JP6032937B2 - 光ファイバケーブル接続器 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバケーブル接続器に関し、特に、金属ワイヤ及び光ファイバを含む光ファイバケーブル同士を互いに接続する光ファイバケーブル接続器に関する。
従来、FTTH(Fiber To The Home)網の拡大に伴い、光ファイバケーブルを容易に増設できる機器が要求されており、例えば光ファイバケーブルの増設の際、一対の光ファイバケーブルの端部を所定の方向に突き合わせて接続する光ファイバケーブル接続器が広く用いられている。この種の技術として、例えば特許文献1には、光ファイバの接続作業を容易に行うことが図られた光ファイバ接続器が記載されている。
特許文献1に記載された光ファイバ接続器は、ハウジングと、口出しされた光ファイバの端部を挟持するメカニカルスプライスである一対の挟持部材と、挟持部材を挟むバネ部材と、挟持部材を離間した状態に保持する二つの挿入ユニットと、第1の光ファイバケーブルの外被を把持する外被把持部をハウジング内に配置する第1のガイドと、第2の光ファイバケーブルの外被を把持する外被把持部をハウジング内に配置する第2のガイドとを備えている。第1の光ファイバケーブルから口出しされた第1の光ファイバの長さは、第1の光ファイバの先端が第1のガイドの先端より第2の光ファイバの側に突き出るように
調整されている。
特開2010―145951号公報
ところで、光ファイバケーブルとしては、光ドロップケーブルのように心線である光ファイバとテンションメンバである金属ワイヤとを含むものが知られている。このような光ファイバケーブルを突き合わせて互いに接続する場合には、それぞれの光ファイバを光学的に互いに接続すると共に、それぞれの金属ワイヤを電気的に互いに接続して接地を確保する必要がある。
しかしながら、上述した従来の光ケーブル接続器では、光ファイバ同士を光学的に接続することはできるものの、金属ワイヤ同士の電気的接続が考慮されていないため、光ファイバケーブルの外被を剥して金属ワイヤを露出させて、露出させた金属ワイヤ同士を電気的に接続する別途の作業が要される。このため、近年、一対の金属ワイヤを容易に電気的に接続でき、特別な技能や道具を必要とせずに光ファイバケーブル同士を容易に接続できる光ファイバケーブル接続器が求められている。
そこで、本発明は、金属ワイヤ及び光ファイバを含む光ファイバケーブル同士を容易に接続できる光ファイバケーブル接続器を提供することを課題とする。
本発明は、金属ワイヤ及び光ファイバを有する一対の光ファイバケーブルの端部を、所定の方向に沿って突き合わせて互いに接続する光ファイバケーブル接続器である。光ファイバケーブル接続器は、所定の方向に沿って並設され、一対の光ファイバケーブルの外被をそれぞれ把持する一対のケーブルホルダと、一対のケーブルホルダが固定されるボディと、ボディに固定され、一対の光ファイバケーブルにおける光ファイバの端部同士を光学的に互いに接続する光接続部と、一対のケーブルホルダ又は一対のケーブルホルダの近傍にそれぞれ設けられ、導電性を有する一対のコンタクト部と、所定の方向に沿って延在し、導電性を有するブリッジ部と、を備える。コンタクト部は、ケーブル外被に進入して光ファイバケーブルの金属ワイヤに電気的に接続される第1の接続部と、第1の接続部に対し電気的に導通される共に、ブリッジ部に電気的に接続される第2の接続部と、を含む。
この光ファイバケーブル接続器は、一対の光ファイバケーブルのそれぞれに対し外被を剥ぐことなく金属ワイヤとの電気的接続を確保できる一対のコンタクト部を備えている。
そして、これらのコンタクト部は、ブリッジ部と電気的に接続される第2の接続部を有している。そのため、一対の光ファイバケーブルについて、光接続部により光ファイバ同士が光学的に接続されると共に、コンタクト部及びブリッジ部を介して金属ワイヤ同士が電気的に接続されることとなる。従って、光ファイバケーブルの接続時における電気的接続を容易に確保できる。
また、コンタクト部は、ケーブルホルダから第2の接続部が露出するようにケーブルホルダに設けられ、ブリッジ部は、ケーブルホルダがボディに固定された状態において、ケーブルホルダから露出した第2の接続部に電気的に接続されることが好ましい。この場合、ケーブルホルダをボディに固定することにより、一対の光ファイバケーブルの金属ワイヤ同士を電気的に接続させることができる。
また、光ファイバケーブルは、金属ワイヤとして、第1の金属ワイヤ及び第2の金属ワイヤを含んでおり、コンタクト部は、第1の金属ワイヤに電気的に接続される第1のコンタクト部、及び第2の金属ワイヤに電気的に接続される第2のコンタクト部の少なくとも一方を有することが好ましい。この場合、2つの金属ワイヤを含む一対の光ファイバケーブルの間を電気的に接続することが可能となる。
また、第1のコンタクト部における第1の接続部は、第1の金属ワイヤのみに電気的に接続されるように、第2の金属ワイヤとの間に隙間を設けた状態で第1の金属ワイヤを挟持し、第2のコンタクト部における第1の接続部は、第2の金属ワイヤのみに電気的に接続されるように、第1の金属ワイヤとの間に隙間を設けた状態で第2の金属ワイヤを挟持することが好ましい。この場合、第1のコンタクト部により第1の金属ワイヤを挟持して、第1の金属ワイヤと第1のコンタクト部のみとを互いに電気的に導通できると共に、第2のコンタクト部により第2の金属ワイヤを挟持して、第2の金属ワイヤと第2のコンタクト部のみとを互いに電気的に導通できる。
また、第1のコンタクト部及び第2のコンタクト部は、一体に形成されることが好ましい。この場合、一度の作業でコンタクト部を第1及び第2の金属ワイヤに電気的に接続できる。また、第1及び第2の金属ワイヤを同じ接地電位に接続できる。
また、第1のコンタクト部及び第2のコンタクト部は、別体に形成され、ブリッジ部は、第1のコンタクト部のみに電気的に接続される第1のブリッジ部と、第2のコンタクト部のみに電気的に接続される第2のブリッジ部と、を有することが好ましい。この場合、第1及び第2の金属ワイヤを互いに異なる接地電位に接続できる。
また、上記作用効果を好適に奏する構成として、具体的には、コンタクト部及びブリッジ部は、一体に形成されている構成が挙げられる。
本発明によれば、金属ワイヤ及び光ファイバを含む光ファイバケーブル同士を容易に接続することが可能となる。
