JP2006221613A - 情報表示システムおよびそのプログラム - Google Patents

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匡史 貞平
Yoshiaki Watanabe
義明 渡邉
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Abstract

【課題】従来は、サーバが正しいことを確認するためのサーバ証明書を正しいと認めるためには日付・時刻が情報端末の動作日付・時刻の範囲内になければならないため、なんらかの原因で情報端末の日付・時刻がずれてしまうと情報表示ができなくなっていた。
【解決手段】情報端末107がサーバ101へ接続した際、サーバ101のサーバ証明書提出手段104から提出されたサーバ証明書を、サーバ証明書確認手段109で確認した時、情報端末107の持つ日付・時刻情報がサーバ証明書有効期限範囲内になかった場合、情報端末107は、機器117から日付・時刻情報を取得し、日付・時刻設定手段120で正しい日付・時刻に修正することで、日付・時刻が間違っていてもサーバが提供する情報を表示することが可能な情報表示システムを提供することができる
【選択図】図1

Description

本発明は、家庭に設置された情報端末で、くらしに関する情報をはじめとした様々な情報や、電気やガスや水道などの使用量や、宅内にある機器の状態を表示するために用いられる情報表示システムおよびそのプログラムに関するものである。
従来から使用されている情報表示システム、サーバの一例(例えば、特許文献1参照)を図15を用いて説明する。図15において、801は使用量計測手段、802は給湯器、803は機器、808はサーバ、809はサーバ制御手段、810は顧客データベース、812は使用量提供手段、813は情報端末、814は表示手段、815は情報端末制御手段、816は認証情報提出手段、817はインターネットである。
機器803が動作することで、給湯器802でガスが使用され、使用量計測手段801により使用量が計測される。情報端末813は、情報端末制御手段815の指示により、使用量計測手段801が計測した使用量を、認証情報提出手段816の提出する認証情報を用いてサーバ808に接続し、サーバ制御手段809を通してサーバ808の顧客データベース810に特定の顧客の情報端末813からの接続であることを示すための認証情報と使用量の登録を行う。
使用者により使用量表示の指示が行われると、情報端末制御手段815は、認証情報提出手段816の提出する認証情報を用いてサーバ808に接続する。サーバ制御手段809は、提出された認証情報を用いて顧客データベース810から使用量を引き出し、使用量提供手段812を用いて情報端末813に表示するためのHTMLファイルの生成を行い、情報端末813に応答を返す。情報端末813では、情報端末制御手段815がHTMLファイルの解釈を行い表示手段814を通して使用量表示が行われる。
特開平8−129677号公報
前記従来の情報表示システム、サーバは、次のような課題を有しているがそれが従来特許文献には考慮・記載されていない。
電気やガスや水道の使用量や料金をはじめとした使用者に関わる情報は個人的な情報を含むため、データを提供する際には認証情報による情報取得制限や暗号化によるデータ秘匿化が必要となる。
そのためには、サーバ証明書により情報端末が接続先を確認した後に暗号化通信を行う手段が有効であるが、一般にサーバ証明書の認証情報には有効期限が含まれているため、何らかの問題が発生して情報端末の日付・時刻が異なってしまった時にはサーバ証明書を基にしたサーバ認証を行うことができなくなる。しかしながら、情報端末が動作開始する時、ネットワークに接続していなかった場合は、情報を提供するサーバに接続するまで、日付・時刻が異なってしまっていることが分からない。
一方で宅内には、深夜電力を用いて温水を沸かす電気給湯機や、タイマー予約された時間にテレビ番組の録画を行うためのタイマー予約機能付き録画装置など、日付・時刻に基づいて基本機能を提供する機器があり、これらの機器は停電により電源が供給されないような状態が発生しても電池などの内部電源で日付・時刻をバックアップしている。これら
の機器から日付・時刻情報の提出を受けることができれば、情報端末は正しい日付・時刻を知ることが可能となる。
また、情報を提供するサーバは、管理者の元で間違った情報を提供しないよう、電源の維持保証や不調サーバの自動切換などの手段で厳重に管理されるため、日付・時刻以外のサーバ証明書内容が正常で、サーバと情報端末で日付・時刻が異なっている場合は、情報端末の方が間違っている場合が殆どである。よって、サーバから提供されるサーバ証明書は日付・時刻の基準として用いることが可能である。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、情報端末がサーバ証明書へ接続した際、サーバから得られた証明書の有効期限範囲内に、情報端末の認識している日付・時刻が入っていない場合、情報端末に接続された機器に問い合わせを行い機器日付・時刻情報提出手段から日付・時刻情報の提供を受けて日付・時刻を自動的に正しく設定することにより、日付・時刻が間違っていてもサーバが提供する情報を表示することが可能な情報表示システムおよびそのプログラムを提供することを目的とする。
また、厳重に管理されたサーバでも予想外の事態により日付・時刻が不正になってしまう確率は0ではないため、情報端末がサーバから取得した日付・時刻を用いて修正を行う際に大きく時間がずれていた場合は、サーバ日付・時刻が不正であった可能性を報知することが可能な情報表示システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の情報表示システム、およびそのプログラムは、情報端末がサーバへ接続した際、サーバのサーバ証明書提出手段から提出されたサーバ証明書を、情報端末がサーバ証明書確認手段で確認した時、情報端末の持つ日付・時刻情報がサーバ証明書有効期限範囲内になかった場合、情報端末は機器へ問い合わせを行い、機器日付・時刻情報提出手段から日付・時刻情報の提出を受け、日付・時刻を正しく設定することで、日付・時刻が間違っていてもサーバが提供する情報を表示することができる。
また、本発明の情報表示システム、およびそのプログラムは、前記日付・時刻設定手段が前記機器から日付・時刻情報を取得した時に得られた日付・時刻情報が、サーバ証明書の有効期限にない場合に使用者に日付・時刻を入力してもらうための日付・時刻設定表示・入力手段を前記情報端末を備え、使用者から正しく設定してもらうことで日付・時刻を修正しサーバが提供する情報を表示することができる。
