JP2006137436A - 包装袋 - Google Patents

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Mineo Isotani
峰男 磯谷
Shintaro Izuhara
慎太郎 出原
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Abstract

【課題】誤って破れることが少なく、しかも開封開始箇所を表示するための特別なマークの印刷を必要としなくて済む包装袋を提供すること。
【解決手段】シート材200からなりかつシール部1,2,3,6と内容物5が充填される袋部4とからなる包装袋100において、シール部3,6の縁部の両面に、袋部4に向かうI形又はV形などの非切断溝部7,8をレーザー加工により形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、開封容易な包装袋に関する。
従来から、シート材から各々生成されるシール部と内容物が充填される袋部とからなる包装袋として、袋部に内容物が充填されシール部が形成された後に、カッターを用いてシール部にIノッチ又はVノッチなどを切断形成して開封を容易にしたものが知られている。
なお、本発明者らが本発明に関連する先行技術を簡易調査したところ、特許文献1を見出した。
特許第3306463号公報
しかし、従来技術のように、カッターでシール部にIノッチ又はVノッチなど開封開始箇所を切断形成したタイプの包装袋によると、開封開始箇所が完全に切断されているため、開封時以外の時に誤って包装袋が開封開始箇所から破れるおそれがある。また、開封時にIノッチ又はVノッチなどの位置つまり開封開始箇所が分かりにくいため、通常、開封開始箇所を表示するためのマークを包装袋に特別に印刷する必要がある。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決し、開封時以外の時に誤って破れる不具合を防止でき、しかも、開封開始箇所を表示するための特別なマークの印刷を必要としなくて済む包帯袋を提供することを目的とする。
本発明の包装袋は、シート材からなりかつシール部と内容物が充填される袋部とからなる包装袋において、前記シール部の縁部の両面に、前記袋部に向かうI形又はV形などの非切断溝部をレーザー加工により形成したことを特徴とする。
本発明の包装袋によると、シール部の開封開始箇所は、従来技術のようなカッターで切断されたIノッチ又はVノッチなどではなく、切断されていない溝部によって構成されるため、開封時以外の時に誤って破れる不具合を防止することができる。また、非切断溝部の底面を視認し易い構成とすることが可能であるため、従来技術のように開封開始箇所を表示するためのマークを包装袋に特別に印刷する必要がなくなる。また、シール部に非切断溝部を形成するようにしたため、レーザー加工の際に、非切断溝部に微小な貫通孔が誤って形成されたとしても、袋部自体の密封性を低下させることにはならない。
ここで、前記シート材は、表面側から裏面側に向かって順に、裏面に印刷インキが施された透明保護層、接着層、アルミニウム箔、必要に応じて設けられる接着層及び熱接着性フィルムが配置された多層構造体からなり、前記非切断溝部は、表面側の前記透明保護層、印刷インキ及び接着層をレーザービームにより除去して形成されたものとする。このような構成を採用すると、非切断溝部の底面はアルミニウム箔の表面で構成されるようになる。アルミニウム箔は合成樹脂フィルムなどと比べ小さな力で容易に引き裂くことが可能なため、包装袋を容易に開封することができる。また、アルミニウム箔の光沢、色調により、開封開始箇所を容易に視認することができる。
また、前記シール部は、上下一対の横シール部と、該上下一対の横シール部間を繋ぐ1つの縦シール部と、上側又は下側の横シール部の端部から連続して下方又は上方へ延設された拡張シール部とからなり、前記非切断溝部は、少なくとも前記拡張シール部に形成されるようにする。このような構成を採用すると、包装袋を横シール部近くで引き裂くことができるため、包装袋を引き裂いた際に袋部から内容物がこぼれ出にくくなる。
また、前記非切断溝部は、前記縦シール部において、前記拡張シール部に形成された非切断溝部の延長線上に位置する縁部の両面にも形成されるようにする。このような構成を採用すると、拡張シール部の非切断溝部から包装袋を引き裂き始めた後、縦シール部の手前までしか袋部を引き裂くことができなかったような場合であっても、新たに縦シール部の非切断溝部から包装袋を引き裂くことにより、袋部からの内容物の取り出しが容易になる。
また、前記拡張シール部の非切断溝部及び前記縦シール部の非切断溝部は、前記横シール部、前記縦シール部及び前記拡張シール部が生成される以前の、前記シート材がテープ状態にあるときに形成されるようにする。個々の包装袋は、ロールから連続的に引き出され定速度で流れてくるテープ又は間欠的に送り出されるテープに対して所定の処理、操作を施すことによって製造されるものである。このため、上記のようにシート材がテープ状態にあるときにレーザー加工を行うことは、一連の製造工程の途中でレーザー加工を行うこととなる。したがって、レーザー加工を行うことによって包装袋の製造時間が長くなる不具合を防止できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る包装袋の裏面図、図2は、同包装袋の正面図、図3は、同包装袋の図1図示III-III断面図、図4は、同包装袋の図1図示IV-IV拡大断面図、図5は、シート材の構成図をそれぞれ示す。
