JP6047757B2 - メータ、メータシステム、移動体端末、移動体端末用プログラム、およびサーバ - Google Patents

メータ、メータシステム、移動体端末、移動体端末用プログラム、およびサーバ Download PDF

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本発明は、無線通信機能を有し、ユーティリティの使用量を計るメータに関するものである。
従来、電気、ガス、水道などの検針器の定期的な検針にあたっては、ユーザ自らがメータから使用量を検針し、供給者に対して通信媒体を用いて発信、登録をすることで供給者による検針作業を不要にすることが行われている。また、ユーザによるメータの検針作業への対価としては、料金値引きが行われている。
特開2004−94766号公報
従来のユーザによる目視での検針作業の場合、ユーザが報告してきた検針値が正しいかどうかは、過去の実績との比較によって行っている。また、報告者がユーザ本人であるかどうかは、ユーザ番号と、予め登録したパスワードとを用いた判断によって行なっている。しかしこのような目視による検針作業の場合、メータには検針値を読み取ったという履歴や痕跡が残らないため、誤差範囲で検針値を誤魔化すことや、他人のメータの検針値を読み取って自分のメータのように報告することが可能であった。また、ユーザの目視による検針であるため、検針時に得られる情報も限られていた。
本発明では、ユーティリティの使用量を計るメータにおいて、セキュリティを保ちつつ、ユーザから信頼性の高いデータの入手を可能にすることを目的とする。
本発明の一態様では、ユーティリティの使用量を測るメータは、移動体端末と通信を行う第1の無線通信部と、サーバと通信を行う第2の無線通信部と、記憶部とを備え、前記第1の無線通信部を介して前記移動体端末へ送信した第1の情報と、前記サーバから受信した第2の情報を複合して作成した第3の情報を前記記憶部に保存するものである。
本発明の他の態様では、ユーティリティの使用量を測るメータとサーバとの間で無線通信を行う移動体端末は、前記メータ及び前記サーバと通信を行う無線通信部と、記憶部とを有し、前記メータから第1の情報を受信し、前記サーバから第2の情報を受信し、前記第1の情報と前記第2の情報を複合して第3の情報を作成し、前記第3の情報を前記記憶部に保存するものである。
本発明の他の様態では、ユーティリティの使用量を測るメータは、移動体端末と通信を行う第1の無線通信部と、サーバと通信を行う第2の無線通信部と、記憶部とを備え、前記第1の無線通信部を介して前記移動体端末から受信した第1の動作条件が当該メータで発生した場合に、前記第1の無線通信部からアラームを通知し、前記アラームと前記サーバに設定された第2の動作条件とを複合して指示を作成し、前記指示に基づいて当該メータを動作させる。
本発明によると、ユーティリティの使用量を計るメータから、セキュリティを損なうことなく、ユーザから信頼性の高い使用量等のデータを入手することが出来る。
実施の形態1に係るメータシステムの構成図 メータの動作例を示すフローチャート 移動体端末の動作例を示すフローチャート サーバの動作例を示すフローチャート 本発明のメータシステムにおける初期登録の動作例を示すフローチャート サーバにおける認証処理の動作例を示すフローチャート 実施の形態2に係るメータシステムにおける動作例を示すフローチャート
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係るメータシステムの構成図である。図1のメータシステムは、ガスの使用量を計るガスメータ10と、ガスメータ10との通信が可能な移動体端末30と、ガスメータ10と移動体端末30とを管理するサーバ50とを備えている。移動体端末30は、例えば、スマートホン、タブレット、あるいは、宅内コントローラ等である。
ガスメータ10は、登録部11と、サーバ50と通信を行う外部通信部12と、情報判定部13と、移動体端末30と通信を行う無線通信部14とを備えている。登録部11には、通信を許可する移動体端末である許可端末を特定する認証許可情報が登録される。この認証許可情報は、例えば後述する初期登録によって設定される。情報判定部13は、無線通信部14が移動体端末30から情報を受信したとき、この受信した情報から、当該移動体端末30が登録部11に登録された許可端末であるか否かを判定する。また、ガスメータ10は、演算処理部15と、表示部16と、宅内通信部17と、ガス供給管における流量計測部19(以下、単に計測部19という)と、ガス供給を遮断可能に構成された遮断部18と、ガスの使用可能量を記憶する使用可能量記憶部20(以下、単に記憶部20という)とを備えている。また、各部を制御する制御部21を備えている。
