JP6058269B2 - 基板トレー、およびこれを備えたプラズマ処理装置 - Google Patents

基板トレー、およびこれを備えたプラズマ処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、プラズマ処理する基板を収納する基板トレーと、この基板トレーを備え、当該基板トレーに収納された基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置に関する。
プラズマ処理の一例としてエッチング処理があり、このエッチング処理の対象となる基板(例えば、シリコン基板)には、種々の形状や大きさのものが存在する。一般的に、基板は、試料台に直接載置されてエッチング処理されるが、試料台の形状と異なる基板を処理する場合や複数の基板を一括処理する場合などには、基板を基板トレーに保持した状態で試料台に載置することが行われる。
特許文献1に開示される基板ホルダーは、上記のような基板トレーの一種である。同文献記載の基板ホルダーは、基板を収容する部位を備えた第一部材と、基板の非処理面を支持する第二部材とからなり、これらが粘着部によって固定される構成となっている。この基板ホルダーは、基板とこれを収容する収容部の壁面との間に隙間が生じ、その隙間からプラズマが入り込むことを防止し、基板外周部や収容部壁面ないし底面の損傷を回避するため、前記第一部材に、プラズマの回り込みを防止する部位を設けている。
特開2007−294819号公報
ところが、上記基板ホルダーでは、基板を収容する部位を備えた第一部材と、基板の非処理面を支持する第二部材と、更には基板とを、粘着部によって固定する構造となっているため、この基板ホルダーを使用して装置内に基板を投入する毎に、上記粘着部によって各部材を貼り付けるなど、基板ホルダーを組み立てて基板を固定する作業が必要となり、基板のセッティング作業が煩雑となっていた。
また、このような粘着部を用いる基板ホルダーでは、対象基板のプラズマ処理が終わると、基板ホルダーから基板を取り出すために、当該基板ホルダーをばらばらに解体する必要があり、さらには、上記粘着部も使用により劣化していくため、このような基板ホルダーは、一度のプラズマ処理で使い切りのものとなっていた。
したがって、生産効率や製造コストの問題を考えると、このように手間のかかる組み立て接着作業や処理後部材の剥離・解体作業の必要がなく、かつ、劣化せずに繰り返し使える基板ホルダーが望まれていた。
上記目的を達成するための本発明に係る基板トレーは、一又は複数の基板が各別に収納される一又は複数の凹部を上面に具備する基部と、前記凹部の少なくとも一つに対応する開口部を有し、前記基部上に載置可能に構成される板状のカバー部とを備えた基板トレーであって、前記基部の上方に位置するように支持手段により支持された前記カバー部が前記基部上に載置されたときに、前記カバー部の開口部周縁が、前記基部の凹部に収納された基板の外周縁部上面を覆うように、前記カバー部と基部とを位置決めする複数の位置決め機構を備えているものである。
上記の構成において、基部の上面に備えられた一又は複数の凹部には、基板が各別に収納され、その上に板状のカバー部が載置される構成となっている。ここで、基板が各別に収納されるとは、一の凹部に対して一の基板が個別に収納される場合を含むほか、一の凹部に対して複数の基板を割り当てて収納する態様を含む意味である。そして、前記カバー部は、前記凹部に対応する一又は複数の開口部を有している。また、上記の構成において、前記凹部の少なくとも一つに対応する開口部とは、必ずしも前記凹部の全てに対応して前記開口部が設けられなければならないわけではなく、所定かつ一部の凹部についてのみ対応する開口部を設けてもよい趣旨である。次いで、前記基部の上方に位置するように支持手段により支持された前記カバー部が、前記基部上に載置されたときには、前記位置決め機構の働きにより、前記カバー部の開口部周縁が、前記基部の凹部に収納された基板の外周縁部上面を覆うように位置決めされる。
なお、上記の構成においては、必ずしも前記基部の凹部に収納された全ての基板の外周縁部の全周上面を覆うように、前記カバー部の開口部を構成する必要はなく、外周縁部の保護機能を必要としない基板や外周縁部をベベルエッチングしたい基板があるならば、その基板の上面は、前記カバー部の開口部周縁の全周または周縁の一部により覆われずともよい。
