JP4690943B2 - 埋め込み型光中継器 - Google Patents

埋め込み型光中継器 Download PDF

Info

Publication number
JP4690943B2
JP4690943B2 JP2006148989A JP2006148989A JP4690943B2 JP 4690943 B2 JP4690943 B2 JP 4690943B2 JP 2006148989 A JP2006148989 A JP 2006148989A JP 2006148989 A JP2006148989 A JP 2006148989A JP 4690943 B2 JP4690943 B2 JP 4690943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
housing
optical fiber
fixing
front cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006148989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007316556A (ja
Inventor
敏一 富沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP2006148989A priority Critical patent/JP4690943B2/ja
Publication of JP2007316556A publication Critical patent/JP2007316556A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4690943B2 publication Critical patent/JP4690943B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

本発明は、光伝送システムの受信端側に敷設される光ファイバや当該光ファイバに接続された光コネクタを、宅内の壁面等に引き出し自在に収容するための埋め込み型光中継器に関する。
近年のインターネットの拡大による情報流通量の急速な増加に対応して、光ファイバを使った家庭向けのデータ通信サービスであるFTTH(Fiber To The Home)が一般家庭に急速に普及しつつある。このFTTHにおいては、光ファイバを包含した光ケーブルが、屋外用光受信機を介して一般家屋等の屋内に引き込まれ、この屋内に設置された屋内用光受信機(ONU:Optical Network Unit)に接続される。そして、この屋内用光受信機を介して中継された通信データが、家庭内のパソコンやTV等の各機器に伝送される(例えば特許文献1参照)。
このような屋内用光受信機に対する光ファイバの接続構造として、従来は、壁面の裏側に光ケーブルを施設し、この光ケーブルを壁面に穿設した開口部を介して壁面の表側に引き込み、この光ケーブルから光ファイバを引き出し、この光ファイバの先端に光コネクタを接続し、この光コネクタを屋内用光受信機のコネクタに差し込んでいた。
特開2005−025094号公報
しかしながら、このような従来の屋内用光受信機に対する光ファイバの接続構造においては、壁面から屋内用光受信機までの距離に応じて、壁面の表側に引き込む光ケーブルの長さが変わり、壁面から近い位置に屋内用光受信機が設置された場合には、長めに引き出した光ケーブルが余って邪魔になったり、逆に、壁面から遠い位置に屋内用光受信機が設置された場合には、短めに引き出した光ケーブルが屋内用光受信機に届かなかったりする等、壁面からの光ケーブルの引き出し長さを宅内で調整できないことによる不具合が生じていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、壁面からの光ケーブルの引き出し長さを宅内で容易に調整可能とする埋め込み型光中継器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1に記載の本発明は、設置面の非露出側に敷設された光ケーブル又は当該光ケーブルから引き出された光ファイバの少なくとも一部を収容可能なものであって、前記光ファイバに対して直接的又は間接的に接続された光コネクタを前記設置面の露出側に引き出し自在とする筐体と、前記筐体の少なくとも一部を前記設置面に埋め込み固定するための埋め込み固定手段と、前記筐体に対して、前記設置面の露出側から着脱自在に取り付けられるフロントカバーとを備え、前記フロントカバーの前記筐体側の面に、前記光ファイバの余長部分を巻き取るための余長処理部を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の本発明において、前記光ケーブルから引き出された前記光ファイバと前記光コネクタに接続された他の光ファイバとを接続する接続手段を固定する接続部固定手段を、前記筐体の内部に設けたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の本発明において、前記筐体の内部に、前記光ファイバにて伝送される信号から所定帯域の信号を分離する信号分離手段を固定するための分離部固定手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の本発明において、前記筐体の内部に、前記光コネクタを着脱自在に固定するための光コネクタ固定手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の本発明において、前記光ケーブルを固定するための光ケーブル固定手段を設けたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の本発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の本発明において、前記フロントカバーには、当該フロントカバーから前記光コネクタを引き出すための引き出し開口部を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の本発明によれば、設置面に埋め込み固定した筐体から光コネクタを引き出すことができ、光ファイバや光コネクタを不要時には壁裏側に収容できるので、これら光ファイバや光コネクタが、利用者の邪魔になったり、子供等のいたずらの対象になったり、あるいは、室内の美観を損ねることを防止できる。
