JP6062189B2 - 車両用ランプ - Google Patents

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本発明はLED(発光ダイオード)等の発光素子を光源とする車両用ランプに関し、特に光照射効率を高めたランプとして構成でき、かつ非点灯時及び点灯時における意匠的な効果を高めた車両用ランプに関するものである。
近年の車両用ランプ、特にテールランプ等の標識灯では、所定の標識機能を発揮する際に、光源から出射した光の利用効率が高い光照射を行う灯具として構成することが行われる。また、これに加えて、非点灯時や点灯時におけるランプ見栄え等の意匠的な効果の高い灯具として構成することも行われている。例えば、特許文献1では複数のLEDを基板に配列状態に搭載し、この基板を光源としてランプハウジング内に内装するとともに、LEDから出射した光を屈折、拡散する光学部材を備えている。LEDから出射された光を当該光学部材を通して出射させることによってランプの光軸近傍領域のみならずその周辺領域においても光を出射させることが可能になり、当該ランプの見栄えの向上を図っている。また、特許文献2では、LEDから出射した光をハーフミラーと再反射面との間で多重反射させながら灯具から出射させるように構成することで、多数のLEDの虚像を形成し、当該標識灯の外観に奥行き感を生じさせ、意匠的な効果を高めている。
特開2011−249101号公報 特開2006−66130号公報
特許文献1のランプではLEDを搭載している基板は光を透過しない不透光性基板であり、この基板をランプハウジング内に内装してランプを構成しているので、LEDから出射した光は基板の搭載面側にのみ出射され、搭載面と反対側の基板の裏面側には光が出射されない。そのため、LEDで発光した光の全てを屈折あるいは反射させてランプの正面側から出射させ、ランプの照射光として利用することが難しく、LEDで発光した光の利用効率の点で問題が生じ易い。また、LEDで発光した光は基板の搭載面側のみから出射されることから、当該ランプの意匠的な効果を高める際にはランプの正面側、すなわちランプハウジングに内装した基板のLED搭載面側についてのみ光学的な構造体を設計せざるを得ない。このことは特許文献2のランプにおいても同様であり、LEDはランプの正面側に向けて光が出射されるようにランプハウジング内に内装しているが、出射された一部の光をランプ正面から照射させることが難しくて光利用効率の点で問題があり、またランプの意匠的な効果を高める際にはランプハウジングの正面側についてのみ光学的な構造体を設計せざるを得ないものとなっている。このように特許文献1,2のランプ、並びに従来の発光素子を光源とするランプは、いずれも不透光性体に発光素子を搭載し、当該不透光性体の片方の面から光を出射させる構成であるため、発光素子から出射した光の利用効率を高めるのに限界があるとともに、当該出射した光を利用してランプの意匠的な効果を高める際にはランプの正面側についてのみ光学的な構造体を設計せざるを得ず、意匠的な効果の向上にも限界が生じているのが実情である。
本発明の目的は光源で発光した光を照明する際の利用効率を高めるとともに、ランプにおける光学的な設計の自由度を広げることでランプの意匠的な効果を高めることが可能な車両用ランプを提供するものである。
本発明は、ランプボディと、このランプボディの正面側に配設した透光性の正面レンズとを備えるランプハウジングを有し、このランプハウジング内のランプボディ及び正面レンズとの間に光源基板を内装し、当該光源基板から出射される光を正面レンズを透して照射する構成の車両用ランプであって、前記光源基板は透光性基板に発光素子を搭載し、発光素子から出射した光を当該光源基板の正面と背面の両面から出射する構成であり、ランプボディは光を全反射する反射面を備えている。この反射面は、光源基板の背面から出射された光を正面側に向けて反射するとともに、当該反射した光のうち正面レンズで反射された光を再度正面側に向けて反射する構成である
本発明において、透光性基板は少なくとも2枚の透光性薄板で構成され、光源基板はこれら2枚の透光性薄板の間に発光素子を挟持した構成とされ、透光性薄板の内面には発光素子に電気接続される細幅電極又は透明電極からなる給電配線が設けられていることが好ましい。また、光源基板は発光素子から出射した光を当該光源基板の正面側と背面側の両面から出射する構成とすることが好ましい。
本発明における好ましい形態として、ランプボディは透光性材料で形成されるとともに、当該ランプボディに反射面としてのハーフミラーが形成され、車両のウインドに対面して装備されて当該ウインド及びランプハウジング及び光源基板を透過して車両の内外間が透視可能な構成とする。この場合において、ランプボディの選択された領域に凹部が形成されており、この凹部の内面にハーフミラーが形成された構成とする。
本発明における他の好ましい形態として、ランプボディは不透光性材料で形成され、当該ランプボディに光を全反射する反射面を備える構成とする。
