JPH09294174A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09294174A
JPH09294174A JP8126343A JP12634396A JPH09294174A JP H09294174 A JPH09294174 A JP H09294174A JP 8126343 A JP8126343 A JP 8126343A JP 12634396 A JP12634396 A JP 12634396A JP H09294174 A JPH09294174 A JP H09294174A
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JP
Japan
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power consumption
time
low power
standby state
consumption standby
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JP8126343A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Sugawara
一浩 菅原
Kaori Nakagawa
香織 中川
Satoshi Imai
聡 今井
Hitoshi Saito
斉 齋藤
Toru Fujino
徹 藤野
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用頻度の高いときや、夜間予約された時刻
指定サービス件数が多い場合、低消費電力待機状態とす
ぐに動作可能な通常待機状態へ頻繁に切り替わり、昼間
はオペレーターが装置の復帰まで待たされることが多
く、また、夜間は予約毎に復帰していたので、低消費電
力待機状態と通常状態へ頻繁に切り替わっているという
状況が起き、待機時の消費電力の低減を阻んでいた。 【解決手段】 低消費電力待機状態へ移行するときに、
時刻を指定して送信/レポート出力等の各種動作が予約
されている場合、周期的に復帰し且つ前記動作が予約さ
れていない場合起動要因が発生するまで復帰しないよう
にCPU1により制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、環境保護の観点から事務機器の低
消費電力化が求められている。従来のファクシリ装置に
おいては、何も動作していない待機状態の時間が長いこ
とから、前記待機時の消費電力を軽減することが強く求
められている。
【0003】前記待機時の消費電力を軽減するために
は、ファクシリ装置内の各資源(印字部、表示部、制御
部等)への電源の供給を停止して、低消費電力待機状態
へ移行するという手法を採用している。
【0004】従来のファクシリ装置においては、送信予
約等の時刻指定サービスが予約されている場合は、前記
低消費電力待機状態への移行は行われなかった。
【0005】そこで、従来、予約された時刻指定サービ
スを低消費電力待機状態中に実行する場合、時刻指定サ
ービス毎に前記低消費電力待機状態を解除し、時刻指定
サービスの実行が終了すると再び前記低消費電力待機状
態へ移行していた。即ち、従来では、常時通電して必要
に応じて余熱等の動作を行っていた印字部が通伝を遮断
されたため、前記低消費電力待機状態から通常の待機状
態に復帰した際には、ヒーターをオンする等の復帰動作
と、それにより装置が通常の待機状態に復帰したか否か
のチェックが必要となり、復帰後数十秒を要していた。
時刻指定サービスの予約件数が多い場合、前記低消費電
力待機状態の解除動作と、再設定動作とを頻繁に行う必
要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来装置にあっては、昼間の使用頻度の高いときや、
夜間予約された時刻指定サービスの件数が多い場合、低
消費電力待機状態と通常状態へ頻繁に切り替わり、昼間
はオペレーターが装置の復帰まで待たされることが多
く、また、夜間は予約毎に復帰していたので、低消費電
力待機状態と通常状態へ頻繁に切り替わっているという
状況が起き、平均すると通電時間が長くなり、待機時の
消費電力の低減を阻んでいた。
【0007】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の
目的とするところは、送信予約等、ある時刻に何等かの
動作が予約されている場合にも低消費電力待機状態に移
行することができ、待機時の消費電力を低減することが
でき、省電力化に貢献することができ、また、前記予約
がない場合は、キー押下や受信動作等、時刻指定による
復帰要因が発生するまで低消費電力待機状態を維持する
ことができるファクシミリ装置を提供しようとするもの
である。
【0008】また、本発明の第2の目的とするところ
は、待機時の消費電力を低減することができ、省電力化
に貢献することができ、また、時刻指定サービスの予約
件数が多い場合、低消費電力待機状態への復帰、再設定
を頻繁に繰り返すことを回避することができるファクシ
ミリ装置を提供しようとするものである。
【0009】更に、本発明の第3の目的とするところ
は、送信予約等、ある時刻に何等かの動作が予約されて
いる場合にも低消費電力待機状態に移行することがで
き、待機時の消費電力を低減することができ、省電力化
に貢献することができるファクシミリ装置を提供しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために請求項1記載のファクシミリ装置は、すぐに動
作可能な通常待機状態において、何も動作していない時
間が一定時間経過後消費電力を低減した低消費電力待機
