JPH10268713A - 自動電源オフ回路 - Google Patents

自動電源オフ回路

Info

Publication number
JPH10268713A
JPH10268713A JP9071363A JP7136397A JPH10268713A JP H10268713 A JPH10268713 A JP H10268713A JP 9071363 A JP9071363 A JP 9071363A JP 7136397 A JP7136397 A JP 7136397A JP H10268713 A JPH10268713 A JP H10268713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
power
turned
power switch
power source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9071363A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3564925B2 (ja
Inventor
Toshikazu Azuma
敏和 東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP07136397A priority Critical patent/JP3564925B2/ja
Publication of JPH10268713A publication Critical patent/JPH10268713A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3564925B2 publication Critical patent/JP3564925B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 より適切なタイミングで機能する自動電源オ
フ回路を提供する。 【解決手段】 本発明の自動電源オフ回路は、電源と装
置との間に設けられる電源スイッチと、上記装置が所定
の時間以上の間、継続して操作されていないことを検出
する検出手段と、検出手段により、上記装置が所定時間
以上操作されていないことが検出された場合、電源スイ
ッチをオフに切り換える電源遮断手段と、電源遮断手段
により電源スイッチがオフに切り換えられた後に、次に
電源スイッチがオンに切り換えられるまでの時間を測定
する測定手段と、測定手段により測定された時間に基づ
いて、検出手段の検出する上記所定の時間の値を補正す
る補正手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等に備えられ、一定時間、装置が操作されない場合に、
自動的に電源スイッチをオフにする自動電源オフ回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、無駄な電力の消費を抑えるた
め、装置が一定時間操作されない場合に、自動的に電源
スイッチをオフにする自動電源オフ回路を備える複写機
やプリンタ等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の自動電源オフ回
路を備える複写機やプリンタ等において、無駄な電力の
消費を抑えることのみを目的とすれば、自動電源オフ回
路が当該複写機やプリンタ等の装置の操作がされなくな
ってから電源スイッチをオフに切り換えるまでの時間
(以下、この時間をTという)は、短い方が好ましい。
ところが、上記時間Tの値が、実際に装置を使用する平
均的な間隔(以下、この時間をtという)よりも短い場
合、頻繁に装置の電源が切られることとなる。このよう
な場合、電源スイッチのオン/オフが頻繁に繰り返され
ることとなり、その寿命を著しく縮めることになるとい
った別の問題が生じる。このように、無駄な電力の消費
を抑えつつ、かつ不必要に電源スイッチの切換が行なわ
れないように時間Tを設定することは難しい。
【0004】本発明の目的は、装置の使用状況に応じ
て、より適切なタイミングで機能する自動電源オフ回路
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動電源オフ回
路は、電源と装置との間に設けられる電源スイッチと、
上記装置が所定の時間以上の間、継続して操作されてい
ないことを検出する検出手段と、検出手段により、上記
装置が所定時間以上操作されていないことが検出された
場合、電源スイッチをオフに切り換える電源遮断手段
と、電源遮断手段により電源スイッチがオフに切り換え
られた後に、次に電源スイッチがオンに切り換えられる
までの時間を測定する測定手段と、測定手段により測定
された時間に基づいて、検出手段の検出する上記所定の
時間の値を補正する補正手段とを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を用いて、本発
明の自動電源オフ回路を適用した複写機について説明す
る。図1は、本発明の自動電源オフ回路を適用した複写
