JP6046448B2 - 可搬式作業機の吊下部 - Google Patents

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Description

本発明は可搬式作業機の吊下部に関し,より詳細には,構成機器を防音箱内に収容してパッケージ化した,例えばエンジン駆動型の圧縮機や発電機等の可搬式作業機において,運搬等に際してクレーンで吊り下げる際に,クレーンフック等を係止するために設けられた吊下部の構造に関する。
なお,本発明において可搬式作業機とは,前述したエンジン駆動型圧縮機や発電機のように,作業機本体と共にエンジン等の駆動源を備えた自立運転可能な作業機に限定されず,例えばトラクタのPTO軸等から動力を得て作動するポンプや圧縮機,発電機等,他の機器と組み合わせて使用するものも含み,防音箱内に必要な機器を収容してパッケージ化することで可搬性を持たせた作業機は,いずれも本願における可搬式作業機に該当する。
エンジン駆動型圧縮機やエンジン駆動型発電機に代表される前述の可搬式作業機は,移動や設置が容易であることから,工事現場等において広く使用されている。
このような可搬式作業機は,例えば或る工事現場での作業を終えると回収され,新たな工事現場に搬送,設置して使用されることから,クレーンによって吊り下げることができるようにするための吊下部が設けられており,これにより,例えば搬送や設置時にトラックの荷台等に対する積み下ろし作業を容易に行うことができるようになっている。
一例として,図8に示す可搬式作業機100では,このような吊下部110の構造として,下端がフレームに取り付けられた略逆V字状の吊下具120を設け,この吊下具120の上端部120aを,防音箱140の天板142aよりも低い位置として防音箱140内に収容すると共に,この吊下具120の上端部120aの上方に位置する防音箱140の天板142aに,防音箱140内にクレーンフック170を挿入するための窓130と,この窓130を開閉する扉115を設け,前記扉115を開いた状態で窓130内にクレーンフック170を挿入して前記吊下具120の上端部120aにこれを係止することで,可搬式作業機100をクレーンによって吊り下げることができるように構成されている(特許文献1)。
なお,前述のようにクレーンフック170を挿入するための窓130に扉115を設けた吊下部110において,窓130と扉115の隙間から防音箱140内に雨水が浸入することを防止するために,図9に示すように窓130の開口縁131の全周に亘って,防音箱140の外側に向かって突出する凸条136を設けたものもあり,また,窓130に設けた扉115を施錠可能とすることで,必要な時以外,可搬式作業機100をクレーンで吊り下げることができないようにすることで盗難の防止を図ることも提案されている。
特開2001−317368号公報
以上のように構成された従来の可搬式作業機100をクレーンによって吊り下げようとした場合,吊下具120の上端部120aにクレーンフック170を係止する必要があるが,この吊下具120は,可搬式作業機100の防音箱140内に収容されているために,吊下具120に対してクレーンフック170を係止するためには,防音箱140の天板142aに設けられている窓130を介して防音箱140の内部にクレーンフック170を挿入する必要がある。
しかし,クレーンフック170は,図示せざるクレーンアームの先端にワイヤによって吊り下げられた状態にあるために,吊下具120に対する取り付け作業を行う際に振り子のように揺れて窓130の開口縁131に衝突し易い。
また,クレーンフック170が窓130の開口縁131に引っ掛かった状態でクレーンフック170を上昇させると,この上昇に伴い窓130の開口縁131が上方に持ち上げられる等して,窓130に歪みや変形を生じさせる場合があった。
特に,雨水の侵入を防止するために図9を参照して説明したように窓130の開口縁131を全周に亘り凸条136を形成した場合には,防音箱140の天板142aより突出した凸条136の存在により,窓130の開口縁131に対してクレーンフック170の衝突が一層生じ易いものとなる。