また、筐体の内部の余長処理部に光ファイバの余長部分を巻き取ることができるので、光ファイバを破損等させることなく安全に収容できる。
また、フロントカバーの筐体側の面に余長処理部を設けたので、設置面の露出側からフロントカバーを取り外して光ファイバの余長処理を行なうことで、光ファイバの余長処理を容易に行なうことができる。
また、請求項に記載の本発明によれば、接続部固定手段についても筐体の内部に非露出状に収めることで、接続部固定手段が、利用者の邪魔になったり、子供等のいたずらの対象になったり、あるいは、室内の美観を損ねることを防止できる。
また、請求項に記載の本発明によれば、分離部固定手段についても筐体の内部に非露出状に収めることで、分離部固定手段が、利用者の邪魔になったり、子供等のいたずらの対象になったり、あるいは、室内の美観を損ねることを防止できる。
また、請求項に記載の本発明によれば、光コネクタ固定手段についても筐体の内部に非露出状に収めることで、光コネクタを不要時には筐体の内部に収容でき、光コネクタが、利用者の邪魔になったり、子供等のいたずらの対象になったり、あるいは、室内の美観を損ねることを防止できる。
また、請求項に記載の本発明によれば、光ケーブル固定手段によって光ケーブルを固定でき、光ケーブルの引き込み作業を容易かつ確実に行うことができる。
また、請求項に記載の本発明によれば、フロントカバーの引き出し開口部を介して光コネクタを引き出すことができるので、筐体をフロントカバーにて非露出状とした状態で光コネクタを室内側に引き出すことができ、光コネクタのみを露出させて接続することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る埋め込み型光中継器(以下、単に光中継器)の各実施の形態を詳細に説明する。まず、〔I〕各実施の形態に共通の基本的概念を説明した後、〔II〕各実施の形態の具体的内容について説明し、〔III〕最後に、各実施の形態に対する変形例について説明する。ただし、これら各実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
〔I〕各実施の形態に共通の基本的概念
まず、各実施の形態に共通の基本的概念について説明する。各実施の形態は、屋外から引き込まれた光ケーブルを宅内に引き出し可能とする光中継器に関するものである。
この光中継器の特徴の一つは、この光中継器を構成する筐体の少なくとも一部を、壁面(主として屋内壁面)に埋め込み固定するための固定手段を備えた埋め込み型光中継器として構成されていることにある。すなわち、埋め込み型の固定構造を光中継器に採用することで、光中継器のうち屋内空間に露出する部分を著しく低減でき、光中継器が利用者の邪魔になることがなく、また光中継器が子供等のいたずらの対象になることもなく、さらには、光中継器によって室内の美観が損なわれることもない。このように光中継器を埋め込み構造とすること自体が従来技術には見られない新規なものであるが、各実施の形態ではさらに、このような埋め込み構造を採用するに際して発生し得る様々な新規な課題を解消することで、光中継器の利便性や信頼性を向上させている。
さらに、この光中継器の他の特徴の一つは、光ケーブルから引き出された光ファイバや、この光ファイバに接続された他の光ファイバの余長部分等を筐体内部で巻き取り可能としている点にある。従って、光ファイバを長めに用意し、壁面から近い位置に屋内用光受信機が設置された場合には、光ファイバの余長部分を巻き取ることで邪魔になることを防止でき、逆に、壁面から遠い位置に屋内用光受信機が設置された場合には、長めに用意した光ファイバを筐体から引き出して使用することで屋内用光受信機への接続を確実に行うことができる。このように光中継器の内部において光ファイバの余長部分を巻き取ること自体が従来技術には見られない新規なものであるが、各実施の形態ではさらに、余長部分の具体的構成に種々の工夫を加えることで、光中継器の利便性や信頼性を向上させている。
〔II〕各実施の形態の具体的内容
以下に添付図面を参照して、各実施の形態の具体的内容について順次詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
まず、本発明に係る実施の形態1の具体的内容について詳細に説明する。この実施の形態1は、光中継器のフロントカバーに余長処理部を設けた形態である。なお、この実施の形態1においては、屋外側から壁面の裏側に光ケーブルが敷設され、この光ケーブルから光ファイバが引き出され、この光ファイバの先端に光コネクタが接続されていることを前提としている。
(光中継器の構成)
最初に、光中継器1の構成を説明する。図1は本実施の形態1に係る光中継器1を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、図2は図1の光中継器の側面図、図3は図1(b)のA−A矢視断面図、図4は図1(a)のB−B矢視断面図、図5は光中継器の分解斜視図である(これら図1〜5においては光中継器を取付け器具及び壁面の一部と共に示す)。なお、以下の説明では、図1(a)(b)のX方向を左右方向(幅方向)、Y方向を前後方向(厚み方向、手前−奥方向)、Z方向を上下方向(高さ方向)とする。また、図1(b)に示すように、壁面Wを境界として、手前側を室内側、奥側を壁裏側とする。これら各図に示すように、光中継器1は、筐体10及びフロントカバー20を備えるもので、後述する取付け器具30を用いて壁面Wに取り付けられる。
