JP2002186179A - 省電力モード対応装置 - Google Patents

省電力モード対応装置

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JP2002186179A
JP2002186179A JP2000379133A JP2000379133A JP2002186179A JP 2002186179 A JP2002186179 A JP 2002186179A JP 2000379133 A JP2000379133 A JP 2000379133A JP 2000379133 A JP2000379133 A JP 2000379133A JP 2002186179 A JP2002186179 A JP 2002186179A
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JP2000379133A
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Toshiaki Kounoe
俊彰 鴻江
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約された時間にジョブが正確に行われるよ
うにする省電力モード対応装置を提供すること。 【解決手段】 設定された機能に基づいて所定の動作を
する動作部100と、予め定められた所定の条件を満た
した場合に動作部100の少なくとも一部を非動作状態
にする第1の指令を出す動作状態制御手段200と、現
在時刻を測定出力し、任意に設定される予約時刻を記憶
出力する計時手段300と、予約時刻に動作部100の
少なくとも一部を作動させる第2の指令を出す予約動作
制御手段400とを備え、動作状態制御手段200が第
1の指令を出すに先立って、現在時刻及び予約時刻を計
時手段300より取得比較し、現在時刻から所定の時間
内に予約時刻が存在する場合には第1の指令を出さない
ことを特徴とする省電力モード対応装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の条件を満た
した場合に動作部の一部若しくは全部を非動作状態とす
る省電力モード対応装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の省エネルギ化の要望に対応し、複
写機、ファクシミリ装置、プリンタ、コンピュータ、デ
ィスプレイ等の電子電気機器は、その消費電力を低減さ
せるために機器の一部若しくは全部を非動作状態とする
省電力モードに移行させるように設計されている。非動
作状態とは、給電が遮断若しくは低減されており制御部
等から動作要求があった場合であっても実際に動作を行
なうまでにタイムラグが生じる状態をいう。逆に動作状
態とは給電が行われており制御部等から動作要求があっ
た場合には即時に動作を行なえる状態をいう。また、省
電力モードとは、ファクシミリ装置を例に取ると、一定
時間ジョブが行われなかった場合に例えばフューザーへ
の給電を低減させ温度を下げたりする低電力モードと、
更に一定時間ジョブが行われなかった場合にその他の部
分への給電を停止するスリープモードとの双方を指すも
のである。逆に通常モードとは、ほぼ全ての動作部が動
作状態あるモードをいうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような省電力モー
ド対応装置には更に、タイマを用いて予約された時刻に
指定されたジョブを行なう機能が付加されている場合が
多い。しかし、上記省電力モードに移行しかつそこから
通常モードに復帰するまでにはそれぞれ時間がかかり、
予約されたとおりの時刻にジョブが実行されないという
解決すべき技術的課題を有していた。特に、ファクシミ
リ装置やネットワークプリンタ等は、通信費用が安い時
間帯にジョブを実行するよう予約する場合が多く、予約
されたとおりにジョブが実行されないと通信費を低減さ
せようとする目的が達成されないこととなる。そこで、
本発明ではこれらの課題を解決し、予約された時刻にジ
ョブが正確に行われるようにする省電力モード対応装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る省電力
モード対応装置は、設定された機能に基づいて所定の動
