JP6057122B2 - 床材の固定構造及び床暖房装置 - Google Patents

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Description

本発明は、発熱体を備えた床暖房パネルに床材を固定するための床材の固定構造に関する。また本発明は、床暖房パネルに床材を固定して形成されている床暖房装置に関する。
個人住宅、集合住宅、オフィスビル等の建屋で用いる暖房装置として、床材の下に熱源を配して室内を暖める床暖房装置が広く知られている。このような床暖房装置には、大別して温水式と電気式とがあり、温水式の床暖房装置では、発熱体である温水が流れる配管が複数列に亘って配された床暖房パネルが使用されている。また、電気式の床暖房装置では、発熱体である電気式のヒータが敷き詰められた床暖房パネルが使用されている。
このような床暖房装置は、床下地合板の上に床暖房パネルを配し、さらにその上に複数枚の床材を固定していくことで形成されている。そして、床暖房パネルに設けた発熱体から供給される熱によって下方側から床材を暖め、室内における床表面の温度を上昇させている。
ここで、床暖房パネルと床材とを固定するとき、床暖房パネルに設けた小根太の上面に床材の底面を接触させた状態とし、これらを釘や針、接着剤等で固定する固定構造が知られている。しかしながら、このような固定構造によると、床暖房パネルから床材を取り外すときに取り外し作業が困難となってしまう。
例えば、個人住宅等において床材が破損してしまい、床材を補修する必要が生じたとする。この場合、床暖房パネルと床材とが釘等で固定されていると、床材を床暖房パネルから取り外し難いばかりか、床材を剥がす際に床材そのものや床暖房パネルを破損させてしまうおそれがある。なお、床暖房パネルごと床材を取り換えるという方法も考えられるが、補修作業の工期が長くなってしまう上に費用もかかってしまうため、好ましくない。
このような問題を解決するための技術として、特許文献1に開示されている技術がある。特許文献1には、床暖房パネルと床材とにレール状部材をそれぞれ設けた床暖房装置が開示されている。特許文献1に開示された床暖房装置では、床材の底面側に設けたレール状部材と、床暖房パネルに設けたレール状部材とが一対となっており、それぞれ弾性変形可能となっている。そして、床材側のレール状部材を床暖房パネル側のレール状部材に上側から押し当てることにより、これらのレール状部材が係合する構造となっている。そして、2つのレール状部材が係合すると、床材は、床暖房パネルに対してスライド移動が可能な状態で取り付けられることとなる。
つまり、特許文献1に開示された床暖房装置では、床暖房パネル上に複数枚の床材を敷き詰めていくとき、床材を床暖房パネルの上側に配し、それぞれのレール状部材を係合させ、床材をスライド移動可能な状態で仮取付けしている。さらに、床材を設置位置までスライド移動させ、移動させた床材の雄実(又は雌実)と、隣接して配置する他の床材の雌実(又は雄実)とを係合させている。そして、隣接する床材同士を連結していくことで、床材を床暖房パネル上に取り付けている。
このような構造によると、床材を床暖房パネルから取り外すときは、床材をスライド移動させて床材同士の係合を解除し、その後に床材を持ち上げてレール状部材同士の係合を解除すればよい。すなわち、床材を水平方向へとずらした後に持ち上げるだけで取り外すことが可能であるので、床材の取り外し作業が容易となる。また、床材や床暖房パネルに対して過度に力を加えることなく取り外し作業を実施できるので、床材の取り外し作業時に床材や床暖房パネルを破損することなく取り外しが可能となる。
特許第4341946号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構造には、床材を床暖房パネルにより強固に固定するという観点からさらなる改良の余地がある。
具体的に説明すると、特許文献1に開示された床暖房装置では、上記したように、床材ごと片側のレール状部材を持ち上げることで、床材側のレール状部材と床暖房パネル側の係合を解除することを想定している。そのため、床材に対して上向きの力が加わった際、レール状部材同士の係合が解除されてしまう。
ここで、床材には長尺板状のものがある。そして、この種の床材では、長手方向の片側端部近傍に重量のある家具等を設置すると、他方端部側に上向きの力がかかってしまう場合がある。この場合、床材の他方端部側でレール状部材同士の係合が解除され、床材の他方端部側が浮き上がってしまうおそれがある。
つまり、特許文献1に開示された床暖房装置における床材と床暖房パネルの固定構造では、上向きの力が床材に加わった場合、床材が予期に反して床暖房パネルから外れてしまうおそれがあった。
そこで本発明は、床材及び床暖房パネルを破損することなく床材の取り外しが可能であり、床暖房装置の設置作業が容易に実施可能であって、床材を床暖房パネルに対して強固に固定可能な床材の固定構造を提供することを課題とする。
また、そのような床材の固定構造を用いた床暖房装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、発熱体を備えた床暖房パネルの上部に床材を固定するための床材の固定構造であって、前記床暖房パネルに取り付けられた第1係合部材と、前記床材の下方側に取り付けられた第2係合部材とを備え、前記第1係合部材と前記第2係合部材のうちの一方は外側へ凸となる凸状部を有し、他方は前記凸状部と係合する係合受部を有しており、前記床暖房パネルは床下に配される下地合板上に固定されるものであり、前記下地合板と前記床暖房パネルとを固定する固定具と、前記床暖房パネルと前記第1係合部材とを固定する固定具とが同一の固定具であって、前記第1係合部材と前記第2係合部材とは、水平方向成分を含む方向に相対的に近接するように移動することで少なくとも一部が接触して係合状態となるものであり、係合状態においては前記第1係合部材が前記第2係合部材の上方向への移動を阻止することを特徴とする床材の固定構造である。
本発明の床材の固定構造では、床暖房パネルに第1係合部材を取り付け、床材に第2係合部材を取り付けている。そして、第1係合部材と第2係合部材とは、いずれか一方を他方側に対して水平方向成分を含む方向に近接させることで係合状態となり、床材と一体に取り付けた第2係合部材の上方向への移動が阻止される状態となる。
