JP6034024B2 - シャッター制御装置 - Google Patents
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Description
複数枚のスラットを連結して形成されたシャッターカーテンと、
シャッターカーテンを開閉駆動する開閉機と、
開閉機によるシャッターカーテンの動作を制御する制御手段と、
動作を制御するためのパラメータを、スラットタイプ毎に格納してなるパラメータ格納テーブルと、
スラットタイプに応じたパラメータを前記テーブルから選択して設定するためのスラットタイプ選択手段と、
を備え、
前記制御手段は、スラットタイプ選択手段によって設定されたパラメータを用いてシャッターカーテンの動作を制御する、
シャッター制御装置、である。
スラットタイプ毎のパラメータのセットと、
各パラメータセットにおいて、シャッターサイズ毎に設定されたパラメータのサブセットと、からなり、
選択されたスラットタイプと決定されたシャッターサイズによってパラメータが設定される。
1つの態様において、開閉機(モータ)の出力である駆動トルクは、モータに供給する電流値によって決定され、開閉機(モータ)の出力、駆動トルク、駆動電流は、等価物として扱うことができ、出力に上乗せされる所定量であるオフセット量も、トルクないし電流値によって決定され得るものであり、本明細書においてこれらの用語が適宜置換可能であることが当業者に理解される。
前記パラメータには、上限調整量および/あるいは下限調整量が含まれる。
典型的には、初期設定モードにおいて、上限調整量および/あるいは下限調整量を用いて上限調整量および/あるいは下限調整量の調整が行われる。
具体的な態様では、シャッターサイズの決定(認識)は以下のように行われる。
複数の種類のシャッターサイズに夫々対応するモータ出力を提供するための複数段階のトルク及びオフセット量が予め設定されており、
前記複数段階のトルクから選択されたあるトルクでシャッターカーテンを上限位置から降下させてモータの過負荷を検出するステップを有し、
過負荷が検出された場合には、シャッターカーテンを再下降させる毎に前記複数段階のトルクから選択したトルクを用いてトルクを段階的に上昇させてモータの過負荷検出ステップを繰り返し、
過負荷が検出されなかった場合には、その時に選択されたトルクに基づいてシャッターサイズを認識して、前記認識されたシャッターサイズに対応するオフセット量を決定する。
1つの態様では、前記経時的に変化するシャッターモーメントと前記オフセット量とから所定タイミング毎に駆動トルクを設定する。
1つの態様では、スラットタイプ選択手段は、シャッターカーテンを開閉駆動させる操作部、すなわち、押しボタンスイッチ、からの入力によって行われる。
スラットタイプ選択手段は、押しボタンスイッチ等の操作部を用いるものに限定されず、ディップスイッチ、ジャンパー線、外部機器を用いる手段、電源のON・OFFを用いる手段等での選択等でもよい。
図1において、建物開口部に設置されるシャッター装置は、シャッターカーテン1とシャッターカーテン1の上端が連結されている巻取りシャフト2と、巻取りシャフト2を開閉駆動させる開閉機3とを有する。開閉機3は駆動手段として例示するステッピングモータ4を有しており、ステッピングモータ4の回転軸と巻取りシャフト2とを伝動連結させ、ステッピングモータ4の回転軸の回転を巻取りシャフト2に伝達することで巻取りシャフト1を正逆回転させてシャッターカーテン1を巻取りシャフト2に巻き取り、あるいは、巻取りシャフト2から繰り出すことでシャッターカーテン1が左右のガイドレール5に案内されながら上昇・下降して開口部を開閉する。
図5に本実施形態に係るパラメータ格納テーブルを示す。パラメータ格納テーブルは、スラットタイプに応じて、スラットタイプ毎に設定されている。図5では、2つのパラメータセット、具体的には、タイプ1のスラットのパラメータセット、タイプ2のスラットのパラメータセット、が用意されている。本実施形態では、さらに、タイプ3、タイプ4を含む4種類のスラットタイプに対応するパラメータの格納が可能となっているが、スラットタイプの数は限定されない。タイプ1は、図3に示すスラット8に対応し、タイプ2は、図4に示すスラット9に対応する。スラット9からなるシャッターカーテンを備えた窓シャッター装置を図2に示す。スラット8、9はいずれも開口幅方向に延びる長尺部材であり、高さ方向の上下端にインターロック係合部がそれぞれ一体形成されており、上下に隣位のスラット同士をインターロック係合部同士を介して互いに回動自在に連結することで、シャッターカーテンが形成されている。そのため、インターロック係合部同士の連結部には遊びがあるが、この遊びは、スラットの種類によって異なり得るものである。
建物開口部にシャッター装置を設置して電源を投入した時に、初期設定が行われていない場合には、自動的に初期設定モードとなる。また、初期設定後であっても、操作部6の押しボタンスイッチの所定の押し操作によって初期設定モードとすることができ、再設定が可能となっている。初期設定モードでは、以下の処理が実行される。
(1)スラットタイプの設定
(2)上限位置の決定
(3)シャッターサイズの自動認識
(4)下限位置の設定