上記の構成によれば、基部の前記凹部に収納された基板がプラズマ処理される際、基板側面と凹部壁面との間の隙間が生じる、基板の外周縁部の上面を、前記カバー部の開口部周縁が覆って保護する構成となっている。このため、上記の隙間からプラズマが入り込んで、基板の側面や基部の凹部表面を損傷することはない。なお、カバー部には、耐プラズマ性能に優れた材料を用いることが好ましい。
また、本発明によれば、上記のように基板の外周縁部を保護するにあたって、前記基部と前記カバー部、さらに基板との間に、何ら接着や剥離などの煩雑な作業を必要とせず、簡便に基板をセッティングしたり、取り出したりすることが可能となる。したがって、何度でも基板トレーの部材を再利用できる。
前記位置決め機構の例としては、前記カバー部の下面と前記基部の上面との一方に設けられるピンと、他方に設けられて前記ピンと嵌合するピン穴、さらには、前記カバー部の下面と前記基部の上面との一方に設けられるキーと、他方に設けられて前記キーと係合するキー溝、などを挙げることができる。
なお、前記ピンおよびピン穴、または、前記キーおよびキー溝は、テーパ状に形成されていることが好ましい。これらをテーパ状に形成することにより、ピンとピン穴とを嵌合させたり、キーとキー溝とを係合させたりするときの、両者の間の位置決め精度が厳密ではなくとも、上記テーパ状のガイドに導かれて、前記基部と前記カバー部との位置決め精度は、正確に保たれる。この位置決め精度が向上する結果、カバー幅の精度も向上し、基板外周から均一な距離領域を的確にカバーすることが可能になる。
上記の構成において、前記基部の凹部底面には、前記凹部と外部とを連通する連通孔が穿設されていることが好ましい。この構成によれば、前記凹部に基板を収納した状態で、当該連通孔から基板底面にヘリウムガスなどの熱伝導を助けるガスを供給して、冷却した基台に熱を伝導し、基板を冷却することができる。すなわち、この構成によれば、基板と基台との熱伝導を良好として、基板をプラズマ処理する際に、当該基板を冷却しながらプラズマ処理することが可能となる。
上記目的を達成するための本発明に係るプラズマ処理装置は、一又は複数の基板が各別に収納される一又は複数の凹部を上面に具備する基部と、前記凹部の少なくとも一つに対応する開口部を有し、前記基部上に載置可能に構成される板状のカバー部とを備えた基板トレーであって、前記基部の上方に位置するように支持手段により支持された前記カバー部が前記基部上に載置されたときに、前記カバー部の開口部周縁が、前記基部の凹部に収納された基板の外周縁部上面を覆うように、前記カバー部と基部とを位置決めする位置決め機構を具備した基板トレーを備え、前記基部の凹部に収納された基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、閉塞空間を有する処理チャンバと、前記処理チャンバ内に配設され、前記基部を載置する基台と、前記処理チャンバ内に処理ガスを供給するガス供給手段と、前記処理チャンバ内に供給された処理ガスをプラズマ化するプラズマ生成手段と、前記処理チャンバ内に配設され、前記カバー部が前記基台の上方に位置するように該カバー部を支持する支持手段と、前記基台及び支持手段の少なくとも一方を、相互に接近する方向に移動させて、前記支持手段によって支持されたカバー部を前記基台上の基部に載置させる駆動機構とを備えている。
上記の構成によれば、ガス供給手段によって処理チャンバに供給された処理ガスがプラズマ生成手段によってプラズマ化される。そして、前記駆動機構の働きによって、前記基部を載置する基台と前記カバー部を支持する支持手段との少なくとも一方が、相互に接近する方向に移動されて、前記支持手段によって支持されたカバー部が前記基台上の基部に載置される。
前述のように、前記基部と前記カバー部とから構成される前記基板トレーは、前記位置決め機構を備えているので、前記駆動機構の働きによって前記支持手段によって支持されたカバー部が前記基台の基部上に載置される際、前記カバー部の開口部周縁が、前記基部の凹部に収納された基板の外周縁部上面を覆うように位置決めされる。
