JP6041914B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自装置の状態を標準モードから節電モードへ移行させる機能を備える画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置が、自装置の状態を標準モードから節電モードへ移行させる節電制御を行うことが知られている。電子写真方式の前記画像形成装置において、前記節電モードが、シート状の画像記録媒体に形成された現像剤の像を加熱する定着用ヒーターへの給電が停止されている状態であることが考えられる。
例えば、前記画像形成装置が、画像形成のジョブの実行が終了してから新たな前記ジョブの受け付けを待つ時間を計時し、計時時間が予め定められた時間に達した場合に自装置の状態を前記節電モードへ移行させることが知られている(例えば、特許文献1参照)。前記画像形成装置は、前記節電モードにおいて新たな前記ジョブを受け付けると、前記標準モードへ復帰して前記ジョブを実行する。
また、
特開2007−114330号公報
ところで、前記画像形成装置において、前記節電モードへの移行時から比較的短時間のうちに新たな前記ジョブを受け付けることが頻発するような利用状況が考えられる。このような利用状況においては、前記ジョブの受け付けから実行までの遅延時間が長くなる状況が頻発するため、前記ジョブの処理効率が大きく低下し、その割には節電効果が小さい。
例えば、前記利用状況において、前記節電モードへの移行制御によって前記定着用ヒーターへの給電の停止と開始とが比較的短い時間間隔で行われる事態が生じ得る。この場合、前記定着用ヒーターの温度フィードバック制御が継続される場合と比べ、前記遅延時間が長く、さらに、前記定着用ヒーターの節電効果が小さい、或いはかえって消費電力が大きくなり得る。
本発明の目的は、節電モードへの移行制御がジョブの処理効率および節電効果の悪化を招くことを防止できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、節電制御部と、復帰制御部と、節電移行時間延長部とを備える。前記節電制御部は、作動イベントの発生を待つイベント待ち状態の継続時間が予め設定された節電移行設定時間に達した場合に、自装置の状態を標準モードよりも消費電力の小さな節電モードへ移行させる。前記作動イベントは、画像形成に関する新たなジョブの受け付けを含むイベントである。前記復帰制御部は、前記節電モードにおいて前記作動イベントが発生した場合に自装置の状態を前記標準モードへ移行させる。前記節電移行時間延長部は、予め定められた延長条件が成立した場合に、前記節電移行設定時間をより長い時間へ一時的に変更する。前記延長条件は、状態復帰時における前記節電モードの継続時間または対象パラメーター値が予め定められた短期復帰条件を満たす事態が予め定められた頻度で発生したことを含む条件である。前記状態復帰時は、前記復帰制御部によって自装置の状態が前記節電モードから前記標準モードへ移行するときのことである。前記対象パラメーター値は、前記節電モードの継続時間に応じて変化するパラメーターの値である。
本発明によれば、節電モードへの移行制御がジョブの処理効率および節電効果の悪化を招くことを防止できる画像形成装置を提供することが可能になる。
図1は、第1実施形態に係る画像形成装置を含む画像形成システムの構成図である。 図2は、第1実施形態に係る画像形成システムの構成図である。 図3は、第1実施形態に係る画像形成装置の制御部のブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る画像形成装置が実行する通電制御の手順の一例を表すフローチャートである。 図5は、第2実施形態に係る画像形成装置が実行する通電制御の手順の一例を表すフローチャートである。 図6は、第2実施形態に係る画像形成装置が実行する中間モード割込処理の手順の一例を表すフローチャートである。 図7は、画像形成装置において節電モードへの移行から比較的長時間の後にプリントジョブが実行されるときの定着検出温度およびヒーター電力のトレンドグラフである。 図8は、画像形成装置において節電モードへの移行から比較的短時間の後にプリントジョブが実行されるときの定着検出温度およびヒーター電力のトレンドグラフである。 図9は、画像形成装置において標準モードが継続中にプリントジョブが実行されるときの定着検出温度およびヒーター電力のトレンドグラフ 図10は、画像形成装置において中間モードへの移行から比較的短時間の後にプリントジョブが実行されるときの定着検出温度およびヒーター電力のトレンドグラフである。
以下、添付図面を参照しながら、第1実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[第1実施形態]
まず、図1を参照しつつ、第1実施形態に係る画像形成装置10を含む画像形成システムの概略構成について説明する。
図1が示すように前記画像形成システムは、画像形成装置10と端末装置7とを含む。画像形成装置10は、通信回線70を通じて端末装置7と通信可能である。通信回線70は、例えばLAN(Local Aria Network)である。端末装置7は、パーソナルコンピューター、タブレットコンピューターまたはスマートフォンなどの情報処理装置である。
画像形成装置10は、端末装置7から画像形成のジョブであるプリントジョブを受信し、そのプリントジョブが表す画像をシート状の画像記録媒体9に形成するプリンターの機能を備える。本実施形態における画像形成装置10は、さらに、複写機の機能およびスキャナーの機能も備える複合機である。また、画像形成装置10がファクシミリ通信機能を備えることも考えられる。
前記複写機として機能する画像形成装置10は、原稿90の画像を読み取り、その原稿90の画像を画像記録媒体9に形成する複写ジョブを実行する。前記複写ジョブは、ユーザーの操作に応じて画像形成装置10が受け付けるジョブであり、画像形成に関するジョブの一例である。
前記スキャナーとして機能する画像形成装置10は、原稿90の画像を読み取り、得られた原稿90の画像データを端末装置7へ送信する原稿スキャンジョブを実行する。前記原稿スキャンジョブは、ユーザーの操作に応じて画像形成装置10が受け付けるジョブである。
[画像形成装置10の全体構成]
次に、図2を参照しつつ、画像形成装置10の全体の概略構成について説明する。画像形成装置10は、シート供給部2、シート搬送部3、画像形成部4、光走査部5および定着部6を備える。画像形成部4、光走査部5および定着部6は、電子写真方式の画像形成処理を実行する。
さらに、画像形成装置10は、原稿搬送読取部1、制御部8、操作表示部80、原稿センサー801および定着温度センサー802なども備える。