このようにしてクレーンフック170との衝突や接触によって窓130に歪みが生じると,建て付けが悪くなって扉115と窓130との間には隙間が生じ,扉115で窓を完全に閉じることができなくなる。
特に,図9を参照して説明した凸条136を設けた構成にあっては,扉115の周縁部を所定幅で折り曲げて形成したリブ115aの内周に,窓130の開口縁131に設けた凸条136が収まることで扉115が閉じるようになっていることから,窓130に歪みが生じれば,窓130に設けた凸条136と扉115の周縁部に設けたリブ115aとが干渉して,扉を閉じること自体ができなくなる場合があった。
その結果,扉115は雨水の浸入を防止する機能を発揮せず,窓130と扉115との間に生じた隙間から雨水が防音箱140内に浸入するようになり,特に,内部に収容された機器の作動によって防音箱140内に負圧が生じている場合には,このような雨水の浸入はより顕著に生じることとなる。
また,前述したように盗難防止を目的として扉115を施錠可能とした構成にあっては,窓130に歪みや変形が生じる等して扉115を完全に閉じることができなくなれば,例えばラッチとラッチ受けの位置がずれる等して施錠を行うことができなくなり,盗難防止を図ることもできなくなる。
なお,クレーンフック170との衝突によって窓130が変形することを防止するために,吊下具120に直接クレーンフックを取り付けることをせず,先ずチェーンやワイヤ等の吊り索を吊下具120に取り付けておき,この吊り索にクレーンフックを係止して吊り上げることも考えられ,この場合,クレーンフック170を窓130内に挿入しないことから,クレーンフック170が窓130の開口縁131と衝突することによって生じる窓130の歪みや変形を防止することができる。
しかし,この方法で吊り上げを行う場合,作業者は防音箱140の天板142a上に登り,窓130内に吊り索を挿入して吊下具120に取り付ける必要があるために作業が繁雑であると共に,作業中,吊下具120に取り付けるために窓内に挿入している吊り索からうっかり手を離してしまうと,吊り索が防音箱140内に落下して,内部に収容されている機器を破壊するおそれもある。
そこで本発明は,上記従来技術における欠点を解消するためになされたもので,比較的簡単な構成でありながら,吊下具にクレーンフックを直接取り付ける場合であっても,クレーンフックが窓枠に衝突し難く,従って,雨水の浸入や施錠不良等の原因となる,窓の歪や変形の発生を好適に防止することができ,また,吊下具に吊り索を取り付ける場合には,吊り索の取り付けが容易であると共に,吊り索が防音箱内に落下することを防止し得る,可搬式作業機の吊下部を提供することを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本願発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
上記目的を達成するために,本発明の可搬式作業機1の吊下部10は,
可搬式作業機1の構成機器を収容する防音箱40の天板42aに設けた窓30と,前記窓30の形成位置の下方において前記防音箱40内に収容される吊下具20と,前記窓30を開閉する扉15を設けた可搬式作業機1の吊下部10において,
前記窓30よりも小面積の開口34を設けた底面32aと,前記底面32aの周縁より立ち上がる側壁32bを有するトレイ32を,前記底面32aが前記天板42aよりも低い位置となるよう前記窓30に取り付けることで,前記窓30内に,前記トレイ32によって画成された凹部33を形成し(図3参照),
前記吊下具20を,前記防音箱40に固定された吊下具本体21と,前記吊下具本体21の上端部に揺動可能に軸着された吊下金具22によって構成し(図2,図3参照),
前記吊下金具22の少なくとも係合部22aが前記天板42aよりも上方に突出した状態に起立した吊下位置(図4の実線位置)と,前記扉30を閉じた際に該扉30と干渉しない位置に傾動させた収納位置(図4の二点鎖線の位置)間における前記吊下金具22の揺動を許容する位置及び形状に,前記開口34を形成したことを特徴とする(請求項1)。