作をする動作部と、予め定められた所定の条件を満たし
た場合に動作部の少なくとも一部を非動作状態とする第
1の指令を出す動作状態制御手段と、現在時刻を測定出
力し、任意に設定される予約時刻を記憶出力する計時手
段と、予約時刻に動作部の少なくとも一部を作動させる
第2の指令を出す予約動作制御手段とを備え、動作状態
制御手段が第1の指令を出すに先立って、動作状態制御
手段が現在時刻及び予約時刻を計時手段より取得して比
較し、現在時刻から所定の時間内に予約時刻が存在する
場合には第1の指令を出さないことを特徴とする。
【0005】本発明によれば、動作状態制御手段が動作
部の少なくとも一部を非動作状態にする第1の指令を出
すに先立って、現在時刻から所定の時間内に動作の予約
が入っていないかどうかを確認し、動作の予約が入って
いれば第1の指令を出さないので、予約時刻に動作部が
非動作状態にあることがなく、予約時刻に正確に予約動
作を行なうようにすることができる。
【0006】また本発明では、所定の時間を、動作部が
動作状態から非動作状態に至るまでに要する時間及び非
動作状態から動作状態に復帰するまでに要する時間から
予め定められる時間であるようにしてもよい。このよう
にすれば、例えば動作状態から非動作状態に移行する時
間が条件により様々であったとしても、それらの内の最
も長い時間に設定しておけば全ての場合に対応すること
ができ、簡便な手段で予約時刻に正確に予約動作を行な
うようにすることができる。
【0007】また本発明では、所定の時間を、第1の指
令に応じて動作部が動作状態から非動作状態に至るまで
に要する時間及び非動作状態から動作状態に復帰するま
でに要する時間に基づいて都度算出される時間であるよ
うにしてもよい。このようにすれば、例えば動作状態か
ら非動作状態に移行する時間が条件により様々であった
としても、その条件に応じて都度計算により設定するこ
とができるので、より正確に予約時刻どおりに予約動作
を行なうことができる。
【0008】第2の発明に係る省電力モード対応装置
は、設定された機能に基づいて所定の動作をする動作部
と、予め定められた所定の条件を満たした場合に、非動
作状態にある動作部を動作状態に復帰させる第3の指令
を出す動作状態制御手段と、現在時刻を測定出力し、任
意に設定される予約時刻を記憶出力する計時手段と、予
約時刻に動作部の少なくとも一部を作動させる第2の指
令を出す予約動作制御手段とを備え、動作部が非動作状
態になった後に第2の指令を出す場合には、動作状態制
御手段が、現在時刻及び予約時刻を計時手段より取得し
て比較し、現在時刻から所定の時間内に予約時刻が存在
する場合には前記第3の指令を出すことを特徴とする。
【0009】本発明によれば、現在時刻より所定の時間
内に予約動作を行なう予定がある場合には、動作状態制
御手段が予め動作部を非動作状態から動作状態に移行さ
せておくことができるので、予約時刻に動作部を非動作
状態にあることがなく、予約時刻に正確に予約動作を行
なうようにすることができる。
【0010】また本発明では、所定の時間を、動作部が
非動作状態から動作状態に復帰するまでに要する時間か
ら予め定められる時間であるようにしてもよい。このよ
うにすれば、例えば非動作状態から動作状態に移行する
時間が条件により様々であったとしても、それらの内の
最も長い時間に設定しておけば全ての場合に対応するこ
とができ、簡便な手段で予約時刻に正確に予約動作を行
なうようにすることができる。
【0011】また本発明では、所定の時間を、第1の指
令に応じた、動作部の非動作状態から動作状態に復帰す
るまでに要する時間に基づいて都度算出される時間であ
るようにしてもよい。このようにすれば、例えば非動作
状態から動作状態に移行する時間が条件により様々であ
ったとしても、その条件に応じて都度計算により設定す
ることができるので、より正確に予約時刻どおりに予約
動作を行なうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明に係る省電力モード対応装置の実施形態について
ファクシミリ装置を例にとって詳細に説明する。尚、図
面の説明において、同一又は相当要素については同一の
符号を付し、重複する説明は省略する。
【0013】図1は、第1の実施形態に係るファクシミ
リ装置1の機器構成を示すブロック図である。ファクシ
