JP6057951B2 - 鞍乗り型車両のマフラー支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動輪と一体的に揺動するパワーユニットにマフラーが支持された鞍乗り型車両のマフラー支持構造に関する。
従来、パワーユニットに車軸を介して後輪が一体的に取付けられ、パワーユニットと後輪とが一体的に揺動するユニットスイング式の鞍乗り型車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。パワーユニットには、マフラー支持ブラケットを介してマフラーが支持されている。
特開2013−230756号公報
特許文献1の鞍乗り型車両では、後輪の揺動と共にパワーユニットが揺動することから、車体フレームとパワーユニット側のマフラー支持ブラケットとの間に所定の空間を設ける必要がある。そのため、上下方向に幅の大きいマフラー支持ブラケットでは、マフラーが低い位置に配置される等、マフラーの配置が制約される。
本発明の目的は、マフラーを支持部材を介してパワーユニットで支持する場合に、マフラーの配置自由度を向上させることが可能な鞍乗り型車両のマフラー支持構造を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、パワーユニット(14)と駆動輪(16)とを有し、前記パワーユニット(14)から前記駆動輪(16)の車軸(39)に亘って一体的に構成されて揺動するユニットスイング式の鞍乗り型車両に、前記パワーユニット(14)から排出される排気を導出する排気管(45)と、この排気管(45)の端部に接続された円筒状のマフラー(46)と、このマフラー(46)を支持するために、複数のパイプ状部材(81,82,86,87)を組み合わせたトラス構造を成すマフラー支持部材(47)と、このマフラー支持部材(47)と連結されるように前記マフラー(46)側に設けられたマフラー側連結部(78)とを備え、前記マフラー支持部材(47)が前記パワーユニット(14)に取付けられた鞍乗り型車両のマフラー支持構造において、
車両側面視で、前記マフラー支持部材(47)は、少なくともその一部が前記マフラー(46)の筒体(46A)と重なり、前記マフラー支持部材(47)は、前記パワーユニット(14)の後端部に連結されるとともに上下方向に離間した複数のパワーユニット側連結部(83,83)を有し、これらのパワーユニット連結部(83,83)間には前記パワーユニット(14)に設けられた注油口(36c)が配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、パワーユニット(14)と駆動輪(16)とを有し、前記パワーユニット(14)から前記駆動輪(16)の車軸(39)に亘って一体的に構成されて揺動するユニットスイング式の鞍乗り型車両に、前記パワーユニット(14)から排出される排気を導出する排気管(45)と、この排気管(45)の端部に接続された円筒状のマフラー(46)と、このマフラー(46)を支持するために、複数のパイプ状部材(81,82,86,87)を組み合わせたトラス構造を成すマフラー支持部材(47)と、このマフラー支持部材(47)と連結されるように前記マフラー(46)側に設けられたマフラー側連結部(78)とを備え、前記マフラー支持部材(47)が前記パワーユニット(14)に取付けられた鞍乗り型車両のマフラー支持構造において、前記マフラー(46)と前記パワーユニット(14)との間で、前記マフラー支持部材(47)は、車両後方に向かうにつれて車幅方向内側に向けて傾斜する傾斜部(81a,82a)を有し、車両側面視で、前記マフラー支持部材(47)は、少なくともその一部が前記マフラー(46)の筒体(46A)と重なることを特徴とする。
また、本発明は、パワーユニット(14)と駆動輪(16)とを有し、前記パワーユニット(14)から前記駆動輪(16)の車軸(39)に亘って一体的に構成されて揺動するユニットスイング式の鞍乗り型車両に、前記パワーユニット(14)から排出される排気を導出する排気管(45)と、この排気管(45)の端部に接続された円筒状のマフラー(46)と、このマフラー(46)を支持するために、複数のパイプ状部材(81,82,86,87)を組み合わせたトラス構造を成すマフラー支持部材(47)と、このマフラー支持部材(47)と連結されるように前記マフラー(46)側に設けられたマフラー側連結部(78)とを備え、前記マフラー支持部材(47)が前記パワーユニット(14)に取付けられた鞍乗り型車両のマフラー支持構造において、前記マフラー支持部材(47)は、前記パワーユニット(14)の後端部に連結されるとともに上下方向に離間した複数のパワーユニット側連結部(83,83)を有し、前記マフラー側連結部(78)は、前記パワーユニット側連結部(83,83)よりも車幅方向内側に位置し、車両側面視で、前記マフラー支持部材(47)は、少なくともその一部が前記マフラー(46)の筒体(46A)と重なることを特徴とする。
上記構成において、前記パワーユニット連結部(83,83)間には前記パワーユニット(14)に設けられた注油口(36c)が配置されていても良い。
