JP6037412B2 - バックアップピン及びバックアップピン自動交換システム - Google Patents

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Description

本発明は、部品実装機の部品実装ステーションで部品を実装する回路基板を下方から支えるバックアップピン及びバックアップピン自動交換システムに関する発明である。
近年の部品実装基板は薄型化が進み、曲りやすくなっているため、部品実装機で回路基板に部品を実装する場合は、回路基板を下方からバックアップピンで支えて回路基板の曲りを防ぐようにしている。また、近年の高密度実装化・小型化の要求を満たすために、回路基板の両面に部品を実装した両面実装基板の需要も多い。この両面実装基板を部品実装機で生産する場合は、まず基板の片面に部品を実装した後、当該基板を裏返して部品実装機に再投入して基板の残りの片面に部品を実装するようにしている。
基板の残りの片面に部品を実装する際に、基板を下方から支えるバックアップピンが基板下面の先付け部品に当たると、その先付け部品が損傷したり、基板が押し上げられる可能性があるため、特許文献1(特開2004−335973号公報)に記載されているように、バックアップピンをウレタン等の軟質弾性材料で形成して、ピン先端部が先付け部品に当たったときに、弾性変形して先付け部品の損傷や基板の押し上げを防ぐようにしている。一般に、このような弾性変形可能なバックアップピンは、「ソフトピン」と呼ばれ、弾性変形しないバックアップピンは、「ハードピン」と呼ばれている。
ソフトピンを使用して両面実装基板を生産する場合は、ベースプレート上に多数のソフトピンがマトリックス状に一体に形成されたピンブロックを使用し、生産する基板種毎に先付け部品の配置に応じて作業者がピンブロックから不要なソフトピンをちぎり取るようにしたものがある。或は、特許文献1に記載されているように、バックアッププレート(ピン支持板)に多数の取付孔をマトリックス状に形成すると共に、ソフトピンの下端に取付孔に嵌合する嵌合凸部を形成し、生産する基板種毎に先付け部品の配置に応じて作業者がソフトピン下端の嵌合凸部を嵌合する取付孔を選択してソフトピンをバックアッププレートに取り付けるようにしたものがある。
一方、基板片面のみに部品を実装する片面実装基板を生産するときに使用するハードピンの場合は、特許文献2(特許第2792931号公報)に記載されているように、バックアッププレートに多数の取付孔をマトリックス状に形成し、生産する基板種に応じて、作業者がハードピン下端の嵌合凸部を嵌合する取付孔を選択してハードピンをバックアッププレートに取り付けるようにしたものがある。
特開2004−335973号公報 特許第2792931号公報
しかしながら、上記従来技術では、ハードピンとソフトピンとを別々に取り揃えて管理しなければならず、バックアップピンの管理が面倒で、管理コストが高くつくという欠点があった。
そこで、本願発明が解決しようとする課題は、バックアップピンの管理が容易で、管理コストを低減できるバックアップピン及びバックアップピン自動交換システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明のバックアップピンは、下部側のホルダ部と、該ホルダ部に交換可能に保持される上部側のピン部とから構成され、材質及び/又は形状の異なる複数種類のピン部の中から選択したピン部を前記ホルダ部に保持させて使用するようにしたものである。このようにすれば、材質や形状の異なる複数種類のバックアップピンの間でホルダ部を共通化できるため、バックアップピンの管理が容易で、管理コストを低減できる。
この場合、ホルダ部に保持可能なピン部は、軟質弾性材料で形成したソフトピン部、または、硬質材料で形成したハードピン部が含まれていれば良く、また、同じ材質で形状のみが異なる複数種類のソフトピン部やハードピン部が含まれていても良く、また、軟質弾性材料(弾性係数)の異なる複数種類のソフトピン部が含まれていても良い。
また、本発明のバックアップピンのホルダ部には、部品実装機の装着ヘッドに保持されたチャックで掴むための掴み部を形成すると良い。このようにすれば、部品実装機の装着ヘッドのチャックでバックアップピンを確実に掴んで、該バックアップピンを任意の位置に自動的に配置することができる。
本発明のバックアップピンをバックアッププレートに取り付ける構造は、特許文献1,2のように、バックアッププレートに多数の取付孔をマトリックス状に形成すると共に、バックアップピンのホルダ部に該取付孔に嵌合する嵌合凸部を形成し、生産する基板種に応じて、ホルダ部の嵌合凸部を嵌合する取付孔を選択してバックアップピンをバックアッププレートに取り付けるようにしても良い。