原稿搬送読取部1は、画像読取部11およびADF(Auto Document Feeder)12を備える。画像読取部11は、原稿台111、読取ユニット112、ミラーおよびレンズなどの光学系113及びイメージセンサー114などを備える。
原稿台111は、原稿90が載置される部分であり、画像読取部11の上面に設けられている。読取ユニット112は、原稿台111上の読取位置にある原稿90に光を照射し、その反射光を光学系113へ向けて反射する。読取ユニット112は、副走査方向に移動可能である。なお、前記副走査方向は、図2に向かって左右の方向である。
光学系113は、原稿90からの反射光をイメージセンサー114へ導く。イメージセンサー114は、光電変換素子などを備え、受光量に応じた電気信号を原稿90の画像を表す画像データとして制御部8へ出力する。
ADF12は、原稿90を搬送する複数の搬送ローラー122を備え、原稿載置部121にセットされた原稿90を原稿台111上の前記読取位置を通過させて排紙トレイ123まで搬送する。原稿センサー801は、原稿90が原稿載置部121に載置されているか否かを検知するセンサーである。
シート供給部2は、シート受部21およびシート送出部22を備えている。シート受部21は、複数の画像記録媒体9を重ねて載置可能に構成されている。画像記録媒体9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の部材である。
シート送出部22は、シート受部21に載置された画像記録媒体9を1枚ずつシート搬送部3の搬送路30へ向けて送り出す。
シート搬送部3は、レジストローラー31、搬送ローラー32および排出ローラー33などを備える。レジストローラー31および搬送ローラー32が、シート供給部2から供給される画像記録媒体9を搬送路30に沿って画像形成部4へ向けて搬送する。さらに、排出ローラー33が画像形成後の画像記録媒体9を搬送路30の排出口から排出トレイ101上へ排出する。
画像形成部4は、搬送路30を移動中の画像記録媒体9の表面に画像を形成する。画像形成部4は、ドラム状の感光体41、帯電部42、現像部43、転写部45およびクリーニング部47などを備える。なお、感光体41は像担持体の一例である。
感光体41が回転し、帯電部42が感光体41の表面を一様に帯電させる。さらに、光走査部5がレーザー光を走査することにより帯電した感光体41の表面に静電潜像を書き込み、現像部43が感光体41にトナーを供給することにより、静電潜像をトナー像へ現像する。
さらに、転写部45が、感光体41の前記トナー像を搬送路30を移動中の画像記録媒体9に転写する。最後に、クリーニング部47が感光体41表面に残存する前記トナーを除去する。
定着部6は、ヒーター610を内包する定着ローラー61と加圧ローラー62との間に前記トナー像が形成された画像記録媒体9を挟み込み、後工程へ送り出す。その際、ヒーター610は、定着ローラー61を介して、シート状の画像記録媒体9に形成された前記トナーの像を加熱する。これにより、定着部6は、画像記録媒体9上の前記トナー像(画像)を画像記録媒体9上に定着させる。なお、前記トナーは現像剤の一例である。
定着温度センサー802は、定着ローラー61の温度を検出するセンサーであり、例えばサーミスターなどである。以下の説明において、定着温度センサー802の検出温度のことを定着検出温度Thと称する。定着温度センサー802は、ヒーター610が加熱する部分の温度を検出する温度センサーの一例である。
ヒーター610は、ハロゲンヒーターなどの電気式の熱源である。ヒーター610の通電状態は、定着検出温度Thのフィードバック制御を行う制御部8によって制御される。
操作表示部80は、例えばタッチパネルおよび操作ボタンなどを含む情報入力用の操作部と、液晶表示パネルおよび通知ランプなどを含む表示部とを含む。例えば、前記操作部は、原稿90の画像を読み取る処理(スキャン処理)などの各種の処理の開始イベントを発生させる開始ボタンなどを含む。
制御部8は、操作表示部80に操作メニューなどを表示させる。さらに、制御部8は、操作表示部80の操作を通じて入力される入力情報および各種センサーの検出結果に基づいて周辺装置およびモーターなどの電気機器を制御する。
[制御部8]
次に、図3を参照しつつ制御部8の構成について説明する。制御部8は、主制御部81、画像走査制御部82、画像形成制御部83、画像処理部84、通信部85および計時部86などを備える。主制御部81は、MPU(Micro Processor Unit)81および記憶部812などを備える。
主制御部81、画像走査制御部82、画像形成制御部83、画像処理部84および通信部85は、それぞれバス800に接続されおり、バス800を通じて相互にデータの受け渡しが可能である。
MPU811は、各種の演算およびデータ処理を実行するプロセッサーである。記憶部812は、MPU811が参照する各種情報を記憶する不揮発性の記憶部である。また、記憶部812は、MPU811による各種情報の読み書きが可能な記憶部でもある。
例えば、記憶部812は、MPU811に各種の処理を実行させるためのプログラムおよびそれらのプログラムを実行するMPU811が参照する情報などを記憶する。
主制御部81は、MPU811が記憶部812に予め記憶された各種のプログラムを実行することにより画像形成装置10を統括的に制御する。主制御部81は、MPU811に後述する各工程を実行させるためのプログラムを一時記憶するRAMなどの不図示の揮発性記憶部も備える。
画像走査制御部82は、原稿搬送読取部1を制御して画像読取部11から原稿90の画像データを取得する。さらに、画像走査制御部82は、バス800を通じて原稿画像データを画像処理部84などの他の機器に転送する。
画像形成制御部83は、画像処理部84から記録用画像データを取得し、前記記録用画像データ基づく画像を画像記録媒体9に形成する処理を画像形成部4および光走査部5に実行させる。
また、画像形成制御部83は、定着制御部831を含む。定着制御部831は、定着検出温度Thのフィードバック制御によって定着部6のヒーター610に対する通電状態を制御する。例えば、定着制御部831は、予め設定される目標定着温度と定着検出温度Thとの偏差に応じてヒーター610への給電量をPWM制御によって調節する。
画像処理部84は、バス800を通じて他の機器から得た画像データなどに対する各種のデータ処理を実行する。画像処理部84によるデータ処理の対象は、例えば、画像読取部11から画像走査制御部82を通じて得られる前記原稿画像データまたは端末装置7から通信部85を通じて得られる前記プリントジョブなどである。
