JP6098969B2 - メータシステム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信機能を有し、ユーティリティの使用量を計るメータに関するものである。
特許文献1では、ICカードによるプリペイドシステムを採用した流量計測装置において、IC認証部を設けて、ICカードを挿入したときに不正の有無を判断し、ICカードの不正使用を防止する技術が開示されている。
特許文献2では、プリペイドカードによるガス使用管理システムにおいて、信号線が断線した時または切断された時に、ガス栓を閉じてガスの不正使用を防止する技術が開示されている。
特許文献3では、既存のガスメータを用いることができ、プリペイドカードの度数によりガスの供給が行われ、度数を表示できる前払い式供給制御装置が開示されている。
特開2009−211353号公報 特開平11−241937号公報 特開平11−96457号公報
従来のカード式のプリペイドメータでは、ユーザは、メータへのチャージのために、特定の場所に行ってカードにチャージし、そのカードをメータに差し込んでチャージを完了する必要があった。したがって、ユーザにとって利便性が低かった。
本発明では、ユーティリティの使用量を計るメータにおいて、ユーザによる簡易なチャージを可能にすることを目的とする。
発明の態様では、無線通信機能を有し、電気、ガス、水、熱等のユーティリティの使用量を計る第1および第2メータと、移動体端末とを備えたメータシステムは、ユーザが、前記移動体端末において、前記第1メータから前記第2メータへのプリチャージ金額の移動を指示したとき、前記移動体端末が前記プリチャージ金額を前記第1メータに送信し、前記プリチャージ金額を受信した第1メータが、前記プリチャージ金額を削減量に換算し、記憶している使用可能量から前記削減量を減じ、前記プリチャージ金額を前記第2メータに送信し、前記プリチャージ金額を受信した第2メータが、前記プリチャージ金額を追加量に換算し、記憶している使用可能量に前記追加量を加える。
本発明の他の態様では、無線通信機能を有し、電気、ガス、水、熱等のユーティリティの使用量を計る第1および第2メータと、移動体端末とを備えたメータシステムは、ユーザが、前記移動体端末において、前記第1メータから前記第2メータへのプリチャージ金額の移動を指示したとき、前記移動体端末が、前記プリチャージ金額を、前記第1メータにおける削減量と、前記第2メータにおける追加量とに、それぞれ換算し、前記移動体端末が前記削減量および前記追加量を前記第1メータに送信し、前記削減量および前記追加量を受信した第1メータが、前記追加量を第2メータに送信し、前記追加量を受信した第2メータが、記憶している使用可能量に前記追加量を加え、前記第1メータは、前記追加量を前記第2メータに送信して前記第2メータから追加完了の通知を受けた後に、記憶している使用可能量から前記削減量を減じる。
本発明によると、ユーティリティの使用量を計るメータから、ユーザによる簡易なチャージが可能になる。
実施形態に係るメータシステムの構成図である。 メータの動作例を示すフローチャートである。 メータシステムの初期登録の動作例を示すフローチャートである。 サーバにおける認証処理の例を示すフローチャートである。 メータ間におけるプリチャージ金額の移動形態の例を示すイメージ図である。 メータシステムにおけるメータ間移動の動作例を示すフローチャートである。 メータシステムにおけるメータ間移動の動作例を示すフローチャートである。 メータ間移動における移動体端末の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は実施形態に係るメータシステムの構成図である。図1のメータシステムは、ガスの使用量を計るガスメータ10と、ガスメータ10との通信が可能な移動体端末30と、ガスメータ10と移動体端末30とを管理するサーバ50とを備えている。移動体端末30は、例えば、スマートホン、タブレット、あるいは、宅内コントローラ等である。