すなわち、第1係合部材と第2係合部材とを水平方向成分を含む方向への相対移動によって係合(又は係合解除)する構造とすることにより、仮に床材に上向きに力が加わった場合であっても床材が外れることのない強固な取付けが可能となっている。さらに、床材を床暖房パネルから取り外す際も、係合させた際とは逆方向に相対移動させて第1係合部材と第2係合部材の係合を解除するだけで取り外しが可能となる。このため、床材と床暖房パネルとを接着剤で固定した場合のように、床材を床暖房パネルから取り外す際に床材や床暖房パネルが破損してしまうことがない。
請求項2に記載の発明は、発熱体を備えた床暖房パネルの上部に床材を固定するための床材の固定構造であって、前記床暖房パネルに取り付けられた第1係合部材と、前記床材の下方側に取り付けられた第2係合部材と、段状に屈曲させた金属板体である床材固定部材を備え、前記床材固定部材は前記床材の裏面側に取り付けられ、前記床材と共に前記床暖房パネルに載置された状態で下側部分を前記床暖房パネルに固定するものであり、前記床暖房パネル上に敷設される複数の床材のうちの一部が、前記床材固定部材を介して前記床暖房パネルに固定され、前記第1係合部材と前記第2係合部材のうちの一方は外側へ凸となる凸状部を有し、他方は前記凸状部と係合する係合受部を有しており、前記第1係合部材と前記第2係合部材とは、水平方向成分を含む方向に相対的に近接するように移動することで少なくとも一部が接触して係合状態となるものであり、係合状態においては前記第1係合部材が前記第2係合部材の上方向への移動を阻止することを特徴とする床材の固定構造である。
請求項3に記載の発明は、前記凸状部は、基端側から突出端へと向かって細くなる楔状の突起であり、前記係合受部は、前記凸状部を挿入可能な孔状の部分であって、前記凸状部を前記係合受部に挿入することにより、前記第1係合部材と前記第2係合部材とが固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の床材の固定構造である。
かかる構成によると、簡単な構造で第1係合部材と第2係合部材とを強固に固定できるため好ましい。
ところで、請求項1の発明では、前記床暖房パネルは床下に配される下地合板上に固定されるものであり、前記下地合板と前記床暖房パネルとを固定する固定具と、前記床暖房パネルと前記第1係合部材とを固定する固定具とが同一の固定具となっている。
かかる構成では、第1係合部材を床暖房パネルに固定するための固定具と、床暖房パネルを床下に固定するための固定具とを同一の固定具としている。このように、固定具を共用する構成によると、固定構造全体での部品点数が少なくなり、コストの削減を図ることができる。
また、床暖房パネルを床下に固定する工程を実施した後、床暖房パネルに対して第1係合部材を固定する工程を実施する場合と比べて、床暖房パネル(床暖房装置)の設置作業を簡易化することができる。すなわち、床暖房パネルの床下への固定と、第1係合部材の床暖房パネルへの固定とを1つの工程で実施できるので、2つの工程をそれぞれ実施する場合と比べて、作業の効率化を図ることが可能となる。
本発明の床材の固定構造は、段状に屈曲させた金属板体である床材固定部材を備え、前記床材固定部材は前記床材の裏面側に取り付けられ、前記床材と共に前記床暖房パネルに載置された状態で下側部分を前記床暖房パネルに固定するものであり、前記床暖房パネル上に敷設される複数の床材のうちの一部が、前記床材固定部材を介して前記床暖房パネルに固定されている構成であってもよい(請求項2)。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のいずれかに記載の床材の固定構造により、床暖房パネルと床材とが固定されていることを特徴とする床暖房装置である。
本発明の床暖房装置は、請求項1乃至いずれかに記載の床材の固定構造で床暖房パネルと床材を固定しているので、仮に床材に上向きに力が加わった場合であっても床材が外れることのない強固な取付けが可能となっている。また、床材を床暖房パネルから取り外す際も、床材を床暖房パネルに対して水平方向成分を含む方向で離間する方向に移動させるだけで取り外しできるので、床材と床暖房パネルとを接着剤で固定した場合とは異なり、床材や床暖房パネルを破損させることなく取り外すことができる。
本発明の床材の固定構造は、床暖房パネルに取り付けた第1係合部材と、床材に取り付けた第2係合部材とを水平方向成分を含む方向への相対移動によって係合(又は係合解除)する構造としている。そのため、仮に床材に上向きに力が加わった場合であっても床材が外れることのない強固な取付けが可能となっている。
また、このことから、床材を床暖房パネルから取り外す際も、係合させた際とは逆方向に相対移動させて第1係合部材と第2係合部材の係合を解除するだけで取り外しが可能となる。したがって、床材と床暖房パネルとを接着剤で固定した場合のように、床材を床暖房パネルから取り外す際に床材や床暖房パネルが破損してしまうことがない。
本発明の床暖房装置も同様に、床材の強固な取付けと、床材や床暖房パネルを破損させることのない床材の取り外しが可能となっている。
本発明の第1実施形態にかかる床暖房装置を示す説明図である。 図1の床暖房装置を示す平面図であり、床材を透過して示す。 図2の床暖房装置を示すA−A断面図である。 図3の床材側固定金具を示す斜視図である。 図3のパネル側固定金具を示す斜視図である。 図1の床暖房パネルの上側に床材を固定していく様子を示す説明図である。 図1の床暖房パネルの上側に床材を固定していく様子を示す説明図であり、要部を拡大すると共に一部を省略して示す。 本発明の第2実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第4実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態にかかるパネル側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第8実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第9実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の第10実施形態にかかる床材側固定金具を示す斜視図である。 本発明の固定構造において、床暖房パネルの端側に位置する床材を固定するための固定金具を示す斜視図である。 図18の固定金具で床材を固定する様子を示す説明図であり、(a),(b)の順に固定する。 図5、図14とは異なる形態のパネル側固定金具を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態にかかる床暖房装置について図面を参照しつつ詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