状態へ移行する移行手段と、時刻を指定して送信/レポ
ート出力等の各種動作を予約する予約手段と、前記低消
費電力待機状態から通常待機状態に復帰する復帰手段
と、前記低消費電力待機状態へ移行するときに前記予約
手段により動作が予約されている場合周期的に復帰し且
つ前記動作が予約されていない場合起動要因が発生する
まで復帰しないように制御する制御手段とを具備したこ
とを特徴とするものである。
【0011】また、上記第1の目的を達成するために請
求項2記載のファクシミリ装置は、すぐに動作可能な通
常待機状態において、何も動作していない時間が一定時
間経過後消費電力を低減した低消費電力待機状態へ移行
する移行手段と、時刻を指定して送信/レポート出力等
の各種動作を予約する予約手段と、前記低消費電力待機
状態から通常待機状態に復帰する復帰手段と、前記低消
費電力待機状態から通常待機状態への復帰時間を設定す
る復帰時間設定手段と、前記低消費電力待機状態へ移行
するときに前記予約手段により動作が予約されている場
合前記復帰時間設定手段により復帰時間を設定し且つ前
記動作が予約されていない場合前記復帰時間設定手段に
よる復帰時間を前記予約されている場合のそれより大き
な値に設定するように制御する制御手段とを具備したこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、上記第1の目的を達成するために請
求項3記載のファクシミリ装置は、すぐに動作可能な通
常待機状態において、何も動作していない時間が一定時
間経過後消費電力を低減した低消費電力待機状態へ移行
する移行手段と、時刻を指定して送信/レポート出力等
の各種動作を予約する予約手段と、前記低消費電力待機
状態から通常待機状態に復帰する復帰手段と、前記低消
費電力待機状態から通常待機状態への復帰時間を設定す
る復帰時間設定手段と、前記低消費電力待機状態へ移行
するときに前記予約手段により動作が予約されている場
合前記復帰時間設定手段により復帰時間を前記予約手段
により設定する時間の単位で設定することで周期的に所
定状態に復帰し且つ前記動作が予約されていない場合前
記復帰時間設定手段による復帰時間を前記予約されてい
る場合のそれより大きな値に設定するように制御する制
御手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0013】また、上記第2の目的を達成するために請
求項4記載のファクシミリ装置は、すぐに動作可能な通
常待機状態において、何も動作していない時間が一定時
間経過後消費電力を低減した低消費電力待機状態へ移行
する移行手段と、低消費電力待機モード中に予め設定さ
れた周期毎に前記低消費電力待機状態を解除する解除手
段と、タイマー予約通信及び通信レポートの定時出力等
の時刻指定サービスを登録する登録手段と、前記登録手
段により登録された時刻指定サービスを実行する時刻指
定サービス実行手段と、前記解除手段により前記低消費
電力待機状態を解除したとき前記登録手段により時刻指
定サービスが登録されている場合は該時刻指定サービス
を実行し且つ前記時刻指定サービスが登録されていない
場合または前記時刻指定サービスの実行が終了した場合
は再び前記低消費電力待機状態へ移行するように制御す
る制御手段とを具備したことを特徴とするものである。
【0014】また、上記第2の目的を達成するために請
求項5記載のファクシミリ装置は、すぐに動作可能な通
常待機状態において、何も動作していない時間が一定時
間経過後消費電力を低減した低消費電力待機状態へ移行
する移行手段と、低消費電力待機状態への移行可能時間
帯若しくは移行禁止時間帯を設定する設定手段と、前記
消費電力待機状態へ移行可能な場合に限り該消費電力待
機状態への自動移行を許可し且つユーザーの操作により
前記移行可能時間帯若しくは移行禁止時間帯の再設定が
可能なように制御する制御手段とを具備したことを特徴
とするものである。
【0015】また、上記第2の目的を達成するために請
求項6記載のファクシミリ装置は、請求項5記載のファ
クシミリ装置において、前記設定手段は、消費電力待機
状態への移行可能時間帯若しくは移行禁止時間帯を曜日
毎に異なる時間帯に設定できることを特徴とするもので
ある。
【0016】また、上記第3の目的を達成するために請
求項7記載のファクシミリ装置は、すぐに動作可能な通
常待機状態において、何も動作していない時間が一定時
間経過後消費電力を低減した低消費電力待機状態へ移行
する移行手段と、タイマー予約通信及び通信レポートの
定時出力等の時刻指定サービスを実行する時刻指定サー
ビス実行手段と、予め設定された指定時刻に前記低消費
電力待機状態を解除する解除手段と、前記低消費電力待
機状態中に前記時刻指定サービスを実行し且つ前記時刻
指定サービスが終了すると再び前記低消費電力待機状態
へ移行するように制御する制御手段とを具備したことを
特徴とするものである。
【0017】更に、上記第3の目的を達成するために請
求項8記載のファクシミリ装置は、請求項7記載のファ
クシミリ装置において、前記制御手段は、前記時刻指定
サービスが終了すると他の時刻指定サービスを起動する
タイマーを設定して、再び前記低消費電力待機状態へ移
行するように制御することを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0019】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態を図1〜図7に基づき説明する。図1は、
本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ装置の構
成を示すブロック図であり、同図中、Fはファクシミリ
装置で、CPU(中央演算処理装置)1、起動信号制御