さらに他の好ましい形態として、光源基板は可撓性を有してランプハウジング内において湾曲された状態で配設される。例えば、光源基板はランプハウジングの湾曲形状に沿って湾曲され、あるいは発光素子の配列ピッチに対応した寸法周期で波型に湾曲される。この場合、ランプハウジングは光源基板を湾曲状態に支持するための所定の形状に湾曲形成された形状保持性のある支持手段と、当該支持手段が正面レンズを透過して外部に露呈することを防止する非透光性手段を備えることが好ましい。
本発明によれば、光源基板の正面から出射された光は正面レンズを透過して照射され、光源基板の背面から出射された光はランプボディに設けた反射面で反射された後、光源基板及び正面レンズを透過し、また、これらにおいて反射された光は再び反射面で反射されて正面レンズを透過して照射される。これにより、光源基板の両面からそれぞれ出射した光を重畳させてランプの正面方向に照射することができ、光源基板で発光された光の殆ど全てを照射光として活用でき、光の利用効率の高いランプが構成できる。また、ランプハウジングについては、光源基板が透光性であることを利用して光源基板の正面と背面から出射した光の照射の形態を任意に設計することが有効になり、ランプにおける光学的な設計の自由度を広げてランプの意匠的な効果を高めることもできる。
また、本発明によれば、ランプボディを透光性材料で形成すれば、光源基板及び正面レンズも透光性であることから、ランプを透して車両の内外を透視することが可能なランプが構成できる。そのため、非点灯時にはランプが視認できないが点灯時に発光面として視認されるランプとして構成でき、当該ランプの意匠的な効果を高めることができる。
あるいは、本発明によれば、ランプボディを不透光性材料で形成して反射面を構成すれば、光源基板の正面側から出射した光に背面側から出射した光の多重反射による複数の虚像を重畳させた発光形態とすることができ、ランプの意匠的な効果を高めることができる。
さらに、本発明によれば、光源基板の可撓性を利用してランプハウジング内に湾曲状態に内装することで、光源基板に搭載した個々の発光素子に対する正面レンズや反射面との相対位置関係の違いから発光素子から出射された光の透過形態や反射形態を相違させ、この点からもランプの意匠的な効果を高めることができる。この場合、支持手段によって光源基板を湾曲状態に支持するとともに、遮蔽手段によって支持手段が正面レンズを透過して外部に露呈されることがないので、ランプの外観上の見栄えが低下するようなこともない。
実施形態1のハイマウントストップランプを装備した自動車の外観斜視図。 実施形態1のハイマウントストップランプの一部を破断した斜視図。 実施形態1のハイマウントストップランプの概略分解斜視図。 図1のIII−III線に沿う拡大断面図とその一部の詳細拡大断面図。 実施形態1の作用を説明するための模式図。 実施形態2の縦断面図とその一部の詳細拡大断面図。 実施形態2の正面パターン例を示す図。 実施形態2の異なる変形例の一部の詳細拡大断面図。 実施形態3の断面図。 実施形態3の作用を説明するための断面図と見栄えの概念図。 実施形態4の横断面図とその点灯状態を示す正面図。
(実施形態1)
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明をハイマウントストップランプに適用した自動車の後部の外観斜視図である。このハイマウントストップランプHMSLは自動車CARのリアウインドガラスRWGの内面側の上側一部に配設されており、自動車のブレーキ操作時に当該自動車の車体後面に設けたリアコンビネーションランプRCLの一部を構成しているストップランプ(特に図示はしていない)と同時に発光して点灯状態となるように構成されている。
図2Aは当該ハイマウントストップランプHMSLの一部を破断した概略斜視図、図2Bは同じく部分に分解した概略斜視図であり、自動車の後方に向けられる正面を開口した横長の浅皿状をしたランプボディ11と、このランプボディ11の正面開口に取着された正面レンズ12とでランプハウジング1が構成され、このランプハウジング1内に光源としての多数のLED21を搭載したLED基板2、すなわち本発明における光源基板が内装されている。また、当該ランプハウジング1内には各LED21を発光させるための回路が構築された発光回路基板3も内装されている。前記ランプハウジング1、すなわち前記ランプボディ11と正面レンズ12は全体として前記自動車CARのリアウインドガラスRWGの曲面に倣って水平方向及び鉛直方向に湾曲されており、当該自動車CARのリアウインドガラスRWGの内面沿って装備したときには正面レンズ12の外面がリアウインドガラスRWGの内面に接触ないし近接した状態で対面するように当該自動車CARの車室内に支持されている。
