JP6048003B2 - Igbtとダイオードが同一半導体基板に形成されている半導体装置 - Google Patents

Igbtとダイオードが同一半導体基板に形成されている半導体装置 Download PDF

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本明細書では、IGBTとして機能する半導体構造とダイオードとして機能する半導体構造が、同一半導体基板に作りこまれている半導体装置を開示する。
インバータ回路をIGBTで実現する技術が普及している。IGBTでインバータ回路を構成する場合、IGBTと並列にフリーホイールダイオードを接続する必要がある。
特許文献1に、IGBTとして機能する半導体構造とダイオードとして機能する半導体構造を同一半導体基板に作りこんだ半導体装置(本明細書では逆導通IGBTという)が開示されている。
図4は、6個の逆導通IGBTを用いて構成した3相インバータ回路を示している。図5は、6個のIGBTのゲートに印加する6種類のゲート電圧の時間変化を示している。図5の時刻t1では、u相上段のIGBTとv相上段のIGBTとw相下段のIGBTが導通しており、図4の実線に示すように電流が流れている。
図5の時刻t2は、u相上段のIGBTがオフした直後のタイミングを示しており、v相上段のIGBTとw相下段のIGBTとu相下段のIGBTをオンさせるゲート電圧が印加されている。
u相上段のIGBTがオフした直後の時刻t2では、インダクタンス成分を備えている負荷に流れている電流が流れ続け、図4の二重矢印に示す電流(いわゆる還流)が流れ続ける。IGBTと並列に接続されているダイオードがフリーホイールダイオードとして機能する。
例えば図5の時刻t2では、図4の二重矢印に示すようにw相下段の逆導通IGBTとu相下段の逆導通IGBTに還流が流れる。そのとき、通常のインバータ装置であれば、還流が流れるw相下段のIGBTとu相下段のIGBTに、IGBTをオンさせるゲート電圧が印加される。
図3は、従来の逆導通IGBTの断面図を示している。図3は、ダイオードに還流電流が流れる場合のキャリアの移動を示している。ダイオードに還流電流が流れる場合、逆導通IGBT30の表面電極42の電位が裏面電極54の電位よりも高く、電子がカソード領域52から表面電極42に向けて流れる。図3の黒丸が電子を示している。
IGBTとして機能する半導体構造とダイオードとして機能する半導体構造が同一半導体基板に作りこまれている(本明細書でいう逆導通IGBT)場合、ゲート電極にゲートオン電圧が印加されている状態でダイオードの順方向に電流が流れる場合には、ダイオードの抵抗値が高いという問題が生じる。すなわち、図3に示すように、カソード領域52から表面電極42に向かう電子は、ゲート電極36に沿って形成された電子の高濃度領域44aを流れ、エミッタ領域32から表面電極42に排出される。そのために、ボディ領域44からドリフト領域46に正孔が注入されない。ゲート電極36にゲートオン電圧が印加されていると、伝導度変調現象が生じず、ユニポーラ現象しか生じない。そのために図6に示すダイオードの順方向電圧と順方向電流の関係を示す図において、グラフ62に示す特性しか得られない。ダイオードが低抵抗となって大電流が流れるグラフ64に示す特性が得られない。逆導通IGBTの場合、ゲート電極にゲートオン電圧が印加されている状態で還流が流れる場合には、フリーホイールダイオードの抵抗が十分に下がらないという問題が生じる。
そこで特許文献1の技術では、フリーホイールダイオードに還流電流が流れている間はゲート電極36に印加する電圧をゼロとし、電子がボディ領域44に注入され、それと同時に正孔がボディ領域44からドリフト領域46に注入され、ドリフト領域46で伝導度変調現象を発生させ、図6のグラフ64に示す特性を得る技術が採用されている。
特許文献1の技術では、図7に示すように、フリーホイールダイオード74と並列に接続されている電流検出用ダイオード76と、電流検出装置78を付加している。電流検出用ダイオード76には、フリーホイールダイオード74を流れる電流に比例する電流が流れる。電流検出装置78は、フリーホイールダイオード74に順方向電流が流れている間はロー電圧を出力し、ダイオード74に順方向電流が流れなくなくなるとハイ電圧を出力する。特許文献1の技術では、アンド回路80を利用する。アンド回路80は、ゲート電圧と電流検出装置78の出力電圧を入力し、両者がともにハイ電圧である間はハイ電圧を出力する。アンド回路80の出力電圧がIGBT72のゲート電極に印加される。