まず、筐体10について説明する。図6は筐体10を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は底面図である。筐体10は、筐体本体11、及び、この筐体本体11の前面に一体に設けられた化粧プレート12を備えて構成されている。
筐体本体11は、前面を開放状とした中空箱状に形成され、この筐体本体11の内部空間に、後述する余長収納部22を収容することができる。図5、6に示すように、筐体本体11の上面及び下面には、後述する収容ボックスカバー32のネジ止め片32bを挿通させるためのスリット13が形成されている。
この筐体本体11の背面には、図3、4に示すように、光ケーブル固定部14が一体に設けられている。この光ケーブル固定部14は、屋外側から壁裏に敷設された光ケーブルOCを筐体10に固定すると共に、この光ケーブルOCから光ファイバOFを引き出すためのもので、特許請求の範囲における光ケーブル固定手段に対応する。図7には光ケーブルOCを固定した状態における光ケーブル固定部14の拡大図を示す。この図7に示すように、ケーブル固定部14は、ケーブル保持部14a、挟持部14b、及び、被覆線保持部14cを備える。そして、光ケーブルOCは、ケーブル保持部14aにおいて保持された後、その被覆線OCaが図示しない補強材と共に分岐されることで、被覆線OCaにて包囲されていた光ファイバOFが露出される。ここで、被覆線OCaは、ケーブル保持部14aを支点として折り曲げられると共に、ケーブル保持部14aと挟持部14bとの間で挟持されつつ、その折り曲げ方向にさらに突出して被覆線保持部14cに至る。この状態において、被覆線OCaは、自己の復元力によって被覆線保持部14cに保持される。このように引き出された光ケーブルOCは、図3に示す挿通孔15を介して筐体10の内部に引き込まれる。
また、図6において、化粧プレート12は、後述するように筐体を壁面Wに埋め込み固定するための埋め込み固定手段として機能すると共に、後述する収容ボックスカバー32の周縁を覆うことで、この収容ボックスカバー32を室内側に対して非露出とする。この化粧プレート12は、筐体本体11の前部周縁から上下左右に延出する平板鍔状部材として構成されている。この化粧プレート12の上辺及び下辺の左右略中央位置にはネジ止め片16が設けられており、各ネジ止め片16にはネジ孔16aが穿設されている。
次に、フロントカバー20について説明する。図8はフロントカバー20を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図、(d)は背面図、(e)は(a)のC−C矢視断面図、(f)は(a)のD−D矢視断面図である。フロントカバー20は、パネル体21に、余長処理部22、コネクタ固定部23、及び、引き出し部24を一体に設けて構成されている。
パネル体21は、筐体10の正面に着脱自在に取り付けられ、この筐体10の内部を宅内に対して非露出状に覆うもので、筐体10の内部空間よりやや大きな高さ及び幅を有する薄板状に形成されている。このパネル体21の左右側部には、筐体10に向けて延びる係止片21aが設けられており、この係止片21aを筐体10の左右側部に内側から係脱自在に係止させることで、フロントカバー20を筐体10に対して着脱自在に取り付けることができる。
余長処理部22は、光ファイバOFの余長部分を引き出し自在に収容するもので、特許請求の範囲における余長処理手段に対応する。具体的には、余長処理部22は、フロントカバー20から筐体10に向けて立ち上げられたものであって、図8(d)に示すように、背面形状を略円状とする第1の壁部22a及び第2の壁部22bを有する。これら第1の壁部22aと第2の壁部22bとは、相互に同心円状に形成されると共に、相互に若干距離を隔てるように配置されており、これら第1の壁部22aと第2の壁部22bとの相互間に光ファイバOFの余長部分を任意回数だけ巻き付けることで、この余長部分を収容することができる。また、第2の壁部22bの先端には、第1の壁部22aに向けて延出されたストッパ22cが形成されており、このストッパ22cによって、余長処理部22に収容した余長部分が当該余長処理部22から脱落することが防止されている。
コネクタ固定部23は、光コネクタCTを着脱自在に仮固定するためのもので、特許請求の範囲におけるコネクタ固定手段に対応する。ここで、光コネクタCTの具体的構造は任意であり、例えば、JIS5973にて規格化されているF04形単心光ファイバコネクタ(SC型コネクタ)として構成されており、略方形状の枠体を有して構成されている。そして、コネクタ固定部23は、この光コネクタCTの枠体より一回り大きな形状であって、この枠体の外側面に密着可能な高さ及び幅の方形枠部として構成されており、図4に示すように、このコネクタ固定部23に対して光コネクタCTを挿入することで、光コネクタCTをフロントカバー20に着脱自在に仮固定することができる。
図8において、引き出し部24は、光ファイバOFを筐体10の内部から外部の所望の位置に引き出すためのもので、特許請求の範囲における引き出し開口部に対応する。具体的には、この引き出し部24は、引き出し用スリット24aと移動用スリット24bとを有する。引き出し用スリット24aは、光ファイバOFを筐体10の内部から外部に引き出すための開口部であり、少なくとも光ファイバOFを挿通可能な幅のスリットとして形成されている。この引き出し用スリット24aは、パネル体21の端部(ここでは下端部)から移動用スリット24bに至るように形成されており、従って、フロントカバー20を筐体10に固定した状態においても、この引き出し用スリット24aを介して光ファイバOFを外部に引き出すことが可能になる。
