JP2005195654A - 光コネクタ用アウトレット - Google Patents

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邦彦 藤原
Takashi Yamaguchi
敬 山口
Kazuhiro Takizawa
和宏 瀧澤
Hiroshi Furukawa
洋 古川
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Abstract

【課題】 光コネクタ用アウトレットにあっては、小型化、とりわけ、奥行き寸法の縮小を実現できる技術の開発が求められていた。
【解決手段】 外装ケース11に引き込まれた光ファイバ14と、外装ケース前面11c側の光コネクタレセプタクル13から延びるピグテール光ファイバとを接続するメカニカルスプライス部を、ピグテール光ファイバの余長とともに収納した余長収納ケース30にを外装ケース11内に収納することで組み立てられ、しかも、余長収納部ケース30では、メカニカルスプライス部が、外装ケースの前後方向に対して傾斜する向きで支持される光コネクタ用アウトレット10を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光コネクタ用アウトレットに係り、特に、現場等で、外装ケースに引き込んだ光ファイバのコネクタ成端を簡単に実現できる光コネクタ用アウトレットに関する。
ビル内や住宅内等に設置される、光コネクタ用のアウトレットに関係する従来技術として、例えば特許文献1等がある。この特許文献1記載の技術(光コンセント)は、光ファイバケーブル(第一の光ファイバケーブル)が引き込まれる函と、この函に取付枠を介して取り付けられる光コネクタアダプタと、この光コネクタアダプタを外側から覆うカバーとを有する構造であり、前記光ファイバケーブルと、一端が前記光コネクタアダプタに接続される光コネクタ(光コネクタプラグ)によってコネクタ接続可能に成端(コネクタ成端)されている光ファイバケーブル(第二の光ファイバケーブル。以下、コネクタ付き光ファイバ)の他端との接続、及び、コネクタ付き光ファイバの光コネクタプラグの前記光コネクタアダプタへの接続によって、前記光ファイバケーブルをコネクタ付き光ファイバ先端(一端)の光コネクタによるコネクタ成端と、この光ファイバケーブルをコネクタ成端する光コネクタ(コネクタ付き光ファイバの光コネクタ)の実装とが実現されるものである。
ところで、上述した特許文献1記載の技術では、函に引き込んだ光ファイバケーブルと、コネクタ付き光ファイバとを光コネクタ(具体的にはMT形光コネクタ)で接続する構成であり、コネクタ付き光ファイバのみならず、函に引き込んだ光ファイバケーブルの先端にも、光コネクタを組み立てておく必要がある。このため、函に引き込む光ファイバケーブルとして、光コネクタが付けられていない光ファイバケーブルを用いる場合は、現場で、コネクタ付けを行う必要があり、組み立てに非常に手間が掛かるものであった。
コネクタ成端されていない光ファイバへの現場でのコネクタ付け、及び、光ファイバ先端に取り付けた光コネクタのアウトレットへの実装を簡単に行える技術として、現場で光ファイバ先端に簡単に取り付けることができる光コネクタ(現場付け光コネクタ)を使用するもの、が考えられる。
前記現場付け光コネクタを適用した光コネクタアウトレットの一例を、図14に示すものがある。
図14は、前記光コネクタ用アウトレットの構造の概要を示す断面図であり、図14中、符号1は光コネクタ用アウトレット、2は光コネクタ用アウトレット1の外装ケース、3は光コネクタ用アウトレット1が取り付けられる壁(建物等の構造物の壁)、4は外装ケース2の前面側(図14左側)に設けられている光コネクタレセプタクルである。
図14において、光コネクタ用アウトレット1の外装ケース2には、壁3から引き出した光ファイバ5が引き込まれている。前記光ファイバ5の先端は、現場付け光コネクタ6(後述)によってコネクタ成端されている。この現場付け光コネクタ6は、光コネクタレセプタクル4に組み込まれており、この光コネクタレセプタクル4に、別途、光コネクタ用アウトレット1外側から、光ファイバ(以下、外部光ファイバ)先端をコネクタ成端する光コネクタを挿入接続すると、光コネクタレセプタクル4内での光コネクタ同士の接続により、光ファイバ5と外部光ファイバとが光接続されることとなる。
ここで、現場付け光コネクタ6は、例えば特許文献2等に開示されているように、フェルールの突き合わせ接続用の接合端面側(先端側)に対向する後端側に、突き合わせ接続した一対の光ファイバを半割り構造の素子の間にクランプ保持して、接続状態を維持するクランプ部を具備するものである。クランプ部は、半割り構造の素子をスリーブ状のバネ(例えば、C形バネ、コ字形バネ)に収納して、バネのクランプ力によって光ファイバを挟み込む構成であり、楔を用いて素子を開放させ、素子間に挿入した光ファイバを、フェルールに予め内挿固定しておいた光ファイバがフェルールから前記クランプ部に延出した部分と突き合わせ接続した後、素子から楔を引き抜いて、素子を閉じることで、接続状態の光ファイバをクランプ保持して、接続状態を維持する。また、素子間に挿入した光ファイバは、半割り構造の素子同士の合わせ面に形成した位置決め溝(V溝等)によって精密に位置決め調心されるため、突き合わせ接続したときに低損失を実現できる。
しかしながら、前述のような光コネクタ用アウトレット1では、外装ケース2に現場付け光コネクタ6の収納スペースを確保するために、外装ケース2の奥行き寸法が大きくならざるを得ず、外装ケース2を小型化できないといった不満があった。フェルールの後端側にクランプ部を組み付けた構成の現場付け光コネクタ6を外装ケース2に収納する場合、外装ケース2には、クランプ部のフェルールからの突出寸法分に対応して、これを収納できる奥行き寸法が確保されている必要がある。また、外装ケース2内に引き込んだ光ファイバ5については、光伝送特性に影響を与えない許容範囲の曲げで外装ケース2内に湾曲収納する必要があるが、前述の現場付け光コネクタ6の場合、クランプ部のフェルールからの突出先端(後端)付近に光ファイバ5の湾曲スペースを充分に確保して、光ファイバ5を緩やかに湾曲させる必要があり、外装ケース2の奥行き寸法の縮小は困難であり、この点でも、外装ケース2の小型化は難しい。
アウトレットに実装する光コネクタから延びる光ファイバ(いわゆるピグテール)を、光伝送特性に影響を与えない範囲の曲げ半径を確保して、アウトレット内に収納するには、例えば、特許文献3記載の技術を適用することも考えられるが、特許文献3の技術を、図14に例示した構成に適用するとしても、アウトレットの小型化を実現するには不充分であり、充分な小型化を実現し得ない。