図1〜図5において、本実施形態に係る包装袋100は、いわゆるスティック袋と称される密封された包装袋である。
包装袋100の上端及び下端(便宜上、図1の上下方向を基準として上下方向を決めている。)には、それぞれ横シール部1,2が形成されている。また、包装袋100の裏面には、上下一対の横シール部1,2間を繋ぐ1つの縦シール部3が形成されている。このようにシール部1,2,3が形成された包装袋100は、一般に三方シール型包装袋と称され、内容物5を収容する袋部4には、顆粒状又は粉末状の食品例えばインスタントコーヒー粉末、クリームパウダーや顆粒状又は粉末状の薬などが入れられる。
上側の横シール部1又は下側の横シール部2には、横シール部1又は2の端部から連続して下方又は上方へ延設された拡張シール部6が形成されている(図1及び図2に示す包装袋100では下側の横シール部2に拡張シール部6が延設されている)。拡張シール部6の平面形状は、図1及び図2に示す包装袋100では三角形状であるが、四角形状、半円形状、半楕円形状など、その他の形状であってもよい。
拡張シール部6の縁部の両面には、袋部4に向かうI形又はV形などの非切断溝部7がレーザー加工により形成されている。換言すると、非切断溝部7の延長線上には、袋部4が位置している。非切断溝部7は、従来のIノッチやVノッチのようにカッターで完全に切断されたものではなく、溝状のものである。
縦シール部3において、拡張シール部6に形成された非切断溝部7の延長線上に位置する縁部の両面にも非切断溝部8が形成されている。
包装袋100は、図4に示すように、表面側から裏面側に向かって順に、裏面に印刷インキ12が施された透明保護層11、接着層13、アルミニウム箔14、必要に応じて設けられる接着層15及び熱接着性フィルム16が配置された多層構造体のシート材200から生成される。包装袋100のシール部1,2,3は、熱接着性フィルム16同士を突き合わせ熱を加えて接着させることによって形成される。また、拡張シール部6の非切断溝部7及び縦シール部3の非切断溝部8は、各々、表面側の透明保護層11、印刷インキ12及び接着層13をレーザービームにより除去して形成されている。
個々の包装袋100は、図5に示すようなロール300から製造される。このロール300は、上記のような多層構造体からなる一連のテープ状態のシート材200を巻いたものであり、ロール300から連続的に引き出され定速度で流れるシート材200又は間欠的に送り出されるシート材200に対してレーザー加工が行われ、拡張シール部6の非切断溝部7及び縦シール部3の非切断溝部8が形成される。つまり、上記のようにシート材200がテープ状態にあるときにレーザー加工を行うことは、ロール300から連続的に引き出され定速度で流れてくるテープ(シート材200)又は間欠的に送り出されるテープ(シート材200)に対して所定の処理、操作を施すことによって製造される包装袋100の一連の製造工程の途中でレーザー加工を行うことである。したがって、レーザー加工を行うことによって包装袋100の製造時間が長くなる不具合を防止できる。また、レーザー加工の際に、非切断溝部7,8に微小な貫通孔が誤って形成されたとしても、非切断溝部7,8は拡張シール部6及び縦シール部3に形成されるものであるため、袋部4自体の密封性を低下させることにはならない。なお、図5において、縦線201及び横線202は個々の包装袋100に対応する切断箇所を表しており、また、斜線で示した領域203は、横シール部1,2、縦シール部3及び拡張シール部6が形成されることとなる部分を表しており、この斜線領域203で囲まれた内側部分204は袋部4となる部分を表す。
上記のように構成される包装袋100を開封するにあたっては、手を使って、最初に拡張シール部6の非切断溝部7を引き裂き、続いて非切断溝部7の延長線上の拡張シール部6、袋部4を順に引き裂くようにする。このとき、非切断溝部7は、透明保護層11、印刷インキ12及び接着層13が除去されたものであるため、極めて簡単に引き裂くことができる。また、非切断溝部7のアルミニウム箔14が表面に露出しているため、アルミニウム箔14の光沢、色調により、非切断溝部7の位置つまり開封開始箇所を容易に視認可能となる。さらに、非切断溝部7の周囲の印刷インキ12の色をアルミニウム箔14の色に対してコントラストの有る色に選定すると、非切断溝部7の位置つまり開封開始箇所を容易に視認可能となる。
また、上記のように、シール部6の開封開始箇所(非切断溝部7)は、従来技術のようなカッターで切断されたIノッチ又はVノッチなどではなく、切断されていない溝部によって構成されるため、開封時以外の時に誤って破れる不具合を防止することができる。
また、拡張シール部6の非切断溝部7から包装袋100を引き裂き始めた後、縦シール部3の手前までしか袋部4を引き裂くことができなかったような場合には、新たに縦シール部3の非切断溝部8から包装袋100を引き裂くことにより、袋部4から内容物を容易に取り出すことが可能となる。なお、レーザービームの強度を調節することにより、透明包装袋に上記と同様な非切断溝部を形成することも可能である。
本発明の一実施形態に係る包装袋の裏面図である。 同包装袋の正面図である。 同包装袋の図1図示III-III断面図である。 同包装袋の図1図示IV-IV拡大断面図である。 シート材の構成図である。
符号の説明
100 包装袋
200 シート材
1,2 横シール部
3 縦シール部
4 袋部
5 内容物
6 拡張シール部
7 非切断溝部
8 非切断溝部
11 透明保護層
12 印刷インキ
13 接着層
14 アルミニウム箔
15 接着層
16 熱接着性フィルム