移動用スリット24bは、筐体10の外部に引き出した光ファイバOFを所望の位置に移動させるための開口部であり、具体的には、少なくとも光ファイバOFを挿通可能な幅のスリットとして形成されている。この移動用スリット24bは、少なくとも引き出し用スリット24aに連通するように形成されており、この引き出し用スリット24aを介して引き出した光ファイバOFを移動用スリット24bに挿通させることが可能になる。また、移動用スリット24bは、光ファイバOFを移動させたい方向に向うように形成されており、ここでは左右方向に光ファイバOFを移動させることができるように、図8(a)に示す正面形状を略U字状とされている。
(光中継器1の取り付け構造)
次に、このように構成された光中継器1を壁面Wに取り付けるための構造について説明する。図5に示すように、光中継器1を壁面Wに取り付けるための取り付け器具30として、ここでは、収容ボックス31及び収容ボックスカバー32を用いている。概略的には、壁裏側に収容ボックス31及び収容ボックスカバー32が固定されており、この収容ボックス31に光中継器1の筐体10が収容されると共に、室内にフロントカバー20が露出する。
収容ボックス31は、正面を開放状とした中空方形状に形成され、その内部に筐体10を受容可能な収容空間部を有する。この収容ボックス31の上面の開口部31aには図示しない配線パイプが接続され、この配線パイプを介して収容ボックス31に光ケーブルOCを引き込むことができる。この収容ボックス31の上下の側片にはネジ止め片31bが設けられており、各ネジ止め片31bにはネジ孔31cが穿設されている。
また、収容ボックスカバー32は、壁面Wの非露出面に当接する方形枠状部材であり、その中央の開口部を介して筐体10を収容ボックス31に出し入れすることができる。この収容ボックスカバー32の上下の側片にはネジ孔32aが設けられており、このネジ孔32aに挿通させた取り付けネジ33を収容ボックス31のネジ孔31cにネジ込むことにより、収容ボックスカバー32を収容ボックス31にネジ固定できる。また、収容ボックスカバー32の開口部の上下にはネジ止め片32bが設けられており、各ネジ止め片32bにはネジ孔32cが穿設されている。
(光ファイバOFの引き出し方法)
このような構成において、光ファイバOFの引き出しは以下のように行われる。まず、収容ボックス31と収容ボックスカバー32とを相互する。この固定は、収容ボックスカバー32のネジ孔32aに挿通させた取り付けネジ33を、収容ボックス31のネジ孔31cにネジ込むことによって行うことができる。このように固定した状態の収容ボックス31と収容ボックスカバー32とを壁面Wの内部に配置し、収容ボックス31の開口部31aに図示しない配線パイプを接続し、この配線パイプを介して収容ボックス31の内部に光ケーブルOCを引き込む。この光ケーブルOCを一時的に収容ボックスカバー32の開口部と壁面Wの開口部とを介して室内側に引き出し、この光ケーブルOCを筐体10の背面の光ケーブル固定部14に固定すると共に、この光ケーブルOCから引き出した光ファイバOFを挿通孔15を介して筐体10の内部に引き込む。そして、この光ファイバOFの先端に、公知の方法にて光コネクタCTを接続する。
次いで、筐体10を収容ボックスカバー32に固定する。具体的には、筐体10を、壁面Wの開口部と収容ボックスカバー32の開口部とを介して収容ボックス31に挿入する。この挿入は、収容ボックスカバー32のネジ止め片32bを筐体10の上下のスリット13に挿通させつつ行うことができるので、ネジ止め片32bが筐体10の挿入の支障になることがない。そして、筐体10を収容ボックス31に完全に挿入した状態においては、筐体10のネジ止め片16と収容ボックスカバー32のネジ止め片32bとが相互に重合する位置に配置されるので、ネジ止め片16のネジ孔16aに挿通させた取り付けネジ34を収容ボックスカバー32のネジ止め片32bのネジ孔32cにネジ込むことができ、筐体10を収容ボックスカバー32にネジ固定できる。また、このように固定することで、筐体10の化粧プレート12と収容ボックスカバー32との間に壁面Wが挟持され、光中継器1を壁面Wに固定できる。その後、フロントカバー20を筐体10に押し当てることで、フロントカバー20の係止片21aが筐体10の内部に係止するので、フロントカバー20を筐体10に固定することができる。これにて取り付け作業が完了する。
ここで、光コネクタCTが不要な場合には、フロントカバー20を筐体10に取り付ける前に(あるいは、フロントカバー20を筐体10に一旦取り付けた後であっても、フロントカバー20を取り外して)、光ファイバOFの余長部分(この場合には光ファイバOFの略全長部分)を余長処理部22に巻き付け、光コネクタCTをコネクタ固定部23に固定して、フロントカバー20を筐体10に取り付ける。この状態においては、光ファイバOF及び光コネクタCTが完全に光中継器1の内部に収容され、室内側に露出しないので、光ファイバOFや光コネクタCTが邪魔になったり、光ファイバOFや光コネクタによって室内の美観が損なわれることを防止できる。
また、光コネクタCTが必要な場合には、フロントカバー20を筐体10に取り付ける前に(あるいは、フロントカバー20を筐体10に一旦取り付けた後であっても、フロントカバー20を取り外して)、光ファイバOFを必要な長さだけ余長処理部22から巻き出し、この光ファイバOFをフロントカバー20の引き出し用スリット24aを介して前面に引き出した状態とした後で、フロントカバー20を筐体10に取り付ける。図9は、取り付け後の光中継器1を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。この状態においては、光ファイバOF及び光コネクタCTが引き出し用スリット24aを介して室内側に露出するので、この光コネクタCTを任意の図示しない光受信機に接続して使用することができる。特に、光ファイバOFの余長部分を余長処理部22(図9では図示せず)に巻き付けているので、室内側には光ファイバOFの必要部分のみが露出し、光ファイバOFが長すぎて邪魔になったり、光ファイバOFによって室内の美観が損なわれることを防止できる。