また、前記情報端末が日付を確認するための日付情報確認手段を備え、前記情報端末の電源が切状態から入状態になった時、前記日付情報確認手段が日付の異常を検知した場合は、前記日付・時刻設定手段が前記機器の前記機器日付・時刻情報提出手段から得られる日付・時刻に補正することで、情報端末の日付・時刻を修正しサーバが提供する情報を表示することができる。
また、前記サーバがサーバ日付・時刻提供手段を備え、前記情報端末の前記日付・時刻設定手段が前記サーバ日付・時刻提供手段から日付・時刻を取得し前記情報端末の日付時刻の変更を行う際、前記機器日付・時刻設定手段により前記機器の日付・時刻も変更することで、前記機器を含めたシステムの時刻を一括して正確な日付・時刻に修正することができる。
また、前記情報端末の前記日付・時刻設定手段がサーバから取得した日付・時刻と前記情報端末の現在の日付・時刻を比較するための時間ずれ判定手段と、時間ずれ閾値を保存
し前記時間ずれ判定手段の結果が前記時間ずれ閾値以上ずれていた場合に、時間ずれ報知手段で時間ずれ報知を行うことで、サーバの日付・時刻が不正であった可能性を使用者に報せることができる。
また、日付・時刻変更の対象機器を登録するための日付・時刻同時変更機器登録手段を備え、日付・時刻の変更を行う際、前記日付・時刻同時変更機器登録手段に確認し全登録機器の日付・時刻を変更することにより、使用者が一括修正を希望する機器を全て同一時間に揃えることができる。
本発明の情報表示システム、およびそのプログラムは、情報端末がサーバへ接続した際、サーバのサーバ証明書提出手段から提出されたサーバ証明書を、情報端末がサーバ証明書確認手段で確認した時、情報端末の持つ日付・時刻情報がサーバ証明書有効期限範囲内になかった場合、情報端末は機器へ問い合わせを行い、機器日付・時刻情報提出手段から日付・時刻情報の提出を受け、日付・時刻を自動的に正しく設定することで、日付・時刻が間違っていてもサーバが提供する情報を表示することができる。
第1の発明は、サーバと情報端末と機器を備え、前記サーバは顧客データベースと、前記情報端末に顧客毎に異なる情報を提供する顧客毎情報提供手段と、前記情報端末が接続してきた際に正しいサーバであることを示すサーバ証明書を提出するサーバ証明書提出手段とを有し、前記情報端末は顧客毎に一意の認証情報を提出する認証情報提出手段と、複数のサーバ証明書を確認する機能を持つサーバ証明書確認手段と、前記サーバ証明書確認手段の情報からサーバ証明書の有効期限を取り出す有効期限取得手段と、前記情報端末の動作する日付・時刻を設定する日付・時刻設定手段を有し、前記機器は前記機器の日付・時刻を設定しカウントする機器日付・時刻設定手段と前記日付・時刻をバックアップする機器日付・時刻情報バックアップ手段と、バックアップされた日付・時刻情報を情報端末に知らせるための機器日付・時刻情報提出手段を有する情報表示システムとすることにより、前記情報端末は、サーバ接続時に提出されたサーバ証明書から前記有効期限取得手段が取り出した有効期限範囲内に前記情報端末の動作日付・時刻が入っていない時は、前記機器の前記機器日付・時刻情報提出手段から得られる正しい日付・時刻に前記情報端末の日付・時刻を変更する情報表示システムを提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、日付・時刻設定手段が機器から日付・時刻情報を取得した時に得られた日付・時刻情報が、サーバ証明書の有効期限にない場合に使用者に日付・時刻を入力してもらうための日付・時刻設定表示・入力手段を前記情報端末が備えた情報表示システムとすることにより、前記機器の日付・時刻情報バックアップ手段でバックアップされていた日付・時刻が不正確だった場合に修正を促すことで、サーバ接続可能な日付・時刻に修正する情報表示システムを提供することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、情報端末が日付情報を確認するための日付情報確認手段を備え、前記情報端末の電源が切状態から入状態になった時、前記日付情報確認手段が日付の異常を検知した場合は、前記日付・時刻設定手段が前記機器の前記機器日付・時刻情報提出手段から得られる日付・時刻に補正する情報表示システムとすることにより、情報端末の電源が切から入になった時から日付情報がおかしい時は、日付情報確認手段が日付情報の異常を検知し、日付・時刻情報設定手段により機器から得られる日付・時刻情報に変更することで、サーバへ接続する前に日付・時刻を正しく変更する情報表示システムを提供することができる。
第4の発明は、第1〜3のいずれか1項記載の発明において、前記サーバがサーバ日付
・時刻提供手段を備え、前記情報端末の前記日付・時刻設定手段が前記サーバ日付・時刻提供手段から日付・時刻を取得し前記情報端末の日付時刻の変更を行う際、前記機器日付・時刻設定手段により前記機器の日付・時刻も変更する情報表示システムとすることにより、前記機器を含めたシステムの時刻を一括して正確な日付・時刻に修正する情報表示システムを提供することができる。
第5の発明は、第4の発明において、前記情報端末の前記日付・時刻設定手段がサーバから取得した日付・時刻と前記情報端末の現在の日付・時刻を比較するための時間ずれ判定手段と、時間ずれ閾値を保存し前記時間ずれ判定手段の結果が前記時間ずれ閾値以上ずれていた場合に時間ずれ報知を行う時間ずれ報知手段を前記情報端末が備えた情報表示システムとすることにより、時間ずれ報知手段で時間ずれ報知を行うことで、サーバの日付・時刻が不正であった可能性を使用者に報せる情報表示システムを提供することができる。
第6の発明は、第4または第5の発明において、日付・時刻変更の対象機器を登録するための日付・時刻同時変更機器登録手段を備えた情報表示システムとすることにより、日付・時刻の変更を行う際、前記日付・時刻同時変更機器登録手段に確認して全登録機器の日付・時刻を変更する情報表示システムを提供することができる。
第7の発明は、第1〜6のいずれか1項記載の情報表示システムの情報端末の少なくとも一部をコンピュータにより実行するためのプログラムである。そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させて本発明の情報端末の少なくとも一部を容易に実現することができる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における情報表示システムのブロック図を示すものである。
