JP4491504B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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この発明は、画像形成装置に関し、より詳細には節電モードキーの操作によって処理待ちモードを節電モードへ切り換えることのできる画像形成装置に関する。
ユーザからの画像形成の要求を受けて処理を行う画像形成装置において、画像形成処理を実行していない待機状態での消費電力を抑制するために、節電の程度が異なる複数の節電モードを備えることがある。種々の画像形成方式のうち電子写真方式の画像形成装置では、最も電力を消費するのはシート上に転写されたトナーを加熱して溶融させ、シートに定着させるための定着部である。待機状態では画像形成処理を実行していないので、定着部を所定温度に維持するために供給される電力は、省エネルギーの観点からすれば無駄な電力ということができる。そこで、電子写真方式の画像形成装置は、待機状態で画像形成処理の要求を受けず、また何も操作されずに所定時間が経過すると定着部の温度を所定の温度に下げたり、定着部への電力供給をまったく遮断したりする節電モードを備えている。実際には、前記の節電モードは定着部以外の部分についても省エネルギーの観点から種々の制御を行う場合があるが、説明の簡単のためにこの明細書においては節電モードの代表例として定着部の制御のみに関して説明する。
節電モード中に画像形成の要求を受けた場合、画像形成プロセスのためにトナーを溶融させるための所定温度へ定着部を復帰させる必要があるが、そのためにはある程度の復帰時間が必要になる。前記復帰時間は節電モードでの定着温度に依存し、維持温度が低いほど、即ち消費電力が少なく省エネルギー効果が大きいほど復帰時間が長くなり、ユーザの利便性は悪くなる。省エネルギー効果と復帰時間は互いに相容れない状況にある。この矛盾を少しでも解決し、省エネルギーとユーザの利便性を両立させるために、一日のうち装置の処理頻度が高い時間帯と低い時間帯とを求め、求めた時間帯に応じて直ちに処理が可能なスタンバイモード(処理待ちモード)と省エネルギー効果はあるが直ちに処理を行うことのできないパワー低下モード(節電モード)とを切り換えることにより、使用頻度の高い時間帯使い勝手の向上と省エネルギーの両立を図る方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、別の観点から、ユーザの意志によって節電を行う節電モードキーを備え、節電モードから復帰したときに節電モードに移行する前の設定を利用可能な装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
平2−289863号公報 特開2000−158756号公報
しかしながら、特許文献1では、操作がないまま所定時間が経過したときに時間帯に応じた節電モードへ移行する処理のみが開示されており、任意の時点でユーザの意図によって節電モードに切換えるために節電モードキーを操作した場合や、節電モードからの復帰処理に関しては言及されていない。また、特許文献2では、ユーザの意志によって節電を行う節電モードキーを備えた装置において、節電モードからの復帰時に節電モードへ移行する前の設定情報が保持されることが開示されているが、省エネルギーとユーザの利便性を両立させるように節電モードを切換える制御については言及されていない。
この発明は、ユーザの意志に応じて任意の時点で待機モードを節電モードに切換えることができ、しかもユーザの利便性を大きく損なわずに省エネルギー効果を得ることができる待機モードの切換制御手法を提供するものである。
この発明は、処理待ちの待機状態において、画像形成処理の要求を受ければ処理を開始できる処理待ちモードと、処理待ちモードよりも待機中の消費電力が少ないが画像形成処理の要求を受けてから処理が開始できる状態へ復帰するまでに時間を要する複数の節電モードとのいずれかの待機モードで装置を待機させる待機状態制御部と、ユーザの操作によって処理待ちモードを前記複数の節電モードのいずれかへ切り換えるための節電モードキーを含む操作部と、節電モードキーが操作された場合にどの節電モードを選択するかの切換条件を予め保持する切換条件保持部と、節電モードキーが操作された場合に、切換条件に応じた1つの節電モードを選択し、選択した節電モードに待機モードを切り換えるよう待機状態制御部に要求する手動モード切換部とを備えることを特徴とする画像形成装置を提供する。
この発明の画像形成装置は、節電モードキーが操作された場合に、切換条件に応じた1つの節電モードを選択し、選択した節電モードに待機モードを切り換えるよう待機状態制御部に要求する手動モード切換部を備えるので、使用状況に応じた切換条件を設定することにより省エネルギーとユーザの利便性を両立させる節電モードの切換制御を実現することができる。