また、上記構成において、前記マフラー(46)は、その排気の排出口(46b)に向かうにつれて位置が高くなるように傾斜して配置されるとともに、前記車軸(39)よりも上方に前記マフラー(46)が配置されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記マフラー支持部材(47)は、前記パワーユニット(14)の後端部に連結されるとともに上下方向に離間した複数のパワーユニット側連結部(83,83)を有し、これらのパワーユニット連結部(83,83)間には前記パワーユニット(14)に設けられた注油口(36c)が配置されていても良い。
また、上記構成において、前記マフラー(46)は、車幅方向外側に遮熱カバー(48)が取付けられるとともに、前記マフラー側連結部(78)は、車両側面視で前記遮熱カバー(48)によって覆われるようにしても良い。
また、上記構成において、前記マフラー支持部材(47)は、車両後方に向かうにつれて車幅方向内側に向けて傾斜する傾斜部(81a,82a)を有し、前記マフラー側連結部(78)は、前記パワーユニット側連結部(83,83)よりも車幅方向内側に位置するようにしても良い。
また、上記構成において、上下方向に離間した前記パワーユニット側連結部(83,83)は、前後方向にオフセットして配置されていても良い。
また、上記構成において、上下方向に離間した前記パワーユニット側連結部(83,83)は、車幅方向にオフセットして配置されていても良い。
また、上記構成において、前記排気管(45)と前記マフラー(46)との接続部は、前記マフラー(46)の幅方向の中央を通って前記マフラー(46)の長手方向に延びるマフラー中心線(100)に対して車幅方向外側にオフセットしていても良い。
また、上記構成において、前記マフラー側連結部(78)は、前記パワーユニット(14)よりも上方に配置されていても良い。
また、上記構成において、前記複数のパイプ状部材(81,82)は、上下に重ねられて配置されていても良い。
本発明は、車両側面視で、前記マフラー支持部材は、少なくともその一部がマフラーの筒体と重なるので、マフラー支持部材の上方への突出量を抑えることができ、パワーユニット及びマフラーの揺動範囲を確保しやすくすることができるため、マフラーの配置自由度を向上させることができる。
また、マフラーは、その排気の排出口に向かうにつれて位置が高くなるように傾斜して配置されるとともに、車軸よりも上方にマフラーが配置されるので、車軸が車両側方に露出するため、工具を扱う空間を確保することができ、整備性を向上させることができる。
また、マフラー支持部材は、パワーユニットの後端部に連結されるとともに上下方向に離間した複数のパワーユニット側連結部を有し、これらのパワーユニット連結部間にはパワーユニットに設けられた注油口が配置されているので、注油口からパワーユニットへ注油時に作業空間を確保することができ、整備性を向上させることができる。
また、マフラーは、車幅方向外側に遮熱カバーが取付けられるとともに、マフラー側連結部は、車両側面視で遮熱カバーによって覆われるので、外観性を向上させることができる。
また、マフラー支持部材は、車両後方に向かうにつれて車幅方向内側に向けて傾斜する傾斜部を有し、マフラー側連結部は、パワーユニット側連結部よりも車幅方向内側に位置するので、マフラー支持部材の車幅方向に作用する荷重に対して耐久性が向上するとともに、マフラー支持部材及びマフラーの車幅方向外側への張り出しを抑えることができる。
また、上下方向に離間したパワーユニット側連結部は、前後方向にオフセットして配置されているので、マフラー支持部材における上側のパワーユニット側連結部側と、下側のパワーユニット側連結部側とで変形状態を異ならせることができ、マフラー支持部材の全体としての車幅方向の剛性を向上させることができ、車幅方向の撓みを抑制することができる。
また、上下方向に離間したパワーユニット側連結部は、車幅方向にオフセットして配置されているので、マフラー支持部材における上側のパワーユニット側連結部側と、下側のパワーユニット側連結部側とで変形状態を異ならせることができ、マフラー支持部材の全体としての車幅方向の剛性を向上させることができ、車幅方向の撓みを抑制することができる。
また、排気管とマフラーとの接続部は、マフラーの幅方向の中央を通ってマフラーの長手方向に延びるマフラー中心線に対して車幅方向外側にオフセットしているので、マフラー支持部材を配置するスペースを確保しやすくすることができる。