前記ランプハウジング1のランプボディ11は、無色又は有色の透光性樹脂を主体に成形しており、少なくともその背面部111は光を透過することが可能に構成されている。ここではランプボディ11の周側面部112が光を透過しない有色樹脂で形成され、背面部111のみが無色の透光性樹脂で形成されるように、例えば有色樹脂と透明樹脂の一体成形によって形成している。このランプボディ11の背面部111の内面にはアルミニウムの薄膜を蒸着等により成膜したハーフミラー13を形成し、当該ハーフミラー13によって背面部111を透過する光の一部を透過し、また一部を反射することが可能とされている。
前記前面レンズ12は無色の透光性樹脂を前記ランプボディ11の正面開口の形状に対応する薄い板状に成形しており、前記LED基板2から出射される光を透過してランプの正面方向に向けて照射することが可能とされている。また、前記正面レンズ12の内面には図示は省略するが所要のレンズステップが形成されており、後述するように当該正面レンズ12を透過する光を屈折して所要の配光で出射させるようになっている。このレンズステップは、例えば上下方向に延びる凸状のシリンドリカルステップ、あるいは凹状のシリンドリカルステップ、さらには楔型をしたテーパステップ等を左右方向若しくは上下方向に複数列に配列したレンズステップとして構成されている。
さらに、前記ランプハウジング1内にはLED基板2の周縁に沿って矩形枠状をした枠部161を有する支持枠16が配設されている。この支持枠16は当該枠部161の複数箇所、ここでは上下辺の左右各2箇所に設けた支持片162によってランプボディ11の周側面部112に固定ネジ163(図3参照)により固定支持されている。前記支持枠16は形状保持性のある所要の剛性材料、例えば硬質樹脂で形成されており、枠部161は全体として前記正面レンズ12の湾曲に沿って湾曲形成されている。なお、この支持枠16は有色の樹脂で形成されているが、後述するようにランプの見栄えを向上する点からは透明な樹脂で形成されることが好ましい。そして、LED基板2はその周縁部において当該支持枠16の枠部161に固定されている。ここでは、接着剤により接着固定されているが、ビス(小ネジ)やその他の固着手段によって固定されてもよい。これにより、可撓性のあるLED基板2は枠部161の形状に倣って正面レンズ12の湾曲に沿って湾曲された状態でランプハウジング1内に支持されることになる。
図3(a)は図1のIII−III線に沿った拡大断面図であり、図3(b),(c)は要部B,Cの拡大図である。前記ハイマウントストップランプHMSLのランプハウジング1内に内装されている前記LED基板2は透光性基板22に赤色光を発光する複数のLED21がマトリクス配列した状態で搭載された構成とされている。ここでは説明を簡略化するために上下方向には3列で、左右方向には多数列でLED21が配列されている例を示している。図3(b)に示されるように、前記透光性基板22は可撓性のある2枚の透光性薄板221,222を透光性接着剤223で貼り合わせたものであり、これらの透光性薄板221,222の間にLED21を挟持した状態に搭載している。前記透光性基板22の正面側に位置する透光性薄板221と、同透光性基板22の背面側に位置する透光性薄板222の少なくとも片方の内面、ここでは両薄板221,222の各内面にはそれぞれITO(Indium
Tin Oxide)等の透明導電膜が所要のパターンで一体に形成されており、これらの透明導電膜によって給電配線224,225が構成されている。ここでは左右方向に延長した横給電配線224と上下方向に延長した縦給電配線225とでマトリクス状の給電配線を構成している。
前記各LED21は微小な矩形チップ状に形成されており、当該LED21の対向する両面に正負の各電極211,212が形成されるとともに、これら電極211,212で挟まれたチップの側面が発光した光を出射する発光面213として構成とされている。すなわち、前記各LED21はそれぞれ発光面213を透光性基板22の正面と背面に対して直交する方向に向けられた状態で両透光性薄板221,222間に挟持され、各透光性薄板221,222に形成された横給電配線224と縦給電配線225が交差する箇所においてLED21の正負電極211,212が当該給電配線224,225に電気接続した状態で実装されている。これにより、各LED21は給電配線224,225を介して給電が行われ、発光されるようになっている。LED21が発光されたときには当該LED21から出射された光は正面側及び背面側の透光性薄板221,222を透過して透光性基板22の正面側と背面側の両方向から出射されるようになっている。なお、給電配線224,225は銅やアルミニウム等の不透光性の導電膜で構成してもよいが、この場合には透光性基板22の透光性を阻害しないように細幅のパターンに構成することが必要である。