MFPコントローラの処理のうち、待機モードの切換に関する機能的な構成を示すブロック図である。(実施の形態2) この発明に係る画像形成装置の一例である電子写真方式のフルカラーMFPの全体構成を示す説明図である。(実施の形態1) 自動モード切換と手動モード切換の設定条件の例を示す説明図である。(実施の形態5) 節電モードキーが押された場合に、手動モード切換部が行う処理の一例を示すフローチャートである。(実施の形態6) シャットオフモード中に、プレヒートモードの設定時間帯がきたとき、手動モード切換部が、待機モードをシャットオフモードからプレヒートモードへ切換える処理の一例を示すフローチャートである。(実施の形態6)
この発明の画像形成装置は、処理待ちの待機状態において、画像形成処理の要求を受ければ処理を開始できる処理待ちモードと、処理待ちモードよりも待機中の消費電力が少ないが画像形成処理の要求を受けてから処理が開始できる状態へ復帰するまでに時間を要する複数の節電モードとのいずれかの待機モードで装置を待機させる待機状態制御部と、ユーザの操作によって処理待ちモードを前記複数の節電モードのいずれかへ切り換えるための節電モードキーを含む操作部と、節電モードキーが操作された場合にどの節電モードを選択するかの切換条件を予め保持する切換条件保持部と、節電モードキーが操作された場合に、切換条件に応じた1つの節電モードを選択し、選択した節電モードに待機モードを切り換えるよう待機状態制御部に要求する手動モード切換部とを備えることを特徴とする。
ここで、節電モードで画像形成処理の要求をうけた場合に、処理開始までの復帰時間を要するのは、待機中の消費電力を減らすために画像形成装置内の各部への電力供給を減らしたり、遮断したりした部分が画像形成処理可能な状態に復帰するまでに時間を要するためである。また、節電モードが複数あるのは、各モードによって復帰時間および省エネルギーの効果が異なり、ユーザの利便性と省エネルギー効果が相反する関係にあるためである。
画像形成装置が、現在時刻を計時するタイマ部をさらに備え、切換条件保持部は、節電モードキーが操作された時間帯に応じて選択されるべき節電モードを切換条件として保持し、手動モード切換部は、節電モードキーが操作された時刻をタイマ部から取得し、取得した時刻に応じた節電モードを切換条件に基づいて選択するようにしてもよい。このようにすれば、節電モードキーが操作された時間帯に応じた節電モードを選択するので、高い使用頻度が想定される時間帯は復帰時間の短い節電モードを選択し、使用頻度が高くないと想定される時間帯には省エネルギー効果の大きい節電モードを選択するように切換条件を設定することができ、このような切換条件設定によってユーザの利便性と省エネルギー効果の両立を図ることができる。
また、前記の画像形成装置は、使用状況に応じた切換条件を切換条件保持部に設定する切換条件設定部をさらに備えていてもよい。このようにすれば、ユーザあるいはサービスエンジニアなどが個々の画像形成装置の使用状況に応じた切換条件を設定することができ、一律に固定された切換条件に比べてより適切な条件設定が可能になる。従って、より各ユーザの使用状況に適合した切換条件で節電モードが選択され、これによってユーザの利便性と省エネルギー効果をよりユーザにふさわしい状態で両立させることができる。
あるいはまた、切換条件保持部が、第1節電モードを選択する第1時間帯と第1節電モードより復帰時間の長い第2節電モードを選択する第2時間帯とを保持し、前記手動モード切換部が、第2時間帯で節電モードキーが操作されたことに応じて待機モードを第2節電モードに切換えた後に第1時間帯がきたとき、待機モードを第2節電モードから第1節電モードに切り換えるようにしてもよい。このようにすれば、高い使用頻度が想定された第1時間帯は、過去の履歴にかかわらず復帰時間の短い第1節電モードが選択されるので、ユーザの利便性を大きく損なわず、第1時間帯に比べて低い使用頻度が想定された第2時間帯は、第1節電モードに比べて高い省エネルギー効果が得られる第2節電モードを選択するように待機モードの切換制御を実現することができる。ユーザの使用頻度が時間帯に依存する場合、例えば、就業時間帯と就業時間外の時間帯とで使用頻度が異なる使用状況に対して、好適な節電モードの切換制御が可能になる。
前記画像形成装置が、節電モードキーに対する操作の種類に応じて、特定の節電モードを選択する操作か、切換条件に応じた節電モードを選択する操作かを判別する操作状態判別部をさらに備え、手動モード切換部は、節電モードキーに対する操作の種類が特定の節電モードを選択であると操作状態判別部が判別した場合は前記操作に対応する節電モードを選択し、前記操作が切換条件に応じた節電モードを選択する操作であると操作状態判別部が判別した場合は、切換条件に応じた節電モードを選択するようにしてもよい。このようにすれば、必要に応じてユーザの意志に応じた節電モードを切換条件にかかわらず選択することができるので、ユーザが意図した節電モードを選択したい場合に簡単な操作で当該節電モードを選択することができる。