また、アウトレットでは、壁等から引き出した光ファイバと光コネクタとの接続を完了した後、アウトレットの壁等への取り付け作業、あるいは、光コネクタを取付枠等の部材とともにアウトレットの前面側に取り付ける作業の際に、アウトレット内の光ファイバに急激な曲げ(曲げ半径が、光伝送特性に影響を与えるレベルにまで小さくなること)が与えられないように、作業を慎重に進める必要がある。図14に例示した構成では、現場付け光コネクタ6のクランプ部の後端付近にて、光ファイバ5に曲げ力が集中的に作用して、急激な曲げが与えられやすい。光ファイバを急激な曲げや折損から保護するために、例えば、特許文献4、5記載のように、光ファイバに保護管を被せて光ファイバを保護する技術を応用することも考えられる。しかしながら、光ファイバに保護管を被せる作業は手間が掛かる上、光ファイバの余長が嵩張って、アウトレットの小型化の障害になる。また、特許文献1記載のように、光コネクタから延びるピグテール光ファイバと、外装ケース内に引き込んだ光ファイバとを接続する構成では、ピグテール光ファイバの保護が問題となる。文献1では、ピグテールの余長を収納するケース状の保護部材(符号7)を用いるが、ピグテール光ファイバの内、光コネクタと保護部材との間に延在する部分は何等保護されない。しかし、この部分に保護管による保護を行うと、外装ケース内の光ファイバの取り回しに影響が出て、アウトレットの小型化の障害になるし、特に、光コネクタと保護部材との間の延在長が長い場合には、影響が大きくなる。
特開平9−127369号公報 特開2001−235655号公報 特開平10−227923号公報 実開平2−21606号公報 実開平2−39202号公報
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みて、アウトレットの小型化、とりわけ、アウトレットの奥行き寸法の縮小を容易に実現でき、しかも、アウトレットの施工において、狭隘な作業スペースであっても、建物の壁等である取付構造物から引き出した光ファイバのコネクタ成端の作業性を確保できる、などの優れた効果が得られる光コネクタ用アウトレットの提供を目的としている。
上記課題を解決するために、本発明では以下の構成を提供する。
本発明では、光ファイバが引き込まれる外装ケースに、前記外装ケースの前面側から別の光ファイバがコネクタ接続される光コネクタが設けられている光コネクタ用アウトレットであって、前記光コネクタから延びるピグテール光ファイバの余長を湾曲収納する余長収納ケースが前記外装ケースにおける光コネクタの設置位置に対応させて前記外装ケース内に収納されるようになっており、前記余長収納ケースには、前記ピグテール光ファイバの前記光コネクタとは逆の側の端部と前記外装ケースに引き込まれる光ファイバとを接続するメカニカルスプライス部を支持するスプライス支持部が設けられており、前記スプライス支持部は、該メカニカルスプライス部において接続する光ファイバの光軸が前記外装ケースの前後方向に対して傾斜する向きで前記メカニカルスプライス部を支持するようになっていることを特徴とする光コネクタ用アウトレットを提供する。
この発明では、前記光コネクタは前記余長収納ケースに取り付けられており、前記余長収納ケースを前記外装ケースに収納することで前記外装ケースに前記光コネクタが組み込まれるようになっている構成も採用可能である。さらに、前記外装ケースは、取付対象物に取り付けられるケース本体と、このケース本体に着脱可能であり外装ケースの前面を形成する前面プレートとを有し、前記前面プレートを取り外すことで、前記余長収納ケースを前記外装ケースに前面側から収納できるようになっており、前記前面プレートには、前記外装ケース内に収納された前記余長収納ケースに取り付けられている前記光コネクタを前記外装ケースの前面側に露出させて、外装ケース前面側からの前記別の光ファイバの前記光コネクタに対するコネクタ接続を可能とするコネクタ穴が開口されている構成も採用可能である。
また、前記外装ケースは、前記余長収納ケースと前記光コネクタとの組を複数組み込めるようになっている構成も採用可能である。
また、前記余長収納ケースに、前記外装ケースに引き込まれた光ファイバを引き留める引き留め部が設けられている構成も採用可能である。
また、前記スプライス支持部に対して前記メカニカルスプライス部が着脱可能になっている構成も採用可能である。
また、前記メカニカルスプライス部は、突き合わせ接続した一対の光ファイバを、スリーブ状のバネの内側に収納した半割り構造の一対の素子の間にて前記バネの弾性によってクランプ保持して接続状態を維持する構成であり、前記メカニカルスプライス部には、前記ピグテール光ファイバの前記光コネクタとは逆の側の端部が前記一対の素子の間に挿入した状態で固定されており、しかも、一対の素子の間には、当該一対の素子の間の開放状態を維持する楔部品が引き抜き可能に割り込ませてあり、前記ピグテール光ファイバに対して接続される光ファイバの一対の素子の間への挿入が可能になっている構成も採用可能である。
また、前記外装ケースが建物の壁等の取付対象物に取り付けられるものであり、前記取付対象物に配線された光ファイバが、前記メカニカルスプライス部にて前記ピグテール光ファイバに接続されて、前記光コネクタによってコネクタ接続可能に成端されている構成も採用可能である。
本発明によれば、光コネクタ用アウトレット(以下、アウトレットと略称する場合がある)の小型化、とりわけ、アウトレットの奥行き寸法の縮小を容易に実現できる。ピグテール光ファイバの余長を収納する余長収納ケースの採用によって、光ファイバを急激な曲げ等によって傷めないように保護できる。ピグテール光ファイバの余長は、例えば、コイル状に巻いた状態にすることなどにより、余長収納ケース内に高密度に収納することができ、これにより余長収納ケースの小型化を図ることができるため、アウトレットの小型化、とりわけ、アウトレットの奥行き寸法の縮小に有利である。余長収納ケースによってピグテール光ファイバを保護できる構成であれば、ピグテール光ファイバに補強チューブ等の保護管を被せる場合に比べて、保護のために必要となる手間が大幅に軽減されるといった利点もある。また、メカニカルスプライス部によって、外装ケースに引き込んだ光ファイバとピグテール光ファイバとを接続する構成であれば、機械的接続であるため、例えば融着接続機と比べて、電源の確保が不要である点、簡易かつ小型の工具等による接続が可能である点などで有利である。