また、マフラー側連結部は、パワーユニットよりも上方に配置されているので、マフラー支持部材の上方への突出量を抑えながら、マフラーを車軸より上方に配置しやすくして、マフラーの配置自由度の向上及び整備性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態のマフラー支持構造を備える自動二輪車を示す右側面図である。 マフラーの支持構造を示す右側面図である。 マフラーの支持構造を示す平面図である。 マフラーの支持構造を示す背面図である。 パワーユニット及び排気装置を示す底面図である。 排気装置及びマフラーブラケットを示す左側面図である。 排気装置及びマフラーブラケットを示す正面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明の一実施形態のマフラー支持構造を備える自動二輪車10を示す右側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して前輪13が支持され、車体フレーム11の下部に揺動可能に支持されたパワーユニット14に後輪16が支持され、車体フレーム11の上部にシート17が設けられた鞍乗り型車両である。
車体フレーム11は、前端部を構成するヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から下方斜め後方に延びるダウンフレーム22と、ダウンフレーム22から左右の後方に延びる左右一対のロアフレーム23と、左右のロアフレーム23の後端から後方斜め上方に延びる左右一対のリアフレーム24とを備える。
ヘッドパイプ21は、フロントフォーク12を操舵可能に支持している。フロントフォーク12は、その上部にバーハンドル31が取付けられ、下端部に車軸32を介して前輪13が回転可能に支持されている。
ロアフレーム23は、運転者が足を載せるフロアステップ34を支持している。リアフレーム24は、上部にシート17が取付けられた収納ボックス(不図示)を支持している。
パワーユニット14は、クランクケース36と、クランクケース36から前上がりに延びるシリンダ部37とを備え、クランクケース36の下部が、リアフレーム24の下部から延びる左右一対のアーム部材26の先端部に支軸38を介して揺動可能に連結されている。パワーユニット14の後端部には、車軸39を介して後輪16が取付けられている。
クランクケース36及びシリンダ部37は、エンジン14Aの一部を構成している。
シリンダ部37を構成するシリンダヘッド41は、その上部に吸気装置51が接続され、その下部に排気装置43が接続されている。
吸気装置51は、シリンダヘッド41に一端部が接続された吸気管101と、吸気管101の他端部に接続されたスロットルボディ102と、スロットルボディ102にコネクティングチューブ103を介して接続されたエアクリーナ104とを備える。エアクリーナ104は、パワーユニット14、詳しくは、パワーユニット14の後部を構成する無段変速機14B(図5参照)の上部に取付けられている。
排気装置43は、シリンダヘッド41の下部から後方に延びる排気管45と、排気管45の後端部に接続されたマフラー46とから構成されている。マフラー46は、パワーユニット14の後部、詳しくは、クランクケース36の後端部にマフラーブラケット47を介して支持されている。マフラー46は、その側方が遮熱カバー48で覆われている。
車体フレーム11は、その各部が車体カバー52で覆われている。車体カバー52は、フロントカバー53、フロントインナカバー54、フロアステップ34、センタカバー56、ボディカバー57、ボディロアカバー58を備える。
フロントカバー53は、フロントフォーク12及びヘッドパイプ21の前方を覆っている。フロントインナカバー54は、ヘッドパイプ21及びダウンフレーム22の後方を覆っている。フロアステップ34は、ロアフレーム23の上方を覆っている。センタカバー56は、シート17の前端部の下方及びリアフレーム24の前方を覆っている。ボディカバー57は、センタカバー56から後方に延びてシート17の両側方下方を覆っている。ボディロアカバー58は、ボディカバー57から下方に延びている。
図中の符号61は前輪13を上方から覆うフロントフェンダ、62はバーハンドル31の中央部を覆うハンドルカバー、63はクランクケース36の下部に格納状態又は起立状態に揺動可能に取付けられたスタンド、64はパワーユニット14の後端部とリアフレーム24との間に設けられたリアクッションユニット、66はリアフレーム24の後部に取付けられたグラブレール、67はテールランプ、68は後輪16を上方から覆うリアフェンダである。
図2は、マフラー46の支持構造を示す右側面図である。
エンジン14Aのシリンダ部37は、その軸線37aが前上がりに延びている。シリンダヘッド41の前端部の開口は、ヘッドカバー42により塞がれている。
排気管45は、一端部がシリンダヘッド41の下面に接続されるとともに屈曲して右方(紙面の表側)に延びる端部接続部45aと、端部接続部45aの他端部から軸線37aに略平行に後方斜め下方に直線状に延びる前部ストレート部45bと、前部ストレート部45bの後端から上方に屈曲して後端部が後方斜め上方に延びる後部屈曲部45cとを備える。端部接続部45aと前部ストレート部45bとは別体であり、前部ストレート部45bと後部屈曲部45cとは一体に形成されている。後部屈曲部45cは、その後端部がマフラー46の前端部に接続されている。
