JP6038670B2 - 釣り用錘 - Google Patents

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本発明は、水中での落下が早く、根掛かりをしにくい釣り用錘に関する。
釣り用の錘は、釣る対象としている魚の種類によって、更には状況判断などによって、異なった種類のモノを使い分けることが多い。
釣りの種類によっては、水中での落下が早い錘が好まれる。そうした錘は、流線型や紡錘形が主流であり、幅寸法と水底側の端部および釣り竿側の端部の距離とを比べた場合には、幅寸法が小さい。
釣り竿側の端部には、釣り竿につながる道糸が縛り付けられている。
上記の錘は、水底に達した後で、そのまま水底を引き回したりして魚をおびき寄せるような使い方をすることもある。
水底を引き回す場合に問題となるのは、「根掛かり」である。
特許文献1は、潮の流れなどの影響を受けても根掛かりをしにくいL型天秤付き釣り用錘の提供する。すなわち、L型天秤4は、釣り用錘1の長手方向中心軸Xに沿って上方に延びる第1のアーム6と、釣り用錘1の長手方向中心軸Xに対して垂直な方向に延びる第2のアーム8とを有する。釣り用錘1全体の重心Gは、長手方向中心軸Xに対して第2のアーム8の延在方向と反対の方向に偏心して位置させる。
特開2012−152201号公報
特許文献1に記載した技術では、L型天秤を必須としているため、L型天秤を使わない場合や使いたくない場合には対応できない。
また、天秤そのものが根掛かりの原因となる場合もある。
本発明が解決しようとする課題は、使用するシーンをできる限り狭めず、根掛かりもしにくい複合錘を提供することにある。
(第一の発明)
本願における第一の発明は、釣り糸(20)につなげられて用いる全体形状として紡錘形をなす複合錘(10)であって、 釣り糸(20)側に位置する浮力体(15)と、その浮力体(15)から反釣り糸(20)側に位置する金属製の錘体(11)とを備え、 前記の浮力体(15)は、釣り糸(20)側の端部付近が他の部位よりも比重が小さくなるように形成した複合錘に係る。
前記の浮力体(15)は、中空部分を備えるとともに、比重の小さな樹脂にて反釣り糸(20)側を均一な肉厚としつつ釣り糸(20)側の端部付近を前記の均一な肉厚よりも厚い肉厚として形成する。
(用語説明)
「錘体(11)」は、SUS、タングステン、スズ、鉄合金、亜鉛合金、鉛合金などの金属から形成される。
「浮力体(15)」は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂、発泡樹脂などが好ましく採用される。 単一の素材である必要は無く、たとえば、錘体10に近い側と遠い側とで異なる素材を採用することも可能である。その場合、遠い側の素材を近い側の素材よりも小さな比重の素材を採用する。
浮力体(15)において「釣り糸(20)側の端部付近が他の部位よりも比重が小さくなるように形成」する手段としては、他の請求項で限定する場合の他、素材の発泡率を変化させる、断面積を変化させる、などである。
(作用)
本発明に係る複合錘(10)は、錘体(11)が水底へ付いた場合に、釣り糸(20)が弛んでいても浮力体(15)の比重が小さく、しかも釣り糸(20)側の端部付近が他の部位よりも比重が小さいので、釣り糸(20)側の端部が浮いて水底から離れる。その結果、水底の海草類などに引っ掛かる確率が低下し、結果として根掛かりする確率を低下させる。
釣り人は、リールを少々巻き取ることで釣り糸(20)の弛みをとり、釣り竿を手繰って錘体(11)が水底をはうように引き回したりする。この際にも、本発明に係る複合錘(10)は、全体形状として紡錘形をなしているので、釣り糸(20)側の端部付近が水底から離れていることと相まって、水底の海草類などに引っ掛かる確率が低下し、結果として根掛かりする確率が低下する。
第一の発明のバリエーション1
前記の錘体における釣り糸(20)側には、釣り糸(20)を繋ぐためのリング(14)を固定しており、 そのリング(14)は、前記の浮力体(15)を貫通させて固定することとしてもよい。
「釣り糸(20)側の端部付近が他の部位よりも長手方向に垂直な断面が大きくなる」とは、断面積として大きい場合のほか、断面形状の外形や外径が大きい場合も含む。浮力体(15)が中空の部位を含む場合、含まない場合のいずれであっても、長手方向に垂直な断面が大きくなることで浮力を増大させる趣旨である。
第一の発明のバリエーション2
前記のバリーション1については、以下のような形成してもよい。
すなわち、前記のリング(14)は、金属の線材にて形成するとともに、前記の浮力体(15)の軸方向の中空部分を貫通させ、 浮力体(15)におけるリング(14)側の端部は充填剤(16)にて塞ぐように形成してもよい。
(作用)
錘体(11)が水底に接触した場合、その錘体(11)とリング(14)とは直接つながっており、そのリング(14)と釣り糸(20)とがつながっている。したがって、釣り竿(21)を手繰る釣り人としては、錘体(11)が水底に接触した感触を感じ取りやすい。
第一の発明のバリエーション3
第一の発明は、以下のようなバリエーションを提供することもできる。
すなわち、浮力体(15)における釣り糸(20)側の端部には、釣り糸(20)側の端部付近が他の部位よりも比重を小さくするための浮力部材(18)を固定可能に形成してもよい。
(作用)
浮力部材(18)を着脱することで、釣り人にとって好みの浮力や、水中での操作感を選択できる。
第一の発明および第二の発明によれば、使用するシーンをできる限り狭めず、根掛かりもしにくい複合錘を提供することができた。
