JP6062307B2 - 部品合わせ部構造 - Google Patents
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Description
被取付部品に対して取付部品を、合わせ部を介して、互いの表面が連続するように、また、互いの表面間にできる合わせ線の隙間が小さくなるように取付けると共に、
前記合わせ部が、
被取付部品と取付部品との一方の縁部に設けられた、裏面側へ凹む嵌合凹部と、
他方の縁部に設けられた、前記嵌合凹部へ挿入嵌合可能な嵌合凸部と、
前記嵌合凹部と嵌合凸部との少なくとも一方に設けられて、両者間に圧入されることにより面方向の隙間をなくすための圧入用突起部と、を備えた部品合わせ構造において、
前記圧入用突起部の頂部が、前記嵌合凹部または嵌合凸部に対して嵌合方向に線接触状態で圧接されると共に、線接触状態で圧接される頂部に、更に面圧を上昇させるための面圧上昇形状部を有し、
該面圧上昇形状部が、嵌合方向に線接触状態で圧接される前記頂部の、前記嵌合凹部または嵌合凸部に対する嵌合方向と直交する方向の接触幅を狭めて点接触または点接触に近い線接触にする先細形状部とされたことを特徴とする。
即ち、圧入用突起部の、嵌合凹部または嵌合凸部と嵌合方向に線接触状態で圧接される頂部に設けた面圧上昇形状部によって、圧入用突起部の嵌合凹部または嵌合凸部に対する接触の面圧が上昇されるので、圧入用突起部と、嵌合凹部または嵌合凸部との間の擦れなどが抑制され、以って、合わせ部での異音(キシミ音)の発生を防止することができる。
また、面圧上昇形状部を嵌合方向と直交する方向の接触幅を狭める先細形状部として、嵌合凹部または嵌合凸部に対する圧入用突起部の頂部の幅方向の接触状態を点接触または点接触に近い線接触にすることにより、確実に面圧を上昇させて両者の接触部分での異音発生を有効に抑制することが可能となる。また、面圧上昇形状部を先細形状部とすることにより、面圧上昇形状部と、嵌合凹部または嵌合凸部との間の圧入時の摩擦抵抗が小さくなるので、被取付部品に対する取付部品の取付作業性を向上することができる。
図1〜図11は、この実施の形態の実施例およびその変形例を示すものである。
自動車などの車両には、車室内に内装パネルなどの各種の内装部品が設けられている。
図9または図10に示すように、上記圧入用突起部15の頂部が、上記嵌合凹部13または嵌合凸部14に対して嵌合方向に線接触状態で圧接されると共に、線接触状態で圧接される頂部に、更に面圧を上昇させるための面圧上昇形状部21を有するものとされる。
ここで、上記した「面圧上昇形状部21」は、文字通り、面圧を上昇させることができるような形状を有するものが広く含まれる。面圧上昇形状部21の具体的な構成については、後述する。
上記面圧上昇形状部21が、嵌合方向に線接触状態で圧接される上記頂部の、上記嵌合凹部13または嵌合凸部14に対する嵌合方向と直交する方向の接触幅を狭めて点接触または点接触に近い線接触にする先細形状部とされる。
ここで、上記した「線接触」は、文字通り、線で接触するものである。例えば、図9に示すような、圧入用突起部15の延設方向に沿って半円形状の断面を有するものとしても、図10に示すような、圧入用突起部15の延設方向に沿って三角形状の断面を有するものとしても良い。
図11に示すように、嵌合凹部13または嵌合凸部14は、上記した圧入用突起部15が接触する部分の両側に、圧入用突起部15の頂部(またはその近傍)を両側から挟持する挟持部25を有するものとされる。
ここで、上記した「挟持する」は、圧入用突起部15の頂部(またはその近傍)を両側から挟むように支持するということである。そのため、挟持部25は、対にして設けられる。
更に、各挟持部25は、嵌合凹部13または嵌合凸部14の幅中央部などの所定の位置に設けることなどにより、嵌合凹部13と嵌合凸部14とに対する位置決め機能を持たせることなどができる。
被取付部品11に対して取付部品12を、合わせ部3を介して、互いの表面が連続するように、また、互いの表面間にできる合わせ線2の隙間が小さくなるように連設する。
(効果1a)
圧入用突起部15の、嵌合凹部13または嵌合凸部14と嵌合方向に線接触状態で圧接される頂部に設けた面圧上昇形状部21によって、圧入用突起部15の嵌合凹部13または嵌合凸部14に対する接触の面圧が上昇されるので、圧入用突起部15と、嵌合凹部13または嵌合凸部14との間の擦れなどが抑制され、以って、合わせ部3での異音(キシミ音)の発生を防止することができる。
面圧上昇形状部21を、嵌合方向と直交する方向の接触幅を狭める先細形状部として、嵌合凹部13または嵌合凸部14に対する圧入用突起部の頂部の幅方向の接触状態を点接触または点接触に近い線接触にすることにより、確実に面圧を上昇させて両者の接触部分での異音発生を有効に抑制することが可能となる。
また、面圧上昇形状部21を先細形状部とすることにより、面圧上昇形状部21と、嵌合凹部13または嵌合凸部14との間の圧入時の摩擦抵抗が小さくなるので、被取付部品11に対する取付部品12の取付作業性を向上することができる。
嵌合凹部13または嵌合凸部14に設けられた挟持部25が、圧入用突起部15の先端部分を両側から挟持することにより、合わせ部3の合わせ線2に沿う方向の位置決めを行わせることができるようになると共に、被取付部品11に対して取付部品12を繰り返し着脱することにより圧入用突起部15の面圧上昇形状部21が徐々に摩耗して行くような場合であっても、挟持部25によって異音防止機能や位置決め機能を長く保持し続けさせることができる。
2 合わせ線
3 合わせ部
11 被取付部品
12 取付部品
13 嵌合凹部
14 嵌合凸部
15 圧入用突起部
21 面圧上昇形状部
25 挟持部
Claims (2)
- 被取付部品に対して取付部品を、合わせ部を介して、互いの表面が連続するように、また、互いの表面間にできる合わせ線の隙間が小さくなるように取付けると共に、
前記合わせ部が、
被取付部品と取付部品との一方の縁部に設けられた、裏面側へ凹む嵌合凹部と、
他方の縁部に設けられた、前記嵌合凹部へ挿入嵌合可能な嵌合凸部と、
前記嵌合凹部と嵌合凸部との少なくとも一方に設けられて、両者間に圧入されることにより面方向の隙間をなくすための圧入用突起部と、を備えた部品合わせ構造において、
前記圧入用突起部の頂部が、前記嵌合凹部または嵌合凸部に対して嵌合方向に線接触状態で圧接されると共に、線接触状態で圧接される頂部に、更に面圧を上昇させるための面圧上昇形状部を有し、
該面圧上昇形状部が、嵌合方向に線接触状態で圧接される前記頂部の、前記嵌合凹部または嵌合凸部に対する嵌合方向と直交する方向の接触幅を狭めて点接触または点接触に近い線接触にする先細形状部とされたことを特徴とする部品合わせ部構造。 - 嵌合凹部または嵌合凸部は、前記圧入用突起部が接触する部分の両側に、圧入用突起部の頂部を両側から挟持する挟持部を有することを特徴とする請求項1に記載の部品合わせ部構造。
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