移動体端末30は、登録部31と、サーバ50と通信を行う外部通信部32と、情報判定部33と、ガスメータ10と通信を行う無線通信部34とを備えている。登録部31には、通信可能であるメータの固有情報が登録される。このメータ固有情報は、後述する初期登録によって得ることができる。情報判定部33は、登録部31に登録されたメータとの通信を許可する一方、登録されていないメータとの通信を許可しない。また、移動体端末30は、表示部35と、ユーザの操作を受けるための入力部36とを備えている。さらに、各部を制御する制御部37を備えている。
なお、ガスメータ10の無線通信部14と移動体端末30の無線通信部34とは、例えば、NFC(Near Field Communication)で無線通信を行うものとする。NFCを利用すると、移動体端末30をガスメータ10に直接タッチしなければならないため、セキュリティがより一層向上する。なお、その他に例えば、WiFiやブルートゥース等、どのような無線技術を用いてもかまわない。また、移動体端末30に登録されるメータ固有情報は、例えば、シリアルナンバー、設置家庭の識別キー等を含んでいるものとする。また、ガスメータ10に登録される認証許可情報は、許可端末の固有情報、例えばシリアルナンバー等を含んでいるものとする。あるいは、ガスメータ10のメータ固有情報と許可端末固有情報との組み合わせを含むものであってもよい。
実施の形態1におけるガスメータ10は、登録部11に登録された許可端末からしか、アクセスができないように構成されている。また、無線通信部14が移動体端末30から複合データに関する情報を受信したとき、この情報を記憶部20に記憶する。
例えば、ガスメータ10は、移動体端末30から当月のガス利用料金を示す情報(複合データ)を受信したとき、この情報を記憶部20に記憶されたガス利用料金情報に当月分として加える。また、ガスメータ10は、移動体端末30から当月の検針値を要求する情報を受信したとき、記憶部20に記憶された当月の検針値を移動体端末30に送信する。ここでは一例として、ガスメータ10は、検針値と、移動体端末30から送信されてきたガス利用料金(複合データ)を記憶しているものとする。
図2はガスメータ10の動作例を示すフローチャートである。図2に示すように、ガスメータ10において、無線通信部14が移動体端末30から情報を受信すると(S11)、情報判定部13は、登録部11に登録された情報を参照して、この移動体端末30が通信を許可された許可端末であるか否かを判定する(S12)。許可端末であるときは、通信が許可され(S13)、許可端末でないときは、通信は許可されない(S14)。
通信が許可された場合において、無線通信部14が移動体端末30から固有データ要求を受信すると(S15)、情報判定部13が要求内容を判断し、制御部21は要求されている固有データの有無を確認する(S16)。要求されている固有データが記憶部20に存在する場合、ガスメータ10は、その固有データを読出し(S17)、移動体端末30へ送信する(S18)。また、要求されている固有データが記憶部20に存在しない場合、ガスメータ10は、要求された固有データが無いことを移動体端末30へ通知する(S19)。
図3は移動体端末30の動作例を示すフローチャートである。図3に示すように、無線通信部34がガスメータ10に情報を送信すると(S21)、許可端末である場合はガスメータ10から通信許可情報を受信する(S22)。通信許可情報を受信すると、移動体端末30は、固有データ要求をガスメータ10へ送信する(S23)。要求している固有データが記憶部20に存在する場合、移動体端末30は固有データを受信する(S24)。
次に、無線通信部34はサーバ50に情報を送信し(S25)、許可端末である場合はサーバ50から通信許可情報を受信する(S26)。通信許可情報を受信すると、移動体端末30は、固有データ要求をサーバ50へ送信し(S27)、要求している固有データがサーバ50に存在する場合、移動体端末30は固有データを受信する(S28)。
そして、移動体端末30は、ガスメータ10から受信した固有データと、サーバ50から受信した固有データとを複合し、新たなデータを作成する(S29)。その後、作成した複合データの保存先を判断し(S2A)、記憶部38に保存(S2B)、もしくは保存先へ送信される(S2C)。また、作成した複合データは表示部35に表示される(S2D)。なお、保存先へ複合データを複数回保存する場合は、(S2A)〜(S2D)を繰り返す。
図4はサーバ50の動作例を示すフローチャートである。図4に示すように、サーバ50は、移動体端末30から情報を受信すると(S31)、この移動体端末30が通信を許可された許可端末であるか否かを判定する(S32)。許可端末であるときは、通信が許可され(S33)、許可端末でないときは、通信は許可されない(S34)。