機の断面図である。本複写機は、原稿の画像データを読
み取る画像読み取り部210及び電子写真方式を採用す
る画像形成部250とに大きく分けられる。画像読み取
り部210において、原稿台ガラス1上に下向きに載置
された原稿は、露光ランプ2により照射される。原稿面
からの反射光は、ロッドレンズアレイ3を介してCCD
センサ4上に結像する。露光ランプ2、ロッドレンズア
レイ3、及び、CCDセンサ4よりなるスキャナ5は、
モータ7の働きにより副走査方向(矢印の方向)に移動
して原稿全面を走査する。CCDセンサ4は、入射した
原稿の反射光をアナログの電気信号に変換して出力す
る。CCDセンサ4より出力される電気信号は、画像処
理回路6において、シェーディング補正等が施された
後、8ビットの階調データに変換された後に、次の電子
写真画像形成部250へと出力される。電子写真画像形
成部250における画像形成処理は、以下のように行わ
れる。プリントヘッド部20は、入力される8ビットの
階調データに対して、所定のMTF補正や階調補正等を
施した後に、当該データに基づいて、レーザビームを発
光する。プリントヘッド部20より発光されたレーザビ
ームは、ミラー21を介して感光体ドラム22を露光す
る。感光体ドラム22は、1複写毎に露光を受ける前に
帯電チャージャ23により所定の電位に一様に帯電され
ている。この状態で露光を受けると、感光体ドラム22
上には、原稿の静電潜像が形成される。感光体ドラム2
2上に形成された静電潜像は、トナー現像器24により
現像される。給紙カセット50より用紙が給紙され、静
電吸着チャージャ28の働きにより転写ドラム25に巻
き付けられる。転写部では、転写チャージャ29によ
り、感光体ドラム22上に現像されたトナー像が搬送さ
れてくる用紙上に転写される。転写後の用紙は、分離爪
30により転写ドラム25から剥離され、搬送ベルト3
1により搬送された後、定着ローラ対32により加熱定
着処理が施される。定着後の用紙は、搬送ローラ33に
より排紙トレイ34に排出される。なお、DC電源部2
01は、電源スイッチ100のオンに応じて外部より供
給される交流電源を、直流電源に変換して複写機内部へ
出力する。上記構成の複写機では、コピー動作を行って
おらず、ユーザによる次の操作を待機している状態(以
下、この状態を待機状態という)においても、定着ロー
ラ対32の加熱ヒータは、定着器の温度維持のためオン
/オフを繰り返し、また、露光ランプ2は一定の電力を
消費する。後に説明するが、本複写機では、待機状態が
長く続くことによる無駄な電力の消費を防止することを
目的として、この待機状態が、設定時間T1だけ継続し
た場合に、電源スイッチ100をオフに切り換えて、D
C電源部201、スキャナ5の備える露光ランプ2、及
び、定着ローラ対32の加熱ヒータ等の負荷への電力供
給を停止する処理(自動電源オフ処理)を実行する。さ
らに、本複写機では、自動電源オフ処理により電源スイ
ッチ100がオフに切り換えられた後に、ユーザにより
電源スイッチ100が再びオンに切り換えられるまでの
時間T2に基づいて、複写機の使用頻度を調べ、その頻
度に応じて、上記設定時間T1を、無駄な電力の消費を
抑えつつ、かつ、不必要に電源スイッチの切り換えが行
なわれない値に補正する。
【0007】図2は、本複写機の回路構成を示す。商用
電源に接続される1次側回路には、電源スイッチ100
の接点101a,101bを通して、複写機の各負荷が
接続されている。負荷としては、主に、定着ローラ対3
2の定着ローラを加熱するヒータランプ202、露光用
ハロゲンランプ2、及び、DC電源部201等がある。
電源スイッチ100は、利用者の操作によりオン/オフ
される。この電源スイッチ100のオンにより複写機内
部へ電源が供給される。電源スイッチ100の内部に
は、電磁コイル102と鉄心103が設置されており、
電磁コイル102に通電することにより、接点101
a,101bが開放され、電源スイッチ100がオフに
切り変わる構成になっている。なお、制御部105は、
電源スイッチ100がオンに切り換えられて、DC電源
部201からの電力供給を受けることで動作可能とな
る。電源投入時、電磁コイル102には電力が供給され
ていない。制御部105は、複写機に何らかのトラブル
が発生した場合、又は、自動電源オフ機能を働かせる条
件が満たされた場合に電磁コイル102に電力を供給し
てスイッチ101をオフに切り換えて各負荷への電力供
給を停止する。電源検出部104は、ユーザの操作によ
り電源スイッチ100がオフに切り換えられたことを検
出する。なお、DC電源部201は、電源スイッチ10
0がオフに切り換えられてAC入力が遮断されてから数
十msが経過した後に出力が停止する。電源検出部104
は、電源スイッチ100がオフに切り換えられてAC入
力が遮断してから、上記のDC電源部201の遅延出力
に比べて十分に短い所定時間内に検出出力が切り変わる
ように時定数が設定されている。制御部105は、電源
スイッチ100がオフに切り換えられ、DC電源部20
1から供給される電力が所定値以下になった場合に制御
動作を停止するが、上記するように制御動作の停止前に