図1においてサーバ101は、顧客データベース102、顧客毎情報提供手段103、サーバ証明書提出手段104、サーバ側暗号化通信手段105、サーバ制御手段106から構成される。
情報端末107は、認証情報提出手段108、サーバ証明書確認手段109、有効期限取得手段110、日付・時刻設定手段111、日付・時刻情報バックアップ手段112、情報端末側暗号化通信手段113、表示手段114、情報端末制御手段115から構成される。116はインターネットである。
機器117は、機器機能提供手段118、機器117の日付・時刻を設定しカウントする機器日付・時刻設定手段119、機器日付・時刻情報バックアップ手段120、問い合わせに応じて機器日付・時刻情報を提出する機器日付・時刻情報提出手段121、機器の動作を制御する機器制御手段122から構成される。
なお、サーバ101にはワークステーションを、顧客データベース102にはデータベースソフトウェアを、顧客毎情報提供手段103にはウェッブサーバソフトウェアを、サーバ証明書提出手段104、サーバ側暗号化暗号化通信手段105、サーバ制御手段10
6にはOSを搭載し、メモリ、記憶装置、ネットワーク接続機能を備えたマザーボードを用い、表示手段114には使用者への表示および操作受付が可能なタッチパネルを、認証情報提出手段108、サーバ証明書確認手段109、有効期限取得手段110、日付・時刻設定手段111、情報端末側暗号化通信手段113にはマイクロコンピュータを、情報端末制御手段115と機器制御手段122には有線接続することにより相互に通信可能なシリアル通信手段を備えたマイクロコンピュータを、日付・時刻情報バックアップ手段112、機器日付・時刻情報バックアップ手段112には電池を、機器117は深夜電力を利用する電気温水機、機器機能提供手段118には機器制御手段122の指示でお湯を沸かしたり蛇口にお湯を供給したりする温水供給器を用いることでこの構成を容易に実現できる。
なお、インターネット117は、インターネットに限らず通信ネットワークであればよい。また、機器117を電気温水機ではなくビデオ録画装置とし、機器機能提供手段118はビデオテープに録画再生を行う録画再生機としてもよく、日付・時刻に基づいて動くため基本機能として機器日付・時刻情報バックアップ手段を持つ機器であれば何でも構わない。たとえば電波時計を備えた機器であってもよい。
以上のように構成された情報表示システムについて、以下その動作、作用を説明する。
まず、情報端末107と機器117の関係付けにおける準備動作について説明する。
情報端末107と機器117は、それぞれ相互通信可能なシリアル通信手段を備えた情報端末制御手段115と機器制御手段122を持っている。情報端末制御手段115と機器制御手段122は電文を相互に送受信することが可能なシリアル接続が行われており、情報端末107の表示手段114により使用者から機器117への給湯温度変更などの指令が指示されると、情報端末制御手段115は機器制御手段122に指令に相当する電文を送信する。機器制御手段122は機器機能提供手段118に指示を出し指令電文に相当する動作を実行させる。
また、情報端末制御手段115が機器制御手段122に日付・時刻情報提出要求を送ると、機器制御手段122は、機器日付・時刻情報提出手段121を通して機器日付・時刻設定手段119の持つ日付・時刻情報を取得し、情報端末制御手段115へ提出する。
この日付・時刻情報は機器日付・時刻設定手段119によりカウントが続けられ、機器117の電源が切れてもカウントが続くように機器日付・時刻情報バックアップ手段120が情報保持を行っている。
機器制御手段122は、このバックアップされた日付・時刻情報を元に、電力会社との契約により使用料金が低く設定された深夜電力を使える時間を知ることができる。深夜電力時間になると、機器制御手段122は機器機能提供手段118に指令を出して給湯用の湯を沸かして貯湯することで、使用者が機器117を使って湯を利用する際の機器使用コストを下げることができる。
次に、サーバ101と情報端末107の関係付けにおける準備動作について説明する。
情報端末107には、情報端末毎に一意に定められ情報端末からの接続であることを示すための認証情報が、認証情報提出手段108に保存されている。また、サーバ証明書確認手段109にはサーバ証明書提出手段104が提出するサーバ証明書が正しいことを確認するための演算手段が登録されている。
また、サーバ101の顧客データベース102には、前記認証情報と使用者を関連付けるための情報が保存されている。また顧客データベースには使用者毎の情報提供サービス内容が保存されており、情報サービス内容が顧客毎の情報である場合は、顧客毎情報提供手段103から情報が提供される。
次にサーバ101へ情報端末107が接続し情報表示を行う際の正常動作について説明する。日付・時刻が間違っていない場合、情報端末107がサーバ101へ接続する際の動作を図2を参照しながら説明する。
1)表示手段114のタッチパネルにより使用者から情報表示の指示が行われると、情報端末制御手段115はサーバ101へ接続を開始する(S201)。
2)サーバ制御手段106は、情報端末107からの接続に対して、接続したサーバが正当なサーバであることを証明するためにサーバ証明書提出手段104により情報端末107にサーバ証明書を送る(S202)。
3)情報端末制御手段115は送られてきたサーバ証明書をサーバ証明書確認手段109で確認する(S203)。ここで認証情報保証機関により有効期限内に発行された証明書で、実際に接続したURL情報も記載されていることからサーバ証明書が正しいと認識されると、情報端末制御手段115は、サーバ制御手段106との間で暗号化・複合化に使用する関数を決定し、それぞれサーバ側暗号化通信手段105および情報端末側暗号化通信手段113に暗号化・複合化に使用する関数を設定することで、インターネット116において通信内容の暗号化が必要な情報については暗号化通信を行う。
4)次に、情報端末制御手段115は、準備動作で予めサーバへ登録し認証情報提出手段108に記録された認証情報を提出する(S204)と共に、サーバ101に顧客毎情報を要求する(S205)。
5)サーバ制御手段106は受信した認証情報を基に、顧客データベース102から使用者情報を引き出し、顧客毎情報提供手段103から使用者毎の情報を顧客毎情報として情報端末107に送る(S206)。情報端末制御手段115はサーバ101から送られてきた情報を表示手段114に表示する。