余長収納ケースに、別の光ファイバが外装ケース前面側からコネクタ接続される光コネクタと、メカニカルスプライス部とが取り付けられている構成であれば、余長収納ケースを外装ケースに組み込むと同時に、光コネクタの外装ケースへの組み込みも実現でき、アウトレットの組立作業効率を大幅に向上できる。外装ケースに、光コネクタが取り付けられている余長収納ケースを収納すれば、余長収納ケースの収納後に、光コネクタからメカニカルスプライス部まで延びるピグテール光ファイバの余長処理を行う必要は無く、この点でも、アウトレットの組立作業効率の向上に有利である。さらに、光コネクタからメカニカルスプライス部まで延びるピグテール光ファイバを余長収納ケースによって、非常に小型に纏めることができるため、ピグテール光ファイバを収納するために外装ケース内に確保する収納スペースが小さくて済み、アウトレットの小型化に有利である。
また、スプライス支持部が、該メカニカルスプライス部において接続する光ファイバの光軸が前記外装ケースの前後方向(奥行き方向と同じ)に対して傾斜する向きで前記メカニカルスプライス部を支持するようになっていることも、余長収納ケースの小型化に有効に寄与する構成であり、アウトレットの小型化、とりわけ、アウトレットの奥行き寸法の縮小を、容易に実現できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る光コネクタ用アウトレット(以下、アウトレットと略称する場合がある)の構造の概要を示す断面図であり、図1中、符号10はアウトレット、11は外装ケース、12はアウトレット10が取り付けられる取付対象物としての壁(建物等の構造物の壁)、13は光コネクタとしての光コネクタレセプタクル(コネクタハウジング。以下、光コネクタとも言う)、20は光コネクタ付き成端用部品、30は余長収納ケースである。
図1はアウトレット10を示す外観斜視図(部分断面)、図2はアウトレット10の施工状態を示す側断面図である。
図1、図2において、アウトレット10は、壁12から引き出した光ファイバ14が引き込まれる外装ケース11に、前記光ファイバ14の余長14cと、余長収納ケース30とを収納した概略構成になっている。
外装ケース11は、上壁部11f(図1、図2上側の壁部)に、壁12の穴等を介して壁12から引き出した光ファイバ14を引き込むための光ファイバ用開口部11bを有している。光ファイバ用開口部11bを介して引き込まれた光ファイバ14は、余長収納ケース30内に収納された光コネクタ付き成端用部品20(後述。図3、図6等参照)のメカニカルスプライス部23にて、光コネクタ付き成端用部品20の光ファイバ22と光接続されている。光コネクタ付き成端用部品20の光ファイバ22の前記メカニカルスプライス部23とは逆の側の先端は、光コネクタ21を組み込んだ光コネクタレセプタクル13によってコネクタ成端されているため、光ファイバ14は、光コネクタ付き成端用部品20を介してコネクタ成端されていることとなる。
前記光コネクタ21は、余長収納ケース30に固定されたコネクタハウジング13aに組み込まれて光コネクタレセプタクル13を構成しており、この光コネクタレセプタクル13に、別途、アウトレット10の前面11c側から、別の光ファイバ15(以下、外部光ファイバ)先端をコネクタ成端した光コネクタ16を挿入接続すると、光コネクタレセプタクル13内での光コネクタ21、16同士の接続により、光ファイバ14と外部光ファイバ15とが光接続されることとなる。
なお、光ファイバ用開口部11bの形成位置は、上壁部11fに限定されず、裏面側(外装ケース11の内部空間Sを介して、前記前面11cを形成する前面プレート112とは逆の側。裏面壁11d)であっても良い。
前記外装ケース11は、取付対象物12に取り付けられるケース本体111と、このケース本体111に着脱可能の前面プレート112とを有している。前記上壁部11f及び裏面壁11dは、前記ケース本体111の一部である。
前記前面プレート112には、前記外装ケース11内に収納された前記余長収納ケース30に取り付けられている前記光コネクタレセプタクル13を前記外装ケース11の前面11c側に露出させるコネクタ穴112aが開口されており、このコネクタ穴112aに露出する光コネクタレセプタクル13に、前記光ファイバ15の先端の前記光コネクタ16を挿入することで、光ファイバ15を、光ファイバ14側の光線路と光接続することができる。前記光コネクタ16は、光コネクタレセプタクル13に対して挿脱可能であり、光コネクタレセプタクル13から光コネクタ16を引き抜くことで、光ファイバ14、15同士の接続を解除できる。
ここで、光コネクタ付き成端用部品20について説明する。
図6に示すように、光コネクタ付き成端用部品20は、光コネクタ21と、この光コネクタ21から延びる光ファイバ22(ピグテール光ファイバ)と、この光ファイバ22の前記光コネクタ21からの延出先端に組み立てられ、該光ファイバ22に対して別の光ファイバ14(ここでは、壁12から引き出した光ファイバ14)を接続するメカニカルスプライス部23とを有している。
光コネクタ付き成端用部品20は、ここでは、単心の光ファイバ14を光コネクタ21によってコネクタ成端するものである。光コネクタ21は、単心用の光コネクタに適用されるフェルールであり、例えば、SC形光コネクタ(SC:Single fiber Coupling optical fiber connector。例えば、JIS C 5973に制定されるF04形光コネクタ等)用のフェルールや、MT形光コネクタ(MT:Mechanically Transferable。例えば JIS C 5981に制定されるF12形光コネクタ等)を単心用に成形したもの(突き合わせ接続用の接合端面に開口する、光ファイバの収納位置決め用の微細孔が1本のもの)等を採用できる。また、光コネクタレセプタクル13として、JIS C 5985に制定されるF16形光コネクタの所謂簡易レセプタクルを採用することも可能である。この光コネクタレセプタクル13は、光コネクタアダプタ13aにフェルール21(プラグ)を直接組み込んだ構成のものであり、小型化に有利である。
光ファイバ22は、ここでは単心の光ファイバ心線であるが、この他、光ファイバ素線等、各種単心の光ファイバを採用できる。
また、ここでは、光ファイバ14として、所謂インドアケーブル(屋内配線用光ファイバケーブル)を採用し(以下、光ファイバ14を、インドアケーブルと称する場合がある)、外装ケース11内に引き込んだインドアケーブル14を、メカニカルスライス部23にて光ファイバ22と接続して、光ファイバ22を介して、光コネクタレセプタクル13によってコネクタ接続可能に成端する構成を例示しているが、外装ケース11内に引き込まれる光ファイバ14としては、インドアケーブルに限定されず、インドアケーブル以外の各種光ファイバケーブル(例えばドロップケーブル)、光ファイバ心線、光ファイバ素線等、各種採用可能である。