電源検出部104からの検出信号を受け取ることができ
るため、後述の自動電源オフ処理(電源スイッチ100
をオフに切り換えたときの時刻データのメモリ120へ
の書き込み)を確実に実行することができる。
【0008】図3は、制御部105のブロック図であ
る。制御部105は、中央演算処理装置(以下、CPU
という)110を中心として構成される。CPU110
は、複写機全体を統括制御する。クロック111は、電
池によりバックアップされており、複写機がユーザによ
る操作の待機中になってからの経過時間Taを測定する
ほか、複写機本体の電源が切られた時刻のデータDoff
と、次に電源が投入された時刻のデータDonを、同じく
電池でバックアップされているメモリ120に保存す
る。CPU110には、複写動作を実行するための駆動
用モータやクラッチやヒータランプ202等の複写機内
部の負荷200が接続されている。CPU110は、こ
れらの負荷200からの信号に基づいて、ユーザによる
操作の待機中を含む、複写機の動作状態を認識する。C
PU110は、操作パネル300に設ける表示部301
(図4を参照)の表示を制御するコントロールIC(図
示せず)と接続されており、当該ICに所定の制御信号
を送ることで、表示部に複写動作の操作に必要な各種の
情報を表示させる。CPU110は、クロック111に
より測定された時間Taが所定の値T1以上になった場
合に、電源スイッチ100に対して信号を送り、電磁コ
イル102を駆動させて、スイッチ101a及び101
bをオフに切り換える。なお、この電源を自動的に遮断
するまでの時間T1は、操作パネル300を介して任意
に設定することができる。設定された時間T1は、メモ
リ120に保存される。また、CPU110は、バスを
介してその他のCPUと接続されており、これら他のC
PUと情報の受け渡しを行うことで、複写機全体を制御
する。電源検出部104は、ユーザの操作により電源ス
イッチ100がオフに切り換えられたことを検出し、C
PU110に対して所定の検出信号を出力する。
【0009】図4は、操作パネル300の正面図であ
る。タッチパネル式の液晶表示部301は、コピー枚
数、コピー倍率、用紙サイズ、及び、自動電源オフの設
定持間T1等の入力ガイドを表示する他、自動補正時の
警告メッセージ、マシントラブル時の警告メッセージ等
の各種のメッセージの表示を行う。テンキー302は、
コピー枚数、コピー倍率を入力するためのキーである。
スタートキー303は、コピーを開始するためのキーで
ある。キー304は、複写機が待機状態になってから自
動的に電源をオフにするまでの時間T1を設定する入力
モードにはいるためのキーである。この入力モードの設
定時において、upキー305及びdownキー306
を操作することで、時間T1を長くしたり、短くしたり
することができる。なお、時間T1は、テンキー302
により直接入力することができる。
【0010】図5は、CPU110の実行する制御処理
における電源スイッチ100のオン/オフの状態と、電
磁コイル102への電流の供給のタイミングを表す図で
ある。タイミングt1でコピーが終了した後、ユーザに
より何の操作もされない待機状態が一定の時間T1だけ
経過した場合、この時間T1を経過したタイミングt2
において、電磁コイル102に電流が供給され、電源ス
イッチ100がオフに切り換えられる。制御部105に
備えるクロック111は、複写機の電源がオフされてか
ら電源が再び投入されるまでの時間T2(タイミングt
2からタイミングt3までの時間)を測定する。この時間
T2は、コピーの使用頻度の多い環境下にあるときには
短くなる。この結果、頻繁に自動電源オフ機能の働きに
よる電源スイッチ100のオフへの切り換えと、ユーザ
による再投入が繰り返されることになる。電源スイッチ
100の接点101a及び101bは、解放時に負荷の
コイル成分Lにより、アーク放電が発生し、接触面が荒
れて劣化する。このアーク放電は、接点の開放速度の速
い電磁コイル102による開放の場合に生じやすい。こ
の電源スイッチ100が劣化するのを防ぐには、図6に
示すように、自動電源オフ機能を働かすまでの待機時間
の値T1’を、例えば、T1+T2より大きな値に補正
して、電源スイッチ100が不必要にオフされる回数を
減少させればよい。以下に説明するが、本複写機では、
ユーザの使用頻度、即ち、その使用間隔の平均値に基づ
いて、設定時間T1を適切な値に補正する。
【0011】図7は、CPU110の実行する制御処理
のメインルーチンのフローチャートである。まず、電源
スイッチ100が切り換えられて複写機の電源がオンに
されると、CPU110に電力が供給され、以下の処理
が開始される。まず、各種RAMのデータクリアや各種
フラグのリセットなどの初期設定を行う(ステップS
1)。次に、1ルーチンの処理時間を規定するため、C
PU110のクロックを基準としたハードタイマによる
内部タイマをスタートさせる(ステップS2)。そし
て、自動電源オフ機能を働かせるまでの時間T1を設定
するオフ時間設定処理サブルーチンを実行する(ステッ
プS3)。そして、自動電源オフ処理サブルーチンにお