回路2、網制御回路3、操作パネル4、時計回路5、I
/Oポート6、SCU(シリアルコントロールユニッ
ト)7、ROM(リードオンリーメモリ)8、RAM
(ランダムアクセスメモリ)9及びプリンタ10とを有
している。
【0020】CPU1は、本装置全体を制御するもので
ある。起動信号制御回路2は、CPU1が低消費電力待
機状態(低消費電力待機モード)にあるときに網制御回
路3、操作パネル4及び時計回路5に起動要因が発生す
ると、CPU1に対して起動信号を出力するものであ
る。網制御回路3は、通信網を制御するものである。操
作パネル4は、各種の情報を入力するもので、情報を表
示する表示部を有している。時計回路5は、時間を計測
するものである。I/Oポート6は、プリンタ10を制
御する制御信号を扱うものである。SCU7は、プリン
タ10との間でコマンド/ステータスの通信を行うもの
である。ROM8は、本装置を制御するプログラムを格
納するメモリである。RAM9は、ワークエリア及び画
像蓄積エリアとして使用されるメモリである。プリンタ
10は、画像の印字を行うものである。
【0021】なお、ファクシミリ装置Fは、本発明の要
旨ではないので図示しないが、原稿の読み取りを行う読
取装置や、画像信号を音声信号に変調/復調するモデム
(MODEM)等を有している。
【0022】次に上記構成の本実施の形態に係るファク
シミリ装置Fにおける低消費電力待機モードへの移行と
すぐに動作可能な通常待機モードへの復帰処理動作を、
図2のフローチャートに基づき説明する。なお、この図
2に示すフローチャートは、CPU1によりROM8に
格納されているプログラムが読み出され、該プログラム
に従ってCPU1が実行する。
【0023】まず、ステップS201で通常待機モード
において何も動作していない時間が一定時間経過後に、
低消費電力待機モードへ移行するためのタイマーを設定
する。次にステップS202で低消費電力待機モードへ
の移行判定処理を実行し、次のステップS203で低消
費電力待機モードへ移行できる状態か否かを判定する。
そして、低消費電力待機モードへ移行できない状態の場
合は、ステップS204で前記低消費電力待機モードへ
移行するためのタイマーを再度設定した後、前記ステッ
プS202へ戻る。
【0024】一方、前記ステップS203において、低
消費電力待機モードへ移行できる状態の場合は、ステッ
プS205で低消費電力待機モードへの移行時刻を判定
するタイマーにより移行時刻であるか否かを判定する。
そして、移行時刻でない場合は、前記ステップS202
へ戻り、移行時刻である場合は、次のステップS206
で低消費電力待機モードへの移行処理を実行する。次に
ステップS207で低消費電力待機モード中、CPU1
は低消費電力待機モードへ移行すると、クロックの発振
を停止し、プリンタ10の電源をオフして停止する消費
電力待機状態になる。
【0025】次いでステップS208で低消費電力待機
モードからの起床は、起動信号制御回路2からの起動信
号によって行う。起動信号制御回路2は、網制御回路
3、操作パネル4及び時計回路5からの信号によってC
PU1に対して起動信号を発生させる。各回路が信号を
発生させる要因は、網制御回路3の場合は交換機からの
呼び出し信号の着信、操作パネル4の場合はキーの押
下、時計回路5の場合は予め時計回路5に設定しておい
た起床時刻の発生である。これらの要因が発生すると、
各回路からの信号に従って起動信号制御回路2は起動信
号を発生する。この起動信号は、本実施の形態ではNM
I割込信号であり、CPU1はNMI割込信号を受け付
けると低消費電力待機モードからの起床する。次にステ
ップS209で低消費電力待機モードからの起床処理を
実行し、クロックの発振を再開し、プリンタ10の電源
をオンすることで復帰処理を実行して動作を再開した
後、本処理動作を終了する。
【0026】以上が低消費電力待機モードへの移行と復
帰処理である。
【0027】次に上記構成の本実施の形態に係るファク
シミリ装置Fにおける低消費電力待機モード移行判定処
理動作を図3のフローチャートに基づき説明する。な
お、この図3に示すフローチャートは、CPU1により
ROM8に格納されているプログラムが読み出され、該
プログラムに従ってCPU1が実行する。
【0028】まず、ステップS301でプリンタ10が
低消費電力待機モードへ移行することが可能であるか否
かを判定する。そして、移行することが可能である場合
は、ステップS302で通信中か否かを判定し、通信中
でない場合はステップS303で登録操作中か否かを判
定し、登録操作中でない場合はステップS304で読み
取り動作中か否かを判定する。そして、読み取り動作中
でない場合はステップS305で原稿がある否かを判定
し、原稿がない場合はステップS306で低消費電力待
機モードへ移行することが可能であるとの判定結果を返
した後、リターンする。
【0029】一方、前記ステップS301においてプリ
ンタ10が低消費電力待機モードへ移行することが不可
能であると判定された場合、前記ステップS302にお
いて通信中であると判定された場合、前記ステップS3
03において登録操作中であると判定された場合、前記
ステップS304において読み取り動作中であると判定
された場合及び前記ステップS305において原稿があ
ると判定された場合は、いずれもステップS307で低
消費電力待機モードへ移行することができないとの判定
結果を返した後、リターンする。
【0030】このように、前記ステップS306及びス
テップS307において判定結果を返すことによって、
低消費電力待機モードへの移行状態の判定が行われる。
【0031】次に上記構成の本実施の形態に係るファク
シミリ装置Fにおける低消費電力待機モードへの移行処
理動作を図4のフローチャートに基づき説明する。な