上記構成の吊下部10において,前記トレイ32の前記側壁32bの上端を,前記窓30の開口縁31乃至はその近傍において前記防音箱40の前記天板42aに当接させるものとしても良い(請求項2)。
また,前記扉15の閉位置において,該扉15と密着する弾性シール部材35を,前記窓30の開口縁31の全周に亘って設けるものとしても良い(請求項3)。
更に,前記トレイ32に設けた前記開口34の下方に,前記開口34からの落下物を受け止める受け皿60を設けても良い(請求項4)。
以上説明した本発明の構成により,本発明の構造の吊下部10を備えた可搬式作業機1では,以下の顕著の効果を得ることができた。
吊下金具22を傾動可能としたことで,吊下金具22を収容位置に傾動させた状態では扉15による窓30の閉塞が可能である一方,吊下金具22を吊下位置に起立させた状態では,吊下金具22の係合部22aが窓30を介して機外に突出した位置にあることから,クレーンフック70を窓30内に挿入することなく吊下金具22に対して着脱することが可能であり,しかも,開口34を備えたトレイ32を窓30内に取り付けることで,開口34を比較的小さなものとしつつ,窓30の大きさを大きく取ることができたことで,吊下金具22に対するクレーンフックの着脱作業を,窓30の開口縁31より離れた位置で行うことが可能となった。
その結果,クレーンフック70の着脱時,クレーンフック70を窓30の開口縁31に衝突させ難くなり,窓30の開口縁31部分を変形させてしまう可能性が大幅に低減された。
一方,窓30内には,トレイ32によって画成された凹部33が形成され,前述の開口34は,天板42aに対し1段下がった位置にある凹部33の底部(トレイ32の底面32a)に形成されていることから,開口34の縁に対してもクレーンフックを衝突させ難くなっていると共に,仮に誤ってクレーンフックを開口34の縁に衝突させてしまい,開口34,従ってトレイ32を変形させてしまったとしても,この変形は,窓30(防音箱40の天板42a)に迄及び難く,扉15の開閉には影響しない。
このように,窓30に歪みが生じる危険性が減少された結果,このような歪の発生により生じる扉15の閉塞不良が生じ難く,従って,扉15の閉塞不良に伴って発生する防音箱40内に対する雨水の浸入等も生じ難いものとすることができた。
また,扉15に錠を設ける等して施錠可能とした構成にあっては,窓30の歪によって扉15の施錠ができなくなるといった問題についても発生し難くすることができた。
なお,本発明の構成にあっては,前述したように吊下金具22が起立した吊下位置でクレーンフック70や吊り索の取り付けを行うことで,トレイ32に設けた開口34内にクレーンフックや吊り索を挿入する必要が無く,トレイ32に設ける開口34の面積は,吊下金具22の揺動を許容し得る範囲で可及的に小さなものとすることができた。
その結果,開口34内に吊り索を挿入することなく取り付けが可能であることとも相俟って,吊り索等の取り付け時,開口34を介して防音箱内に吊り索等が落下する危険性を大幅に減少することができた。
更に,防音箱40に対するトレイ32の取り付けを,前記トレイ32の側壁32bの上端を,前記窓30の開口縁31乃至はその近傍に当接させて取り付けた構成にあっては,窓30の開口縁31がトレイ32の側壁32bによって補強されることとなるため,仮に誤ってクレーンフック等が窓30の開口縁31に衝突した場合であっても,歪みや変形等が生じ難い構造とすることができた。
閉位置にある扉15と密着する弾性シール部材35を前記窓30の開口縁31の全周に亘って取り付けた構成にあっては,この弾性シール部材35によって扉15を閉じた際のシール性が向上するだけでなく,誤って窓30の開口縁31にクレーンフックを衝突等させてしまった場合であっても,弾性シール部材35が緩衝材として作用することで,窓30の開口縁31に歪みや変形が発生することを防止きた。