第1実施形態の床暖房装置1では、図1で示されるように、梁や根太等の上側に床下合板2(下地合板)が敷かれて床下地が形成されており、この床下地の上側に床暖房パネル3と床材4が配されている。より具体的には、床下地に床暖房パネル3が固定されており、床暖房パネル3の上側に放熱シート(図示せず)が設けられている。そして、さらにその上側に床材4が取り付けられた状態となっている。そして、床暖房パネル3の温水配管8(発熱体)に外部の熱源機(図示せず)で加熱した温水(不凍液)を流し、温水の熱を床材4に伝熱させることで床暖房を行っている。
床暖房パネル3は、図2で示されるように、平面視略矩形状の本体基材7の上側に温水配管8と小根太部材9とを配して形成された、温水式の床暖房パネルである。
温水配管8は、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管、銅管等の適宜な材料で形成された配管である。この温水配管8は、直線状に延びる直線配管部8aと、屈曲して延びる屈曲配管部8bとが一体となって形成されている。
より具体的には、温水配管8は、複数の直線配管部8aを有している。そして、それぞれの直線配管部8aは床暖房パネル3の長手方向に沿って延びており、床暖房パネル3の短手方向に沿って所定の間隔を空けて並列に配置されている。さらに、この直線配管部8aの端部同士を連通するように屈曲配管部8bが位置している。すなわち、複数の直線配管部8aと複数の屈曲配管部8bとが連続し、蛇行して延びる一つの配管を形成している。
小根太部材9は、木材等を加工して形成される角柱状の部材であり、床暖房パネル3の長手方向に沿って延びている。この小根太部材9は、複数設けられており、床暖房パネル3の短手方向に沿って所定の間隔を空けて並列に配置されている。この小根太部材9は、いずれも2つの直線配管部8aの間に位置しており、小根太部材9の延び方向と直線配管部8aの延び方向とは、同一の方向となっている。
この小根太部材9には、小根太部材9を跨いで温水配管8を延ばすための断続部12と、切欠溝部13とがそれぞれ形成されている。
断続部12は、小根太部材9と温水配管8とが交差する部分であり、温水配管8を配するために小根太部材9の一部を欠落させた部分である。つまり、小根太部材9は、長尺状部分9aと短尺状部分9bが床暖房パネル3の長手方向で並列して形成されるものであり、断続部12は、長尺状部分9aと短尺状部分9bの間に位置する直方体状の空間となっている。
切欠溝部13は、図2、図3で示されるように、小根太部材9の上面側に形成した窪み部分であり、略直方体状の空間となっている。この切欠溝部13は、上下方向においては、小根太部材9の上端部分から上下方向の中心近傍まで延びており、幅方向においては、小根太部材9の短手方向における片側端部から他方端部までの間で延びている。
そして、この切欠溝部13は、1つの小根太部材9に複数設けられており、小根太部材9の長手方向で所定の間隔を空けて並列している。
床材4は、図2、図3で示されるように、合板やLVL等の木質積層板、パーティクルボード等の木質ボード、インシュレーションボードやMDF(中密度繊維板)等の木質繊維板、無垢材などの木質系材料といった適宜な材料を加工して形成される略長方形平板状の部材となっている。
なお、床材4の材料は、上記したような材料に限らず、石膏ボード等の無機質系材料や合成樹脂系材料等から形成されたものであってもよい。
この床材4の周縁部分のうち、短手方向で対向する部分には、雄実部17と雌実部18とがそれぞれ形成されている(図3参照)。
雄実部17は、床材4の短手方向で対向する2つの側面のうちの一つに形成されるものであり、外側に凸となった突起状の部分である。この雄実部17は、雄実部17が形成される側面の長手方向の全体に亘って延設されている。
雌実部18は、床材4の短手方向で対向する2つの側面のうちの一つに形成されるものであり、内側に窪んだ部分である。この雌実部18は、雌実部18が形成される側面の長手方向の全体に亘って延設されている。
そして、床材4の雄実部17(又は雌実部18)は、他の床材4の雌実部18(又は雄実部17)と係合可能となっている。別言すると、雄実部17と雌実部18とを嵌合することにより、床材4同士を連結可能となっている。
ここで、図3で示されるように、床材4の裏面側には、床材側固定金具23(第2係合部材)が取り付けられており、床暖房パネル3の小根太部材9には、パネル側固定金具24(第1係合部材)が取り付けられている。そして、床材側固定金具23とパネル側固定金具24とが係合することにより、床材4が床暖房パネル3に固定された状態となっている。
ここで、本実施形態の特徴的な部材である、床材側固定金具23とパネル側固定金具24についてそれぞれ詳細に説明すると共に、これらを用いた床材4の床暖房パネル3への固定構造について詳細に説明する。
床材側固定金具23は、図4で示されるように、略長方形平板状の天板部27と、天板部27の下面から下方へ突出する立板部28と、立板部28の一つの側面から外側へ突出する突起部29(凸状部)とが一体に形成された金具である。
天板部27は、床材側固定金具23の最も上側に位置する部分であり、複数の取付用貫通孔33が設けられている。より詳細には、天板部27には、2つの取付用貫通孔33が異なる位置にそれぞれ設けられている。この取付用貫通孔33は、天板部27を厚さ方向(表裏方向)に貫通する開口形状が円形の貫通孔であり、釘や木ネジ等の締結要素を打ち込むための孔となっている。
ここで、締結要素とは、釘、ネジ、鋲、針等の上位概念であるものとする。
なお、2つの取付用貫通孔33は、いずれも天板部27の短手方向の中心近傍の位置であり、天板部27の長手方向の端部よりやや中心よりの位置にそれぞれ設けられている。そして、この2つの取付用貫通孔33は、天板部27の長手方向で所定の間隔を開けて並列した状態となっている。
立板部28は、天板部27の下面から垂下した略長方形平板状の部分であり、同じく略長方形平板状の天板部27と略「T」字状に交わるように設けられている。すなわち、立板部28は、直立した略長方形平板状の部分であり、長手方向の片側端部が天板部27の下面と連続している。さらに、この立板部28の厚さ方向と、天板部27の長手方向とが同一の方向となっており、立板部28の短手方向と、天板部27の短手方向とが同一の方向となっている。