お、この図4に示すフローチャートは、CPU1により
ROM8に格納されているプログラムが読み出され、該
プログラムに従ってCPU1が実行する。
【0032】まず、ステップS401でタイマー送信
や、タイマーポーリング、通信管理レポート自動出力の
時刻設定等の予約動作があるか否かを判定する。そし
て、予約動作がある場合は、ステップS402で周期的
に低消費電力待機モードから復帰するための起床時刻を
時計回路5に設定し、次のステップS403へ進む。ま
た、前記ステップS401において予約動作がないと判
定された場合は、ステップS407で低消費電力待機モ
ードから復帰するための起床時刻の設定値を前記ステッ
プS402において設定する設定値より大きな値(最大
値)で設定し、ステップS403へ進む。
【0033】前記ステップS402における設定値は、
指定時刻に予約動作が実行されるのを保証する単位で設
定される。例えば、予約動作を1分単位で設定可能な場
合、この周期は1分以内になるように起床時刻を30秒
で、低消費電力待機モードへの移行時刻を30秒として
設定しておく。また、前記ステップS407における設
定値は、前記周期動作に比較してかなり大きな値に設定
する。上記例の場合、24時間以上で起床時刻を設定す
ることで、時計回路5による復帰が起きないようにす
る。時計回路5は、起床時刻になるとCPU1に対して
NMI割込信号の割り込みを発生させる。
【0034】ステップS403では、低消費電力待機モ
ード用のポート設定を行う。プリンタ10の電源オフ、
操作パネル4の表示部を構成する全てのLED(発光素
子)、或はLCD(液晶表示素子)の消灯等の設定を行
う。次にステップS404で低消費電力待機モードから
起床(復帰)するための要因(NMI)に対するマスク
を解除する。このマスクが解除されると起動信号制御回
路2は、起床要因発生時に各周辺回路からの信号が発生
し、CPU1に対して起動信号(NMI割込信号)を発
行する。次にステップS405で低消費電力待機モード
をオンにして、各回路への電力供給を遮断する。次にス
テップS406でHALT命令を実行してCPU1を停
止させる。
【0035】以上が低消費電力待機モードへの移行処理
である。
【0036】次に上記構成の本実施の形態に係るファク
シミリ装置Fにおける低消費電力待機モードからの復帰
処理動作を図5のフローチャートに基づき説明する。な
お、この図5に示すフローチャートは、CPU1により
ROM8に格納されているプログラムが読み出され、該
プログラムに従ってCPU1が実行する。
【0037】まず、ステップS501で低消費電力待機
モードから起床(復帰)すると、まず、起床(復帰)要
因(NMI)のマスクを行う。起床要因がマスクされる
と、起床要因発生時に各周辺回路からの信号が発生しな
くなる。次にステップS502で起動信号(NMI割込
信号)の発行を禁止する。次にステップS503で低消
費電力待機モードをオフにして、各回路への電力供給を
行う。次にステップS504で通常の待機状態になるよ
うにポートの設定を戻し、その後、通常の待機状態とし
て動作を再開(リスタート)する。
【0038】以上が低消費電力待機モードからの復帰処
理である。
【0039】図6は、上記構成の本実施の形態に係るフ
ァクシミリ装置Fにおける低消費電力待機モードと通常
待機モードの切り替え動作に関して送信予約がある場合
を示す図であり、図7は、送信予約がない場合を示す図
である。
【0040】(a)図6の送信予約がある場合 ファクシミリ装置Fは、予約時刻が到来した場合は、送
信を開始しなければならない。そのため、何も動作して
いないときは、周期的に低消費電力待機モードと通常待
機モードを繰り返す。
【0041】この図6に示す例では、 1.何も動作していない待機状態で、一定時間(低消費
電力待機モード移行時間、:例えば、30秒)が経過す
ると、低消費電力待機モードへ移行する。図6の点線
は、何も動作していない待機状態を示す。
【0042】2.低消費電力待機時間を起床時刻として
設定する(例えば、30秒おきに起床するように設定す
る)。
【0043】3.起床時刻が到来したならば通常の待機
モードに復帰する。図6の実線+点線は、起床時刻によ
り起動するときの低消費電力待機モードを示す。
【0044】4.低消費電力待機モード移行時間が経過
しても何も動作していなければ、再び低消費電力待機モ
ードへ移行する。
【0045】5.起床時刻より先に時計回路5以外の起
動要因が発生した場合は、そこで通常の待機モードに復
帰し、何等かの動作を実行する。図6の太い実線は、動
作中の状態を示す。
【0046】6.動作終了後、再び低消費電力待機モー
ド移行時間が経過すると、低消費電力待機モードへ移行
する。
【0047】7.低消費電力待機モード中に通信予約時
刻が到来した場合は、次の起床時刻で起動後、予約され
ていた送信を開始する。
【0048】8.送信終了後、まだ予約動作がある場合
は、そのまま低消費電力待機モードと通常の待機モード
を周期的に交互に繰り返す。予約動作がなければ、図7
の送信予約がない場合に移行する。
【0049】以上が送信予約がある場合である。
【0050】(b)図7の送信予約がない場合 ファクシミリ装置Fは、送信予約がないので低消費電力
待機モードに移行したならば、時計回路5以外の起動要
因が発生するまで停止する。
【0051】1.何も動作していない待機状態で、一定
時間(低消費電力待機モード移行時間)が経過すると、
低消費電力待機モードへ移行する。該移行時に時計回路
5の起床時刻の設定は、すぐに起床しないように最大値
を設定する(少なくとも、前記(a)の場合の周期より
は十分に大きな値で、例えば、24時間程度の値を設定
する)。
【0052】2.低消費電力待機モードは、起動要因が
発生するまで続く。