ミリ装置1は、動作部100、相互にデータをやり取り
するためのバスであるシステムバス500、動作部10
0の動作状態を制御する動作状態制御手段200、リア
ルタイムクロックとしての計時手段300、計時手段3
00に設定された予約時刻に動作部100を作動させる
ように制御する予約動作制御手段400、各制御手段が
使用するワークエリアとしてのRAM600とを有して
いる。
【0014】動作部100は、操作表示部11、読取部
12、印字部13、画像処理部14、画像蓄積部15、
通信制御部16、網制御部17を有している。操作表示
部11はファクシミリ装置1の動作条件をユーザが操作
するためのものであり、メッセージ表示パネル、各種設
定キー等を有している。読取部12は送信原稿を読み取
るものであり、印字部13は受信画像などを記録するも
のであり、画像処理部14は画像の符号化/復号化/拡
大/縮小等を行なうものであり、画像蓄積部15は画像
データを格納するものである。通信制御部16は接続網
に適した通信を制御するものであり、網制御部17は接
続網へ接続するためのものである。接続網がアナログ網
であるかデジタル網であるかによって通信制御部16及
び網制御部17はそれぞれ最適のものが選択される。
【0015】動作状態制御手段200は、予め設定され
た条件に応じて動作部100の一部若しくは全部への給
電を遮断若しくは低減し、非動作状態になるように制御
するものである。例えば、5分間何も入力が無ければ、
操作表示部11への給電を停止し、印字部13への給電
を低減させ非動作状態とする低電力モードに移行させ、
更に5分間何も入力が無ければ、読取部12、画像処理
部14への給電を遮断し、画像蓄積部15、通信制御部
16への給電を低減させ非動作状態とするスリープモー
ドへ移行させるように動作部100を制御する。
【0016】リアルタイムクロックとしての計時手段3
00は、カレンダー機能を有したICであり、年月日時
分等の設定が可能である。またこの計時手段300は、
ファクシミリ装置1の電源のON/OFFに関係なく、
バッテリー(図示しない)によりバックアップされてお
り、時間を計測できるものである。
【0017】予約動作制御手段400は、操作表示部1
1から入力され計時手段300に記憶された予約時刻
と、読取部12から入力されRAM600に記憶された
送信データ等に基づいて動作部100の予約動作に必要
な部分を作動させるように制御するものである。
【0018】次に第1の実施の形態に係るファクシミリ
装置1の動作について説明する。図2はファクシミリ装
置1の消費電力Wと経過時間tとの相関関係を示したタ
イミングチャートである。ファクシミリ装置1に何も入
力が無く時間t1が経過すると、動作状態制御手段20
0は、計時手段300からの時間経過情報に基づいて動
作部100の少なくとも一部を非動作状態に移行開始さ
せる(A)。非動作状態の条件にもよるが一般に内部情
報を処理する時間が必要となり、数分程度の時間が必要
となる。本実施の形態では時刻t2で動作部100の各
部が非動作状態となり省電力モードに移行完了している
(B)。その後、予約動作の開始などにより省電力モー
ドの解除条件が時刻t3で満たされる(C)と動作状態
制御手段200は動作部100を動作状態に復帰させ
る。この場合も条件により必要とされる時間は様々であ
るが、本実施の形態では時刻t4で動作状態に復帰して
いる(D)。
【0019】従来は、例えば時刻t3に予約動作が設定
されていたとすると、その時刻には動作部100は非動
作状態にあるために即座に予約動作を実行することがで
きず、少なくともDの時点まで待たなければならなくな
り、時間(t4−t3)だけ予約動作の遅延が生じるこ
ととなる。しかし、図中二点鎖線で示すように、省電力
モードに入っていなければ、予約時刻t3どおりC'の
時点で予約動作が可能となる。
【0020】そこで、本実施の形態に係る制御フローを
図3を用いて説明する。尚、本実施の形態では、時間t
として予め図2に示す時間(t4−t3+t2−t1)
が設定されているものとする。動作状態(ステップS0
1)にある場合に、動作状態制御手段200は予め設定
されている非動作状態移行条件を満たしているかを監視
している(ステップS02)。非動作状態移行条件とし
ては、例えば5分間何も入力も無いような場合が考えら
れ、動作状態制御手段200は、計時手段300からの
