JP2003094771A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003094771A
JP2003094771A JP2001287904A JP2001287904A JP2003094771A JP 2003094771 A JP2003094771 A JP 2003094771A JP 2001287904 A JP2001287904 A JP 2001287904A JP 2001287904 A JP2001287904 A JP 2001287904A JP 2003094771 A JP2003094771 A JP 2003094771A
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image forming
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mode
forming apparatus
timetable
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JP2001287904A
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Tomoyuki Takahira
知幸 高平
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置の稼動状態に即したタイムテーブルを作
成して、そのタイムテーブルに基づいてきめ細かく電力
モードを設定する画像形成装置を提供する。 【解決手段】 設定されたタイムテーブルの時刻を検知
する(S1)。一致していなければ現在の電力モードを
そのまま継続して(S6)、ステップS1に戻る。ステ
ップS1で一致していれば、現在の電力モードと異なる
かを判断する(S2)。異なっていなければ現在の電力
モードをそのまま継続して(S7)、ステップS1に戻
る。ステップS2で異なっていれば、スリープモードか
を調べ(S3)、スリープモードであれば、スリープモ
ードを実行して(S8)、ステップS1に戻る。ステッ
プS3でスリープモードでなければ、待機モードかを調
べ(S4)、待機モードであれば、待機モードを実行し
て(S9)、ステップS1に戻る。ステップS4で待機
モードでなければ、印刷モードかを調べ(S5)、印刷
モードであれば、印刷モードを実行して(S10)、ス
テップS1に戻る。ステップS4で印刷モードでなけれ
ば、やはりステップS1に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、さらに詳しくは、複数の省電力モードを有する画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からプリンタ、コピー等の画像入出
力機器においては、紙の搬送、駆動、現像系やステープ
ル等の後処理の機構は、印刷時のみ駆動している。しか
し、定着装置においては連続印刷するために定着ローラ
を十分に加熱しておかないと連続印刷中にトナーの定着
不良となってしまうので、印刷時以外も動作していた。
特に、定着装置は最も電力を消費する部分である。そこ
で、消費電力を押さえる方法として、定着に必要な温度
よりも若干低い温度での待機状態を設定していた。しか
しながらそのような待機状態においても定着ローラの温
度は高く、消費電力も低下しない。そこで特開2001
−111732公報のように、通常は予め設定されてい
る一定時間内にユーザーの操作が無い場合やホストコン
ピュータからデータが来ない場合には、電力消費を低減
させるために自動的に低電力モードに入り、定着装置を
オフにしたり、作像エンジンの電源を切るなどのスリー
プモードに移行させるようにしている。このような省電
力モードは、ユーザーの操作やホストコンピュータから
のデータを受信することで省電力モードが解除され、印
刷可能な状態に復帰するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようにプリンタや
コピーは、予め設定されている時間以上未使用の状態が
続いたときに初めて、省電力モードに移行するようにな
っているが、使用したいときにスリープモードに入って
いたり、使用する頻度の高い時間帯に省電力モードに入
ってしまい、使用できるようになるまで待たなければな
らなかった。また、プリンタやコピーに電源スイッチが
ある場合は、その電源スイッチをオフにすれば見かけ上
は低電力モードと同様の状態になる。このように低電力
モードへの移行及び低電力モードからの復帰はユーザー
による操作とホストコンピュータからの要求によるデー