それゆえ、基部の前記凹部に収納された基板がプラズマ処理されるとき、基板側面と凹部壁面との隙間を生じる近傍の、基板の外周縁部の上面を、前記カバー部の開口部周縁が覆って保護する構成となっている。このため、上記隙間からプラズマが入り込んで、基板の側面や基部の凹部表面を損傷することはない。
また、本発明によれば、上記のように基板の外周縁部を保護するにあたって、前記基部と前記カバー部、さらに基板との間に、何ら接着や剥離などの煩雑な作業を必要とせず、あらかじめプラズマ処理装置内に備えられたり、装置外部から搬入されたりした前記基部と前記カバー部とによって、簡便に基板をセッティングしたり、取り出したりすることができる。したがって、処理の度に前記基部や前記カバー部を交換する手間は必要ない。
また、上記目的を達成するための本発明に係るプラズマ処理装置は、前記基部の凹部底面に、前記凹部と外部とを連通する連通孔が穿設されている基板トレーを備え、前記基部の凹部に収納された基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、閉塞空間を有する処理チャンバと、前記処理チャンバ内に配設され、前記基部を載置する基台と、前記処理チャンバ内に処理ガスを供給するガス供給手段と、前記処理チャンバ内に供給された処理ガスをプラズマ化するプラズマ生成手段と、前記処理チャンバ内に配設され、前記カバー部が前記基台の上方に位置するように該カバー部を支持する支持手段と、前記基台及び支持手段の少なくとも一方を、相互に接近する方向に移動させて、前記支持手段によって支持されたカバー部を前記基台上の基部に載置させる駆動機構と、前記基部の連通孔に熱伝導ガスを供給するガス供給機構とを備えている。
上記の構成によれば、前述の作用効果の他、前記ガス供給機構の働きにより、前記基部の凹部底面における前記連通孔にヘリウムガスなどの熱伝導を助けるガス(熱伝導ガス)が供給される。これにより、前記基部の連通孔に上記熱伝導を助けるガスを供給し、基板と基台との熱伝導を良好として、基板トレーに収納された基板から冷却した基台に熱を伝導し、前記基板を冷却しながらプラズマ処理することが可能になる。
以上のように、本発明に係る基板トレーによれば、基板の外周縁部をプラズマから保護するにあたって、組み立ての接着や解体の剥離などの煩雑な作業を必要とせず、簡便に基板トレーに基板を着脱することができる。また、本発明に係るプラズマ処理装置によれば、上記の基板トレーの働きにより、基板の外周縁部を保護しながら、プラズマ処理を行うことが可能となる。
本発明の一実施形態に係るエッチング装置の概略構成を示した断面図である。 本発明の一実施形態に係るエッチング装置の内部をカバー部の上方からみた平面図である。 図2の矢示A−A方向の断面を示す断面図であり、エッチング装置の下部容器内において、基台が下降端位置にある場合を示すものである。 (a)は、図3におけるシリコン基板を収納した基部と基台の構成を拡大して示す断面図であり、(b)は、基部を上部材と底部材とから構成した場合を示す断面図である。 図2の矢示A−A方向の断面を示す断面図であり、エッチング装置の下部容器内において、基台が上昇端位置にある場合を示すものである。 本発明の他の実施形態に係るエッチング装置の内部をカバー部の上方からみた平面図である。 図6の矢示B−B方向の断面を示す断面図であり、エッチング装置の基台が下降端位置にある場合を示すものである。 図6の矢示B−B方向の断面を示す断面図であり、エッチング装置の基台が上昇端位置にある場合を示すものである。 (a)は、位置決め機構としてのキーとキー溝との例を示す図であり、(b)は、(a)の矢示C−C方向の断面を示す断面図である。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。
〔第一の実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態に係るエッチング装置1の概略構成を示した断面図である。他方、図2は、エッチング装置1の内部をカバー部上方からみた平面図である。図2においては、カバー部に隠れた構成を点線で表している。なお、図1は、図2の矢示A−A方向の断面を示す断面図となっている。