マフラー46は、後輪16の車軸39よりも上方に配置されている。これにより、車軸39から後輪16を取り外すために、車体側方から車軸39の一端部にねじ結合されたナットに工具を掛けて回す作業を容易に行うことができ、作業性を向上させることができる。
パワーユニット14のクランクケース36の後端部には、上下に離間するように一対のケース側支持部36a,36bが一体に形成され、ケース側支持部36a,36bにそれぞれめねじ(不図示)が形成されている。ケース側支持部36a,36bには、マフラー46を支持するマフラーブラケット47が、ケース側支持部36a,36bのめねじにそれぞれねじ込まれたボルト71で締結されている。
マフラーブラケット47は、複数のパイプ部材を組み合わせてトラス構造としたものであり、上側のケース側支持部36aに取付けられる上パイプ部材81と、下側のケース側支持部36bに取付けられる下パイプ部材82とを備える。上パイプ部材81及び下パイプ部材82は、それぞれ前端部にリング状の前取付部材83が設けられ、各前取付部材83のボルト挿通穴83a(図6参照)にボルト71が通されて、前取付部材83,83がケース側支持部36a,36bに取付られる。
ケース側支持部36a,36b間のクランクケース36には、クランクケース36内にオイルを注入する注油口36cが設けられている。注油口36cは、キャップ73で塞がれている。キャップ73の内側にはクランクケース36の底部近傍まで延びるオイルレベルゲージ(不図示)が設けられている。更に、注油口36c及びキャップ73のうち、少なくともキャップ73は、ボルト71,71よりも紙面の表側に突出している。
このように、ケース側支持部36a,36b間に注油口36c及びキャップ73が配置されているので、前取付部材83及びボルト71に邪魔されることなく、注油口36cに対してキャップ73を取付ける又は取外すことができ、注油口36cからクランクケース36内に潤滑油をスムーズに注油することができる。従って、整備性を向上させることができる。また、排気管45の後部屈曲部45cが、側面視でケース側支持部36bを回り込むように延びているので、ケース側支持部36bに対してボルト71を締め込む又は弛める作業の邪魔にならない。この点からも整備性を向上させることができる。
クランクケース36の下部の前端部には、車体フレーム11(図1参照)のアーム部材26(図1参照)に設けられた支軸38(図1参照)に連結される左右一対のフレーム連結部36dが設けられ、フレーム連結部36dには、支軸38が通される支軸挿通穴36eが開けられている。上記の支軸38がパワーユニット14の揺動軸となる。
遮熱カバー48は、マフラー46、詳しくは、マフラー46を構成する外筒46Aの側部の前後に固定されたカバー受け片75,75にそれぞれボルト76で締結されている。
マフラーブラケット47の下パイプ部材82は、その一部が、側面視で、排気管45及びマフラー46に外側方から覆われ、また、マフラーブラケット47の上パイプ部材81は、その一部が、側面視で、遮熱カバー48に外側方から覆われている。これにより、上パイプ部材81及び下パイプ部材82の車両側方からの露出部分を少なくすることができ、外観性を向上させることができる。
図3は、マフラー46の支持構造を示す平面図である。
マフラー46は、クランクケース36を構成する右側のクランクケースカバー94の後方に配置されている。これにより、マフラー46のクランクケース36に対する側方突出量を少なくすることができ、車幅をより小さくすることができる。
マフラーブラケット47の上パイプ部材81と下パイプ部材82とは、上下に重なり、いずれも中間部に前後方向に対して傾斜した傾斜部81a,82aを備える。
傾斜部81a,82aから前側に延びる上パイプ部材81の前延出部81b及び下パイプ部材82の前延出部82b(図4参照)は、それぞれ前後方向に直線状に延びている。
また、傾斜部81a,82aから後側に延びる上パイプ部材81の後延出部81c及び下パイプ部材82の後延出部82cは、それぞれ前後方向に直線状に延びている。前延出部81b,82bに対して後延出部81c,82cは、車幅方向内側に位置している。また、後延出部81c,82cは、マフラー46の外筒46Aよりも車幅方向内側に位置している。
キャップ73は、排気管45の上方であって、前延出部81b,82b、前取付部材83、ボルト71よりも車幅方向外側に位置している。
上パイプ部材81及び下パイプ部材82の後端部には筒状の後取付部材84が取付けられている。後取付部材84は、マフラー46の外筒46Aの外周面を締め込むバンド部材77、詳しくはバンド部材77の両端部に形成された合わせ部77a,77aにボルト91とナット92とで取付けられている。ボルト91は、合わせ部77a,77aに開けられたボルト挿通穴(不図示)と後取付部材84に開けられたボルト挿通穴84a(図6参照)とを貫通し、ボルト91の先端部にナット92がねじ結合されている。2つの合わせ部77a,77aは、マフラー側連結部78を構成している。
上記したように、マフラーブラケット47に傾斜部81a,82aを設けることで、クランクケース36とマフラー46との間の狭い空間にマフラーブラケット47を効果的に配置することができる。これにより、パワーユニット14とマフラー46とが一体的に揺動するユニットスイング構造のコンパクト化を図ることができる。