通信が許可された場合、移動体端末30から固有データ要求を受信すると(S35)、
要求されている固有データの有無を確認する(S36)。要求されている固有データがサーバ50に存在する場合、その固有データを移動体端末30へ送信する(S37)。また、要求されている固有データがサーバ50に存在しない場合は、サーバ50外部から取得するかどうかを判断する(S38)。そして、サーバ50外部から取得した場合は(S39)、取得した固有データを移動体端末30へ送信し、サーバ50外部から取得しなかった場合は、要求された固有データが無いことを移動体端末30へ通知する(S3A)。
作成した複合データをガスメータ10に保存する場合のフローチャートを、図2の破線部分に示す。移動体端末30から複合データを受信すると(S19)、ガスメータ10は記憶部20に受信した複合データを保存する(S1A)。また、受信した複合データは表示部16に表示される(S1B)。なお、移動体端末30から複合データが複数回送信される場合は、(S19)〜(S1B)を繰り返す。
同様に、作成した複合データをサーバ50に保存する場合のフローチャートを、図4の破線部分に示す。移動体端末30から複合データを受信すると(S3B)、サーバ50は受信した複合データを保存する(S3C)。なお、移動体端末30から複合データが複数回送信される場合は、(S3B)〜(S3C)を繰り返す。
以上、実施の形態1におけるガスメータ10、移動体端末30、サーバ50の各動作フローを示したが、例えば、ガスメータ10から受信した固有データが「当月の指針値」であり、サーバ50から受信した固有データが「当月の料金レート」である場合、2つのデータを複合することで、当月のガス利用料金を作成することが可能になる。なお、作成したガス利用料金を固有データとして保存することで、更なる複合データを作成することも可能になる。
これによって、ユーザによる検針行為の促進を図ることが可能になり、信頼の高いデータを入手することが可能になる。
また、固有データとは「料金レート」やキャンペーン情報などのユーティリティが提供する情報だけではなく、ユーザ自らが登録した情報、およびインターネット等で入手可能な様々な情報を対象としている。
さらに、実施の形態1においては固有データの複合を移動体端末30にて行う構成を用いて説明を行ったが、複合作業はガスメータ10もしくはサーバ50で行っても良い。その場合、ガスメータ10やサーバ50から送信される固有データは、移動体端末30を経由して複合する先へ送信される構成でも良いし、移動体端末30を介さず直接、複合する先へ送信される構成でも良い。
また、実施の形態1においては複合データをメータ10、移動体端末30、サーバ50の何れかに保存する構成を用いて説明を行ったが、複合データをこれら3つ以外、例えばユーティリティに直接送信する構成にしても良い。
さらに、ガスメータ10は1台に限らず、複数台であっても良い。その場合、複数のガスメータ10からの複数の固有データとサーバ50からの固有データを複合して、新たなデータを作成することが出来る。同様に、複数のサーバ50からの複数の固有データと組み合わせて新たなデータを作成することも出来る。
(初期登録)
図5は本発明のメータシステムにおける初期登録の動作例を示すフローチャートである。図5に示すように、まず、移動体端末30が、ガスメータ10に対して、メータ固有情
報の送信を要求する(S41)。メータ固有情報の送信要求を受けたガスメータ10は、移動体端末30に対して、メータ固有情報を送信する(S42)。移動体端末30は、メータ固有情報を受信すると(S43)、サーバ50に初期登録要求を送信する(S44)。この初期登録要求には、受信したメータ固有情報と、移動体端末30の固有情報とが含まれている。
初期登録要求を受けたサーバ50は、移動体端末30について認証処理を行い、初期登録を許可するか否かを判断する(S45,46)。この認証処理の詳細については、後述する。そして、初期登録を許可すると判断したとき、サーバ50は、移動体端末30に認証許可情報を送信する(S47)。また、初期登録を許可したガスメータ10と移動体端末30の組み合わせについて、サーバ50内の登録を行う(S48)。
移動体端末30は、認証許可情報を受信すると(S49)、受信した認証許可情報に含まれた、通信可能であるガスメータ10の固有情報を登録部31に登録する(S4A)。そして、ガスメータ10に認証許可情報を送信する(S4B)。認証許可情報を受信したガスメータ10は、受信した認証許可情報を登録部11に登録し(S4C)、移動体端末30に、登録完了を通知する(S4D)。移動体端末30が登録完了を受信して(S4E)、初期登録が終了する。