図7の改良が付加されていれば、フリーホイールダイオード74に順方向電流が流れている間は電流検出装置78がロー電圧を出力し、アンド回路80がロー電圧を出力する。フリーホイールダイオード74に還流電流が流れている間は、IGBT72のゲート電極に印加する電圧をゼロとする。この状態に調整すれば、電子がボディ領域44に注入されるのと同時に正孔がボディ領域44からドリフト領域46に注入され、ドリフト領域46で伝導度変調現象が発生し、図6のグラフ64に示す特性が得られる。フリーホイールダイオード74に還流電流が流れなくなると、電流検出装置78がハイ電圧を出力し、アンド回路80がゲート電圧を伝達する。IGBTの72の導通状態がゲート電圧で制御されるようになる。図5の破線58で示す一時的なオフ状態は、フリーホイールダイオード74に還流電流が流れている間、アンド回路80がロー電圧を出力することを示している。
特開2009−268054号公報
従来の技術は、フリーホイールダイオード74の特性を改善するために、電流検出用ダイオード76と電流検出装置78とアンド回路80を必要とする。
本明細書では、フリーホイールダイオード74の特性を改善するために、電流検出用ダイオード76と電流検出装置78とアンド回路80を必要としない技術を開示する。
本明細書では、IGBTとして機能する半導体構造とダイオードとして機能する半導体構造が、同一半導体基板に作りこまれている半導体装置を開示する。本明細書で開示する半導体装置は、エミッタ領域に導通するエミッタ電極と、ボディコンタクト領域に導通するコンタクト電極に分離し、両者を絶縁しておく。この半導体装置は、エミッタ電極とコンタクト電極を整流素子を介して接続して使用する。整流素子は、エミッタ電極からコンタクト電極に向かう向きが順方向となる向きに挿入する。
上記の逆導通IGBTの場合、ダイオードに還流電流が流れてフリーホイールダイオードとして機能する場合、ゲート電極にオン電圧が印加されていても、整流素子の整流作用によって、電子がエミッタ領域に注入されることがなく、ボディ領域に注入される。この結果、ボディ領域からドリフト領域に正孔が注入され、ドリフト領域で伝導度変調現象が生じる。ダイオードに還流電流が流れてフリーホイールダイオードとして機能する際の抵抗が十分に低下する。還流電流が減少すると、IGBTがオンしているのでIGBTに順方向の電流が流れる。インバータ装置が負荷に交流を印加する作用は確保される。
上記の半導体装置は、半導体基板外でエミッタ電極とコンタクト電極を整流素子を介して接続してもよい。あるいは、その整流素子を半導体基板内に作りこんでおいてもよい。
本明細書に開示されている技術によると、IGBTとして機能する半導体構造とダイオードとして機能する半導体構造が同一半導体基板に作りこまれている逆導通IGBTにおいて、ゲート電圧をオフしなくても、ダイオードに還流電流が流れてフリーホイールダイオードとして機能する際には伝導度変調現象が生じて抵抗が十分に低下する。従来の技術によると必要とされる、ダイオードに還流電流が流れる間はゲート電圧をオフする回路を省略することができる。
実施例の逆導通IGBTの断面図において、ダイオードに電流が流れる場合のキャリアの移動を模式的に示す。 実施例の逆導通IGBTの断面図において、IGBTに電流が流れる場合のキャリアの移動を模式的に示す。 従来の逆導通IGBTの断面図において、ゲート電極にオン電圧が印加された状態でダイオードに電流が流れる場合のキャリアの移動を模式的に示す。 逆導通IGBTで構成したインバータの回路を示す。 インバータを構成する逆導通IGBTのゲート電極に印加するゲート電圧の時間変化を示す。 ダイオードの電圧・電流特性を示す 従来の逆導通IGBTのダイオードがフリーホイールダイオードとして機能するときの特性を改善するための回路構成を示す。
下記に示す実施例の主要な特徴を列記する。
(特徴1)ダイオード領域にも、IGBT領域と同様なパターンで、ゲート電極が形成されている。
(特徴2)ダイオード領域にも、IGBT領域と同様なパターンで、ゲート電極とエミッタ領域とボディコンタクト領域が形成されている。すなわち、エミッタ電極が形成されている面の側では、ダイオード領域とIGBT領域を区別しないで、半導体構造が形成されている。ただし、ダイオード領域では、エミッタ領域がエミッタとしては機能せず、ボディコンタクト領域がアノードとして機能する。
(特徴3)ダイオード領域のゲート電極とIGBT領域のゲート電極に共通のゲート電圧を印加する。
図1は、実施例の逆導通IGBTの断面図を示し、負荷に起電力が発生し、裏面電極54に負電位が印加され、表面側配線8に正電位が印加された状態を示している。ゲート電極36にはゲートオン電圧が印加されている。
