JP6052789B2 - 役物 - Google Patents

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Description

本発明は、建物外壁の外壁パネル間の縦目地と、該縦目地が交差する横目地のコーナ部にシール性を高めるために設置される役物に関する。
外壁パネルによって構成される建物外壁には、外壁パネル間に縦目地と横目地が形成され、縦目地及び横目地には通常ガスケットよりなる定形の目地材及び又は湿式の不定形目地材が装填され、これら目地材の奥側(室内側)の縦目地と横目地が交差するコーナ部には、該コーナ部でのシール性を高めるためにゴムや熱可塑性エラストマー等のゴム様弾性体よりなる役物が取付けられることが多い。
図1は、外壁パネル1A、1B間の縦目地2と横目地3のコーナ部に取付けられる役物4を示すもので、この役物4として従来、図2に示すように、水切り材等の横目地材5上に貼着されるテープ状の横目地役物4aと、外壁パネル1Aの小口面1aに外壁パネル1Aより下方に若干突出して貼着される縦目地役物4bよりなるもの、図3に示すように水平材7と垂直材8を一体成形するか、或いは接着して一体化した逆T形状をなすもの(特許文献1)などが用いられてきた。
特許第3747363号
前述する前者の図2に示す役物4bでは、外壁パネル1Aを横目地材上に役物4aを介して取付けたとき、外壁パネル1Aより突出する縦目地役物4bの下方への突出部分が重なり代となって横目地役物4aに押付けられシールされるが、縦目地役物4bの貼付位置のずれにより前記重なり代が小さくなると、シール性が低下するようになる。
一方後者の役物では、前者の役物4のような問題は生じないが、なお改良すべき余地がある。
本発明は、前述する後者の役物について改良を加え、施工時の作業性がよくシール性を向上させた役物を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、建物外壁の外壁パネル間の縦目地と、該縦目地が交差する横目地とのコーナ部に設置される役物であって、ゴムや熱可塑性エラストマー等のゴム様弾性体よりなるテープ状物を折り曲げて形成され、横目地に取付けられる水平部と、該水平部より立ち上がって縦目地に取付けられる垂直部を有して逆T字形の形態をなし、これら水平部と垂直部のうち、少なくとも一方は前記テープ状物を折り返して形成されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、テープ状物の一側面には粘着剤が塗布されるか、或いは両面テープが接着されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、垂直部両側の水平部のうちの一方と垂直部が折り返され、折り返された前記水平部端より前記垂直部とは逆向きの下向きに折り曲げられる垂直部を有して十字形の形態をなし、縦目地と横目地が十字形に交差する目地に装填されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかの請求項に記載の発明において、テープ状物の折り曲げ箇所にスリットを形成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明の役物によると、縦目地と横目地が交差するコーナ部に取付けるときには、逆T字形に形成される役物の水平部を横目地材又は該横目地材に貼着の横目地役物上に当てがい、垂直部を外壁パネルの小口面に当てがうが、水平部や垂直部はテープ状物を施工現場で折り曲げるだけで施工でき、工数が少なく作業性がよいうえ、水平部や垂直部はテープ状物を任意の長さを切断することで長さを容易に変えることができること、折り曲げ前のテープ状物は嵩張らず、輸送時や施工時に破損しにくいこと、外壁パネルのコーナが当たる、水平部と垂直部が交差する角は折り曲げにより丸みを帯びるようになるため、外壁パネルの前記コーナと隙間が生じにくく、シールを確実に行うことができること等の効果を奏する。また施工現場において折り曲げなくても、工場等で予め所定の形状に曲げておいて現場に渡すようにすることも可能である。
請求項2に係る発明の役物によると、折り返されたテープ状物は粘着剤同士或いは両面テープ同士が接着することにより、折り返された状態に維持され、また水平部が折り返され、折り返された水平部が粘着剤或いは両面テープで接着されると、水平部上面と垂直部一側の粘着剤或いは両面テープが直角をなして外壁パネルのコーナに接着し固定できるため施工時の作業性がよい。
請求項3に係る発明の役物は、縦目地と横目地が十文字に交差するコーナ部に取付けられ、下側の垂直部は下側の外壁パネル間に挟み込まれて取付けられた状態で上側の外壁パネルが組み付けられるが、上側の外壁パネルを組付けるときには役物が下側の外壁パネルに位置決めされた状態で取付けられるため、設置精度が向上する。
請求項4に係る発明の役物によると、テープ状物を折り曲げて役物を形成する際、テープ状物の厚みが大であっても折り曲げが容易となり、またスリットが折り曲げ箇所の目安ともなって、テープ状物を折り曲げる際の作業性がよくなる。
外壁パネル間の縦目地と横目地が交差するコーナ部に役物を設置した概略図。 従来の役物を用いた施工例を示す斜視図。 役物の従来例を示す斜視図。 本発明に係る、真直ぐに伸ばされた状態のテープ状物の斜視図。 図4に示すテープ状物を使用に際して折り曲げるときの斜視図。 使用時における役物の斜視図。 図6に示す役物を用いて外壁パネルを組付けるときの状態を示す斜視図。 テープ状物の他の例の斜視図 図8に示すテープ状物を折り曲げるときの斜視図。 別の実施形態の役物の斜視図。 更に別の実施形態の役物の斜視図。 図11に示す役物を用いて外壁パネルを組付けるときの状態を示す斜視図。
