JP5721502B2 - 電動シャッターの過負荷検知装置 - Google Patents
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Description
シャッター開閉時のシャッターカーテンの位置を取得する手段と、
シャッター開閉時の開閉機のモータの回転速度を経時的に取得する手段と、
モータの回転速度をシャッターカーテンの位置と関連付けてシャッター開閉毎に更新し、更新された回転速度を学習値として記憶する学習値記憶手段と、
前記学習値を基準として、シャッター開閉中のモータの過負荷状態を判定するための判定基準値(<前記学習値)を取得する手段と、
シャッター開閉中のモータの回転速度と前記判定基準値を、シャッターカーテンの位置を対応させて実時間で比較し、シャッター開閉中のモータの回転速度が対応する判定基準値よりも小さい時に、過負荷状態であると判定する過負荷判定手段と、
を備えた過負荷検知装置であって、さらに、
シャッター開閉中のモータの回転速度と前記学習値を、シャッターカーテンの位置を対応させて比較し、シャッター開閉中のモータの回転速度が対応する学習値よりも所定以上大きい時に、当該回転速度を異常値と判定する異常値判定手段と、
異常値と判定された前記回転速度を、より小さい回転速度(≧対応する学習値)に補正して補正学習値を取得する手段と、を備え、
前記学習値記憶手段は、前記補正学習値を用いて直前の学習値を更新することを特徴とする電動シャッターの過負荷検知装置、である。
補正学習値=異常値−(異常値−判定基準値)/A(A>1)
により、補正学習値を取得する。
1つの態様では、前記異常値判定手段は、「シャッター開閉中のモータの回転速度−対応する学習値>B(B:開閉毎の回転速度の正常な変動幅に対応するマージンであり、B>0である)」を満たす時に、当該回転速度を異常値と判定する。
後述する実施形態では、一例として、B=5rpmが採用されている。
1つの態様では、シャッターカーテンの位置に応じて異なるマージンあるいは係数が設定されている。より具体的な態様では、開口部の高さを高さ方向に3つないし2の区域に区画し、各区域に応じて異なるマージンあるいは係数が設定されている。望ましい態様では、最下位の区域のマージンを小さくする、あるいは係数を大きくすることで、最下位の区域における過負荷検知の感度を敏感にする。
前記補正学習値は、前記シャッターカーテンの位置に応じて異なるマージンあるいは係数を用いて計算された判定基準値を用いて取得される。
図1において、建物開口部に設置されるシャッター装置は、シャッターカーテン1とシャッターカーテン1の上端が連結されている巻取りシャフト2と、巻取りシャフト2を開閉駆動させる開閉機3とを有する。開閉機3は駆動手段としてのモータ4を有しており、モータ4の回転軸と巻取りシャフト2とを伝動連結させ、モータ4の回転軸の回転を巻取りシャフト2に伝達することで巻取りシャフト2を正逆回転させてシャッターカーテン1を巻取りシャフト2に巻き取り、あるいは、巻取りシャフト2から繰り出すことでシャッターカーテン1が左右のガイドレール5に案内されながら上下動して開口部を開閉する。
過負荷検知装置は、シャッター開閉時のシャッターカーテン1の位置を取得する位置検出手段8と、シャッター開閉時の開閉機3のモータ4の回転速度を経時的に取得する回転速度検出手段9と、モータ4の回転速度をシャッターカーテン1の位置と関連付けてシャッター開閉毎に更新し、更新された回転速度を学習値として記憶する学習値記憶手段と、前記学習値から所定のマージンを減じること、あるいは、前記学習値に係数N(N<1)を乗じることで判定基準値を計算する手段と、シャッター開閉中のモータ4の回転速度と前記判定基準値を、シャッターカーテン1の位置を対応させて実時間で比較し、シャッター開閉中のモータ4の回転速度が対応する判定基準値よりも小さい時に、過負荷状態であると判定する過負荷判定手段と、を備えている。
過負荷検知装置は、学習値補正手段を備えている。学習値補正手段は、運転中のモータの回転速度が異常値であることを判定する異常値判定手段と、異常値を判定されたモータ回転速度を補正して補正学習値を取得する手段と、を備えている。学習値記憶手段は、前記補正学習値を用いて直前の学習値を更新するようになっている。本明細書では、主としてシャッターカーテンが下降する場合について説明するが、シャッターカーテンが上昇する場合においても、同様に、過負荷検知、異常値判定、回転速度の補正が行われることが当業者に理解される。
Claims (4)
- シャッター開閉時のシャッターカーテンの位置を取得する手段と、
シャッター開閉時の開閉機のモータの回転速度を経時的に取得する手段と、
モータの回転速度をシャッターカーテンの位置と関連付けてシャッター開閉毎に更新し、更新された回転速度を学習値として記憶する学習値記憶手段と、
前記学習値を基準として、シャッター開閉中のモータの過負荷状態を判定するための値であって、前記学習値より小さい判定基準値を取得する手段と、
シャッター開閉中のモータの回転速度と前記判定基準値を、シャッターカーテンの位置を対応させて実時間で比較し、シャッター開閉中のモータの回転速度が対応する判定基準値よりも小さい時に、過負荷状態であると判定する過負荷判定手段と、
を備えた過負荷検知装置であって、さらに、
シャッター開閉中のモータの回転速度と前記学習値を、シャッターカーテンの位置を対応させて比較し、シャッター開閉中のモータの回転速度が対応する学習値よりも所定以上大きい時に、当該回転速度を異常値と判定する異常値判定手段と、
異常値と判定された前記回転速度を、より小さい回転速度であって、対応する学習値以上の値に補正して補正学習値を取得する手段と、を備え、
前記学習値記憶手段は、前記補正学習値を用いて直前の学習値を更新することを特徴とする電動シャッターの過負荷検知装置。 - 前記補正学習値を取得する手段は、シャッター開閉中のモータの過負荷の判定に用いる判定基準値を用いて、
補正学習値=異常値−(異常値−判定基準値)/A(A:得られた補正学習値>対応する学習値を満たすように設定された数値であり、A>1である)
により、補正学習値を取得する、請求項1に記載の過負荷検知装置。 - 前記異常値判定手段は、
シャッター開閉中のモータの回転速度−対応する学習値>B(B:開閉毎の回転速度の正常な変動幅に対応するマージンであり、B>0である)
を満たす時に、当該回転速度を異常値と判定する、請求項1、2いずれかに記載の過負荷検知装置。 - 前記判定基準値は、前記学習値から所定のマージンを減じること、あるいは、前記学習値に1未満の係数を乗じることで計算されると共に、前記マージンあるいは前記係数は、前記シャッターカーテンの位置に応じて異なる値に設定されており、
前記補正学習値は、前記シャッターカーテンの位置に応じて異なる値に設定された前記マージンあるいは前記係数を用いて計算された判定基準値を用いて取得される、請求項1〜3いずれか1項に記載の過負荷検知装置。
Priority Applications (1)
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JP2011077095A JP5721502B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 電動シャッターの過負荷検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011077095A JP5721502B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 電動シャッターの過負荷検知装置 |
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JP2012211452A JP2012211452A (ja) | 2012-11-01 |
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ID=47265621
Family Applications (1)
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JP2011077095A Active JP5721502B2 (ja) | 2011-03-31 | 2011-03-31 | 電動シャッターの過負荷検知装置 |
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-
2011
- 2011-03-31 JP JP2011077095A patent/JP5721502B2/ja active Active
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