いて、設定されている時間T1以上の待機時間が経過し
た場合には自動で電源をオフに切り換え、更に、ユーザ
の使用頻度に応じて上記の時間T1を補正する(ステッ
プS4)。引き続きその他の各種処理を行い(ステップ
S5)、設定されているモードに応じたコピー動作を実
行する(ステップS6)。コピー動作が終了すると、内
部タイマが終了したかを判断する(ステップS7)。こ
こで、内部タイマが終了していない場合には(ステップ
S7でNO)、タイマが終了するのを待機する。内部タ
イマが終了した場合には(ステップS7でYES)、上
記ステップS2へ戻り、これら一連の処理を繰り返し実
行する。このように、各種の動作制御は、内部タイマの
終了を基準とした一定の処理時間で繰り返されるメイン
ルーチンを1単位としたカウンタ値によって行われる。
【0012】図8は、オフ時間設定処理サブルーチン
(図7、ステップS3)のフローチャートである。ま
ず、操作パネル300上に設ける自動オフ時間設定キー
304が押下されて入力モードが設定されているか否か
を判断する(ステップS10)。ここで、入力モードが
設定されていない場合には(ステップS10でNO)、
直ちにリターンする。一方、入力モードが設定されてい
る場合には(ステップS10でYES)、設定されてい
る時間T1の値を液晶表示部301に表示する(ステッ
プS11)。ここで、upキー305について調べる
(ステップS12)。upキー305が押下されていな
い場合には(ステップS12でNO)、直ちにステップ
S15へと進む。一方、upキー305が押下された場
合(ステップS12でYES)、設定されている時間T
1と最大値T1maxとを比較する(ステップS13)。
時間T1が最大値T1maxでなければ(ステップS13
でNO)、時間T1の値を1段階だけ大きくする(ステ
ップS14)。一方、時間T1が最大値T1maxの場合
には(ステップS13でYES)、ステップS14をス
キップしてステップS15に進む。次に、downキー
306について調べる(ステップS15)。downキ
ー306が押下された場合(ステップS15でYE
S)、時間T1と最小値T1minとを比較する(ステッ
プS16)。ここで、時間T1が最小値T1minでなけ
れば(ステップS16でNO)、時間T1の値を1段階
小さくする(ステップS17)。一方、時間T1が最小
値T1minの場合には(ステップS16でYES)、ス
テップS17をスキップしてステップS18へ進む。即
ち、上記ステップS12〜S17では、upキー30
5、downキー306の押下に応じて、その値が限界
値になるまで設定時間T1が増減される。スタートキー
303等特定のキーが押下されたか否かをチェックする
ことで、キー入力の終了を判断する(ステップS1
8)。キー入力の終了の場合には(ステップS18でY
ES)、メモリ120に記憶する時間T1のデータを更
新する(ステップS19)。キー入力の終了がなされな
い場合には(ステップS18でNO)、メモリ120に
記憶するデータの更新を行なわずに、そのままリターン
する。
【0013】図9は、自動電源オフ処理サブルーチン
(図6、ステップS4)のフローチャートである。ま
ず、コピー動作が終了しているか否かを判断する(ステ
ップS30)。ここで、コピー動作が終了していれば
(ステップS30でYES)、待機状態が時間T1以上
継続した場合に、電源スイッチ100をオフに切り換え
る以下の処理(ステップS31〜S36)を実行する。
まず、フラグfaがリセットされている状態かどうか
(0か否か)を調べる(ステップS31)。ここで、フ
ラグfaが0であれば(ステップS31でYES)、ク
ロック111を利用して待機時間を測定するタイマーT
aをスタートすると共に、フラグfaを1にセットする
(ステップS32)。既にフラグfaの値が1にセット
されている場合には(ステップS31でNO)、ステッ
プS32をスキップしてステップS33へ進む。次に、
タイマTaの値が設定時間T1に達しているか否かを判
断する(ステップS33)。ここで、タイマTaの値が
設定時間T1に達している場合には(ステップS33で
YES)、電磁コイル102をオンにして電源スイッチ
100をオフに切り換えると共に、フラグfbを1にセ
ットする(ステップS34)。さらに、このときのクロ
ック111から時刻データを変数Doffにセットして
(ステップS35)、メモリ120の更新を行う(ステ
ップS36)。なお、コピー動作中の場合(ステップS
30でNO)、又は、待機中ではあるが、タイマTaの
値が設定時間T1に達していない場合(ステップS33
でNO)、直ちにステップS37へと進む。次に、プリ
ントキー303が押下されてコピー動作が開始されたか
否かを判断する(ステップS37)。ここで、コピー動
作が開始された場合(ステップS37でYES)、タイ
マーTaをクリアすると共に、フラグfaをリセットし
て0にする(ステップS38)。なお、コピー動作が開
始されていない場合には(ステップS37でNO)、ス
テップS38の処理はスキップしてステップS39へと
進む。引き続き、自動電源オフ機能により装置の電源ス