ガスメータ10は、登録部11と、サーバ50と通信を行う外部通信部12と、情報判定部13と、移動体端末30と通信を行う無線通信部14とを備えている。登録部11には、通信を許可する移動体端末である許可端末を特定する認証許可情報が登録される。この認証許可情報は、例えば後述する初期登録によって設定される。情報判定部13は、無線通信部14が移動体端末30から情報を受信したとき、この受信した情報から、当該移動体端末30が登録部11に登録された許可端末であるか否かを判定する。また、ガスメータ10は、演算処理部15と、表示部16と、宅内通信部17と、ガス供給管における流量計測部19(以下、単に計測部19という)と、ガス供給を遮断可能に構成された遮断部18と、ガスの使用可能量を記憶する使用可能量記憶部20(以下、単に記憶部20という)とを備えている。また、各部を制御する制御部21を備えている。
移動体端末30は、登録部31と、サーバ50と通信を行う外部通信部32と、情報判定部33と、ガスメータ10と通信を行う無線通信部34とを備えている。登録部31には、通信可能であるメータの固有情報が登録される。このメータ固有情報は、後述する初期登録によって得ることができる。情報判定部33は、登録部31に登録されたメータとの通信を許可する一方、登録されていないメータとの通信を許可しない。また、移動体端末30は、表示部35と、ユーザの操作を受けるための入力部36とを備えている。さらに、各部を制御する制御部37を備えている。
なお、ガスメータ10の無線通信部14と移動体端末30の無線通信部34とは、例えば、NFC(Near Field Communication)で無線通信を行うものとする。NFCを利用すると、移動体端末30をガスメータ10に直接タッチしなければならないため、セキュリティがより一層向上する。なお、その他に例えば、WiFiやブルートゥース(登録商標)等、どのような無線技術を用いてもかまわない。また、移動体端末30に登録されるメータ固有情報は、例えば、シリアルナンバー、設置家庭の識別キー等を含んでいるものとする。また、ガスメータ10に登録される認証許可情報は、許可端末の固有情報、例えばシリアルナンバー等を含んでいるものとする。あるいは、ガスメータ10のメータ固有情報と許可端末固有情報との組み合わせを含むものであってもよい。
本実施形態におけるガスメータ10は、登録部11に登録された許可端末からしか、アクセスができないように構成されている。また、記憶部20に記憶された使用可能量から計測部19によって計測された使用量を減じて得られる残量が、ゼロになったとき、遮断部18によってガスの供給が遮断される。さらに、本実施形態におけるガスメータ10は、無線通信部14が移動体端末30から使用可能量に関する情報を受信したとき、この情報に基づいて、記憶部20に記憶された使用可能量を更新する。
例えば、ガスメータ10は、移動体端末30から使用可能量の追加を示す情報を受信したとき(プリチャージ)、この情報に示された追加使用可能量(以下、単に追加量という)を、記憶部20に記憶された使用可能量に加える。また、ガスメータ10は、移動体端末30から使用可能量の削減を示す情報を受信したとき(ディスチャージ)、この情報に示された削減使用可能量(以下、単に削減量という)を、記憶部20に記憶された使用可能量から減じる。あるいは、ガスメータ10は、移動体端末30から使用可能量の残量要求を示す情報を受信したとき、記憶部20に記憶された使用可能量から計測部19によって計測された使用量を減じて得られる残量の情報を、移動体端末30に送信する。ここでは、ガスメータ10は、使用量と使用可能量について、その累計量を記憶しているものとする。
図2はガスメータ10の動作例を示すフローチャートである。図2に示すように、ガスメータ10において、無線通信部14が移動体端末30から情報を受信すると(S11)、情報判定部13は、登録部11に登録された情報を参照して、この移動体端末30が通信を許可された許可端末であるか否かを判定する(S12)。許可端末であるときは、通信が許可され(S13)、許可端末でないときは、通信は許可されない(S14)。
通信が許可された場合において、無線通信部14が移動体端末30から情報を受信すると、情報判定部13は、その情報が使用可能量に関する情報であるとき(S16)、その情報の内容を判定する(S17)。そして、ガスメータ10は、情報の内容に応じた処理を行う。