例えば、画像処理部84は、画像走査制御部82から得られる前記原稿画像データおよび通信部85から得られる前記プリントジョブを前記記録用画像データへ変換し、画像形成制御部83へ転送する処理を実行する。さらに、画像処理部84は、画像走査制御部82から得られる前記原稿画像データに対し、画像回転処理、ハーフトーン処理またはサイズカット処理などの画像処理を施す機能も備える。
通信部85は、通信回線70を通じて端末装置7などの外部装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェイスである。さらに、通信部85は、バス800を通じて画像形成装置10の他の機器とデータの受け渡しを行う。
計時部86は、時刻を計時する時計回路である。計時部86の計時情報は主制御部81へ伝送される。
主制御部81は、画像形成装置10の内部機器への給電状態を切り替える節電制御および復帰制御を実行する。前記節電制御は、画像形成装置10の内部機器への給電状態を標準モードから節電モードへ移行させる制御である。前記復帰制御は、画像形成装置10の内部機器への給電状態を前記節電モードから前記標準モードへ移行させる制御である。
前記標準モードは、画像形成に関する前記ジョブを速やかに実行可能な状態である。前記節電モードは、前記標準モードよりも消費電力の小さな状態である。
電子写真方式の画像形成装置10において、定着ローラー61をヒーター610によって常温から前記トナーの像の定着に必要な設定温度まで昇温するのに比較的長い時間を要する。そのため、前記標準モードは、前記目標定着温度が前記トナーの定着に必要な温度またはそれに近い温度に設定され、ヒーター610への給電量が定着検出温度Thのフィードバックにより制御されている状態である。
本実施形態における前記標準モードは、第1標準モードおよび第2標準モードの2段階に分かれている。前記第1標準モードは、前記プリントジョブまたは前記複写ジョブが発生してからその実行が終了するまでの状態である。前記第2標準モードは、前記プリントジョブまたは前記複写ジョブの終了時から新たな前記ジョブの受け付けまたは前記節電モードへの移行が行われるまでの状態である。
前記第2標準モードにおける前記目標定着温度は、前記第1標準モードにおける前記目標定着温度よりも若干低く設定される。例えば、前記第1標準モードにおける第1目標定着温度Ts1よりも10℃から20℃程度低い温度が、前記第2標準モードにおける第2目標定着温度Ts2として設定される。
また、画像形成装置10において、ヒーター610は他の内部機器よりも消費電力が大きい。そのため、前記節電モードは、ヒーター610への給電が停止されている状態である。
なお、前記節電モードにおいて、ヒーター610以外の機器への給電状態が、前記標準モードよりも消費電力の小さな状態に切り替えられることも考えられる。例えば、主制御部81のMPU811が、前記節電モードにおいて、前記標準モードにおける標準周波数の動作クロックよりも低い周波数の前記動作クロックで動作する状態へ移行することなどが考えられる。
前記節電制御を実行する主制御部81は、少なくとも画像形成に関する新たな前記ジョブの受け付けを待つ時間が予め設定された設定待ち時間tksに達した場合に自装置の状態を前記節電モードへ移行させる。本実施形態において、設定待ち時間tksが節電移行設定時間の一例である。
さらに、前記復帰制御を実行する主制御部81は、前記節電モードにおいて新たな前記ジョブを受け付けると、装置の状態を前記節電モードから前記標準モードへ復帰させ、受け付けた前記ジョブをそれに対応する制御部に実行させる。
ところで、従来の画像形成装置において、前記節電モードへの移行時から比較的短時間のうちに新たな前記ジョブを受信することが頻発するような利用状況が考えられる。このような利用状況においては、前記ジョブの受信から実行までの遅延時間が長くなる状況が頻発するため、前記ジョブの処理効率が大きく低下し、その割には節電効果が小さい。
例えば、前記利用状況において、前記節電モードへの移行制御によって定着用のヒーター610への給電の停止と開始とが比較的短い時間間隔で行われる事態が生じ得る。この場合、ヒーター610の温度フィードバック制御が継続される場合と比べ、前記遅延時間が長く、さらに、ヒーター610の節電効果が小さい、或いはかえって消費電力が大きくなり得る。
図7,8は、定着検出温度Thおよびヒーター電力Phのトレンドグラフである。図7(a)および図8(a)は定着検出温度Thのトレンドグラフであり、図7(b)および図8(b)はヒーター電力Phのトレンドグラフである。
また、各グラフにおいて、t0は、画像形成に関する新たな前記ジョブの受け付けを待つ時間が予め設定された設定待ち時間tksに達した時点である。以下の説明において、この時点のことを起点と称する。t1は、前記プリントジョブが受信されたジョブ受信時点である。txは、ヒーター停止期間である。なお、定着検出温度Thが第1目標定着温度Ts1まで上昇した時点から前記プリントジョブを実行可能であるとする。
図7は、起点t0において装置の状態が前記第2標準モードから前記節電モードへ移行し、起点t0からジョブ受信時点t1までの時間が比較的長い場合を示す。この場合、ジョブ受信時点t1から前記プリントジョブの実行開始時までの遅延時間tdが長いが、ヒーター停止期間txが長いため、節電効果が大きい。
また、図8は、起点t0において装置の状態が前記第2標準モードから前記節電モードへ移行し、起点t0からジョブ受信時点t1までの時間が比較的短い場合を示す。この場合、ジョブ受信時点t1から前記プリントジョブの実行開始時までの遅延時間tdが長く、さらに、ヒーター停止期間txが短いために節電効果が小さい。
図8が示すような利用状況においては、遅延時間tdが長くなる状況が頻発するため、前記ジョブの処理効率が大きく低下し、その割には節電効果が小さい。
一方、画像形成装置10が採用されれば、主制御部81が後述する通電制御を実行することにより、前記節電モードへの移行制御が前記ジョブの処理効率および節電効果の悪化を招くことを防止することが可能になる。
[前記通電制御]
次に、図4に示されるフローチャートを参照しつつ、主制御部81による前記通電制御の手順の一例について説明する。以下の説明において、S101,S102,…は、主制御部81が実行する各工程の識別符号を表す。
主制御部81は、通電開始によって起動したとき、または、通電開始後に操作表示部80に対して予め定められた開始操作が行われたときなどに、図4に示される前記通電制御を開始する。
主制御部81の前記通電制御は、MPU811が節電制御プログラムPr1、復帰制御プログラムPr2および節電移行時間延長プログラムPr3を実行することによって実現される。
<工程S101>