時刻経過情報と、動作部100からの動作情報を監視す
ることで非動作状態移行条件を満たしているか否かを判
断する。
【0021】動作状態制御手段200は、ステップS0
2にて非動作状態移行条件を満たしていると判断した場
合には、計時手段300より取得した現在時刻に予め設
定された時間tを加算し、計時手段300より取得した
予約時刻とを比較する(ステップS03)。そして、予
約時刻が現在時刻+t内にあれば非動作状態への移行を
中止する。このようにすれば、動作状態は維持されたま
ま予約時刻を迎え、予約動作制御手段400が予約動作
を開始させるべく動作部100を制御する(ステップS
05)。予約動作が完了すれば(ステップS06)、動
作状態制御手段200は再び非動作状態移行条件を満た
しているかを監視する。
【0022】尚、本実施の形態では、時間tとして時間
(t4−t3+t2−t1)を用いたが、これは機器構
成や省電力モードの設定などにより適宜変更が可能なも
のである。また、時間tを適当に設定することによりジ
ョブ開始までの消費電力を低減させることもできる。
【0023】次に第2の実施形態について説明する。フ
ァクシミリ装置1の機器構成は第1の実施形態と同様で
ある。図4は第2の実施の形態の省電力モードへの移行
パターンを示したタイミングチャートである。ファクシ
ミリ装置1に何も入力が無く時間t1が経過すると、動
作状態制御手段200は、計時手段300からの時間経
過情報に基づいて動作部100の少なくとも一部を非動
作状態に移行開始させる(A)。本実施の形態ではここ
で、現在時刻が昼間であればある程度の動作部分を待ち
受け状態にする第1の省電力モード(W2)にし、現在
時刻が夜間であればほぼ全ての動作部分を非動作状態と
する第2の省電力モード(W3)にするものとする。第
1の省電力モードではB'で省電力モードへの移行が完
了しており、第2の省電力モードではBで省電力モード
への移行が完了している。その後、予約動作の開始など
により省電力モードの解除条件が満たされる(C、
C')と動作状態制御手段200は動作部100を動作
状態に復帰させる。第1の省電力モードではD'で動作
状態に復帰し、第2の省電力モードではDで動作状態に
復帰している。
【0024】本実施の形態に係る制御フローを図5を用
いて説明する。動作状態(ステップS11)にある場合
に、動作状態制御手段200は予め設定されている非動
作状態移行条件を満たしているかを監視している(ステ
ップS12)。非動作状態移行条件としては、例えば5
分間なんらの入力も無いような場合が考えられ、動作状
態制御手段200は、計時手段300からの時刻経過情
報と、動作部100からの動作情報を監視することで非
動作状態移行条件を満たしているか否かを判断する。
【0025】動作状態制御手段200は、ステップS1
2にて非動作状態移行条件を満たしていると判断した場
合に、第1の省電力モードにする場合には時間tを時間
(t5−t4+t2−t1)として計算し、第2の省電
力モードにする場合には時間tを時間(t6−t4+t
3−t1)として計算する(ステップS13)。そし
て、計時手段300より取得した現在時刻に計算した時
間tを加算し、計時手段300より取得した予約時刻と
を比較し、予約時刻が現在時刻+t内にあれば非動作状
態への移行を中止する(ステップS14)。このように
すれば、動作状態は維持されたまま予約時刻を迎え(ス
テップS15)、予約動作制御手段400が予約動作を
開始させるべく動作部100を制御する(ステップS1
6)。予約動作が完了すれば(ステップS17)、動作
状態制御手段200は再び非動作状態移行条件を満たし
ているかを監視する。
【0026】尚、本実施の形態では、時間tとして時間
(t5−t4+t2−t1)や、時間(t6−t4+t
3−t1)を用いたが、このような時間のパラメータ
に、消費電力のパラメータも考慮してもよい。すなわ
ち、動作状態から非動作状態に移行しそこから動作状態
に復帰するまでの消費電力を計算し、そのまま動作状態
を維持した場合の消費電力と比較計算するようにしても
よい。
【0027】次に第3の実施形態について説明する。フ
ァクシミリ装置1の機器構成は第1の実施形態と同様で
ある。図6はファクシミリ装置1の消費電力Wと経過時
間tとの相関関係を示したタイミングチャートである。
ファクシミリ装置1が非動作状態にある場合に、予約動