例えば、使用可能量の「追加」であるときは、記憶部20に保持された使用可能量に、その情報に示された追加量を加えて新たな使用可能量とする(S17)。そして、追加OKである旨を移動体端末30に送信する(S18)。また、使用可能量の「削減」であるときは、まず、残量の計算を行う(S19)。残量の計算は、記憶部20に記憶された使用可能量から計測部19によって計測された使用量を減じることによって行われる。そして、計算した残量と、その情報に示された削減量とを比較し(S1A)、残量の方が多いときは(S1AでYES)、記憶部20に保持された使用可能量から削減量を減じて新たな使用可能量とする(S1B)。そして、削減OKである旨を移動体端末30に送信する(S1C)。一方、削減量の方が多いときは、削減不可である旨を移動体端末30に送信する(S1D)。あるいはこのとき、残量がゼロになるように使用可能量を削減した上で、削減できた量の情報を移動体端末30に送信するようにしてもよい。この場合は、遮断部18によって、ガスの供給が遮断される。また、使用可能量の「残量要求」であるときは、残量の計算を行い(S1E)、計算した残量の情報を移動体端末30に送信する(S1F)。S15〜S1Fの動作が、通信が終了するまで繰り返し行われる(S1G)。
このように、本実施形態のガスメータ10では、登録された許可端末のみから、使用可能量の追加、削減、残量要求といった処理が可能となる。これにより、セキュリティを保ちつつ、ユーザによるガスメータ10のチャージやディスチャージが可能になるので、ユーザの利便性が高まる。例えば、使用可能量の削減がユーザによって簡単に行えるので、引越の際に、ガスメータ10に残っていたチャージを容易に引き出すことができる。また、残量が容易に分かるので、チャージが近々必要になるかどうかを簡単に知ることができたり、ディスチャージによって残量をゼロにしたりすることができる。さらには、後述するように、プリチャージ金額をメータ同士の間で移動させたりすることも可能になる。なお、ディスチャージした分は、移動体端末30に記憶しておいてもかまわないし、サーバ50に記憶しておいてもかまわない。
なお、外部通信部12が、サーバ50から、使用可能量に関する情報を受信したとき、この情報に基づいて、記憶部20に記憶された使用可能量を更新するようにしてもかまわない。この場合、サーバ50からの送信が、登録部11に登録された許可端末によるものであるか否かを判定する必要がある。
また、上述の説明では、ガスメータ10と移動体端末30との間では、追加または削減する使用可能量のデータを送受信するものとしたが、これに代えて、チャージまたはディスチャージする金額のデータを送受信するものとしてもよい。この場合には例えば、ガスメータ10側に、料金と使用可能量との間の換算レートを記憶する手段を設けておき、チャージまたはディスチャージする金額を追加量または削減量に換算する演算を行うようにすればよい。この場合、ガスメータ10は、現在の換算レートとともに、過去の換算レートの履歴を記憶するようにしてもよい。過去の換算レートの履歴を記憶しておくことによって、例えば、ディスチャージの際に、チャージした時の換算レートに従った換算を行うことが可能になる。あるいは、移動体端末30から使用可能量に関する情報を送信する際に、金額データと併せて、換算レートを送信するようにしてもよい。
また、上述の説明では、ガスメータ10は、使用量と使用可能量について、その累計量を記憶しているものとして説明を行ったが、これに限るものではない。例えば、使用可能量の追加または削減の指示を受けたときに、使用可能量から使用量を減じて残量を計算し、使用可能量をこの残量で更新するとともに使用量をリセットし、その後、使用可能量の追加または削減を行うようにしてもかまわない。
<初期登録>
図3は本実施形態のメータシステムにおける初期登録の動作例を示すフローチャートである。図3に示すように、まず、移動体端末30が、ガスメータ10に対して、メータ固有情報の送信を要求する(S21)。メータ固有情報の送信要求を受けたガスメータ10は、移動体端末30に対して、メータ固有情報を送信する(S22)。移動体端末30は、メータ固有情報を受信すると(S23)、サーバ50に初期登録要求を送信する(S24)。この初期登録要求には、受信したメータ固有情報と、移動体端末30の固有情報とが含まれている。