図7〜図9はメカニカルスプライス部23の一例を示す図であり、図7は斜視図、図8は図7のメカニカルスプライス部23の構造を模式的に示す図であり(a)は長手方向一端側から見た側面図、(b)は正面図、図9はメカニカルスプライス部23の素子25(26、27)を、互いに対面される合わせ面の側から見た図である。
図7、図8に示すように、メカニカルスプライス部23は、断面C形あるいはコ字状のスリーブ状のバネ24(ここではコ字形バネ)の内側に半割り構造の素子25を収納した構成である。素子25は、ベース側素子26と、蓋側素子27とによって構成されている以下、ベース側素子26、蓋側素子27についても、単に「素子」と言う場合がある)。また、蓋側素子27は、3つの蓋側素子271、272、273に分割されており、3つの蓋側素子271、272、273は、細長形状のベース側素子26の長手方向に沿って、一列に配列配置されている。3つの蓋側素子271〜273は、符号272の蓋側素子の両側に、他の二つの蓋側素子271、273が対向配置された状態でベース側素子26上に配置されている。
スリーブ状の前記バネ24は、該バネ24の軸方向の2箇所にて、該バネ24の側部の開口部24a(コ字形バネにおいては、断面「コ」字の開口部分)から、バネ24の断面方向において前記開口部24aと対向する側に形成されている幹部24b(図8(a)参照)に向かって延びるように形成されたスリット24cによって、それぞれ単独のバネとして機能する3つの領域(バネ部241〜243)を有する。前記スリット24cの形成位置は、蓋側素子271と蓋側素子272との境界、蓋側素子272と蓋側素子273との境界にほぼ一致されており、バネ24の3つのバネ部241〜243の位置は、3つの蓋側素子271〜273に対応されている。前記幹部24bは、バネ24において、該バネ24の断面方向で前記開口部24aと対向する側にて、バネ24の軸方向に連続して延在する部分であり、各バネ部241〜243は、いずれも、この幹部24bに連結されている。
蓋側素子271と、ベース側素子26の内の蓋側素子271に対応する部分と、バネ部241とは、第1クランプ部231を構成しており、蓋側素子272と、ベース側素子26の内の蓋側素子272に対応する部分と、バネ部242とは、第2クランプ部232を構成しており、蓋側素子273と、ベース側素子26の内の蓋側素子273に対応する部分と、バネ部243とは、第3クランプ部233を構成している。
第1〜第3クランプ部231〜233は、いわば、ベース側、蓋側の一対の素子を、バネ24の弾性(クランプ力)によって挟み込んだ構成であり、素子間への楔の挿脱によって開閉される構造になっている。
図10(a)、(b)において、第1〜第3クランプ部231〜233から代表して第3クランプ部233を例示して説明すると、第3クランプ部233は、楔部品28aを、該バネ24の側部の開口部24aから、蓋側素子273と、ベース側素子26において蓋側素子273に対応する部分との間に割り込ませるようにして圧入することで、素子26、273間をバネ24(具体的にはバネ部243)の弾性力に抗して押し開くことができ(図10(a)の状態。この状態を、以下「開状態」とも言う)、素子26、273間から楔部品28aを引き抜くと、バネ24(具体的にはバネ部243)の弾性によって素子26、273間が閉じられる(図10(b)の状態。この状態を、以下「閉状態」とも言う)。第1クランプ部231についても、楔の挿脱によって素子26、271間の開閉を、第3クランプ部233と同様に行えるようになっており、また、第2クランプ部232についても、楔の挿脱によって素子26、272間の開閉を、第3クランプ部233と同様に行うようになっている。
なお、図中、符号25aは、ベース側素子26と蓋側素子27との間に楔を割り込ませるための差し込み凹所である。この差し込み凹所は、素子25の側面に開口する凹みであり、ベース側素子26と蓋側素子27との境界付近において、ベース側素子26及び/又は蓋側素子27を僅かに切り欠いた形状に形成されている。
図11(a)に示すように、メカニカルスプライス部23は、3つのクランプ部231〜233の内の第1クランプ部231に、光ファイバ22の被覆部22a(具体的には、光ファイバ心線部分)をクランプ保持し、光ファイバ22先端に口出しした裸光ファイバ22bを第2クランプ部232にクランプ保持している。図9、図11(a)に示すように、光ファイバ22の被覆部22aは、ベース側素子26の蓋側素子27に対面する合わせ面261において、蓋側素子271に対面する部分に形成されている位置決め溝262に収納され、バネ24の第1クランプ部231のクランプ力によって、ベース側素子26と蓋側素子271との間にしっかりとクランプ保持されており、第1クランプ部231が開状態とされない限り、光ファイバ22は、メカニカルスプライス部23から容易には引き抜かれないようになっている。
前記位置決め溝262は、ベース側素子26と蓋側素子271との間にクランプ保持された光ファイバ22(具体的には被覆部22a)の位置ズレを防止する機能の他、メカニカルスプライス部23の第1クランプ部231側の端部から素子26、27間へ光ファイバ22(光ファイバ22において、光コネクタ21とは逆側の端部)を挿入する作業において、光ファイバ22先端に露出させておいた裸光ファイバ22bを、素子25の軸方向中央部(図8(b)左右方向中央部)の調心溝29に誘導するための誘導溝として機能する。
また、位置決め溝は、ベース側素子26の内、第3クランプ部233を構成する部分にも、第1クランプ部231と同様に、ベース側素子26の蓋側素子27(蓋側素子273)に対面する合わせ面261に形成されている(符号263の位置決め溝)。光ファイバ14は、該光ファイバ14先端に口出しした光ファイバ心線14A、及び、該光ファイバ心線14A先端に露出させた裸光ファイバ14bを位置決め溝263に挿入して、光ファイバ22との接続を行う。この位置決め溝263は、メカニカルスプライス部23の第3クランプ部233側の端部から素子26、27間へ光ファイバ14を挿入する作業において、光ファイバ14先端に露出させておいた裸光ファイバ14bを調心溝29に誘導するための誘導溝としての機能と、第3クランプ部233に光ファイバ14先端に口出ししておいた光ファイバ心線14Aをクランプ保持する際に、光ファイバ心線14Aの被覆部14a(光ファイバ心線部分)の位置ズレを防止する機能とを果たす。
前記調心溝29は、ベース側素子26の長手方向中央部において、蓋側素子27に対面する合わせ面261に、高精度に形成された溝であり、素子25の対向する両側から挿入された光ファイバ14、22先端に口出しされている裸光ファイバ14b、22aを突き合わせ接続可能に精密に位置決め調心するものである。図12に示すように、この調心溝29は、ここではV溝であるが、これに限定されず、例えば、U溝、丸溝(断面半円状の溝)等、各種構成が採用可能である。