図1に示すように、エッチング装置1は、閉塞空間を有する処理チャンバ11と、基台20と、基台20を昇降させる昇降シリンダ30と、処理チャンバ11内の圧力を減圧する排気装置40と、処理チャンバ11内に処理ガスを供給するガス供給装置45と、処理チャンバ11内に供給された処理ガスをプラズマ化するプラズマ生成装置50と、基台20の電極に高周波電力を供給する高周波電源55、基台20に熱伝導を助けるガス(例えば、ヘリウムガス)を供給するガス供給機構60などを備えて構成される。
基台20の上面には、エッチング対象となるシリコン基板Kを収納する基部35が載置され、基台20の上方に位置し、基部35の上面を覆うカバー部31が支持体32によって支持されている。基部35とカバー部31とは、本発明に係る基板トレーを構成する部材であり、両者の間には、後述する位置決め機構が備えられている。
処理チャンバ11は、相互に連通した内部空間を有する円筒状の下部容器12及び上部容器13から構成されており、上部容器13は、下部容器12よりも小さく形成され、下部容器12の上面中央部に配設される。
排気装置40は、排気ポンプ41と、排気ポンプ41と下部容器12の側面とを接続する排気管42とから構成されており、排気管42を介して下部容器12内の気体を排気し、処理チャンバ11の内部を所定圧力にする。ガス供給装置45は、エッチングガスを含んだガスを前記処理ガスとして供給するガス供給部46と、ガス供給部46と上部容器13の上面とを接続する供給管47とから構成されており、ガス供給部46から供給管47を介して上部容器13内に処理ガスを供給する。
プラズマ生成装置50は、上部容器13の外部に上下に並設される、複数の環状をしたコイル51と、各コイル51に高周波電力を供給する高周波電源52とから構成され、高周波電源52によってコイル51に高周波電力を供給することにより、上部容器13内に供給された処理ガスをプラズマ化する。高周波電源55は、基台20の電極に高周波電力を供給することにより、この電極と処理チャンバ11内のプラズマとの間に電位差(バイアス電位)を生じさせる。
ヘリウムガスなどの熱伝導を助けるガスを供給するガス供給機構60は、基台20の表面領域61にそのガスを適宜供給するように、供給管62と接続されている。なお、シリコン基板Kを冷却するためには、前提として基台20を冷却する必要があるので、基台20には、その内部配管に冷媒を流すことによって、基台20を冷却する冷媒供給システムが接続されている。この冷媒供給システムの詳細については後述する(図4参照)。
図1及び図2に示されるように、カバー部31は、板状に形成されており、支持ピン34によって支持体32に固設されている。そして、カバー部31には、上下に貫通する排気用の貫通穴33が形成されている。カバー部31は、プラズマに対する耐性がある材料、例えば、アルミニウムに陽極酸化処理(アノダイズ処理)を施したもの或いはセラミック(例えば、酸化アルミニウムからなるセラミック)などから構成されている。酸化アルミニウムは、耐プラズマ性や作製精度を向上しやすい点からカバー部31の材質として優れている。
基部35は、シリコンで構成されており、特にその底面にはシリコン酸化膜が形成されている。もっとも、基部35の材質は、加工容易性や材料コスト、処理に用いるプラズマに対する耐性などの観点に基づいて、シリコン、シリコン酸化物、アルミニウム、ポリイミドその他の樹脂などから最適なものが選択される。
基部35は、その全体を同一の材料で構成してもよいし、その一部を異なる材料で構成してもよい。例えば、基部35の底部をその他部分とは異なる材質としてもよいし、基部35の底部をその他部分とは別体の構成としてもよい。基部35の上面には、処理基板の形に合わせた複数の凹部36が具備されており、この凹部36にシリコン基板Kが個別に収納される。カバー部31の下面には、カバー部31が基部35上に載置されたときに、カバー部31と基部35との間を位置決めする位置決め機構として、下部が先細のテーパ状となっており、基部35の上面に設けられたピン穴37と嵌合する、複数の位置決めピン38(図1参照)が形成されている。