初期登録要求を受けたサーバ50は、移動体端末30について認証処理を行い、初期登録を許可するか否かを判断する(S25,26)。この認証処理の詳細については、後述する。そして、初期登録を許可すると判断したとき、サーバ50は、移動体端末30に認証許可情報を送信する(S27)。また、初期登録を許可したガスメータ10と移動体端末30の組み合わせについて、サーバ50内の登録を行う(S28)。
移動体端末30は、認証許可情報を受信すると(S29)、受信した認証許可情報に含まれた、通信可能であるガスメータ10の固有情報を登録部31に登録する(S2A)。そして、ガスメータ10に認証許可情報を送信する(S2B)。認証許可情報を受信したガスメータ10は、受信した認証許可情報を登録部11に登録し(S2C)、移動体端末30に、登録完了を通知する(S2D)。移動体端末30が登録完了を受信して(S2E)、初期登録が終了する。
あるいは、ガスメータ10に認証許可情報を送信するのは、サーバ50であってもよい。すなわち、認証許可情報を受信した移動体端末30に代えて、初期登録を許可すると判断したサーバ50が、ガスメータ10に、認証許可情報を送信するようにしてもかまわない(S2F)。
図4はサーバ50における認証処理の例を示すフローチャートである。図4に示すように、サーバ50は、移動体端末30から初期登録要求を受信すると(S31)、この初期登録要求に含まれた移動体端末30の固有情報を用いて、この移動体端末30がすでに初期登録済みであるか否かを判断する(S32)。そして、登録済みであるときは、この移動体端末30が複数登録可能な端末であるか否かを判断する(S33)。S33でNOのときは、初期登録を許可しないと判断し、この移動体端末30に認証不許可の旨を送信する(S34)。すなわち、移動体端末30がすでに初期登録されており、かつ、この移動体端末30について1個のメータのみ登録可能であるときは、初期登録は許可されない。このような判断を行うことによって、ガスメータ10に関するセキュリティが高まる。
S32でNOつまり移動体端末30がまだ初期登録されていないとき、または、S33でYESつまり移動体端末30は初期登録されているが複数登録可能な端末であるときは、ガスメータ10のユーザ情報と移動体端末30のユーザ情報とを参照して、初期登録を許可するか否かを判断する(S35,36)。例えば、ガスメータ10が設置された家庭の世帯主名と移動体端末30の契約者名とが一致するとき、初期登録を許可する。初期登録を許可するときは、サーバ50は、移動体端末30に認証許可情報を送信する(S37)とともに、初期登録を許可したガスメータ10と移動体端末30の組み合わせについて、サーバ内で登録を行う(S38)。初期登録を許可しないときは、移動体端末に認証不許可の旨を送信する(S34)。
なお、ここでは、移動端末30について、登録可能なメータが1個か複数個かの設定に基づいて初期登録の許否を判断するものとしたが、これに限られるものではない。例えば、移動端末について登録可能なメータの個数の上限値を管理しておき、要求された初期登録を許可すれば登録メータ数が上限値を超えるときは初期登録を許可しない、というようにしてもよい。
なお、ガスメータ10への許可端末の登録や移動体端末30への通信可能なメータの登録は、必ずしも上述したような初期登録によって行わなくてもよい。例えば、業者用検針器を介して直接、ガスメータ10に認証許可情報を送信するとともに、移動体端末30へのメータ固有情報の入力をユーザに行わせてもかまわない。
<メータ間移動>
本実施形態に係るメータシステムでは、メータ同士の間で、プリチャージ金額(またはプリチャージ金額に相当する使用可能量のデータ)を移動させることも可能になる。
図5はメータ間におけるプリチャージ金額の移動形態の例を示すイメージ図である。図5(a)では、ガスメータと電力メータとが、直接、通信可能である。移動体端末から例えばガスメータにプリチャージ金額の移動指示を送信すると、プリチャージ金額に相当する使用可能量がガスメータから削減されるとともに、このプリチャージ金額または使用可能量のデータが、ガスメータから電力メータに送信される。電力メータでは、使用可能量が追加される。