第1実施形態に係る光ファイバケーブル接続器を示す斜視図である。 第1実施形態に係る光ファイバケーブル接続器を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る光ファイバケーブル接続器を示す断面図である。 光ファイバケーブルの構造を示す断面図である。 ケーブルホルダの構造を示す斜視図である。 ボディと金属板とを示す平面図である。 コンタクト部の構造を示す斜視図である。 (a)は第1のコンタクト部を示す端面図であり、(b)は第2のコンタクト部を示す端面図である。 ケーブルホルダとコンタクト部とを示す斜視図である。 第1実施形態に係る光ファイバケーブル接続器を用いた光ファイバケーブルの接続工程を説明するための図である。 光ファイバ同士の関係を示す端面図である。 図10に示す工程の次工程を説明するための図である。 コンタクト部と光ファイバケーブルとの関係を示す端面図である。 図12に示す工程の次工程を説明するための図である。 コンタクト部と光ファイバケーブルとの関係を示す他の端面図である。 図14に示す工程の次工程を説明するための図である。 図16に示す工程の次工程を説明するための図である。 図17に示す工程の次工程を説明するための図である。 第2実施形態に係る光ファイバケーブル接続器を示す斜視図である。 第2実施形態に係る光ファイバケーブル接続器を示す断面図である。 光ファイバケーブル接続器の第1の変形例を示す斜視図である。 光ファイバケーブル接続器の第1の変形例を示す他の斜視図である。 光ファイバケーブル接続器の第2の変形例を示す斜視図である。 光ファイバケーブル接続器の第3の変形例を示す斜視図である。 光ファイバケーブル接続器の第4の変形例を示す断面図である。 光ファイバケーブル接続器の第4の変形例を示す分解斜視図である。 光ファイバケーブル接続器の第4の変形例にかかる金属板端部の拡大図である。 光ファイバケーブル接続器の第4の変形例における接地線の接続工程を示す断面図である。 光ファイバケーブル接続器の第4の変形例における金属ワイヤ、コンタクト部、金属板、接地線の接続状態を示す断面図である。 光ファイバケーブル接続器の第5の変形例を示す斜視図である。 光ファイバケーブル接続器の第5の変形例を示す分解斜視図である。 光ファイバケーブル接続器の第6の変形例に係る接続部材を示す斜視図である。 光ファイバケーブル接続器の第7の変形例に係る接続部材を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の光ファイバケーブル接続器に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、「内」、「外」の語は、光ファイバケーブル接続器の内側、外側にそれぞれ対応するものである。
<第1実施形態>
まず、第1実施形態について説明する。図1〜図3に示すように、光ファイバケーブル接続器1は、例えばFTTH網において架空配線系光ファイバケーブルを各ユーザへ引き込むために用いられるものである。ここでの光ファイバケーブル接続器1は、架空配線系の光ファイバケーブルと別の光ファイバケーブルとを、所定方向(所定の方向)Lに沿って突き合わせて互いに接続する。
この光ファイバケーブル接続器1は、ボディ2と、一対のケーブルホルダ3A,3Bと、メカニカルスプライス4と、金属板5とを備えている。また、光ファイバケーブル接続器1は、更に、一対のファイバリフタ6A,6Bと、一対のサイドカバー8A,8Bと、センターレバー9と、を備えている。
まず、光ファイバケーブル90A,90Bについて説明する。図4に示すように、光ファイバケーブル90A,90Bは、いわゆる光ドロップケーブルであり、光ファイバ91A,91Bと、テンションメンバである第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bを含むワイヤ対93A,93Bと、光ファイバ91A,91B及びワイヤ対93A,93Bを覆う外被94と、をそれぞれ有している。
第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bは、例えば直径0.5mm〜2mmの鋼線である。第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bは、互いに平行に並置されている。光ファイバ91A,91Bは、コアとクラッドからなる光ファイバ心線が例えば直径0.25mm被覆層で保護された構成を有している。この光ファイバ91A,91Bは、第1の金属ワイヤ92aと第2の金属ワイヤ92bとの間に配置されている。
外被94は、例えば難燃性ポリエチレンにより構成されている。光ファイバケーブル90Aの外被94は、光ファイバ91A及びワイヤ対93Aを覆うように形成されている。光ファイバケーブル90Bの外被94は、光ファイバ91B及びワイヤ対93Bを覆うように形成されている。外被94の断面外形形状は、第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bが並ぶ方向を長尺方向とする略矩形状に形成されている。
図5に示すように、ケーブルホルダ3Aは、光ファイバケーブル90Aを保持するものである。このケーブルホルダ3Aは、光ファイバケーブル90Aの外被94を把持すると共に、ボディ2(図1参照)の所定の位置に当該光ファイバケーブル90Aを配置する。ケーブルホルダ3Aは、略直方体の形状を有する本体部11と、この本体部11に開閉可能に設けられたカバー13と、を有している。
本体部11には、光ファイバケーブル90Aの外被94を把持する、例えば鋸刃状の形状をもった把持部12、及び光ファイバケーブル90Aの光ファイバ91Aが挿通される挿通部15が設けられている。把持部12及び挿通部15は、本体部11において所定方向Lに沿って延びる溝状を成し、所定方向Lの外側から内側に向かってこの順で互いに連続するように形成されている。
把持部12は、本体部11において所定方向Lの外側に開口している。この把持部12は、外被94の外形形状に対応する溝幅を有している。挿通部15は、本体部11において所定方向Lの内側に開口している。この挿通部15は、把持部12の溝幅よりも小さい溝幅を有している。
また、本体部11には、後述するコンタクト部80Aが挿入される溝18a,18bが設けられている。溝18a,18bは、所定方向Lと直交する方向であって光ファイバケーブル接続器1の幅に対応する幅方向H(以下、単に「幅方向H」という)に延在している。また、本体部11の側面を構成する側壁部16には、カバー13に係合する突出部16aが設けられている。この側壁部16とは反対側の側壁部19の縁部19aには、カバー13が連結されている。
カバー13は、把持部12、把持部12に把持された光ファイバケーブル90A、及び溝18a,18bを覆う蓋部13aを有している。蓋部13aの一の縁部13bは、本体部11の縁部19aに回動自在に連結される。一方、一の縁部13bの反対側にある別の縁部13cには、蓋部13aと直交する方向に延在するように固定部13dが設けられている。この蓋部13aには、カバー13が閉状態のときに溝18a,18bに連通する溝13f,13gが設けられている。このようなカバー13は、その固定部13dが本体部11の突出部16aに係合することにより、当該本体部11に対し開閉可能に固定される。