そして、カバー部31は、基部35の凹部36に対応する開口部39を有しており、昇降シリンダ30の働きにより、基台20を支持体32に接近する方向に移動させると、ピン穴37と位置決めピン38とが嵌合することにより、カバー部31と基部35との間で位置決めがなされ、図2に示すように、カバー部31が基部35上に載置されたとき、凹部36内に凹部36と略同じ大きさで収納されたシリコン基板Kの外周縁部上面を、開口部39の周縁が覆うように配置される。
前述のように、ピン穴37と位置決めピン38とは、テーパ状に形成されているので、ピン穴37と位置決めピン38とを嵌合させるときの、両者の間の位置決め精度が厳密ではなくとも、テーパ状のガイドに導かれて、基部35とカバー部31との間の位置決め精度は的確に保たれる。
そして、このように構成されたエッチング装置1によれば、図3に示されるように、エッチング装置1の基台20が下降端位置にある状態において、排気装置40により処理チャンバ11内が減圧され、シリコン基板Kが基部35上の凹部36の内部に予め載置された状態で、搬送用のロボットなどにより、処理チャンバ11の下部容器12内に搬入される。そして、静電チャック構造によりシリコン基板Kが吸着,保持される。なお、基板の材質や厚みにより静電チャック構造が利用できない場合には、当該基板を凹部36の内部に載置するだけでも問題なく、場合によってはメカニカルクランプ機構を利用してもよい。例えば、基板や基部35の底部が厚い(例えば1mm以上)絶縁膜から構成されていれば、公知の静電吸着技術では吸着が困難であるから、メカニカルクランプ機構を採用することが好ましい。
図4(a)は、図3におけるシリコン基板Kを収納した基部35とそれを載置する基台20の構成を拡大して示した断面図である。図4(a)においては、基台20を冷却する前述の冷媒供給システム63の存在を図示している。同図に示されるように、冷媒供給システム63は基台20の内部に配設された内部配管64と接続されており、冷媒供給システム63の動作により、内部配管64に所定の冷媒が導入され、冷媒の温度を管理しながら図示矢印方向に循環するチラー構造となっている。循環する冷媒の種類は特に問わないが、フロリナート(登録商標)や水など、静電チャック構造に用いられる任意の冷媒が用いられる。
図4(a)によれば、シリコン基板Kの側面と凹部36の壁面との間には僅かな隙間が存在していることがわかる。本発明は、この隙間の上面をカバー部31の開口部周縁にて覆うことにより、上記の隙間からプラズマが入り込んで、シリコン基板Kの側面や凹部36の内部を損傷することを防ぐものである。
他方、図4(b)は、前述のように、基部35の底部をその他部分とは別体の構成とし、基部35を上部材35aと底部材35bとから構成した場合の断面を示したものである。基部35をこのような二部構成とすれば、例えば、プラズマ処理でダメージを受けやすい上部材35aのみを頻繁に交換することなども可能となる。
図5に示されるように、昇降シリンダ30により基台20が下降端位置から上昇端位置に向けて上昇されると、その上昇途中で、カバー部31が基部35に載置され、両者の間が前述のように位置決めされた状態で、カバー部31が、支持ピン34及び支持体32から離れる。そして、基台20が上昇端位置まで上昇すると、ガス供給装置45によって処理ガスが処理チャンバ11内に供給され、各高周波電源52,55によってコイル51及び基台20の電極に高周波電力がそれぞれ供給される。
供給された処理ガスはプラズマ化され、このプラズマ化により生成されたラジカルと化学反応したり、プラズマ化により生成されたイオンがバイアス電位によりシリコン基板Kに入射したりすることによって、シリコン基板Kがエッチングされる。なお、このとき、処理チャンバ11内は、排気装置40により所定圧力に調整されている。
ここで、カバー部31と基部35との間には、前記位置決め機構が備えられているから、昇降シリンダ30の働きによってカバー部31が基部35に載置される際、カバー部31の開口部39の周縁が、基部35の凹部36に収納されたシリコン基板Kの外周縁部上面を覆うように位置決めされる。したがって、上記エッチング処理時においても、シリコン基板Kの側面と凹部36の壁面との間の隙間からプラズマが入り込んで、シリコン基板Kの側面や凹部36の内部を損傷することはない。
