JP2014079955A - 積層体、梱包体、及び積層体の加工方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】金属層3と、金属層3上に形成された非金属層15(樹脂層4/有色インキ層5/透明カバー層6の3層構造)と、透明カバー層6と有色インキ層5(すなわち、非金属層15の一部)を貫通するように形成された凹部7と、を備えた積層体1としたので、金属層3の経時的な色彩の変化を防止することができる積層体1、及び、その積層体1を用いた梱包体2を提供する事ができる。
【選択図】図1
Description
[1]積層体1、及び梱包体2の構成
まずはじめに、本発明の実施の形態1における積層体1、及びその積層体1を用いた梱包体2の構成に関して説明する。
本実施形態においては、図3、図4に示すように、積層体1の凹部7を形成することによって、金属層3と有色インキ層5との濃淡差が現れており、金属層3と有色インキ層5との濃淡差によって、識別可能となっていることがわかる。
また、本実施形態における樹脂層4は、ポリエチレン(PE)を用い、その厚みは、15[um]となるように形成している。
次に、本発明の実施の形態1における積層体1、及びその積層体1を用いた梱包体2の形成方法に関して説明する。
次に、金属層3の樹脂層4が形成されていない側(本実施形態においては下面)に樹脂層8、強化層9、シーラント層10を順次形成する方法に関して説明する。
以上のように、本実施形態の積層体1、及び梱包体2においては、金属層3上に樹脂層4を形成しており、そのことによって、凹部7の直下には樹脂層4が存在するため、金属層3の一部が大気中に露出することがなく、その表面の酸化を防止することができ、その結果として、凹部7と金属層3との経時的な色彩の変化を防止することができるのである。
なお、本実施形態における金属層3としては、アルミニウム(Al)の金属箔を用いたが、その他、ステンレス鋼(SUS)、ニッケル(Ni)、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、鉄(Fe)等の金属箔や蒸着膜を用いることもできる。
次に、実施の形態2に関して説明する。
本実施形態のように、樹脂層4上に形成された有色カバー層13と、その有色カバー層13(すなわち、非金属層16の一部)を貫通するように形成された凹部14とを設けることによって、前述の実施の形態1と同じ効果を得ることができる。
本実施の形態における有色カバー層13としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)と、顔料又は染料等の着色剤との混合物を用いた。
2 梱包体
3 金属層
4 樹脂層(第1の樹脂層の一例)
5 有色インキ層
6 透明カバー層
7 凹部
8 樹脂層(第2の樹脂層の一例)
9 強化層
10 シーラント層
11 識別マーク部
12 端部
13 有色カバー層
14 凹部
15、16 非金属層
Claims (19)
- 金属層と、
前記金属層上に形成された非金属層と、
を備えた積層体において、
前記非金属層に形成された凹部と、
を備え、
前記凹部内の前記金属層上には、前記非金属層の一部が残存していること、
を特徴とする積層体。 - 前記凹部は、レーザ光を照射することによって形成される請求項1に記載の積層体。
- 請求項1もしくは2のいずれか一つに記載の積層体を用いて、前記非金属層が外装となるように、被梱包物が梱包された梱包体。
- 前記凹部を形成することによって可視化された前記金属層と前記非金属層との濃淡差によって、識別可能となった識別マーク部を有する請求項3に記載の梱包体。
- 金属層と、
前記金属層上に形成された樹脂層と、
前記樹脂層上に形成された有色インキ層と、
前記有色インキ層上に形成された透明カバー層と、
前記透明カバー層と有色インキ層を貫通するように形成された凹部と、
を備えた積層体。 - 前記凹部は、前記凹部内の前記金属層上に前記樹脂層が残存するように形成されている請求項5に記載の積層体。
- 前記凹部は、レーザ光を照射することによって形成される請求項5もしくは6のいずれか一つに記載の積層体。
- 請求項5から7のいずれか一つに記載の積層体を用いて、前記透明カバー層が外装となるように、被梱包物が梱包された梱包体。
- 前記凹部を形成することによって可視化された前記金属層と前記有色インキ層との濃淡差によって、識別可能となった識別マーク部を有する請求項8に記載の梱包体。
- 金属層と、
前記金属層上に形成された樹脂層と、
前記樹脂層上に形成された有色カバー層と、
前記有色カバー層を貫通するように形成された凹部と、
を備えた積層体。 - 前記凹部は、前記凹部内の前記金属層上に前記樹脂層が残存するように形成されている請求項10に記載の積層体。
- 前記凹部は、レーザ光を照射することによって形成される請求項10もしくは請求項11のいずれか一つに記載の積層体。
- 請求項10から12のいずれか一つに記載の積層体を用いて、前記カバー層が外装となるように、被梱包物が梱包された梱包体。
- 前記凹部を形成することによって可視化された金属層と前記有色カバー層との濃淡差によって、識別可能となった識別マーク部を有する請求項13に記載の梱包体。
- 金属層と、前記金属層上に形成された非金属層と、を備える積層体に、
レーザ光を照射することによって、前記非金属層に凹部を形成する積層体の加工方法において、
前記凹部内の前記金属層上に前記非金属層が残存するように、前記凹部を形成すること、
を特徴とする積層体の加工方法。 - 金属層と、前記金属層上に形成された樹脂層と、前記樹脂層上に形成された有色インキ層と、前記有色インキ層上に形成された透明カバー層と、を備える積層体に、
前記透明カバー層側からレーザ光を照射することによって、前記積層体の前記前記透明カバー層側に凹部を形成する積層体の加工方法において、
前記凹部は、前記透明カバー層と有色インキ層を貫通するように形成されること、
を特徴とする積層体の加工方法。 - 前記凹部内の前記金属層上に前記樹脂層が残存するように、前記凹部を形成すること、
を特徴とする請求項16に記載の積層体の加工方法。 - 金属層と、前記金属層上に形成された樹脂層と、前記樹脂層上に形成された有色カバー層と、を備える積層体に、
前記有色カバー層側からレーザ光を照射することによって、前記積層体の前記有色カバー層側に凹部を形成する積層体の加工方法において、
前記凹部は、前記有色カバー層を貫通するように形成されること、
を特徴とする積層体の加工方法。 - 前記凹部内の前記金属層上に前記樹脂層が残存するように、前記凹部を形成すること、
を特徴とする請求項18に記載の積層体の加工方法。
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2012
- 2012-10-17 JP JP2012229447A patent/JP2014079955A/ja active Pending
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