半導体基板の裏面側に、裏面電極54が形成されている。IGBT領域の裏面電極54はコレクタ電極として機能し、ダイオード領域の裏面電極54はカソード電極として機能する。IGBT領域では、半導体基板の裏面に臨む範囲にP型のコレクタ領域50が形成されている。ダイオード領域では、半導体基板の裏面に臨む範囲にN型のカソード領域52が形成されている。P型のコレクタ領域50が形成されている範囲がIGBT領域であり、N型のカソード領域52が形成されている範囲がダイオード領域である。裏面電極54とコレクタ領域50はオーミック接触し、裏面電極54とカソード領域52もオーミック接触する。
コレクタ領域50とカソード領域52の上方にN型のバッファ領域48が形成されており、その上方にN型のドリフト領域46が形成されており、その上方にP型のボディ領域44が形成されている。
半導体基板の表面からトレンチが形成されている。トレンチの内面は絶縁膜34で覆われており、その内側にゲート電極36が埋め込まれている。ゲート電極36は、半導体基板の表面からボディ領域44を貫通してドリフト領域46に達している。ゲート電極36は紙面垂直方向に伸びている。ゲート電極36は、紙面左右方向に複数本が形成されており、左右方向で隣接するゲート電極36同士の間には間隔が確保されている。
半導体基板の表面に臨むとともに絶縁膜34を介してゲート電極36に対向する範囲にN型のエミッタ領域32が形成されている。左右方向において隣接するエミッタ領域32同士の間には間隔が確保されている。その間隔内にあって半導体基板の表面に臨む範囲に、P型のボディコンタクト領域38が形成されている。ドリフト領域46よりも表面側の半導体構造は、IGBT領域とダイオード領域で異ならない。
図1の逆導通IGBTでは、エミッタ領域32に接するエミッタ電極2と、ボディコンタクト領域38に接するコンタクト電極6が別に用意されており、両者間が絶縁されている。なお、エミッタ電極2とゲート電極36も絶縁されている。ゲート電極36は、図示しない断面で、ゲート電圧を伝達する配線に接続されている。
半導体基板の表面に複数個のエミッタ電極2が形成されており、それら同士は配線4で接続されている。同様に、半導体基板の表面に複数個のコンタクト電極6が形成されており、それら同士は配線8で接続されている。配線8と裏面電極54の間に負荷を接続して用いる。配線4と配線6は、半導体基板の表面に固定してもよいし、半導体基板とは別の配線を利用してもよい。
配線4と配線8は配線10で接続され、配線10に整流素子12が挿入されている。本実施例では、整流素子12にショットキーダイオードを利用している。ショットキーダイオードのアノードをエミッタ電極2側に接続し、カソードをコンタクト電極6側に接続している。すなわち、エミッタ電極2からコンタクト電極6に向かう方向がショットキーダイオードの順方向とされている。
図1の実施例では、半導体基板とは別に用意されている整流素子12を利用して配線4と配線8を接続している。整流素子12を半導体基板内に形成してもよい。
図1は、図5の時刻t2におけるu相下段のIGBTにおけるキャリアの移動を模式的に示している。時刻t2の直前では、時刻t1に示すように、図4のu相上段のIGBTとv相上段のIGBTとw相下段のIGBTが導通しており、図4の実線に示す電流が流れていた。時刻t2では、負荷に起電力が発生しており、図4の二重矢印に示す還流が流れる。すなわち、u相下段の逆導通IGBTのダイオードがフリーホイールダイオードとなって還流を流している。還流が収まり次第に、u相下段のIGBTに電流を流して負荷を駆動する必要がある。そこで、時刻t2では、u相下段のIGBTのゲートにオン電圧を印加している。時刻t2では、図4に示すように、ゲートにオン電圧が印加されているu相下段の逆導通IGBTのダイオードに還流が流れる。
IGBTのゲートにオン電圧が印加されている逆導通IGBTのダイオードに還流が流れる場合、従来の技術では、図3を参照して説明したように、電子がエミッタ領域32に注入されてしまい、ボディ領域44からドリフト領域46に正孔が注入されない。この結果、伝導度変調現象が生じず、ダイオードの特性は図6のグラフ62に示すものとなり、ダイオードの抵抗が高い。フリーホイールダイオードに必要な低抵抗とならない。そこで図7の付加的回路が必要であった。