ベース側素子26の第1、第3クランプ部231、233に対応する部分、すなわち、ベース側素子26の長手方向両側に形成されている位置決め溝262、263は、前記調心溝29と連通しており、調心溝29からベース側素子26の長手方向に沿って延びて、ベース側素子26の長手方向の端部に開口している。これら位置決め溝262、263も、ここではV溝であるが、光ファイバ14を位置決めする位置決め精度は、調心溝29よりも低いものである。
なお、前記位置決め溝も、調心溝と同様に、V溝に限定されるものではなく、例えば、U溝、丸溝(断面半円状の溝)等、各種構成が採用可能である。また、位置決め溝は、ベース側素子26側ではなく、蓋側素子271において、前記ベース側素子26の合わせ面261に対面される合わせ面231aに形成してもよく、ベース側素子26と蓋側素子271の両方に形成しても良い。また、調心溝29の形成位置も、ベース側素子26の側に限定されず、蓋側素子27(具体的には蓋側素子272)に形成することも可能である。
第1、2クランプ部231、232は、楔の圧入によって開状態とすると、素子間への光ファイバ22の挿脱が可能となる。第2、3クランプ部232、273は、楔の圧入によって開状態とすると、素子間への光ファイバ14の挿脱が可能となる。
光ファイバ22先端へのメカニカルスプライス部23の組み立ては、例えば、メカニカルスプライス部23の第1、第2クランプ部231、232を楔を用いて開状態とし(第3クランプ部233も一緒に開状態としても良い)、光ファイバ22(光ファイバ22において、光コネクタ21とは逆側の端部)を、メカニカルスプライス部23の第1クランプ部231側の端部から位置決め溝262に挿入して行き、光ファイバ22先端の裸光ファイバ22bを調心溝29に挿入せしめ、第1、第2クランプ部231、232から楔を引き抜いて、第1、第2クランプ部231、232を閉状態とすることで、光ファイバ22を第1、第2クランプ部231、232にクランプ保持する。
次に、余長収納ケース30について説明する。
図3〜図5に示すように、余長収納ケース30は、トレー状の収納ケース本体31と、この収納ケース本体31の底板31aの周囲に立設されている側壁部31bの前記底板31aからの突出先端によって囲まれる開口部31cを覆うようにして収納ケース本体31に装着される蓋32とを有し、前記光コネクタ付き成端用部品20を収納する筐体であり、また、前述したように、光コネクタレセプタクル13に取り付けられているものである。前記光コネクタレセプタクル13は、具体的には、収納ケース本体31の側壁部31bに取り付けられている。図3に示した例では、光コネクタレセプタクル13のハウジング13aの両側に突設されている突片13bを収納ケース本体31の外側から側壁部31bに押し当てた状態で、前記突片13bをネジ31cで側壁部31bに固定して取り付けている。収納ケース本体31、蓋32の材質は、例えば、樹脂、金属等を採用できる。樹脂製の場合、成形性の点、内部に収納した光ファイバを接触によって傷めにくい点、低コスト化の点で有利である。
光コネクタ付き成端用部品20の光ファイバ22(ピグテール光ファイバ)は、光コネクタ21が組み込まれた光コネクタレセプタクル13から、余長収納ケース30内へ延出され、余長収納ケース30内にて余長22cが湾曲処理されている。なお、収納ケース本体31の側壁部31bには、光コネクタレセプタクル13から余長収納ケース30内への光ファイバ22の引き込みを可能にするための切り欠きが形成されている。
光ファイバ22の余長22cは、余長収納ケース30の収納ケース本体31の底板31a上に突設されている円筒状の湾曲維持突起31eへの巻き付けによって、小さいスペースで効率良く湾曲処理することができる。なお、湾曲維持突起としては、余長を巻き付けるための筒状のものに限定されず、例えば、リング状に巻いて纏めた余長22cを嵌め込むことで、外側から余長22cを押さえ込んでリング状を保つようにする構成のもの等も採用可能である。
光ファイバ22の光コネクタ21からの延出先端(メカニカルスプライス部23)は、収納ケース本体31に設けられているスプライス支持部33に支持されている。スプライス支持部33は、収納ケース本体31の開口部31c付近にて、収納ケース本体31の側壁部31bから開口部31c内側に張り出すように突設されたリブ状の小突片である棚部31d上に形成されている。前記棚部31dは、底板31aとほぼ並行に延在する板状に形成されており、前記スプライス支持部33は、具体的には、棚部31d上に突設された一対の突壁33aと、前記棚部31dにおいて一対の突壁33aの間に位置する部分とによって構成されており、一対の突壁33aの間に嵌め込まれるメカニカルスプライス部23を取り出し可能に保持するようになっている。
メカニカルスプライス部23の着脱が可能な構成のスプライス支持部33であれば、例えば、メカニカルスプライス部23での光ファイバ14、22同士の接続作業を失敗したときなどに必要となるメカニカルスプライス部23の交換を簡単に行えるといった利点もある。
余長収納ケース30は、前記光コネクタレセプタクル13が外装ケース11の前面11c側となる向きで、外装ケース11に収納されるようになっており、光コネクタレセプタクル13は、光コネクタ21を、該光コネクタ21に内挿固定されている光ファイバ22の先端の光軸が外装ケース11の奥行き方向(前後方向。図2左右方向)に揃う向きで、外装ケース11に組み込んで構成される。スプライス支持部33は、メカニカルスプライス部23を、該メカニカルスプライス部23において接続する光ファイバ14、22の光軸が外装ケース11の前後方向(奥行き方向)に直交する向き、すなわち、前記光コネクタレセプタクル13の光コネクタ21と、外部光ファイバ15先端の光コネクタ16との接続の光軸の延長を横切る向きの直線に沿った向きとなるようにして、支持するようになっている。メカニカルスプライス部23は、該メカニカルスプライス部23において接続する光ファイバ14、22の光軸に沿った方向に細長い形状であるため、上述のように、光ファイバ14、22同士の接続光軸が、外装ケース11の前後方向に対して傾斜した向きで支持される構成であれば、余長収納ケース30の、外装ケース11の前後方向における寸法の縮小が可能であり、この余長収納ケース30を収納する外装ケース11の前後方向寸法の縮小も実現できる。