次に、情報端末107の日付・時刻が不正である場合についての動作を図3を用いて説明する。なお、図3において、図2と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
情報端末の日付・時刻が不正になる状態は、例えば日付・時刻設定手段111の日付・時刻カウント動作をバックアップしている日付・時刻情報バックアップ手段112の電池が容量切れとなり、新しい電池に交換されるまでの間や、落雷により発生したノイズの影響で日付・時刻のカウントを行っているメモリのビット反転などが起こった場合などに発生する。
1)表示手段114のタッチパネルに使用者から情報表示の指示が行われると、情報端末制御手段115はサーバ101へ接続を開始する(S301)。
2)サーバ制御手段106は、情報端末107からの接続に対して、接続したサーバが正当なサーバであることを証明するためにサーバ証明書提出手段104により情報端末107にサーバ証明書を送る(S302)。
3)情報端末制御手段115は送られてきたサーバ証明書をサーバ証明書確認手段10
9で、認証情報保証機関により有効期限内に発行され、実際に接続したURL情報も記載されている正しい証明書であることを確認する(S303)。
一般にサーバ証明書には、有効期限が設定されており、有効期限はサーバ証明書内に記述されている。また、情報提供サーバは、顧客に正しい情報を提供できるように、日付・時刻も正確に調整され、停電時でも電源が確保可能な状態にし、定期的にメンテナンスが行われる。
サーバ証明書はサーバの信頼性を証明するための大切なデータであり、物理的、論理的に厳重なセキュリティで守られており、特にサーバ101と情報端末107の関係のように、同一システムとして稼働している場合、サーバ証明書は無条件で信頼できるデータとすることができる。
4)情報端末107自身の時間が不正(例えば真の時間が2005年1月1日で、情報端末107の時間が2000年1月1日)であるために、本来認証情報保証機関により有効期限内(2004年10月1日〜2005年9月30日まで有効)に発行されているにもかかわらず、自分自身の時間が有効期限内にないことで、サーバ証明書確認手段109が受け取ったサーバ証明書を正しくないと判断した場合(S303)、証明書の認証不可が情報端末制御手段115に知らされ、情報端末制御手段115は機器117の機器制御手段122に日付・時刻情報提出要求を送る(S304)。
5)機器117は前述の動作で機器日付・時刻提供手段121を通して機器日付・時刻設定手段119の持つ日付・時刻情報を取得し情報端末107に日付・時刻情報応答を送る(S305)。
6)ここで日付・時刻情報応答として受け取った日付・時刻情報を用いて日付・時刻設定手段111により情報端末107の動作日付・時刻を設定する(S306)。
7)この状態で、前述のS201〜S206の動作を行うことで、日付・時刻合わせを自動的に実行した上で、顧客毎情報の表示を行うことができる。
以上で述べたような動作により、情報端末107がサーバ101へ接続した際、サーバ101のサーバ証明書提出手段104から提出されたサーバ証明書を、サーバ証明書確認手段109で確認した時、情報端末107の持つ日付・時刻情報がサーバ証明書有効期限範囲内になかった場合、情報端末107は、機器117から日付・時刻情報を取得し、日付・時刻設定手段111で正しい日付・時刻に修正することで、日付・時刻が間違っていてもサーバが提供する情報を表示することが可能な情報表示システムを提供することができる。
なお、前述のようにサーバ証明書の提出を受け、サーバ証明書を確認し、確認ができたら認証情報を提出して情報を要求するという一連の動作を崩すことなく、自動的に日付・時刻の不正を是正して情報表示を行うため、サーバ認証およびクライアント認証の手続きに手を加えないため、認証手続きには汎用のプログラムを使用して情報表示システムを提供できることは言うまでもない。
なお、本実施の形態では、情報端末107と同一システムとして稼働している関係にあるサーバ101との接続について述べたが、別のサーバであっても同一動作で日付・時刻を正しく変更できることは言うまでもない。
また、本実施の形態では、表示手段114を表示および操作受付が可能なタッチパネル
として説明を行ったが、操作受付は別の手段を用いても構わない。
また、データの送受信には暗号化通信を用いる説明を行ったが、セキュリティの必要がない情報をやりとりする際は、暗号化を行わないことで高速な通信を行うこともできることは言うまでもない。
また、本実施の形態で情報端末制御手段115と機器制御手段122の接続については、有線接続することにより相互に通信可能なシリアル通信手段を備えたマイクロコンピュータとしたが、電文送受信が可能であれば、有線やシリアル通信に限定されないことは言うまでもない。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における情報表示システムのブロック図を示すものである。図4において401は日付・時刻設定表示・入力手段である。日付・時刻設定表示・入力手段401には表示手段104を通して表示・入力を実現するためのマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
以上のように構成された情報表示システムについて、以下その動作、作用を図5を用いて説明する。なお、図5において、図2、3と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
1)実施の形態1と同様の動作でS301〜S306までの動作を行った後、情報端末制御手段115はサーバ101へ接続を開始する(S501)。
2)サーバ制御手段106は、情報端末107からの接続に対して、接続したサーバが正当なサーバであることを証明するためにサーバ証明書提出手段104により情報端末107にサーバ証明書を送る(S502)。
3)情報端末制御手段115は送られてきたサーバ証明書をサーバ証明書確認手段109で、認証情報保証機関により有効期限内に発行され、実際に接続したURL情報も記載されている正しい証明書であることを確認する(S503)。
一般にサーバ証明書には、有効期限が設定されており、有効期限はサーバ証明書内に記述されている。また、情報提供サーバは、顧客に正しい情報を提供できるように、日付・時刻も正確に調整され、停電時でも電源が確保可能な状態にし、定期的にメンテナンスが行われる。