タ受信とシステム内部のタイマー動作によって制御され
ている。また、従来はホストコンピュータから低電力モ
ードの設定を行うことが可能であったが、低電力モード
への移行可否や印刷終了後等の動作からの移行時間設定
だけという簡易なものであった。本体からの設定も移行
時間とモードの設定という同様の簡単な物であった。し
かし現状は、資源や環境問題、国際エネルギースタープ
ログラム制度等により、待機状態での消費電力を規制す
る形でますます、省電力の要望が強まってきている。本
発明は、かかる課題に鑑み、装置の稼動状態に即したタ
イムテーブルを作成して、そのタイムテーブルに基づい
てきめ細かく電力モードを設定する画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる課題を解
決するために、請求項1の発明は、消費電力を抑制する
機能を有する画像形成装置において、現在時間を計時す
るタイマと、前記画像形成装置の消費電力を設定する電
力モード設定手段と、該電力モードを時系列に設定した
タイムテーブルと、を備え、前記タイマの現在時間と前
記タイムテーブルに設定された時刻を比較して一致した
場合、前記タイムテーブルに設定された前記電力モード
を前記電力モード設定手段により実行し、前記タイマの
現在時間と前記タイムテーブルに設定された時刻が一致
しない場合、現在実行中の電力モードを継続することを
特徴とする。ユーザによって画像形成装置を使用する目
的、時間、使用頻度は多様である。しかし、ある特定の
ユーザ毎には1つの決まったパターンがある。例えば、
一般の会社の場合、朝電源が投入されて始業時に1回目
のピークがあり、昼休みを挟んで、午後の業務再開時に
2回目のピークがある。そして終業して電源が切られ
る。そこで、ユーザ毎にこのパターンをタイムテーブル
に記録しておき、それに基づいて電力モードを設定すれ
ば好ましい。かかる発明によれば、タイマの現在時間と
前記タイムテーブルに設定された時刻を比較して一致し
た場合、前記タイムテーブルに設定された前記電力モー
ドを前記電力モード設定手段により実行し、前記タイマ
の現在時間と前記タイムテーブルに設定された時刻が一
致しない場合、現在実行中の電力モードを継続するの
で、ユーザの使用パターンに最適な電力モードを設定で
き、利便性と同時に省電力の効果を発揮することができ
る。
【0005】また、請求項2の発明は、前記タイムテー
ブルが設定されない場合、前記タイマに基づき前記電力
モード設定手段により電力モードを設定することも本発
明の有効な手段である。タイムテーブルが設定されない
場合もある。その場合、制御を行わないと電力の無駄が
生じてしまう。そこで、画像形成装置内のタイマを利用
して所定の時間使用されない場合、待機モードあるいは
スリープモードに移行する制御が可能である。かかる技
術手段によれば、タイムテーブルが設定されない場合、
前記タイマに基づき前記電力モード設定手段により電力
モードを設定するので、装置の電力消費を抑制すること
が可能となる。また、請求項3の発明は、前記タイムテ
ーブルは前記画像形成装置上の操作手段若しくは通信ネ
ットワーク若しくは遠隔地からの操作が可能な遠隔シス
テム上から前記電力モードを設定可能としたことも本発
明の有効な手段である。タイムテーブルは一旦設定した
ら変更しないとは限らない。むしろ周囲の状況変化によ
り一定期間ごとに変更することがありうる。またその方
法はいろいろあり、例えば、装置に設けてある操作部か
ら行なったり、または通信装置を備えた装置であればイ
ンターネットを通じて行なったりする方法がある。かか
る技術手段によれば、前記タイムテーブルは前記画像形
成装置上の操作手段若しくは通信ネットワーク若しくは
遠隔地からの操作が可能な遠隔システム上から前記電力
モードを設定可能としたので、使用状況の変化に迅速に
対応が可能となる。また、請求項4の発明は、前記画像
形成装置は、前記タイマにより駆動する月毎のカレンダ
ーを更に備え、前記タイムテーブルは前記画像形成装置
上の操作手段若しくは前記カレンダーの所定の規則から
前記電力モードを設定可能としたことも本発明の有効な
手段である。タイムテーブルは基本的に1日単位のテー
ブルである。実際には曜日により使用状況が変化する。
例えば、月曜日と週末ではその他の曜日に比べて稼働率
が異なるはずである。また、月単位の場合、月により使
用状況が異なってくる。例えば、期末の3月と9月とそ
の他の月では同じではない。このように曜日、月により
管理するにはカレンダーが必要である。かかる技術手段
によれば、タイムテーブルは前記画像形成装置上の操作
手段若しくは前記カレンダーの所定の規則から前記電力
モードを設定可能としたので、曜日単位、月単位でさら
に細かくタイムテーブルを構成することができ、さらに
