JP4339053B2 - ステアリングダンパを備える鞍乗り型車両 - Google Patents

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本発明は、自動二輪車等のステアリングダンパを備える鞍乗り型車両に関するものである。
自動二輪車等の鞍乗り型車両として、車体フレームと操舵系との間に、ハンドルの振れを押さえるため、ステアリングダンパを、車体フレームの前部のヘッドパイプの上方に位置するよう、車体フレームに一体に形成した壁状ボスに取り付けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−104269号公報(第2頁、図2参照)
通常、鞍乗り型車両にあっては、ハンドルから延びるスロットルケーブルを、後方のエンジン側へ接続させるにあたり、ヘッドパイプの近傍好ましくはヘッドパイプの上方を通している。これは、ハンドルを左右に切る場合に、スロットルケーブルの余長分の変化をできるだけ少なくできるためである。
ところが、前述の公報に記載されたステアリングダンパを備える鞍乗り型車両にあっては、ヘッドパイプの上方にステアリングダンパを配置している関係上、スロットルケーブルが、このステアリングダンパや該ダンパ取付用の壁状ボスと干渉するため、ヘッドパイプの上方位置にスロットルケーブルを通すことができないという問題がある。
このような問題に対処する方法として、ヘッドパイプの上部に設けたステアリングダンパ取付用の壁状ボスに貫通孔を設け、この貫通孔にスロットルケーブルを通すことが考えられる。
しかしながら、この場合、例えば、スロットルケーブルの後端部につながるスロットルボディに対してメンテナンスを行うときに、その都度、スロットルボディからスロットルケーブルを外し、この外したスロットルケーブルを前記壁状ボスの貫通孔から抜き出す作業を行わなければならず、また、再組立時において、スロットルケーブルを再び壁状ボスの貫通孔に通す作業を行わなければならず、スロットルボディに対するメンテナンス作業が面倒になるという新たな問題が生じる。
前記事情に鑑みてなされたもので、本発明の目的とするところは、ハンドルから延びるスロットルケーブル等の操作ワイヤまたは配線を、ヘッドパイプの上方の理想的な位置に通すことができ、また、操作ワイヤや配線に関連する部品のメンテナンス作業も容易に行え、しかもそれら操作ワイヤ等に関連する部品に対する量産組立ラインでの組立性にも優れるステアリングダンパを備える鞍乗り型車両を提供することにある。
前記課題を解決するために、請求項1記載のステアリングダンパを備える鞍乗り型車両は、車体フレームの前部にヘッドパイプを配置し、車体フレームと操舵系との間に介在させるステアリングダンパを前記ヘッドパイプの上方に備える鞍乗り型車両において、前記ステアリングダンパとヘッドパイプの間に前後方向に開口する貫通孔を形成し、該貫通孔に操作ワイヤまたは配線を通し、前記貫通孔を複数の部品の合わせ部分に形成し、該複数の部品のうち少なくとも一つを取り外すことにより、前記貫通孔を外方へ開放可能に構成し、前記ヘッドパイプから後方へ延びる左右一対のメインパイプを備え、該左右一対のメインパイプの間にエンジンを配置し、エンジンを操作する操作部材を操舵系のハンドルに備え、前記操作部材と前記エンジンを連結する操作ワイヤを前記貫通孔に通し、前記ステアリングダンパと前記ヘッドパイプの間に、それらに対して着脱自在に取り付けられるステアリングダンパステーを設け、該ステアリングダンパステーが前記ヘッドパイプと協動して前記貫通孔を形成する前記複数の部品の一つの部品を構成し、前記ヘッドパイプは、ステアリングステムを操舵可能に支承する円筒部と、該円筒部から後方へ延びて前記メインパイプにつながるガセット部とから構成され、当該ガセット部の上面には、前記操作ワイヤと同じ高さで上方へ突出した取付座が形成され、前記ステアリングダンパステーが前記取付座に取り付けられることで前記ステアリングダンパステーと前記ガセット部との間に前記貫通孔が形成されることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、ヘッドパイプとその上方に配置されるステアリングダンパとの間に形成した貫通孔に、操作ワイヤまたは配線を通すので、それら操作ワイヤ等をヘッドパイプの上方の理想的な位置を通過させることができる。また、操作ワイヤにつながる例えばスロットルボディ等の部品をメンテナンスする場合であって、操作ワイヤ等を車体フレームから取り外す必要があるときには、貫通孔を形成する複数部品のうちのいくつかを取り外して貫通孔を外方へ開放させることにより、操作ワイヤ等を側方へ容易にずらすことができる。つまり、スロットルボディ等から操作ワイヤを外し、この外した操作ワイヤを貫通孔から抜き出すといった面倒な作業を行うことなく、操作ワイヤ等の貫通孔への係合状態を解くことができる。また逆に、操作ワイヤ等を貫通孔へ通す際には、操作ワイヤ等を貫通孔位置に配置し、その後、貫通孔を形成する複数の部品を組み付けることにより、操作ワイヤ等を貫通孔への係合状態とすることができ、この点においても、メンテナンス作業が容易になり、かつ、量産組立ラインでの組立性にも優れるものとなる。