突起部29は、立板部28の短手方向で対向する2つの側面のうちの1つから外側へ突出するものであり、より詳細には、この側面の下端側(突出端側)に位置する部分から外側へと突出する山形の突起部分である。すなわち、突起部29は、立板部28と略「L」字状に連続する一体の板体となっている。この突起部29は、突出方向側方からみたとき、その形状が略直角三角形状となっている。
突起部29の上端面は、外側に向かうにつれて高さが低くなる傾斜面となっている。別言すると、突起部29は、突出方向先端側に向かうにつれて先細りする(上下方向の長さが短くなる)形状となっている。また、突起部29の下端面は、立板部28の下端面と同一平面を形成している。
パネル側固定金具24は、図5で示されるように、略長方形平板状の金属板を側面視が略「L」字状になるように屈曲加工して形成される金具である。すなわち、パネル側固定金具24は、平面視が略長方形平板状の支持板部37と、支持板部37の端部から略垂直上方へと突出する立上板部38とを有し、これらが一体に連続している。
支持板部37には、複数の取付用貫通孔41が設けられており、より詳細には、2つの取付用貫通孔41が異なる位置にそれぞれ設けられている。この取付用貫通孔41は、支持板部37を厚さ方向(表裏方向)に貫通する開口形状が円形の貫通孔であり、締結要素を打ち込むための孔となっている。
なお、2つの取付用貫通孔41は、いずれも天板部27の短手方向の中心近傍の位置であり、天板部27の長手方向の端部よりやや中心よりの位置にそれぞれ設けられている。そして、この2つの取付用貫通孔41は、天板部27の長手方向で所定の間隔を開けて並列した状態となっている。
立上板部38は、正面視が略「ロ」字状となる板体であり、直立姿勢となるように支持された状態となっている。別言すると、立上板部38は、直立した略長方形平板状の部分であり、その中心よりの部分を厚さ方向に貫通する掛止孔42(係合受部)が設けられている。
掛止孔42は、開口形状が略縦長長方形状の貫通孔となっている。この掛止孔42は、立上板部38の幅方向の中心近傍であって、立上板部38の上下方向のやや上端よりの部分に形成されている。
続いて、床材4の床暖房パネル3上への取り付けについて説明する。
まず、床材4の床暖房パネル3への取り付けに先立って、床材4に床材側固定金具23を取り付け、床暖房パネル3にパネル側固定金具24を取り付ける。
床材4に床材側固定金具23を取り付ける際、床材側固定金具23の天板部27(図4参照)を床材4の裏面側に下方から当接させる(図3参照)。そして、天板部27に形成した取付用貫通孔33に釘等の締結要素を打ち込み、天板部27と床材4とを固定する。このとき、図3で示されるように、床材側固定金具23の突起部29の突出方向と、床材4の雄実部17の突出方向とが同一となるように、床材側固定金具23を床材4に固定する。
床暖房パネル3にパネル側固定金具24を取り付ける際、パネル側固定金具24の支持板部37を、床暖房パネル3の小根太部材9に形成した切欠溝部13の上側に載置する(図3参照)。そして、支持板部37に形成した取付用貫通孔41に釘等の締結要素を打ち込み、支持板部37と床暖房パネル3とを固定する。このとき、図3で示されるように、掛止孔42の開口面が床材4の短手方向(図3の左右方向)と直交するように支持板部37を床暖房パネル3に固定する。別言すると、掛止孔42の延び方向と、床暖房パネル3の長手方向とは同一の方向(図3の左右方向)となっている。
ところで、取付用貫通孔41を貫通した締結要素は、床暖房パネル3の小根太部材9及び本体基材7を貫通し、床下合板2まで延びている。すなわち、パネル側固定金具24を床暖房パネル3に固定するための固定具して機能する締結要素は、床暖房パネル3を床下地に固定するための固定具としても機能する。このように、固定具を共用する構成によると、固定構造全体での部品点数が少なくなり、コストの削減を図ることができる。また、床暖房パネル3を床下合板2に固定した後、さらに、床暖房パネル3にパネル側固定金具24を固定する場合と比べて、締結要素を打ち込む作業の回数を削減できる。このことから、作業の効率化を図ることが可能となる。
続いて、床材4を床暖房パネル3へ取り付ける。
床材4を床暖房パネル3の上方に取り付ける際、図6、図7で示されるように、床暖房パネル3の長手方向の片側端部側から他方端部側へ向かって順に床材4を敷き詰めていく。
より具体的には、まず、床暖房パネル3の長手方向における片側端部の上方に、第1の床材4aを適宜な手段で取り付ける。
具体的に説明すると、床暖房パネル3の周囲に位置する空間部には、床暖房パネル3の高さに合わせたダミー合板(図示を省略する)を施工している場合がある。すなわち、床暖房パネル3とダミー合板とで平面を形成し、その上側に床材4を敷き詰めることで、室内における床面(図1参照)を形成する場合がある。このような場合、第1の床材4aの取り付けにあたり、ダミー合板の上面に接着剤等を塗布して第1の床材4aを取り付けてもよい。また、釘や鋲等の締結要素を打ちつけることで、ダミー合板と第1の床材4aとを固定してもよい。このようにダミー合板と第1の床材4aとを固定した場合であっても、第1の床材4aを取り外す際に床暖房パネル3が損傷することはない。
そして、第1の床材4aを取り付けた状態では、第1の床材4aの少なくとも一部が庇のように床暖房パネル3の上方に位置した状態となっている。別言すると、第1の床材4aの短手方向の片側端部は床暖房パネル3の上側に位置した状態となっている。
続いて、第2の床材4bを取り付ける。
より具体的には、図6、図7で示されるように、第2の床材4bをすでに取り付けられた第1の床材4aと床暖房パネル3に近接させる。すなわち、第2の床材4bを斜め下方へと移動させ、第1の床材4aと床暖房パネル3とに近接させる。
そして、第2の床材4bに一体に取り付けられた床材側固定金具23と、床暖房パネル3に一体に取り付けられたパネル側固定金具24とを係合させる。すなわち、パネル側固定金具24の掛止孔42に、床材側固定金具23の突起部29を突出方向先端側から挿通する。そして、第2の床材4bをそのまま挿通方向に移動させ、突起部29の突出方向基端側の部分まで掛止孔42に挿通した状態とする。
ここで、上記したように、突起部29は突出方向基端側に向かうにつれて上下方向の長さが長くなっている。