ケーブルホルダ3Aには、導電性を有するコンタクト部80Aが設けられている。コンタクト部80Aは、光ファイバケーブル90Aの外被94に進入して、光ファイバケーブル90Aの金属ワイヤ92a,92bに電気的に接続される第1の接続部84c,85c(図8参照)を有している。また、コンタクト部80Aは、第1の接続部84c,85cに対して導通される第2の接続部としての基部83を有している。この基部83は、ケーブルホルダ3Aから露出し、金属板5に電気的に接続される。このコンタクト部80Aの詳細については、後述する。
このように構成されたケーブルホルダ3Aは、所定方向Lに沿って並設されるようにボディ2の両端に固定される(図1及び図3参照)。なお、ケーブルホルダ3Bはケーブルホルダ3Aと同様な構成を有するため、ここでの説明は省略する。
図1〜図3に示すように、ボディ2は、所定方向Lに沿って延在する部材であり、その内部に各部品を配置可能な空間を有している。このボディ2における所定方向Lの一端側には、ケーブルホルダ3Aが収容されて固定されるホルダ保持部21Aが設けられている。一方、ボディ2における所定方向Lの他端側には、ケーブルホルダ3Bが収容されて固定されるホルダ保持部21Bが設けられている。
ホルダ保持部21A,21Bは、ボディ2における平板状の底部22と、幅方向Hにおける底部22の両端部に互いに対向するよう立設された一対の側壁部23と、を含んで構成されている。各側壁部23の内面において所定方向L外側の端部には、爪部24がそれぞれ設けられている。一対の爪部24は、ケーブルホルダ3A,3Bの本体部11に係合し、ボディ2にケーブルホルダ3A、3Bを固定する。これら爪部24は、互いに対向するように配置されている。また、底部22における所定方向Lの両端部には、金属板5を固定するための突起部22aが立設されている(図6参照)。
メカニカルスプライス4は、光ファイバ91A,91Bの端部同士を光学的に接続する。即ち、メカニカルスプライス4は、光ファイバケーブル90Aの光ファイバ91Aの端面と、光ファイバケーブル90Bの光ファイバ91Bの端面とを、互いに光学的に接続する光接続部である。このようなメカニカルスプライス4は、ボディ2内における幅方向Hの中央に配置され、ボディ2の底部22に立設された一対の起立片28A,28Bに挟持されている。
ここでのメカニカルスプライス4は、一の光ファイバ91Aの端面を別の光ファイバ91Bの端面に突き合わせた状態で、光ファイバ91A,91Bを機械的に固定することにより、光ファイバケーブル90Aを光ファイバケーブル90Bに光学的に接続する。なお、光接続部はこの構成に限定されず、例えば、光ファイバ91A,91B同士を融着により光学的に接続してもよい。
図6に示すように、金属板5は、導電性を有するブリッジ部であり、所定方向Lに沿って延びる矩形板状を呈している。この金属板5は、ケーブルホルダ3Aに設けられたコンタクト部80Aとケーブルホルダ3Bに設けられたコンタクト部80Bとを、互いに電気的に接続する(図3参照)。
金属板5において所定方向Lの中央部には、矩形状の孔部5aが形成されている。また、金属板5の所定方向Lの両端部には、孔部31がそれぞれ設けられており、この孔部31にボディ2の突起部22aが係合することにより、金属板5がボディ2の底部22に固定される。金属板5において孔部31の外側に隣接する各位置には、後述するコンタクト部80A,80Bが接触するものとして、例えば球面状に膨出する凸部である接続部32が形成されている。その他の接続部32の形状として、接続部32に対応する位置の金属板5の一部を折り曲げた突起形状であってもよい。
なお、詳細は後述するが、金属板5及びボディ2は、光ファイバケーブル90Aの金属ワイヤ92a,92b、又は/及び光ファイバケーブル90Bの金属ワイヤ92a,92bを接地するための構成を備えていてもよい。すなわち、例えば、光ファイバケーブル90A、90Bの金属ワイヤ92a,92bとを互いに電気的に接続すると共に、両光ファイバケーブル90A,90Bの金属ワイヤ92a,92bを接地する構成であってもよい。また、光ファイバケーブル90Aに対して金属ワイヤ92a,92bを有しない光ファイバケーブル(不図示)を接続する場合に、光ファイバケーブル90Aの金属ワイヤ92a,92bのみを接地する構成であってもよい。
金属ワイヤ92a,92bを接地するための金属板5及びボディ2の構成として、例えば、アース線を金属板5に電気的に接続させるアース線用接続端子を、ボディ2の外部に配置する構成がある。また、例えば、ボディ2に設けられた開口部を通じてアース線がボディ2内部に挿入され、該アース線を金属板5に接続させるアース線用接続端子を、ボディ2の内部に配置する構成がある。
図2及び図3に示すように、ファイバリフタ6Aは、ケーブルホルダ3Aとメカニカルスプライス4との間で延在する光ファイバ91Aに対して所定のたわみを発生させるものである。また、ファイバリフタ6Bは、ケーブルホルダ3Bとメカニカルスプライス4との間で延在する光ファイバ91Bに対して所定のたわみを発生させるものである。これらファイバリフタ6A,6Bには、所定方向Lに沿って延在する断面V字状の溝51が設けられている。
このようなファイバリフタ6A,6Bは、メカニカルスプライス4とケーブルホルダ3Aとの間、及びメカニカルスプライス4とケーブルホルダ3Bとの間にそれぞれ配置されている。
図1〜図3に示すように、一対のサイドカバー8A,8Bは、平板状の蓋部61と、この蓋部61における幅方向Hの両端部に設けられた側壁部62と、を有する部材である。側壁部62の所定方向L内側には、円形の貫通孔である孔部63が設けられている。また、側壁部62の幅方向H内側には、係合片64が設けられている。係合片64は、ボディ2に設けられた凸部29に係合してサイドカバー8A,8Bをボディ2に固定する。
このようなサイドカバー8A,8Bは、その蓋部61がケーブルホルダ3A,3Bとファイバリフタ6A,6Bとを覆うようにボディ2の両端部に配置される。そして、その孔部63が、ボディ2の側壁部23にて幅方向H外側に突設する円柱状の凸部26に回動自在に嵌め込まれる。これにより、サイドカバー8A,8Bは、ボディ2に対し開閉可能に連結される。