サーバ証明書はサーバの信頼性を証明するための大切なデータであり、物理的、論理的に厳重なセキュリティで守られており、特にサーバ101と情報端末107の関係のように、同一システムとして稼働している場合、サーバ証明書は無条件で信頼できるデータとすることができる。
4)情報端末107自身の時間が不正(例えば真の時間が2005年1月1日で、情報端末107の時間が2000年1月1日)であるために、本来認証情報保証機関により有効期限内(2004年10月1日〜2005年9月30日まで有効)に発行されているにもかかわらず、自分自身の時間が有効期限内にないことで、サーバ証明書確認手段109が受け取ったサーバ証明書を正しくないと判断した場合(S504)、証明書の認証不可が情報端末制御手段115に知らされる。
5)機器117の機器制御手段122に日付・時刻情報提出要求を送った後のアクセス
である場合、情報端末制御手段115は日付・時刻設定表示・入力手段401に指示を出し、表示手段114を用いて現在設定されている日付・時刻の表示と修正用インターフェースを使用者に提示させる(S505)。
6)使用者により入力が行われると情報端末制御手段115は日付・時刻設定手段111に指令を出し日付・時刻を入力された情報に基づき修正する(S506)。
7)修正された時間は機器制御制御手段122にも伝えられ(S507)、機器日付・時刻設定手段119により機器117の日付・時刻も同時に修正される(S508)。
8)この状態で、前述のS201〜S206の動作を行うことで、日付・時刻合わせを実行した上で、顧客毎情報の表示を行うことができる。
以上で述べたような動作により、機器117の日付・時刻情報バックアップ手段120でバックアップされていた日付・時刻が不正確だった場合に、使用者に修正入力を促すことで、サーバ接続可能な日付・時刻に修正することが可能な情報表示システムを提供することができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における情報表示システムのブロック図を示すものである。図6において601は日付情報確認手段である。日付情報確認手段601にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
以上のように構成された情報表示システムについて、以下その動作、作用を図7を用いて説明する。なお、図7において、図2、3と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
1)情報端末107の電源が切から入に変化し情報端末制御手段115が動作を開始すると、情報端末制御手段115は日付情報確認手段601を用いて日付・時刻設定手段111の日付情報を確認する。日付・時刻情報バックアップ手段112の電池容量が切れた時、日付・時刻は初期値に戻るため、日付情報確認手段601は起動後の日付情報が初期値(例えば2000年1月1日)であるかどうかを確認し日付情報が初期値であった時、情報端末制御手段115に日付・時刻情報異常を伝える(S701)。
2)この時、情報端末制御手段115は機器117の機器制御手段122に日付・時刻情報提出要求を送る(S304)。
3)機器117は前述の動作で機器日付・時刻情報提出手段121を通して機器日付・時刻設定手段119の持つ日付・時刻情報を取得し情報端末115に日付・時刻情報応答を送る(S305)。
4)ここで日付・時刻情報応答として受け取った日付・時刻情報を用いて日付・時刻設定手段111により情報端末107の動作日付・時刻を設定する(S306)。
5)この状態で、前述のS201〜S206の動作を行うことで、日付・時刻合わせを自動的に実行した上で、顧客毎情報の表示を行うことができる。
以上で述べたような動作により、情報端末107の電源が切状態から入状態になった時、日付情報確認手段601が日付情報を確認し異常を検知した場合は、日付・時刻設定手段111が機器117の機器日付・時刻情報提出手段118から得られる日付・時刻に補
正することで、日付・時刻が間違っていても修正してサーバが提供する情報を表示することが可能な情報表示システムを提供することができる。
(実施の形態4)
図8は、本発明の第4の実施の形態における情報表示システムのブロック図を示すものである。
図8において、901は情報端末制御手段、902はサーバ日付・時刻提供手段、903は日付・時刻設定手段である。情報端末制御手段901が実施の形態1における情報端末制御手段115と異なる点は、日付・時刻設定手段111に指令を出し、情報端末107の日付・時刻を変更する動作を行った後に、修正した日付・時刻情報をシリアル接続された機器制御手段122に電文として送信し、機器日付・時刻設定手段119により機器117の日付・時刻を同期させる機能を持つことである。
このように電文で対応することで、機器117は情報端末107と接続しなくても単体で動作し、情報端末107と接続した場合は、自動時刻同期機能を持つシステム機器として動作する。
また日付・時刻設定手段903が実施の形態1における日付・時刻設定手段119と異なる点は、サーバ日付・時刻提供手段902からサーバの日付・時刻を取得する機能を持つことである。
以上のように構成された情報表示システムについて、以下その動作、作用を図9を用いて説明する。なお、図9において、図1、2、3と同一動作を示す部分は同一番号を付与し、図3で説明した自動日付・時刻合わせ動作部分を取り出し、サーバ日付・時刻取得機能を加えている。サーバ証明書確認で認証不可(図3のS303)であった場合、図9の自動日付・時刻合わせ動作が行われる。
1)情報端末107自身の時間が不正(例えば真の時間が2005年1月1日で、情報端末107の時間が2000年1月1日)であるために、本来認証情報保証機関により有効期限内(2004年10月1日〜2005年9月30日まで有効)に発行されているにもかかわらず、自分自身の時間が有効期限内にないことで、サーバ証明書確認手段109が受け取ったサーバ証明書を正しくないと判断した場合(図3のS303)、証明書の認証不可が情報端末制御手段901に知らされ、情報端末制御手段901は機器117の機器制御手段122に日付・時刻情報提出要求を送る(S304)。
2)機器117は前述の動作で機器日付・時刻提供手段121を通して機器日付・時刻設定手段903の持つ日付・時刻情報を取得し情報端末107に日付・時刻情報応答を送る(S305)。
3)ここで日付・時刻情報応答として受け取った日付・時刻情報を用いて日付・時刻設定手段903により情報端末107の動作日付・時刻を設定する(S306)。
