JP2005300856A - 収納箱 - Google Patents
収納箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005300856A JP2005300856A JP2004115937A JP2004115937A JP2005300856A JP 2005300856 A JP2005300856 A JP 2005300856A JP 2004115937 A JP2004115937 A JP 2004115937A JP 2004115937 A JP2004115937 A JP 2004115937A JP 2005300856 A JP2005300856 A JP 2005300856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical
- cable
- storage box
- optical connector
- optical fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】 ケーブル引き込み部13から光ドロップケーブル14及び光ケーブル17を引き込む。光ドロップケーブル14及び光ケーブル17を接続部16にて接続する。光ケーブル17の余長部分17cを巻回して収納スペース18に収納する。光ドロップケーブル14及び光ケーブル17に、予め内蔵光ファイバを内在し、光ファイバ心線の被覆を除去して露出させた光ファイバの先端面を、内蔵光ファイバに突き合わせた状態にて保持するメカニカルスプライス機能を備えたプラグ型光コネクタ22及びソケット型光コネクタ23を接続する。
【選択図】 図1
Description
この余長収納箱は、図8に示すように、複数本の光ファイバ心線1をマイクロベンドによる障害が生じないように引き回して収納する余長収納部2を有している(例えば、特許文献1参照)。
また、図9に示すように、単心コネクタ3及び多心コネクタ4からの光ファイバ心線5を収納する余長収納部6を設けることにより、使用上の自由度を高めた収納箱も知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、このような光ファイバ心線の余長処理及びその余長部分の収納は、熟練有する作業者しか行うことができず、しかも、この余長収納作業は長時間を要するものであった。
また、光ファイバ心線の余長を収納する余長収納部は、光ファイバ心線の余長部分の巻き方が複雑であるため、かなりのスペースを要し、大型化が避けられなかった。
(第1の実施形態)
図1は第1の実施形態に係る収納箱を示す概略構成図である。
図に示すように、この収納箱11は、トレイ部12を有しており、このトレイ部12の一端側が、ケーブル引き込み部13とされている。この収納箱11には、架空からの光ドロップケーブル(光ケーブル)14が、図示しない吊線部と分離された後、ケーブル引き込み部13側から引き込まれ、この引き込まれた光ドロップケーブル14は、トレイ部12の他端側に設けられた円弧状の仕切部15の外周側へ通され、接続部16へ導かれている。
ここで、この吊線部と分離された後の光ドロップケーブル14は、図2に示すように、光ファイバ心線14aの周囲に、一対のテンションメンバー14bを有したもので、これら光ファイバ心線14aとテンションメンバー14aとが外被14cによって一体化されている。また、光ケーブル17は、図3に示すように、光ファイバ心線17aを外被17bによって一体に覆った構造とされている。
また、光ケーブル17は、吊線部と分離された後の光ドロップケーブルと同じ矩形構造を有する光インドアケーブルでもよい。
接続部16に導かれた光ドロップケーブル14及び光ケーブル17は、その端部同士が接続されている。
ここで、このメカニカルスプライス機能を有するプラグ型光コネクタ22及びソケット型光コネクタ23について説明する。
プラグ型光コネクタ22及びソケット型光コネクタ23は、図4に示すように、内蔵光ファイバ31aを有した断面矩形状に形成されたメカニカルスプライス型の光コネクタであり、一側面には、2つの挿入穴32a、32bを有している。前側の挿入穴32aは、光ドロップケーブル14及び光ケーブル17からそれぞれ口出しされた光ファイバ心線14a、17aのガラスファイバを保持するガラスファイバ保持部材33aを開くために形成されており、後側の挿入穴32bは、光ファイバ心線14a、17aを保持する保持部材33bを開くために形成されている。そして、これら挿入穴32a、32bに、図示しない治具の突起部37a、37bが挿入可能とされている。
保持部材33a、33bは、挿入穴32a、32bを臨む位置にスリット部36a、36bを有しており、このスリット部36a、36bには、挿入穴32a、32bに挿入された治具の突起部37a、37bが嵌合される。そして、図5(b)に示すように、このスリット部36a、36bに突起部37a、37bが嵌合することにより、保持部材33a、33b同士が、付勢部材34の付勢力に抗して引き離され、ガラスファイバ保持穴35a、被覆保持穴35b、シース保持穴35cが拡径される。
次に、第2の実施形態に係る収納箱について説明する。
図6は第2の実施形態に係る収納箱を示す概略構成図である。
図に示すように、この収納箱41は、トレイ部42を有しており、このトレイ部42の一端側が、ケーブル引き込み部43とされている。この収納箱41には、架空からの光ドロップケーブル44が、ケーブル引き込み部43側における中央から引き込まれている。ここで、収納箱41には、ケーブル引き込み部43に収納スペース45を有しており、この収納スペース45には、光ドロップケーブル44の一部を巻回した余長部分44dが収納可能とされている。
また、収納箱41には、ケーブル引き込み部43側から一対の光ケーブル17が引き込まれ、トレイ部42内にて反転されて接続部46へ導かれている。
ソケット型光コネクタ52には、光ドロップケーブル44が接続され、その外被が固定部52bに固定されている。ここで、このソケット型光コネクタ52に接続された光ドロップケーブル44は、一対の光ファイバ心線44aを有するもので、それぞれの光ファイバ心線44aが各ソケット部52aに導かれている。
そして、これらプラグ型光コネクタ53をソケット型光コネクタ52の各ソケット部52aに嵌合することにより、光ドロップケーブル44の光ファイバ心線44aと光ケーブル47の光ファイバ心線とが互いに光学的に接続される。
次に、第3の実施形態に係る収納箱について説明する。
図7は第3の実施形態に係る収納箱を示す概略構成図である。
この収納箱61は、一端側がケーブル引き込み部62とされており、このケーブル引き込み部62から光ドロップケーブル63が引き込まれる。そして、このケーブル引き込み部62に引き込まれる光ドロップケーブル63は、巻回した余長部分63cがケーブル引き込み部62側に設けられている。ケーブル引き込み部62の先端には、ケーブルを固定する固定部7aが設けられ、光ドロップケーブル63が固定されている。ここで、この光ドロップケーブル63は、テンションメンバーとともに、複数本の光ファイバ心線63aを有するもので、これら光ファイバ心線63aが引き出され、収納箱61内に導かれている。