センターレバー9は、蓋部71と、固定部72と有している。センターレバー9は、ボディ2に固定されたメカニカルスプライス4を覆うように、ボディ2の略中央に設けられている。即ち、センターレバー9は、ボディ2の両端に配置された一対のサイドカバー8A,8Bの間に設けられている。幅方向Hにおけるセンターレバー9の一方の縁部9aは、回転自在にボディ2の側壁部23に連結されている。また、幅方向Hにおける他方の縁部9bには、固定部72が立設されている。固定部72は、ボディ2に設けられた凹部27に係合してセンターレバー9をボディ2に固定する。これにより、センターレバー9は、ボディ2に対し開閉可能に連結される。なお、センターレバー9は、ボディ2と別の部材であってもよいし、ボディ2と一体に形成されてもよい。
次に、一のケーブルホルダ3Aに配置されたコンタクト部80Aを例に、ケーブルホルダ及びコンタクト部の詳細について説明する。なお、ケーブルホルダ3B及びコンタクト部80B(図2参照)は、ケーブルホルダ3A及びコンタクト部80Aと同様な構成を有するため、ここでの説明は省略する。
図7〜図9に示すように、コンタクト部80Aは、幅方向Hから見てU字状に屈曲された板状部材であり、第1及び第2のコンタクト部81,82と、第1及び第2のコンタクト部81,82間に延在する基部83とを有している。コンタクト部80Aは、第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bと同程度、又は、第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bよりも低い剛性を有し、且つ、導電性を有する材料(例えば、鉄、アルミニウム又は銅等の金属材料)により構成されている。
ここでは、第1のコンタクト部81と電気的に接続される金属ワイヤが、第1の金属ワイヤ92aであり、第2のコンタクト部82と電気的に接続される金属ワイヤが、第2の金属ワイヤ92bであるとしている。なお、光ファイバケーブル90Aに含まれた金属ワイヤにおける第1及び第2の区別は限定されず、例えば、ボディ2等に対する絶対的な位置関係により定義でき、該金属ワイヤと接触するコンタクト部との関係により定義できる。
図8(a)に示すように、薄板状の部材である第1のコンタクト部81は、所定方向Lから見てU字状を呈し、基部83と直交する方向(図示上下方向)に延びる溝84を有している。溝84は、端部81a側に設けられた底部84aと、端部81bに開口した開口84bとを含んでいる。また、溝84には、底部84aを含む第1の接続部84cと、開口84bを含む拡幅部84dが設けられている。
第1の接続部84cは、光ファイバケーブル90Aの第1の金属ワイヤ92aを幅方向Hに挟持する。この第1の接続部84cは、第1のコンタクト部81の略中央部に形成され、拡幅部84dに繋がっている。第1の接続部84cの幅D1は、第1の金属ワイヤ92aの直径と略同一又は僅かに小さいものとされている。このように幅D1の寸法を設定することにより、第1の接続部84cにおいて第1の金属ワイヤ92aを確実に挟持でき、第1の接続部84cが第1の金属ワイヤ92aに電気的に接続される。
拡幅部84dは、第1の接続部84cから端部81b側に延びるように形成されている。この拡幅部84d内には、光ファイバケーブル90Aの第2の金属ワイヤ92bが配置される。拡幅部84dの幅D2は、第2の金属ワイヤ92bの直径より大きく、また、第1の接続部84cの幅D1よりも拡幅されており、これにより、拡幅部84dは金属ワイヤ92bと非接触にされている。従って、第1の金属ワイヤ92aのみが第1のコンタクト部81と電気的に接続される。
図8(b)に示すように、薄板状の部材である第2のコンタクト部82は、所定方向Lから見てU字状を呈し、基部83と直交する方向(図示上下方向)に延びる溝85を有している。溝85は、端部82a側に設けられた底部85aと、端部82bに開口した開口85bとを含んでいる。また、溝85には、開口85bを含む第1の接続部85cと、拡幅部85dと、が設けられている。
第1の接続部85cは、光ファイバケーブル90Aの第2の金属ワイヤ92bを幅方向Hに挟持する。この第1の接続部85cは、第2のコンタクト部82の略中央部から端部82b側に延びるように形成されている。第1の接続部85cの幅D3は、第2の金属ワイヤ92bの直径と略同一又は僅かに小さいものとされている。このように幅D3の長さを設定することにより、第1の接続部85cにおいて第2の金属ワイヤ92bを確実に挟持でき、第1の接続部85cが第2の金属ワイヤ92bに電気的に接続される。
拡幅部85dは、第2のコンタクト部82の略中央部に形成され、第1の接続部85cに繋がっている。この拡幅部85d内には、光ファイバケーブル90Aの第1の金属ワイヤ92aが配置される。拡幅部85dの幅D4は、第1の金属ワイヤ92aの直径より大きく、また、第1の接続部85cの幅D3よりも拡幅されており、これにより、拡幅部85dは第1の金属ワイヤ92aと非接触にされている。従って、第2の金属ワイヤ92bのみが第2のコンタクト部82と電気的に接続される。
この第2のコンタクト部82は、凸部86,87,88を含んでいる。凸部86,87,88は、第2のコンタクト部82の側面から、幅方向Hに突出するように形成されている。凸部86は側面において基部83側に設けられ、凸部88は側面において端部82b側に設けられている。凸部87は、側面において凸部86と凸部88との間に設けられている。
これら凸部86,87,88は、端部82b側が傾斜する鋸歯状を呈している。具体的には、凸部86,87,88は、端部82aから端部82bに進むに従って内側に傾斜する(側面に近づく)斜面86a,87a,88aを含んでいる。また、凸部86,87,88は、側面と略直交する直交面86b,87b,88bを含んでいる。
側面からの突出高さは、凸部87と凸部88とは互いに略同じである。一方、凸部86の突出高さは、凸部87又は凸部88よりも高いものとされている。このように形成されることにより、コンタクト部80Aをケーブルホルダ3Aに容易に挿入できると共に、ケーブルホルダ3Aからのコンタクト部80Aの脱落を防止できる。
基部83は、第1及び第2のコンタクト部81,82を所定方向Lに沿って離間して互いに連結し、これら第1及び第2のコンタクト部81,82を導通させる。つまり、第1のコンタクト部81における第1の接続部84cと、第2のコンタクト部82における第1の接続部85cとは、基部83により互いに導通される。この基部83は、ボディ2に設けられた金属板5と接触し、第2の接続部を構成する。