制御部の記憶部には、図5に示すように、スラットタイプ毎にパラメータのセットが格納されている。スラットタイプの設定は、操作部6の押しボタンスイッチからの入力に基づいて行うことができる。1つの態様では、初期段階ではスラットタイプ1が選択されており、押しボタンを3秒以内に5回押す度に、スラットタイプ1とスラットタイプ2の切り替えが行われる。3種類以上のスラットタイプがある場合の切り替えのための入力方法については、当業者において適宜決定し得る事項である。スラットタイプ1とスラットタイプ2の設定は、異なる確認音を鳴動することで操作者に認知される。スラットタイプ1が設定されると、図5の上側のテープブルが選択され、スラットタイプ2が設定されると、図5の下側のテーブルが選択される。スラットタイプに応じて選択されたテーブルのパラメータを用いて、シャッターサイズの決定が行われ、選択されたスラットタイプ及び決定されたシャッターサイズに基づいてオフセット量が設定される。
初期設定モードにおける上限位置設定、下限位置設定は、過負荷検知手段により行われる。シャッターカーテンの上限位置あるいは下限位置の検出は、シャッターカーテンを上昇あるいは下降させた時に、シャッターカーテンが開口部上方のまぐさ部、あるいは開口部下方の水切り板等に当接した時の過負荷を検出することで行う。過負荷検知手段は、一つの態様では、過負荷によって開閉機に内蔵されたステッピングモータが脱調することによって検知する。あるいは、モータの電流値変化やモータの回転速度の低下(エンコーダからのパルス間隔の変化)によって過負荷状態を検知してもよい。
上限位置設定後、初回の押し操作は、上限設定時の回転方向と反対の回転方向を行うための入力(第2のスイッチの入力)となり、第2のスイッチの入力により、開閉機のモータ軸が第2の方向に回転して、シャッターカーテンを下降させる。この時、シャッターサイズの自動認識動作を行う。図5に示すように、本実施形態では、開閉機の出力が9段階に分けられており、シャッターサイズに最適な出力を設定するようになっている。開閉機の出力を1段ずつ上げながら下降→上昇を繰り返し、5秒以上下降できた出力が最適な出力であるとして設定される。
シャッターカーテンが下限まで下降した時に下限位置設定手段(過負荷検知手段を備える)により下限位置を設定する。この時、選択されたスラット及び決定されたシャッターサイズに対応する下限調整量によって、下限位置の調整が行われる。記憶部(揮発性記憶手段)に記憶された上限位置と調整後の下限位置とからシャッターカーテンの最大移動量(動作幅)を取得し、記憶部(不揮発性記憶手段)に記憶しておき、シャッター装置の通常運転時の下限位置の検出(上限位置は過負荷検知手段で検出する)に用いる。
本発明では、ステッピングモータの出力を、シャッターカーテンの繰出し量により変化するシャッターモーメントに応じて駆動可能な最低出力に設定し、負荷が最低出力を超えたときは、ステッピングモータを脱調させて開閉体の開閉駆動を停止するように構成されており、変化するシャッターモーメントに応じてモータ出力を、認識時の出力+仮オフセット量から変化させる必要がある。
(1)ステップ1:初期動作でシャッターサイズを確定する為の出力を上限位置から4秒以内の脱調の有無で判断する。図7では、5回目で降下したので認識シャッターサイズ5となる。脱調しなかった場合の出力値+α(仮オフセット量)を、その認識シャッターサイズの出力値とする。
(2)ステップ2:ステップ1で決定した出力値を一定で与えると共に、負荷(シャッターモーメント)を電流検出装置で経時的に検出して記憶部に記憶する。一定の出力を用いてシャッターカーテンを上限位置から下限位置まで下降させることで、経時的に変化するシャッターモーメントを取得する。
(3)ステップ3:モータ出力(駆動電流値)を、ステップ1の出力値に基づいて、オフセット量(認識シャッターサイズで確定される)+負荷(ステップ2で検出した)に近づけて行き、図6に示すように、経時的に変化するシャッターモーメントに応じて変化するようにモータ出力を制御する。図6では、モータ出力の制御は1.7秒毎に行われ、経時的に階段状に変化するモータ出力が得られる。
3 開閉機
4 モータ
6 操作部
7 制御部
8 スラット
9 スラット
Claims (2)
- 複数枚のスラットを連結して形成されたシャッターカーテンと、
操作部からの入力によってシャッターカーテンを開閉駆動する開閉機と、
開閉機によるシャッターカーテンの動作を制御する制御手段と、
動作を制御するためのパラメータを、スラットタイプ毎に格納してなる複数のパラメータ格納テーブルと、
初期設定モードにおいて、前記操作部からの入力によって前記複数のパラメータ格納テーブルからスラットタイプに応じた1つのパラメータ格納テーブルを選択するスラットタイプ選択手段と、
を備え、
前記制御手段は、経時的に変化するシャッターモーメントにオフセット量を上乗せした出力を開閉機から出力することでシャッターカーテンを開閉駆動することを含み、
各パラメータ格納テーブルは、シャッターサイズ毎に用意されたパラメータを有し、初期設定モードにおいて、前記操作部からの入力によって選択されたパラメータ格納テーブルと選択されたパラメータ格納テーブルを用いて決定されたシャッターサイズによってパラメータの1つであるオフセット量が設定され、
前記制御手段は、スラットタイプ及びシャッターサイズに応じて設定されたオフセット量を用いてシャッターカーテンの動作を制御する、
シャッター制御装置。 - 前記制御手段は、初期設定モードにおいて、過負荷検知によってシャッターカーテンの上限位置および/あるいは下限位置を決定することを含み、
前記パラメータには、上限調整量および/あるいは下限調整量が含まれる、請求項1に記載のシャッター制御装置。
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