精度の高い省電力が可能となる。
【0006】また、請求項5の発明は、前記画像形成装
置は、該画像形成装置の稼動実績を記憶するジョブログ
を更に備え、該ジョブログを解析して前記電力モードを
時系列に設定したタイムテーブルを自動生成することも
本発明の有効な手段である。画像形成装置は一般に稼動
状況の管理のために内部にカレンダーを持ち、このカレ
ンダーに従って毎日の稼動実績(ジョブログ)を記録し
ていく。従ってこのジョブログを解析すれば自動的にタ
イムテーブルが作成可能となる。かかる技術手段によれ
ば、ジョブログを解析して前記電力モードを時系列に設
定したタイムテーブルを自動生成するので、作成する手
間が省け、さらにタイムテーブルの精度が高くなる。ま
た、請求項6の発明は、前記タイムテーブルと前記操作
手段と前記ジョブログにより生成されたタイムテーブル
の何れか1つが選択された場合、前記電力モード設定手
段は該選択された対象の指示により電力モードを設定す
ることも本発明の有効な手段である。電力モード設定手
段は、設定されたタイムテーブルか操作部からの指示
か、あるいはジョブログにより生成されたタイムテーブ
ルにより電力モードが設定される。つまり、前記選択さ
れたものが優先的に電力モードを設定するものである。
かかる技術手段によれば、電力モード設定手段は該選択
された対象の指示により電力モードを設定するので、省
電力のバリエーションが拡がる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施形
態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載
される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配
置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそ
れのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。図1は、本発明の実施形態の画像形成装置であるレ
ーザプリンタの構成を示したブロック図である。レーザ
プリンタ100は、コントローラ20、エンジンドライ
バ30、プリンタエンジン40および内部インターフェ
イス6から構成されている。そして、このレーザプリン
タ100は、ホストコンピュータ200から転送される
プリントデータを受信してコントローラ20によりペー
ジ単位のビットマップデータに展開し、レーザープリン
タ100を駆動するためのドット情報であるビデオデー
タに変換して内部インターフェイス6を介してエンジン
ドライバ30へ送り、プリンタエンジン40をシーケン
ス制御して用紙に可視像を形成する。コントローラ20
は、メインの中央処理装置(以下、CPUと記す)3
と、そのCPU3が必要とするプログラム・定数データ
および文字フォント等を格納したROM(Read Only Me
mory)1と、一般的なデータやドットパターン等をメモ
リするRAM(Random Access Memory)2と、データの
入出力を制御するI/O4と、このI/O4を介してC
PU3と接続される操作パネル5とから構成され、互い
にデータバス・アドレスバス・コントロールバス等で接
続されている。
【0008】エンジンドライバ30は、サブのマイクロ
コンピュータ(以下、MPUと記す)9と、そのMPU
9が必要とするプログラム・定数データ等を格納したR
OM7と、一時的なデータをメモリするRAM8と、デ
ータの入出力を制御するI/O10から構成され、互い
にデータバス・アドレスバス・コントロールバス等で接
続されている。 I/O10は、内部インターフェイス
6と接続され、コントローラ20からのビデオデータや
操作パネル5上の各種スイッチの状態を入力したり、画
像クロック(WCLK)やペーパーエンド等のステータ
ス信号をコントローラ20へ出力する。また、このI/
O10は、プリンタエンジン40を構成する書込ユニッ
ト11およびその他のシーケンス機器群12と、同期セ
ンサを含む各種センサ類13とも接続されている。コン
トローラ20は、ホストコンピュータ200からプリン
ト命令等のコマンドおよび文字データ・画像データ等の
プリントデータを受信し、それらを編集して文字コード
ならばROM1に記憶している文字フォントによって画
像書き込みに必要なドットパターンに変換し、それらの
文字および画像のビットマップデータをRAM2内のビ
デオRAM領域にページ単位で展開する。そして、エン
ジンドライバ30からレディー信号と共に画像クロック
WCLKが入力すると、コントローラ20はRAM2内
のビデオRAM領域に展開されているビットマップデー