コンタクト部80Aにおける第1及び第2のコンタクト部81,82の厚さD5は、光ファイバケーブル90Aの外被94に進入して第1の金属ワイヤ92a及び第2の金属ワイヤ92bと接触するために、外被94を切り裂くことが可能な厚さであれば所望の厚さに設定することができる。例えば、第1のコンタクト部81及び第2のコンタクト部82の厚さD5は0.3〜0.7mm程度であるが、コンタクト部80Aを構成する材料に応じてこの範囲より薄くしてもよいし、厚くしてもよい。第1及び第2のコンタクト部81,82の厚さD5は、例えば、0.2mm以上、0.3mm以上、又は0.4mm以上、且つ0.6mm以下、0.8mm以下、又は1mm以下の範囲において任意に選択することができる。このような厚さD5を有する第1及び第2のコンタクト部81,82によれば、光ファイバケーブル90Aの外被94に対してコンタクト部80Aを好適に進入させることができる。その結果、ケーブルホルダ3Aにコンタクト部80Aを挿入する際に生じ得る、光ファイバケーブル90Aの変形による光ファイバ91Aの断線が防止される。
また、第1及び第2のコンタクト部81,82の厚さD5は必ずしも一様である必要はない。例えば、第1及び第2の接触部84c,85cは、第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bに近づくにつれて先細りになるように、鋭利な形状であってもよい。このような構成によれば、第1及び第2のコンタクト部81,82の厚さを厚くして剛性を確保しつつ、第1及び第2の接触部84c,85cが鋭利にされることから、コンタクト部80Aを外被94に好適に進入させることができる。
図9に示すように、ボディ2の底部22と対面するケーブルホルダ3Aの底部17には、コンタクト部80Aを挿入するためのものとして、上記溝18a,18bに連通する挿入部14が設けられている。そして、第1のコンタクト部81が挿入部14を介して溝18aに挿入されると共に、第2のコンタクト部82が挿入部14を介して溝18bに挿入される。これにより、コンタクト部80Aは、ケーブルホルダ3Aに取り付けられる。また、溝18bの幅方向Hに対面する側面には、第2のコンタクト部82に設けられた凸部86,87,88を係合する凸部として、図示しない係合部が設けられている。
次に、光ファイバケーブル接続器1を用いて光ファイバケーブル90A,90Bを互いに接続する工程について説明する。
(第1の工程)
はじめに、図10(a)に示すように光ファイバケーブル90Aを準備する。続いて、図10(b)に示すように、光ファイバケーブル90Aの光ファイバ91Aを露出させるために、光ファイバケーブル90Aの外被94を除去する。外被94の除去には、公知の外被除去具を用いることができる。
なお、図11に示すように、ケーブルホルダ3Aの端面26Aからケーブルホルダ3Bの端面26Bまでの長さD6よりも、端面26Aから突出した光ファイバ91Aの長さD7に端面26Bから突出した光ファイバ91Bの長さD8を加えた合計長さが長くなるように、光ファイバ91A,91Bの長さを設定する。このように設定することにより、メカニカルスプライス4からケーブルホルダ3A,3Bまでの間において、所定のたわみを生じさせることができ、その結果、光ファイバ91Aの端面と、光ファイバ91Bの端面とを付き合わせることができる(図3参照)。
(第2の工程)
次に、光ファイバ91Aを挿通部15に挿通させながら、外被94を把持部12に押し込み、光ファイバケーブル90Aをケーブルホルダ3A内に配置する(図5参照)。その後、カバー13を閉じてカバー13の固定部13dを本体部11の突出部16aに係合させる。
なお、図12に示すように、ケーブルホルダ3Aには、コンタクト部80Aが予め取り付けられていてもよいし、後段の第3の工程において取り付けてもよい。コンタクト部80Aが予め取り付けられている場合、挿入部14から挿入されたコンタクト部80Aの凸部88が溝18bの係合部と係合して、コンタクト部80Aが溝18bから抜け出ない程度にケーブルホルダ3Aに仮固定される。図13に示すように、コンタクト部80Aをケーブルホルダ3Aに仮固定した状態では、第1のコンタクト部81の端部81b、及び第2のコンタクト部82の端部82bは、外被94に接触していない。
(第3の工程)
続いて、図14に示すように、コンタクト部80Aを光ファイバケーブル90Aが延びた方向に対して直交する方向L2に押圧し、コンタクト部80Aをケーブルホルダ3Aに押し込んで固定する。図15に示すように、コンタクト部80Aをケーブルホルダ3Aに押し込んだ状態では、第1のコンタクト部81が外被94に進入して第1の接続部84cが第1の金属ワイヤ92aと接触すると共に、第2のコンタクト部82が外被94に進入して第1の接続部85cが第2の金属ワイヤ92bと接触する。
その結果、第1のコンタクト部81と第1の金属ワイヤ92aとが互いに導通されると共に、第2のコンタクト部82と第2の金属ワイヤ92bとが互いに導通されながら、基部83がケーブルホルダ3Aから露出される。この固定状態のコンタクト部80Aは、その凸部86が溝18bの係合部に係止されており、これにより、コンタクト部80Aのケーブルホルダ3Aからの脱落が抑制されている。
なお、コンタクト部80Aは作業者の手により直接押圧してもよいし、所定の治具を用いて押圧してもよい。治具を用いた場合には、コンタクト部80Aを精度良く方向L2に押圧できるので、光ファイバケーブル90Aの外被94に対して好適にコンタクト部80Aを進入させることができる。
(第4の工程)
続いて、図16に示すように、光ファイバ91Aの被覆層を剥し、コアとクラッドからなる心線95Aを露出させる。
(第5の工程)
続いて、ボディ2のホルダ保持部21Aにケーブルホルダ3Aを所定方向Lに沿って挿入する。このとき、ケーブルホルダ3Aは、コンタクト部80Aの基部83がボディ2の底部22と対面する向きに設定される。当該ケーブルホルダ3Aをボディ2におけるホルダ保持部21Aの所定の位置まで挿入すると、このケーブルホルダ3Aの本体部11にホルダ保持部21Aの爪部24が係合して、ボディ2にケーブルホルダ3Aが固定される。これにより、コンタクト部80Aの基部83が、金属板5の接続部32に接触する。その結果、光ファイバケーブル90Aの第1の金属ワイヤ92aと第2の金属ワイヤ92bとは、コンタクト部80Aを介して、金属板5に導通されることになる(図3参照)。
以上の第1〜第5の工程により光ファイバケーブル90Aが光ファイバケーブル接続器1に設置される。これに前後して又は同時並列的に、一の光ファイバケーブル90Aに接続される別の光ファイバケーブル90Bについて、上述した第1〜第5の工程と同様の工程を実施する。
(第6の工程)
続いて、図17に示すように、ファイバリフタ6A及びケーブルホルダ3Aを覆うようにサイドカバー8Aを閉じ、サイドカバー8Aをボディ2に固定する。同様に、ファイバリフタ6B及びケーブルホルダ3Bを覆うようにサイドカバー8Bを閉じ、サイドカバー8Bをボディ2に固定する。そして、図18に示すように、センターレバー9を閉じる。これにより、メカニカルスプライス4において互いの端面が突き合わされた光ファイバ91A、91Bが、機械的に挟持されて保持される。以上の工程により、光ファイバ91A,91B同士が光学的に接続されると共に、金属ワイヤ92a,92b同士が電気的に接続される。