なお、スプライス支持部33が形成されている棚部31dと収納ケース本体31の底板31aとの間に確保される空間は、光ファイバ22の余長の湾曲処理空間、あるいは、光コネクタレセプタクル13の余長収納ケース30内側に突出した部分の収納に利用することができ、この点も、外装ケース11の前後方向寸法の縮小に寄与する。図3、図5に示した例では、棚部31dは、側壁部31bの内、光コネクタレセプタクル13の取り付け位置付近から開口部31c内側に突出されており、光コネクタレセプタクル13の余長収納ケース30内側に突出した部分の上に位置するため、外装ケース11内にて光コネクタレセプタクル13付近に生じやすいデッドスペースを有効利用することとなり、また、収納ケース本体31において光ファイバ22の余長の湾曲処理に使用される領域に殆ど突出しないため、蓋32を取り外して開口部31cを開放した収納ケース本体31について光ファイバ22の収納や、取り出し等の作業を行う際に、作業との干渉を回避できるといった利点がある。
また、前記棚部31d上には、前記外装ケース11に引き込まれた光ファイバ14を引き留める引き留め部34が設けられている。図3、図5等では、引き留め部34として、インドアケーブル14の被覆部をカシメ固定するカシメ金具を例示しているが、引き留め部34としてはこれに限定されず、例えば、インドアケーブル14を押し込んで固定する固定溝を有する樹脂製あるいは金属製の鬼目部品なども採用可能である。前記カシメ金具である引き留め部34は、棚部31d上に突設されている複数の突壁33a、33a、34aの間に嵌め込むようにして固定されているが、例えば、樹脂製の部品の場合は、棚部31dと一体に樹脂成形した構成も可能である。
前記アウトレット10の組み立て、施工は、まず、外装ケース11に引き込んだ光ファイバ14を、光コネクタ付き成端用部品20のメカニカルスプライス部23によって光ファイバ22と接続し、光コネクタ付き成端用部品20と該光コネクタ付き成端用部品20に接続された光ファイバ14先端とを収納した余長収納ケース30を、外装ケース11に収納する。外装ケース11は、前面プレート112を取り外して前面側を開放することで、前面側からの前記余長収納ケース30の収納が可能であることから、外装ケース11への余長収納ケース30の組み込みは、壁12への外装ケース11の組み込み工事が完了した後でも、簡単に行える利点がある。外装ケース11に余長収納ケース30を収納した後、外装ケース本体111に前面プレート112を取り付けることで、アウトレット10を組み立てることができる。アウトレットの施工は、壁12への組み込みを済ませた外装ケース11に余長収納ケース30を収納する手順、余長収納ケース30の収納、ケース本体111への前面プレート112の取り付けなどの作業によって、アウトレット10全体を組み立てた後、このアウトレット10を壁12等の取付対象物に対して施工する手順の、いずれも採用可能である。
メカニカルスプライス部23での、光ファイバ14、22同士の接続は、図13に示すように、楔部品28aを用いて開状態としておいた第2、第3クランプ部232、233に対して、メカニカルスプライス部23の第3クランプ部233側の端部から、光ファイバ14を位置決め溝263に挿入する。但し、メカニカルスプライス部23の第1クランプ部231での光ファイバ22をクランプ保持した状態を維持したままである。ここでは、インドアケーブル14先端に口出しした単心の光ファイバ心線である光ファイバ14Aを素子25に挿入する。図11(b)に示すように、光ファイバ14Aは、位置決め溝263の挿入によって、光ファイバ14先端に予め露出させておいた裸光ファイバ14bを素子25の調心溝29に挿入せしめ、光コネクタ付き成端用部品20の光ファイバ22と突き合わせ接続する。そして、光ファイバ14、22同士(詳細には裸光ファイバ14b、22b同士)の突き合わせ状態を維持したまま、楔部品28aの引き抜きによって、第2、第3クランプ部232、233を閉状態とする。これにより、接続作業が完了する。
なお、引き留め部34によるインドアケーブル14の固定は、メカニカルスプライス部23での光ファイバ14A、22同士の接続が完了した後に行うことが好ましい。引き留め部34によってインドアケーブル14を固定するまでは、別途、引き留め手段によってインドアケーブル14を引き留めて、光ファイバ14A、22同士の接続作業に、インドアケーブル14に作用する引っ張り力が影響を与えないようにしておくことは言うまでも無い。引き留め部34による光ファイバ14の固定が完了したら、光ファイバ14は、収納ケース本体31に引き留められたことになる。
楔部品28aを用いて第2、第3クランプ部232、233を開状態とする作業は、専用の工具を用いて行うことも可能であるが、第2、第3クランプ部232、233に予め楔部品28aを圧入しておいたメカニカルスプライス部23(楔部品28aを素子間に割り込ませておいたことによって第2、第3クランプ部232、233の開状態が維持されているメカニカルスプライス部23)を採用し、メカニカルスプライス部23に光ファイバ14Aを挿入した後に、第2、第3クランプ部232、233から楔部品28aを引き抜いて、第2、第3クランプ部232、233を閉状態とすることで、光ファイバ14Aをクランプ保持する構成も採用可能である。
専用の工具を用いる場合は、例えば、外装ケース11の外にてメカニカルスプライス部23を工具にセットし、この工具で第2、第3クランプ部232、233を開閉操作するが、第2、第3クランプ部232、233に予め楔部品28aを圧入しておいたメカニカルスプライス部23(図10(a)参照)であれば、メカニカルスプライス部23からの楔部品28aの引き抜き作業を行えるだけの作業スペースを確保できれば、光ファイバ14、22同士の接続作業が可能であるため、専用の工具を用いる場合に比べて、光ファイバ14の壁12からの引き出し長を短くすることができる。また、外装ケース11内に、メカニカルスプライス部23からの楔部品28aの引き抜き作業を行えるだけの作業スペースを確保できる場合には、外装ケース11内に余長収納ケース30の収納ケース本体31を収納したまま、あるいは、外装ケース11内にて収納ケース本体31を若干移動させるだけでも、光ファイバ14、22同士の接続作業を行える可能性がある。このため、第2、第3クランプ部232、233に予め楔部品28aを圧入しておいたメカニカルスプライス部23を用いる場合であれば、壁12からの光ファイバ14の引き出し長に限界があったり、壁12に対するアウトレット10の取り付け位置付近に充分な作業スペースを確保できない場合などであっても、光ファイバ14、22同士の接続作業を容易に行えるといった利点がある。
なお、図10(a)中、符号28bは、引き抜き操作用の取っ手である。
また、専用の工具を用いる場合は、光ファイバ14、22同士の接続作業の完了後に、余長収納ケース30のスプライス支持部33へのメカニカルスプライス部23の嵌め込み固定、及び、余長収納ケース30内への光ファイバ22の余長の湾曲収納が必須となるが、第2、第3クランプ部232、233に予め楔部品28aを圧入しておいたメカニカルスプライス部23を用いる構成であれば、光コネクタ付き成端用部品20の収納を完了した余長収納ケース30からメカニカルスプライス部23を取り出すことなく、光ファイバ14、22同士の接続作業を行えるので、作業に掛かる手間を大幅に削減できるといった利点がある。