また,前述の弾性シール部材35を設けた構成では,仮に窓30の開口縁31部分に歪みや変形が生じたとしても,弾性シール部材35の変形によってもたらされる追従性によって,多少の歪みや変形であれば吸収されてしまうため,雨水の浸入を更に生じ難いものとすることができた。
なお,前記トレイ32に設けた前記開口34の下方に落下物を受け止めるための受け皿60を設けた構成にあっては,開口34を介して例えば吊り索等が防音箱40内に落下しようとしても,これを確実に阻止することができ,防音箱40内に収容されている機器を落下物より確実に保護することができた。
本発明の吊下部を備えた可搬式作業機の側面透視図。 吊下部の拡大斜視図。 吊下部の側面拡大図。 図3のIV−IV線矢視図。 受け皿を備えた吊下部の側面拡大図。 図5のVI−VI線矢視図。 受け皿(受け皿半体)の斜視図。 可搬式作業機の従来の吊下部構造を示す説明図。 雨水浸入防止用の凸条の形成例を示す説明図。
以下に,添付図面を参照しながら本発明の可搬式作業機における吊下部構造について説明する。
〔可搬式作業機の全体構成〕
図1中の符号1は本発明の吊下部10を備えた可搬式作業機であり,この可搬式作業機1は,防音箱40内に必要な構成機器を収容してパッケージ化することにより,運搬や搬送を容易に行うことができるように構成されている。
図示の実施形態における可搬式作業機1は,構成機器として作業機本体である圧縮機本体51と,この圧縮機本体51を駆動するエンジン52,その他,前記エンジン52や圧縮機本体51を駆動するために必要な機器(図示せず)を防音箱40内に収容してパッケージ化してエンジン駆動型圧縮機として構成したものであるが,本発明の吊下部10の構造を採用可能な可搬式作業機1は,このようなエンジン駆動型圧縮機に限定されず,防音箱40内に必要な機器を収容してパッケージ化することで可搬性を持たせたものであれば,如何なる装置構成を採用するものであっても良い。
〔防音箱〕
前述のように構成機器を収容する防音箱40は,例えばH型鋼等の構造材を梯子状に組み立てる等して形成されたフレーム41と,前記フレーム41上を覆う,天板42a及び側壁42bによって形成された箱型のボンネット42によって構成されており,所定の位置に前述の圧縮機本体51やエンジン52等の構成機器を搭載したフレーム41に,前述のボンネット42を取り付けることで,フレーム41に取り付けられた後述の吊下具20を吊り上げることで,可搬式作業機全体を吊り上げることができるようになっている。
なお,図示の実施形態にあっては,前述のフレーム41に車輪43を設けることで走行可能と成すと共に,フレーム43の長手方向の一端に牽引バー44を設けることで,可搬式作業機1を車両によって牽引可能なものとしているが,本発明の吊下部10の構造を採用可能な可搬式作業機1は,フレーム41に車輪等を備えていない,走行不能なものであっても良い。
〔吊下部〕
以上のように構成された可搬式作業機1には,クレーンによる吊り下げを可能とするため吊下部10が設けられている。
この吊下部10には,クレーンフック70等を係止するための吊下具20と,防音箱40の天板42aに形成した窓30,及び前記窓を開閉する扉15が設けられており,前述の扉15を開放した状態で,吊下具20にクレーンフック70等を係止することで,吊り下げることができるようになっている。
このうち,本発明の吊下部10で採用する吊下具20の構造は,下端をフレーム41に固定された吊下具本体21と,前記吊下具本体21の上端に軸支された吊下金具22によって構成されており,この吊下金具22に直接,又は吊り索を介してクレーンフック70を係止することにより,可搬式作業機1全体を持ち上げることができるようになっている。
本実施形態では,図2に示すように前述の吊下具本体21を,それぞれ下端がフレームに固定された2本の支柱21aと,前記支柱21a間に架設された梁21bによって構成した略下向きコ字状の構造体として形成しているが,吊下具本体21の形状は,例えば図8を参照して説明したように逆V字状であっても良く,又は,逆U字状等のその他の形状であっても良い。