また、前記操作状態判別部が、節電モードキーの押下時間の長さに基づいて操作の種類を判別するようにしてもよい。このようにすれば、押下時間の長短に応じて操作の種類が判別されるので、ユーザにとって覚えやすくかつ単純な操作で意図した節電モードが選択される。
さらにまた、待機状態制御部が、処理待ちの待機状態が画像形成処理を中断した後の再開待ちの状態であるかどうかを識別し、手動モード切換部が、待機状態が再開待ちの状態かどうかを待機状態制御部から取得して再開待ち状態であれば最も復帰の時間が短い節電モードを選択してモードを切換え、再開待ち状態でなければ切換条件保持部の条件に応じた1の節電モードを選択して選択した節電モードに切り換えるようにしてもよい。このようにすれば、再開待ち状態のように、もうすぐ画像形成処理が再開されるであろうと予測される状況下では復帰時間の短い節電モードが選択されるので、ユーザの利便性を大きく損なわずに待機させることができる。
待機状態制御部が、操作部が待機状態での標準設定状態か標準設定から操作されて設定が変更された状態かを認識し、手動モード切換部が、待機状態制御部から操作部の設定状態を取得し、標準状態でなければ最も復帰の時間が短い節電モードを選択してモードを切換え、標準状態であれば切換条件保持部の条件に応じて1の節電モードを選択して選択した節電モードに切り換えるようにしてもよい。このようにすれば、操作部の設定が変更された状態のように、もうすぐ画像形成処理が開始されるであろうと予測される状況下においては復帰時間の短い節電モードが選択されるので、ユーザの利便性を大きく損なわずに待機させることができる。ここで、操作部の標準状態とは、待機状態で操作部の設定を初期状態に戻す処理が行われた場合、即ち、設定を初期状態に戻すためのキーが操作部に備えられており、そのキーが押された場合や、所定時間以上操作部が操作されなかった場合に自動的に操作部の設定が初期化された場合の操作部の設定状態のことをいう。
また、前記画像形成装置は、処理待ちモード中に所定の操作が所定時間以内に行われなかった場合、待機のモードを節電モードに切換える自動モード切換部をさらに備え、切換条件保持部は、自動モード切換部による待機モードの切換の際、どの節電モードを選択するかの条件を、手動モード切換部の切換条件と別に保持するように構成されてもよい。このようにすれば、自動モード切換についても、自動モード切換に対応する切換条件に応じて最適な節電モードを選択できるばかりでなく、自動モード切換と手動モード切換とでそれぞれ最適な条件設定を行うことができ、使用状況により適した条件設定が可能になる。
前記画像形成装置が、切換条件保持部の条件を設定する切換条件設定部をさらに備え、切換条件保持部が、手動モード切換部が第1節電モードを選択する第1時間帯と第1節電モードより復帰時間が長い第2節電モードを選択する第2時間帯と自動モード切換部が前記第1節電モードを選択する第3時間帯と前記第2節電モードを選択する第4時間帯とを保持し、前記切換条件設定部は、第1時間帯の設定と第3時間帯が所定の関係を保つように、その一方の時間帯が設定された場合に他方の時間帯を対応させて設定するか、第2時間帯と第4時間帯とが所定の関係を保つように、その一方の時間帯が設定された場合に他方の時間帯を対応させて設定するか、あるいは第1時間帯と第3時間帯、第2時間帯と第4時間帯をそれぞれ対応させて設定し、手動モード切換部は、節電モードキーが操作された時刻をタイマ部から取得し、取得した操作時刻が第1時間帯に属する場合は第1節電モードを、第2時間帯に属する場合は第2節電モードをそれぞれ選択し、自動モード切換部は、節電モードへ切換える際に、現在時刻をタイマ部から取得し、当該時刻が第3時間帯に属する場合は第1節電モードを、第4時間帯に属する場合は第2節電モードをそれぞれ選択するように構成されてもよい。
このようにすれば、自動モード切換と手動モード切換の設定が関連する場合、ユーザが全ての設定を個別に行わなくても使用の状況に応じて最適な節電モードが選ばれるようにすることができ、ユーザの操作の手間を減らすことができる。
以下、図面に示す実施形態に基づいてこの発明をさらに詳述する。
(実施の形態1)
図2は、この発明に係る画像形成装置の一例として、電子写真方式のフルカラーMFP(Multi Function Peripherals、あるいは複合機ともいう)の全体構成を示す説明図である。図2のスキャナ部1070中の露光部1002に原稿が載置され、原稿の読み取り面を第1露光走査部1003が走査して露光し、原稿に反射した光を第2露光走査部1004、光学レンズ1005を経てイメージセンサ1006へ導く。イメージセンサ1006はセンサ面上に結像した原稿画像を電気的な画像データの信号に変換する。そして、画像データは、画像データおよびメカを制御するMFPコントローラ101へ入力される。入力された画像データは、MFPコントローラ101内で画像処理されて印刷部(プリンタ)1071へ出力される。また、MFPコントローラ101は、印刷部1071が備えるブラック用レーザ走査ユニット(以下LSUという)1015やイエロー作像ユニット1021、マゼンタ作像ユニット1031、シアン作像ユニット1041に含まれるLSUへの画像データの転送を制御する。以上が、コピアとして機能する場合のMFPにおける画像データの流れの例である。