タ(ドットパターン)を画像クロックWCLKに同期し
たビデオデータとして内部インターフェイス6を介して
エンジンドライバ30に出力する。また、操作パネル5
上には、図示しないスイッチや表示器があり、オペレー
タからの指示によりデータを制御したり、その情報をエ
ンジンドライバ40に伝えたり、プリンタの状況を表示
器に表示したりするようになっている。エンジンドライ
バ40は、コントローラ20からの内部I/F6を介し
てドット補正されて入力するビデオデータにより、プリ
ンタエンジン40の書込ユニット11および帯電チャー
ジャ・現像ユニット、定着ユニット等のシーケンス機器
群12等を制御したり、画像書込に必要なビデオデータ
を内部I/F6を介して入力して書込ユニット11に出
力すると共に、同期センサその他のセンサ類13からエ
ンジン各部の状態を示す信号を入力して処理したり、必
要な情報やエラー状況(例えばペーパーエンド等)のス
テータス信号を内部I/F6を介してコントローラ20
へ出力する。
【0009】図2は、本発明の第1の実施形態の動作フ
ローチャートである。図1と併せて参照しながら説明す
る。このフローチャートはタイムテーブルが予めROM
7あるいはRAM8内に設定されている場合を想定して
いる。まず、設定されたタイムテーブルの時刻とエンジ
ンドライバ30内のMPU9にあるタイマとを比較して
一致したかを検知する(S1)。一致していなければ
(NOのルート)現在の電力モードをそのまま継続して
(S6)、ステップS1に戻る。ステップS1で一致し
ていれば(YESのルート)、タイムテーブルの該当す
る時刻の電力モードを調べて現在の電力モードと異なる
かを判断する(S2)。異なっていなければ(NOのル
ート)現在の電力モードをそのまま継続して(S7)、
ステップS1に戻る。ステップS2で異なっていれば
(YESのルート)、スリープモードかを調べ(S
3)、スリープモードであれば(YESのルート)、ス
リープモードを実行して(S8)、ステップS1に戻
る。ステップS3でスリープモードでなければ(NOの
ルート)、待機モードかを調べ(S4)、待機モードで
あれば(YESのルート)、待機モードを実行して(S
9)、ステップS1に戻る。ステップS4で待機モード
でなければ(NOのルート)、印刷モードかを調べ(S
5)、印刷モードであれば(YESのルート)、印刷モ
ードを実行して(S10)、ステップS1に戻る。ステ
ップS4で印刷モードでなければ(NOのルート)、や
はりステップS1に戻る。
【0010】このように、ユーザによってレーザプリン
タ100を使用する目的、時間、使用頻度は多様であ
る。しかし、ある特定のユーザ毎には1つの決まったパ
ターンがある。例えば、一般の会社の場合、朝電源が投
入されて始業時に1回目のピークがあり、昼休みを挟ん
で、午後の業務再開時に2回目のピークがある。そして
終業して電源が切られる。そこで、ユーザ毎にこのパタ
ーンをタイムテーブルに記録しておき、それに基づいて
電力モードを設定すれば、タイマの現在時間とタイムテ
ーブルに設定された時刻を比較して一致した場合、タイ
ムテーブルに設定された電力モードを電力モード設定手
段により実行するので、ユーザの使用パターンに最適な
電力モードを設定でき、利便性と同時に省電力の効果を
発揮することができる。
【0011】図4は、前記各モードの1日の変化を示す
タイムテーブルの一例の図である。縦軸に各モード、横
軸に時刻を示す。時刻は任意である。例えば、朝出勤と
同時に電源を入れ、待機モードからスタートする(ポイ
ント)。所定の時間後印刷の要求が集中するので待機
モードから印刷可モードに変更する(ポイント)。そ
の時間が経過し、昼休みが近づき一旦待機モードに戻る
(ポイント)。その後昼休みに入り待機モードからス
リープモードに切り替る(ポイント)。昼休みの終了
が近づくと、再び印刷可モードに切り替り(ポイント
)、午後のピークを迎える。ピークが終了する頃には
再びスリープモードに戻す(ポイント)。終業に近く
ある程度印刷需要がある時間は待機モードに戻し(ポイ
ント)、残業のために再び使用されるので印刷可モー
ドにする(ポイント)。そして終業によりスリープモ
ードに戻す(ポイント)。また、タイムテーブルは必
ずしも1日中設定されているとは限らない。また、一旦
タイムテーブルにより設定された電力モードから、次の
設定変化点までは所定の時間が必要である。従って、そ
の間は現在設定されている電力モードか、あるいは設定
以前の電力モードを実行するのが好ましい。これによ
り、タイムテーブルを忠実に実行することができる。ま
た、タイムテーブルが設定されない場合もある。その場
合、制御を行わないと書き込みユニット11内の定着ユ
ニットの電力の無駄が生じてしまう。そこで、MPU1