まず、主制御部81は、自装置の状態を前記標準モードへ移行させる。その際、定着制御部831は、前記目標定着温度を第2目標定着温度Ts2に設定する。これにより、自装置の状態が前記第2標準モードへ移行する。
<工程S102>
さらに、主制御部81は、その時点の時刻をジョブ待ち開始時刻D1として記憶部812に記録する。既にジョブ待ち開始時刻D1が記録されているときは、そのジョブ待ち開始時刻D1を更新する。なお、時刻は計時部86によって計時される。
<工程S103>
次に、主制御部81は、新たな前記プリントジョブの受信を含む予め定められた作動イベントの発生を監視する。例えば、前記作動イベントは、前記プリントジョブの受信の他、操作表示部80に対する予め定められた操作が検知されることなどである。前記予め定められた操作は、例えば、起動操作またはジョブ選択操作などである。
本実施形態において、工程S103から前記作動イベントが発生するまでの状態がイベント待ち状態である。
<工程S104>
工程S103において前記作動イベントの発生が検知されない場合、主制御部81は、ジョブ待ち開始時刻D1からの経過時間が予め設定された設定待ち時間tksに達しているか否かを判定する。
主制御部81は、ジョブ待ち開始時刻D1からの経過時間が設定待ち時間tksに達していない場合、工程S103からの処理を繰り返す。一方、ジョブ待ち開始時刻D1からの経過時間が設定待ち時間tksに達している場合、主制御部81は、処理を後述する工程S106へ移行させる。
<工程S105>
ジョブ待ち開始時刻D1からの経過時間が設定待ち時間tksに達するまでに前記作動イベントが発生した場合、主制御部81は、発生した前記作動イベントに対応する処理を実行する。
即ち、前記作動イベントが前記プリントジョブの受信である場合、主制御部81は、画像形成制御部83にそのプリントジョブを実行させる。また、前記作動イベントが操作表示部80に対する操作である場合、主制御部81は、操作表示部80通じて前記複写ジョブまたは前記スキャンジョブなどを受け付ける処理を実行した上で、受け付けた前記ジョブをそのジョブに対応する制御部に実行させる。
例えば、主制御部81は、受け付けた前記ジョブが前記複写ジョブである場合、画像走査制御部82および画像形成制御部83にその複写ジョブを実行させる。
また、主制御部81が受け付けた前記ジョブが前記プリントジョブまたは前記複写ジョブである場合、定着制御部831は、前記目標定着温度を第2目標定着温度Ts2から第1目標定着温度Ts1へ変更する。これにより、自装置の状態が前記第2標準モードから前記第1標準モードへ移行し、前記トナーの像の定着処理が可能な状態となる。
前記ジョブの実行が終了すると、定着制御部831は、前記目標定着温度を第2目標定着温度Ts2からそれより若干高い第1目標定着温度Ts1に変更する。これにより、自装置の状態が前記第1標準モードへ移行する。前記ジョブの実行が終了すると、主制御部81は、工程S102からの処理を繰り返す。
<工程S106>
一方、前記作動イベントの発生がないまま、ジョブ待ち開始時刻D1からの経過時間が設定待ち時間tksに達すると、主制御部81は、その時点の時刻を節電移行時刻D2として記憶部812に記録する。既に節電移行時刻D2が記録されているときは、節電移行時刻D2を更新する。なお、時刻は計時部86によって計時される。
<工程S107>
さらに、主制御部81は、自装置の状態を前記標準モードから前記節電モードへ移行させる。これにより、ヒーター610への給電が停止する。
なお、工程S101〜S107の処理は、MPU811が節電制御プログラムPr1を実行することによって実現される。MPU811が節電制御プログラムPr1を実行するときの主制御部81は、前記作動イベントの発生を待つ前記イベント待ち状態の継続時間が予め設定された節電移行設定時間に達した場合に、自装置の状態を前記節電モードへ移行させる。MPU811が節電制御プログラムPr1を実行するときの主制御部81は、節電制御部の一例である。
<工程S108>
前記節電モードにおいて、主制御部81は、新たな前記プリントジョブの受信を含む予め定められた作動イベントの発生を監視する。例えば、前記作動イベントは、前記プリントジョブの受信の他、操作表示部80に対する予め定められた起動操作が検知されることなどである。
<工程S109>
前記節電モードにおいて前記作動イベントが発生すると、主制御部81は、自装置の状態を前記節電モードから前記標準モードへ移行させる。例えば、発生した前記作動イベントが前記プリントジョブの受信である場合、主制御部81による前記標準モードへの移行制御に応じて、定着制御部831が前記目標設定温度を第1目標定着温度Ts1に設定する。これにより、自装置の状態が前記第1標準モードへ移行する。
また、発生した前記作動イベントが操作表示部80に対する前記起動操作である場合、主制御部81による前記標準モードへの移行制御に応じて、定着制御部831が前記目標設定温度を第2目標定着温度Ts2に設定する。これにより、自装置の状態が前記第2標準モードへ移行する。
以下の説明において、工程S109の処理によって画像形成装置10の状態が前記節電モードから前記標準モードへ移行する状況のことを状態復帰時と称する。なお、前記状態復帰時は、前記節電モードにおいて前記作動イベントが発生した時点から前記標準モードへの移行が完了して若干の時間が経過するまでの期間内を意味する。
なお、工程S108〜S109の処理は、MPU811が復帰制御プログラムPr2を実行することによって実現される。MPU811が復帰制御プログラムPr2を実行するときの主制御部81は、前記節電モードにおいて前記作動イベントが発生した場合に自装置の状態を前記標準モードへ移行させる。MPU811が復帰制御プログラムPr2を実行するときの主制御部81は、復帰制御部の一例である。
<工程S110>
さらに、主制御部81は、前記状態復帰時における前記節電モードの継続時間が予め定められた短期復帰条件を満たすか否かを判定する。前記節電モードの継続時間は、記憶部812に記録されたジョブ待ち開始時刻D1から前記状態復帰時の時刻までの時間である。
前記短期復帰条件は、少なくとも前記状態復帰時における前記節電モードの継続時間が予め設定された上限時間を超えていないことを必要条件とする。例えば、前記節電モードの継続時間が前記上限時間未満であるという条件が、前記短期復帰条件として採用されることが考えられる。また、前記節電モードの継続時間が予め設定された下限時間から前記上限時間までの範囲内であるという条件が、前記短期復帰条件として採用されることも考えられる。
前記短期復帰条件が成立する状況は、例えば図8のグラフが示すような状況である。前記短期復帰条件が成立するような画像形成装置10の利用状況が頻発すると、前記ジョブの受け付けから実行までの遅延時間tdが長くなる状況が頻発するため、前記ジョブの処理効率が大きく低下し、その割には節電効果が小さくなる。