図5(b)では、ガスメータと電力メータとが、その上位ネットワークを経由して、通信可能である。そして図5(a)と同様に、移動体端末から例えばガスメータにプリチャージ金額の移動指示を送信すると、ガスメータから電力メータへのプリチャージ金額の移動が行われる。
図5(c)では、移動体端末から例えばガスメータに対してディスチャージの指示を行い、ディスチャージ完了後に、電力メータに対して、ディスチャージした金額に相当するチャージの指示を行う。
図6はメータシステムにおけるメータ間移動の動作例を示すフローチャートである。図6の動作例は、図5(a)または(b)に示すメータ間移動を行うものであり、例えばガスメータが第1メータであり、電力メータが第2メータである。
図6に示すように、ユーザが、移動体端末において、例えば入力部36を介して、第1メータから第2メータへのプリチャージ金額の移動を指示したとき(S41)、移動体端末はこの指示を受けて、このプリチャージ金額を移動指示とともに第1メータに送信する(S42)。第1メータは、移動指示とプリチャージ金額を受信すると(S43)、このプリチャージ金額を削減量に換算する(S44)。そして、この削減量と、記憶部20に記憶している使用可能量から現在の使用量を減じて得た残量とを比較し(S45)、残量の方が多いときは、プリチャージ金額を移動指示とともに第2メータに送信する(S46)。一方、残量の方が少ないときは、移動不可である旨を移動体端末に送信する(S47)。移動不可を受信した移動体端末は、ユーザに、例えば表示部35を介して、または、音声を用いて、移動不可を通知する(S48)。
第2メータは、移動指示とプリチャージ金額を受信すると(S49)、このプリチャージ金額を追加量に換算する(S4A)。そして、記憶部20に記憶している使用可能量にこの追加量を加え(S4B)、追加完了である旨を第1メータに返信する(S4C)。追加完了を受信した第1メータは、記憶部20に記憶している使用可能量から削減量を減じ(S4D)、移動完了である旨を移動体端末に送信する(S4E)。移動完了を受信した移動体端末は、ユーザに、例えば表示部35を介して、または、音声を用いて、移動完了を通知する(S4F)。
なお、図6のフローでは、第1メータは、第2メータから追加完了を受信してから、使用可能量を削減するものとしたが、例えば、第1メータが、第2メータにプリチャージ金額を送信する前に、使用可能量を削減するようにしてもかまわない。
また、プリチャージ金額から削減量や追加量への換算のために、例えば、第1および第2メータに換算レートを記憶する手段を設けておけばよい。この換算レート記憶手段は、最新の換算レートが常に反映されるように、例えば通信の度に更新されてもよい。あるいは、過去の換算レートの履歴を記憶するようにしてもよい。過去の履歴を記憶しておくことにより、プリチャージ金額から削減量を算出する際に、チャージした時の換算レートを用いることが可能となる。
あるいは、プリチャージ金額の送信と併せて、移動体端末から、第1メータにおける第1換算レートと、第2メータにおける第2換算レートとを送信するようにしてもよい。第1メータは、受信した第1換算レートを用いてプリチャージ金額の換算を行い、プリチャージ金額と併せて第2換算レートを第2メータに送信する。第2メータは、受信した第2換算レートを用いてプリチャージ金額の換算を行う。この場合も、移動体端末は、現在の換算レートを送信してもよいし、過去のチャージした時の換算レートを送信してもよい。
図7はメータシステムにおけるメータ間移動の他の動作例を示すフローチャートである。図7の動作例も、図5(a)または(b)に示すメータ間移動を行うものであり、例えばガスメータが第1メータであり、電力メータが第2メータである。
図7に示すように、ユーザが、移動体端末において、例えば入力部36を介して、第1メータから第2メータへのプリチャージ金額の移動を指示したとき(S51)、移動体端末はこの指示を受けて、このプリチャージ金額を、第1メータにおける削減量と、第2メータにおける追加量とに、それぞれ換算する(S52)。そして、この削減量および追加量を第1メータに送信する(S53)。第1メータは、削減量および追加量を受信すると(S54)、この削減量と、記憶部20に記憶している使用可能量から現在の使用量を減じて得た残量とを比較し(S55)、残量の方が多いときは、追加量を第2メータに送信する(S56)。一方、残量の方が少ないときは、移動不可である旨を移動体端末に送信する(S57)。移動不可を受信した移動体端末は、ユーザに、例えば表示部35を介して、または、音声を用いて、移動不可を通知する(S58)。