前記LED基板2に設けた給電配線224,225の一部には給電コード5が接続されており、この給電コード5は前記ランプハウジング1の一部に内装した発光回路基板3にコネクタ5a,5bにより電気接続されている。この発光回路基板3は前記ランプボディ11の側面部の一部に沿って内装支持されており、ランプ外部からは見え難い状態とされている。この発光回路基板3はランプボディ1に設けたコネクタ4に電気接続されており、図には表れないランプ制御ユニットに電気接続されるようになっている。
さらに、図3(c)に示されるように、前記ランプボディ11は周側面部112の正面側の縁部112aを内側に曲げ形成して正面レンズ12側にまで延長し、前記LED基板2の周縁部、すなわち前記支持枠16に固定された部分が正面レンズ12を透過して外部から観察できないように覆い隠すための遮蔽部17として構成されている。この遮蔽部17を備えることにより、支持枠16と、この支持枠16に固定されているLED基板2の周縁部は遮蔽部17によって覆い隠されて正面レンズ12を透過して外部に露呈されることがないのでランプの見栄えが向上される。また、支持枠16を設けてもLED基板2は周縁部においてのみ当該支持枠16に支持されているので、LED基板2の周辺領域を除く発光領域が支持枠16によって隠されることもなく、所要の発光光量が確保できる。なお、遮蔽部17の構成として、正面レンズ12の周縁部の内面に非透光性膜をコーティングする等の非透光性処理を施してLED基板2の周縁部、すなわち支持枠16が外部に露呈することを防止する構成としてもよい。
この構成のハイマウントストップランプHMSLは、前記したように自動車CARのリアウインドガラスRWGの上側一部に、正面レンズ12が当該リアウインドガラスRWGの内面に接触ないし近接した状態で配設される。この配設された状態においては、ハイマウントストップランプHMSLの正面レンズ12、ランプボディ11、LED基板2はいずれも透光性部材で形成されており、ランプボディ11は背面部111はハーフミラー13として構成されているので、ハイマウントストップランプHMSLの非点灯時には、リアウインドガラスRWG及びハイマウントストップランプHMSLを透して自動車CARの内外間で透視可能である。すなわち、図4に模式図を示すように、自動車CARの外部にいる歩行者WMがリアウインドガラスRWGを観察したときにはハイマウントストップランプHMSLを透して車室内が観察できるので、ハイマウントストップランプHMSLが存在していない外観となる。また、運転者DRはルームミラーRM等を介して自車の後方を確認したときには、ハイマウントストップランプHMSL及びリアウインドガラスRWGを透して自車の後部領域が視認できるので後方の安全確認を行う上で好ましいものとなる。このような自動車CARの内外間での視界はハイマウントストップランプHMSLのサイズが大きい場合でも確保できる。
一方、ハイマウントストップランプHMSLを点灯したときには、図4に示すように、各LED21から出射した赤色光は透光性薄板221,222のそれぞれから、すなわちLED基板2の正面及び背面から出射される。正面から出射される光はそのまま正面レンズ12を透過し、さらにリアウインドガラスRWGを透過して自動車CARの後方に向けて照射される。このとき正面レンズ12を透過する光は当該正面レンズ12のレンズステップにより屈折されるので所要の配光で照射されることになる。一方、LED基板2の背面から出射される光はランプボディ11の背面部111に投射されるが、この背面部111はハーフミラー13として構成されているので、投射された光の一部はこのハーフミラー13で反射されて正面側に向けられ、その上でLED基板2を透過し、さらに正面レンズ12及びリアウインドガラスRWGを透過して自動車CARの後方に向けて照射される。したがって、この後者の照射光は前者の照射光に重畳されることになり、両照射光の重畳によって自動車CARの後方に向けて照射される光の光量が増加される。すなわち、LED21の出射光の利用効率が高められ、輝度の高いハイマウントストップランプHMSLが構成されることになる。また、LED基板2は正面レンズ12及びハーフミラー13、さらにはリアウインドガラスRWGの湾曲形状に沿ってほぼ平行に湾曲されているので、LED基板2の正面及び背面に向けて出射される光はこれら正面レンズ12及びハーフミラー13に、さらにリアウインドガラスRWGの広い領域にわたって均一な光量となり、ランプの全面にわたって均一な光度で発光するランプとして構成することができる。
なお、LED基板2の背面から出射された光の殆どはハーフミラー13において全反射されるのでランプボディ11を透過して自動車CARの車室内に出射されることはない。なお、全反射の要件を満たさない一部の光はハーフミラー13を透過して自動車CARの車室内に出射されるが、この透過した光はハーフミラー13によって光量が減衰されるので自動車の乗員、特に運転者DRを眩惑することはない。むしろ、車室内に入射されてくるこの僅かな光でハイマウントストップランプHMSLが点灯していることが確認できるので運転者DRに安心感を与える上で好ましいものとなる。