あるいは、ガスメータ10に認証許可情報を送信するのは、サーバ50であってもよい。すなわち、認証許可情報を受信した移動体端末30に代えて、初期登録を許可すると判断したサーバ50が、ガスメータ10に、認証許可情報を送信するようにしてもかまわない(S4F)。
図6はサーバ50における認証処理の例を示すフローチャートである。図6に示すように、サーバ50は、移動体端末30から初期登録要求を受信すると(S51)、この初期登録要求に含まれた移動体端末30の固有情報を用いて、この移動体端末30がすでに初期登録済みであるか否かを判断する(S52)。そして、登録済みであるときは、この移動体端末30が複数登録可能な端末であるか否かを判断する(S53)。S53でNOのときは、初期登録を許可しないと判断し、この移動体端末30に認証不許可の旨を送信する(S54)。すなわち、移動体端末30がすでに初期登録されており、かつ、この移動体端末30について1個のメータのみ登録可能であるときは、初期登録は許可されない。このような判断を行うことによって、ガスメータ10に関するセキュリティが高まる。
S52でNOつまり移動体端末30がまだ初期登録されていないとき、または、S53でYESつまり移動体端末30は初期登録されているが複数登録可能な端末であるときは、ガスメータ10のユーザ情報と移動体端末30のユーザ情報とを参照して、初期登録を許可するか否かを判断する(S55,56)。例えば、ガスメータ10が設置された家庭の世帯主名と移動体端末30の契約者名とが一致するとき、初期登録を許可する。初期登録を許可するときは、サーバ50は、移動体端末30に認証許可情報を送信する(S57)とともに、初期登録を許可したガスメータ10と移動体端末30の組み合わせについて、サーバ内で登録を行う(S58)。初期登録を許可しないときは、移動体端末に認証不許可の旨を送信する(S54)。
なお、ここでは、移動体端末30について、登録可能なメータが1個か複数個かの設定に基づいて初期登録の許否を判断するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、移動端末について登録可能なメータの個数の上限値を管理しておき、要求された初期登録を許可すれば登録メータ数が上限値を超えるときは初期登録を許可しない、というようにしてもよい。
なお、ガスメータ10への許可端末の登録や移動体端末30への通信可能なメータの登録は、必ずしも上述したような初期登録によって行わなくてもよい。例えば、業者用検針器を介して直接、ガスメータ10に認証許可情報を送信するとともに、移動体端末30へのメータ固有情報の入力をユーザに行わせてもかまわない。
(実施の形態2)
図7は実施の形態2のメータシステムにおける動作例を示すフローチャートである。図7に示すように、まず、移動体端末30が、ガスメータ10に対して、動作条件を送信する(S61)。動作条件を受信したガスメータ10は、動作条件が認証された移動体端末30から送信されたものかどうかを確認する(S62、S63)。許可された移動体端末30からの送信であった場合、ガスメータ10は受信した動作条件を設定する(S64)。許可されていない移動体端末30からの送信の場合は、受信を拒否もしくは動作条件を設定しない。
同様に、移動体端末30は、サーバ50に対して動作条件を送信する(S61)。動作条件を受信したサーバ50は、動作条件が認証された移動体端末30から送信されたものかどうかを確認する(S65、S66)。許可された移動体端末30からの送信であった場合、サーバ50は受信した動作条件を設定する(S67)。許可されていない移動体端末30からの送信の場合は、受信を拒否もしくは動作条件を設定しない。
動作設定完了後、ガスメータ10に動作条件が発生すると(S68)、ガスメータ10はサーバ50にアラームを通知する(S69)。サーバ50はアラームを受信すると(S6A)、サーバ50に設定された動作条件と受信したアラームを複合して指示を作成する(S6B)。作成された指示は、移動体端末30やガスメータ10へ送信される(S6C)。
ガスメータ10は、サーバ50から送信された指示を受信すると(S6D)、受信した指示に基づく動作を実施する(S6E)。同様に、移動体端末30は、サーバ50から送信された指示を受信すると(S6F)、受信した指示に基づく動作を実施する(S6G)。
以上、実施の形態2におけるガスメータ10、移動体端末30、サーバ50の各動作フローを示したが、例えば、移動体端末30からメータ10に「ガスが使用された時にアラームを通知する」という動作条件を、サーバ50に「外出中モード」という動作条件を設定した場合、2つのデータを複合することで、留守時であるにもかかわらずガスが使用されたと判断することが出来る。この場合、ガスメータ10に対しては遮断指示を送信してメータを遮断し、移動体端末30には異常を通知してユーザに注意を促すことが可能になる。