このことから、突起部29の突出方向先端側の部分だけを掛止孔42に挿通したのでは、突起部29の先端側の部分よりも掛止孔42の孔径が十分に大きいため、突起部29と掛止孔42の内周面の間には大きな隙間が形成されることとなる。
対して、突起部29の突出方向基端側の部分を掛止孔42に挿通すると、突起部29が掛止孔42に嵌り込み、突起部29の外表面と掛止孔42の内周面とが広い範囲で面接触する。このことにより、床材側固定金具23(突起部29)がパネル側固定金具24に固定された状態となる。
すなわち、突起部29の先端側の部分から掛止孔42に挿入していき、基端側部分まで挿入すると、突起部29の外表面と掛止孔42の内周面とが広い範囲で面接触する。その状態において、さらに突起部29を挿入方向へ押し込むことで、突起部29が掛止孔42の内周面と密着し、床材側固定金具23(突起部29)とパネル側固定金具24とが強固に固定される。別言すると、床材側固定金具23とパネル側固定金具24とが嵌合した状態となる。
このように、突起部29の突出方向基端側の部分を掛止孔42に挿通することで、床材側固定金具23とパネル側固定金具24とが係合状態となる。そして、係合状態においては、床材側固定金具23とパネル側固定金具24とが互いに離反する方向への移動を規制する。換言すると、床材側固定金具23とパネル側固定金具24、延いては第2の床材4bと床暖房パネル3の相対的な移動が規制された状態となる。このため、第2の床材4bに対して上側へと力を加えても、第2の床材4bが上側へと移動することはない。
また、突起部29を掛止孔42に挿通すると共に、第2の床材4bの雄実部17を第1の床材4aの雌実部18に嵌め込み、これら雄実部17と雌実部18とを係合させた状態とする。すなわち、床材側固定金具23とパネル側固定金具24とを係合状態とし、さらに、隣接して配される床材4の雄実部17と雌実部18とを係合させることで、隣接して配される床材4が一体に連結した状態で床暖房パネル3の上側に固定される。
以下同様に、第2の床材4bに続いて第3の床材4、第4の床材4、第5の床材4・・・を順次取り付けていく。そして、所定の枚数の床材4を床暖房パネル3の上側に取り付けることにより、床材4の床暖房パネル3上への取り付けが完了する。
本実施形態では、小根太部材9の長手方向で所定の間隔を空けて形成される複数の切欠溝部13のそれぞれに床材側固定金具23を取り付けると共に、床暖房パネル3の上側に敷き詰める複数の床材4のそれぞれに床材側固定金具23取り付けている。すなわち、床材側固定金具23とパネル側固定金具24とからなる1対の金具を複数個所で係合させ、床暖房パネル3の上側に複数の床材4を固定している。
このように、本実施形態では、床材側固定金具23とパネル側固定金具24の係合箇所、すなわち、床材側固定金具23の取り付け位置とパネル側固定金具24の取り付け位置とが予め定まっており、床材4の取り付け作業を実施する施工現場において、これらを測定等により定める必要はない。このことから、床材4を床暖房パネル3に取り付けたときの床材4と床暖房パネル3の相対位置もまた、予め定まることとなる。したがって、上記したダミー合板(図示を省略する)のような周辺部材を床暖房パネル3の周囲に取り付けるとき、施工現場では、床材4や床暖房パネル3の取り付け位置に合わせて周辺部材を加工する必要はない。すなわち、予め加工した周辺部材を採用して床材4の取り付け作業を実施することができるので、施工現場における作業効率を向上させることが可能となる。
さらに本発明の他の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、上記した第1実施形態と同様の部分については、同じ符号を付して説明を省略するものとする。また、床材側固定金具23やパネル側固定金具24を取り付ける床材4や床暖房パネル3の構造についても説明を省略するものとする。
第2実施形態の床材側固定金具123(第2係合部材)は、図8で示されるように、略長方形平板状の天板部127を有しており、天板部127の下面の一端部から立板部28が垂下された状態となっている。別言すると、この天板部127は、立板部28の上端部分を側方に折り曲げたような形状となっており、天板部127の周縁の1辺を形成する部分から立板部28が下方に突出した状態となっている。
すなわち、上記した第1実施形態では、天板部27の下面において長手方向の中心近傍から立板部28が垂下する例を示したが、本発明はこれに限るものではない。第2実施形態で示されるように、立板部28は、天板部127の端部近傍から垂下されていてもよい。
ところで、この天板部127は立板部28の上端から側方へ突出した状態となっているともいえる。このとき、天板部127の突出方向基端側の端部には立板部28が位置しており、突出方向先端側の端部よりやや基端側の位置には、取付用貫通孔133が設けられている。この取付用貫通孔133は、天板部127を厚さ方向(上下方向)に貫通するものであり、開口形状は略円形となっている。さらに、取付用貫通孔133は2つ設けられており、2つの取付用貫通孔133は、天板部127の突出方向と略垂直に交わる方向で並列した状態となっている。
第3実施形態の床材側固定金具223(第2係合部材)は、図9で示されるように、立板部28から外側へ突出する山形の突起部229(凸状部)を備えており、この突起部229の上端に形成された傾斜面に小突起列230が設けられている。
より具体的には、小突起列230は、突起部229の突出方向の側面からみた形状が略鋸刃状となっており、複数の小突起片231が列状に設けられて形成されるものである。この小突起片231は、突起部229の突出方向で並列するものであり、それぞれが上方に凸となる山形の突起となっている。
第4実施形態の床材側固定金具323(第2係合部材)は、図10で示されるように、立板部28から外側へ突出する山形の突起部329(凸状部)を備えており、この突起部329の上端面に複数の小突起331が設けられている。
より具体的には、それぞれの小突起331は、突起部329の上端面から上方に突出するものであり、その突出方向は、突起部329の上端面に対して略垂直となっている。この小突起331は上方へ丸みを帯びて凸となるものであり、外形が略半円柱状となっている。さらに、この小突起331は、突起部329の上端面で所定の間隔を空けて並列するように設けられている。別言すると、突起部329の突出方向に沿って、複数の小突起331が等間隔に列をなした状態となっている。