1内のタイマを利用して所定の時間使用されない場合、
待機モードあるいはスリープモードに移行する制御が可
能である。これにより、タイムテーブルが設定されない
場合、タイマに基づき省電力モードを設定するので、装
置の電力消費を抑制することが可能となる。
【0012】タイムテーブルは一旦設定したら変更しな
いとは限らない。むしろ周囲の状況変化により一定期間
ごとに変更することがありうる。またその方法はいろい
ろあり、例えば、コントローラ20に設けてある操作部
パネル5から行なったり、または通信装置を備えた装置
であればインターネットを通じて行なったりする方法が
ある。これにより、使用状況の変化に迅速に対応が可能
となる。また、タイムテーブルは基本的に1日単位のテ
ーブルである。実際には曜日により使用状況が変化す
る。例えば、月曜日と週末ではその他の曜日に比べて稼
働率が異なるはずである。また、月単位の場合、月によ
り使用状況が異なってくる。例えば、期末の3月と9月
とその他の月では同じではない。このように曜日、月に
より管理するにはカレンダーが必要である。このカレン
ダーをROM7内に置いて、曜日,月による管理が可能
となる。これにより、曜日単位、月単位でさらに細かく
タイムテーブルを構成することができ、さらに精度の高
い省電力が可能となる。
【0013】図3は、本発明の第2の実施形態の動作フ
ローチャートである。図1と併せて参照しながら説明す
る。このフローチャートはタイムテーブルが予めROM
7あるいはRAM8内に設定されている場合を想定して
いる。まず、設定されたタイムテーブルの時刻とエンジ
ンドライバ30内のMPU9にあるタイマとを比較して
一致したかを検知する(S20)。一致していなければ
(NOのルート)現在の電力モードをそのまま継続して
(S25)、待機モードかを調べ(S30)、待機モー
ドであれば(YESのルート)、このモードがタイムオ
ーバかを調べる(S31)。そしてスリープモードに切
替え(S32),ステップS20に戻る。ステップS3
0,S31でNOの場合はステップS20に戻る。ステ
ップS20で一致していれば(YESのルート)、タイ
ムテーブルの該当する時刻の電力モードを調べて現在の
電力モードと異なるかを判断する(S21)。異なって
いなければ(NOのルート)現在の電力モードをそのま
ま継続して(S26)、ステップS30に進み、待機モ
ードかを調べ(S30)、待機モードであれば(YES
のルート)、このモードがタイムオーバかを調べる(S
31)。そしてスリープモードに切替え(S32),ス
テップS20に戻る。ステップS21で異なっていれば
(YESのルート)、スリープモードかを調べ(S2
2)、スリープモードであれば(YESのルート)、ス
リープモードを実行して(S27)、ステップS20に
戻る。ステップS22でスリープモードでなければ(N
Oのルート)、待機モードかを調べ(S23)、待機モ
ードであれば(YESのルート)、待機モードを実行し
て(S28)、ステップS20に戻る。ステップS23
で待機モードでなければ(NOのルート)、印刷モード
かを調べ(S24)、印刷モードであれば(YESのル
ート)、印刷モードを実行して(S29)、ステップS
20に戻る。ステップS24で印刷モードでなければ
(NOのルート)、やはりステップS20に戻る。
【0014】本発明の第3の実施形態として、レーザプ
リンタは一般に稼動状況の管理のために内部にカレンダ
ーを持ち、このカレンダーに従って毎日の稼動実績(ジ
ョブログ)をホストコンピュータ200に記録していく
ものがある。そして、このジョブログを解析すれば自動
的にタイムテーブルが作成可能となる。これにより、ジ
ョブログをホストコンピュータ200が解析して、電力
モードを時系列に設定したタイムテーブルを自動生成
し、I/Oインターフェース4からコントローラ20に
伝える。これにより、タイムテーブルを作成する手間が
省け、さらにタイムテーブルの精度が高くなる。
【0015】
【発明の効果】以上記載のごとく本発明によれば、請求
項1は、タイマの現在時間と前記タイムテーブルに設定
された時刻を比較して一致した場合、前記タイムテーブ
ルに設定された前記電力モードを前記電力モード設定手
段により実行し、前記タイマの現在時間と前記タイムテ
ーブルに設定された時刻が一致しない場合、現在実行中
の電力モードを継続するので、ユーザの使用パターンに
最適な電力モードを設定でき、利便性と同時に省電力の
効果を発揮することができる。請求項2は、タイムテー
ブルが設定されない場合、前記タイマに基づき前記電力
モード設定手段により電力モードを設定するので、装置
の電力消費を抑制することが可能となる。請求項3は、
前記タイムテーブルは前記画像形成装置上の操作手段若