また、光ファイバOFの引き出し方向を変える場合には、光ファイバOFを、引き出し用スリット24aから移動用スリット24bに移動させ、この移動用スリット24bを介して左右の任意の方向に引き出すことができる。さらに、このように光中継器1を取り付けた後で光ファイバOFの必要な距離が変化した場合でも、フロントカバー20を筐体10から一旦取り外し、余長処理部22における光ファイバOFの巻き取り量を増減した後で、フロントカバー20を筐体10に再び取り付けることで、光ファイバOFの引き出し量を常に最適化することができる。
(実施の形態1の効果)
このように実施の形態1によれば、光中継器1を壁面Wに埋め込み固定でき、光ファイバOFや光コネクタCTを不要時には壁裏側に収容できるので、光ファイバOFや光コネクタCTが、利用者の邪魔になったり、子供等のいたずらの対象になったり、あるいは、室内の美観を損ねることを防止できる。特に、光ファイバOFの不要部分を余長処理部22に巻き付け収容できるので、光ファイバOFを破損等させることなく安全に収容できる。さらに、移動用スリット24bを介して、光ファイバOFの引き出し方向を任意に変えることができる。
〔実施の形態2〕
次に、本発明に係る実施の形態2の具体的内容について詳細に説明する。この実施の形態2は、余長処理部を、フロントカバーではなく、筐体の内部に着脱自在に収容した成端パネルに設けた形態である。ただし、特に説明なき構成においては実施の形態1と同様であるものとし、実施の形態1と同様の構成要素には、必要に応じて、実施の形態1で使用したものと同一の名称や符号を付する。なお、この実施の形態2においては、屋外側から壁面Wの裏側に光ケーブルOCが敷設され、この光ケーブルOCから光ファイバOFが引き出され、この光ファイバOFが他の光ファイバOFにメカニカルスプライスMS(接続手段)を介して固定され、当該他の光ファイバOFの先端に光コネクタCTが接続されていることを前提としている。
(光中継器2の構成)
最初に、光中継器2の構成を説明する。図10は本実施の形態2に係る光中継器2を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図、図11は図10の光中継器2の側面図、図12は図10の(b)のE−E矢視断面図、図3はフロントカバーを取り外した状態における光中継器2の正面図、図14はフロントカバーを取り外した状態における図10(a)のF−F矢視断面図、図15はフロントカバーを取り外した状態における図10(a)のG−G矢視断面図、図16は光中継器2の分解斜視図である(これら図10〜16においては光中継器2を取付け器具及び壁面の一部と共に示す)。これら各図に示すように、光中継器2は、筐体40、フロントカバー50、及び、成端パネル60を備えるもので、実施の形態1と同様の取付け器具30を用いて壁面Wに取り付けられる。
まず、筐体40について説明する。図17は筐体40を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は底面図である。筐体40は、筐体本体41、この筐体本体41の前面に一体に設けられた化粧プレート42、及び、筐体本体41の内部に設けられた成端パネル固定部43を備えて構成されている。成端パネル固定部43は、筐体本体41の内部に成端パネル60を着脱自在に取り付ける成端パネル固定手段である。具体的には、成端パネル固定部43は、筐体40の底部から前面側に延びる支持片43aと、この支持片43aの長手方向の両端部に設けた挟持片43bと、支持片43aの長手方向の略中央付近に設けた係止片43cとを備える。
支持片43aは、成端パネル60と略同様の長さの突片であり、成端パネル60の側方に略当接し、この成端パネル60を支持する。特に、図17(a)に示すように、支持片43aが筐体40の相互に対向する隅部に向けて斜めに形成されているので、成端パネル60を筐体40の内部において斜めに支持でき、成端パネル60の全長が筐体40の高さより長い場合であっても、この成端パネル60を筐体40の内部において支持できる。挟持片43bは、支持片43aから略L字状に延出するもので、当該挟持片43bと支持片43aとの相互間に成端パネル60の端部を挟持する。係止片43cは、成端パネル60に係脱自在に係止することで、この成端パネル60を固定する固定手段である。この係止片43cは、図17(a)、(b)、(d)に示すように、支持片43aから前方に延びる側面略L字状の部材で、成端パネル60に向けて突出する突部43dを有し、この突部43dが成端パネル60に係脱自在に係止することで、成端パネル60を筐体40に固定する。この係止片43cは、その上部を成端パネル60と反対側に指等にて押圧されることで弾性変形し、この変形によって成端パネル60に対する突部43dの係止が解除されて、成端パネル60が取り外し可能になる。
次に、フロントカバー50について説明する。図18はフロントカバー50を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図、(d)は背面図である。フロントカバー50は、基本的には実施の形態1のフロントカバー20と同様に構成されているが、実施の形態1の如き余長処理部やコネクタ固定部は省略されている。すなわち、本実施の形態2では、余長処理機能及び光コネクタCTの仮固定機能をフロントカバー50ではなく成端パネル60に持たせており、フロントカバー50の構成は簡略化されている。
次に、成端パネル60について説明する。図19は光ファイバ等の固定前の状態における成端パネル60を示す図であり、(a)は右側面図、(b)は底面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、図20は光ファイバ等の固定後の状態における成端パネル60を示す図であり、(a)は右側面図、(b)は底面図、(c)は正面図、(d)は左側面図である。成端パネル60は、特許請求の範囲における成端手段に対応するもので、パネル体61、余長処理部62、接続固定部63、及び、コネクタ固定部64を一体に備えて構成されている。