<工程S111>
前記状態復帰時における前記節電モードの継続時間が前記短期復帰条件を満たす場合、主制御部81は、少なくとも前記短期復帰条件が成立した頻度を表す短期復帰履歴情報D3を記憶部812に記録する。
本実施形態において、短期復帰履歴情報D3は、前記短期復帰条件が成立した回数を表す条件成立回数D31の情報を含む。さらに、短期復帰履歴情報D3は、ユーザー数D32の情報およびユーザー識別情報D33も含む。ユーザー数D32は、条件成立回数D31がカウントアップされる間に受け付けられた前記プリントジョブおよび前記複写ジョブに対応するユーザーの数である。
前記プリントジョブに対応する前記ユーザーは、前記プリントジョブに含まれるユーザーアカウント情報によって識別される。また、前記複写ジョブに対応する前記ユーザーは、前記複写ジョブの受け付け前に操作表示部80を通じて入力される前記ユーザーアカウント情報によって識別される。
主制御部81は、ユーザー数D32とともに前記ジョブに対応する前記ユーザーアカウント情報をユーザー識別情報D33として記憶部812に記録する。そして、主制御部81は、前記ジョブに対応する前記ユーザーアカウント情報が、記録済みのユーザー識別情報D33に含まれない新たな情報である場合に、ユーザー数D32をカウントアップする。
<工程S112>
主制御部81は、短期復帰履歴情報D3を記録した後、予め定められた延長条件が成立するか否かを判定する。前記延長条件は、前記状態復帰時における前記節電モードの継続時間が前記短期復帰条件を満たす事態が予め定められた頻度で発生したことを含む条件である。
本実施形態における前記延長条件は、前記短期復帰条件を満たす事態が予め定められた頻度で発生し、かつ、その間に予め定められた数以上のユーザーに対応する前記ジョブが受け付けられたことである。
より具体的には、本実施形態における前記延長条件は、短期復帰履歴情報D3の条件成立回数D31が予め設定された許容回数を超え、かつ、短期復帰履歴情報D3のユーザー数D32が予め設定された許容人数を超えたという条件である。なお、条件成立回数D31の前記許容回数は前記頻度の一例である。
前記短期復帰条件が成立するタイミングで前記ジョブが受け付けられる事態が連続する状況において、ユーザー数D32が多い場合の方が少ない場合よりも、その後に同様のタイミングでの前記ジョブの受け付けが頻発する可能性が高いと考えられる。従って、前記延長条件がユーザー数D32の条件を含むことにより、前記短期復帰条件が成立するタイミングでの前記ジョブの受け付けが頻発する状況を早期に予測することができる。
なお、前記延長条件が、条件成立回数D31が前記許容回数を超えることのみであることも考えられる。また、前記延長条件が、条件成立回数D31の前記許容回数またはユーザー数D32の前記許容人数がそれぞれ異なる複数の条件の論理和条件であることも考えられる。
前記延長条件が成立しない場合、主制御部81は、工程S105からの処理を繰り返す。
<工程S113>
前記延長条件が成立する場合、主制御部81は、設定待ち時間tksを初期値からそれよりも長い予め定められた値へ変更する。即ち、設定待ち時間tksを延長する。その後、主制御部81は、工程S105からの処理を繰り返す。
但し、設定待ち時間tksの延長を行う回数は、予め定められた回数に制限される。設定待ち時間tksの延長の制限回数が1回であること、または、複数回であることも考えられる。
<工程S114>
工程S110での判定において前記短期復帰条件が成立しない場合、主制御部81は、短期復帰履歴情報D3および設定待ち時間tksを初期化する。これにより、設定待ち時間tksが過去の工程S113において延長されている場合には、設定待ち時間tksが初期値に戻される。また、設定待ち時間tksが初期値のままであれば、その設定待ち時間tksが維持される。その後、主制御部81は、工程S105からの処理を繰り返す。
なお、工程S110〜S114の処理は、MPU811が節電移行時間延長プログラムPr3を実行することによって実現される。MPU811が節電移行時間延長プログラムPr3を実行するときの主制御部81は、前記延長条件が成立した場合に、前記節電移行設定時間に相当する設定待ち時間tksをより長い時間へ一時的に変更する。MPU811が節電移行時間延長プログラムPr3を実行するときの主制御部81は、節電移行時間延長部の一例である。
画像形成装置10において、主制御部81は、前記節電モードへの移行時から比較的短時間のうちに新たな前記ジョブを受け付けることが頻発するような利用状況、即ち、前記ジョブの処理効率が悪化するとともに節電効果を期待できない利用状況になることを予測する(S110〜S112)。
そして、主制御部81は、前記利用状況を予測した場合に、設定待ち時間tksを一時的に初期値よりも長い時間に変更する(S113)。本実施形態における設定待ち時間tksは、前記イベント待ち状態の継続時間に応じて前記節電モードへ移行させるタイミングを定める前記節電移行設定時間に相当する。これにより、前記利用状況においても、装置の状態が前記節電モードへ移行する前に前記ジョブを受け付けることができる可能性が高くなる。その結果、前記ジョブの処理効率が大幅に悪化することが防がれる。
図8および図9は、それぞれ前記ジョブの発生状況が同じ場合において設定待ち時間tksが延長される前および後の通電状態の制御状況を表す。
図9は、前記標準モードが継続中に前記プリントジョブが実行される場合における定着検出温度Thおよびヒーター電力Phのトレンドグラフである。また、図9においても、図7,8と同様に、起点t0、ジョブ受信時点t1およびヒーター停止期間txが示されている。
図9は、起点t0からジョブ受信時点t1までの時間が比較的短い状況下において起点t0以降も前記標準モードが継続される場合を示す。画像形成装置10は、図8に示されるような通電状態の制御状況において、前記延長条件の成立によって図9に示されるような制御状況へ移行する。
図9に示されるような制御状況においては、遅延時間tdが短いために前記ジョブの処理効率の低下が防がれる。また、図9の例は、図8の例と比べてヒーター610の消費電力の差違が小さく、場合によっては図8の例よりもヒーター610の消費電力が小さくなり得る。
以上に示したように、画像形成装置10が採用されれば、前記節電モードへの移行制御が前記ジョブの処理効率および節電効果の悪化を招くことを防止できる。
また、電子写真方式の画像形成装置10において、ヒーター610は、消費電力が大きく、遅延時間tdへの影響が大きな部品である。そのため、前記標準モードと前記節電モードとの違いが、ヒーター610への給電量が制御される状態と停止される状態との違いであれば、設定待ち時間tksの延長による前記ジョブの処理効率および節電についてより顕著な効果が得られる。