図2に戻って、マフラー側連結部78は、車両側面視で、遮熱カバー48の上部で覆われている。従って、マフラー側連結部78が車体側方に露出しにくいため、外観性を向上させることができる。また、マフラー側連結部78は、パワーユニット14よりも上方に配置されている。
図4は、マフラー46の支持構造を示す背面図である。
排気管45は、クランクケース36のクランクケースカバー94の下方を通ってマフラー46に接続されている。マフラー46は、後端部の略中央部に、排気を排出する排出口46bが設けられている。
下パイプ部材82の前延出部82b及び前取付部材83は、排気管45よりも車幅方向内側に配置されている。また、下パイプ部材82の後延出部82cは、マフラー46の外筒46A及びバンド部材77よりも車幅方向内側に配置されている。
図5は、パワーユニット14及び排気装置43を示す底面図である。
パワーユニット14は、前部を構成するエンジン14Aと、エンジン14Aの後部に一体的に設けられた無段変速機14Bとを備える。
クランクケース36は、左右分割構造の左ケース36L及び右ケース36Rを備え、右ケース36Rの側面にクランクケースカバー94が取付けられている。
無段変速機14Bは、左ケース36Lに一体に設けられた伝動ケース96と、伝動ケース96の側部開口を覆う伝動ケースカバー97とを備える。伝動ケース96内には、エンジン14Aのクランク軸側に設けられた駆動プーリと、後輪16(図1参照)の車軸39(図1参照)側に設けられた従動プーリと、これらの駆動プーリ及び従動プーリに掛け渡された駆動ベルトとが設けられている。エンジン14Aの出力は、クランク軸から駆動プーリ、駆動ベルト、従動プーリを介して車軸39に伝達され、後輪16が駆動される。
マフラーブラケット47の上パイプ部材81と下パイプ部材82とは上下に重ねられた配置されているので、マフラーブラケット47の車幅方向の占有スペースをより小さくすることができる。これにより、上パイプ部材81及び下パイプ部材82がマフラー46の車幅方向内側に配置されていても、マフラー46及び遮熱カバー48の車体外側方への突出量をより少なくすることができ、車両の小型化を図ることができる。
図6は、排気装置43及びマフラーブラケット47を示す左側面図、図7は、排気装置43及びマフラーブラケット47を示す正面図である。
図6に示すように、マフラーブラケット47は、側面視でマフラー46の上縁に沿って延びる上パイプ部材81と、上パイプ部材81の下方に配置されるとともに、上パイプ部材81よりも前下がりの角度が大きくされた下パイプ部材82と、上パイプ部材81及び下パイプ部材82のそれぞれに渡された連結パイプ部材86,87と、前取付部材83,83と、後取付部材84とから構成されている。
上パイプ部材81と下パイプ部材82とは、同一の外径及び内径に形成されている。連結パイプ部材86,87は、同一の外径及び内径に形成され、上パイプ部材81、下パイプ部材82よりも外径及び内径が小さく形成されて、上パイプ部材81と下パイプ部材82とを補強する役目を有する。
連結パイプ部材86は、詳しくは、上パイプ部材81の傾斜部81aと、下パイプ部材82の傾斜部82aとに略上下方向に延びるように渡されている。連結パイプ部材87は、詳しくは、上パイプ部材81の後延出部81cと、下パイプ部材82の後延出部82cとに前上がりに延びるように渡されている。
図示したように、マフラーブラケット47は、側面視で、下パイプ部材82の一部、連結パイプ部材87の一部が、マフラー46の外筒46Aと重なっている。
上パイプ部材81と下パイプ部材82とに連結パイプ部材86,87を渡すことで、三角形の骨組み部分を有するトラス構造とすることができ、各パイプ部材81,82,86,87にモーメントが発生しにくく、軸力が発生しやすいため、各パイプ部材81,82,86,87を細くすることができ、軽量化を図ることができる。
また、マフラーブラケット47では、2つの前取付部材83,83と、1つの後取付部材84との3点が三角形を形成するため、形状が安定し、マフラー46の支持剛性を高めることができる。
図6において、側面視では、上側の前取付部材83と下側の前取付部材83とは、前後方向にオフセット量δ1だけオフセットして配置されている。即ち、上側の前取付部材83に対して、下側の前取付部材83は、車両後方にオフセット量δ1だけオフセットして配置されている。
例えば、車両が車幅方向に揺動した際に、マフラーブラケット47は、上下の前取付部材83,83を支点として後取付部材84側が車幅方向に撓むことになる。この時に、支点となる上下の前取付部材83,83の位置を前後方向に異ならせることで、上パイプ部材81と下パイプ部材82とで変形状態を異ならせることができ、マフラーブラケット47の全体としての車幅方向の剛性を向上させることができ、車幅方向の撓みを抑制することができる。