図1に示す実施例の逆導通IGBTの場合、IGBTのゲート電極36にオン電圧が印加されている状態のダイオードに還流が流れる際は、整流素子12が挿入されていることから、参照番号14で示す×印で示すように、電子がエミッタ領域32に注入されることがない。代わりに、電子はドリフト領域46からボディ領域44を経てボディコンタクト領域38に注入される。その結果、正孔が、P型のボディコンタクト領域38からボディ領域44を経てドリフト領域46に注入される。ドリフト領域46では、電子と正孔がともに存在する状態が得られ、伝導度変調現象が発生する。この結果、ダイオードの特性は、図6のグラフ64に示すものとなり、低抵抗となる。フリーホイールダイオードに必要な低抵抗が得られる。従来技術では必要とされた図7の付加的回路を用いないでも、フリーホイールダイオードに必要な低抵抗が得られる。
エミッタ電極2とコンタクト電極6に分離し、両者間に整流素子12を挿入するだけで、逆導通IGBTのダイオード特性を改善することができる。
図2は、負荷に発生した起電圧が減少し、裏面電極54に電源回路の正電位が印加され、表面側配線8に負電位が印加された状態を示している。その場合、ダイオード領域には逆電圧が印加されるので、電流は流れない。代わってIGBTに電流が流れる。IGBTのゲート電圧がオンであることから、絶縁膜34を介してゲート電極36に対向する範囲44aのボディ領域44に反転層が形成され、電子がエミッタ領域32から反転層を通過してドリフト領域46に注入される。この結果、Pコレクタ領域50からドリフト領域46に正孔が注入される。ドリフト領域46で伝導度変調現象が発生し、N型のエミッタ領域32とP型のコレクタ領域50間の抵抗が低下する。エミッタ電極2とコンタクト電極6に分離し、両者間に整流素子12を挿入しても、IGBTとして作動することには影響をしない。
上記実施例では、順方向電圧降下の低いショットキーダイオードを整流素子に利用したが、代わりにpnダイオード、pinダイオードなどのダイオードを利用することもできる。整流素子の種類は限定されず、整流作用を有する素子であれば用いることができる。
図1では、ショットキーダイオードが半導体基板の外側に図示されているが、半導体基板内にショットキーダイオードを作りこんでもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:実施例の逆導通IGBT
2:エミッタ電極
4:エミッタ電極同士を接続する配線
6:コンタクト電極
8:コンタクト電極同士を接続する配線
10:エミッタ電極とコンタクト電極を接続する配線
12:整流子(ショットキーダイオード)
32:エミッタ領域
34:絶縁膜
36:ゲート電極
38:ボディコンタクト領域
44:ボディ領域
46:ドリフト領域
48:バッファ領域
50:コレクタ領域
52:カソード領域
54:裏面電極

Claims (3)

  1. IGBTとして機能する半導体構造とダイオードとして機能する半導体構造が同一半導体基板に作りこまれている半導体装置であり、
    p型のコレクタ領域と、
    n型のカソード領域と、
    前記コレクタ領域及び前記カソード領域の表面側に配置されているn型のドリフト領域と、
    前記ドリフト領域の表面側に配置されているp型のボディ領域と、
    前記ボディ領域の表面側に配置されているn型のエミッタ領域と、
    前記ボディ領域の表面側に配置されており、p型不純物濃度が前記ボディ領域よりも高いp型のボディコンタクト領域と、
    前記半導体基板の表面から前記エミッタ領域と前記ボディ領域とを貫通して前記ドリフト領域に達している複数のトレンチと、
    前記トレンチの内面を覆っているゲート絶縁膜と、
    前記トレンチ内に配置されているゲート電極と、
    前記エミッタ領域の表面に接しているエミッタ電極と、
    前記ボディコンタクト領域の表面に接しており、前記エミッタ電極から分離されているコンタクト電極と、
    前記コレクタ領域及び前記カソード領域の裏面に接している裏面電極と、
    電源回路の電圧が印加される端子と、
    前記エミッタ電極から前記端子に向かう方向を順方向とする整流素子であって、前記エミッタ電極と前記端子を接続する前記整流素子と、
    前記端子と前記コンタクト電極を接続する配線と、を備えている
    半導体装置。
  2. 前記コレクタ領域及び前記カソード領域の表面側に配置されており、n型不純物濃度が前記ドリフト領域よりも高いn型のバッファ領域をさらに有し、
    前記ドリフト領域が前記バッファ領域の表面側に配置されている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記整流素子として機能する半導体構造が同一半導体基板に作りこまれていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
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