4)次にサーバ101からより正確な日付・時刻を取得するため、情報端末制御手段901はサーバ101へ接続を開始する(S1001)。
5)サーバ制御手段106は、情報端末107からの接続に対して、接続したサーバが正当なサーバであることを証明するためにサーバ証明書提出手段104により情報端末107にサーバ証明書を送る(S1002)。
6)情報端末制御手段901は送られてきたサーバ証明書をサーバ証明書確認手段109で確認し認証可を得る(S1003)。
7)(S1003)でサーバの認証ができたので、日付・時刻設定手段903は、情報端末制御手段901を通してサーバ日付・時刻要求を出す(S1004)。
8)サーバ日付・時刻提供手段902からサーバの持つ正確な日付・時刻を取得する(S1005)。
9)ここで取得した日付・時刻を用いて日付・時刻設定手段903が情報端末107の日付・時刻変更動作を行う(S1006)。
10)情報端末107の日付・時刻変更動作の後、日付・時刻設定手段903は情報端末制御手段901を通してシリアル接続された機器制御手段122への電文として日付・時刻送信する(S1007)。
11)受信した機器制御手段122が機器日付・時刻設定手段119により機器日付・時刻変更を行う(S1008)。
12)この状態で、前述のS201〜S206の動作を行うことで、日付・時刻合わせを自動的に実行しシステムの時刻を一括して正確な日付・時刻に修正した上で、顧客毎情報の表示を行うことができる。
以後、日付・時刻設定手段903が情報端末制御手段901を通して定期的(例えば1日1回正午)にサーバ101のサーバ日付・時刻提供手段902から日付・時刻情報取得を行い、日付・時刻修正を行うことで、情報表示システム全体を、正確な日付・時刻を保つこともできる。
このように定期的に時刻合わせを行う際に、情報端末の日付・時刻が不正な状態になっていた場合、自動日付・時刻合わせ動作は、定期的に行われるサーバ101から日付・時刻を取得する動作が起点となって以下のような動作で実施される(図10)。
1)サーバ101から正確な日付・時刻を取得するため、情報端末制御手段901はサーバ101へ接続を開始する(S1101)。
2)サーバ制御手段106は、情報端末107からの接続に対して、接続したサーバが正当なサーバであることを証明するためにサーバ証明書提出手段104により情報端末107にサーバ証明書を送る(S1102)。
3)情報端末107自身の時間が不正(例えば真の時間が2005年1月1日で、情報端末107の時間が2000年1月1日)であるために、本来認証情報保証機関により有効期限内(2004年10月1日〜2005年9月30日まで有効)に発行されているにもかかわらず、自分自身の時間が有効期限内にないことで、サーバ証明書確認手段109が受け取ったサーバ証明書を正しくないと判断した場合(S1103)、証明書の認証不可が情報端末制御手段901に知らされ、情報端末制御手段901は機器117の機器制御手段122に日付・時刻情報提出要求を送る(S304)。
4)機器117は前述の動作で機器日付・時刻提供手段121を通して機器日付・時刻設定手段903の持つ日付・時刻情報を取得し情報端末107に日付・時刻情報応答を送る(S305)。
5)ここで日付・時刻情報応答として受け取った日付・時刻情報を用いて日付・時刻設定手段903により情報端末107の動作日付・時刻を設定する(S306)。
6)次にサーバ101からより正確な日付・時刻を取得するため、情報端末制御手段901はサーバ101へ接続を開始する(S1001)。
以降は、図9と同様に(S1001)〜(S1008)の動作で自動日付・時刻合わせ動作が行われる。定期的に日付・時刻合わせが実施される際、情報端末107の日付・時刻が不正になることなく日付・時刻合わせが行われる場合は、(S1001)〜(S1008)が繰り返されることとなる。
以上で述べたような動作により、情報端末107の日付・時刻設定手段111が日付・時刻の変更を行う際、情報端末制御手段901が機器制御手段122に日付・時刻を送信し、機器日付・時刻設定手段119により機器117の日付・時刻も同時に変更することで、機器117を含めたシステムの時刻を一括して正確な日付・時刻に修正することが可能な情報表示システムを提供することができる。
(実施の形態5)
図11は、本発明の第5の実施の形態における情報表示システムのブロック図を示すものである。図11において1201は時間ずれ判定手段、1202は時間ずれ報知手段である。時間ずれ判定手段1201および時間ずれ報知手段1202にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
以上のように構成された情報表示システムについて、以下その動作、作用を図10、13を用いて説明する。なお、図12において、図10と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
ここでは図10においてシーケンス図で表していた定期的に日付・時刻あわせを行う動作をフローチャートにして時間ずれ報知動作の説明を行う。定期的に日付・時刻合わせを行う場合、情報端末107の日付・時刻が不正になることなく日付・時刻合わせが行われる場合は、図10の(S1001)〜(S1008)の動作が行われる。
ここで、本来であれば、(S1005)でサーバ101から得られた日付・時刻は正しい日付・時刻であるはずである。しかしながら何らかの意図しない問題が発生し、サーバ日付・時刻提供手段902の提供する日付・時刻が12時間ずれていた場合、例えば機器117が昼間より安価な深夜電力を用いてお湯を沸かす電気温水器であれば、(S1007)〜(S1008)で機器117の日付・時刻を変更してしまうと、使用者に報知がなされないまま料金の高い電力を使ってしまうことになる。
万が一の時間ずれが発生した場合の使用者への報知を可能とするため、まず時間ずれ判定手段1201に時間ずれ閾値を設定し(例えば1時間)、定期的な日付・時刻合わせを図12のフローチャートに示す動作で行う。
1)サーバ101からより正確な日付・時刻を取得するため、情報端末制御手段901はサーバ101へ接続を開始する(S1001)。
2)サーバ制御手段106は、情報端末107からの接続に対して、接続したサーバが正当なサーバであることを証明するためにサーバ証明書提出手段104により情報端末107にサーバ証明書を送る(S1002)。
3)情報端末制御手段901は送られてきたサーバ証明書をサーバ証明書確認手段109で、認証情報保証機関により有効期限内に発行され、実際に接続したURL情報も記載されている正しい証明書であることを確認し認証可を得る(S1003)。