メカニカルスプライス部23での光ファイバ14、22の接続作業を完了すると、裸光ファイバ14b、22bが突き合わせ状態を保ったまま、メカニカルスプライス部23の第2クランプ部232にクランプ保持されるとともに、光ファイバ14Aの被覆部14aが、メカニカルスプライス部23の第3クランプ部233にしっかりとクランプ保持されて、メカニカルスプライス部23からの引き抜きが規制されるようになる結果、光ファイバ14、22同士の接続状態が安定に維持される。
なお、光ファイバ14は、メカニカルスプライス部23に挿入する部分が、先端に裸光ファイバ14bが露出された光ファイバ心線であれば良く、外装ケース11内に引き込んだ部分の構成については、特に限定は無い。
メカニカルスプライス部23での光ファイバ14、22の接続作業を完了したら、光コネクタ付き成端用部品20を収納している収納ケース本体31上に蓋32を装着して、余長収納ケース30を組み立て(光コネクタレセプタクル13の取り付け等も行っておく)、この余長収納ケース30を外装ケース11(具体的にはケース本体111)に挿入して収納し、さらに、ケース本体111に前面プレート112を取り付けてアウトレット10全体を組み立てる。
外装ケース11に前面側から押し込まれた余長収納ケース30は、外装ケース11内に設けられている位置決め部材(図示略)によって外装ケース11内にて位置決めされる。そして、ケース本体111に前面プレート112を取り付けると、前面プレート112のコネクタ穴112aが、余長収納ケース30の光コネクタレセプタクル13を外装ケース11前面側に露出させ、かつ、外装ケース11前面側からの光ファイバ15先端の光コネクタ16の接続が可能な位置に位置決めされる。
また、このアウトレット10では、外装ケース11に余長収納ケース30を収納すると、この余長収納ケース30に取り付けられている光コネクタ13は、前面プレート112から突出せず、光コネクタ13全体が、外装ケース11内に収納されるようになっているため、特に前面11c側に優れた美観が得られるといった利点もある。このように、光コネクタ13が前面プレート112から突出しないか、あるいは、前面プレート112によって形成される前面11cと面一、あるいは、前面11cから僅かに突出する構成であれば、前面11cから大きく突出している場合に比べて、衝突物などによる損傷等の不都合の防止に有利であるといった利点もある。
光ファイバ22の余長22cを余長収納ケース30に収納した状態で、外装ケース11内に押し込み収納できる構成であれば、例えば、光ファイバ22に補強チューブを被せるといった手間の掛かる保護を行わなくても、押し込み作業によって光ファイバ22を傷めるといった心配が無く、また、長期にわたって、光ファイバ22を保護できるといった利点もある。然るに、光ファイバ22の保護を、非常に簡単に行うことができ、アウトレット10の組み立て、施工の作業効率の向上にも有利である。
光ファイバ14の余長は、余長収納ケース30を外装ケース11に挿入する作業において湾曲処理して、外装ケース11内に確保した余長収納部(図示略)に収納する。ここで、前記余長収納部は、光ファイバ支持部材(図示略)によって、光ファイバ14の余長を巻いた状態に保持して収納する構成になっている。
なお、余長収納ケース30は全体として外観偏平の板状に形成されており、ここでは、図1、図2に示した例では、余長収納ケース30は横置き状態、すなわち、収納ケース本体31の底板31aが、上下方向(図1、図2において上下)の中心軸線を横切るようになる向きで収納されるが、光ファイバ14は、余長収納ケース30の左右いずれかの側壁部、具体的には、外装ケース11内の余長収納ケース30を外装ケース11前面側から見て、左右いずれかに位置する側部においてトレー状の蓋32の側壁部(周壁部32a)に開口されている光ファイバ挿通孔30aに通して、余長収納ケース30の内外に連通されている。仮に、光ファイバ挿通孔30aが、余長収納ケース30の裏面側(外装ケース11の裏面壁11dに臨む側。光コネクタレセプタクル13とは逆の側)に開口されている場合は、余長収納ケース30の外側にて光ファイバ挿通孔30a付近に配線される光ファイバ14の配線スペースを確保する必要性から、外装ケース11の前後方向寸法の大型化を招く可能性があるが、前述したように、光ファイバ挿通孔30aの形成位置が余長収納ケース30の左右いずれかの側壁部である構成であれば、外装ケース11の前後方向寸法の大型化を招くおそれが無く、前後方向寸法の縮小が容易になる。
このアウトレット10では、余長収納ケース30を外装ケース11から取り出したり交換することで、余長収納ケース30内に収納されている光コネクタ付き成端用部品20や、余長収納ケース30に取り付けられている光コネクタレセプタクル13をも、余長収納ケース30と一緒に一括して、取り出しや交換を行える。このため、例えば、光ファイバ15や、光ファイバ15先端の光コネクタ16の種類等に対応して、光コネクタ13を適合するものに変更する作業などを効率良く、迅速に行えるといった利点もある。
また、前記アウトレット10では、前面プレート112の上下複数箇所にコネクタ穴1112aが形成されており、外装ケース11には、余長収納ケース30(余長収納ケース30と光コネクタ13との組)を上下複数段に収納することができるが、例えば、光ファイバ14、22同士の接続状態を維持したまま、余長収納ケース30を交換することも可能であり、光ファイバ14の光線路に対応する光コネクタ13の位置の変更等を、非常に簡単に行える。
また、図中、符号35はシャッターであり、光コネクタ13が配置されていない空きのコネクタ穴112aの防塵性(外装ケース11内への塵等の侵入防止)を確保するものである。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定されず、例えば、外装ケースの具体的形状等は、各種変更が可能であることは言うまでも無い。
外装ケースに設ける光コネクタ(コネクタハウジング)としては、光コネクタレセプタクルに限定されず、光コネクタアダプタ等であっても良い。
アウトレットを取り付ける取付対象物としては、建物の壁に限定されず、例えば、建物の柱、光配線盤をはじめとする各種架体等、各種構成の採用が可能である。