パネル体61は、成端パネル60の基本構造体をなす平板である。図19(a)に示すように、このパネル体61の一側方には、一対のスリット61aが設けられており、このスリット61aに成端パネル固定部43の挟持片43bを挿通させた状態で、成端パネル60を成端パネル固定部43に装着することができる。
余長処理部62は、光ファイバOFの余長部分を引き出し自在に収容するもので、特許請求の範囲における余長処理手段に対応する。具体的には、余長処理部62は、成端パネル60の一側面から立ち上げられたものであって、側面形状を略円状とする第1の壁部62a及び第2の壁部62bを備えて構成されている。そして、これら第1の壁部62a及び第2の壁部62bの周囲に光ファイバOFの余長部分を任意回数だけ巻き付けることで、この余長部分を収容することができる。また、第1の壁部62a及び第2の壁部62bには、その上端から外側に向けて延出されたストッパ62cが形成されており、このストッパ62cによって、余長処理部62に収容した余長部分が当該余長処理部62から脱落することが防止されている。
接続固定部63は、光ファイバOFを相互に連結するためのメカニカルスプライスMSを固定するためのもので、特許請求の範囲における接続部固定手段に対応する。この接続固定部63は、成端パネル60の両側面のうち、余長処理部62が形成されている側と同一面に設けられており、パネル体61に突設された支持片63aと、この支持片63aに向けて突出する係止片63bとを備えて構成されている。そして、係止片63bを弾性変形させつつ、メカニカルスプライスMSをこれら支持片63aと係止片63bとの相互間に押し入れることで、メカニカルスプライスMSが係止片63bの弾性力にて支持片63aに向けて押圧され、メカニカルスプライスMSが成端パネル60に着脱自在に固定される。
コネクタ固定部64は、光コネクタCTを着脱自在に仮固定するためのもので、特許請求の範囲における特許請求の範囲におけるコネクタ固定手段に対応する。このコネクタ固定部64は、成端パネル60の両側面のうち、余長処理部62や接続固定部63が形成されている側と反対面に設けられており、光コネクタCTの枠体を挟持する一対の挟持片64aを備えて構成されている。そして、この挟持片64aの相互間に光コネクタCTを押し入れることで、光コネクタCTを成端パネル60に仮固定できる。
(光ファイバOFの引き出し方法)
このような構成において、光ファイバOFの引き出しは以下のように行われる。まず、実施の形態1と同様に、収容ボックス31と収容ボックスカバー32とを相互に固定した状態で壁面Wの内部に配置し、収容ボックス31の内部に光ケーブルOCを引き込み、この光ケーブルOCから引き出した光ファイバOFを筐体10の内部に引き込む。そして、この光ファイバOFの先端に、メカニカルスプライスMSを用いた公知の方法にて他の光ファイバOFを接続し、この光ファイバOFの先端に光コネクタCTを接続する。
次いで、実施の形態1と同様に、筐体40を収容ボックスカバー32に固定することで、筐体40の化粧プレート42と収容ボックスカバー32との間に壁面Wが挟持され、光中継器2を壁面Wに固定できる。その後、成端パネル60を筐体40に斜めに挿入し、筐体40の成端パネル固定部43に固定する。具体的には、成端パネル60を成端パネル固定部43に押し込むことで、係止片43cの突部43dが成端パネル60に係止する。その後、フロントカバー50を筐体40に押し当てることで、フロントカバー50の係止片21aが筐体40の内部に係止するので、フロントカバー50を筐体40に固定することができる。これにて取り付け作業が完了する。
ここで、光コネクタCTが不要な場合には、フロントカバー50を筐体40に取り付ける前に(あるいは、フロントカバー50を筐体40に一旦取り付けた後であっても、フロントカバー50を取り外して)、成端パネル60を成端パネル固定部43から取り外した状態で、光ファイバOFの余長部分(この場合には光ファイバOFの略全長部分)を余長処理部62に巻き付けると共に、メカニカルスプライスMSを接続固定部63に固定し、さらに光コネクタCTをコネクタ固定部64に固定する。そして、このように各部を固定等した成端パネル60を、成端パネル固定部43に固定した後、フロントカバー50を筐体40に取り付ける。この状態においては、光ファイバOF、メカニカルスプライスMS、及び、光コネクタCTが完全に光中継器2の内部に収容され、室内側に露出しないので、これら光ファイバOFや光コネクタCT等が邪魔になったり、光ファイバOFや光コネクタCT等によって室内の美観が損なわれることを防止できる。
また、光コネクタCTが必要な場合には、フロントカバー50を筐体40に取り付ける前に(あるいは、フロントカバー50を筐体40に一旦取り付けた後であっても、フロントカバー50を取り外して)、成端パネル60を成端パネル固定部43から取り外し、光ファイバOFを必要な長さだけ余長処理部62から巻き出し、この光ファイバOFをフロントカバー20の引き出し用スリット24aを介して前面に引き出す。そして、成端パネル60を成端パネル固定部43に再び固定した後、フロントカバー50を筐体40に取り付ける。この状態においては、光ファイバOF及び光コネクタCTが引き出し用スリット24aを介して室内側に露出するので、この光コネクタCTを任意の光受信機に接続して使用することができる。特に、光ファイバOFの余長部分を余長処理部62に巻き付けているので、室内側には光ファイバOFの必要部分のみが露出し、光ファイバOFが長すぎて邪魔になったり、光ファイバOFによって室内の美観を損ねることを防止できる。また、光ファイバOFの引き出し方向を変える場合には、光ファイバOFを移動用スリット24bを介して左右の任意の方向に引き出すことができる。さらに、このように光中継器を取り付けた後で光ファイバOFの必要な距離が変化した場合でも、フロントカバー50を筐体40から一旦取り外し、成端パネル60を成端パネル固定部43から取り外して、余長処理部62における光ファイバOFの巻き取り量を増減した後で、成端パネル60を成端パネル固定部43に取り付けると共に、フロントカバー50を筐体40に再び取り付けることで、光ファイバOFの引き出し量を常に最適化することができる。
