JP2016046172A - 車両用灯具 - Google Patents

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啓輔 五十嵐
Hirosuke Igarashi
啓輔 五十嵐
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Abstract

【課題】2つの発光素子によって所望の配光規格を満足することができる車両用灯具を提供すること。
【解決手段】左右一対のLED5L,5Rと、各LED5L,5Rからの光を反射させる中央のセンタリフレクタ6Aとその左右両側に配置されたサイドリフレクタ6BL,6CL,6BR,6CRを含んで車両用灯具1を構成し、センタリフレクタ6Aの反射面を、LED5L,5Rの各中心を通る水平線を焦線Lとする放物柱面とし、各サイドリフレクタ6BL,6CL,6BR,6CRの反射面を、当該サイドリフレクタから遠い側のLEDの発光面の端点P1又はP2を焦点とする放物線を横方向へスイープさせた曲面とするとともに、各サイドリフレクタに近い側のLED5L又は5Rから出射して当該サイドリフレクタの反射面で反射してスクリーン上に投影される光の6Dでの強度が2.5Dでの強度の1/2以下となる位置にLED5L,5Rを配置する。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えばLED(発光ダイオード)等の発光素子を光源とするフォグランプ等の車両用灯具に関するものである。
例えば、車両の前部左右に配置されるフォグランプ等の車両用灯具の光源には、近年、高輝度で寿命が長く、省電力等の利点を有するLED等の発光素子が使用されつつある。このような発光素子を光源とする車両用灯具として、特許文献1には、図8に示すようなものが提案されている。
即ち、図8は特許文献1において提案された車両用灯具要部の斜視図であり、図示の車両用灯具101は、互いに平行に対向配置された一対の第1リフレクタ106Aと、これらの第1リフレクタ106Aの間に配置された第2リフレクタ106Bを備えている。そして、各第1リフレクタ106Aは、平面状の第1反射面106aを備え、第2リフレクタ106Bは、第1反射面106aに対して垂直な焦線Lを有する放物柱面を基調とした第2反射面106bを備えている。又、第2反射面106bの焦線L上には複数(図示例では、6個)の発光素子105が適当な間隔で配置されており、各発光素子105からは第1反射面106aと第2反射面106bに向けて光が出射される。
以上のように構成された車両用灯具101においては、各発光素子105から出射した光は、第1リフレクタ106Aの第1反射面106aで反射し、更に第2リフレクタ106Bの第2反射面106bによって前方へと反射する。ここで、第2反射面106bは放物柱面を基調とし、発光素子105の鏡像105’が第2反射面106bの焦線Lの延長線上に配置されるため、第1反射面106aと第2反射面106bで反射した光による配光パターンが横長になり、その配光パターンの水平方向に沿った範囲がその配光パターンの鉛直方向に沿った範囲よりも広くなる。このため、車両用灯具101の車両前方の遠方視認性が高められる。
特開2003−251135号公報
ところで、特許文献1において提案された図8に示す車両用灯具101においては、光源として発光素子105を6個使用している。一般的に、発光素子の数が増えるに連れて、製品に掛かるコストも増えてしまうため、特許文献1に記載の車両用灯具101における、発光素子105の数を、例えば2つ以下にすることで、通常よりも製造コストを抑えることが可能になると考えられる。
しかしながら、例えばフォグランプに対しては、その配光が法規によって規定されている。具体的には、6D(中心を通る水平線から下方に角度6°)の位置におけるスクリーン上の照度は、2.5D(水平線から下方に角度2,5°)の位置における照度の1/2以下であることが規定されている。このため、上述のように特許文献1の発光素子105の数を単純に減らしてしまうと、上記企画を満足することが困難となる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、2つの発光素子によって所望の配光規格を満足することができる車両用灯具を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、所定の間隔で配置された左右一対の発光素子と、各前記発光素子からの光を反射させる中央のセンタリフレクタとその左右両側に配置されたサイドリフレクタを含んで車両用灯具を構成し、
前記センタリフレクタの反射面を、各前記発光素子の各中心を通る水平線を焦線とする放物柱面とし、
各前記各サイドリフレクタの反射面を、当該サイドリフレクタから遠い側の前記発光素子の発光面の端点を焦点とする放物線を横方向へスイープさせた曲面としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、左右一対の前記発光素子の発光面の面間隔を3mm以上又は各前記発光素子の発光面の大きさの3倍以上に設定したことを特徴とする