また、収納箱61には、ケーブル引き込み部62側に、ファイバ長調整部66を有しており、このファイバ長調整部66には、光ファイバ心線63aが巻回可能とされている。
11、41、61 収納箱
14、44、63 光ドロップケーブル(光ケーブル)
14a、17a、44a、63a 光ファイバ心線
14b テンションメンバー
16、46 接続部
17、47 光ケーブル
17c、44d、63c 余長部分
18、45 収納スペース
22、53 プラグ型光コネクタ(光コネクタ)
23 ソケット型光コネクタ(光コネクタ)
31a 内蔵光ファイバ
52a ソケット部(光コネクタ)
Claims (6)
- 光ケーブルを固定する固定部と、前記光ケーブルの内部に収納された光ファイバを接続する接続部と、前記光ケーブルの余長部分を収納している収納部とを備えたことを特徴とする収納箱。
- 前記光ケーブルの余長部分が収納箱の外で収納されていることを特徴とする請求項1に記載の収納箱。
- 前記接続部は、前記光ファイバ端部に設けられた光コネクタを有し、この光コネクタは、内蔵光ファイバを内在し、この内蔵光ファイバの先端部と、前記光ファイバ心線のガラスファイバの先端部とを突き合わせた状態にて保持するメカニカルスプライス機能を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納箱。
- 前記光コネクタと接続する相手方光コネクタを備え、この相手方光コネクタは、内蔵光ファイバを内在し、この内蔵光ファイバの先端部と、光ケーブル又はファイバ心線のガラスファイバの先端部とを突き合わせた状態にて保持するメカニカルスプライス機能を備えていおり、前記光コネクタと前記相手方光コネクタとが接続していることを特徴とする請求項3に記載の収納箱。
- 前記光ケーブルは、少なくとも1本以上の前記光ファイバ心線及びテンションメンバーを内在した光ドロップケーブル又は光インドアケーブルであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の収納箱。
- 前記光コネクタがプラグ型光コネクタ又はソケット型光コネクタであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004115937A JP2005300856A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004115937A JP2005300856A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005300856A true JP2005300856A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35332474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004115937A Pending JP2005300856A (ja) | 2004-04-09 | 2004-04-09 | 収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005300856A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008129167A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Advanced Cable Systems Corp | ドロップケーブル |
-
2004
- 2004-04-09 JP JP2004115937A patent/JP2005300856A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008129167A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-05 | Advanced Cable Systems Corp | ドロップケーブル |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6840795B1 (en) | Connector | |
JP2008070675A (ja) | 雌フェルール | |
US20190025516A1 (en) | Optical fiber inline splice assemblies | |
CN104254795A (zh) | 光纤缆线接合盒 | |
JP2005258129A (ja) | 光ファイバホルダおよび配列部材 | |
CN112051643A (zh) | 光缆连接盒和适配器 | |
JP2005195654A (ja) | 光コネクタ用アウトレット | |
JP2005300856A (ja) | 収納箱 | |
JP2008129166A (ja) | 光ファイバ配線系およびスプリッタボックス | |
JP2008083155A (ja) | マルチコア光ファイバの端末処理方法及び端末構造 | |
JP4236197B2 (ja) | 光ファイバ配線方法 | |
JP3991204B2 (ja) | 光ファイバコード付き多心光コネクタ | |
JP2010019986A (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
JP6365459B2 (ja) | 光ファイバテープ心線、光ファイバケーブルおよび光ファイバコード | |
JP4255803B2 (ja) | 光コネクタ | |
JP4247544B2 (ja) | 光ファイバケーブル配線盤 | |
JP2007041380A (ja) | 光ファイバホルダ | |
JP4155153B2 (ja) | 光ファイバ接続部材および光ファイバ接続方法 | |
JP2007192871A (ja) | 光コネクタ | |
CN213023659U (zh) | 光缆连接盒和适配器 | |
KR20090005383U (ko) | 광단자함 | |
JP4597872B2 (ja) | 光接続箱 | |
JP2011100004A (ja) | 二芯光コンセント | |
JP2010128456A (ja) | 光コネクタ | |
JP4237079B2 (ja) | 光ファイバケーブルの接続方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050908 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070221 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070419 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071010 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071210 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080521 |