【0053】3.起動要因が発生したならば、何等かの
動作を実行し、再び待機状態になる。
【0054】以上が送信予約がない場合である。この送
信予約がない場合は上記1〜3の動作を繰り返すことに
なる。
【0055】以上のように本実施の形態に係るファクシ
ミリ装置Fによれば、タイマー送信或はタイマーポーリ
ング受信等の送信予約や、通信管理レポート自動出力の
時刻指定等の予約動作が設定されたとき、低消費電力待
機モードと通常の待機モードを周期的に切り替えること
で、予約動作があるときにも低消費電力待機モードの実
行が可能となり、また、予約動作が設定されていない場
合は、低消費電力待機モードへ移行したならば時計回路
5の起床時刻の設定値を大きくし、起動要因が発生する
まで低消費電力待機モードを維持する。
【0056】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態を図8及び図9に基づき説明する。なお、
本実施の形態に係るファクシミリ装置の基本的な構成
は、上述した第1の実施の形態における図1と同一であ
るから、同図を流用して説明する。
【0057】本実施の形態に係るファクシミリ装置Fに
おいて行う低消費電力待機モードは、動作停止時にCP
U1及びプリンタ10を停止させることにより行うもの
である。このときCPU1は、低消費電力待機モードに
移行してクロックの発振を停止しており、復帰は起動信
号制御回路2からの起動信号によって行う。起動信号制
御回路2は、網制御回路3、操作パネル4、時計回路5
からの信号によって、CPU1に対して起動信号を発生
させるもので、各回路が信号を発生させる要因は、網制
御回路3の場合は交換機からの呼び出し信号の着信、操
作パネル4の場合はキーの押下、時計回路5の場合は予
め時計回路5に設定しておいた起床時刻の発生である。
【0058】これらの要因が発生すると、各回路からの
信号に従って起動信号制御回路2は、起動信号を発生す
る。この起動信号は、本実施の形態では、NMI割込信
号であり、CPU1はNMI割込信号を受けると低消費
電力待機モードから復帰して、クロックの発振を再開し
て動作を開始する。
【0059】一方、プリンタ10は、CPU1によりI
/Oポート6を通して出力される制御信号により低消費
電力待機モードへの移行及び復帰を行う。本実施の形態
ではこの制御信号をCPRDY信号と呼び、このCPR
DY信号がロー(Low)レベルのときにプリンタ10
は動作可能な状態にある。また、CPRDY信号がハイ
(High)レベルになると低消費電力待機モードへ移
行する。この低消費電力待機モードでは、プリンタ10
内部の動作は全て停止しており、通常の待機状態では行
われているヒーターの予熱等の動作は全て行われない。
そして、CPRDY信号が再びローレベルになると、プ
リンタ10は通常状態に復帰し、ヒーターの予熱やモー
ターの回転等の復帰処理を行う。
【0060】ここでは、モーターの回転、センサーのテ
スト等、複数のチェックを行うが、最も時間がかかるの
は定着温度のチェックで、ヒーターをオンした後、規定
時間内に正常な温度まで上昇することをチェックする。
【0061】本実施の形態では、この定着温度チェック
には、最大で30秒を要する。もちろん、環境温度が高
い場合や、前回に使用してから余り時間が経っていない
場合には、これより短い時間で正常な温度に達して使用
可能となる。
【0062】以上が本発明の前提となる低消費電力待機
モードの概要である。
【0063】図8は、本実施の形態に係るファクシミリ
装置Fにおける通常状態と待機状態の遷移を示す図であ
る。
【0064】待機モードにあるファクシミリ装置Fは、
予め決められた時間(S800)で周期的に復帰する
(S801)。一定周期(S805)により復帰したフ
ァクシミリ装置Fは、待機状態中に予約されているサー
ビスをチェックし、該当するサービスを実行する。具体
的には、最初の待機状態(S802)から割り込みによ
りCPU1が起床し、周辺装置の起動を行い、最後にプ
リンタ10の起動を確認すると、予約のチェックを行う
(S807)。ここでは、予約1,予約2が入っている
(S806)ので、通常状態に復帰した後(801)、
予約チェックを行い(S803)、予約1,2を実行す
る(S804)。これが終了すると、次の割り込みを設
定して待機モードに移行する。
【0065】次に、上記構成になる本実施の形態に係る
ファクシミリ装置Fの動作を図9に基づき説明する。図
9は、本実施の形態に係るファクシミリ装置Fにおける
上述した図8での(S807)からの動作を示すフロー
チャートである。なお、この図9に示すフローチャート
は、CPU1によりROM8に格納されているプログラ
ムが読み出され、該プログラムに従ってCPU1が実行
する。
【0066】まず、ステップS901で待機モードから
通常状態に復帰すると、次のステップS902で送信予
約があるか否かを判定する。そして、送信予約がない場
合は、次のステップS903へ進み、送信予約がある場
合は、ステップS909で送信予約を実行した後、ステ
ップS903へ進む。
【0067】このステップS903では、ポーリング受
信予約があるか否かを判定する。そして、ポーリング受
信予約がない場合は、次のステップS904へ進み、ポ
ーリング受信予約がある場合は、ステップS910でポ
ーリング受信を実行した後、ステップS904へ進む。
【0068】このステップS904では、レポート出力
があるか否かを判定する。そして、レポート出力がない
場合は、次のステップS905へ進み、レポート出力が
ある場合は、ステップS911でレポート出力を実行し
た後、ステップS905へ進む。
【0069】このステップS905では、装置状態が正
常か否かを判定し、正常であればステップS906で待
機状態への移行判定を行う。次にステップS907で前