しかし、この取付構造では、バックアッププレート上のバックアップピンの配置が取付孔の位置に限定されてしまい、バックアップピンの位置を自由に配置できない。
そこで、バックアッププレートを磁性材料で形成すると共に、バックアップピンのホルダ部に、該バックアッププレート上に該ホルダ部を磁力により保持する磁石を設けた構成とすると良い。このようにすれば、バックアッププレート上の任意の位置にバックアップピンを磁石の磁力により取り付けることができるため、バックアッププレート上にバックアップピンの位置を自由に配置できる。
また、本発明のバックアップピンを収納するストッカーと、該バックアップピンを載せるバックアッププレートと、前記部品実装機の装着ヘッドに保持されたチャックと、装着ヘッドの移動動作と該チャックの開閉動作を制御する制御手段とを備え、前記ストッカーには、異なる種類のピン部が保持された複数本のバックアップピンが収納され、前記制御手段は、前記バックアッププレート上のバックアップピンを前記チャックで掴んで前記ストッカーに収納する動作と、前記ストッカーに収納した複数本のバックアップピンの中から予め決められたバックアップピンを前記チャックで掴んで前記バックアッププレート上の所定の位置に載せる動作とを制御するようにすると良い。このようにすれば、ストッカー内に収納されたバックアップピンを選択してバックアッププレート上に載せる作業を自動化することができる。
この場合、ストッカーは、回路基板を搬送するコンベアの外側に配置しても良いが、コンベアの外側にストッカーを配置すると、部品実装機の装着ヘッドのチャックでストッカー内のバックアップピンを掴んでバックアッププレート上に載せる際に、装着ヘッドをコンベアのレールを跨いで移動させなければならず、装着ヘッドの移動距離が長くなって、バックアップピンの載せ替え作業に時間がかかる。一方、ストッカーをコンベアの内側に配置すると、ストッカーの上方に回路基板が存在する可能性があるため、ストッカーに収納したバックアップピンが回路基板の先付け部品と干渉する可能性がある。
これらの課題を解決するために、ストッカーは、コンベアの内側に位置するバックアッププレートの側縁部に、該バックアッププレートよりも低くなるように設けるようにすると良い。このようにすれば、ストッカーをコンベアの内側に位置するバックアッププレートの側縁部に設けても、ストッカーに収納したバックアップピンが回路基板の先付け部品と干渉することを防止できる。しかも、ストッカーをコンベアの内側に位置するバックアッププレートの側縁部に設けると、装着ヘッドをコンベアのレールを跨いで移動させる必要がなく、装着ヘッドの移動距離が短くなって、バックアップピンの載せ替え作業時間を短縮することができる。
この場合、コンベアの両側のレールの一方側を位置が固定された基準レールとし、他方側を回路基板の幅に応じてその幅方向に移動する可動レールとする部品実装機においては、ストッカーを基準レール側に設けるようにすると良い。回路基板は、基準レールで支えられるため、バックアッププレートのうちの基準レールの近傍にはバックアップピンを配置する必要がない。このため、ストッカーを基準レール側に設ければ、バックアッププレート上のバックアップピンの配置を実質的に制限することなく、バックアッププレートにストッカーを設けることができる。
また、撮像対象物を上方から撮像する撮像装置を備えた部品実装機においては、ストッカーに収納されたバックアップピンを該撮像装置で撮像して画像処理することで該バックアップピンの種類を認識するようにすると良い。このようにすれば、バックアップピンの種類を間違えてバックアッププレート上に載せるミスを確実に防止できる。
図1は本発明の一実施例における2種類のピン部とホルダ部との組み合わせを説明する斜視図である。 図2は部品実装機の部品実装ステーションを示す斜視図である。 図3(a)は基板アンクランプ時の状態を示すストッカーの周辺部分の縦断面図、同図(b)は基板クランプ時の状態を示すストッカーの周辺部分の縦断面図である。 図4はストッカーの配置を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1を用いて2種類のバックアップピン11,12の構成を説明する。