本発明によれば、車両用灯具に設けられたセンタリフレクタの反射面を、左右一対の発光素子の各中心を通る水平線を焦線とする放物柱面とし、各サイドリフレクタの反射面を、当該サイドリフレクタから遠い側の発光素子の発光面の端点を焦点とする放物線を横方向へスイープさせた曲面とし、左右一対の発光素子の位置(間隔)を設定(具体的には、左右の発光素子の発光面間に存在する間隔を3mm以上又は各発光素子の発光面の大きさの3倍以上に設定)することによって、各サイドリフレクタに近い側の発光素子から出射して当該サイドリフレクタの反射面で反射した後にスクリーン上に投影される光の6Dでの強度を2.5Dでの強度の1/2以下に抑えることができるため、当該車両用灯具に対して適用される配光規格を満足することができる。この場合、光源として2つの発光素子を使用すれば済むため、車両用灯具のコストダウンを図ることができる。
本発明に係る車両用灯具の斜視図である。 本発明に係る車両用灯具のアウタレンズを取り外した状態の斜視図である。 図2の縦断面図である。 本発明に係る車両用灯具の発光素子とリフレクタの正面図である。 本発明に係る車両用灯具の発光素子とリフレクタの平面図である。 本発明に係る車両用灯具の発光素子とリフレクタの斜視図である。 (a)〜(c)は本発明2係る車両用灯具の各リフレクタで反射した光のスクリーン上での配光パターンを示す図である。 特許文献1において提案された車両用灯具要部の斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る車両用灯具の斜視図、図2は同車両用灯具のアウタレンズを取り外した状態の斜視図、図3は図2の縦断面図、図4は同車両用灯具の発光素子とリフレクタの正面図、図5は同平面図、図6は同斜視図である。
本実施の形態に係る車両用灯具1は、車両の前部左右に配置されるフォグランプであって、図1〜図3に示すように、ハウジング2とその開口部を覆うアウタレンズ3(図1参照)によって画成された灯室4(図3参照)内に、光源である左右一対のLED5(5L,5R)と、各LED5(5L,5R)からの光を前記アウタレンズ3側(車両前方)へ反射させるリフレクタ6と、制御回路基板7、エクステンション8等を収容して構成されている(図3参照)。
上記ハウジング2は、光不透過性樹脂によって略有底円筒状に一体成形されており、その前面に開口する円形の開口部の周縁に、光透過性樹脂(透明樹脂)によって球面状に成形された前記アウタレンズ3の周縁を結着することによって、前述のようにハウジング2とアウタレンズ3によって灯室4が画成されている。
図3に示すように、ハウジング2の上部内面(灯室4に臨む面)にはホルダ9がネジ10によって取り付けられており、このホルダ9の下端の平坦な水平部9aの下面には、平板状の基板11が取り付けられている。そして、この基板11の下面には、図5に示すように、左右一対の前記LED5(5L,5R)が適当な間隔で横方向(図5の左右方向)に1列に実装されている。又、基板11の後端部下面にはコネクタ12が取り付けられており、基板11は、コネクタ12に接続される不図示の電気コードを介してバッテリ等の不図示の電源に電気的に接続されている。尚、本実施の形態では、LED5(5L,5R)として、白色光を発光する白色LEDが使用されているが、光源としては他の発光素子を使用しても良い。
又、図3に示すように、LED5(5L,5R)の下方には前記リフレクタ6が配置されている。ここで、リフレクタ6は、LED5(5L,5R)を下方から覆うように曲面状を成して車両前方(図3の左方)へと延びている。そして、このリフレクタ6は、図4〜図6に示すように、その幅方向中央に位置するセンタリフレクタ6Aと、その左右に配置された各2つのサイドリフレクタ6BL,6CLと6BR,6CRを備えている。
上記センタリフレクタ6Aの内面は、左右一対のLED5(5L,5R)の各中心を通る水平線を焦線Lとする放物柱面を成す反射面を構成している。又、前記サイドリフレクタ6BL,6CLと6BR,6CRの各内面は、これらのサイドリフレクタ6BL,6CL,6BR,6CRから遠い側のLED5L又は5Rの発光面の端点P1又はP2を焦点とする放物線を横方向へスイープさせた曲面を成す反射面を構成している。例えば、サイドリフレクタ6BLの反射面は、当該サイドリフレクタ6BLから遠い側の一方のLED5Rの発光面の端点P2を焦点とする放物線を横方向へスイープさせた曲面形状を有している。又、サイドリフレクタ6BRの反射面は、当該サイドリフレクタ6BRから遠い側の他方のLED5Lの発光面の端点P1を焦点とする放物線を横方向へスイープさせた曲面形状を有している。尚、サイドリフレクタ6CL,6CRについても、その反射面は同様の形状を有している。
尚、上述の「横方向にスイープ」とは、放物線(前述の遠い側のLED5L又は5Rの発光面の端点P1又はP2を焦点とする放物線の発光面の端点P1又はP2を焦点とする放物線)に対して、水平方向から垂直に交わる直線に沿ってスイープするという意味である。即ち、図5を参照すると、サイドリフレクタ6BRは、紙面右下から左上へと向かう直線に沿って、放物線をスイープさせた形状となる。