また、操舵系のハンドルに備えた操作部材から延びる操作ワイヤを、ヘッドパイプとその上方に配置されるステアリングダンパとの間に形成した貫通孔に通してエンジンに連結しており、つまり、操作ワイヤを、ハンドルの揺動中心近傍を通してエンジンに連結しており、したがって、ハンドルを左右に切る場合に、操作ワイヤの余長分の変化をできるだけ少なくして、操作ワイヤの動きをできるだけ抑えることができる。
また、エンジンをメンテナンスする際、またはハンドルの操作部材をメンテナンスする際に、貫通孔を形成する複数部品のうちのいくつかを取り外して貫通孔を外方へ開放させることにより、操作ワイヤの貫通孔への係合状態を容易に解くことができ、したがって、操作ワイヤに関連するエンジンまたはハンドルの操作部材のメンテンス作業が容易になる。
また、ステアリングダンパとステアリングダンパステー、あるいはヘッドパイプとステアリングダンパとの間に操作ワイヤまたは配線を配置し、それらステアリングダンパステー、ステアリングダンパをヘッドパイプに組み付けることにより、操作ワイヤまたは配線を、ステアリングダンパとステアリングダンパステー、あるいはヘッドパイプとステアリングダンパステーとの間の貫通孔への係合状態とすることができ、ステアリングダンパ近傍の狭小な貫通孔に操作ワイヤや配線の先端を通すといった面倒な作業を行うことなく、それら操作ワイヤを貫通孔への係合状態とすることができる。
また、ステアリングダンパステーを車体フレームとは別体に設けているので、機種が異なる車両に対しても、それぞれ機種毎のステアリングダンパステーを用意することにより、ステアリングダンパを共通化し、ステアリングダンパの機種毎の異なるレイアウトに対して有効に対処できる。
本発明に係るステアリングダンパを備えた鞍乗り車両を図面を参照しつつ以下に説明する。なお、説明中、前後および左右といった方向の記載は、鞍乗り車両の一例である自動二輪車の車体を基準にしたものとする。
図1に示すように、自動二輪車1は略中央に車体フレーム2が設けられ、車体フレーム2の前端に設けられたヘッドパイプ3には、前輪4を支持するフロントフォーク5がステアリングステム6を介して操舵可能に支持される。車体フレーム2のヘッドパイプ3からは左右一対のメインパイプ7が斜め後下方へ延び、その後屈曲部を経て下方へ延びるように設けられている。メインパイプ7の下方へ延びる箇所の略中央前端部はピボット部8が設けられ、このピボット部8によって、後輪9を支持するリアフォーク10が揺動可能に支持される。また、リアフォーク10とメインパイプ7との間には、リアクッション11及びリンク部12が介装され、これらリアクッション11とリンク部12が組み合わされた機構により、リアフォーク10がその揺動角度を増すにつれて漸次ダンパ効果が増すようになっている。
メインパイプ7の後方にはシートフレーム13が連結される。メインパイプ7の上方には燃料タンク14が配設され、メインパイプ7の下方には、水冷式並列四気筒型のエンジン本体15が配設される。メインパイプ7の前部からはエンジンハンガが下方に向かって延出され、このエンジンハンガは、メインパイプ7に設けられた他のエンジン本体支持用の取付部とともにエンジン本体15を支持する。
燃料タンク14の後方には運転者用のシート17及び搭乗者用のピリオンシート18が各々シートフレーム13に支持される。また、車体フレーム2のピボット部8の後部には運転者用のステップ19が取り付けられ、シートフレーム13の下部には搭乗者用のステップ20が取り付けられる。さらに、フロントフォーク5の上端部には左右一対のハンドル21,21が取り付けられる。
自動二輪車1の車体前部はフロントカウル25により覆われ、シートフレーム13の周辺はリアカウル26により覆われる。また、車体フレーム2の左側下部には格納可能なサイドスタンドが配設され、このサイドスタンドにより自動二輪車1の車体が左側に傾斜した起立状態で支持可能になっている。
フロントフォーク5の下端部にはブレーキキャリパが取り付けられ、前輪4にはブレーキキャリパに対応するブレーキロータが取り付けられてフロントブレーキ装置が構成される(図3参照)。また、フロントフォーク5の下端部には前輪4の上方を覆うフロントフェンダ31が取り付けられる。