第5実施形態の床材側固定金具423(第2係合部材)は、図11で示されるように、立板部28から外側へ突出する略直方体状の突起部429(凸状部)を備えている。この突起部429は、立板部28の側面の1つから外側へ突出するものであり、突出方向はこの側面に対して略垂直となっている。より具体的には、突起部429は、立板部28の短手方向(上下方向及び厚さ方向と直交する方向)で対向する2つの側面のうちの1つから外側へ突出している。
そして、この突起部429の突出方向先端側の部分は、上端から下端にかけて斜めに切り落とされたような形状となっている。別言すると、突起部429の突出方向先端側の部分には、突起部429の突出方向基端側に向かうにつれて高さが高くなる傾斜面429aが形成されている。また、突起部429の上端面であって、突起部429の先端側に形成された傾斜面429aよりも立板部28よりの位置にある基端側上端面429bは、上下方向に対して略垂直に交わる面となっており、複数の小突起431が設けられている。
より具体的には、それぞれの小突起431は、基端側上端面429bから上方に突出するものであり、その突出方向は、基端側上端面429bに対して略垂直となっている。この小突起431は、上方に凸となる山形の突起であり、外形が横倒しした三角柱状となっている。別言すると、小突起431は、頂部が尖っており、下方に向かうにつれて幅が広がっている。また、小突起431は、基端側上端面429bで所定の間隔を空けて並列するように設けられている。別言すると、突起部429の突出方向に沿って、複数の小突起431が等間隔に列をなした状態となっている。
第6実施形態の床材側固定金具523(第2係合部材)は、図12で示されるように、立板部28から外側へ突出する略直方体状の突起部529(凸状部)を備えている。
ところで、第6実施形態の突起部529の形状は、上述した第5実施形態の突起部429(図11参照)の形状と略同一となっており、突起部529の上端面に形成された小突起531が第5実施形態とは異なっている。そこで、後述の床材側固定金具523に関する説明では、小突起531に関連する事項のみを説明し、その他の部分の説明を省略する。
突起部529の上端面のうち、突出方向基端側よりの位置に形成された基端側上端面529bには、複数の小突起531が設けられている。
それぞれの小突起531は、基端側上端面529bから上方に突出するものであり、その突出方向は、基端側上端面529bに対して略垂直となっている。この小突起531は、上方に丸みを帯びて凸となる突起であり、外形が横倒しした半円柱状となっている。また、この小突起531は、基端側上端面529bで所定の間隔を空けて並列するように設けられている。別言すると、突起部529の突出方向に沿って、複数の小突起531が等間隔に列をなした状態となっている。
第7実施形態の床材側固定金具623(第2係合部材)は、図13で示されるように、略長方形平板状の金属板の一方端を下方側へ湾曲させて形成している。より具体的には、床材側固定金具623は、弾性を有する適宜な金属で形成された金属板を湾曲させて形成されたものであり、この金属板を一部になだらかな曲面が形成されるように曲げることで形成している。つまり、床材側固定金具623は、略長方形平板状の天板部627と、下方に向かってなだらかに傾斜する曲面部628と、斜め下方へと突出する突出板部629(凸状部)とが一体となって形成される金具となっている。
この天板部627には、2つの取付用貫通孔633が異なる位置にそれぞれ設けられており、天板部627の長手方向において所定の間隔を開けて並列した状態となっている。
この取付用貫通孔633は、いずれも天板部627を厚さ方向(表裏方向)に貫通する開口形状が円形の貫通孔であり、釘や木ネジ等の締結要素を打ち込むための孔となっている。
ここで、第7実施形態では、図14で示されるように、略長方形平板状の金属板を側面視が略「L」字状になるように屈曲加工して形成されるパネル側固定金具624(第1係合部材)を採用している。
ところで、パネル側固定金具624の形状は、上述した第1実施形態におけるパネル側固定金具24の形状と略同一となっており、立上板部38に形成した掛止孔642の形状が上述のパネル側固定金具24とは異なっている。そこで、後述のパネル側固定金具624に関する説明では、掛止孔642に関連する事項のみを説明し、その他の部分の説明を省略する。
掛止孔642は、開口形状が略横長長方形状の貫通孔となっている。この掛止孔642は、立上板部38の上下方向の中心よりやや上側の位置に形成されており、幅方向の略全域に亘って延びている。すなわち、掛止孔642は、幅方向の片側端部よりもやや中心よりの位置から、幅方向の他方端部よりやや中心よりの位置まで延びた状態となっている。
このように、本発明の固定構造において床暖房パネル3に取り付ける金具は、上述した第1実施形態におけるパネル側固定金具24に限るものではなく、床材4に取り付ける金具の形状に応じて適宜変更してもよい。
第8実施形態の床材側固定金具723(第2係合部材)は、図15で示されるように、弾性を有する適宜な金属で形成された略長方形平板状の金属板を屈曲させて形成しており、より具体的には、金属板の一方端を下方側へと屈曲させて形成している。別言すると、床材側固定金具623は、略長方形平板状の天板部727と、天板部727の短手方向における端部から外側下方へ突出する突出板部729(凸状部)とが一体となって形成される金具となっている。
なお、この床材側固定金具723は、第7実施形態のパネル側固定金具624と一対の金具として使用されるものである。
天板部727には、2つの取付用貫通孔733が異なる位置にそれぞれ設けられており、天板部727の長手方向において所定の間隔を開けて並列した状態となっている。この取付用貫通孔733は、いずれも天板部727を厚さ方向(表裏方向)に貫通する開口形状が円形の貫通孔であり、釘や木ネジ等の締結要素を打ち込むための孔となっている。
第9実施形態の床材側固定金具823(第2係合部材)は、図16で示されるように、第8実施形態の床材側固定金具723(図15参照)の形状と略同一となっており、突出板部829(凸状部)の上端面に小突起831が形成されている点で第8実施形態とは異なっている。そこで、後述の床材側固定金具823に関する説明では、小突起831に関連する事項のみを説明し、その他の部分の説明を省略する。
なお、この床材側固定金具823は、第7実施形態のパネル側固定金具624と一対の金具として使用されるものである。
小突起831は、突出板部829の上端面から上方に突出するものであり、その突出方向は、突出板部829の上端面に対して略垂直となっている。この小突起831は上方へ丸みを帯びて凸となるものであり、外形が略半円柱状となっている。別言すると、この小突起831は、断面形状が略半円状となっており、突出板部829の長手方向の全域に亘って延びている。