また,図示の例では,吊下具本体21の梁21bが防音箱40の長手方向に対し直交方向に配置されているが,防音箱40の長手方向に対し斜めに交差するよう梁21bを配置しても良く,その他,可搬式作業機1をバランス良く吊り下げることができるものであれば,図示の実施形態に限定されず,各種形状及び構造の吊下具本体21を採用することが可能である。
以上のように構成された吊下具本体21の上端には,吊下金具22が揺動可能に軸着されており,この吊下金具22が前記軸着位置を支点として傾倒した状態の収容位置(図4中に二点鎖線で示した位置)と,起立した状態の吊下位置(図4中に実線で示した位置)間を揺動することができるようになっている。
この吊下金具22は,図4に二点鎖線で示す収納位置において,閉じた状態の扉15と干渉しない位置まで傾動されていると共に,図4中に実線で示す吊下位置に起立させたとき,前記吊下金具22のうち,少なくともクレーンフック等との係合が行われる係合部22a(図3参照)が前記天板42aよりも上方に突出した位置となるように取り付けられている。
本実施形態にあっては,図3に示すように吊下具本体21の梁21bに軸孔23を貫通して設けると共に,吊下金具22であるシャックルの開放端間に梁21bを挿入し,シャックル22の軸孔22b,22bと,梁21bに設けた軸孔23とを位置合わせして共通のボルト24で軸支し,該ボルト24の先端にナット25を螺合することで,吊下具本体21の上端部を構成する梁21bに吊下金具である前述のシャックル22を揺動可能に取り付けている。
本発明の吊下部10に設けた前述の窓30は,防音箱40の天板42aの一部を切り取って単なる穴として設けられていた従来の窓とは異なり,更にトレイ32を取り付けることで,窓30内に,天板42aに対し一段低く形成された凹部33を形成している。
図示の実施形態にあっては,前述のトレイ32を,矩形状に形成された底面32aの4辺をそれぞれ所定の幅で立ち上げることにより側壁32b(図3中の拡大図参照)を形成すると共に,前記側壁32bの上端より外周方向に突出するフランジ32c(図3中の拡大図参照)を備えた形状に形成し,このフランジ32cを,防音箱40の天板42aの裏面に溶着,その他の方法により接合している。
トレイ32に設けた側壁32bの上端は,好ましくは,窓30の開口縁31若しくはその近傍で天板42aに接合されていることが好ましく,このように構成することで,窓30の開口縁31部分に取り付けられたトレイ32の側壁32bが,窓30の開口縁31を補強するリブとして機能することとなり開口縁31に歪みや変形が生じ難くなる。
特に,図3中の拡大図に示すように側壁32bの上端にフランジ32cを設けた構成では,このフランジ32cを介して側壁32bの上端を天板42aに接合することにより,接合部分において天板42aの肉厚がフランジ32cによって増大されることから,このフランジ32cによっても開口縁31が補強されて,歪みや変形がより一層生じ難くなっている。
なお,図示の実施形態では,トレイ32のフランジ32cを天板42aの裏面に当接させて取り付けているが,天板42aに対するトレイ32の取り付けは,例えば,トレイ32の底面32aを窓30の開口縁31に対し僅かに小さく形成し,防音箱40の外側から天板42aに形成した窓30内に前述したトレイ32を嵌め込み,トレイ32のフランジ32cを窓30の開口縁31に係止させた状態で取り付けるものとしても良い。
以上のようにして防音箱40の天板42aに取り付けられるトレイ32の底面32aには開口34が設けられており,この開口34の存在によって,前述の吊下金具22がトレイ32と干渉することなく前述した収納位置と吊下位置間を揺動できるようになっている。
前述の吊下金具22は,これを起立させた吊下位置において係合部22aが防音箱40の天板42aよりも高い位置に突出するように取り付けられており,従って,吊下金具22の係合部22aは,天板42aよりも低い位置にあるトレイ32の底面32aとの関係においても高い位置に突出することから,吊下金具22に対するクレーンフック70の取り付けは,開口34内にクレーンフック70を挿入することなく,トレイ32の上方において行うことができるものとなっている。