また、基部35における凹部36の底面には、凹部36と外部とを連通する連通孔36aが穿設されている。したがって、ガス供給機構60が、供給管62を通じて、基台20の表面領域61にヘリウムガスなどの熱伝導を助けるガスを供給し、このガスが上記連通孔36aを通じてシリコン基板Kに接触して、シリコン基板Kの熱を前述のように冷却された基台20に逃がすことにより、上記ガスを供給しないときよりも効率的に、シリコン基板Kを冷却することができる。これにより、シリコン基板Kを冷却しながらエッチング処理することが可能になる。特に、凹部36の底面に複数の連通孔36aを領域内で均等に配置すれば、シリコン基板Kの基板温度を全体で安定的に冷却することが可能となる。なお、図4(b)のように、基部35を上部材35aと底部材35bとから構成する場合には、連通孔36aは、基部35を構成する底部材35bに設けることになる。もっとも、連通孔36aは、基部35の必須構成ではなく、基部35に連通孔36aが備えられていない場合であっても、基部35の底部(基部35を上部材35aと底部材35bとから構成する場合には底部材35b)を介してシリコン基板Kの放熱、冷却は可能である。
その後、エッチング処理が完了すると、昇降シリンダ30の動作により基台20が上昇端位置から下降端位置に向けて下降され、その下降途中で、カバー部31の孔が支持ピン34に係合し、カバー部31が基部35から離れる。
〔第二の実施形態〕
本発明の他の実施形態としては、上述したエッチング装置1の構成のうち、前記カバー部31及び支持体32の構成に代えて、図6〜図8に示すようなカバー部64及び支持体65を設けたエッチング装置2を採用してもよいので、これについて説明する。なお、以下の説明では、上記エッチング装置1の構成と同じ構成部分については同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図6は、本発明の他の実施形態に係るエッチング装置2の内部をカバー部64の上方からみた平面図である。図6においては、カバー部に隠れた構成を点線で表している。なお、図7及び図8は、エッチング装置2の下部容器12の内部構成を示すもので、図6の矢示B−B方向の断面を示す断面図となっている。図7は、エッチング装置2の基台20が下降端位置にある場合、図8は、エッチング装置2の基台20が上昇端位置にある場合を示したものである。
図7〜図8に示すように、エッチング装置2において、支持体65は、カバー部64と同軸となるようにカバー部64の外周側下面に設けられる円環状且つ板状の上部部材70と、上部部材70の下方に配置されて下部容器12の底面に載置される円環状且つ板状の下部部材72と、上部部材70と下部部材72とが同軸となるように上部部材70の下面と下部部材72の上面とを接続する棒状の接続部材71とから構成されている。
前記下部容器12の底面には、位置決めピン73が立設されており、この位置決めピン73は、上部が先細のテーパ状に形成されるとともに、その付け根部分に鍔部74が形成されている。
このように構成されたエッチング装置2では、図7に示したように、基台20が下降端位置にあるとき、シリコン基板Kが基部35上の凹部36の内部に予め載置された状態で、搬送用のロボットなどにより、処理チャンバ11の下部容器12内に搬入される。そして、シリコン基板Kないし基部35が吸着,保持されると、基台20が上昇端位置に向けて上昇をはじめる。その上昇途中では、図8に示したように、支持体65によって支持されたカバー部64が、基部35上に載置され、前述のように、テーパ状のピン穴37及び位置決めピン38の嵌合によって位置決めされて、シリコン基板Kの外周縁部上面が、カバー部64の開口部39の内周側縁部により覆われる。
その後、基台20が、カバー部64とともに上昇端位置まで上昇すると、基台20上のシリコン基板Kがエッチング処理されるが、カバー部64の開口部39の周縁が、基部35の凹部36に収納されたシリコン基板Kの外周縁部上面を覆うように位置決めされているので、上記エッチング処理時においても、シリコン基板Kの側面と凹部36の壁面との間の隙間からプラズマが入り込んで、シリコン基板Kの側面や凹部36の内部を損傷することはない。また、エッチング装置2において、支持体65は、カバー部64に接続されており、その重みによって、カバー部64と基部35との密着度を向上させる役割を果たしている。