このように、実施形態1のハイマウントストップランプHMSLは、非点灯時には自動車CARの内外を透視することができるので、正面レンズ12をリアウインドガラスRWGのサイズ内で大きなサイズに形成しても、自動車CARの外部からの自動車の外観上の見栄えが低下することはなく、しかもリアウインドガラスRWGを通しての自動車の後方視界を妨げることは殆ど生じない。その一方で、正面レンズ12のサイズを可及的に大きくすることによりハイマウントストップランプHMSLの点灯時の発光面積を稼ぐことができ、ストップランプとしての標識機能が向上でき、安全性を高める上で有効なものになる。ここで、LED基板2を湾曲状態に支持するために支持枠16を設けているが、この支持枠16はLED基板2の周縁部にのみ存在し、しかも遮蔽部17によって正面レンズ12を透過して外部に露呈することを防止しているので、ランプ光量が殆ど低減されることがないとともに外観上の見栄えが低下するようなこともない。
(実施形態2)
実施形態1はランプボディ11の背面部111は平坦面として形成しているが、点灯時におけるハイマウントストップランプの意匠的な効果を高めるためにランプボディ11の背面部111の形状を変更してもよく、実施形態2ではランプボディ11の背面部111に所望の形状の凹部を形成している。図5(a),(b)は実施形態2のハイマウントストップランプHMSLの縦断面図とその一部B1の拡大図であり、ここではランプボディ11の背面部111に上下方向の断面形状がV字型をしたV字型凹部14を形成したものである。ここでは上下方向に所要の間隔で3つのV字片凹部14を形成している。また、ランプボディ11の背面部111はこのV字型凹部14の内面にのみアルミニウム膜を形成してハーフミラー13として構成している。
前記V字型凹部14は、ハイマウントストップランプHMSLの正面方向から見たときに、例えば図6(a)に示すように、LED基板2に搭載されているLED21に対応してランプの左右方向に延びる溝14aとして構成することが可能である。あるいは、図6(b)に示すように、LED基板2に搭載されているLED21に対応して点在させた菱形の島状の凹部14bとして構成するようにしてもよい。さらに、これら以外のパターンとして構成してもよいことは言うまでもない。
このV字型凹部14を設けることにより、ハイマウントストップランプHMSLの非点灯時には、実施形態1と同様にハイマウントストップランプHMSLを透して自動車CARの内外での透視が可能となり、自動車の後方視界が確保される。また、自動車CARの外部から観察したときには、実施形態1と同様にハイマウントストップランプHMSLが目立たず、見栄えを向上することができる。これに加えて、外部から自動車CARを観察する際の状況によっては、V字型凹部14に設けたハーフミラー13での光反射によってV字型凹部14の部分のみが反射鏡の外観、すなわちメッキモールのような外観を呈することになり、ハイマウントストップランプHMSLの意匠的な効果が高められる。したがって、図6(a)の場合には横縞状のメッキモールの外観が得られ、図6(b)の場合には菱形島状のメッキモールの外観が得られることになる。
一方、ハイマウントストップランプHMSLの点灯時には、LED21から出射された光のうち、LED基板2の正面方向に出射された光は実施形態1と同様に正面レンズ12を透過して自動車CARの後方に向けて照射される。背面方向に出射した光はその殆どがV字型凹部14の内面に投射される。そして、このV字型凹部14の内面のハーフミラー13によって正面方向に向けて反射され、LED基板2を透過し、さらに正面レンズ12を透過して自動車CARの後方に向けて照射される。そのため、LED21から出射した光は殆ど全てが正面レンズ12を透過して自動車の後方に向けられることになり、ハイマウントストップランプHMSLの照射光量が増加され、光の利用効率が高められる。このとき、ランプボディ11の背面部111を透過して車室内に向けられる光は極めて少なく、運転者に対する眩惑が防止できる。また、V字型凹部14の形状を適切に設計することにより、LED21からの光をハーフミラー13において狭い角度範囲で反射させるように構成することができるので、LED21からの直接光に当該V字型凹部14で反射された光を重畳したときにはほぼ均一な輝度の面内にV字型凹部14による横縞状あるいは菱形島状の高輝度の領域が形成されることになり、ハイマウントストップランプHMSLの点灯時における意匠的な効果を高める上でも有効になる。
ここで、ランプボディ11の背面部111に形成する凹部としては等辺三角形型のV字型であることはもとより鋸歯型凹部として構成してもよい。あるいはV字型に代えて台形型としてもよく、さらには曲面型凹部として構成してもよい。曲面型の場合には、真円や楕円等の円弧面型あるいは放物面型としてもよい。例えば、図7に示すように、凹部を放物面の断面形状で形成した放物面型凹部14Aとして構成してもよい。この放物面型凹部14Aの場合には、放物面凹部14Aの焦点をLED21よりも正面側に位置させることにより、LED21から背面方向に出射した光を放物面型凹部14Aの内面のハーフミラー13において前記したV字型凹部14の場合よりもより広い角度領域にわたって拡散状態に反射させることで、各放物面型凹部14Aで反射した光を正面レンズ12に対しての全面にわたって均等に入射させることができ、正面の全面を均一な輝度で発光させたハイマウントランプとして構成することができる。