その結果,トレイ32に設ける開口34は,クレーンフック70を挿入可能な大きさにまで拡張して設ける必要が無く,前述した吊下金具22の揺動を許容する最低限の寸法に形成されていれば良いことから,開口34の寸法を可及的に小さくすることができる。
本実施形態にあっては,図4中に実線で示した吊下位置において,吊下金具22が開口34の端部(図4中左端)側に偏った配置となるように開口34を設けることで,図4中に実線で示した吊下位置と,二点鎖線で示した収納位置間における揺動は許容するが,吊下位置から紙面反時計回り方向に対する揺動は規制がされるように構成しており,図4に示す構成例では,吊下位置よりも反時計回り方向に僅かに(図4の開口34の配置では約20°)傾斜させると,吊下金具22が開口34の縁に当たって揺動が規制されると共に,この位置で吊下金具22を起立状態に保持することができるようになっている。
そのため,この位置に吊下金具22を保持した状態でクレーンフック70の取り付けを行うことで,作業者が手等で吊下金具22を起立させた状態に支えることなしに,容易に作業を行うことができるようになっている。
以上のように構成された窓30の開口縁31には,好ましくは図2〜4に示すように,その全周に亘って弾性シール部材35を取り付ける。
このようにして弾性シール部材35を取り付けることによって,扉15と窓30との隙間がシールされるだけでなく,窓30の開口縁31にクレーンフックが衝突等した場合であっても,弾性シール部材35が緩衝材の役割を果たすことで,窓30の開口縁31に歪みや変形が生じ難くなっている。
図示の実施形態にあっては,図3中の拡大図に示すようにトレイ32の底面32a形状に対し,窓30の開口縁31の形状を僅かに小さな相似形に形成し,トレイ32の側壁32b上端を,窓30の開口縁31に対し僅かに外側の位置で接合したことから,側壁32bの上端部分には,窓30の開口縁31が庇状に内向きに迫り出している。
本実施形態にあっては,この庇状に迫り出した窓30の開口縁31を,弾性シール部材35に設けた差し込み溝内に挿入することによって,窓30の開口縁31の全周に亘って弾性シール部材35を取り付けるものとしているが,この弾性シール部材35の取り付け方法は,前述した差し込みによる取り付けに限定されず,例えば接着等の方法によって取り付けても良く,この場合,開口縁31を庇状に突出させる必要は無く,窓30の開口縁31とトレイ32の側壁32bとが平面視において重なる配置となるようにトレイ32を取り付けるものとしても良い。
なお,図1〜4において符合15は扉であり,この扉15によって前述した窓30を開閉可能に構成している。
本実施形態にあっては図2に示すように,この扉15を,矩形板の4片を所定の幅で折り曲げて形成したリブ15aを有する形状に形成すると共に,この扉15の一辺を,ヒンジ16を介して防音箱40の天板42に取り付けており,閉窓時,窓30の開口縁31に設けた弾性シール部材35がリブ15aの内周側において扉15の平坦面と接触するようにしている。
図5及び図6は,図1〜4を参照して説明した吊下部10に対し,更に,防音箱40内に吊り索等が落下することを防止するための受け皿60を設けた例である。
本発明の吊下部10では,吊下金具22を起立させた状態でチェーンやワイヤ等の吊り索の取り付けを行うことで,吊り索をトレイ32に設けた開口34内に挿入する必要がないことから,取り付け作業中に誤って吊り索を手から離した場合であっても,吊り索はトレイ32によって受け止められ,防音箱40内には落下し難い構成となっている。
しかし,吊下金具22を起立させた状態では,トレイ32に設けた開口34を介してまれに防音箱40内に吊り索等が落下する可能性もあることから,開口34の下方位置に,開口34からの落下物があった場合にこれを受ける受け皿60を設けた。