4)(S1003)でサーバの認証ができたので、日付・時刻設定手段903は、情報端末制御手段901を通してサーバ日付・時刻要求を出す(S1004)。
5)サーバ日付・時刻提供手段902からサーバの持つ日付・時刻を取得する(S1005)。
6)時間ずれ判定手段1201が5)で取得した日付・時刻と、情報端末107の現在の日付・時刻の時間ずれを演算する(S1301)。
7)時間ずれ判定手段1201が6)で演算した時間ずれが閾値(ここでは1時間)以上かどうかを判定し(S1302)、閾値以上であれば、時間ずれ報知手段1202を用いて表示手段114に例えば「時間が所定以上ずれていました、日付・時間を確認してください」というメッセージを出力する(S1303)ことで、使用者に日付・時刻の確認を促す。ここで使用者が問題ありと判断した場合は、使用者が日付・時刻の修正を行う。
8)上記5)で取得した日付・時刻を用いて日付・時刻設定手段903が情報端末107の日付・時刻変更動作を行う(S1006)。
9)情報端末107の日付・時刻変更動作の後、日付・時刻設定手段903は情報端末制御手段901を通してシリアル接続された機器制御手段122への電文として日付・時刻送信する(S1007)。
10)受信した機器制御手段122が機器日付・時刻設定手段119により機器日付・時刻変更を行う(S1008)。
以上で述べたような動作により、情報端末107の日付・時刻設定手段903がサーバから取得した日付・時刻と情報端末107の現在の日付・時刻を比較するための時間ずれ判定手段1201で時間ずれを判定し、時間ずれ報知手段1202で時間ずれ報知を行うことで、サーバの日付・時刻が不正であった可能性を使用者に報せることが可能な情報表示システムを提供することができる。
(実施の形態6)
図13は、本発明の第6の実施の形態における情報表示システムのブロック図を示すものである。図13において1401は日付・時刻同時変更機器登録手段である。日付・時刻同時変更機器登録手段1401にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
以上のように構成された情報表示システムについて、以下その動作、作用を図14を用いて説明する。なお、図14において、図10と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
日付・時刻同時変更機器登録手段1401は、日付・時刻設定手段903が日付・時刻の変更を行う際、同時に日付・時刻の変更を行うための機器を使用者が表示手段114を通して予め登録する機能を持つ。
日付・時刻設定手段903は、情報端末107の日付・時刻変更を行う際、日付・時刻同時変更機器登録手段1401に問い合わせを行い、登録された機器に対して情報端末制御手段901を通してシリアル接続されたそれぞれの機器制御手段へ日付・時刻の送信を行う。
このように日付・時刻同時変更機器登録手段1401を用いることで、複数の機器を同時に正確な時間に合わせるシステムを構成したり、日付・時刻の機器117を日付・時刻同時変更機器登録手段1401に登録しないことで自動日付・時刻合わせ対象から外したりすることができる。
詳細な動作を定期的に日付・時刻あわせを行う場合を例として以下に説明する(図14)。
1)サーバ101からより正確な日付・時刻を取得するため、情報端末制御手段901はサーバ101へ接続を開始する(S1001)。
2)サーバ制御手段106は、情報端末107からの接続に対して、接続したサーバが正当なサーバであることを証明するためにサーバ証明書提出手段104により情報端末107にサーバ証明書を送る(S1002)。
3)情報端末制御手段901は送られてきたサーバ証明書をサーバ証明書確認手段109で、認証情報保証機関により有効期限内に発行され、実際に接続したURL情報も記載されている正しい証明書であることを確認し認証可を得る(S1003)。
4)(S1003)でサーバの認証ができたので、日付・時刻設定手段903は、情報端末制御手段901を通してサーバ日付・時刻要求を出す(S1004)。
5)サーバ日付・時刻提供手段902からサーバの持つ日付・時刻を取得する(S1005)。
6)時間ずれ判定手段1201が5)で取得した日付・時刻と、情報端末107の現在の日付・時刻の時間ずれを演算する(S1301)。
7)時間ずれ判定手段1201が6)で演算した時間ずれが閾値(ここでは1時間)以上かどうかを判定し(S1302)、閾値以上であれば、時間ずれ報知手段1202を用いて表示手段114に例えば「時間が所定以上ずれていました、日付・時間を確認してください」というメッセージを出力する(S1303)ことで、使用者に日付・時刻の確認を促す。ここで使用者が問題ありと判断した場合は、使用者が日付・時刻の修正を行う。
8)5)で取得した日付・時刻を用いて日付・時刻設定手段903が情報端末107の日付・時刻変更動作を行う(S1006)。
9)情報端末107の日付・時刻変更動作の後、日付・時刻設定手段903は情報端末制御手段901を通して日付・時刻同時変更機器登録手段1401に通知機器の確認を行い(S1501)、登録された機器全てに対して送信が終わるまで(S1502)情報端末制御手段901を通してシリアル接続された機器制御手段122への電文として日付・時刻送信する(S1007)。
10)受信した機器制御手段122が機器日付・時刻設定手段119により機器日付・時刻変更を行う(S1008)。
以上で述べたような動作により、日付・時刻の変更を行う際、日付・時刻同時変更機器登録手段1401に確認し全登録機器の日付・時刻を同時に変更することが可能な情報表示システムを提供することができる。
また、本実施の形態1〜6で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバ等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムであれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したり、インターネットなどの通信回線を用いて配信することでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
なお本実施の形態では日付・時刻情報を取り扱ったが、日付情報だけでも良い。