この実施形態2においても、LED基板2は実施形態1と同様な支持枠16によって周縁部において支持された状態でランプハウジング1内に配設されている。支持枠16の枠部161を正面レンズ12の湾曲形状に従って湾曲した構成とすることで、LED基板2を当該正面レンズ12の湾曲形状に倣って湾曲した形状にすることができることは言うまでもない。また、ランプボディ11の周側面部112の正面側の縁部112aを内側に延長させて遮蔽部17を構成して支持枠16が正面レンズ12を透過して外部に露呈されることがないように構成していることも同じである。
実施形態1,2では透光性材料で形成したランプボディ11の背面部111の内面にハーフミラー13を構成しているが、背面部の外面にアルミニウム等を蒸着してハーフミラーを構成してもよい。また、本発明のランプを自動車のウインドガラスと一体的に構成することが可能な場合には、実施形態1,2で説明した正面レンズを省略し、自動車のウインドガラスを正面レンズに代用した構成としてもよい。さらに、実施形態1,2はハイマウントストップランプに適用した例を示したが、ウインドガラスに配設する構成であれば他の標識ランプを同様に構成してもよい。
(実施形態3)
以上の実施形態1,2はランプボディを透光性材料で形成しているが、実施形態3はランプボディを不透光性材料で形成したランプに適用したものである。この実施形態3ではランプをテール&ストップランプT&SLとして構成しており、図8に断面構造を示すように、自動車CARの車体BDの一部に設けた開口内に配設されている。なお、実施形態1,2と等価な部分には同一符号を付し、これらの構成についての詳細な説明は省略する。このテール&ストップランプT&SLのランプボディ11Aは不透光性材料で所要の形状をした容器状に形成され、その正面開口に透光性材料からなる正面レンズ12が取着されてランプハウジング1Aが構成されている。そして、このランプハウジング1A内に透光性基板22に赤色LED21を配列状態に搭載した透光性のLED基板2が内装されている。なお、ランプハウジング1A内には実施形態1と同様にLED21を発光させるために発光回路基板が内装されており、各LED21をテールランプとして、あるいはストップランプとして発光させることが可能に構成されているが、ここではその図示及び説明は省略する。また、このLED基板2も実施形態1,2と同様に、正面レンズ12の湾曲に沿って湾曲形成された支持枠16に接着剤で固定することによってランプハウジング1A内に支持することも可能である。また、ここでは支持枠16が正面レンズ12を透過して外部に露呈することを防止するための遮蔽部17として、正面レンズ12の周辺部を非透光性処理している。すなわち、正面レンズ12の周辺部の内面に非透光性の薄膜12aがコーティングされて遮蔽部17が構成されている。
前記ランプボディ11Aの内面、特に背面部111の内面にはアルミニウム等の反射膜が形成されて光を全反射する反射面15として構成されている。ここではランプボディ11の周側面部112の内面にも反射面15を形成している。正面レンズ12には所要のレンズステップが形成されていることは実施形態1,2と同じである。また、LED基板2は正面レンズ12とほぼ平行に配設されており、ここでは正面レンズ12は自動車の車体BDの曲面に沿って湾曲されているので、LED基板2も自身の可撓性によって当該正面レンズ12に沿って湾曲した状態で配設されている。また、LED基板2に搭載されているLED21は発光されたときにはLED基板2の正面と背面に向けてそれぞれ光を出射する。
この実施形態によれば、テール&ストップランプT&SLをテールランプとして、あるいはストップランプとして点灯したときには、各LED21から出射した赤色光はLED基板2の正面及び背面から出射される。正面から出射される光は正面レンズ12を透過して自動車CARの後方に向けて照射される。このとき正面レンズ12を透過する光はレンズステップにより屈折されるので所要の配光で照射されることになる。LED基板2の背面から出射される光はランプボディ11Aの背面部111の反射面15で反射されて正面側に向けられ、その上でLED基板2及び正面レンズ12を透過して自動車CARの後方に向けて照射される。また、一部の光は周側面部112の反射面15でも反射される。これにより、前者の照射光と後者の照射光が重畳されて自動車の後方に向けて照射されることになり、当該照射光の光量が増加され、光利用効率が高められる。