記ステップS906における判定結果に基づいて移行可
能であるか否かを判定する。そして、移行可能であれば
ステップS908で待機状態への移行処理を実行した
後、本処理動作を終了する。
【0070】一方、前記ステップS905において装置
状態が正常でないと判定された場合は、ステップS91
2でエラー表示を行った後、本処理動作を終了する。ま
た、前記ステップS907において移行可能でないと判
定された場合は、何も処理せずに本処理動作を終了す
る。
【0071】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態を図10に基づき説明する。なお、本実施
の形態に係るファクシミリ装置の基本的な構成は、上述
した第1の実施の形態における図1と同一であるから、
同図を流用して説明する。
【0072】また、本発明の前提となる低消費電力待機
モードの動作に関しては、上述した第2の実施の形態と
同一であるので、その説明は省略する。
【0073】図10は、上述した図8における(S80
7)の処理を詳細に示すフローチャートである。
【0074】まず、ステップS1001で現在の時刻を
収集し、次のステップS1002で待機モード移行可能
時間帯を収集する。この収集結果から、次のステップS
1003で待機モードへの移行可能時間帯か否かを判定
する。そして、待機モードへの移行可能時間帯であれば
ステップS1004で最小復帰間隔を収集する。この最
小復帰間隔は、短時間の待機状態への移行を防止するも
ので、オペレーターにより任意に設定可能である。
【0075】次にステップS1005で次に復帰するま
での時間が最小復帰間隔より大きいか否かを判定し、次
に復帰するまでの時間が最小復帰間隔より大きい場合
は、次のステップS1006で周期起動の設定があるか
否かを判定する。そして、周期起動の設定がある場合
は、次のステップS1007で次の周期起動までの時間
が最小復帰間隔より大きいか否かを判定し、次の周期起
動までの時間が最小復帰間隔より大きい場合は、ステッ
プS1008に進む。また、前記ステップS1006に
おいて周期起動の設定がない場合は、ステップS100
7をスキップしてステップS1008に進む。
【0076】このステップS1008では、残りの移行
可能な時間帯が最小復帰間隔より大きいか否かを判定
し、残りの移行可能な時間帯が最小復帰間隔より大きい
場合は、ステップS1009で次の起動時間帯を設定
し、次のステップS1010で判定結果を”移行OK”
に設定した後、本処理動作を終了する。
【0077】一方、前記ステップS1003、ステップ
S1005、ステップS1007及びステップS100
8における判定結果が否定(NO)の場合は、いずれも
ステップS1011に進んで、判定結果を”移行NG”
に設定した後、本処理動作を終了する。
【0078】以上のように本実施の形態に係るファクシ
ミリ装置Fによれば、消費電力待機モードでの予約サー
ビス実行時に、周期起動による起動時にまとめて予約動
作を行うことができる。これにより予約件数が多い場
合、消費電力待機モードへの復帰及び再設定を頻繁に繰
り返すことを回避することができる。また、昼間の使用
頻度の高い時間帯と、夜間や休日の使用頻度の低い時間
帯を分けて消費電力待機モードに移行する動作を行うこ
とができる。これにより、昼間の使用頻度の高いときの
消費電力待機モードへの復帰及び再設定を頻繁に繰り返
すことを回避することができる。また、休日は常時消費
電力待機モードに設定することができるので、省電力化
に更に貢献することができる。
【0079】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4
の実施の形態を図11及び図12に基づき説明する。な
お、本実施の形態に係るファクシミリ装置の基本的な構
成は、上述した第1の実施の形態における図1と同一で
あるから、同図を流用して説明する。
【0080】また、本発明の前提となる低消費電力待機
モードの動作に関しては、上述した第2の実施の形態と
同一であるので、その説明は省略する。
【0081】図11は、本実施の形態に係るファクシミ
リ装置Fにおける通常待機モード(S1102)と低消
費電力(ESS)待機モード(S1103)の時間(S
1101)による遷移を示す図である。
【0082】通常待機モード(S1102)における操
作(S1104)で時刻指定サービス(S1106)が
設定される。その設定後一定時間(S1105)経過す
ると、最も近い時刻指定サービスの時刻までのタイマー
をセット(S1106)し、ファクシミリ装置Fは低消
費電力待機モードへ移行する。低消費電力待機モードに
あるファクシミリ装置Fは、予め設定された指定時刻に
復帰(S1107)し、該当するサービスを実行する。
具体的には、低消費電力待機モード(S1103)の状
態から割り込みによりCPU1が起床し、周辺装置の起
動を行い、最後にプリンタ10の起動を確認すると、時
刻指定サービスを実行する(S1108)。
【0083】次に、本実施の形態に係るファクシミリ装
置Fの動作を図12に基づき説明する。図12は、本実
施の形態に係るファクシミリ装置Fにおける低消費電力
待機モードからの復帰動作の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【0084】まず、ステップS1201で通信予約があ
るか否かを判定し、通信予約がない場合は、次のステッ
プS1202へ進む。また、通信予約がある場合は、ス
テップS1208で送信予約を実行した後、ステップS
1202へ進む。このステップS1202ではレポート
出力があるか否かを判定し、レポート出力がない場合
は、次のステップS1203へ進む。また、レポート出
力がある場合は、ステップS1209でレポート出力を