図4は、本発明に係る役物15を形成する折り曲げ前のテープ状物11について示すもので、ゴムや熱可塑性エラストマー等のゴム様弾性体よりなり、一側面には粘着剤12が塗布されている。粘着剤に代えて両面テープを接着してもよい。またゴムとしては、天延ゴムやEPDMなどを用いることができ、熱可塑性エラストマーとしてはオレフィン系、スチレン系などを用いることができる。これらはいずれも発泡体であるのが望ましい。
施工時には、図4に示すテープ状物11を図5に示すように折り曲げ、折り返した水平部同士を粘着剤12により接着させて図6に示すように折り返した水平部13と、水平部端より上向きに折り曲げた垂直部14を備えた逆T字形の形態をなす役物15を形成する。垂直部14より延び出す水平部13の上面と垂直部14の一側には、図示するように粘着剤12が直角に剥き出した状態をなしている。テープ状物11は所要長さに切断されたのちに折り曲げられるが、折り曲げたのちに切断するようにしてもよい。
図2に示すような横目地材5上に外壁パネル1A、1Bを組付ける際には、図6に示す形態に折り曲げられた役物15を粘着剤12が外壁パネル1Aを向くようにして横目地材5上の横目地役物4aに対応する箇所の外壁パネル1Aのコーナに当てがい接着したのち(図7)、役物15の水平部13を前記横目地役物4bに押付けて組付ける。次に外壁パネル1Aと縦目地を形成する外壁パネル1Bを組付ける。外壁パネル1Bの組付けは、該外壁パネル1Bの小口面を役物15の垂直部14に当てて押込むと共に、パネル底面を水平部13に当て押付けて行う。これにより外壁パネル1Bのコーナが役物11の水平部13と垂直部14の交差する角に当たるが、該角は折り曲げにより丸みを帯びているため、外壁パネル1Bのコーナが役物15の角に食い込んだ状態になり、シール性(水密性)を向上させる。
以上のようにして役物15を設置し、外壁パネル1A、1Bを組付けたのち、図示していないが、常法のように縦目地2及び横目地3にガスケットよりなる定形の目地材及び又は湿式の不定形の目地材が役物15の室外側に装填される。
図8に示すテープ状物17は、前記テープ状物11の変形態様を示すもので、折り曲げ箇所である外周側の折れ目にスリット18をテープ状物17の厚さ方向に入れたもので、スリット18を形成することにより、図9に示すように折り曲げる際に折り曲げ易くなり、またスリット18が折り曲げ箇所の目安ともなり、テープ状物17を折り曲げる際の作業性がよくなる。こうしたスリット18は、テープ状物が厚い場合にことに好適である。図中、19は粘着剤層である。
図10に示す役物21は、前述のテープ状物11を用いて折り返した垂直部22と、その両側に水平に延びる水平部23とで逆T字形の形態に形成したものである。
図10に示す実施形態では折り返した垂直部22は、内側の粘着剤24又は両面テープで接着され一体化されているが、粘着剤層又は両面テープが垂直部22の両外側面に位置するように前記テープ状物11を折り曲げることもできる。この場合、テープ状物11の垂直部22同士は接着されないが、外壁パネル1A及び1Bを組付けたとき、垂直部22が両外壁パネル1A及び1Bに挟み込まれた状態で密着する。そして粘着剤24又は両面テープにより両外壁パネル1A及び1Bのコーナを形成する小口面と底面に接着されるようになる。
図10に示すように折り返された役物21を用いた場合、外壁パネル1A及び1Bを組み付けたとき、これら外壁パネル1A及び1Bのコーナがそれぞれ役物21の両側の折曲げられた角に食い込んだ状態となる。
図11に示す役物26は、図10に示す役物21の垂直部両側の水平部23のうちの一方を折り返し、更にその折り返し端を下向きに折り曲げて前記垂直部22と逆向きの下向きの垂直部27を形成し、十T字形の形態をなすようにしたものである。
本実施形態の役物26を施工するときには、図12に示すように、外壁パネル1Aのコーナに役物26を位置決めして接着し取り付けたのち、外壁パネル1Bを役物26の垂直部27と水平部23に当てがって組付け、その後外壁パネル1A及び1B上に外壁パネル1C及び1Dを役物26の左右の水平部上に置き、かつ両パネル1C及び1Dで役物26の垂直部22を挟み込んで組付ける。
役物26を設置し、外壁パネル1A、1B、1C、1Dを組付けたのち、前述するように縦目地及び横目地に定形及び又は湿式の不定形な目地材が装填される。
前記各実施形態の役物21、26を形成するテープ状物においても、図8に示すテープ状物と同様、折り目となる箇所にスリットを形成するのが望ましい。
1A、1B、1C、1D・・外壁パネル
2・・縦目地
3・・横目地
5・・横目地材
11、17・・テープ状物
12、19、24・・粘着剤
13、23・・水平部
14、22、27・・垂直部
15、21、26・・役物

Claims (4)

  1. 建物外壁の外壁パネル間の縦目地2と、該縦目地2が交差する横目地3とのコーナ部に設置される役物15、21、26であって、ゴムや熱可塑性エラストマー等のゴム様弾性体よりなるテープ状物11、17を折り曲げて形成され、横目地3に取付けられる水平部13、23と、該水平部13、23より立ち上がって縦目地2に取付けられる垂直部14、22を有して逆T字形の形態をなし、これら水平部13、23と垂直部14、22のうち、少なくとも一方は前記テープ状物11、17を折り返して形成されることを特徴とする役物。
  2. テープ状物11の一側面には粘着剤12、19、24が塗布されるか、或いは両面テープが接着されることを特徴とする請求項1記載の役物。
  3. 垂直部両側の水平部23のうちの一方と垂直部22が折り返され、折り返された前記水平部端より前記垂直部22とは逆向きの下向きに折り曲げられる垂直部27を有して十字形の形態をなし、縦目地2と横目地3が十字形に交差する目地に装填されることを特徴とする請求項1又は2記載の役物。
  4. テープ状物11、17の折り曲げ箇所にはスリット18が形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの請求項に記載の役物。
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