このほか、例えば、ネットワーク・スキャナとして機能する場合はスキャナ部1070から入力した画像データを、例えばネットワークに接続されてそれらとの間でデータをやり取りする転送部104を介してネットワーク上の指定された端末へ転送する。一方、ネットワーク・プリンタとして機能する場合は、ネットワーク上の端末から転送部104を介して転送されたプリントデータをMFPコントローラ101で展開処理して印刷部1071へ転送して印刷する。あるいは、転送部104は、例えばUSBで接続された外部の装置と画像データをやりとりしてもよい。以上がスキャナ、プリンタとして機能する場合のMFPにおける画像データの流れの一例である。
MFPコントローラ101は、マイクロコンピュータとマイクロコンピュータが実行するプログラムやバックアップデータを記憶するROM、作業用のワークエリアを提供するRAM、入出力回路などから構成することができる。さらに、画像データを記憶する画像メモリとしてのDRAMやハードディスク、画像データを処理する回路などを含んでいてもよい。また、メカ制御のために、定着部1052への電源供給や、電子写真プロセスに関する各負荷をオンオフする出力回路、定着温度センサをはじめとする各センサからの信号を受ける入力回路を含んでいてもよい。
また、操作部103は、例えば液晶やLEDなどの表示素子やキーを含んでいてもよい
図2に示す印刷部1071は、プリンタエンジンの一態様である電子写真式のフルカラープリンタの例である。MFPコントローラ101で処理されたブラックのプリントデータは、LSU1015内のレーザ素子(図示せず)への信号が入力され、LSU1015からのレーザ光が感光体1013の表面を走査し、感光体1013の表面上に静電潜像が形成される。形成された潜像は、現像部1017によって現像され、イメージ領域にトナーを付着させる。感光体表面のイメージ領域に付着したトナーは第1転写部1020で転写ベルト1050に転写される。以上がブラック(K)のプリントデータについての説明であるが、カラーデータの場合はイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色について同様の作像処理が行われ、転写ベルト1050に転写される。これらの処理を行う部分は図2の点線で描かれた矩形内に配置された各色の作像ユニット1021、1031、1041である。このようにして転写ベルト1050上に転写された各色のトナーは第2転写部1012で、用紙トレイ1010から給送された用紙に転写された後、定着部1052で溶かされて各色が積層された部分では色が混ぜ合わされて用紙に定着され、出紙部1055へ出力される。
図2のフルカラーMFPで、画像形成処理の要求は次のようにして与えられる。MFPをコピアとして動作させるための画像形成処理の要求は、ユーザが操作部103の各種設定キーを操作してコピーの条件設定を行った後に、操作部103に設けられたコピー開始キーを押すことによって要求がMFPコントローラ101に伝えられ、画像形成処理が開始される。一方、MFPをプリンタとして動作させるための画像形成処理の要求は、転送部104を介して接続された端末をユーザが操作することによって与えられ、転送部104からMFPコントローラ101へ伝えられる。
図2に示すフルカラーMFPで、最も電力を消費する部分は、定着部1052である。
定着部1052は、内部にヒータが配置された定着ローラを有し、定着ローラの表面温度は、トナーが転写されたシートが、定着ローラのニップ部を通過するときにYMCK各色のトナーを溶かして混色させるため、画像形成処理中はMFPコントローラ101によってほぼ一定温度、例えば170℃に維持される。
しかし、画像形成処理の要求を受ける前の待ち状態、すなわち待機モードが所定時間以上続き、しかもユーザによる操作パネルや原稿セットなどの操作が行われなかった場合、MFPコントローラ101は、待機状態での消費電力を抑制するために、待機モードを第1の節電モードであるプレヒートモードに切換える。プレヒートモードでは、定着部1052の制御温度が画像形成処理中の温度より低い温度に維持される。例えば、画像形成処理中は170℃の制御温度が、プレヒートモード中は130℃に制御される。プレヒートモード中に画像形成要求を受けると、MFPコントローラ101は、定着温度を170℃まで上昇させた後に画像処理を開始する。定着温度が低いと、トナーを十分溶かすことができず、画像不良や汚れの原因になるからである。定着温度が130℃から170℃へ復帰するまでには、例えば30秒の時間を要する。
プレヒートモードの状態でさらに画像形成処理の要求を受けず、かつユーザによる操作がされずに待機状態が続くと、やがてMFPコントローラ101は、待機モードをプレヒートモードから第2の節電モードであるシャットオフモードへ切換える。シャットオフモードでは、定着への電力供給を完全に遮断する。また、そのほかにも、例えば操作部の液晶表示を消すなどして待機状態での電力消費を大幅に抑制する。シャットオフモードで定着部の余熱が失われて冷えた状態で画像形成処理の要求を受けると、定着温度を前記の170℃まで上昇させるには、例えば3分の復帰時間を必要とする。