実行した後、ステップS1203へ進む。
【0085】このステップS1203では低消費電力待
機(ESS)モードへの移行が可能か否かを判定し、可
能である場合は、次のステップS1204で指定時刻サ
ービスを検索する。次にステップS1205で指定時刻
サービスがあるか否かを判定し、指定時刻サービスがな
い場合は、次のステップS1206で低消費電力待機
(ESS)モードへの移行処理を実行した後、次のステ
ップS1207で低消費電力待機(ESS)モードへ移
行する。また、前記ステップS1205において指定時
刻サービスがある場合は、次のステップS1212で最
短指定時刻を設定した後、前記ステップS1206へ進
む。
【0086】一方、前記ステップS1203において低
消費電力待機(ESS)モードへの移行が不可能である
場合は、ステップS1210でエラー表示を実行した
後、ステップS1211で通常待機モードに移行する。
【0087】以上詳述したように本実施の形態に係るフ
ァクシミリ装置によれば、時刻指定サービスが予約され
ている場合でも、低消費電力待機モードへの移行が可能
となり、待機時の消費電力を低減することができ、省電
力化に貢献することができる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1〜
請求項3記載のファクシミリ装置によれば、タイマー送
信等の送信予約やレポートの自動出力の時刻指定等の予
約動作が設定されている場合は、周期的に通常待機モー
ドと低消費電力待機モードとを繰り返し、予約動作がな
い場合は、前記周期動作を行わないで低消費電力待機モ
ードからの復帰要因が発生するまで低消費電力待機モー
ドを継続し、更に消費電力を抑制して動作することが可
能になり、常時電源がオン状態のこの種のファクシミリ
装置の消費電力を抑制することにより維持コストを低減
することができるという効果を奏する。
【0089】また、本発明の請求項4記載のファクシミ
リ装置によれば、低消費電力待機モードでの時刻指定サ
ービス実行時に、周期起動による起動時にまとめて予約
動作を行うことができるので、予約件数が多い場合、低
消費電力待機モードへの復帰及び再設定を頻繁に繰り返
すことを回避することができるという効果を奏する。ま
た、本発明の請求項4及び5記載のファクシミリ装置に
よれば、昼間の使用頻度の高い時間帯と、夜間や休日の
使用頻度の低い時間帯を分けて、低消費電力待機モード
への移行動作を行うことができるので、昼間の使用頻度
の高い時の低消費電力待機モードへの復帰及び再設定を
頻繁に繰り返すことを回避することができ、また、休日
は常時低消費電力待機モードに設定することができるの
で、より一層省電力化に貢献することができるという効
果を奏する。
【0090】更に、本発明の請求項6及び7記載のファ
クシミリ装置によれば、時刻指定サービスが予約されて
いる場合でも、低消費電力待機モードへの移行が可能と
なり、待機時の消費電力を低減することができ、省電力
化に貢献することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態に係るファクシミリ装置における
低消費電力待機モードへの移行と復帰動作の制御手順を
示すフローチャートである。
【図3】同実施の形態に係るファクシミリ装置における
低消費電力待機モードへの移行判定処理動作の制御手順
を示すフローチャートである。
【図4】同実施の形態に係るファクシミリ装置における
低消費電力待機モードへの移行処理動作の制御手順を示
すフローチャートである。
【図5】同実施の形態に係るファクシミリ装置における
低消費電力待機モードからの復帰処理動作の制御手順を
示すフローチャートである。
【図6】同実施の形態に係るファクシミリ装置における
送信予約がある場合の低消費電力待機モードと通常待機
モードの切り替え動作を示す図である。
【図7】同実施の形態に係るファクシミリ装置における
送信予約がない場合の低消費電力待機モードと通常待機
モードの切り替え動作を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るファクシミリ
装置における処理動作の時間による遷移を示す図であ
る。
【図9】同実施の形態に係るファクシミリ装置における
処理動作の制御手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施の形態に係るファクシミ
リ装置における処理動作の制御手順を示すフローチャー
トである。
【図11】本発明の第4の実施の形態に係るファクシミ
リ装置における処理動作の時間による遷移を示す図であ
る。
【図12】同実施の形態に係るファクシミリ装置におけ
る処理動作の制御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 起動信号制御回路 3 網制御回路 4 操作パネル 5 時計回路 6 I/Oポート 7 SCU 8 ROM 9 RAM 10 プリンタ
フロントページの続き (72)発明者 齋藤 斉 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藤野 徹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すぐに動作可能な通常待機状態におい
    て、何も動作していない時間が一定時間経過後消費電力
    を低減した低消費電力待機状態へ移行する移行手段と、
    時刻を指定して送信/レポート出力等の各種動作を予約
    する予約手段と、前記低消費電力待機状態から通常待機
    状態に復帰する復帰手段と、前記低消費電力待機状態へ
    移行するときに前記予約手段により動作が予約されてい
    る場合周期的に復帰し且つ前記動作が予約されていない