そして、エッチング処理が完了すると、基台20が下降端位置に向けて下降される。その下降途中では、基部35上に載置された、カバー部64及び支持体65からなる構造体が、下部容器12の底面(前記鍔部74)に載置されて、カバー部64が基部35から離れ、基台20,カバー部64及び支持体65がそれぞれ元の位置に戻る(図7参照)。前記構造体が下部容器12の底面に載置される際には、下部容器12の底面に立設された位置決めピン73と下部部材71に設けられた孔とが係合して、下部部材71(前記構造体)が下部容器12の底面に対し位置決めされる。このようにして、下部容器12の底面に対し前記構造体を位置決めしておけば、カバー部64を基部35上に載置する際に、より精度良く位置決めすることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
上記の説明では、プラズマ処理の一例としてエッチング処理を挙げたが、これに限定されるものではなく、アッシング処理や成膜処理などにも本発明を適用することができる。また、上記の説明では、処理対象となる基板の一例としてシリコン基板Kを挙げたが、これに限定されるものではなく、処理基板はセラミック基板やガラス基板など、どのような基板であってもよい。
また、上記の説明においては、基板トレーを構成する、カバー部と基部との間の位置決め機構には、カバー部の下部に設けられた位置決めピン38と、基部35の上面に設けられたピン穴37とを例示したが、逆に、カバー部にピン穴を設け、基部に位置決めピンを設けてもよい。
また、上記位置決め機構には、ピンとピン穴との組み合わせではなく、図9(a)に示すように、カバー部の下部に設けられたキー81と基部の上面に設けられたキー溝82とを用いてもよい。図9(b)は、図9(a)の矢示C−C方向の断面を示す断面図である。このような構造のキー81とキー溝82とを係合させることにより、カバー部と基部との間を前述のように位置決めすることができる。図示したように、キー81とキー溝82とはテーパ状となっているので、両者を係合させるとき、両者の間の位置決め精度が厳密ではなくとも、テーパ状のガイドに導かれて、前記カバー部と前記基部との間の位置決め精度は的確に保たれる。もちろん、上記とは逆に、カバー部にキー溝82を設け、基部にキー81を設ける構成としてもよい。
さらに、上記位置決め機構は、上述のようなピンとピン穴、キーとキー溝などの組み合わせに限られず、任意の機構を採用することができる。また、基部35を基台20上に載置ないし吸着する際、その位置決めを的確にするために、基台20の外周部に基部35の位置決め機構を設けることも好ましい。
また、上記の説明においては、基板トレーを構成するカバー部と基部とのうち、基部はその内部に収容された基板と共に装置外部から搬入されるものとしたが、基板トレーの構成態様はこれに限られるものではなく、カバー部と基部との両方がプラズマ処理装置(エッチング装置)の内部に予め備え付けられている構成としてもよい。
また、上記の説明においては、基台20が上昇されることにより、カバー部を基部上に載置させる駆動構造としていたが、この構造に限られず、例えば、基台20は動かず、カバー部とそれを支持する支持手段とを下降させることにより、カバー部を基部上に載置させる構造を採用してもよい。
1 エッチング装置
11 処理チャンバ
20 基台
30 昇降シリンダ
31 カバー部
32 支持体
35 基部
35a 上部材
35b 底部材
36 凹部
37 ピン穴
38 位置決めピン
39 開口部
45 ガス供給装置
50 プラズマ生成装置
64 カバー部
81 キー
82 キー溝
K シリコン基板

Claims (13)

  1. 一又は複数の基板が各別に収納される一又は複数の凹部を上面に具備する基部と、
    前記凹部の少なくとも一つに対応する開口部を有し、前記基部上に載置可能に構成される板状のカバー部とを備えた基板トレーであって、