一方、操作部103には、節電モードキーが設けられている。処理待ちモード中にユーザが節電モードキーを押すと、MFPコントローラ101は、それに応答して待機モードを節電モードへ切換えることができる。従って、ユーザの意志により任意のタイミングで処理待ちモードを節電モードへ切換えることができる。この待機モードの切換制御については、以下でさらに詳細に説明する。
(実施の形態2)
この実施の形態では、節電モードキーが押されたときに待機モードを節電モードへ切換える第1の実施態様を説明する。
図1は、MFPコントローラ101の処理のうち、待機モードの切換に関する機能的な構成を示すブロック図である。図1で、節電モードキー110は、図2の操作部103の構成に含まれる。また待機状態制御部111、切換条件保持部112、手動モード切換部113、タイマ115、切換条件設定部116、操作状態判定部117、自動モード切換部118は、図2のMFPコントローラ101の処理として実現され、定着部通電スイッチ114はMFPコントローラの出力回路で実現される。スキャナ部1070、印刷部1071、定着部1052は、それぞれ図2において同符号で示される構成部分に対応している。また、図1において点線で示した部分は、それがなくてもこの発明の特徴を含む最小構成が実現されることを示している。
待機状態制御部111は、画像形成装置全体、即ちスキャナ部1070や印刷部1071、操作部103を待機モードに応じた状態に制御すると共に、節電モードから処理待ち状態への切換えのトリガとなる所定の操作がユーザによって行われたかどうかを調べ、あるいは、画像形成処理の要求を受けて節電モードから画像形成処理を開始する状態へ復帰させるかどうかを調べて復帰が必要な場合は、定着部1052への電源をオンオフする定着部通電スイッチ114をはじめとする装置内の負荷を制御する。シャットオフモードで操作部103の表示を消す場合は、その制御も待機状態制御部111が行う。
操作部103に設けられた節電モードキー110は、処理待ちモードでこのキーが押されたときに、待機モードを処理待ちモードに切換えるもので、節電モードキー110によって、ユーザが意図した任意のタイミングで待機モードを節電モードにすることができる。
節電モードキー110が押されると、その情報は手動モード切換部113へ伝えられる。手動モード切換部113は、節電モードキー110が押されたことが伝わると、どの節電モードに切換えるかを判断して、判断結果を待機状態制御部111に伝え、待機モードを選択した節電モードに切換える。節電モードの選択に際しては、切換条件保持部112に保持されている条件を参照して判断を行う。例えば、節電モードキー110が押されると、手動モード切換部113は、タイマ115からその時点の時刻を取得して節電モードキー110が押された時刻とする。一方、切換条件保持部112には、節電モードキーが押されたときにプレヒートモードを選択する時間帯が保持されている。節電モードキー110が押された時刻と切換条件保持部112の条件とを比較して、節電モードキー110が押された時刻が、プレヒートモードを選択する時間帯に含まれていた場合は、待機状態制御部111に対してプレヒートモードへの切換を要求する。切換条件保持部112には、シャットオフモードへ切換える時間帯も保持されており、節電モードキー110が押された時刻が、シャットオフモードを選択する時間帯に含まれていた場合は、待機状態制御部111に対してシャットオフモードへの切換を要求する。
プレヒートモードへ切換える時間帯は、例えば日中の就業時間などユーザの使用頻度が高いと思われる時間帯に設定されてもよい。一方、シャットオフモードへ切換える時間帯は、就業時間後の深夜から早朝など、ユーザの使用頻度が低いと思われる時間帯に設定されてもよい。
また、節電モードキー110が押され、手動モード切換部113が、切換条件保持部112の設定時間帯にしたがってシャットオフモードへ待機モードを切換えた場合、その後、切換条件保持部112に保持されているプレヒートモードの時間帯が到来したら、待機モードをシャットオフモードからプレヒートモードに切換えるようにしてもよい。このようにすれば、過去の履歴にかかわらず、切換条件保持部112に保持されているプレヒートモードの時間帯が来れば、節電モードとしてプレヒートモードが選択される。従って、ユーザの使用頻度が高いと思われる時間帯では、装置の節電モードは、常にプレヒートモードになり、画像形成処理の要求を受けたときは、長い復帰時間を要せずに画像形成処理を開始することができる。
切換条件保持部112に保持される時間帯は、固定値として保持されていてもよいが、ユーザによって変更可能であってもよい。変更は、例えば、操作部103からユーザ等の操作によって行うようにすればよい。この場合、図2に示す切換条件設定部116が、操作部103の操作内容に応じた条件を切換条件保持部112に設定するようにすればよい。