また、本実施形態において、前記延長条件が、前記短期復帰条件が成立する事態が予め定められた頻度で発生し、かつ、その間に予め定められた数以上のユーザーに対応する前記ジョブが受け付けられたことを含む。この場合、前述したように、前記短期復帰条件が成立するタイミングでの前記ジョブの受け付けが頻発する状況を早期に予測することができる。
なお、図4が示す例において、一時的に延長された設定待ち時間tksを元に戻す解除条件は、前記状態復帰時において前記短期復帰条件が成立しなくなったことである(S110,S114)。しかしながら、前記解除条件が他の条件であることも考えられる。
例えば、前記解除条件として、前記状態復帰時において前記短期復帰条件が成立しない事態が予め定められた頻度で発生するという条件が採用されることも考えられる。また、前記解除条件が、前記状態復帰時における前記節電モードの継続時間が予め設定された解除時間以上であるという条件であることも考えられる。この場合、前記解除時間は、前記短期復帰条件の前記上限時間よりも長い時間である。
[第2実施形態]
次に、図5,6に示されるフローチャートを参照しつつ、第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。第2実施形態に係る画像形成装置は、図1〜4に示される画像形成装置10と同じ構成を備える。
図5,6は、第2実施形態に係る画像形装置における、主制御部81による前記通電制御および中間モード割込処理の手順の一例である。以下の説明において、S201,S202,…,S301,S302,…は、主制御部81が実行する各工程の識別符号を表す。
主制御部81は、通電開始によって起動したとき、または、通電開始後に操作表示部80に対して予め定められた開始操作が行われたときなどに、図5に示される前記通電制御を開始する。
第2実施形態において、主制御部81の前記通電制御は、MPU811が節電制御プログラムPr1、復帰制御プログラムPr2、節電移行時間延長プログラムPr3および中間モード割込プログラムPr4を実行することによって実現される。
<工程S201〜S205>
第2実施形態の主制御部81は、前記通電制御において、まず、工程S201〜S205の処理を実行する。工程S201〜S205の処理は、図4における工程S101〜S105と同じ処理である。
但し、第2実施形態においては、前記イベント待ち状態における監視時間として、第1設定待ち時間tks1および第2設定待ち時間tks2が設定される。第1実施形態における設定待ち時間tksは、第2実施形態における第1設定待ち時間tks1に相当する。
<工程S206>
前記イベント待ち状態において前記作動イベントの発生がないまま、ジョブ待ち開始時刻D1からの経過時間が第1設定待ち時間tks1に達すると、主制御部81は、状況に応じてONまたはOFFに設定される延長フラグがONであるか否かを判定する。前記延長フラグの初期値はOFFである。
前記延長フラグは、前記イベント待ち状態の継続時間が前記第1設定待ち時間に達したときに、後述する中間モード割込処理を実行するか否かを選択するフラグである。前記延長フラグがONに変更される処理については後述する。主制御部81は、前記延長フラグの内容に応じて次の処理を選択する。
<工程S207〜S213>
前記延長フラグがOFFであるときに、前記作動イベントの発生がないまま、ジョブ待ち開始時刻D1からの経過時間が第1設定待ち時間tks1に達すると、主制御部81は、工程S207〜S213の処理を実行する。工程S207〜S213の処理は、図4における工程S106〜S112の処理と同じである。
但し、第2実施形態においては、第1実施形態における前記短期復帰条件、短期復帰履歴情報D3および前記延長条件が、それぞれ2つに区分されている。第2実施形態において、第1短期復帰条件、第1短期復帰履歴情報D3aおよび第1延長条件が、それぞれ第1実施形態における前記短期復帰条件、短期復帰履歴情報D3および前記延長条件に相当する。
なお、第2実施形態において、第2短期復帰条件、第2短期復帰履歴情報D3bおよび第2延長条件が、追加設定されている。これらについては後に説明する。
<工程S214>
工程S213において前記第1延長条件が成立する場合、主制御部81は、前記延長フラグをONに設定する。その後、主制御部81は、工程S205からの処理を繰り返す。
<工程S215>
工程S211での判定において前記第1短期復帰条件が成立しない場合、主制御部81は、第1短期復帰履歴情報D3aを初期化し、前記延長フラグをOFFに設定する。これにより、前記延長フラグが過去にONに設定されている場合には、前記延長フラグが初期値のOFFに戻される。また、前記延長フラグがOFFのままであれば、その状態が維持される。その後、主制御部81は、工程S205からの処理を繰り返す。なお、第1設定待ち時間tks1を延長する処理については後述する。
<工程S216>
工程S206において前記延長フラグがONであるとの判定結果が得られると、主制御部81は、前記中間モード割込処理を実行する。
前記中間モード割込処理は、工程S213において前記延長条件が成立した場合に、前記節電モードへの移行の前に、画像形成装置10の状態を中間モードへ移行さることによって前記節電モードへ移行するまでの時間をより長い時間へ変更する処理である。
前記中間モードは、前記節電モードよりも消費電力が大きく前記標準モードよりも消費電力が小さな通電状態である。より具体的には、前記中間モードは、前記目標設定温度が前記標準モードのときよりも低い第3目標定着温度Ts3に設定された状況下でヒーター610が温度フィードバック制御される状態である。例えば、第3目標定着温度Ts3は、第1目標定着温度Ts1または第2目標定着温度Ts2よりも50℃〜100℃程度低い温度である。
従って、前記中間モードから前記標準モードへの復帰の際の遅延時間tdは、前記節電モードから前記標準モードへの復帰の際の遅延時間tdよりも短い。
前記中間モード割込処理は、前記作動イベントの発生がないまま、前記イベント待ち状態の継続時間が第1設定待ち時間tks1に達したときに実行される(S204のYES)。
なお、工程S201〜S208の処理は、MPU811が節電制御プログラムPr1を実行することによって実現される。また、工程S209〜S210の処理は、MPU811が復帰制御プログラムPr2を実行することによって実現される。
また、工程S211〜S215および工程S216の処理は、MPU811が節電移行時間延長プログラムPr3実行することによって実現される。
[前記中間モード割込処理]