バックアップピン11,12は、下部側のホルダ部13と、該ホルダ部13に交換可能に保持される上部側のピン部14,15とから構成されている。ピン部14,15は、異なる材質及び/又は異なる形状に形成されている。本実施例では、一方のピン部14は、金属、プラスチック等の硬質材料で複数段の段付き円柱状に形成されたハードピン部であり、他方のピン部15は、ウレタン、ゴム等の軟質弾性材料で形成されたソフトピン部であり、上部側ほど小径となるテーパ状に形成され、その上端部が丸みのある形状(ドーム形状)に形成されている。これらハード/ソフトの各ピン部14,15は、下部側の最大外径寸法が同一となるように形成されている。
一方、ホルダ部13は、金属、プラスチック等の硬質材料で形成され、その上部側に、ピン部14又は15の下部側を嵌合して当該ピン部14又は15を上向きに保持するための横断面円形の嵌合穴16が形成されている。ハード/ソフトの2種類のピン部14,15のいずれか一方の下部側をホルダ部13の嵌合穴16に嵌合して当該ピン部14又は15をホルダ部13に上向きに保持させることで、バックアップピン11又は12を組み立てるようになっている。以下の説明では、ハードピン部14を保持したバックアップピン11を「ハードピン」と略称し、ソフトピン部15を保持したバックアップピン12を「ソフトピン」と略称する場合がある。ハードピン11は、厚い(剛性の高い)回路基板をバックアップする場合に使用すると良い。ソフトピン12は、振動抑制を行いたい回路基板をバックアップする場合に使用すると良い。また、ソフトピン12は、先付け部品をサポートするときに使用しても良い。ハードピン11とソフトピン12を混在させて使用しても良い。
また、ホルダ部13の外周部には、部品実装機の装着ヘッドに保持されたチャック(図示せず)で掴むための環状凹溝状の掴み部17が形成されている。ホルダ部13の下部には、後述するバックアッププレート30上に該ホルダ部13を磁力により保持する磁石18が設けられている。
次に、図2乃至図4を用いて部品実装機の部品実装ステーション22の構成を説明する。部品実装ステーション22は、コンベア23,24で搬入されてきた回路基板25に部品実装機の装着ヘッド(図示せず)で部品を実装する場所である。コンベア23,24は、回路基板25の左右両辺部を載せて搬送するように該回路基板25の搬送方向と平行に配置され、右側のコンベア23を保持するレール27は、位置が固定された基準レールであり、左側のコンベア24を保持するレール28は、回路基板25の幅に応じてその幅方向に移動する可動レールとなっている。
部品実装ステーション22には、バックアップピン11,12を載せるバックアッププレート30が水平に設けられている。このバックアッププレート30は、鉄等の磁性材料で形成され、バックアップピン11,12がそのホルダ部13の磁石18によりバックアッププレート30上に吸着保持されるようになっている。図3に示すように、バックアッププレート30は、昇降機構31によって昇降するように構成され、下降動作時の下限位置が図3(a)に示す基板アンクランプ位置となり、上昇動作時の上限位置が図3(b)に示す基板クランプ位置となる。
図3(a)に示すように、バックアッププレート30が基板アンクランプ位置に下降した状態では、バックアッププレート30上のバックアップピン11,12の上端がコンベア23,24上の回路基板25の下面よりも低い位置にあり、且つ、コンベア23,24上の回路基板25の下面に先付け部品32が実装されている場合は、バックアッププレート30上のソフトピン12の上端が該回路基板25の下面の先付け部品32の下端よりも低くなるように設定されている。
一方、図3(b)に示すように、バックアッププレート30が基板クランプ位置に上昇した状態では、バックアッププレート30上のバックアップピン11,12の上端がコンベア23,24上の回路基板25の下面に当接して該回路基板25を下方から支えて該回路基板25の曲りを防止する。バックアッププレート30が基板クランプ位置に上昇する際に、コンベア23,24の内側に位置するクランプ部材33が上昇して、各レール27,28の上端内側に設けられたフランジ部27a,28aとクランプ部材32との間に回路基板25の左右両辺部を挟み込んでクランプするようになっている。
図2乃至図4に示すように、バックアッププレート30の側縁部のうちの基準レール27の内側近傍には、切欠部30aが形成され、該切欠部30aの縁部に複数本のバックアップピン11,12を収納するストッカー34が取付具35(図3参照)を介して取り付けられている。ストッカー34は、基準レール27の内側に沿って複数本のバックアップピン11,12を一列に並べて載置できるように形成されている。ストッカー34の上面には、複数本のバックアップピン11,12のホルダ部13を1個ずつ嵌合して収納する複数の収納凹部36(図3参照)が一列に形成され、各収納凹部36に収納したバックアップピン11,12がバックアッププレート30の切欠部30aから上方に露出するようになっている。