Claims (5)

  1. シート材からなりかつシール部と内容物が充填される袋部とからなる包装袋において、前記シール部の縁部の両面に、前記袋部に向かうI形又はV形などの非切断溝部をレーザー加工により形成したことを特徴とする包装袋。
  2. 前記シート材は、表面側から裏面側に向かって順に、裏面に印刷インキが施された透明保護層、接着層、アルミニウム箔、必要に応じて設けられる接着層及び熱接着性フィルムが配置された多層構造体からなり、前記非切断溝部は、表面側の前記透明保護層、印刷インキ及び接着層をレーザービームにより除去して形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記シール部は、上下一対の横シール部と、該上下一対の横シール部間を繋ぐ1つの縦シール部と、上側又は下側の横シール部の端部から連続して下方又は上方へ延設された拡張シール部とからなり、前記非切断溝部は、少なくとも前記拡張シール部に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記非切断溝部は、前記縦シール部において、前記拡張シール部に形成された非切断溝部の延長線上に位置する縁部の両面にも形成されていることを特徴とする請求項3に記載の包装袋。
  5. 前記拡張シール部の非切断溝部及び前記縦シール部の非切断溝部は、前記横シール部、前記縦シール部及び前記拡張シール部が生成される以前の、前記シート材がテープ状態にあるときに形成されてなることを特徴とする請求項4に記載の包装袋。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010173691A (ja) * 2009-01-29 2010-08-12 Dainippon Printing Co Ltd シュリンクラベル、シュリンクラベル用原反、シュリンクラベル付き容器、及びシュリンクラベル用原反の製造方法
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JP2016113167A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 凸版印刷株式会社 包装袋
JP2019156497A (ja) * 2019-06-26 2019-09-19 凸版印刷株式会社 包装袋

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