以上、本実施形態の光ファイバケーブル接続器1では、一対の光ファイバケーブル90A,90Bについて、メカニカルスプライス4により光ファイバ91A,91B同士が光学的に接続されると共に、コンタクト部80A,80B及び金属板5を介して金属ワイヤ92a,92b同士が電気的に接続されることとなる。これにより、光ファイバケーブル90A,90Bの接続時における電気的接続を容易に確保でき、光ファイバケーブル90A,90B同士を迅速に接続できる。
従って、本実施形態によれば、光ファイバケーブル90A,90B同士を容易且つ迅速に接続することが可能となる。その結果、例えば架空配線系光ファイバケーブルをユーザへ引き込む際、当該ユーザの家屋の周辺で光ファイバケーブル接続器1を用いることで、光ファイバケーブル90A,90Bを互いに接地させながら光ファイバケーブル90A,90Bを互いに電気的に接続することができる。よって、架空配線系光ファイバケーブルの引込みを好適に実現することも可能となる。
また、上述したように、メカニカルスプライス4により光ファイバ91A,91B同士の光学的な接続作業が完了したとき、光ファイバケーブル90Aの第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bは、光ファイバケーブル90Bの第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bに電気的に接続された状態である。従って、光ファイバ91A,91Bを接続する作業の他に、第1の金属ワイヤ92a同士及び第2の金属ワイヤ92b同士を接続する別途の作業が不要となり、光ファイバケーブル90Aを光ファイバケーブル90Bに迅速に接続できる。
また、上述したように、第1のコンタクト部81が有する第1の接続部84cが第1の金属ワイヤ92aのみを挟持している。このような構成によれば、第2の金属ワイヤ92bが溝84の幅を押し広げて第1の接続部84cと第1の金属ワイヤ92aとの間に隙間が生じるのを防止できる。従って、第1の金属ワイヤ92aに対して第1のコンタクト部81を確実に導通させることが可能となる。
また、第2のコンタクト部82が有する第1の接続部85cが第2の金属ワイヤ92bのみを挟持している。このような構成によれば、第1の金属ワイヤ92aが溝85の幅を押し広げて第1の接続部85cと第2の金属ワイヤ92bとの間に隙間が生じるのを防止できる。従って、第2の金属ワイヤ92bに対して第2のコンタクト部82を確実に導通させることが可能となる。
また、上述したように、コンタクト部80A,80Bは一体に形成されているため、コンタクト部80A,80Bをケーブルホルダ3A,3Bに一度の押し込み作業で配置できる。更に、第1のコンタクト部81は基部83を介して第2のコンタクト部82に導通されているため、第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bを同じ接地電位に接続できる。
なお、光ファイバケーブル90A,90Bの金属ワイヤ92a,92b同士が電気的に接続されることから、例えば、光ファイバケーブル90Aの金属ワイヤ92a,92bと光ファイバケーブル90Bの金属ワイヤ92a,92bとの導通の有無に基づいて、光ファイバケーブル90A,90Bの電気的な断線を確認できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る光ファイバケーブル接続器について説明する。なお、本実施形態の説明においては、上記第1実施形態と異なる点について主に説明する。
図19及び図20に示すように、本実施形態の光ファイバケーブル接続器1Bは、接続部材101を用いて光ファイバケーブル90A,90Bを電気的に互いに接続している点で、上記光ファイバケーブル接続器1と相違している。
接続部材101は、光ファイバケーブル90Aの第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bに導通するコンタクト部103Aと、光ファイバケーブル90Bの第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bに導通するコンタクト部103Bと、コンタクト部103A,103B間に延在するブリッジ部104とを有している。
コンタクト部103A,103Bは、ブリッジ部104の長手方向の端部101a,101bに直交するように連続している。つまり、コンタクト部103A,103Bとブリッジ部104とは、所定方向Lに沿って延在する金属板の両端部を略直交に折り曲げられるようにして形成されている。これらコンタクト部103A,103Bは、コンタクト部103A,103Bが延びた方向に沿って延在する溝部105を有している。
溝部105は、第1の金属ワイヤ92aに導通される第1の接続部103cと、第2の金属ワイヤ92bに導通される第1の接続部103eとを、端部101a(101b)側からこの順に有している。第1の接続部103c,103e間には、光ファイバ91A(91B)が挿通される。
このようなコンタクト部103Aは、ケーブルホルダ3Aの近傍(周辺)に設けられていると共に、コンタクト部103Bは、ケーブルホルダ3Bの近傍に設けられている。換言すると、これらコンタクト部103A,103Bは、ケーブルホルダ3A,3Bから所定長だけ離間する位置にそれぞれ配設されている。ここでは、コンタクト部103Aは、ケーブルホルダ3Aの外側の端面106Aに当接して設けられていると共に、コンタクト部103Bは、ケーブルホルダ3Bの外側の端面106Bに当接して設けられている(図20参照)。
ブリッジ部104は、所定方向Lに延びた矩形状の平板である。ブリッジ部104の長さT3は、光ファイバケーブル接続器102の所定方向Lに沿った長さT4と略同じ又は長さT4よりも長くされている。ブリッジ部104の幅T5は、光ファイバケーブル接続器102の幅方向Hに沿った長さT6と略同じ又は短くされている。
以上のように構成された光ファイバケーブル接続器1Bでは、まず、光ファイバケーブル接続器102を用いて光ファイバ91A,91B同士を光学的に接続する。そして、光ファイバケーブル90A,90Bに接続部材101を取り付けて固定する。ここでは、光ファイバケーブル接続器102の下側から(即ち、ボディ2の底部22側から)ブリッジ部104が当接するように配置する。