しくは通信ネットワーク若しくは遠隔地からの操作が可
能な遠隔システム上から前記電力モードを設定可能とし
たので、使用状況の変化に迅速に対応が可能となる。請
求項4は、タイムテーブルは前記画像形成装置上の操作
手段若しくは前記カレンダーの所定の規則から前記電力
モードを設定可能としたので、曜日単位、月単位でさら
に細かくタイムテーブルを構成することができ、さらに
精度の高い省電力が可能となる。請求項5は、ジョブロ
グを解析して前記電力モードを時系列に設定したタイム
テーブルを自動生成するので、作成する手間が省け、さ
らにタイムテーブルの精度が高くなる。請求項6は、電
力モード設定手段は該選択された対象の指示により電力
モードを設定するので、省電力のバリエーションが拡が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の画像形成装置であるレーザ
プリンタの構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の動作フローチャート
である。
【図3】本発明の第2の実施形態の動作フローチャート
である。
【図4】本発明の各モードの1日の変化を示すタイムテ
ーブルの一例の図である。
【符号の説明】
20 コントローラ、30 エンジンドライバ、40
プリンタエンジン、100 レーザプリンタ、200
ホストコンピュータ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP04 HH11 HK19 HT02 HT06 HT13 2H027 DA38 DA44 DA50 EF16 EJ15 ZA01 ZA07 5B011 EB02 EB08 FF04 HH02 KK02 LL14 5B021 AA01 MM02 5C062 AA05 AB00 AB20 AB42 AB49 AB51 AC58 AF06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費電力を抑制する機能を有する画像形
    成装置において、 現在時間を計時するタイマと、前記画像形成装置の消費
    電力を設定する電力モード設定手段と、該電力モードを
    時系列に設定したタイムテーブルと、を備え、 前記タイマの現在時間と前記タイムテーブルに設定され
    た時刻を比較して一致した場合、前記タイムテーブルに
    設定された前記電力モードを前記電力モード設定手段に
    より実行し、前記タイマの現在時間と前記タイムテーブ
    ルに設定された時刻が一致しない場合、現在実行中の電
    力モードを継続することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記タイムテーブルが設定されない場
    合、前記タイマに基づき前記電力モード設定手段により
    電力モードを設定することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記タイムテーブルは前記画像形成装置
    上の操作手段若しくは通信ネットワーク若しくは遠隔地
    からの操作が可能な遠隔システム上から前記電力モード
    を設定可能としたことを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、前記タイマにより
    駆動する月毎のカレンダーを更に備え、 前記タイムテーブルは前記画像形成装置上の操作手段若
    しくは前記カレンダーの所定の規則から前記電力モード
    を設定可能としたことを特徴とする請求項1〜3記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成装置は、該画像形成装置の
    稼動実績を記憶するジョブログを更に備え、 該ジョブログを解析して前記電力モードを時系列に設定
    したタイムテーブルを自動生成することを特徴とする請
    求項1〜3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記タイムテーブルと前記操作手段と前
    記ジョブログにより生成されたタイムテーブルの何れか
    1つが選択された場合、前記電力モード設定手段は該選
    択された対象の指示により電力モードを設定することを
    特徴とする請求項1〜5記載の画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010009058A (ja) * 2009-08-27 2010-01-14 Sharp Corp 画像形成装置

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