あるいはまた、切換条件保持部112に保持される時間帯は、ユーザの所定期間内の使用履歴に基づいて自動的に設定あるいは更新されるようにしてもよい。
前述の説明では、切換条件保持部に保持される条件は、節電モードキー110が押された時間帯であったが、この実施の形態において切換条件保持部112が保持する条件は時間帯の設定に限定されるものではなく、たとえば、直近の所定時間内における使用頻度の程度などであってもよい。直近の使用頻度が所定の頻度よりも高い場合、節電モードキー110が押されたときにプレヒートモードへ切換える。一方、前記所定の頻度より低い場合は、シャットオフモードへ切換える。このようにすれば、直近の使用頻度が高いので、節電モードへ切換えた後も使用頻度が高いと思われる状況下においては、節電モードとしてプレヒートモードが選択され、直近の使用頻度が低いので、節電モードへ切換えた後も使用頻度が低いと思われる状況下においては、シャットオフモードが選択されるので、状況に応じて最適と思われる節電モードが選択される。
(実施の形態3)
この実施の形態では、節電モードキーの押し方に応じてユーザの意図した節電モードを選択できるようにする手法の例について説明する。
実施の形態2では、節電モードキー110が押された場合に、切換条件保持部112の条件に応じた節電モードを手動モード切換部113が選択するが、場合によってはユーザ

が自分の意図する節電モードを指定して切換えたいことがある。これを実現する手法として、節電モードキー110の押し方を操作状態判定部117が判定し、予め定められた条件に節電モードキー110の押し方が合致した場合に、対応する節電モードに待機モードを切換えるようにしてもよい。
例えば、操作状態判定部117は、節電モードキー110を押された時間の長さが1秒未満の場合を第1操作、押下時間が1秒以上の場合は第2操作であると判定し、判定結果を手動モード切換部113へ伝える。手動モード切換部113は、操作状態判定部117から受けた節電モードキー110の操作の種類に応じて処理を行う。即ち、前記第1操作に対して、切換条件保持部112の条件に応じた節電モードを選択し、前記第2操作に対しては、切換条件保持部112の条件にかかわらずシャットオフモードへ待機モードを切換える。
操作状態判定部117が行うキー操作の種別判定は、前述のようなキーの押下時間に限定されるものではない。例えば、1秒間の間に1回だけキーが押された場合を第1操作、2回繰り返してキーが押された場合を第2操作、3回以上繰り返してキーが押された場合を第3操作と判定し、前記と同様に第1操作の場合は、切換条件に応じた節電モードを選択し、第2操作の場合はシャットオフモードへ切換え、第3操作の場合はプレヒートモードへ切換えるようにしてもよい。
(実施の形態4)
この実施の形態では、画像形成処理中断状態など、まもなく画像形成処理の要求を受けるであろうと思われる状態では、復帰時間の短い節電モードを選択する手法の例について説明する。
まもなく画像形成処理の要求をうけるであろうと予測される状態の一例は、画像形成処理の途中に用紙切れなどのために処理が中断し、用紙補充待ちの待機状態にある場合である。この場合、用紙切れの警告にユーザが気づいて用紙が補給されたら、直ちに画像形成処理が再開される可能性が高いと予測される。このほかにも、トナー切れ、紙詰まり、排紙トレイ満杯などいくつかの中断要因がある。これら、装置側に中断要因がある場合は、その状態を待機状態制御部111が認識し、中断状態での待機中に節電モードキー110が押された場合には、切換条件保持部112の条件にかかわらず復帰時間の短いプレヒートモードへ待機モードを切換える。
また、まもなく画像形成処理の要求を受けるであろうと予測される状態の他の一例は、操作部103がユーザに操作され、標準の設定が変えられた状態である。ユーザが標準の設定を変えたということは、画像形成処理を行うための準備であると考えられる。従って、操作部103の設定が標準状態から変えられた後は、まもなく画像形成処理が再開される可能性が高いと予測される。この状態を待機状態制御部111が認識し、この状態で節電モードキー110が押された場合には、切換条件保持部112の条件にかかわらず復帰時間の短いプレヒートモードを選択する。
(実施の形態5)
この実施の形態では、所定の操作が所定時間以内に行われなかった場合に待機モードを節電モードに切換える自動モード切換部をさらに備えた画像形成装置において、手動モード切換と自動モード切換えの切換条件設定を連動させる手法の一例について説明する。
図1に示した自動モード切換部118は、処理待ちモードでの待機状態で所定時間以上画像形成処理の要求を受けず、かつ所定の操作、即ち操作部103の操作や原稿のセットなどが行われなかった場合に、待機モードをプレヒートモードあるいはシャットオフモードに切換える。いずれのモードに切換えるかは、切換条件保持部112に、手動モード切換条件とは別に保持される設定条件に基づいて決定される。図3は、自動モード切換と手