図7において、正面視では、上パイプ部材81の後延出部81cと下パイプ部材82の後延出部82cとは、上下に重なるように配置されている。また、上パイプ部材81の前延出部81bと下パイプ部材82の前延出部82bとは、車幅方向にオフセット量δ2だけオフセットして配置されている。即ち、上パイプ部材81の前延出部81bに対して、下パイプ部材82の前延出部82bは、車幅方向外側にオフセット量δ2だけオフセットして配置されている。換言すれば、上パイプ部材81の前延出部81bの車幅方向中心に対して、下パイプ部材82の前延出部82bの車幅方向中心は、車幅方向外側に位置している。また、上パイプ部材81の前取付部材83の車幅方向中心及び下パイプ部材82の前取付部材83の車幅方向中心は、上パイプ部材81の前延出部81bの車幅方向中心、下パイプ部材82の前延出部82bの車幅方向中心にそれぞれ一致しているので、上パイプ部材81の前取付部材83と、下パイプ部材82の前取付部材83とは、車幅方向にオフセット量δ2だけオフセットして配置されている。
上パイプ部材81における傾斜部81aの車幅方向の長さをL1、下パイプ部材82における傾斜部82aの車幅方向の長さをL2とすると、傾斜部81aの長さL1に対して、傾斜部82aの長さL2は、大きくなる(L1<L2)。
上記のオフセット量δ2も、図6で説明したオフセット量δ1と同様に、上パイプ部材81側と下パイプ部材82との変形状態を異ならせて、マフラーブラケット47を全体として平面的に撓ませないで、三次元的に撓ませる(捩れを発生させる)ことになり、マフラーブラケット47の車幅方向の剛性を高めることが可能になり、車幅方向の撓みを抑制することができる。剛性が高まれば、マフラーブラケット47を構成する各パイプ部材81,82,86,87を細くして軽量にすることができる。
また、マフラー46における外筒46Aの幅方向の中央を通って外筒46Aの長手方向に延びるマフラー中心線100に対して、バンド部材77の合わせ部77a,77a同士の合わせ面77cは、オフセット量δ3だけ車幅方向内側にオフセットしている。このように、合わせ部77a,77aを車幅方向内側にオフセットさせることで、合わせ部77a,77a(即ち、マフラー側連結部78)をより低い位置に設けることができるとともに、合わせ部77a,77aとマフラーブラケット47の上パイプ部材81、下パイプ部材82との距離をより短くすることができる。従って、合わせ部77a,77a及び後取付部材84と、その上方の車体フレーム11(図1参照)とのスペースを確保しやすくするとともに、後取付部材84をより小型にすることができる。
また、マフラー46は、その前面に接続される排気管45の接続部が、マフラー中心線100に対して車幅方向外側にオフセット量δ4だけオフセットしている。このように、マフラー46への排気管45の接続部を車幅方向外側にオフセットさせることで、マフラーブラケット47を配置するスペースを確保しやすくすることができる。
以上の図1、図2及び図6に示したように、パワーユニット14と駆動輪としての後輪16とを有し、パワーユニット14から後輪16の車軸39に亘って一体的に構成されて揺動するユニットスイング式の鞍乗り型車両としての自動二輪車10に、パワーユニット14から排出される排気を導出する排気管45と、この排気管45の端部に接続された円筒状のマフラー46と、マフラー46を支持するために、複数のパイプ状部材としての上パイプ部材81、下パイプ部材82、連結パイプ部材86,87を組み合わせたトラス構造を成すマフラー支持部材としてのマフラーブラケット47とを備え、マフラーブラケット47がパワーユニット14に取付けられた自動二輪車10のマフラー支持構造において、車両側面視で、マフラーブラケット47は、少なくともその一部がマフラー46の筒体としての外筒46Aと重なる。
この構成によれば、マフラーブラケット47の上方への突出量を抑えることができ、パワーユニット14及びマフラー46の揺動範囲を確保しやすくすることができるため、マフラー46の配置自由度を向上させることができる。
また、図2及び図4に示したように、マフラー46は、その排気の排出口46bに向かうにつれて位置が高くなるように傾斜して配置されるとともに、車軸39よりも上方にマフラー46が配置されるので、車軸39が車両側方に露出するため、工具を扱う空間を確保することができ、整備性を向上させることができる。
また、図2に示したように、マフラーブラケット47は、パワーユニット14の後端部に連結されるとともに上下方向に離間した複数のパワーユニット側連結部としての前取付部材83,83を有し、前取付部材83,83間にはパワーユニット14に設けられた注油口36cが配置されているので、注油口36cからパワーユニット14へ注油時に作業空間を確保することができ、整備性を向上させることができる。
また、マフラー46は、車幅方向外側に遮熱カバー48が取付けられるとともに、マフラーブラケット47と連結されるようにマフラー46側に設けられたマフラー側連結部78は、車両側面視で遮熱カバー48によって覆われるので、外観性を向上させることができる。