    前記基部の上方に位置するように支持手段により支持された前記カバー部が前記基部上に載置されたときに、前記カバー部の開口部周縁が、前記基部の凹部に収納された基板の外周縁部上面を覆うように、前記カバー部と基部とを位置決めする複数の位置決め機構を備えていることを特徴とする基板トレー。
  2. 前記位置決め機構は、前記カバー部の下面と前記基部の上面との一方に設けられるピンと、他方に設けられて前記ピンと嵌合するピン穴とからなることを特徴とする請求項1に記載の基板トレー。
  3. 前記ピンおよびピン穴は、テーパ状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の基板トレー。
  4. 前記位置決め機構は、前記カバー部の下面と前記基部の上面との一方に設けられるキーと、他方に設けられて前記キーと係合するキー溝とからなることを特徴とする請求項1に記載の基板トレー。
  5. 前記キーおよびキー溝は、テーパ状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の基板トレー。
  6. 前記基部の凹部底面には、前記凹部と外部とを連通する連通孔が穿設されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の基板トレー。
  7. 一又は複数の基板が各別に収納される一又は複数の凹部を上面に具備する基部と、
    前記凹部の少なくとも一つに対応する開口部を有し、前記基部上に載置可能に構成される板状のカバー部とを備えた基板トレーであって、
    前記基部の上方に位置するように支持手段により支持された前記カバー部が前記基部上に載置されたときに、前記カバー部の開口部周縁が、前記基部の凹部に収納された基板の外周縁部上面を覆うように、前記カバー部と基部とを位置決めする位置決め機構を具備した基板トレーを備え、前記基部の凹部に収納された基板をプラズマ処理するプラズマ処理装置であって、
    閉塞空間を有する処理チャンバと、
    前記処理チャンバ内に配設され、前記基部を載置する基台と、
    前記処理チャンバ内に処理ガスを供給するガス供給手段と、
    前記処理チャンバ内に供給された処理ガスをプラズマ化するプラズマ生成手段と、
    前記処理チャンバ内に配設され、前記カバー部が前記基台の上方に位置するように該カバー部を支持する支持手段と、
    前記基台及び支持手段の少なくとも一方を、相互に接近する方向に移動させて、前記支持手段によって支持されたカバー部を前記基台上の基部に載置させる駆動機構とを備えていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  8. 前記位置決め機構は、前記カバー部の下面と前記基部の上面との一方に設けられるピンと、他方に設けられて前記ピンと嵌合するピン穴とからなることを特徴とする請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記ピンおよびピン穴は、テーパ状に形成されていることを特徴とする請求項8に記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記位置決め機構は、前記カバー部の下面と前記基部の上面との一方に設けられるキーと、他方に設けられて前記キーと係合するキー溝とからなることを特徴とする請求項7に記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記キーおよびキー溝は、テーパ状に形成されていることを特徴とする請求項10に記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記基部の凹部底面には、前記凹部と外部とを連通する連通孔が穿設されていることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載のプラズマ処理装置。
  13. 記基部の連通孔に熱伝導ガスを供給するガス供給機構とを備えていることを特徴とする請求項12に記載のプラズマ処理装置。
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