第2メータは、追加量を受信すると(S59)、記憶部20に記憶している使用可能量にこの追加量を加え(S5A)、追加完了である旨を第1メータに返信する(S5B)。追加完了を受信した第1メータは、記憶部20に記憶している使用可能量から削減量を減じ(S5C)、移動完了である旨を移動体端末に送信する(S5D)。移動完了を受信した移動体端末は、ユーザに、例えば表示部35を介して、または、音声を用いて、移動完了を通知する(S5E)。
なお、図7のフローでは、第1メータは、第2メータから追加完了を受信してから、使用可能量を削減するものとしたが、例えば、第1メータが、第2メータに追加量を送信する前に、使用可能量を削減するようにしてもかまわない。
また、移動体端末は、現在の換算レートを用いてもよいし、過去のチャージした時の換算レートを用いてもよい。
図8はメータ間移動における移動体端末の動作例を示すフローチャートである。図8の動作例は、図5(c)に示すメータ間移動を行うものであり、例えばガスメータが第1メータであり、電力メータが第2メータである。
図8に示すように、ユーザが、移動体端末において、例えば入力部36を介して、第1メータから第2メータへのプリチャージ金額の移動を指示したとき(S61)、移動体端末はこの指示を受けて、このプリチャージ金額を、第1メータにおける削減量と、第2メータにおける追加量とに、それぞれ換算する(S62)。そして、この削減量を第1メータに送信する(S63)。第1メータから削減OKの旨を受信すると(S64でYES)、続いて、追加量を第2メータに送信する(S65)。第2メータから追加完了の旨を受信すると(S66でYES)、移動体端末はユーザに、例えば表示部35を介して、または、音声を用いて、移動完了を通知する(S67)。
一方、第1メータから削減不可の旨を受信すると(S68でYES)、移動体端末はユーザに、例えば表示部35を介して、または、音声を用いて、移動不可を通知する(S69)。
なお、図8の例では、移動体端末から削減量および追加量を送信するものとしたが、これに代えて、チャージおよびディスチャージする金額のデータを送信するものとしてもよい。この場合には例えば、メータ側に、料金と使用可能量との間の換算レートを記憶する手段を設けておき、チャージまたはディスチャージする金額を追加量または削減量に換算する演算を行うようにすればよい。あるいは、移動体端末から金額データと併せて、換算レートを送信するようにしてもよい。
なお、上述したような移動体端末における処理は、いわゆるアプリで実現することが可能である。すなわち、コンピュータを有する移動体端末にプログラムを与え、このプログラムをコンピュータによって実行させることによって、上述したような処理は実現可能である。
《その他の実施形態》
上述の説明では、メータの一例として、ガスの使用量を計るガスメータ10を例にとって説明したが、これに限られるものではない。例えば、電気の使用量を計る電力量メータや、水の使用量を計る水道メータ、または、熱の使用量を計る熱メータ等であってもよい。すなわち、いわゆるユーティリティの使用量を計るメータであれば、上述の実施形態は同様に適用可能である。
また、図1におけるガスメータ10および移動体端末30の内部構成は、あくまでも一例であり、図1で示したものに限られるものではない。例えば、ガスメータ10における外部通信部12および無線通信部14は共通であってもよいし、移動体端末30における外部通信部32および無線通信部34は共通であってもよい。また、ガスメータ10において、情報判定部13や演算処理部15の機能を制御部20によって実現してもよいし、移動体端末30において、情報判定部33の機能を制御部37によって実現してもよい。あるいは、ガスメータ10において、登録部10および記憶部20は同一の記憶手段によって構成されていてもよい。