また、図3に示したように、マフラーブラケット47は、車両後方にいくにつれて車幅方向内側に向けて傾斜する傾斜部81a,82aを有し、マフラー側連結部78は、前取付部材83,83よりも車幅方向内側に位置するので、マフラーブラケット47の車幅方向に作用する荷重に対して耐久性が向上するとともに、マフラー46及びマフラーブラケット47の車幅方向外側への張り出しを抑えることができる。
また、図6に示したように、上下方向に離間した上パイプ部材81の前取付部材83と、下パイプ部材82の前取付部材83とは、前後方向にオフセットして配置されているので、マフラーブラケット47における上パイプ部材81側と、下パイプ部材82側とで変形状態を異ならせることができ、マフラーブラケット47の全体としての車幅方向の剛性を向上させることができ、車幅方向の撓みを抑制することができる。
また、図7に示したように、上下方向に離間した上パイプ部材81の前取付部材83と、下パイプ部材82の前取付部材83とは、車幅方向にオフセットして配置されているので、マフラーブラケット47における上パイプ部材81側と、下パイプ部材82側とで変形状態を異ならせることができ、マフラーブラケット47の全体としての車幅方向の剛性を向上させることができ、車幅方向の撓みを抑制することができる。
また、排気管45とマフラー46との接続部は、マフラー46の外筒46Aの幅方向の中央を通って外筒46Aの長手方向に延びるマフラー中心線100に対して車幅方向外側にオフセットしているので、マフラーブラケット47を排気管45の車幅方向内側に配置するスペースを確保しやすくすることができる。
また、図2に示したように、マフラー側連結部78は、パワーユニット14よりも上方に配置されている。このように、パワーユニット14よりも上方にマフラー側連結部78を配置しても、マフラーブラケット47の上方への突出量を従来よりも低く抑えているので、マフラー46の配置自由度を向上させることができるとともに、マフラー46を車軸39より上方に配置しやすくして、整備性を向上させることができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。なお、鞍乗り型車両とは、車体に跨って乗車する車両全般を含み、自動二輪車(原動機付き自転車も含む)のみならず、ATV(不整地走行車両)に分類される三輪車両や四輪車両を含む車両である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
14 パワーユニット
16 後輪(駆動輪)
36c 注油口
39 車軸
45 排気管
46 マフラー
46A 外筒(筒体)
46b 排出口
47 マフラーブラケット(マフラー支持部材)
48 遮熱カバー
78 マフラー側連結部
81 上パイプ部材(パイプ状部材)
82 下パイプ部材(パイプ状部材)
81a,82a 傾斜部
83 前取付部材(パワーユニット側連結部)
86,87 連結パイプ部材(パイプ状部材)

Claims (13)

  1. パワーユニット(14)と駆動輪(16)とを有し、前記パワーユニット(14)から前記駆動輪(16)の車軸(39)に亘って一体的に構成されて揺動するユニットスイング式の鞍乗り型車両に、前記パワーユニット(14)から排出される排気を導出する排気管(45)と、この排気管(45)の端部に接続された円筒状のマフラー(46)と、このマフラー(46)を支持するために、複数のパイプ状部材(81,82,86,87)を組み合わせたトラス構造を成すマフラー支持部材(47)と、このマフラー支持部材(47)と連結されるように前記マフラー(46)側に設けられたマフラー側連結部(78)とを備え、前記マフラー支持部材(47)が前記パワーユニット(14)に取付けられた鞍乗り型車両のマフラー支持構造において、
    車両側面視で、前記マフラー支持部材(47)は、少なくともその一部が前記マフラー(46)の筒体(46A)と重なり、
    前記マフラー支持部材(47)は、前記パワーユニット(14)の後端部に連結されるとともに上下方向に離間した複数のパワーユニット側連結部(83,83)を有し、これらのパワーユニット連結部(83,83)間には前記パワーユニット(14)に設けられた注油口(36c)が配置されていることを特徴とする鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  2. パワーユニット(14)と駆動輪(16)とを有し、前記パワーユニット(14)から前記駆動輪(16)の車軸(39)に亘って一体的に構成されて揺動するユニットスイング式の鞍乗り型車両に、前記パワーユニット(14)から排出される排気を導出する排気管(45)と、この排気管(45)の端部に接続された円筒状のマフラー(46)と、このマフラー(46)を支持するために、複数のパイプ状部材(81,82,86,87)を組み合わせたトラス構造を成すマフラー支持部材(47)と、このマフラー支持部材(47)と連結されるように前記マフラー(46)側に設けられたマフラー側連結部(78)とを備え、前記マフラー支持部材(47)が前記パワーユニット(14)に取付けられた鞍乗り型車両のマフラー支持構造において、