このとき、コンタクト部103A,103Bのそれぞれは、光ファイバケーブル90A,90Bの外被94に進入し、光ファイバ91A,91Bとは非接触で第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bに対し接触する。これにより、光ファイバケーブル90Aの第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bは、光ファイバケーブル90Bの第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bに電気的に接続される。
以上、本実施形態の光ファイバケーブル接続器1Bにおいても、光ファイバケーブル90Aの金属ワイヤ92a,92bを、光ファイバケーブル90Bの金属ワイヤ92a,92bに容易に接続でき、光ファイバケーブル90A,90B同士を迅速に接続可能となる。また、光ファイバケーブル接続器1Bでは、光ファイバケーブル接続器102として、光ファイバ同士を光学的に接続する従来の光ファイバケーブル接続器を用いることが可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、各請求項に記載した要旨を変更しない範囲で変形し、又は他のものに適用したものであってもよい。
例えば、上記第1実施形態では、第1及び第2のコンタクト部81,82が基部83を介して一体形成されているが、これに限定されるものではない。例えば図21に示すように、第1及び第2のコンタクト部81,82は、それぞれ別体に形成された別個の部品であってもよい。この場合、第1のコンタクト部81における端部81bの反対側の端部88、及び、第2のコンタクト部82における端部82bの反対側の端部89は、ブリッジ部に電気的に接続される第2の接続部を構成し、上記基部83に対応する。
なお、この場合、図22に示すように、ブリッジ部は、第1のコンタクト部81のみに対して電気的に接続される第1のブリッジ部5Aと、第2のコンタクト部82のみに対して電気的に接続される第2のブリッジ部5Bとで分かれて形成されていてもよい。このような構成によれば、第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bを互いに異なる接地電位に接続できる。
また、コンタクト部は上記実施形態に限られるものではない。例えば、図23に示すように、コンタクト部110が針状の第1の接続部111を有していてもよい。具体的には、コンタクト部110は、幅方向Hから見てU字状に屈曲された板状部材とされ、上記基部83に対応する基部110aと、基部110aの両端から互いに対向して延在する板状の一対の壁部110bとを有している。基部110aには、壁部110bの延在する方向に突設された第1の接続部111が複数(ここでは、2つ)並設されている。第1の接続部111には、尖形を成す先端部112が形成されている。
このコンタクト部110にあっては、第1の接続部111それぞれの先端部112が光ファイバケーブル90A(90B)の外被94に進入する。そして、一方の第1の接続部111が第1の金属ワイヤ92aに接触して電気的に導通されると共に、他方の第1の接続部111が第2の金属ワイヤ92bに接触して電気的に導通される。
また、例えば、図24に示すように、コンタクト部120が刃状の第1の接続部121を有していてもよい。具体的には、コンタクト部120は、幅方向Hから見てU字状に屈曲された板状部材とされ、上記基部83に対応する基部120aと、基部120aの両端から互いに対向して延在する板状の一対の壁部120bとを有している。基部120aには、壁部120bの延在する方向に突設された第1の接続部121が設けられている。第1の接続部121は、その先端側に刃状の刃部122を有している。
このコンタクト部120にあっては、第1の接続部121の刃部122が光ファイバケーブル90A(90B)の外被94に進入する。そして、第1の接続部121における刃部122が第1及び第2の金属ワイヤ92a,92bに接触して電気的に導通される。
また、上記実施形態では、ブリッジ部として孔部5aを有する金属板5を用いたが、この孔部5aは形成されていなくてもよい。さらに、ブリッジ部は板状でなくてもよい。要は、ブリッジ部は、コンタクト部同士を互いに電気的に接続するものであればよい。また、上記実施形態では、ファイバリフタ6A,6Bを設けない場合もある。
さらに、前述の通り、金属板5及びボディ2は、光ファイバケーブル90Aの金属ワイヤ92a,92b、又は/及び光ファイバケーブル90Bの金属ワイヤ92a,92bを接地するための構成を備えることができる。図25から図27に示すように、光ファイバケーブル接続器1Cの金属板205には、ボディ202の突起部222aと係合する孔部231の接続部232側の縁に、連結部233を介して、略矩形の接地線用コンタクト234が設けられている。連結部233と対向する接地線用コンタクト234の端部234bは、接続部232とは反対の面側に向かって湾曲する湾曲部234aを有し、かつ、接続部232が設けられた面とは反対面側のエッジ234cの角度が略直角、又は鋭角となるように成形されている。
ボディ202の所定方向Lの両端部には、接地線を挿入するための挿入孔241が、底部222を挟んでホルダ保持部221A,221Bと反対側に設けられている。底部222の接地線用コンタクト234に対向する位置にはホルダ保持部221A,221Bと挿入孔241を接続する貫通孔222bが設けられ、貫通孔222bを通じて、湾曲部234aで挿入孔241側に湾曲した接地線用コンタクト234のエッジ234cが、挿入孔241の横断面の一部を閉鎖するように位置している。
光ファイバケーブル接続器1Cにおいては、光ファイバケーブル接続器1と同様の工程により光ファイバケーブル90A,90Bを接続した後、接地線95の端末95aの被覆95bを所定長除去し、導体95cを露出させ、図28に示すように、端末95aが挿入孔241の底241aに達するまで端末95aを挿入孔241に挿入する。これにより、接地線95の導体95cは、湾曲部234aにより接地線95側に湾曲した接地線用コンタクト234の端部234bのエッジ234cを介して金属板205と接することにより、コンタクト部80A、更に金属ワイヤ92a,92bとの電気的接続状態が確保される(図29)。また、エッジ234cの角度が略直角、又は鋭角となるように成形されていることから、エッジ234cが挿入された接地線95の導体95cとの接触状態をより強固にし、接地線95が挿入孔241から抜け落ちることを防止している。
光ファイバケーブル90Aの金属ワイヤ92a,92b、又は/及び光ファイバケーブル90Bの金属ワイヤ92a,92bを接地するための構成としては、以上に述べた態様に限定されるものではなく、例えば図30、図31に示される光ファイバケーブル接続器1Dにおいては、金属板305と電気的に接続された接地線接続用端子334をボディ302の外部に設けることもできる。また、図19に示される光ファイバケーブル接続器1Bにおける接続部材101に代え、図32に示されるような接続部材401又は図33に示されるような接続部材501を用いることもできる。