本実施例では、基準レール27の内側近傍の2箇所にストッカー34が設けられ、一方のストッカー34にハードピン11が収納され、他方のストッカー34にソフトピン12が収納される。尚、ハードピン11のみを使用する片面実装基板の生産では、2箇所のストッカー34にハードピン11のみを収納し、ソフトピン12のみを使用する両面実装基板の生産では、2箇所のストッカー34にソフトピン12のみを収納するようにすれば良い。
ところで、ストッカー34はバックアッププレート30に取り付けられているため、図3(b)に示すように、バックアッププレート30が基板クランプ位置に上昇すると、ストッカー34も上昇する。このため、ストッカー34上に載せたバックアップピン11,12がコンベア23,24上の回路基板25の先付け部品32に干渉しないようにする必要がある。この対策として、本実施例では、ストッカー34は、バックアッププレート30の下面よりも先付け部品32の高さ以上低くなる位置に設けられている。
次に、部品実装機の装着ヘッドに保持されたチャックを用いて、バックアッププレート30上のバックアップピン11又は12を載せ替える動作を説明する。
装着ヘッドの移動動作とチャックの開閉動作は、部品実装機の制御装置(制御手段)によって制御される。バックアッププレート30上のバックアップピン11又は12を載せ替える動作は、バックアッププレート30の上方に回路基板25が存在しない状態で行われる。この際、バックアッププレート30を基板クランプ位置へ上昇させても良いし、上昇させずに基板アンクランプ位置でバックアップピン11又は12を載せ替える動作を行うようにしても良い。
バックアッププレート30上のバックアップピン11又は12を取り外してストッカー34に収納する場合は、バックアッププレート30上の取り外しの対象となるバックアップピン11又は12の上方へ装着ヘッドを移動させて、当該バックアップピン11又は12のホルダ部13の掴み部17を当該装着ヘッドのチャックで掴んで、当該バックアップピン11又は12をバックアッププレート30から引き剥がした後、当該バックアップピン11又は12をストッカー34の空いている収納凹部36の上方へ移動させて、当該収納凹部36内に収納する。
尚、バックアッププレート30上に載せたバックアップピン11又は12の位置を、当該バックアッププレート30上の別の位置に移し替える場合は、移し替えの対象となるバックアップピン11又は12をチャックで掴んで、当該バックアップピン11又は12をバックアッププレート30から引き剥がした後、当該バックアップピン11又は12をバックアッププレート30の目標とする載せ替え位置の上方へ移動させて、当該バックアップピン11又は12を下降してバックアッププレート30上に載せる。これにより、バックアップピン11又は12は、そのホルダ部13の磁石18の磁力によりバックアッププレート30上の目標とする載せ替え位置に吸着保持される。
一方、ストッカー34に収納したバックアップピン11又は12をバックアッププレート30上の目標とするピン載置位置に載せる場合は、ストッカー34に収納されたバックアップピン11又は12を部品実装機の撮像装置(図示せず)で撮像して画像処理することで当該バックアップピン11又は12の種類や位置を認識する。撮像装置で撮像する際に、上方から照明することで、その照明光の反射によりハードピン部14の上端面やホルダ部13の円環状の上端面が光って撮像されるため、ホルダ部13の上端面(円環状の光る面)の中心に光る面が存在するか否かで、ハードピン11とソフトピン12とを識別すれば良い。
このような光る面の画像処理判定によりバックアップピン11又は12の種類や位置を認識して、ストッカー34に収納した複数本のバックアップピン11又は12の中から、バックアッププレート30上に載せるバックアップピン11又は12を選択して、当該バックアップピン11又は12のホルダ部13の掴み部17をチャックで掴んでストッカー34から引き上げた後、当該バックアップピン11又は12をバックアッププレート30の目標とするピン載置位置の上方へ移動させて、当該バックアップピン11又は12を下降してバックアッププレート30上に載せる。これにより、バックアップピン11又は12は、そのホルダ部13の磁石18の磁力によりバックアッププレート30上の目標とするピン載置位置に吸着保持される。