次に、図6を参照しつつ、工程S216において実行される前記中間モード割込処理の具体例について説明する。以下に示される工程S301〜S313の処理は、MPU811が節電移行時間延長プログラムPr3の一部である中間モード割込プログラムPr4を実行することによって実現される。
<工程S301>
前記中間モード割込処理において、まず、主制御部81は、その時点の時刻を中間移行時刻D4として記憶部812に記録する。既に中間移行時刻D4が記録されているときは、中間移行時刻D4を更新する。なお、時刻は計時部86によって計時される。
<工程S302>
さらに、主制御部81は、自装置の状態を前記標準モードから前記中間モードへ移行させる。これにより、定着制御部831は、前記目標設定温度を前記標準モードのときよりも低い第3目標定着温度Ts3に設定する。そのため、ヒーター610への給電量が前記標準モードにおけるそれよりも小さな状態となる。
<工程S303>
前記中間モードにおいて、主制御部81は、前記作動イベントの発生を監視する。
<工程S304>
工程S303において前記作動イベントの発生が検知されない場合、主制御部81は、中間移行時刻D4からの経過時間、即ち、前記中間モードの継続時間が予め設定された第2設定待ち時間tks2に達しているか否かを判定する。
主制御部81は、中間移行時刻D4からの経過時間が第2設定待ち時間tks2に達していない場合、工程S303からの処理を繰り返す。
<工程S305>
一方、前記作動イベントが発生しないまま中間移行時刻D4からの経過時間が第2設定待ち時間tks2に達した場合、主制御部81は、装置の状態を前記中間モードから前記節電モードへ移行させる。これにより、ヒーター610への給電が停止する。
<工程S306>
前記節電モードにおいて、主制御部81は、前記作動イベントの発生を監視する。
<工程S307>
前記中間モードにおいて前記作動イベントが発生すると、主制御部81は、自装置の状態を前記節電モードから前記標準モードへ移行させる。これにより、自装置の状態が前記第1標準モードへ移行する。
また、発生した前記作動イベントが操作表示部80に対する前記起動操作である場合、主制御部81による前記標準モードへの移行制御に応じて、定着制御部831が前記目標設定温度を第2目標定着温度Ts2に設定する。これにより、自装置の状態が前記第2標準モードへ移行する。その後、前記中間モード割込処理が終し、工程S205からの処理が繰り返される。
<工程S308>
一方、前記中間モードにおいて、中間移行時刻D4からの経過時間が第2設定待ち時間tks2に達するまでに前記作動イベントが発生した場合、主制御部81は、装置の状態を前記中間モードから前記標準モードへ移行させる。
前記作動イベントが前記プリントジョブの受信である場合、定着制御部831は、前記目標設定温度を第1目標定着温度Ts1に設定する。その他の場合、定着制御部831は、前記目標設定温度を第2目標定着温度Ts2に設定する。
<工程S309〜S311>
さらに、主制御部81は、工程S309〜S311において、工程S110〜S112の処理と同様の処理を実行する。工程S309〜S311の処理は、前記中間モードから前記標準モードへの復帰のタイミングに関して前記第2短期復帰条件および前記第2延長条件の成否を判定する処理である。なお、工程S110〜S112の処理は、前記節電モードから前記標準モードへの復帰のタイミングに関して前記短期復帰条件および前記延長条件の成否を判定する処理である。
また、工程S310において、工程S111と同様に、前記中間モードからの復帰に関する条件成立回数D31およびユーザー数D32を含む第2短期復帰履歴情報D3bを記憶部812に記録する。
<工程S312>
そして、前記第2延長条件が成立する場合、主制御部81は、工程S113と同様に、第1設定待ち時間tks1を初期値からそれよりも長い予め定められた値へ変更する。
<工程S313>
さらに、主制御部81は、第1短期復帰履歴情報D3aを初期化し、前記延長フラグをOFFに設定する。その後、前記中間モード割込処理が終し、工程S205からの処理が繰り返される。
<工程S314>
工程S309での判定において前記第2短期復帰条件が成立しない場合、主制御部81は、第2短期復帰履歴情報D3bおよび第1設定待ち時間tks1を初期化する。前記中間モード割込処理が終し、工程S205からの処理が繰り返される。
なお、MPU811が中間モード割込プログラムPr4を実行するときの主制御部81は、前記第1延長条件が成立した場合に、前記節電モードへの移行の前に、前記イベント待ち状態の継続時間に応じて自装置の状態を前記中間モードへ移行さることによって前記節電移行設定時間をより長い時間へ変更する。このときの主制御部81は中間モード割込部の一例である。
以上に示される第2実施形態においても、主制御部81は、前記節電モードへの移行時から比較的短時間のうちに新たな前記ジョブを受け付けることが頻発するような利用状況になることを予測する(S211〜S213)。
第2実施形態においては、前記延長フラグがOFFである状況下で、第1設定待ち時間tks1が、前記イベント待ち状態の継続時間に応じた前記節電モードへの移行のタイミングを定める前記節電移行設定時間に相当する。
また、第2実施形態において、前記延長フラグがONである状況下で、第1設定待ち時間tks1の初期値に前記中間モードの最大継続時間を表す第2設定待ち時間tks2を加えた時間が、前記節電移行設定時間に相当する。前記延長フラグは、前記第1延長条件が成立したときにONに設定される(S214)。
第2実施形態においても、主制御部81は、前記節電モードへの移行時から比較的短時間のうちに新たな前記ジョブを受け付けることが頻発するような利用状況、即ち、前記ジョブの処理効率が悪化するとともに節電効果を期待できない利用状況になることを予測する(S211〜S213)。
そして、主制御部81は、前記利用状況を予測した場合に、前記節電モードへの移行の前に、前記イベント待ち状態の継続時間に応じて自装置の状態を前記中間モードへ移行さることによって前記節電移行設定時間をより長い時間へ変更する。
換言すれば、主制御部81は、前記標準モードと前記節電モードとの間に前記中間モードを割り込ませることによって前記節電移行設定時間をより長い時間へ変更する。これにより、前記利用状況においても、装置の状態が前記節電モードへ移行する前に、前記中間モードにおいて前記ジョブを受け付けることができる可能性が高くなる。
図10は、前記中間モードへの移行から比較的短時間の後にプリントジョブが実行されるときの定着検出温度Thおよびヒーター電力Phのトレンドグラフである。
図10が示すように、前記中間モードから前記標準モードへの復帰の際の遅延時間tdは、図8に示される前記節電モードから前記標準モードへの復帰の際の遅延時間tdよりも短い。