また、この小突起831は複数設けられるものであり、突出板部829の上端面で所定の間隔を空けて並列するように設けられている。詳細には、突出板部829の突出方向(短手方向)に沿って、複数の小突起831が等間隔に列をなした状態となっている。
第10実施形態の床材側固定金具923(第2係合部材)は、図17で示されるように、金属板を階段状に折り曲げたような形状であり、側面視した形状が略「Z」字状となっている。より具体的には、床材側固定金具923は、略長方形平板状の天板部927と、天板部927の短手方向における端部から下方へ突出する立板部928と、立板部928の下端から外側へ突出する略長方形平板状の突出板部929(凸状部)とが一体となって形成される金具となっている。したがって、立板部928の上端近傍で外側に突出する天板部927と、立板部928の下端近傍で外側に突出する突出板部929とでは、その突出方向が逆向きとなっている。
天板部927には、2つの取付用貫通孔933が異なる位置にそれぞれ設けられており、天板部927の長手方向において所定の間隔を開けて並列した状態となっている。この取付用貫通孔933は、いずれも天板部927を厚さ方向(表裏方向)に貫通する開口形状が円形の貫通孔であり、釘や木ネジ等の締結要素を打ち込むための孔となっている。
突出板部929は、上面と下面とにそれぞれ複数の小突起(小突起931、小突起932)が設けられている。
上面に形成された小突起931は、上方に丸みを帯びて凸となるように突出しており、その突出方向は、突出板部929の上面に対して略垂直となっている。そして、小突起931は、外形が横倒しした半円柱状となっている。より具体的には、小突起931は、断面形状が略半円形で突出板部929の長手方向の全域に亘って延びている。
この小突起931は、突出板部929の上面で所定の間隔を空けて並列するように設けられている。別言すると、突出板部929の突出方向に沿って、複数の小突起931が等間隔に列をなした状態となっている。
下面に形成された小突起932は、下方に丸みを帯びて凸となるように突出しており、その突出方向は、突出板部929の下面に対して略垂直となっている。そして、小突起932は、外形が横倒しした半円柱状となっている。より具体的には、小突起932は、断面形状が略半円形で突出板部929の長手方向の全域に亘って延びている。
この小突起932もまた、突出板部929の下面で所定の間隔を空けて並列するように設けられている。別言すると、突出板部929の突出方向に沿って、複数の小突起932が等間隔に列をなした状態となっている。
なお、上面に形成された小突起931と下面に形成された小突起932とは、突出板部929の突出方向において異なる位置に形成されている。すなわち、上面に形成された小突起931の下方には下面側の小突起932が形成されておらず、下面に形成された小突起932の上方には上面側の小突起931が形成されていない状態となっている。別言すると、上面に形成された2つの小突起931の間に形成される空隙の下方に下面側の小突起932が形成されており、下面に形成された2つの小突起932の間に形成される空隙の上方に上面側の小突起932が形成された状態となっている。
上記した実施形態では、床暖房パネル3の長手方向において最も端部側に位置する第1の床材4aを固定する際、床暖房パネル3の周囲に位置するダミー合板(図示を省略する)に対して固定する例を示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、図18で示されるような端部側床材固定金具83(床材固定部材)により、第1の床材4aを床暖房パネル3の小根太部材9に固定してもよい(図19参照)。
端部側床材固定金具83と、この金具を用いた第1の床材4aの固定方向につき、以下で詳細に説明する。
端部側床材固定金具83は、金属板を階段状に折り曲げたような形状であり、側面視した形状が略「Z」字状となっている。より具体的には、端部側床材固定金具83は、略長方形平板状の天板部87と、天板部87の短手方向における端部から下方へ突出する立板部88と、立板部88の下端から外側へ突出する略長方形平板状の突出板部89とが一体となって形成される金具となっている。したがって、立板部88の上端近傍で外側に突出する天板部87と、立板部88の下端近傍で外側に突出する突出板部89とでは、その突出方向が逆向きとなっている。
天板部87には、2つの取付用貫通孔93が異なる位置にそれぞれ設けられており、天板部87の長手方向において所定の間隔を開けて並列した状態となっている。この取付用貫通孔93は、いずれも天板部87を厚さ方向(表裏方向)に貫通する開口形状が円形の貫通孔であり、釘や木ネジ等の締結要素を打ち込むための孔となっている。
突出板部89にもまた、2つの取付用貫通孔93が異なる位置にそれぞれ設けられており、突出板部89の長手方向において所定の間隔を開けて並列した状態となっている。この取付用貫通孔93は、いずれも突出板部89を厚さ方向(表裏方向)に貫通する開口形状が円形の貫通孔であり、釘や木ネジ等の締結要素を打ち込むための孔となっている。
続いて、第1の床材4aの床暖房パネル3上への取り付けについて説明する。
まず、第1の床材4aの裏面側に端部側床材固定金具83を取り付ける。
端部側床材固定金具83を取り付ける際、図19で示されるように、端部側床材固定金具83の天板部87を第1の床材4aの裏面側に下方から当接させる。そして、天板部87に形成した取付用貫通孔93に釘等の締結要素を打ち込み、天板部87と床材4とを固定する。
そして、第1の床材4aを床暖房パネル3の上側に載置し、小根太部材9の切欠溝部13の上側に端部側床材固定金具83を配した状態とする(図19(a)参照)。すなわち、端部側床材固定金具83の突出板部89を切欠溝部13の上側に位置させた状態とする。そして、突出板部89に形成した取付用貫通孔93に釘等の締結要素を打ち込み、突出板部89と小根太部材9とを固定する(図19(b)参照)。
この場合、端部側床材固定金具83を固定した切欠溝部13に、パネル側固定金具24を固定してもよい。このことにより、第2の床材4bを上記と同様の手順で床暖房パネル3の上側に固定することが可能となる。
