際に上位側の容器本体の底部側の凹入部と下位側の容器本体の上部側の凹入部とによって該下位側の容器本体内と外部との通気性を確保するための通気口が形成されており、
前記容器本体の上部側の凹入部の凹入深さが5mm〜20mmであり、
前記容器本体の上部側の凹入部には、前記容器本体外周側が前記容器本体内周側よりも高くなることにより凸条が形成されており、
前記容器本体の底部側の凹入部が、前記容器本体の底部外周の角部がC面取りされて形成され、
前記容器本体の底部側の凹入部は、前記C面取りされている部分が前記凸条を超えて前記容器本体内側に到達する奥行きとなるように形成されていることを特徴とする発泡樹脂製容器。
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