この受け皿60は,トレイ32に設けた開口34の下方に位置し,開口34を介して防音箱40内に落下しようとする落下物が更に内部に入り込むことを防止し得る形状であると共に,前述した収納位置と吊下位置間での吊下金具22の揺動を妨げないものであれば如何なる形状としても良い。
本実施形態にあっては,図7に示すようにL字板61の幅方向の一端を矩形の端板62で塞いで形成した,対称形状を成す一組の受け皿の半体60a,60bを準備し,前記半体60a,60bが,梁21bを介して対称の位置となるように,それぞれのL字板61の幅方向の他端を,梁21bの側面に当接させた状態で溶着することで,上面及び吊下金具22側の側面が開放された略箱型の受け皿60を形成した。
このように形成した受け皿60は,吊下金具22側の側面が開放されているものの,この部分には,吊下金具22が存在することにより実質的に塞がれているために,受け皿60によって受け止められた落下物が吊下金具22側の側面を介して更に防音箱40の下方に落下することがない一方,受け皿60に吊下金具22側の側面が存在しないことで,図4に示す例において,吊下金具22が起立した12時の位置からの時計回り方向へ,受け皿60に近付く方向へ傾動させることが可能となっている。
このように,受け皿60を設けることで,防音箱40内に対して吊り索用のチェーンやワイヤ等が落下することを確実に防止することができ,これらの落下物によって防音箱40内に収容された機器が破損等することを確実に防止することができる。
1 可搬式作業機
10 吊下部
15 扉
15a リブ
16 ヒンジ
20 吊下具
21 吊下具本体
21a 支柱
21b 梁
22 吊下金具(シャックル)
22a 係合部
22b 軸孔(シャックルの)
23 軸孔(梁の)
24 ボルト
25 ナット
30 窓
31 開口縁
32 トレイ
32a 底面
32b 側壁
32c フランジ
33 凹部
34 開口
35 弾性シール部材
40 防音箱
41 フレーム
42 ボンネット
42a 天板
51 圧縮機本体
52 エンジン
60 受け皿
60a,60b 半体(受け皿の)
61 L字板
62 端板
70 クレーンフック
100 可搬式作業機
110 吊下部
115 扉
115a リブ
120 吊下具
120a 上端(吊下具の)
130 窓
131 開口縁
136 凸条
140 防音箱
142a 天板
170 クレーンフック

Claims (4)

  1. 可搬式作業機の構成機器を収容する防音箱の天板に設けた窓と,前記窓の形成位置の下方において前記防音箱内に収容される吊下具と,前記窓を開閉する扉を設けた可搬式作業機の吊下部において,
    前記窓よりも小面積の開口を設けた底面と,前記底面の周縁より立ち上がる側壁を有するトレイを,前記底面が前記天板よりも低い位置となるよう前記窓に取り付けることで,前記窓内に,前記トレイによって画成された凹部を形成し,
    前記吊下具を,前記防音箱に固定された吊下具本体と,前記吊下具本体の上端部に揺動可能に軸着された吊下金具によって構成し,
    前記吊下金具の少なくとも係合部が前記天板よりも上方に突出した状態に起立した吊下位置と,前記扉を閉じた際に該扉と干渉しない位置に傾動させた収納位置間において前記吊下金具の揺動を許容する位置及び形状に,前記開口を形成したことを特徴とする可搬式作業機の吊下部。
  2. 前記トレイの前記側壁の上端を,前記窓の開口縁乃至はその近傍において前記防音箱の前記天板に当接させたことを特徴とする請求項1記載の可搬式作業機の吊下部。
  3. 前記扉の閉位置において,該扉と密着する弾性シール部材を,前記窓の開口縁の全周に亘って設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の可搬式作業機の吊下部。
  4. 前記トレイに設けた前記開口の下方に,前記開口からの落下物を受け止める受け皿を設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の可搬式作業機の吊下部。
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