動モード切換の設定条件の例を示す説明図である。図3(a)は、自動モード切換の時間帯設定の一例であり、24時間を1サイクルとして、0時から24時までの1日の時間帯をプレヒートモードとシャットオフモードのいずれに割当てるかを示している。図3(a)の例では、0時00分〜8時29分、12時00分〜12時59分、17時00分〜23時59分までの時間帯はシャットオフモードが、8時30分〜11時59分、13時00分〜16時59分までの時間帯はプレヒートモードが割当てられている。例えば、処理待ちモードの待機状態で所定時間操作がなく、節電モードに切換えようとする際、自動モード切換部118は現在の時刻を取得し、それが10時00分であれば、プレヒートモードに切換える。あるいは、取得した現在時刻が12時30分であれば、シャットオフモードへ切換える。前記設定時間例は、オフィスの典型的な就業時間に合致しており、就業開始の8時30分から昼の休憩時間を除く就業終了の17時00分までの間に節電モードへ切換わる場合はプレヒートモードが選択される。一方、就業時間外あるいは休憩時間中に節電モードへ切換わる場合はシャットオフモードが選択される。
節電モードキー110を押下して節電モードに切換える場合の条件は、自動モード切換とは別に設定される。しかし、両者の設定が連動するようにしてもよい。例えば、図3(b)に示すように、自動モード切換で12時00分を境界としてそれ以前をプレヒートモード、それ以降をシャットオフモードに割当てると、手動モード切換の切換条件もそれに連動して11時50分、即ち12時00分よりも10分前に時間帯の境界が設定され、11時50分までに節電モードキー110が押された場合はプレヒートモードへ、それ以降に節電モードキー110が押された場合はシャットオフモードへ切換わるように設定される。
また、例えば、自動モード切換で17時00分を境界としてそれ以前をプレヒートモード、それ以降をシャットオフモードに割当てると、手動モード切換の切換条件もそれに連動して16時40分、即ち17時00分よりも20分前に時間帯の境界が設定され、16時40分までに節電モードキー110が押された場合はプレヒートモードへ、それ以降に節電モードキー110が押された場合はシャットオフモードへ切換わるように設定される。あるいは、手動モード切換の時間帯設定に自動モード切換の設定を連動させるようにしてもよい。前記の設定例における自動モード切換と手動モード切換の関係は、以下のような想定に基づく。昼の休憩時間直前あるいは就業時間の終了直前に節電モードキーが押される状況は、その後の休憩時間あるいは退社に備えてユーザが節電モードキー110を押したものと考えることができる。従って、たとえ就業時間内であっても、この場合はより省エネルギー効果の大きなシャットオフモードに切換えたほうがユーザの意図に沿うものと想定される。
前述したように、自動モード切換と手動モード切換とは、その切換条件に関連があるが、まったく同じではない場合がある。この場合、自動モード切換と手動モード切換の設定を連動させることにより、ユーザが全ての設定を個別に行わなくても使用の状況に応じて最適な節電モードが選ばれるようにすることができ、ユーザの操作の手間を減らすことができる。自動モード切換と手動モード切換の切換条件の関係を変更可能に保持してもよい。即ち、前述の自動モード切換の17時00分の設定に対する手動モード切換の16時40分の関係は、手動モード切換の切換条件がそれに対応する自動モード切換の切換条件より20分早い関係にあるが、この20分を変更可能に保持してもよい。
(実施の形態6)
この実施の形態では、手動モード切換部113が行う処理の具体的な一例をフローチャートに沿って説明する。
図4は、節電モードキー110が押された場合に、手動モード切換部113が行う処理の一例を示すフローチャートである。図4の処理ルーチンは、処理待ちモードの待機状態

において、ポーリングあるいはタイマ割り込みで繰り返し呼ばれるものとする。手動モード切換部113は、まず節電モードキー110が押されたかどうかを判断し(ステップS1)、押されていなければ、何も処理をせずに終了する。一方、キーが押された場合、ルーチンはステップS2へ進み、紙詰まりや用紙なしの状態で画像形成処理が中断状態にあるかどうかを調べる。中断状態の場合、ルーチンはステップS8へ進み、節電モードとしてプレヒートモードを選択して、選択したモードへ待機モードを切換えるように待機状態制御部111に通知して処理を終了する。