イッチ100がオフにされた後に、次に電源がオンにさ
れるまでの時間T2に基づいて、上記設定時間T1の値
を補正する以下の処理を実行する(ステップS39〜S
49)。まず、フラグfbの値を調べる(ステップS3
9)。このフラグfbは、現在の前の電源オフがユーザ
の操作によるものか、自動電源オフによるものであるか
を示すものであり、0であれば、前回の電源オフがユー
ザの操作によるものであるため(ステップS39でN
O)、直ちにリターンする。一方、フラグfbが1にセ
ットされている場合には、自動電源オフ機能により電源
スイッチ100がオフに切り換えられていたと判断し
(ステップS39でYES)、引き続き、フラグfcの
値を調べる(ステップS40)。このフラグfcは、設
定時間T1の補正の有無を表すものであり、1にセット
されている場合には(ステップS40でNO)、既に補
正が行われているため、直ちにリターンする。一方、フ
ラグfcが0の場合には(ステップS40でYES)、
クロック111から時刻データを変数Donにセットする
と共に(ステップS41)、メモリ120より変数D
offを読み出し(ステップS42)、DonとDoffとの差
である時間T2を求める(ステップS43)。なお、こ
こで、自動電源オフ機能が動作したことを表すメッセー
ジを表示部301に表示すれば、ユーザに無用な不安感
を与えずに済む。次のステップS44及びS45におい
て、過去n回分の設定時間T1及び時間T2との和の平
均値を求める。即ち、メモリ120にストアされている
過去の設定時間T1及び時間T2の累計値Tbと、今回
の設定時間T1及び時間T2の合計を求め、累計値Tb
を更新すると共に、カウンタnbを1つカウントアップ
する(ステップS44)。そして、このカウンタnbが
nになったか否かを判断する(ステップS45)。この
カウンタnbの値がnでない場合には(ステップS45
でNO)、直ちにリターンする。一方、カウンタnbの
値がnになった場合(ステップS45でYES)、累計
値Tbをnで割ったものをTbとして、過去n回分の平
均値を求める(ステップS46)。求めた設定時間T1
及び時間T2の和の平均値、つまりTbが所定の基準値
ref未満か否かを判断する(ステップS47)。ここ
で、TbがTref以上の場合には(ステップS47でN
O)、直ちにリターンする。一方、TbがTrefに満た
ない場合には(ステップS47でYES)、設定時間T
1の値を基準値Trefに補正し、メモリ120にストア
している過去n回分のデータをクリアし、この処理の有
無を表すフラグfcを1にセットする(ステップS4
8)。そして、メモリ120に記憶する設定時間T1の
データを更新し、この設定時間の補正が行われたことを
操作パネル300に備える液晶表示部301に表示する
(ステップS49)。このように、電源スイッチ100
の再投入までの時間の平均値が基準値Trefに比べて短
い場合には、設定時間をこの基準値Trefにして不必要
に電源スイッチがオン/オフされることを防止し、電源
スイッチの早期劣化を防止する。なお、上記基準値T
refは、待機状態において、電源スイッチ100の耐久
度、その交換に要する費用、そして、単位時間当たりに
無駄に消費される電力の量等を考慮して特定すればよ
い。更に、自動電源オフとした場合に、電源検出部10
4の出力をモニタすれば、電源スイッチ100の接点が
開放されていることがわかる。このため、所定の期間、
自動電源オフが動作しない時には、定期的に自動電源オ
フ動作を行い、電源検出部104の出力を使って電源ス
イッチ100の動作チェックを行うことができる。この
動作チェック時に、電源検出部104の出力に変化がな
ければ、電源スイッチ100の動作不良として警告を行
うようにしてもよい。また、既に説明したように、ユー
ザは、操作パネル300を介して、電源オフまでの時間
T1を所望する値に適宜設定することができるため、使
い勝手を悪くすることなく装置を使用することができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明の電源遮断装置では、所定時間以
上の間、装置の操作が行われない場合には、電源スイッ
チをオフに切り換えるが、次に電源が投入されるまでの
時間に基づいて、次に電源スイッチを切るまでの時間を
補正する。従って、無駄な電力の消費を抑えると共に、
不必要に電源スイッチがオフに切り換えられるのを抑え
て、電源スイッチが劣化するのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電源遮断装置を適用した複写機の断
面図である。
【図2】 本複写機の回路構成を示す図である。
【図3】 制御部のブロック図である。
【図4】 操作パネルの正面図である。
【図5】 CPUの実行する制御処理における電源スイ
ッチのオン/オフの状態と、電磁コイルへの電流の供給
のタイミングを表す図である。
【図6】 自動電源オフ機能を働かせるまでの待機時間
をT1’に補正した場合のタイミングチャートである。
【図7】 CPUの実行する制御処理のメインルーチン
のフローチャートである。