    場合起動要因が発生するまで復帰しないように制御する
    制御手段とを具備したことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 すぐに動作可能な通常待機状態におい
    て、何も動作していない時間が一定時間経過後消費電力
    を低減した低消費電力待機状態へ移行する移行手段と、
    時刻を指定して送信/レポート出力等の各種動作を予約
    する予約手段と、前記低消費電力待機状態から通常待機
    状態に復帰する復帰手段と、前記低消費電力待機状態か
    ら通常待機状態への復帰時間を設定する復帰時間設定手
    段と、前記低消費電力待機状態へ移行するときに前記予
    約手段により動作が予約されている場合前記復帰時間設
    定手段により復帰時間を設定し且つ前記動作が予約され
    ていない場合前記復帰時間設定手段による復帰時間を前
    記予約されている場合のそれより大きな値に設定するよ
    うに制御する制御手段とを具備したことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 すぐに動作可能な通常待機状態におい
    て、何も動作していない時間が一定時間経過後消費電力
    を低減した低消費電力待機状態へ移行する移行手段と、
    時刻を指定して送信/レポート出力等の各種動作を予約
    する予約手段と、前記低消費電力待機状態から通常待機
    状態に復帰する復帰手段と、前記低消費電力待機状態か
    ら通常待機状態への復帰時間を設定する復帰時間設定手
    段と、前記低消費電力待機状態へ移行するときに前記予
    約手段により動作が予約されている場合前記復帰時間設
    定手段により復帰時間を前記予約手段により設定する時
    間の単位で設定することで周期的に通常待機状態に復帰
    し且つ前記動作が予約されていない場合前記復帰時間設
    定手段による復帰時間を前記予約されている場合のそれ
    より大きな値に設定するように制御する制御手段とを具
    備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 すぐに動作可能な通常待機状態におい
    て、何も動作していない時間が一定時間経過後消費電力
    を低減した低消費電力待機状態へ移行する移行手段と、
    低消費電力待機モード中に予め設定された周期毎に前記
    低消費電力待機状態を解除する解除手段と、タイマー予
    約通信及び通信レポートの定時出力等の時刻指定サービ
    スを登録する登録手段と、前記登録手段により登録され
    た時刻指定サービスを実行する時刻指定サービス実行手
    段と、前記解除手段により前記低消費電力待機状態を解
    除したとき前記登録手段により時刻指定サービスが登録
    されている場合は該時刻指定サービスを実行し且つ前記
    時刻指定サービスが登録されていない場合または前記時
    刻指定サービスの実行が終了した場合は再び前記低消費
    電力待機状態へ移行するように制御する制御手段とを具
    備したことを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 すぐに動作可能な通常待機状態におい
    て、何も動作していない時間が一定時間経過後消費電力
    を低減した低消費電力待機状態へ移行する移行手段と、
    低消費電力待機状態への移行可能時間帯若しくは移行禁
    止時間帯を設定する設定手段と、前記消費電力待機状態
    へ移行可能な場合に限り該消費電力待機状態への自動移
    行を許可し且つユーザーの操作により前記移行可能時間
    帯若しくは移行禁止時間帯の再設定が可能なように制御
    する制御手段とを具備したことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  6. 【請求項6】 前記設定手段は、消費電力待機状態への
    移行可能時間帯若しくは移行禁止時間帯を曜日毎に異な
    る時間帯に設定できることを特徴とする請求項5記載の
    ファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】 すぐに動作可能な通常待機状態におい
    て、何も動作していない時間が一定時間経過後消費電力
    を低減した低消費電力待機状態へ移行する移行手段と、
    タイマー予約通信及び通信レポートの定時出力等の時刻
    指定サービスを実行する時刻指定サービス実行手段と、
    予め設定された指定時刻に前記低消費電力待機状態を解
    除する解除手段と、前記低消費電力待機状態中に前記時
    刻指定サービスを実行し且つ前記時刻指定サービスが終
    了すると再び前記低消費電力待機状態へ移行するように
    制御する制御手段とを具備したことを特徴とするファク
    シミリ装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記時刻指定サービス
    が終了すると他の時刻指定サービスを起動するタイマー
    を設定して、再び前記低消費電力待機状態へ移行するよ
    うに制御することを特徴とする請求項7記載のファクシ
    ミリ装置。
JP8126343A 1996-04-24 1996-04-24 ファクシミリ装置 Pending JPH09294174A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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