後輪9の左側にはリアスプロケット32が後輪9と一体的に回転するように取り付けられ、このリアスプロケット32とエンジン本体15の後部左側に配設されるドライブスプロケット33とにドライブチェーン34が掛け回されて、エンジン本体15の駆動力が後輪9に伝達されるようになっている。リアカウル26の下部には後輪9の上部後側を覆う後側リアフェンダ36が取り付けられる。なお、リアフォーク10には、前輪4のフロントブレーキ装置と同様の構成を有するリアブレーキ装置が設けられる。
エンジン本体15のシリンダ本体40はクランクケース41上にやや前傾した状態で配設される。シリンダ本体40の後部には各気筒に対応するスロットルボディ42が接続され、各スロットルボディ42はメインパイプ7と燃料タンク14との間に配置されたエアクリーナケース43に接続される。また、シリンダ本体40の前部には各気筒に対応する排気管44が接続される。排気管44は、シリンダ本体40の前壁からその前方に延びた後に下方に向かって湾曲し、クランクケース41の前方及び下方を通ってエンジン本体15の後方に延びている。
前記ステアリングステム6、該ステアリングステム6のボトムブリッジの上方にボトムブリッジと平行に配置されるトップブリッジ49、及びハンドル21等は前輪4を操舵する操舵系50を構成する。操舵系50と車体フレーム2との間には、ステアリングダンパ52がカバー53により覆われて介在される(図2,図3参照)。
ステアリングダンパ52は、内部に備える油圧緩衝機構によって、高速走行時での路面外乱による低舵角域の振動を吸収するものである。通常、ロッド式とロータリ式との2種類あるが、ここでは、コンパクト化の面で優れるロータリ式のステアリングダンパ52が用いられている。
ステアリングダンパ52は、図2に示すように、本体55A及び蓋55Bからなるハウジング55と、ハウジング55内に2つに油室を区画するベーン56と、ベーン56の基部を固定状態に連結させながらハウジング55に対してベーン56を揺動可能に支持するシャフト57と、シャフト57のハウジング55から下方へ突出する突出部分に連結されるアーム58と備える。
ハウジング55は、車体フレーム2側の部材であるヘッドパイプ3のガセット部3bにステアリングステー59を介して取り付けられ、アーム58は、操舵系側の部材であるトップブリッジ49にリンク機構60を介して取り付けられる。
そして、このステアリングダンパ52では、ハンドル21を左右へ切るとき、ハンドル21と一体的にトップブリッジ49が回転し、その動きがリンク機構60及びアーム58を介してシャフト57に伝わり、シャフト57及びベーン56を所定方向へ回転させ、これに伴い、ハウジング55内の2つの油室容量がそれぞれ変化する。このとき、両油室間を連通する油通路内を作動油が移動し、この作動油の通過抵抗がハンドル21に回転時の抵抗力として作用し、この結果、ハンドル21の振れや振動を吸収するようになっている。
前記ヘッドパイプ3は、ステアリングステム6を操舵可能に支承する円筒部3aと、該円筒部3aから後方へ延びてメインパイプ7につながるガセット部3bとから構成されている。ガセット部3bの上面には、取付座62が上方へ若干突出して形成され、この取付座62上に前記ステアリングダンパステー59が対応部分を突き合わされてボルト63により着脱可能に取り付けられている。そして、このステアリングダンパステ−59上にステアリングダンパ52が、その後端部をボルト止めされ固定されている。
一方、図3に示すように、右側のハンドル21にはスロットルグリップ65が設けられ、スロットルグリップ65には一対の操作ワイヤ66の一端側がそれぞれ取り付けられる。一対の操作ワイヤ66の他端側は、一旦前方に振られた後、トップブリッジ49の下方を通り、さらに前記ヘッドパイプ3とステアリングダンパステ−59との間に形成される、前後方向に開口する貫通孔67(図3中2点鎖線ハッチングで示す)を通った後、後方へ延びて、エンジンの一部を構成するスロットルボディ42に連結される。
なお、この場合、貫通孔67は、ヘッドパイプ3のガセット部3bとステアリングダンパステ−59との合わせ部分に形成される。
次に、上記構成のステアリングダンパを備える鞍乗り車両である自動二輪車の作用について説明する。
上記構成の自動二輪車によれば、ヘッドパイプ3のガセット部3bとその上側に配置されるステアリングダンパステ−59との間に形成した貫通孔67に、操作ワイヤ66を通しているので、操作ワイヤ66は、操舵系5の揺動中心である理想的なヘッドパイプ3の上方位置を通過することとなる。このため、ハンドル21を左右に切る場合であっても、操作ワイヤ66の余長分の変化をできるだけ少なくして、操作ワイヤ66の動きをできるだけ抑えることができる。