以上のように、本発明にかかる情報表示システムおよびそのプログラムは、情報端末がサーバへ接続した際、サーバのサーバ証明書提出手段から提出されたサーバ証明書を、サーバ証明書確認手段で確認した時、情報端末の持つ日付・時刻情報がサーバ証明書有効期限範囲内になかった場合、情報端末は、機器から日付・時刻情報を取得し、日付・時刻設定手段で正しい日付・時刻に修正することで、日付・時刻が間違っていてもサーバが提供する情報を表示することが可能な情報表示システムを提供することができる。
この動作は、接続先のサーバの機能によって、GPSによる位置情報表示や、セキュリティシステムの状態表示などの用途にも適用できる。また情報表示システムに限らず、情報端末とサーバとで時刻を含むような認証情報を提出・確認する情報システムに適用できる。
本発明の実施の形態1における情報表示システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における情報表示動作を説明する図 本発明の実施の形態1における日付・時刻合わせにおける動作を説明する図 本発明の実施の形態2における情報表示システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における日付・時刻合わせにおける動作を説明する図 本発明の実施の形態3における情報表示システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における日付・時刻合わせにおける動作を説明する図 本発明の実施の形態4における情報表示システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における日付・時刻合わせにおける動作を説明する図 本発明の実施の形態4における日付・時刻合わせにおける動作を説明する図 本発明の実施の形態5における情報表示システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における日付・時刻合わせにおける動作を説明する図 本発明の実施の形態6における情報表示システムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態6における日付・時刻合わせにおける動作を説明する図 従来例である情報表示システムの構成を示すブロック図
符号の説明
101 サーバ
102 顧客データベース
103 顧客毎情報提供手段
104 サーバ証明書提出手段
105 サーバ側暗号化通信手段
106 サーバ制御手段
107 情報端末
108 認証情報提出手段
119 サーバ証明書確認手段
110 有効期限取得手段
111 日付・時刻設定手段
112 日付・時刻情報バックアップ手段
113 情報端末側暗号化通信手段
114 表示手段
115 情報端末制御手段
116 インターネット
117 機器
118 機器機能提供手段
119 機器日付・時刻設定手段
120 機器日付・時刻情報バックアップ手段
121 機器日付・時刻情報提出手段
122 機器制御手段
401 日付・時刻設定表示・入力手段
601 日付情報確認手段
901 情報端末制御手段
902 サーバ日付・時刻提供手段
903 日付・時刻設定手段
1201 時間ずれ判定手段
1202 時間ずれ報知手段
1401 日付・時刻同時変更機器登録手段

Claims (7)

  1. サーバと情報端末と機器とを備え、
    前記サーバは、顧客データベースと、前記情報端末に顧客毎に異なる情報を提供する顧客毎情報提供手段と、前記情報端末が接続してきた際に正しいサーバであることを示すサーバ証明書を提出するサーバ証明書提出手段とを有し、
    前記情報端末は、顧客毎に一意の認証情報を提出する認証情報提出手段と、複数のサーバ証明書を確認する機能を持つサーバ証明書確認手段と、前記サーバ証明書確認手段の情報から前記サーバ証明書の有効期限を取り出す有効期限取得手段と、前記情報端末の動作する日付・時刻を設定する日付・時刻設定手段とを有し、
    前記機器は、前記機器の日付・時刻を設定しカウントする機器日付・時刻設定手段と、前記日付・時刻をバックアップする機器日付・時刻情報バックアップ手段と、バックアップされた日付・時刻情報を前記情報端末に知らせるための機器日付・時刻情報提出手段とを有し、
    前記情報端末は、サーバ接続時に提出された前記サーバ証明書から前記有効期限取得手段が取り出した有効期限範囲内に前記情報端末の動作日付・時刻が入っていない時は、前記機器の前記機器日付・時刻情報提出手段から得られる日付・時刻に前記情報端末の日付・時刻を変更する情報表示システム。
  2. 前記日付・時刻設定手段が前記機器から日付・時刻情報を取得した時に得られた日付・時刻情報が、前記サーバ証明書の有効期限にない場合に使用者に日付・時刻を入力してもらうための日付・時刻設定表示・入力手段を前記情報端末が備えた請求項1記載の情報表示システム。
  3. 前記情報端末が日付を確認するための日付情報確認手段を備え、前記情報端末の電源が切状態から入状態になった時、前記日付情報確認手段が日付の異常を検知した場合は、前記日付・時刻設定手段が前記機器の前記機器日付・時刻情報提出手段から得られる日付・時刻に補正する請求項1〜2のいずれか1項記載の情報表示システム。
  4. 前記サーバがサーバ日付・時刻提供手段を備え、前記情報端末の前記日付・時刻設定手段が前記サーバ日付・時刻提供手段から日付・時刻を取得し前記情報端末の日付時刻の変更を行う際、前記機器日付・時刻設定手段により前記機器の日付・時刻も変更する請求項1〜3のいずれか1項記載の情報表示システム。
  5. 前記情報端末の前記日付・時刻設定手段がサーバから取得した日付・時刻と前記情報端末の現在の日付・時刻を比較するための時間ずれ判定手段と、時間ずれ閾値を保存し前記時間ずれ判定手段の結果が前記時間ずれ閾値以上ずれていた場合に時間ずれ報知を行う時間ずれ報知手段とを前記情報端末が備えた請求項4記載の情報表示システム。
  6. 日付・時刻変更の対象機器を登録するための日付・時刻同時変更機器登録手段を備え、日付・時刻の変更を行う際、前記日付・時刻同時変更機器登録手段に確認して全登録機器の日付・時刻を変更する請求項4〜5のいずれか1項記載の情報表示システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項記載の情報表示システムの情報端末の少なくとも一部をコンピュータにより実行するためのプログラム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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