(実施の形態2の効果)
このように実施の形態2によれば、光中継器2を壁面Wに埋め込み固定でき、光ファイバOF、メカニカルスプライスMS、あるいは、光コネクタCTを不要時には壁裏側に収容できるので、これら光ファイバOFや光コネクタCT等が、利用者の邪魔になったり、子供等のいたずらの対象になったり、あるいは、室内の美観を損ねることを防止できる。特に、光ファイバOFの不要部分を余長処理部に巻き付け収容できるので、光ファイバOFを破損等させることなく安全に収容できる。さらに、移動用スリット24bを介して、光ファイバOFの引き出し方向を任意に変えることができる。
〔実施の形態に対する変形例〕
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
(解決しようとする課題や発明の効果について)
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
(各実施の形態の関係について)
各実施の形態に示した構成は、相互に他の実施の形態に適用することができる。例えば、実施の形態1のようにフロントカバー20にコネクタ固定部23を設けると共に、実施の形態2のように成端パネル60に余長処理部62を設けてもよい。あるいは、実施の形態2の接続固定部63を、実施の形態1のフロントカバー20の裏面に設けてもよい。
(光ケーブルや光ファイバの接続形態と、この形態に伴う固定構造の態様について)
各実施の形態に示した光ケーブルOCや光ファイバOFの接続形態は任意の変更でき、この接続形態の変更に伴って、光中継器1、2の構成も変更することができる。例えば、実施の形態2では、メカニカルスプライスMSを1つのみ使用する形態を示しているが、より多数の光ファイバOFをより多数のメカニカルスプライスMSにて接続する場合もあり、この場合には、成端パネル60の接続固定部63の数を増やしてもよい。また、光ファイバOFには、当該光ファイバOFにて伝送される信号を映像信号と通信信号とに分離する信号分離手段としてのWDM(波長分割多重:Wavelength Division Multiplexing)フィルタが接続される場合もあり、この場合には、成端パネル60に、接続固定部63と同様の構成にて、WDMフィルタ固定用の分離部固定手段を設けてもよい。
(壁面Wに対する固定構造について)
光中継器1、2の壁面Wに対する固定構造については、他の形態を採ることができ、例えば、光中継器1、2の筐体10、40を壁面Wに直接的にネジ止め固定してもよく、あるいは、商用電源のコンセントやTV信号分配用の直列ユニットにて用いられている公知の固定構造を適用することもできる。
この発明は、光信号を受信して電気信号に変換する光中継器に適用でき、壁面等に光中継器を埋め込み固定することでその設置スペースを有効活用すること等に有用である。
本発明の実施の形態1に係る光中継器を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 図1の光中継器の側面図である。 図1(b)のA−A矢視断面図である。 図1(a)のB−B矢視断面図である。 光中継器の分解斜視図である。 筐体を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は底面図である。 光ケーブルを固定した状態における光ケーブル固定部の拡大図である。 フロントカバーを示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図、(d)は背面図、(e)は(a)のC−C矢視断面図、(f)は(a)のD−D矢視断面図である。 取り付け後の光中継器を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の実施の形態2に係る光中継器を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 図10の光中継器の側面図である。 図10の(b)のE−E矢視断面図である。 フロントカバーを取り外した状態における光中継器の正面図である。 フロントカバーを取り外した状態における図10(a)のF−F矢視断面図である。 フロントカバーを取り外した状態における図10(a)のG−G矢視断面図である。 光中継器の分解斜視図である。 筐体を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は底面図である。 フロントカバーを示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図、(d)は背面図である。 光ファイバ等の固定前の状態における成端パネルを示す図であり、(a)は右側面図、(b)は底面図、(c)は正面図、(d)は左側面図である。 光ファイバ等の固定後の状態における成端パネルを示す図であり、(a)は右側面図、(b)は底面図、(c)は正面図、(d)は左側面図である。
符号の説明
1、2 光中継器
10、40 筐体
11、41 筐体本体
12、42 化粧プレート
13、61a スリット
14 光ケーブル固定部
14a ケーブル保持部
14b 折り曲げ部
14c ケーブル保持部
15 挿通孔
20、50 フロントカバー
21、61 パネル体
21a、43c、63b 係止片
22、62 余長処理部
22a、62a 第1の壁部
22b、62b 第2の壁部
23、64 コネクタ固定部
24 引き出し部