従って、第2実施形態においても、前記節電モードへの移行制御が前記ジョブの処理効率および節電効果の悪化を招くことを防止できる。
また、第2実施形態において、前記中間モードから前記標準モードへ復帰する際に判定される前記第2延長条件が成立する場合には、第1設定待ち時間tks1がその初期値からより長い時間に変更される(S312)。
即ち、第2実施形態においては、前記第1延長条件が成立する場合に、第1段階として、前記標準モードと前記節電モードとの間に前記中間モードを割り込ませることによって前記節電移行設定時間をより長い時間へ変更する。この場合、前記標準モードを継続させるよりも節電効果が高く、前記節電モードへの移行よりも遅延時間tdを短くできる。
即ち、前記標準モードを継続させる図9の制御状況よりも、前記中間モードを割り込ませる図10の制御状況の方が節電効果が高い。また、前記中間モードを経ずに前記節電モードへ移行させる図8の制御状況よりも、前記中間モードを割り込ませる図10の制御状況の方が遅延時間tdを短くできる。
また、前記中間モードの割り込みが行われる状況下において前記第2延長条件が成立する場合、第2段階として、第1目標定着温度Ts1の延長によって前記標準モードの継続時間が延長される(S312)。これにより、前記中間モードの割り込み処理よりも遅延時間tdを短くできる。
[応用例]
以上に示された各実施形態において、前記短期復帰条件および前記延長条件の判定のパラメーターとして、前記イベント待ち状態の継続時間の代わりに、前記節電モードの継続時間に応じて変化する他のパラメーターが採用されることが考えられる。以下、このパラメーターの値のことを対象パラメーター値と称する。
例えば、定着検出温度Thが前記対象パラメーター値として採用されることが考えられる。前記節電モードの継続時間が長くなるほど、定着検出温度Thが前記標準モードにおける温度から徐々に低下する。
従って、定着検出温度Thが前記対象パラメーター値として採用される場合、前記短期復帰条件は、定着検出温度Thが予め設定された下限温度を下回っていないことを必要条件とする。
例えば、定着検出温度Thが前記下限時間以上であるという条件が、前記短期復帰条件として採用されることが考えられる。また、定着検出温度Thが予め設定された上限温度から前記下限温度までの範囲内であるという条件が、前記短期復帰条件として採用されることも考えられる。
また、第2実施形態において、工程S309〜S313の処理が省略されることも考えられる。この場合、前記標準モードと前記節電モードとの間に前記中間モードを割り込ませる処理(S206,S215)は有効であるが、第1設定待ち時間tks1を延長する処理(S312)は無効となる。
また、各実施形態において、MPU811が、前記イベント待ち状態の継続時間、前記節電モードの継続時間および前記中間モードの継続時間などを計時することも考えられる。
なお、本発明に係る画像形成装置は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 :原稿搬送読取部
2 :シート供給部
3 :シート搬送部
4 :画像形成部
5 :光走査部
6 :定着部
7 :端末装置
8 :制御部
9 :画像記録媒体
10 :画像形成装置
11 :画像読取部
21 :シート受部
22 :シート送出部
30 :搬送路
31 :レジストローラー
32 :搬送ローラー
33 :排出ローラー
41 :感光体
42 :帯電部
43 :現像部
45 :転写部
47 :クリーニング部
61 :定着ローラー
62 :加圧ローラー
70 :通信回線
80 :操作表示部
81 :主制御部
82 :画像走査制御部
83 :画像形成制御部
84 :画像処理部
85 :通信部
86 :計時部
90 :原稿
101 :排出トレイ
111 :原稿台
112 :読取ユニット
113 :光学系
114 :イメージセンサー
121 :原稿載置部
122 :搬送ローラー
123 :排紙トレイ
610 :ヒーター
800 :バス
801 :原稿センサー
802 :定着温度センサー
811 :MPU
812 :記憶部
831 :定着制御部
Ph :ヒーター電力
Pr1 :節電制御プログラム
Pr2 :復帰制御プログラム
Pr3 :節電移行時間延長プログラム
Pr4 :中間モード割込プログラム
Th :定着検出温度
td :遅延時間
tx :ヒーター停止期間

Claims (4)

  1. 画像形成に関する新たなジョブの受け付けを含む作動イベントの発生を待つイベント待ち状態の継続時間が予め設定された節電移行設定時間に達した場合に、自装置の状態を標準モードよりも消費電力の小さな節電モードへ移行させる節電制御部と、
    前記節電モードにおいて前記作動イベントが発生した場合に自装置の状態を前記標準モードへ移行させる復帰制御部と、
    前記復帰制御部によって自装置の状態が前記節電モードから前記標準モードへ移行する状態復帰時における、前記節電モードの継続時間または前記節電モードの継続時間に応じて変化する対象パラメーター値が予め定められた短期復帰条件を満たす事態が予め定められた頻度で発生したこと、を含む予め定められた延長条件が成立した場合に、前記節電移行設定時間をより長い時間へ一時的に変更する節電移行時間延長部と、を備え
    前記延長条件が、前記短期復帰条件が成立する事態が予め定められた頻度で発生し、かつ、その間に予め定められた数以上のユーザーに対応する前記ジョブが受け付けられたことを含む、画像形成装置。
  2. シート状の画像記録媒体に形成された現像剤の像を加熱するヒーターと、
    前記ヒーターが加熱する部分の温度を検出する温度センサーと、を備え、
    前記標準モードが、前記ヒーターへの給電量が前記温度センサーの検出温度のフィードバックにより制御されている状態であり、
    前記節電モードが、前記ヒーターへの給電が停止されている状態である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記対象パラメーター値が前記温度センサーの検出温度である、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記節電移行時間延長部は、前記延長条件が成立した場合に、前記節電モードへの移行の前に、前記イベント待ち状態の継続時間に応じて自装置の状態を前記節電モードよりも消費電力が大きく前記標準モードよりも消費電力が小さな中間モードへ移行さることによって前記節電移行設定時間をより長い時間へ変更する中間モード割込部を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置
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