また、このとき図9(a)に模式的に示すように、LED基板2の背面から出射されてランプボディ11Aの背面部111の反射面15で反射された光はLED基板2の背面に入射され、さらに当該LED基板2を透過するが、この入射の際に一部の光が反射されて再び反射面15に向けられる。この光は反射面15で反射されて再度LD基板2の背面に入射することになるため、反射面15とLED基板2の背面との間でこの現象が繰り替えされ、結果として多重反射が生じることになる。この多重反射は反射面15で反射した光がLED基板2を透過した後に正面レンズ12の内面で反射される一部の光についても言えることになり、反射面15と正面レンズ12との間で多重反射が生じる。同様にLED基板2と正面レンズ12との間についても多重反射が生じることになる。この結果、自動車CARの外部からテール&ストップランプT&SLを観察したときには、図9(b)に示すように、これらの多重反射によって各LED21について多数個の虚像B1,B2,B3,B4,・・が観察されるようになり、これらの虚像がLED基板2の正面側から出射された光の実像に重畳されることによってテール&ストップランプT&SLは奥行き感のある外観となり意匠的な効果を高めるとともに見栄えが向上されることになる。
(実施形態4)
実施形態1〜3ではLED基板2は平面状あるいは緩やかに湾曲された状態でランプハウジング内に内装されているが、LED基板の可撓性を利用することでランプの意匠的な効果をさらに高めることが可能である。例えば、図10(a)はテール&ストップランプとして構成した実施形態4の横方向(左右方向)の断面図であり、実施形態3と同様に構成したランプハウジング1A内にLED基板2を左右方向に波型に形成したものである。LED基板2をこのような波形に形成するためには、詳細な説明は省略するが、例えば枠部161を左右方向に波型に形成した支持枠16を形成し、この支持枠16にLED基板2を固定させるようにすればよい。この場合、支持枠16は左右の両端においてランプハウジング1Aに支持される。また、支持枠16が正面レンズ12を透過して外部に露呈されないように、ここでは遮蔽部17としてエクステンション(疑似リフレクタ)をランプハウジング1A内に配設している。エクステンションは樹脂成形した板材の表面にアルミニウム等をメッキ処理して形成するものであることは言うまでもない。この波型の周期寸法(波長)はLED基板2に搭載しているLED21の配列ピッチに対応させているので正面から見て波型の頂面位置と底面位置にそれぞれLED21が配設されることになる。そして、テールランプの点灯時に頂面に配列されているLED21aが発光するように構成する一方、ストップランプの点灯時には底面に配列されているLED21bも同時に点灯するように、すなわち全てのLED21が発光するように構成している。
この構成によれば、テールランプの点灯時には頂面のLED21aが発光するので、図10(b)に示すように、頂面のLED21aに対応する領域の輝度が高く、その間の輝度が相対的に低い輝度分布、すなわち正面レンズ12において左右方向に周期的に輝度が変化する格子状の輝度分布での発光状態となる。一方、ストップランプの点灯時には当該頂面のLED21aの発光に加えて底面にあるLED21bも発光するので、図10(c)に示すように、正面レンズ12の全面においてほぼ均一な輝度分布での発光状態となる。このとき、実際にはLED基板2が波型をしているので、頂面にあるLED21aと底面にあるLED21bとでは正面レンズ12や反射面15までの距離が相違し、正面レンズ12における光の屈折形態が相違するとともに、反射面15における光反射の形態も相違するので、正面レンズ12を透過して出射される際には左右方向に周期的な輝度変化が生じる光の照射状態となる。このように、テールランプの点灯時とストップランプとの点灯時における発光状態を相違させることによってもテール&ストップランプT&SLの意匠的な効果を高めることができる。また、LED基板2が透光性を有し、LED基板2の正面及び背面から出射した光を利用して照明を行うことで、実施形態3と同様に多重反射による意匠上の効果を高めるとともに光の利用効率を高めたランプが構成できることは言うまでもない。
この実施形態4では、テールランプの点灯時に波型の底面に配列されているLED21bを発光するように構成し、ストップランプの点灯時に全てのLED21a,21bを発光するように構成してもよい。あるいは、テールランプの点灯時には全てのLED21a,21bを発光し、ストップランプの点灯時には選択したLEDの発光輝度を高めるようにしてもよく、発光形態は任意に設定することが可能である。いずれの場合でも頂面のLED21aと底面のLED21bから出射した光が正面レンズ12を透過する際や反射面15で反射する際の形態が相違するので、この形態の相違を利用して発光制御することによって所望の発光状態でランプを点灯させ、意匠的な効果を高めることが可能である。