一方、ステップS2で中断状態でないと判断した場合、ルーチンはステップS3へ進み、操作部103が標準状態か、ユーザに操作されて設定が変更された状態かを調べる。変更されている場合、ルーチンはステップS8へ進み、節電モードとしてプレヒートモードを選択して、選択したモードへ待機モードを切換えるように待機状態制御部111に通知して処理を終了する。一方、操作部103が標準状態の場合、ルーチンはS4へ進み、操作状態判定部117による節電モードキーの押下の判定結果を調べる。前記判定結果がキーの長押しと判定された場合、ルーチンはS9へ進み節電モードとしてシャットオフモードを選択し、選択したモードへ待機モードを切換えるように待機状態制御部111に通知して処理を終了する。一方、判定結果が長押しでない場合、ルーチンはS5へ進み、タイマ115から現在時刻を取得する。さらに、切換条件保持部112に保持されている手動モード切換の切換条件を参照し(ステップS6)、取得した現在時刻がプレヒートモードへ切換える時間帯に属するか、シャットオフモードに切換える時間帯に属するかを判断する(ステップS7)。その結果、シャットオフモードに切換える時間帯であると判断した場合、ルーチンはS9へ進む。一方、プレヒートモードに切換える時間帯であると判断した場合、ルーチンはS8へ進む。
また、図5は、シャットオフモード中に、プレヒートモードの設定時間帯がきたとき、手動モード切換部113が、待機モードをシャットオフモードからプレヒートモードへ切換える処理の一例を示すフローチャートである。図5のルーチンは、タイマ割り込み処理中で所定時間ごとに実行される。図5のフローチャートで、まず現在の待機モードがシャットオフモードかどうかを調べる(ステップS20)。シャットオフモードでなければ、何もせずに処理を終了する。一方、シャットオフモード中であれば、タイマ115から現在時刻を取得する(ステップS21)。そして、切換条件保持部112に保持された切換条件の時間帯を取得する(ステップS22)。そして、取得した現在時刻を切換条件と比較し、現在時刻がプレヒートモードへ切換える時間帯に属するかどうかを判断する(ステップS23)。プレヒートモードへ切換える時間帯に属していれば、節電モードとしてプレヒートモードを選択して、選択したモードへ待機モードを切換えるように待機状態制御部111に通知して(ステップS24)処理を終了する。一方、プレヒートモードへ切換える時間帯に属していなければ、そのまま何もせずに処理を終了する。図5の処理によって、シャットオフモード中にプレヒートモードの設定時間帯がくると、待機モードがプレヒートモードに切換わる。
101 MFPコントローラ
103 操作部
104 転送部
110 節電モードキー
111 待機状態制御部
112 切換条件保持部
113 手動モード切換部
114 定着部通電スイッチ
115 タイマ
116 切換条件設定部
117 操作状態判定部
118 自動モード切換部
1000 原稿トレイ
1001 原稿送り装置
1002 露光部
1003 第1露光走査部、露光ランプユニット
1004 第2露光走査部
1005 光学レンズ
1006 イメージセンサ
1010 用紙トレイ
1011 レジスト部
1012 第2転写部
1013 感光体
1014 帯電部
1015 レーザ走査ユニット、LSU
1016 レーザビーム
1017 現像部
1018 トナー容器
1019 感光体クリーニング部
1020 第1転写部
1021,1031,1041 作像ユニット
1050 転写ベルト
1051 転写ベルトクリーニング部
1052 定着部
1053 両面反転部
1054 スイッチャ
1055 出紙部
1070 スキャナ部
1071 印刷部、プリンタ

Claims (2)

  1. 処理待ちの待機状態において、画像形成処理の要求を受ければ処理を開始できる処理待ちモードと、処理待ちモードよりも待機中の消費電力が少ないが画像形成処理の要求を受けてから処理が開始できる状態へ復帰するまでに時間を要する複数の節電モードとのいずれかの待機モードで装置を待機させる待機状態制御部と、
    ユーザの操作によって処理待ちモードを前記複数の節電モードのいずれかへ切り換えるための節電モードキーを含む操作部と、
    節電モードキーが操作された場合にどの節電モードを選択するかの切換条件を予め保持する切換条件保持部と、
    節電モードキーが操作された場合に、切換条件に応じた1つの節電モードを選択し、選択した節電モードに待機モードを切り換えるよう待機状態制御部に要求する手動モード切換部とを備え、
    前記待機状態制御部は、待機状態が画像形成処理を中断した後の再開待ちの状態か否か、あるいは、操作部が標準設定状態か否かを識別し、
    前記手動モード切換部は、待機状態制御部の識別に応じて前記待機状態が再開待ちの状態であるか又は操作部が標準設定状態でなければ最も復帰の時間が短い節電モードに切換えるよう待機状態制御部に要求し、前記待機状態が再開待ち状態でないか又は操作部が標準設定状態であれば切換条件保持部の条件に応じた1の節電モードに切り換えるよう待機状態制御部に要求することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記待機状態制御部は、画像形成処理の途中で用紙切れ、トナー切れ、紙詰まりまたは排紙トレイ満杯の事象により処理が中断した状態を再開待ちの状態と識別する請求項1に記載の画像形成装置。
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