以上説明した本実施例のバックアップピン11,12は、下部側のホルダ部13と、該ホルダ部13に交換可能に保持される上部側のピン部14,15とから構成され、材質や形状の異なる2種類のピン部14,15の中から選択したピン部14又は15をホルダ部13に保持させて使用するようにしたので、材質や形状の異なる2種類のバックアップピン11,12の間でホルダ部13を共通化でき、バックアップピン11,12の管理が容易で、管理コストを低減できる。
本発明は、ホルダ部13に交換可能に保持される上部側のピン部14,15をハード/ソフトの2種類とする場合に限定されず、同じ材質で形状のみが異なる複数種類のソフトピン部やハードピン部が含まれていても良く、また、軟質弾性材料(弾性係数)の異なる複数種類のソフトピン部が含まれていても良い。
また、本実施例のバックアップピン11,12のホルダ部13には、部品実装機の装着ヘッドのチャックで掴むための掴み部17を形成したので、部品実装機の装着ヘッドのチャックでバックアップピン11,12を確実に掴んで、該バックアップピン11,12をバックアッププレート30上の任意の位置に自動的に配置することができる。
また、本実施例では、バックアップピン11,12のホルダ部13に、バックアッププレート30上に該ホルダ部30を磁力により保持する磁石18を設けて、バックアップピン11,12をそのホルダ部13の磁石18によりバックアッププレート30上に吸着保持するように構成したが、前述した特許文献1,2のように、バックアッププレートに多数の取付孔をマトリックス状に形成すると共に、バックアップピンのホルダ部に該取付孔に嵌合する嵌合凸部を形成し、生産する基板種に応じて、ホルダ部の嵌合凸部を嵌合する取付孔を選択してバックアップピンをバックアッププレートに取り付けるようにしても良い。
しかし、この取付構造では、バックアッププレート上のバックアップピンの配置が取付孔の位置に限定されてしまい、バックアップピンの位置を自由に配置できない。
その点、本実施例のように、バックアップピン11,12をそのホルダ部13の磁石18によりバックアッププレート30上に吸着保持するように構成すれば、バックアッププレート30上の任意の位置にバックアップピン11,12を磁石18の磁力により取り付けることが可能となり、バックアッププレート30上にバックアップピン11,12の位置を自由に配置できる。
また、本実施例では、バックアップピン11,12を収納するストッカー34を、コンベア23,24の内側に位置するバックアッププレート30の側縁部に設けるようにしたが、コンベア23,24の外側にストッカー34を配置する構成としても良い。
しかし、コンベア23,24の外側にストッカー34を配置すると、部品実装機の装着ヘッドのチャックでストッカー34内のバックアップピン11又は12を掴んでバックアッププレート30上に載せる際に、装着ヘッドをコンベア23(又は24)のレール27(又は28)を跨いで移動させなければならず、装着ヘッドの移動距離が長くなって、バックアップピン11,12の載せ替え作業に時間がかかる。一方、ストッカー30をコンベア23,24の内側に配置すると、ストッカー34の上方に回路基板25が存在する可能性があるため、ストッカー34に収納したバックアップピン11,12が回路基板25の先付け部品32と干渉する可能性がある。
これらの課題を解決するために、本実施例では、ストッカー34をコンベア23,24の内側に位置するバックアッププレート30の側縁部に、該バックアッププレート30よりも低くなるように設けているため、ストッカー34をコンベア23,24の内側に位置するバックアッププレート30の側縁部に設けても、ストッカー34に収納したバックアップピン11,12が回路基板25の先付け部品32と干渉することを防止できる。しかも、ストッカー34をコンベア23,24の内側に位置するバックアッププレート30の側縁部に設けると、装着ヘッドをコンベア23(又は24)のレール27(又は28)を跨いで移動させる必要がなく、装着ヘッドの移動距離が短くなって、バックアップピン11,12の載せ替え作業時間を短縮することができる。
更に、本実施例では、回路基板25は、基準レール27で支えられるため、バックアッププレート30のうちの基準レール27の近傍にはバックアップピンを配置する必要がないことに着目して、ストッカー34を基準レール27側に設けるようにしたので、バックアッププレート30上のバックアップピン11,12の配置を実質的に制限することなく、バックアッププレート30にストッカー34を設けることができる。