【図8】 オフ時間設定処理のフローチャートである。
【図9】 自動電源オフ処理のフローチャートである。
【符号の説明】
100…電源スイッチ 102…電磁コイル 104…電源検出部 105…制御部 110…CPU 111…クロック 120…メモリ 200…負荷 201…DC電源部 202…ヒータランプ 210…画像読み取り部 250…画像形成部 300…操作パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と装置との間に設けられる電源スイ
    ッチと、 上記装置が所定の時間以上の間、継続して操作されてい
    ないことを検出する検出手段と、 検出手段により、上記装置が所定時間以上操作されてい
    ないことが検出された場合、電源スイッチをオフに切り
    換える電源遮断手段と、 電源遮断手段により電源スイッチがオフに切り換えられ
    た後に、次に電源スイッチがオンに切り換えられるまで
    の時間を測定する測定手段と、 測定手段により測定された時間に基づいて、検出手段の
    検出する上記所定の時間の値を補正する補正手段とを備
    えることを特徴とする自動電源オフ回路。
JP07136397A 1997-03-25 1997-03-25 自動電源オフ回路 Expired - Fee Related JP3564925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07136397A JP3564925B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 自動電源オフ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07136397A JP3564925B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 自動電源オフ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10268713A true JPH10268713A (ja) 1998-10-09
JP3564925B2 JP3564925B2 (ja) 2004-09-15

Family

ID=13458350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07136397A Expired - Fee Related JP3564925B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 自動電源オフ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3564925B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066790A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Canon Inc 画像形成装置
JP2009015649A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Canon Inc 電源制御装置、電源制御方法及び電源制御プログラム
JP2009220334A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Ricoh Co Ltd 電子機器、プログラム及び記録媒体
JP2010198535A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Nec Corp 消費電力低減回路および消費電力低減方法
JP2011016284A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Canon Inc 印刷制御装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム
JP2012040792A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Brother Industries Ltd プリンター
EP2653927A2 (en) 2012-04-18 2013-10-23 Canon Kabushiki Kaisha Power supply control device and system using the same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014079956A (ja) 2012-10-17 2014-05-08 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003066790A (ja) * 2001-08-24 2003-03-05 Canon Inc 画像形成装置