    前記マフラー(46)と前記パワーユニット(14)との間で、前記マフラー支持部材(47)は、車両後方に向かうにつれて車幅方向内側に向けて傾斜する傾斜部(81a,82a)を有し、
    車両側面視で、前記マフラー支持部材(47)は、少なくともその一部が前記マフラー(46)の筒体(46A)と重なることを特徴とする鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  3. パワーユニット(14)と駆動輪(16)とを有し、前記パワーユニット(14)から前記駆動輪(16)の車軸(39)に亘って一体的に構成されて揺動するユニットスイング式の鞍乗り型車両に、前記パワーユニット(14)から排出される排気を導出する排気管(45)と、この排気管(45)の端部に接続された円筒状のマフラー(46)と、このマフラー(46)を支持するために、複数のパイプ状部材(81,82,86,87)を組み合わせたトラス構造を成すマフラー支持部材(47)と、このマフラー支持部材(47)と連結されるように前記マフラー(46)側に設けられたマフラー側連結部(78)とを備え、前記マフラー支持部材(47)が前記パワーユニット(14)に取付けられた鞍乗り型車両のマフラー支持構造において、
    前記マフラー支持部材(47)は、前記パワーユニット(14)の後端部に連結されるとともに上下方向に離間した複数のパワーユニット側連結部(83,83)を有し、前記マフラー側連結部(78)は、前記パワーユニット側連結部(83,83)よりも車幅方向内側に位置し、
    車両側面視で、前記マフラー支持部材(47)は、少なくともその一部が前記マフラー(46)の筒体(46A)と重なることを特徴とする鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  4. 前記パワーユニット連結部(83,83)間には前記パワーユニット(14)に設けられた注油口(36c)が配置されていることを特徴とする請求項3に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  5. 前記マフラー(46)は、その排気の排出口(46b)に向かうにつれて位置が高くなるように傾斜して配置されるとともに、前記車軸(39)よりも上方に前記マフラー(46)が配置されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  6. 前記マフラー支持部材(47)は、前記パワーユニット(14)の後端部に連結されるとともに上下方向に離間した複数のパワーユニット側連結部(83,83)を有し、これらのパワーユニット連結部(83,83)間には前記パワーユニット(14)に設けられた注油口(36c)が配置されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  7. 前記マフラー(46)は、車幅方向外側に遮熱カバー(48)が取付けられるとともに、前記マフラー側連結部(78)は、車両側面視で前記遮熱カバー(48)によって覆われることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  8. 前記マフラー支持部材(47)は、車両後方に向かうにつれて車幅方向内側に向けて傾斜する傾斜部(81a,82a)を有し、前記マフラー側連結部(78)は、前記パワーユニット側連結部(83,83)よりも車幅方向内側に位置することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  9. 上下方向に離間した前記パワーユニット側連結部(83,83)は、前後方向にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  10. 上下方向に離間した前記パワーユニット側連結部(83,83)は、車幅方向にオフセットして配置されていることを特徴とする請求項又はに記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  11. 前記排気管(45)と前記マフラー(46)との接続部は、前記マフラー(46)の幅方向の中央を通って前記マフラー(46)の長手方向に延びるマフラー中心線(100)に対して車幅方向外側にオフセットしていることを特徴とする請求項乃至10のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  12. 前記マフラー側連結部(78)は、前記パワーユニット(14)よりも上方に配置されていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
  13. 前記複数のパイプ状部材(81,82)は、上下に重ねられて配置されていることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両のマフラー支持構造。
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