また、操作ワイヤ66につながる例えばスロットルボディ42あるいはスロットルグリップ65をメンテナンスする場合であって、操作ワイヤ66を車体フレーム2から取り外す必要があるときには、貫通孔67を形成する部品の一つであるステアリングダンパステ−59をボルト63を緩めてヘッドパイプ3から取り外し、貫通孔67を外方へ開放させて、操作ワイヤ66を側方へずらすことにより、容易に対処できる。すなわち、スロットルボディ42等から操作ワイヤ66を外し、この外した操作ワイヤ66を貫通孔67から抜き出すといった面倒な作業を行うことなく、ステアリングダンパステ−59を取り外して貫通孔67を外方へ開放させるだけで、操作ワイヤ66等の貫通孔67への係合状態を解くことができる。
また逆に、操作ワイヤ66を貫通孔67へ通す際には、操作ワイヤ66をヘッドパイプ3のガセット部3b上の貫通孔67位置に配置し、その後、貫通孔67を形成するべく、ガセット部3b上にステアリングダンパステ−59を組み付けるだけで、操作ワイヤ66を貫通孔67への係合状態にすることができる。
これらの点からみて、スロットルボディ42あるいはスロットルグリップ65のメンテナンス作業が容易になり、かつ、量産組立ラインでの組立性にも優れる。
また、操作ワイヤ66を通すための貫通孔67を、ヘッドパイプ3とステアリングダンパステ−59との間に設けたので、ステアリングダンパ52近傍の狭小な貫通孔67に操作ワイヤ66を容易に通すことができ、加えて、操作ワイヤ66を貫通孔67に通す作業と、ステアリングダンパ52を車体フレーム2側に組み付ける作業とを別個に行うことができ、この点からも量産組立ラインの組立性に優れる。
また、ステアリングダンパステ−59を車体フレーム2とは別体とすることにより、機種が異なる車両に対しても、それぞれ機種毎のステアリングダンパステ−59を用意することにより、ステアリングダンパ52を共通化し、ステアリングダンパ52の機種毎のレイアウトの相違に容易に対処できる。
なお、前記実施形態はあくまで本発明の例示であり、必要に応じて発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
例えば、前述した実施形態では、ヘッドパイプ3とステアリングダンパステ−59との間に、操作ワイヤ66等を挿通させるために貫通孔67を形成しているが、これに限られることなく、ステアリングダンパステ−59とステアリングダンパ52との間に貫通孔67を形成しても良い。
また、貫通孔に挿通させる部材としては、操作ワイヤ66に限られることなく、電気信号を送信するための配線であってもよい。
本発明の実施形態を示す自動二輪車の側面図である。 ステアリングダンパの取付状態を要部側面図である。 ステアリングダンパの取付状体を示す要部平面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 ヘッドパイプ
3a 円筒部
3b ガセット部
42 スロットルボディ
50 操舵系
52 ステアリングダンパ
55 ハウジング
57 シャフト
59 ステアリングダンパステー
65 スロットルグリップ
66 操作ワイヤ
67 貫通孔

Claims (1)

  1. 車体フレームの前部にヘッドパイプを配置し、車体フレームと操舵系との間に介在させるステアリングダンパを前記ヘッドパイプの上方に備える鞍乗り型車両において、
    前記ステアリングダンパとヘッドパイプの間に前後方向に開口する貫通孔を形成し、該貫通孔に操作ワイヤまたは配線を通し、
    前記貫通孔を複数の部品の合わせ部分に形成し、該複数の部品のうち少なくとも一つを取り外すことにより、前記貫通孔を外方へ開放可能に構成し
    前記ヘッドパイプから後方へ延びる左右一対のメインパイプを備え、該左右一対のメインパイプの間にエンジンを配置し、
    エンジンを操作する操作部材を操舵系のハンドルに備え、前記操作部材と前記エンジンを連結する操作ワイヤを前記貫通孔に通し、
    前記ステアリングダンパと前記ヘッドパイプの間に、それらに対して着脱自在に取り付けられるステアリングダンパステーを設け、該ステアリングダンパステーが前記ヘッドパイプと協動して前記貫通孔を形成する前記複数の部品の一つの部品を構成し、
    前記ヘッドパイプは、ステアリングステムを操舵可能に支承する円筒部と、該円筒部から後方へ延びて前記メインパイプにつながるガセット部とから構成され、当該ガセット部の上面には、前記操作ワイヤと同じ高さで上方へ突出した取付座が形成され、
    前記ステアリングダンパステーが前記取付座に取り付けられることで前記ステアリングダンパステーと前記ガセット部との間に前記貫通孔が形成されることを特徴とするステアリングダンパを備える鞍乗り型車両。
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