作の開始などにより省電力モードの解除条件が満たされ
る(A)と動作状態制御手段200は動作部100を動
作状態に復帰させる。条件により必要とされる時間は様
々であるが、本実施の形態では時刻t3(B)で動作状
態に復帰している。
【0028】従来は、例えば時刻t2に予約動作が設定
されていたとすると、その時刻には動作部100は非動
作状態にあるために即座に予約動作を実行することがで
きず、少なくともBの時点まで待たなければならなくな
り、時間(t3−t2)だけ予約動作の遅延が生じるこ
ととなる。しかし、図中二点鎖線で示すように、予め早
めに時刻t1から動作状態への復帰を開始し、時刻t2
には動作状態に復帰していれば、予約時刻t2どおりD
の時点で予約動作が可能となる。
【0029】そこで、本実施の形態に係る制御フローを
図7を用いて説明する。尚、本実施の形態では、時間t
として予め図6に示す時間(t3−t2)が設定されて
いるものとする。非動作状態(ステップS21)にある
場合に、計時手段300より取得した現在時刻に予め設
定された時間tを加算し、計時手段300より取得した
予約時刻とを比較する(ステップS22)。そして、予
約時刻が現在時刻+t内にあれば非動作状態から動作状
態への移行を開始する(ステップS23)。このように
すれば、動作状態に戻った状態で予約時刻を迎え、予約
動作制御手段400が予約動作を開始させるべく動作部
100を制御する(ステップS24)。予約動作が完了
した後は、第1の実施形態又は第2の実施形態に移行す
ることも好ましい態様である。
【0030】次に第4の実施形態について説明する。フ
ァクシミリ装置1の機器構成は第1の実施形態と同様で
ある。図8はファクシミリ装置1の消費電力Wと経過時
間tとの相関関係を示したタイミングチャートである。
ファクシミリ装置1が非動作状態にある場合に、予約動
作の開始などにより省電力モードの解除条件が満たされ
る(A)と動作状態制御手段200は動作部100を動
作状態に復帰させる。本実施の形態では、本タイミング
チャートには示していないが動作状態から非動作状態に
移行する際に、現在時刻が昼間であればある程度の動作
部分を待ち受け状態にする第1の省電力モード(W2)
にし、現在時刻が夜間であればほぼ全ての動作部分を非
動作状態とする第2の省電力モード(W3)にするもの
とする。従って、第1の省電力モードにある場合には、
動作状態に復帰する時間が時間(t3−t2)となり、
第2の省電力モードにある場合の復帰する時間である時
間(t3−t1)よりも短くなる。
【0031】本実施の形態に係る制御フローを図9を用
いて説明する。非動作状態(ステップS31)にある場
合に、第1の省電力モードである場合には時間tを時間
(t3−t2)として計算し、第2の省電力モードであ
る場合には時間tを時間(t3−t1)として計算する
(ステップS32)。計時手段300より取得した現在
時刻に計算した時間tを加算し、計時手段300より取
得した予約時刻とを比較する(ステップS33)。そし
て、予約時刻が現在時刻+t内にあれば非動作状態から
動作状態への移行を開始する(ステップS34)。この
ようにすれば、動作状態に戻った状態で予約時刻t3を
迎え、予約動作制御手段400が予約動作を開始させる
べく動作部100を制御する(ステップS35)。予約
動作が完了した後は、第1の実施形態又は第2の実施形
態に移行することも好ましい態様である。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る省電力モード対応装置によ
れば、従来の省電力モード対応装置が有する問題点を解
決し、予約時刻どおりの処理実行が可能になる。すなわ
ち、装置の動作部が動作状態にある場合には、動作状態
制御手段が非動作状態にする指令を出すに先立って、現
在時刻から所定の時間内に動作の予約が入っていないか
どうかを確認し、動作の予約が入っていればその指令を
出さないようにするので、予約時刻に非動作状態にある
ことが無く、予約時刻に正確に予約動作を行なうことが
できる。また、装置の動作部が非動作状態にあり、動作
状態制御手段が、現在時刻より所定の時間内に予約動作
を行なう予定がある場合には、動作部を動作状態に予め
復帰させておくので、予約時刻に非動作状態にあること