このように、ガスメータとの通信を活用して有益なサービスを提供することでユーザによるガスメータとの通信回数を増やし、検針行為の促進を図ることともに、信頼の高いデータを入手することが可能になる。
また、データを複合する際に記憶部20、38やサーバ50外部から固有データを入手して複合する(S6I)ことで、作成する指示の種類を増やすことや精度を上げることが可能になる。
さらに、異常と判断した際にセキュリティ会社へ通知する(S6J)ことも可能になる。
なお実施の形態2においては、移動体端末30からガスメータ10とサーバ50に動作条件を設定し、ガスメータ10からサーバ50にアラームを通知する構成を例に説明を行ったが、例えばガスメータ10やサーバ50から動作条件を設定する構成や、移動体端末30やサーバ50からアラームを通知する構成にしても良い。
さらに、2つのデータを複合する場所はサーバ50に限らず、ガスメータ10や移動体端末30であっても良い。そして、複合により作成した指示を直接送信するだけでなく、例えばサーバ50から移動体端末30へ指示を送信し、その指示に基づいて移動体端末30からガスメータ10へ指示を送信させる動作を実施させるようにしても良い。
なお、実施の形態1及び2のような移動体端末における処理は、いわゆるアプリで実現することが可能である。すなわち、コンピュータを有する移動体端末にプログラムを与え、このプログラムをコンピュータによって実行させることによって、上述したような処理は実現可能である。
(その他の実施形態)
上述の説明では、メータの一例として、ガスの使用量を計るガスメータ10を例にとって説明したが、これに限られるものではない。例えば、電気の使用量を計る電力量メータや、水の使用量を計る水道メータ、または、熱の使用量を計る熱メータ等であってもよい。すなわち、いわゆるユーティリティの使用量を計るメータであれば、上述の実施形態は同様に適用可能である。
また、図1におけるガスメータ10および移動体端末30の内部構成は、あくまでも一例であり、図1で示したものに限られるものではない。例えば、ガスメータ10における外部通信部12および無線通信部14は共通であってもよいし、移動体端末30における外部通信部32および無線通信部34は共通であってもよい。また、ガスメータ10において、情報判定部13や演算処理部15の機能を制御部21によって実現してもよいし、移動体端末30において、情報判定部33の機能を制御部37によって実現してもよい。あるいは、ガスメータ10において、登録部11および記憶部20は同一の記憶手段によって構成されていてもよい。
本発明は、ユーザの利便性の高いメータシステムの構築に有用である。
10 ガスメータ(メータ)
11、31 登録部
12、32 外部通信部
14、34 無線通信部
18 遮断部
19 計測部
20、38 記憶部
30 移動体端末
50 サーバ

Claims (9)

  1. ユーティリティの使用量を測るメータであって、
    移動体端末と通信を行う第1の無線通信部と、
    サーバと通信を行う第2の無線通信部と、
    記憶部とを備え、
    前記第1の無線通信部を介して前記移動体端末から受信した第1の動作条件が当該メータで発生した場合に、前記第1の無線通信部からアラームを通知し、
    前記アラームと前記サーバに設定された第2の動作条件とを複合して指示を作成し、
    前記指示に基づいて当該メータを動作させることを特徴とするメータ。
  2. 前記第1の無線通信部は、予め登録された前記移動体端末のみから前記第1の動作条件を受信することを特徴とする請求項記載のメータ。
  3. 前記移動体端末からの通信に基づき、予め登録された移動体端末かどうかを判断する請求項記載のメータ。
  4. 前記指示の作成は、前記メータにて行われることを特徴とする請求項記載のメータ。
  5. 前記指示の作成は、前記移動体端末にて行われることを特徴とする請求項記載のメータ。
  6. 前記指示の作成は、前記サーバにて行われることを特徴とする請求項記載のメータ。
  7. 前記作成した指示を前記メータに送信することを特徴とする請求項記載のメータ。
  8. 前記作成した指示を前記移動体端末に送信することを特徴とする請求項記載のメータ。
  9. 前記作成した指示をセキュリティ会社に送信することを特徴とする請求項記載のメータ。
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