本発明は、ユーザの利便性の高いメータシステムの構築に有用である。
10 ガスメータ(メータ)
11 登録部
12 外部通信部
14 無線通信部
18 遮断部
19 計測部
20 記憶部
30 移動体端末
50 サーバ

Claims (8)

  1. 無線通信機能を有し、電気、ガス、水、熱等のユーティリティの使用量を計る第1および第2メータと、移動体端末とを備えたメータシステムであって、
    ユーザが、前記移動体端末において、前記第1メータから前記第2メータへのプリチャージ金額の移動を指示したとき、
    前記移動体端末が、前記プリチャージ金額を、前記第1メータに送信し、
    前記プリチャージ金額を受信した第1メータが、前記プリチャージ金額を削減量に換算し、記憶している使用可能量から前記削減量を減じ、前記プリチャージ金額を前記第2メータに送信し、
    前記プリチャージ金額を受信した第2メータが、前記プリチャージ金額を追加量に換算し、記憶している使用可能量に前記追加量を加える
    ことを特徴とするメータシステム。
  2. 請求項1記載のメータシステムにおいて、
    前記第1メータは、前記プリチャージ金額を前記第2メータに送信して前記第2メータから追加完了の通知を受けた後に、記憶している使用可能量から前記削減量を減じる
    ことを特徴とするメータシステム。
  3. 請求項1記載のメータシステムにおいて、
    前記第1メータは、削減量を使用可能量から減じると、記憶している使用可能量から現在の使用量を減じて得られる残量がマイナスになるとき、削減量を減じないで、移動不可の旨の通知を前記移動体端末に送信する
    ことを特徴とするメータシステム。
  4. 請求項1記載のメータシステムにおいて、
    前記移動体端末が、前記プリチャージ金額と併せて、前記第1メータにおける第1換算レートと、前記第2メータにおける第2換算レートとを送信し、
    前記プリチャージ金額を受信した第1メータが、受信した前記第1換算レートを用いて換算を行い、前記プリチャージ金額と併せて前記第2換算レートを前記第2メータに送信し、
    前記プリチャージ金額を受信した第2メータが、受信した前記第2換算レートを用いて換算を行う
    ことを特徴とするメータシステム。
  5. 無線通信機能を有し、電気、ガス、水、熱等のユーティリティの使用量を計る第1および第2メータと、移動体端末とを備えたメータシステムであって、
    ユーザが、前記移動体端末において、前記第1メータから前記第2メータへのプリチャージ金額の移動を指示したとき、
    前記移動体端末が、前記プリチャージ金額を、前記第1メータにおける削減量と、前記第2メータにおける追加量とに、それぞれ換算し、
    前記移動体端末が、前記削減量および前記追加量を、前記第1メータに送信し、
    前記削減量および前記追加量を受信した第1メータが、前記追加量を第2メータに送信し、
    前記追加量を受信した第2メータが、記憶している使用可能量に前記追加量を加え、
    前記第1メータは、前記追加量を前記第2メータに送信して前記第2メータから追加完了の通知を受けた後に、記憶している使用可能量から前記削減量を減じる
    ことを特徴とするメータシステム。
  6. 請求項5記載のメータシステムにおいて、
    前記第1メータは、前記削減量を使用可能量から減じると、記憶している使用可能量から現在の使用量を減じて得られる残量がマイナスになるとき、削減量を減じないで、移動不可の旨の通知を前記移動体端末に送信する
    ことを特徴とするメータシステム。
  7. 請求項1または5記載のメータシステムにおいて、
    前記第1メータと前記第2メータとの間の通信は、直接に、または、前記第1および第2メータの上位ネットワークを経由して、行われる
    ことを特徴とするメータシステム。
  8. 請求項1または5記載のメータシステムにおいて、
    前記移動体端末と前記第1メータとの間の通信は、NFC(Near Field Connection)によって、行われる
    ことを特徴とするメータシステム。
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