がなく、予約時刻に正確に予約動作を行なうようにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るファクシミリ装置の機器構成
を示す図である。
【図2】第1の実施形態に係るタイミングチャートであ
る。
【図3】第1の実施形態に係るフローチャートである。
【図4】第2の実施形態に係るタイミングチャートであ
る。
【図5】第2の実施形態に係るフローチャートである。
【図6】第3の実施形態に係るタイミングチャートであ
る。
【図7】第3の実施形態に係るフローチャートである。
【図8】第4の実施形態に係るタイミングチャートであ
る。
【図9】第4の実施形態に係るフローチャートである。
【符号の説明】
100…動作部、200…動作状態制御手段、300…
計時手段、400…予約動作制御手段、500…システ
ムバス、600…RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された機能に基づいて所定の動作を
    する動作部と、 予め定められた所定の条件を満たした場合に前記動作部
    の少なくとも一部を非動作状態にする第1の指令を出す
    動作状態制御手段と、 現在時刻を測定出力し、任意に設定される予約時刻を記
    憶出力する計時手段と、 前記予約時刻に前記動作部の少なくとも一部を作動させ
    る第2の指令を出す予約動作制御手段と、 を備え、 前記動作状態制御手段が前記第1の指令を出すに先立っ
    て、 前記動作状態制御手段が、前記現在時刻及び前記予約時
    刻を前記計時手段より取得し、 前記動作状態制御手段が、前記現在時刻と前記予約時刻
    とを比較し、前記現在時刻から所定の時間内に前記予約
    時刻が存在する場合には前記第1の指令を出さない、 ことを特徴とする省電力モード対応装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の時間は、前記動作部が動作状
    態から非動作状態に至るまでに要する時間及び非動作状
    態から動作状態に復帰するまでに要する時間から予め定
    められる時間であることを特徴とする請求項1記載の省
    電力モード対応装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の時間は、前記第1の指令に応
    じて前記動作部が動作状態から非動作状態に至るまでに
    要する時間及び非動作状態から動作状態に復帰するまで
    に要する時間に基づいて、都度算出される時間であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の省電力モード対応装置。
  4. 【請求項4】 設定された機能に基づいて所定の動作を
    する動作部と、 予め定められた所定の条件を満たした場合に、非動作状
    態にある前記動作部を動作状態に復帰させる第3の指令
    を出す動作状態制御手段と、 現在時刻を測定出力し、任意に設定される予約時刻を記
    憶出力する計時手段と、 前記予約時刻に前記動作部の少なくとも一部を作動させ
    る第2の指令を出す予約動作制御手段と、 を備え、 前記動作部が非動作状態になった後に前記第2の指令を
    出す場合には、 前記動作状態制御手段が、前記現在時刻及び前記予約時
    刻を前記計時手段より取得し、 前記動作状態制御手段が、前記現在時刻と前記予約時刻
    とを比較し、前記現在時刻から所定の時間内に前記予約
    時刻が存在する場合には前記第3の指令を出す、 ことを特徴とする省電力モード対応装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の時間は、前記動作部が非動作
    状態から動作状態に復帰するまでに要する時間から予め
    定められる時間であることを特徴とする請求項4記載の
    省電力モード対応装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の時間は、前記第1の指令に応
    じた前記動作部の非動作状態から動作状態に復帰するま
    でに要する時間に基づいて、都度算出される時間である
    ことを特徴とする請求項4記載の省電力モード対応装
    置。
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