JP6053530B2 - 摩擦ダンパー - Google Patents
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Description
この発明の目的は、ダンパーのコンパクト化を図るとともに、高い加工精度も要求されることがなく、コストダウンを図ることができる摩擦ダンパーを提供することにある。
この発明の別の目的は、安定した摩擦力を発生させることができる摩擦ダンパーを提供することにある。
この発明のさらに別の目的は、構造物要素への取付けが容易な摩擦ダンパーを提供することにある。
すなわち、この発明は、所定方向に相対移動する2つの構造物要素の一方に、第1結合手段を介して板厚方向に傾動自在に結合される第1圧接板と、この第1圧接板を両面から所定の圧接力で挟み込むように配置されるとともに、他方の構造物要素に第2結合手段を介して板厚方向に傾動自在に結合される1対の第2圧接板とを備え、2つの構造物要素の前記相対移動に伴って摺動する第1,第2圧接板同士の摩擦力により、前記相対移動を抑制する摩擦ダンパーであって、
前記第2結合手段は、前記1対の第2圧接板間を連結する円筒形のハウジングであって、その内径中心が外径中心に対して偏芯しているハウジングと、
前記ハウジングに収容された球面すべり軸受と、
前記球面すべり軸受に嵌合され、前記第2圧接板と前記他方の構造物要素とを連結するピンとを備えてなることを特徴とする摩擦ダンパーにある。
前記第1,第2結合手段の少なくとも一方は、当該一方の結合手段に対応した前記1対の回転圧接板間を連結する円筒形のハウジングであって、その内径中心が外径中心に対して偏芯しているハウジングと、
前記ハウジングに収容された球面すべり軸受と、
前記球面すべり軸受に嵌合され、前記一方の結合手段に対応した前記回転圧接板と前記構造物要素とを連結するピンとを備えてなることを特徴とする摩擦ダンパーにある。
前記結合手段は、互いに隣接する各圧接板間を連結する円筒形のハウジングであって、その内径中心が外径中心に対して偏芯しているハウジングと、
前記ハウジングに収容された球面すべり軸受と、
前記球面すべり軸受に嵌合され、前記圧接板と前記構造物要素とを連結するピンとを備えてなることを特徴とする摩擦ダンパーにある。
1a,1b:分割ブレース
5:柱梁架構
10:摩擦ダンパー
11:第1結合手段
12:第2結合手段
13:第1圧接板
14:第2圧接板
15:長孔
16:第3圧接板
27:ハウジング
28:球面すべり軸受
29:穴
32,33:隙間
34:外輪
35:内輪
36:ピン
Claims (7)
- 所定方向に相対移動する2つの構造物要素の一方に、第1結合手段を介して板厚方向に傾動自在に結合される第1圧接板と、この第1圧接板を両面から所定の圧接力で挟み込むように配置されるとともに、他方の構造物要素に第2結合手段を介して板厚方向に傾動自在に結合される1対の第2圧接板とを備え、2つの構造物要素の前記相対移動に伴って摺動する第1,第2圧接板同士の摩擦力により、前記相対移動を抑制する摩擦ダンパーであって、
前記第2結合手段は、前記1対の第2圧接板間を連結する円筒形のハウジングであって、その内径中心が外径中心に対して偏芯しているハウジングと、
前記ハウジングに収容された球面すべり軸受と、
前記球面すべり軸受に嵌合され、前記第2圧接板と前記他方の構造物要素とを連結するピンとを備えてなることを特徴とする摩擦ダンパー。 - 前記ハウジングはその両端部が前記1対の第2圧接板に形成された穴にそれぞれ嵌合され、前記ハウジングと前記第2圧接板との間にはその板厚方向に関して隙間が形成されていることを特徴とする請求項1記載の摩擦ダンパー。
- 前記摩擦ダンパーは建物架構の面内に配置されたブレースの中間部に組み込まれ、前記摩擦ダンパーによって分割された分割ブレースが前記2つの構造物要素を構成していることを特徴とする請求項1又は2記載の摩擦ダンパー。
- 所定方向に相対移動する2つの構造物要素の一方に、第1結合手段を介して板厚方向に傾動自在に結合される1対の第1圧接回転板と、他方の構造物要素に板厚方向に第2結合手段を介して傾動自在に結合される1対の第2圧接回転板と、両端部がそれぞれ前記1対の第1圧接回転板間及び第2圧接回転板間に所定の圧接力で挟み込まれるように配置され、これらの第1圧接回転板及び第2圧接回転板に回転自在に結合された第3回転圧接板とを備え、2つの構造物要素の前記相対移動に伴って回転摺動する第1,第3回転圧接板同士及び第2,第3回転圧接板同士の摩擦力により、前記相対移動を抑制する摩擦ダンパーであって、
前記第1,第2結合手段の少なくとも一方は、当該一方の結合手段に対応した前記1対の回転圧接板間を連結する円筒形のハウジングであって、その内径中心が外径中心に対して偏芯しているハウジングと、
前記ハウジングに収容された球面すべり軸受と、
前記球面すべり軸受に嵌合され、前記一方の結合手段に対応した前記回転圧接板と前記構造物要素とを連結するピンとを備えてなることを特徴とする摩擦ダンパー。 - 前記ハウジングはその両端部が前記一方の結合手段に対応した前記1対の圧接回転板に形成された穴にそれぞれ嵌合され、前記ハウジングと当該圧接回転板との間にはその板厚方向に関して隙間が形成されていることを特徴とする請求項4記載の摩擦ダンパー。
- 前記摩擦ダンパーは建物架構の面内に配置されたブレースと建物架構とを連結するように設置され、前記ブレース及び建物架構へのダンパー取付部が前記2つの構造物要素を構成していることを特徴とする請求項4又は5記載の摩擦ダンパー。
- 他の圧接板を所定の圧接力で挟み込むように板厚方向に間隔を置いて配置された複数の圧接板を備え、これらの圧接板が構造物要素に結合手段を介して板厚方向に傾動自在に結合される摩擦ダンパーであって、
前記結合手段は、互いに隣接する各圧接板間を連結する円筒形のハウジングであって、その内径中心が外径中心に対して偏芯しているハウジングと、
前記ハウジングに収容された球面すべり軸受と、
前記球面すべり軸受に嵌合され、前記圧接板と前記構造物要素とを連結するピンとを備えてなることを特徴とする摩擦ダンパー。
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