前述した実施の形態では、光コネクタ付き成端用部品として、単心用のものを例示したが、本発明はこれに限定されず、多心用に構成することも可能である。この場合、光コネクタ21としては、多心用の光コネクタ、例えば、MT形光コネクタ(JIS C 5981に制定されるF12形光コネクタ等)等を採用する。光ファイバ22としては、例えば多心光ファイバテープ心線等を採用できるが、単心光ファイバを複数本用いた構成とすることも可能である。メカニカルスプライス部23としては、例えば、素子(ベース側素子及び/又は蓋側素子)に並列に形成した複数本の調心溝によって、複数対の光ファイバの接続に対応できるものを採用する。
本発明の光コネクタ用アウトレットの実施形態を示す斜視図である。 図1の光コネクタ用アウトレットの取付対象物(壁)に対する施工状態を示す側断面図である。 図1の光コネクタ用アウトレットに適用される余長収納ケースを光コネクタレセプタクル側から見た分解斜視図である。 図3の余長収納ケースの外観を示す図であって、(a)は平面図、(b)は光コネクタレセプタクル側から見た正面図、(c)は光ファイバ挿通孔側から見た側面図である。 図3の余長収納ケースを、図3とは別の方向から見た分解斜視図である。 図3の余長収納ケースに収納される光コネクタ付き成端用部品の全体構造を示す図である。 図6の光コネクタ付き成端用部品に適用されるメカニカルスプライス部の一例を示す斜視図である。 図7のメカニカルスプライス部の構成の概略を示す図であって、(a)は軸線方向一方の端面の側から見た側面図、(b)は正面図である。 図7のメカニカルスプライス部の素子構造の一例を示す図であって、素子を構成するベース側素子及び蓋側素子について、合わせ面の側から見た状態を示す図である。 図7のメカニカルスプライス部の素子の開閉を示す図であって、(a)は第3クランプ部を楔で開状態とした図、(b)は第3クランプ部の閉状態を示す図である。 図7のメカニカルスプライス部を示す縦断面図であって、(a)は壁から引き出した光ファイバの接続前、(b)は接続後を示す。 図7のメカニカルスプライス部の第2クランプ部を示す断面図である。 図7のメカニカルスプライス部と、第2、第3クランプ部の開閉用の楔とを示す平面図である。 従来例のアウトレットを示す断面図である。
符号の説明
10…光コネクタ用アウトレット、11…外装ケース、11c…前面、12…壁、13…光コネクタ(光コネクタレセプタクル)、14…光ファイバ(インドアケーブル)、15…光ファイバ(外部光ファイバ)、22…ピグテール光ファイバ、22c…余長、23…メカニカルスプライス部、24…バネ、25,26,27…素子、28a…楔部品、30…余長収納ケース、33…スプライス支持部、34…引き留め部、111…ケース本体、112…前面プレート、112a…コネクタ穴。

Claims (8)

  1. 光ファイバ(14)が引き込まれる外装ケース(11)に、前記外装ケースの前面(11c)側から別の光ファイバ(15)がコネクタ接続される光コネクタ(13)が設けられている光コネクタ用アウトレットであって、
    前記光コネクタから延びるピグテール光ファイバ(22)の余長(22c)を湾曲収納する余長収納ケース(30)が前記外装ケースにおける光コネクタの設置位置に対応させて前記外装ケース内に収納されるようになっており、
    前記余長収納ケースには、前記ピグテール光ファイバの前記光コネクタとは逆の側の端部と前記外装ケースに引き込まれる光ファイバとを接続するメカニカルスプライス部(23)を支持するスプライス支持部(33)が設けられており、
    前記スプライス支持部は、該メカニカルスプライス部において接続する光ファイバの光軸が前記外装ケースの前後方向に対して傾斜する向きで前記メカニカルスプライス部を支持するようになっていることを特徴とする光コネクタ用アウトレット(10)。
  2. 前記光コネクタは前記余長収納ケースに取り付けられており、前記余長収納ケースを前記外装ケースに収納することで前記外装ケースに前記光コネクタが組み込まれるようになっていることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ用アウトレット。
  3. 前記外装ケースは、取付対象物(12)に取り付けられるケース本体(111)と、このケース本体に着脱可能であり外装ケースの前面を形成する前面プレート(112)とを有し、前記前面プレートを取り外すことで、前記余長収納ケースを前記外装ケースに前面側から収納できるようになっており、
    前記前面プレートには、前記外装ケース内に収納された前記余長収納ケースに取り付けられている前記光コネクタを前記外装ケースの前面側に露出させて、外装ケース前面側からの前記別の光ファイバの前記光コネクタに対するコネクタ接続を可能とするコネクタ穴(112a)が開口されていることを特徴とする請求項2記載の光コネクタ用アウトレット。
  4. 前記外装ケースは、前記余長収納ケースと前記光コネクタとの組を複数組み込めるようになっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の光コネクタ用アウトレット。
  5. 前記余長収納ケースに、前記外装ケースに引き込まれた光ファイバを引き留める引き留め部(34)が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光コネクタ用アウトレット。
  6. 前記スプライス支持部に対して前記メカニカルスプライス部が着脱可能になっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の記載の光コネクタ用アウトレット。
  7. 前記メカニカルスプライス部は、突き合わせ接続した一対の光ファイバを、スリーブ状のバネ(24)の内側に収納した半割り構造の一対の素子(25、26、27)の間にて前記バネの弾性によってクランプ保持して接続状態を維持する構成であり、
    前記メカニカルスプライス部には、前記ピグテール光ファイバの前記光コネクタとは逆の側の端部が前記一対の素子の間に挿入した状態で固定されており、しかも、一対の素子の間には、当該一対の素子の間の開放状態を維持する楔部品(28a)が引き抜き可能に割り込ませてあり、前記ピグテール光ファイバに対して接続される光ファイバの一対の素子の間への挿入が可能になっていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の光コネクタ用アウトレット。
  8. 前記外装ケースが建物の壁等の取付対象物に取り付けられるものであり、前記取付対象物に配線された光ファイバが、前記メカニカルスプライス部にて前記ピグテール光ファイバに接続されて、前記光コネクタによってコネクタ接続可能に成端されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の光コネクタ用アウトレット。
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