接続部材401では、第1の金属ワイヤ92aに導通される第1の接続部403cと、第2の金属ワイヤ92bに導通される第1の接続部403eを有する溝部405がコンタクト部403A及び403Bに設けられ、更にコンタクト部403A,403Bの側縁から、接地線接続用端子434が所定方向Lに延在している。
また、接続部材501では、第1の金属ワイヤ92aに導通される第1の接続部503cと、第2の金属ワイヤ92bに導通される第1の接続部503eを有する溝部505がコンタクト部503A及び503Bに設けられ、更に、コンタクト部503A,503Bには、接地線用接続部507aを有する溝507が溝505と略平行に設けられている。コンタクト部503A,503Bの、溝505を挟んで溝507と対向する側縁から溝507の距離である長さT7は、光ファイバケーブル接続器102の幅方向Hに沿った長さT6を超えるものとなることにより、接地線95は、光ファイバケーブル接続器102を回避して溝507に挿入され、接地線用接続部507aと導通させることができる。
更に、図示しないが、接地線接続用端子は、ボディ2に設けた開口部等を通じて金属板5又はコンタクト部80Aとの電気的接続状態を確保することができれば、金属板5と一体的に成形される必要はなく別体とすることもできる。
また、光ファイバケーブル90A,90Bは、光ドロップケーブルに限定されることはなく、種々の光ファイバケーブルに適用することができる。例えば、光ファイバケーブルに含まれる金属ワイヤは1本でもよく、3本以上であってもよい。ちなみに、本発明は、金属ワイヤ及び光ファイバを有する一対の光ファイバケーブルの端部を、所定の方向に沿って突き合わせて互いに接続する光ファイバケーブル接続方法として捉えることもできる。
1…光ファイバケーブル接続器、2…ボディ、3A,3B…ケーブルホルダ、4…メカニカルスプライス、5…ブリッジ部、80A,80B…コンタクト部、83…基部(第2の接続部)、84c…第1の接続部、90A,90B…光ファイバケーブル、91A,91B…光ファイバ、94…外被、92a,92b…金属ワイヤ、L…所定方向(所定の方向)。

Claims (10)

  1. 金属ワイヤ及び光ファイバを有する一対の光ファイバケーブルの端部を、所定の方向に沿って突き合わせて互いに接続する光ファイバケーブル接続器であって、
    前記所定の方向に沿って並設され、一対の前記光ファイバケーブルの外被をそれぞれ把持する一対のケーブルホルダと、
    一対の前記ケーブルホルダが固定されるボディと、
    前記ボディに固定され、一対の前記光ファイバケーブルにおける前記光ファイバの端部同士を光学的に互いに接続する光接続部と、
    一対の前記ケーブルホルダ又は一対の前記ケーブルホルダの近傍にそれぞれ設けられ、
    導電性を有する一対のコンタクト部と、
    前記所定の方向に沿って延在し、導電性を有するブリッジ部と、を備え、
    前記コンタクト部は、
    前記外被に進入して前記光ファイバケーブルの前記金属ワイヤに電気的に接続される第1の接続部と、
    前記第1の接続部に対し電気的に導通される共に、前記ブリッジ部に電気的に接続される第2の接続部と、を含み、
    前記ボディにおける前記所定の方向の端部にホルダ保持部が設けられており、
    前記ホルダ保持部は、平板状の底部と、前記底部に互いに対向するように設けられた一対の側壁部と、を含み、
    各前記側壁部の内面に前記ケーブルホルダに係合する爪部が設けられる、ことを特徴とする光ファイバケーブル接続器。
  2. 前記コンタクト部は、前記ケーブルホルダから前記第2の接続部が露出するように前記ケーブルホルダに設けられ、
    前記ブリッジ部は、前記ケーブルホルダが前記ボディに固定された状態において、前記ケーブルホルダから露出した前記第2の接続部に電気的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバケーブル接続器。
  3. 前記光ファイバケーブルは、前記金属ワイヤとして、第1の金属ワイヤ及び第2の金属ワイヤを含んでおり、
    前記コンタクト部は、
    前記第1の金属ワイヤに電気的に接続される第1のコンタクト部、及び、前記第2の金属ワイヤに電気的に接続される第2のコンタクト部の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ファイバケーブル接続器。
  4. 前記第1のコンタクト部における前記第1の接続部は、前記第1の金属ワイヤのみに電気的に接続されるように、前記第2の金属ワイヤとの間に隙間を設けた状態で前記第1の金属ワイヤを挟持し、
    前記第2のコンタクト部における前記第1の接続部は、前記第2の金属ワイヤのみに電気的に接続されるように、前記第1の金属ワイヤとの間に隙間を設けた状態で前記第2の金属ワイヤを挟持することを特徴とする請求項3に記載の光ファイバケーブル接続器。
  5. 前記第1のコンタクト部及び前記第2のコンタクト部は、一体に形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載の光ファイバケーブル接続器。
  6. 前記第1のコンタクト部及び前記第2のコンタクト部は、別体に形成され、
    前記ブリッジ部は、前記第1のコンタクト部のみに電気的に接続される第1のブリッジ部と、前記第2のコンタクト部のみに電気的に接続される第2のブリッジ部と、を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の光ファイバケーブル接続器。
  7. 前記ブリッジ部は、接地線接続部と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の光ファイバケーブル接続器。
  8. 前記接地線接続部は、前記ボディ内に設けられ、前記ボディは前記金属ワイヤを接地させるための接地線が前記接地線接続部にアクセスすることを可能とする少なくとも1つの挿入孔を有することを特徴とする請求項7に記載の光ファイバケーブル接続器。
  9. 前記接地線接続部は、前記ボディの外部に設置されることを特徴とする請求項7に記載の光ファイバケーブル接続器。
  10. 前記コンタクト部及び前記ブリッジ部は、一体に形成されることを特徴とする請求項1又は9に記載の光ファイバケーブル接続器。
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