また、本実施例では、ストッカー34に収納されたバックアップピン11,12を部品実装機の撮像装置で撮像して画像処理することで該バックアップピン11,12の種類を認識するようにしたので、バックアップピン11,12の種類を間違えてバックアッププレート30上に載せるミスを確実に防止できる。
尚、本発明は、上記実施例に限定されず、例えば、ストッカー34を、バックアッププレート30の側縁部のうちの回路基板25の搬送方向又はその反対方向の側縁部に設けたり、或は、バックアッププレート30以外の部分にストッカー34を設けても良く、また、ストッカー34に収納されたバックアップピン11,12を部品実装機の撮像装置で撮像して画像処理する処理を行わないようにしても良く、また、ホルダ部13にピン部14,15を保持させる構造を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
11,12…バックアップピン、13…ホルダ部、14…ハードピン部(ピン部)、15…ソフトピン部(ピン部)、16…嵌合穴、17…掴み部、18…磁石、22…部品実装ステーション、23,24…コンベア、25…回路基板、27…基準レール、28…可動レール、30…バックアッププレート、30a…切欠部、31…昇降機構、32…先付け部品、33…クランプ部材、34…ストッカー、35…切欠部、36…収納凹部

Claims (8)

  1. 部品実装機の部品実装ステーションで部品を実装する回路基板を下方から支えるバックアップピンにおいて、
    該バックアップピンは、下部側のホルダ部と、該ホルダ部に交換可能に保持される上部側のピン部とから構成され、材質及び/又は形状の異なる複数種類のピン部の中から選択したピン部を前記ホルダ部に保持させて使用することを特徴とするバックアップピン。
  2. 前記ホルダ部に保持可能なピン部は、軟質弾性材料で形成したソフトピン部、または、硬質材料で形成したハードピン部であることを特徴とする請求項1に記載のバックアップピン。
  3. 前記ホルダ部には、前記部品実装機の装着ヘッドに保持されたチャックで掴むための掴み部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックアップピン。
  4. 前記部品実装ステーションに、前記バックアップピンを載せる磁性材料製のバックアッププレートが設けられた部品実装機に適用され、
    前記ホルダ部には、前記バックアッププレート上に該ホルダ部を磁力により保持する磁石が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のバックアップピン。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のバックアップピンを収納するストッカーと、
    前記バックアップピンを載せるバックアッププレートと、
    前記部品実装機の装着ヘッドに保持されたチャックと、
    前記装着ヘッドの移動動作と前記チャックの開閉動作を制御する制御手段とを備え、
    前記ストッカーには、異なる種類のピン部が保持された複数本のバックアップピンが収納され、
    前記制御手段は、前記バックアッププレート上のバックアップピンを前記チャックで掴んで前記ストッカーに収納する動作と、前記ストッカーに収納した複数本のバックアップピンの中から予め決められたバックアップピンを前記チャックで掴んで前記バックアッププレート上の所定の位置に載せる動作とを制御することを特徴とするバックアップピン自動交換システム。
  6. 前記ストッカーは、前記バックアッププレートの側縁部に、該バックアッププレートよりも低くなるように設けられていることを特徴とする請求項5に記載のバックアップピン自動交換システム。
  7. 回路基板を搬送するコンベアの両側のレールの一方側を位置が固定された基準レールとし、他方側を回路基板の幅に応じてその幅方向に移動する可動レールとした部品実装機に適用され、
    前記ストッカーは、前記基準レール側に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のバックアップピン自動交換システム。
  8. 撮像対象物を上方から撮像する撮像装置を備えた部品実装機に適用され、
    前記制御手段は、前記ストッカーに収納されたバックアップピンを前記撮像装置で撮像して画像処理することで該バックアップピンの種類を認識することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のバックアップピン自動交換システム。
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