本発明の実施形態を用いて釣りをする状態を示す斜視図である。 本発明の第一の実施形態を示す組立斜視図である。 本発明の第一の実施形態を示す断面図である。 本発明のバリエーションを示す組立斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。 ここで使用する図面は、図1から図4である。
図1には、本発明の実施形態に係る複合錘10を用いて釣りをする状態を示している。釣り糸20に固定されるとともに、釣り針や仕掛けなどを固定して用いる。
この複合錘10は、図2に示すように、釣り糸20につなげられて用いる全体形状として紡錘形をなす。
亜鉛合金などによる金属製の錘体11と、その錘体11における釣り糸20側に位置する樹脂製の浮力体15と、別体で形成してはめあわせて固定している。
図2(b)にて示すように、錘体11における釣り糸20側には、釣り糸20を繋ぐためのリング14を固定している。すなわち、ステンレス綱などによる線材を錘体11における釣り糸20側に埋め込み、反錘体11側の端部がリング状をなすように変形させてリング14を形成している。
リング14は、釣り糸20を固定するほか、天秤、仕掛け、疑似餌など、様々なツールを固定して用いることができる。
図3(b)に示すように、浮力体15における反錘体11側の端部には、リング14の外径と同寸法のスリット状の孔が予め設けられている。リング14は、浮力体15の軸方向の中空部分を貫通させ、前記のスリット状の孔を通過させる。そして、通過させた後に充填剤16にてその孔を塞ぎ、浮力体15の内方へ空気を閉じこめる。
浮力体15は、その長手方向に沿ってリング14に向かうと、その長手方向に垂直な断面形状が小さくなるように先細り、リング14の直前で再び大径となり、最後に前述のリング14の部位となる。リング14の付近は、厚肉に形成しており、浮力体15の内方が浸水しても浮力が確保できるようになっている。
浮力体15を上記のように形成しているので、錘体11が水底へ付いた場合に、釣り糸20が弛んでいても浮力体15の比重が小さく、しかも釣り糸20側の端部付近が他の部位よりも比重が小さい。したがって、釣り糸20側の端部が確実に浮いて水底から離れる。その結果、水底の海草類などに引っ掛かる確率が低下し、結果として根掛かりする確率を低下させる。
釣り人は、リールを少々巻き取ることで釣り糸20の弛みをとり、釣り竿を手繰って錘体11が水底をはうように引き回したりする。この際にも、本発明に係る複合錘10は、全体形状として紡錘形をなしているので、釣り糸20側の端部付近が水底から離れていることと相まって、水底の海草類などに引っ掛かる確率が低下し、結果として根掛かりする確率が低下する。
また、錘体11が水底に接触した場合、その錘体11とリング14とは直接つながっており、そのリング14と釣り糸20とがつながっている。したがって、釣り糸20につながった釣り竿21を手繰る釣り人としては、錘体11が水底に接触した感触を感じ取りやすい。
図4に示すのは、浮力体15におけるリング14側の比重をより小さくするため、着脱自在な浮力部材18を設けることとした実施形態である。
図4(a)に示すのは、浮力体15の先端に形成した矢印形状の被固定体17に対して、切り込み部分を備えたC字形の浮力部材18aを噛み合わせるものである。これで、浮力体15におけるリング14側の比重をより小さくする。
図4(b)に示すのは、断面がほぼ三角形をなす浮力部材18bを、部分的に大径をなした被固定体17に対して、軸方向に押し込んで固定するものである。これによって浮力体15におけるリング14側の比重をより小さくする。
図4(c)は、雄ねじ部として形成した被固定体17に対して、ドーナツリング状をなした内径部分に雌ねじ部を有する浮力部材18cをねじ込んで固定するものである。これによって浮力体15におけるリング14側の比重をより小さくする。
図4(d)は、図4(c)の変形例である。すなわち、ドーナツリング状の浮力部材18dの内径部分に雌ねじ部を設けず、浮力部材18dとは別に浮力部材固定具としてのナット19を備えたものである。
いずれの浮力部材18も、材質やサイズを異ならせて複数種類を用意しておけば、釣り人が好みの操作感を選択できる。
本発明は、釣り具の製造業、釣り具のレンタル業、アウトドアスポーツのインストラクター事業などにおいて、利用可能性を有する。
10; 複合錘 11; 錘体
14; リング
15; 浮力体 16; 充填剤
17; 被固定部
18; 浮力部材(18a、18b、18c、18d)
19; 浮力部材固定具(ナット)
20; 釣り糸(ライン) 21; 釣り竿

Claims (4)

  1. 釣り糸につなげられて用いる全体形状として紡錘形をなす複合錘であって、
    釣り糸側に位置する浮力体と、その浮力体から反釣り糸側に位置する金属製の錘体とを備え、
    前記の浮力体は、釣り糸側の端部付近が他の部位よりも比重が小さくなるように、中空部分を備えるとともに、比重の小さな樹脂にて反釣り糸側を均一な肉厚としつつ釣り糸側の端部付近を前記の均一な肉厚よりも厚い肉厚として形成した複合錘。
  2. 前記の錘体における釣り糸側には、釣り糸を繋ぐためのリングを固定しており、
    そのリングは、前記の浮力体を貫通させて固定することとした請求項1に記載の複合錘。
  3. 前記のリングは、金属の線材にて形成するとともに、前記の浮力体の軸方向の中空部分を貫通させ、
    浮力体におけるリング側の端部は充填剤にて塞ぐように形成した請求項2に記載の複合錘。
  4. 浮力体における釣り糸側の端部には、釣り糸側の端部付近が他の部位よりも比重を小さくするための浮力部材を固定可能に形成した請求項1から請求項3のいずれかに記載の複合錘。
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