以上の実施形態におけるLED基板、すなわち光源基板は、発光素子から出射した光を透光性基板の両面から出射させる構成であるが、発光素子から出射した光を透光性基板の正面側のみ、あるいは背面側のみから出射するように構成した光源基板を用いてもよい。ただし、いずれの場合でも発光素子で発光した光の利用効率を高めるためには、光源基板の背面側に出射した光を正面側に向けて反射させるために光源基板の背面側にハーフミラーや反射面を配設したランプハウジングを備えた構成とすることは必要である。また、実施形態では発光素子としてLEDを用いた例を説明したが、LED以外の発光素子を透光性基板に搭載した光源基板として構成することも可能である。また、光源基板に配列する発光素子の配列形態は実施形態の構成に限定されるものではない。
実施形態3,4は本発明をテール&ストップランプに適用した例を示したが、他の標識ランプとして構成することも可能である。また、実施形態1〜4の正面レンズは必ずしもレンズステップを有するレンズとして構成される必要はなく、いわゆる素通しの透光性材料からなる透明カバーと称されるものを含むものであることは言うまでもない。さらに、実施形態2の凹部は実施形態3,4の不透光性材料で形成されたランプボディに適用することもでき、ランプ点灯時の意匠的な効果を向上する上で有効になる。
本発明における可撓性のある光源基板を湾曲した状態でランプハウジング内に配設する支持手段は、光源基板の湾曲形状を保った状態でランプハウジング内に配設支持することが可能であれば前記した構成に限られるものではない。例えば、支持手段は枠状に形成されるものではなく、光源基板の湾曲方向に延長される複数本の格子状部材であってもよい。あるいはランプハウジング内に複数の支持ボスを立設し、これらの支持ボスに光源基板を固定支持させる構成であってもよい。また、本発明における遮蔽部は支持手段が正面レンズを透過して外部から観察できないようにする構成であれば実施形態に記載の構成に限られるものではない。
本発明は複数の発光素子を配列状態に搭載した光源基板を光源として用いるランプに採用することが可能である。
1 ランプハウジング
2 LED基板(光源基板)
3 発光回路基板
4 コネクタ
5 給電コード
11 ランプボディ
12 正面レンズ
13 ハーフミラー
14 V字型凹部
14A 放物面型凹部
15 反射面
16 支持枠
161 枠部
162 支持片
17 遮蔽部
21 LED(発光素子)
111 背面部
112 周側面部
211,212 電極
213 発光面
221,222 透光性薄板
223 透光性接着剤
224,225 給電配線
CAR 自動車(車両)
HMSL ハイマウントストップランプ
T&SL テール&ストップランプ
RWG リアウインドガラス

Claims (7)

  1. ランプボディと、このランプボディの正面側に配設した透光性の正面レンズとを備えるランプハウジングを有し、このランプハウジング内の前記ランプボディ及び正面レンズとの間に光源基板を内装し、当該光源基板から出射される光を前記正面レンズを透して照射する構成の車両用ランプであって、前記光源基板は透光性基板に発光素子を搭載し、前記発光素子から出射した光を当該光源基板の正面と背面の両面から出射する構成であり、前記ランプボディは光を全反射する反射面を備えており、この反射面は、前記光源基板の背面から出射された光を正面側に向けて反射するとともに、当該反射した光のうち前記正面レンズで反射された光を再度正面側に向けて反射する構成であることを特徴とする車両用ランプ。
  2. 前記反射面は、前記光源基板の背面から出射された光を正面側に向けて反射するとともに、当該反射した光のうち前記光源基板で反射された光を再度正面側に向けて反射する構成である請求項1に記載の車両用ランプ。
  3. 前記透光性基板は少なくとも2枚の透光性薄板で構成され、前記光源基板は当該2枚の透光性薄板の間に発光素子を挟持した構成であり、前記透光性薄板の内面には前記発光素子に電気接続される細幅電極又は透明電極からなる給電配線が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用ランプ。
  4. 前記ランプボディは不透光性材料で形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用ランプ。
  5. 前記光源基板は可撓性を有して前記ランプハウジング内において湾曲された状態で配設されている請求項1ないし4のいずれかに記載の車両用ランプ。
  6. 前記ランプハウジングは、前記光源基板を湾曲状態に支持するための所定の形状に湾曲形成された形状保持性のある支持手段と、当該支持手段が正面レンズを透過して外部に露呈することを防止する遮蔽手段を備える請求項5に記載の車両用ランプ。
  7. 前記光源基板は前記正面レンズとほぼ平行に形成されている請求項1ないし6のいずれかに記載の車両用ランプ。
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