上記した実施形態では、床暖房パネル3の長手方向における片側端部側から他方端部側に向かって、第1の床材4a、第2の床材4b、・・・を順次取り付けていく例について説明したが、本発明はこれに限るものではない。床材4の長さは適宜変更してよく、より長さの短い床材を床暖房パネル3の短手方向で並列させて配してもよい。
例えば、第1の床材4aでなく、複数の床材を並列させて形成した床材列を配し、第1の床材列、第2の床材列、・・・を順次取り付けていく構成であってもよい。すなわち、床暖房パネル3の上側に床材を行列状に配し、それぞれを固定してもよい。
また、本発明の固定構造では、小根太部材9に形成した切欠溝部13に複数のパネル側固定金具24を固定してもよい。すなわち、小根太部材9の長手方向や短手方向において複数のパネル側固定金具24が並列するように、切欠溝部13にパネル側固定金具24を固定してもよい。
さらにまた、上記した実施形態に限らず、床暖房パネル3の短手方向における片側端部側から他方端部側に向かって、第1の床材4a、第2の床材4b、・・・を順次取り付けていく構成であってもかまわない。この場合、切欠溝部13に固定するパネル側固定金具24の向きを変更すれば、上記と同様の手順で床材を床暖房パネル3の上側に固定することが可能となる。
上記した実施形態では、長方形平板状の金属板を側面視が略「L」字状になるように屈曲加工して形成されるパネル側固定金具(パネル側固定金具24、パネル側固定金具624)の例を示したが本発明はこれに限るものではない。例えば、図20で示されるように、略円柱状のパネル側固定金具100を使用する構成であってもよい。
この場合、まず、小根太部材9の短手方向の中心近傍に下方に向かって凸となる凹部101を形成する。そして、凹部101を取り囲む壁状部分のうち、対向する2つの壁状部分102にパネル側固定金具100の両端部分をそれぞれ固定する。このとき、パネル側固定金具100の下端は、凹部101の底面より上側に位置した状態とする。
すなわち、棒状のパネル側固定金具100の下方側に空間が形成されるように、パネル側固定金具100を小根太部材9に固定した状態とする。
そして、床材側固定金具の突起部や突出板部をパネル側固定金具100の下方側に位置させることにより、床材側固定金具とパネル側固定金具100とが係合状態となる。このことにより、床材側固定金具を一体に取り付けた床材は、上方への移動が不可能な状態で床暖房パネル(小根太部材9)の上側に固定された状態となる。
上記した実施形態では、温水式の床暖房パネル3に床材4を固定する例について説明したが、本発明はこれに限るものではない。ヒータを備えた電気式の床暖房パネルの上側に床材4を固定してもよい。
上記した実施形態では、床材側固定金具に凸状部を設け、パネル側固定金具に係合受部を設けたが、本発明はこれに限るものではない。床材側固定金具に係合受部を設け、パネル側固定金具に凸状部を設ける構成であってもかまわない。
1 床暖房装置
2 床下合板(下地合板)
3 床暖房パネル
4 床材
8 温水配管(発熱体)
23 床材側固定金具(第2係合部材)
24,624 パネル側固定金具(第1係合部材)
29 突起部(凸状部)
42 掛止孔(係合受部)
83 端部側床材固定金具(床材固定部材)
123 床材側固定金具(第2係合部材)
223 床材側固定金具(第2係合部材)
229 突起部(凸状部)
323 床材側固定金具(第2係合部材)
329 突起部(凸状部)
423 床材側固定金具(第2係合部材)
429 突起部(凸状部)
523 床材側固定金具(第2係合部材)
529 突起部(凸状部)
623 床材側固定金具(第2係合部材)
629 突出板部(凸状部)
723 床材側固定金具(第2係合部材)
729 突出板部(凸状部)
823 床材側固定金具(第2係合部材)
829 突出板部(凸状部)
923 床材側固定金具(第2係合部材)
929 突出板部(凸状部)

Claims (4)

  1. 発熱体を備えた床暖房パネルの上部に床材を固定するための床材の固定構造であって、
    前記床暖房パネルに取り付けられた第1係合部材と、前記床材の下方側に取り付けられた第2係合部材とを備え、
    前記第1係合部材と前記第2係合部材のうちの一方は外側へ凸となる凸状部を有し、他方は前記凸状部と係合する係合受部を有しており、
    前記床暖房パネルは床下に配される下地合板上に固定されるものであり、前記下地合板と前記床暖房パネルとを固定する固定具と、前記床暖房パネルと前記第1係合部材とを固定する固定具とが同一の固定具であって、
    前記第1係合部材と前記第2係合部材とは、水平方向成分を含む方向に相対的に近接するように移動することで少なくとも一部が接触して係合状態となるものであり、係合状態においては前記第1係合部材が前記第2係合部材の上方向への移動を阻止することを特徴とする床材の固定構造。
  2. 発熱体を備えた床暖房パネルの上部に床材を固定するための床材の固定構造であって、
    前記床暖房パネルに取り付けられた第1係合部材と、前記床材の下方側に取り付けられた第2係合部材と、段状に屈曲させた金属板体である床材固定部材を備え、
    前記床材固定部材は前記床材の裏面側に取り付けられ、前記床材と共に前記床暖房パネルに載置された状態で下側部分を前記床暖房パネルに固定するものであり、
    前記床暖房パネル上に敷設される複数の床材のうちの一部が、前記床材固定部材を介して前記床暖房パネルに固定され、
    前記第1係合部材と前記第2係合部材のうちの一方は外側へ凸となる凸状部を有し、他方は前記凸状部と係合する係合受部を有しており、
    前記第1係合部材と前記第2係合部材とは、水平方向成分を含む方向に相対的に近接するように移動することで少なくとも一部が接触して係合状態となるものであり、係合状態においては前記第1係合部材が前記第2係合部材の上方向への移動を阻止することを特徴とする床材の固定構造。
  3. 前記凸状部は、基端側から突出端へと向かって細くなる楔状の突起であり、
    前記係合受部は、前記凸状部を挿入可能な孔状の部分であって、
    前記凸状部を前記係合受部に挿入することにより、前記第1係合部材と前記第2係合部材とが固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の床材の固定構造。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の床材の固定構造により、床暖房パネルと床材とが固定されていることを特徴とする床暖房装置。
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