JP2009015649A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Canon Inc 電源制御装置、電源制御方法及び電源制御プログラム
JP2009220334A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Ricoh Co Ltd 電子機器、プログラム及び記録媒体
US8370670B2 (en) 2008-03-14 2013-02-05 Ricoh Company, Ltd. Electronic apparatus and storage medium
JP2010198535A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Nec Corp 消費電力低減回路および消費電力低減方法
JP2011016284A (ja) * 2009-07-08 2011-01-27 Canon Inc 印刷制御装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム
JP2012040792A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Brother Industries Ltd プリンター
EP2653927A2 (en) 2012-04-18 2013-10-23 Canon Kabushiki Kaisha Power supply control device and system using the same
JP2013222389A (ja) * 2012-04-18 2013-10-28 Canon Inc 電源制御装置及びそれを用いたシステム
CN103376689A (zh) * 2012-04-18 2013-10-30 佳能株式会社 电源控制装置和图像形成设备
US9423867B2 (en) 2012-04-18 2016-08-23 Canon Kabushiki Kaisha Power supply control for an image forming apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3564925B2 (ja) 2004-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7127189B2 (en) Heating unit, auxiliary power unit, fixing unit, and image forming apparatus
EP1990685A2 (en) Image forming apparatus
US8351801B2 (en) Image forming apparatus with a determining section that makes a determination when the apparatus transitions to a power saving mode of whether an image can be formed
US20160019443A1 (en) Image forming apparatus
JP4283764B2 (ja) 電源制御装置、発熱装置、定着装置、画像形成装置、電源制御方法および電源制御プログラム
JP2004101919A (ja) 省エネルギ設定方法及び画像形成装置
US7684723B2 (en) Image forming apparatus having storage battery
JP3564925B2 (ja) 自動電源オフ回路
US7113719B2 (en) Image forming apparatus
JP4388876B2 (ja) 画像形成装置
JP2012103580A (ja) 画像形成装置
JP2000075737A (ja) 画像形成装置及び方法
JP2000259033A (ja) 画像形成装置
JP4956169B2 (ja) 画像形成装置
JP4491504B2 (ja) 画像形成装置
JP6041914B2 (ja) 画像形成装置
JP2004170457A (ja) 画像形成装置
JP4685524B2 (ja) 画像形成装置
JP2004177697A (ja) 画像形成装置およびドライバプログラム
JP2020170138A (ja) 画像形成装置
JP3315495B2 (ja) 画像形成装置
JP5894411B2 (ja) 画像形成装置
JPH06161175A (ja) 画像形成装置
JP2005164922A (ja) 画像形成装置
JPH1010918A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040518

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120618

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130618

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees