JP6043524B2 - Ptp用の包装シートと包装体の製造方法 - Google Patents

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この発明は、収容部が形成された容器シートに熱接着され、錠剤やカプセル等を入れた収容部を閉鎖するPTP用の包装シートと包装体の製造方法に関する。
PTP(press through package)である包装体は、図5に示すPTP10のように、樹脂製の容器シート12に形成された収容部12a内に小形の錠剤14等を入れ、包装シート16を容器シート12の平面部12bに貼りつけ、収容部12aの開口を閉鎖する包装形態である。この種の包装形態は、従来から薬用の錠剤やカプセル等の包装に広く用いられ、包装シート12には、必要に応じて錠剤等の商品名や識別番号等の文字、バーコード、装飾用の絵柄等の各種情報が表示される。
包装シート16の基材は、例えばアルミニウム箔が使用される。アルミニウム箔を用いた包装シート16は、開封するとき、収容部12a内の錠剤14を収容部12aの外側から包装シート16内面側へ強く押し付け、包装シート16を突き破って取り出すタイプのPTP10に適している。また、包装シート16を容器シート12に貼り付ける場合、包装シート16の一方の面に設けたヒートシール層を容器シート12の平面部12bに当接させ、包装シート16の他方の面に設けた耐熱コート層の側から加熱し、ヒートシール層を平面部12bに溶着させる方法が用いられる。
従来、アルミニウム箔を基材とするPTP用の包装シートとして、特許文献1に開示されているように、アルミニウム箔等の基材層の一方の面を覆う下地層と、この下地層の上面に形成されたバーコード印刷層と、基材層の他方の面を覆う熱接着層を備えた包装体がある。下地層は、ニトロセルロース等のマトリックス樹脂に樹脂ビーズ等を混合させたものであり、バーコード印刷層は、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂等のバインダ樹脂にインキが配合されたものである。この包装体はバーコード印刷層を最外層とし、少ない層構成でバーコードの後印刷を可能にしたものであり、さらに、下地層を白色顔料と樹脂ビーズを含む構成にしたり、基材層上に白色の着色層を設ける構成にしたりすることで、読み取り精度を向上させている。
特開2011−5838号公報
特許文献1の包装体は、図5のようにPTP10の容器シート12に熱接着層を接着させる場合、下地層上にバーコード印刷層を形成した後、バーコード印刷層の側を加熱して熱接着層する。しかし、バーコード印刷層の素材の選択や加熱の条件設定によっては、バーコード印刷層が部分的に欠損又は変形(インキ流れ等)して、バーコードリーダで読み取りにくくなるという問題があった。
また、従来のレーザマーキングによるバーコード印刷では、品質が安定せず、明瞭なバーコードが形成されなかったり、アルミニウム箔にレーザが到達して、アルミニウム箔を酸化させて、密封性を阻害する原因になったりした。
この発明は上記背景技術に鑑みて成されたものであり、レーザマーキング加工で鮮明にバーコードを形成することができ、加熱されてもバーコードが欠損しにくいPTP用の包装シートと包装体の製造方法を提供することを目的とする。
この発明は、基材であるアルミニウム箔と、前記アルミニウム箔の一方の面を覆う下地層と、前記下地層の表面を覆う耐熱コート層と、前記耐熱コート層の表面に設けた情報表示用の層であって、前記耐熱コート層と同等の耐熱性を有する耐熱インキ層と、前記アルミニウム箔の他方の面を覆い、相手方の容器シートに形成された収容部の開口を閉鎖するヒートシール層と備え、前記耐熱コート層及び耐熱インキ層は、主剤がエポキシ系樹脂、ニトロセルロース、又はアクリル系樹脂であるPTP用の包装シートである。
前記下地層及び前記耐熱インキ層は、例えば、一方に白色系の顔料が、他方に黒色系の顔料が配合され、前記耐熱コート層が透明又は半透明である。さらに、前記耐熱コート層及び耐熱インキ層は、互いの主剤の組み合わせが、エポキシ系樹脂同士、ニトロセルロース同士、アクリル系樹脂同士、又はニトロセルロース及びアクリル系樹脂の組み合わせのいずれかであることが好ましい。
また、前記耐熱インキ層の前記バーコードの領域と前記耐熱コート層との間に、前記耐熱コート層と同等の耐熱性を有する透明又は半透明の補助下地層が設けられていてもよい。
またこの発明は、PTPである包装体の製造方法であって、基材であるアルミニウム箔を設け、前記アルミニウム箔の一方の面に下地層と、前記下地層の表面を覆う耐熱コート層と、前記耐熱コート層の表面に設ける情報表示用の層であって、前記耐熱コート層と同等の耐熱性を有する耐熱インキ層を設け、前記耐熱コート層及び前記耐熱インキ層は、主剤がエポキシ系樹脂、ニトロセルロース、又はアクリル系樹脂であり、前記アルミニウム箔の他方の面にはヒートシール層を形成し、前記耐熱インキ層側の面を加熱することによって前記ヒートシール層を、相手方の容器シートに熱接着し、前記容器シートに形成された収容部の開口を閉鎖し、前記耐熱コート層側の特定の領域をレーザマーキング加工することにより、前記耐熱インキ層にバーコードを表示する包装体の製造方法である。前記バーコードは、前記耐熱インキ層を貫通するとともに、前記下地層は貫通しない範囲で、バーコードやその他の図形文字等レーザマーキング加工により施すものである。
この発明のPTP用の包装シートと包装体の製造方法によれば、耐熱インキ層による表示が最外層にあるので、視認性のよいバーコードを形成することができる。しかも、レーザマーキング加工によって容易にバーコードが形成できるので、例えば、製品出荷の直前にバーコードを形成する工程を設け、製品名やロットナンバーのほか、出荷日時などの情報も盛り込むことが可能である。
また、耐熱コート層と同等の優れた耐熱性を有する耐熱インキ層が使用されているので、ヒートシール層を容器シートに熱接着する際、耐熱インキ層が直接加熱されてもインキ流れ等の不良が発生しにくい。特に、耐熱コート層及び耐熱インキ層の素材を特定の組み合わせにすれば、層同士の密着性をより強固にすることができる。
また、アルミニウム箔と耐熱コート層との間に下地層が設けられ、下地層、耐熱コート層及び耐熱インキ層の色の組み合わせを適宜調整することによって、バーコードリーダによるバーコードの読み取り精度を確保しつつ、デザイン性を向上させることができる。
この発明のPTP用の包装シートの第一実施形態を示す断面図である。 図1の包装シートにバーコードを形成するレーザマーキング加工を説明する拡大断面図(a)〜(d)である。 この発明のPTP用の包装シートの第二実施形態を示す断面図である。 図3の包装シートにバーコードを形成するレーザマーキング加工を説明する拡大断面図(a)〜(c)である。 PTPである包装体の基本構成を説明する断面図である。
以下、この発明のPTP用の包装シートと包装体の製造方法の第一実施形態について、図1、図2に基づいて説明する。この実施形態の包装シート20は、図5に示す包装体であるPTP10において、従来の包装用シート16に代えて使用される包装シートである。
包装シート20は、基材がアルミニウム箔22であり、アルミニウム箔22の一方の面に、下地層24、耐熱コート層26、耐熱インキ層28が順番に積層され、耐熱インキ層28の特定の領域をレーザマーキング加工することにより、バーコード30が形成されている。また、アルミニウム箔22の他方の面は、ヒートシール層32で覆われている。
アルミニウム箔22は、容器シート12に収容された錠剤等の固形物14を取り出すときに破れやすいように、10〜30μm程度の厚さの硬質又は軟質のアルミニウム箔が使用されている。また一般に、アルミニウム箔には、一方の面が光沢面(鏡面)で他方が艶消面(マット面)になっているタイプ、両面とも光沢面(鏡面)になっているタイプ、両面とも艶消面(マット面)になっているタイプの3タイプがあるが、ここでは、一方の面が光沢面、他方の面が艶消面になっているタイプが選択されている。
下地層24は、アルミニウム箔22の光沢面を覆い、アルミニウム箔22が外に露出しないようにする層であり、アルミとの密着性がよく、優れた耐腐食性を有し、レーザマーキング加工で削れにくい素材であることが好ましい。例えば、ポリオレフィン樹脂等の主剤にメラミン樹脂等の硬化剤や顔料等を混合したものが適している。また、下地層24は、バーコード30のバー部30a、又は背景部30bとなる層である。この包装シート20の場合、後述する耐熱インキ層28(黒色系)がバー部30aとなり、下地層24が背景部30bとなるので、バー部30aを際立たせるため、下地層24には白色系の顔料が配合されている。
下地層24を覆う耐熱コート層26は、包装シート20が容器シート12に熱接着される際に加熱されるので、所定の耐熱性が求められる。例えば、190〜230℃のヒートシールバーで3kg/cm、2secの加圧を行ったときに、表面状態に変色、炭化、粘り等の変化が生じない等の耐熱性が求められる場合、耐熱コート層26は、主剤がエポキシ系樹脂、ニトロセルロース、又はアクリル系樹脂で、硬化剤としてメラミン等のアミノ系樹脂が混合されたものが好適である。色は、透明又は半透明である。
耐熱コート層26の表面には耐熱インキ層28が設けられ、商品名や識別番号等の文字、装飾用の絵柄、バーコード30等の情報を表示する。耐熱インキ層28は、主剤がエポキシ系樹脂、ニトロセルロース、又はアクリル系樹脂で、硬化剤としてメラミン等のアミノ系樹脂が混合された構成であり、耐熱コート層26と同様の耐熱性を有している。特に、耐熱コート層26と耐熱インキ層28との密着性をより強固にするため、各層の主剤の組み合わせを、エポキシ系樹脂同士、ニトロセルロース同士、アクリル系樹脂同士、又はニトロセルロース及びアクリル系樹脂の組み合わせの中から選択することが好ましい。顔料は、二酸化チタン、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、ベンズイイミダゾロンカーミン、イソインドリノンイエロー、ペリレンマルーンとナフトールオレンジとを併用したもの等、各種の顔料を使用することができるが、ここでは、カーボンブラック等の黒色系の顔料が配合されている。
耐熱インキ層28は、グラビア塗工方式等により印刷し、乾燥させることによって形成される。バーコード30を表示する特定の領域は、ベタ印刷し乾燥させた後、レーザマーキング加工を行ってバー部30aと背景部30bを設ける。レーザマーキング加工については後で説明する。
アルミニウム箔22の艶消面を覆うヒートシール層32は、包装シート20が容器シート12に熱接着される際、平面部12bに当接して溶着する層であり、容器シート12及びアルミニウム箔22に対して優れた接着性・密着性を有する材料を選択する必要がある。例えば、140〜160℃のヒートシールバーを用いて2〜3kg/cm、1sec加圧を行って熱接着したとき、0.6〜1kg/m以上の剥離強度が得られとよい。容器シート12の材質がポリ塩化ビニル樹脂(PVC樹脂)、ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PET樹脂)であれば、ヒートシール層32は、容器シート12と同一の樹脂又は特定の樹脂を混合したものを主剤とする樹脂コート剤を使用するとよい。
バーコード30を形成するレーザマーキング加工は、CO2レーザやYVOレーザ等を使用し、背景部30bとなる部分を、少なくとも耐熱インキ層28が貫通する深さまで削り取り、バー部30aとなる部分は削らずに残す。図2(a)のように耐熱インキ層28が貫通していないと、照射光が下地層24に到達しないので、下地層24が背景としての働きをしない。図2(b),(c)のように耐熱インキ層28貫通させることによって、照射光が耐熱コート層26を通じて下地層24に到達し、下地層24(白色系)からの反射光により、バー部30a(黒色系)の表示を際立たせることができる。ただし、図2(d)のように下地層24を貫通する深さまで削り取ってアルミニウム箔22の地肌が露出すると、照射光がアルミ地肌に当たって真っ直ぐ反射しなくなってバーコードリーダで読みとりにくくなったり、露出したアルミニウムの地肌が酸化や腐食などにより汚れてしまったり、包装の密封性が阻害されたりして、不良品となるので、下地層24を貫通する深さまでは削らない
以上説明したように、包装シート20は、耐熱インキ層28による表示が最外層にあるので、視認性のよいバーコード30を形成することができる。しかも、レーザマーキング加工によって容易にバーコード30が形成できるので、製品出荷の直前にバーコード30を形成する工程を設け、製品名やロットナンバーのほか、出荷日時などの情報も盛り込むことが可能である。
また、耐熱コート層26と同等の優れた耐熱性を有する耐熱インキ層28が使用されているので、ヒートシール層32を容器シート12に熱接着する際、耐熱インキ層26が直接加熱されてもインキ流れ等の不良が発生しにくい。特に、耐熱コート層26及び耐熱インキ層28の素材を上述した特定の組み合わせにすれば、層同士の密着性をより強固にすることができる。
また、下地層24が白色系の顔料で着色され、耐熱コート層26が透明又は半透明であり、耐熱インキ層28の顔料を黒色系にしてバーコード30が形成され、下地層24によってアルミニウム箔22を覆うことによってアルミ地肌からの乱反射が抑えられ、しかも、バー部30aと背景部30bの濃淡が非常にクリアになり、バーコードリーダによる読み取り精度を高くすることができる。
次に、この発明のPTP用の包装シートと包装体の製造方法の第二実施形態について、図3、図4に基づいて説明する。この実施形態の包装シート34も、図5に示す包装体であるPTP10において、従来の包装用シート16に代えて使用される包装シートである。ここで、第一実施形態の包装シート20と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。
包装シー34は、上記の包装シート20の構成に加え、耐熱インキ層28のバーコード30の領域と耐熱コート層26との間に、耐熱コート層26の保護を強化するための補助下地層36が設けられている。補助下地層36は、下地層24と同様に、ポリオレフィン樹脂等の主剤にメラミン樹脂等の硬化剤を混合したものが適している。色は、透明又は半透明である。
バーコード30を形成するレーザマーキング加工は、上記と同様に、背景部30bとなる部分を、少なくとも耐熱インキ層28が貫通する深さまで削り取り、バー部30aとなる部分は削らずに残す。図4(a)のように耐熱インキ層28が貫通していないと、照射光が下地層24に到達しないので、下地層24が背景としての働きをしない。図2(b)のように耐熱インキ層28を貫通させることによって、照射光が補助下地層36及び耐熱コート層26を通じて下地層24に到達し、下地層24(白色系)からの反射光により、バー部30a(黒色系)の表示を際立たせることができる。ただし、図4(c)のように補助下地層36を貫通する深さまで削り取ってしまうと、第一実施形態の包装シート20の図2(c)と実質的に同じ構造になり、レーザマーキングとしては問題ないが、耐熱コート層26の保護を強化する効果が得られないので、下地層24の種類によっては注意を要する。
以上説明したように、第二実施形態の包装シート34は、第一実施形態の包装シート20の優れた効果に加え、さらに、耐熱コート層26の保護を強化できるという効果が得られる。
なお、この発明のPTP用の包装シートと包装体の製造方法は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態のバーコードは、下地層の色と耐熱インキ層の色を反転させて形成してもよい。また、レーザマーキング加工において、上記実施形態と反対に、バー部となる部分を削って背景部となる部分を残してもよく、この場合、削った部分をから見える下地層がバー部となる。
また、耐熱インキ層と下地層の着色は黒色系及び白色系の組み合わせが好ましいが、デザイン性を考慮して、色の組み合わせを変更することができる。その場合、バー部と背景部の濃淡の差が大きくなるよう色を選択し、バーコードリーダによる読み取り精度が確保されるように注意する。
また、耐熱インキ層におけるバーコード以外の領域に、文字や絵柄等を表示しても構わない。表示方法は、印刷でもよいし、レーザマーキング加工によるものでもよい。この場合、文字や絵柄等を表示する領域にも上記の下地層を設けることによって、文字や絵柄等の視認性を高めることができる。
10 PTP
12 容器シート
20,34 包装用シート
22 アルミニウム箔
24 下地層
26 耐熱コート層
28 耐熱インキ層
30 バーコード
30a バー部
30b 背景部
32 ヒートシール層
36 補助下地層

Claims (6)

  1. 基材であるアルミニウム箔と、
    前記アルミニウム箔の一方の面を覆う下地層と、
    前記下地層の表面を覆う耐熱コート層と、
    前記耐熱コート層の表面に設けた情報表示用の層であって、前記耐熱コート層と同等の耐熱性を有する耐熱インキ層と、
    前記アルミニウム箔の他方の面を覆い、相手方の容器シートに形成された収容部の開口を閉鎖するヒートシール層と備え、
    前記耐熱コート層及び耐熱インキ層は、主剤がエポキシ系樹脂、ニトロセルロース、又はアクリル系樹脂であることを特徴とするPTP用の包装シート。
  2. 前記下地層及び前記耐熱インキ層は、一方に白色系の顔料が、他方に黒色系の顔料が配合され、
    前記耐熱コート層が透明又は半透明である請求項1記載のPTP用の包装シート。
  3. 前記耐熱コート層及び耐熱インキ層は、互いの主剤の組み合わせが、エポキシ系樹脂同士、ニトロセルロース同士、アクリル系樹脂同士、又はニトロセルロース及びアクリル系樹脂の組み合わせのいずれかである請求項1又は2記載のPTP用の包装シート。
  4. 前記耐熱インキ層の前記バーコードの領域と前記耐熱コート層との間に、前記耐熱コート層と同等の耐熱性を有する透明又は半透明の補助下地層が設けられている請求項1乃至3のいずれか記載のPTP用の包装シート。
  5. PTPである包装体の製造方法であって、
    基材であるアルミニウム箔を設け、
    前記アルミニウム箔の一方の面に下地層と、前記下地層の表面を覆う耐熱コート層と、前記耐熱コート層の表面に設ける情報表示用の層であって、前記耐熱コート層と同等の耐熱性を有する耐熱インキ層を設け、前記耐熱コート層及び前記耐熱インキ層は、主剤がエポキシ系樹脂、ニトロセルロース、又はアクリル系樹脂であり、
    前記アルミニウム箔の他方の面にはヒートシール層を形成し、
    前記耐熱インキ層側の面を加熱することによって前記ヒートシール層を、相手方の容器シートに熱接着し、前記容器シートに形成された収容部の開口を閉鎖し、
    前記耐熱コート層側の特定の領域をレーザマーキング加工することにより、前記耐熱インキ層にバーコードを表示することを特徴とする包装体の製造方法
  6. 前記バーコードは、前記耐熱インキ層を貫通するとともに、前記下地層は貫通しない範囲で、レーザマーキング加工により施す請求項5記載の包装体の製造方法。
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