そして、本実施の形態では、各サイドリフレクタ6BL,6CLと6BR,6CRに近い側のLED5L又は5Rから出射して当該サイドリフレクタ6BL,6CLと6BR,6CRの各反射面で反射してスクリーン上に投影される光の6Dでの強度が2.5Dでの強度の1/2以下となる位置に左右一対のLED5L,5Rが配置されている。例えば、サイドリフレクタ6BLについては、当該サイドリフレクタ6BLに近い側のLED5Lから出射して当該サイドリフレクタ6Bの反射面で反射してスクリーン上に投影される光の6Dでの強度が2.5Dでの強度の1/2以下となる位置に左右一対のLED5L,5Rが配置されている。具体的には、左右一対のLED5L,5Rは、両者の間隔が3mm以上又は各LED5L,5Rの大きさの3倍以上となる位置に配置されている。
以上のように構成された車両用灯具1において、バッテリ等の不図示の電源から不図示の電気コードを経て基板11上の2つのLED5L,5Rに電流がそれぞれ供給されると、これらのLED5L,5Rから白色光が下方に向かって出射される。すると、その白色光は、リフレクタ6(センタリフレクタ6Aとサイドリフレクタ6BL,6CL,6BR,6CR)の各反射面で反射して車両前方へと進み、最終的にはアウタレンズ3を通過して車両前方へと照射され、車流用灯具1がフォグランプとして機能する。
而して、本実施の形態に係る車両用灯具1においては、リフレクタ6のセンタリフレクタ6Aの反射面を、左右一対のLED5L,5Rの各中心を通る水平線を焦線Lとする放物柱面とし、各サイドリフレクタ6BL,6CL,6BR,6CRの反射面を、当該サイドリフレクタ6BL,6CL,6BR,6CRから遠い側のLED5L又は5Rの発光面の端点P1又はP2を焦点とする放物線を横方向へスイープさせた曲面とし、左右一対のLED5L,5Rの位置(間隔)を設定(具体的には、左右のLED5L,5Rの発光面間に存在する間隔を3mm以上又は各LED5L,5Rの発光面の大きさの3倍以上に設定)することによって、各サイドリフレクタ6BL,6CL,6BR,6CRに近い側のLED5L又は5Rから出射して当該サイドリフレクタ6BL,6CL,6BR,6CRの反射面で反射した後にスクリーン上に投影される光の6Dでの強度を2.5Dでの強度の1/2以下に抑えることができるため、当該車両用灯具1に対して適用される配光規格を満足することができる。そして、この場合、光源として2つのLED5L,5Rを使用すれば済むため、車両用灯具1のコストダウンを図ることができる。
ここで、本実施の形態に係る車両用灯具1において、リフレクタ6のセンタリフレクタ6Aとサイドリフレクタ6BL,6CLに四手反射した光のスクリーン上での配光を図7(a),(b),(c)にそれぞれ示すが、サイドリフレクタ6BL,6CLによって反射した光のスクリーン上の6Dでの照度は200Cd程度であるのに対して、2.5Dでの照度は800〜1000Cdであり、6Dでの照度が2.5Dでの照度の1/2以下でなければならないとする配光規格が満足されることが確認された。
尚、以上は本発明をフォグランプとして使用される車両用灯具に対して適用した形態について説明したが、本発明は、他の任意の用途に供される車両用灯具に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 車両用灯具
2 ハウジング
3 アウタレンズ
4 灯室
5(5L,5D) LED(発光素子)
6 リフレクタ
6A センタリフレクタ
6BL,6CL サイドリフレクタ
6BR,6CR サイドリフレクタ
7 制御回路基板
8 エクステンション
9 ホルダ
10 ネジ
11 基板
12 コネクタ
P1,P2 LEDの発光面の端点
L 焦線

Claims (2)

  1. 所定の間隔で配置された左右一対の発光素子と、各前記発光素子からの光を反射させる中央のセンタリフレクタとその左右両側に配置されたサイドリフレクタを含んで車両用灯具を構成し、
    前記センタリフレクタの反射面を、各前記発光素子の各中心を通る水平線を焦線とする放物柱面とし、
    各前記各サイドリフレクタの反射面を、当該サイドリフレクタから遠い側の前記発光素子の発光面の端点を焦点とする放物線を横方向へスイープさせた曲面としたことを特徴とする車両用灯具。
  2. 左右一対の前記発光素子の発光面の間隔を3mm以上又は各前記発光素子の発光面大きさの3倍以上に設定したことを特徴とする請求項1記載の車両用灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020218085A1 (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 スタンレー電気株式会社 車両用前照灯

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