30 取付け器具
31 収容ボックス
31a 開口部
31b、32b ネジ止め片
31c、32a、32c ネジ孔
32 収容ボックスカバー
33、34 取り付けネジ
43 成端パネル固定部
43a、63a 支持片
43b、64a 挟持片
43d 突部
60 成端パネル
62c ストッパ
63 接続固定部
W 壁面
OC 光ケーブル
OF 光ファイバ
CT 光コネクタ

Claims (6)

  1. 設置面の非露出側に敷設された光ケーブル又は当該光ケーブルから引き出された光ファイバの少なくとも一部を収容可能なものであって、前記光ファイバに対して直接的又は間接的に接続された光コネクタを前記設置面の露出側に引き出し自在とする筐体と、
    前記筐体の少なくとも一部を前記設置面に埋め込み固定するための埋め込み固定手段と、
    前記筐体に対して、前記設置面の露出側から着脱自在に取り付けられるフロントカバーとを備え、
    前記フロントカバーの前記筐体側の面に、前記光ファイバの余長部分を巻き取るための余長処理部を設けたこと、
    特徴とする埋め込み型光中継器。
  2. 前記光ケーブルから引き出された前記光ファイバと前記光コネクタに接続された他の光ファイバとを接続する接続手段を固定する接続部固定手段を、前記筐体の内部に設けたこと、
    を特徴とする請求項1に記載の埋め込み型光中継器。
  3. 前記筐体の内部に、前記光ファイバにて伝送される信号から所定帯域の信号を分離する信号分離手段を固定するための分離部固定手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1又は2に記載の埋め込み型光中継器。
  4. 前記筐体の内部に、前記光コネクタを着脱自在に固定するための光コネクタ固定手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の埋め込み型光中継器。
  5. 前記光ケーブルを固定するための光ケーブル固定手段を設けたこと、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の埋め込み型光中継器。
  6. 前記フロントカバーには、当該フロントカバーから前記光コネクタを引き出すための引き出し開口部を設けたこと、
    を特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の埋め込み型光中継器。
JP2006148989A 2006-05-29 2006-05-29 埋め込み型光中継器 Expired - Fee Related JP4690943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006148989A JP4690943B2 (ja) 2006-05-29 2006-05-29 埋め込み型光中継器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006148989A JP4690943B2 (ja) 2006-05-29 2006-05-29 埋め込み型光中継器

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010289916A Division JP5033910B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 埋め込み型光中継器
JP2010289915A Division JP2011059729A (ja) 2010-12-27 2010-12-27 埋め込み型光中継器
JP2010289914A Division JP5033909B2 (ja) 2010-12-27 2010-12-27 埋め込み型光中継器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007316556A JP2007316556A (ja) 2007-12-06
JP4690943B2 true JP4690943B2 (ja) 2011-06-01

Family

ID=38850436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006148989A Expired - Fee Related JP4690943B2 (ja) 2006-05-29 2006-05-29 埋め込み型光中継器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4690943B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244831U (ja) * 1988-09-16 1990-03-28
JPH09127369A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Nikko Denki Seisakusho:Kk 光コンセント
JP2000039526A (ja) * 1998-07-24 2000-02-08 Asahi Chem Ind Co Ltd 光ファイバー末端部収容構造
JP2003158809A (ja) * 2001-11-19 2003-05-30 Yazaki Corp 情報コンセント
JP2003195061A (ja) * 2001-12-13 2003-07-09 Three M Innovative Properties Co 余長光ファイバの収容トレイ
WO2004031823A1 (ja) * 2002-10-02 2004-04-15 Jimbo Electric Co., Ltd. 光コンセント
JP2005195654A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Fujikura Ltd 光コネクタ用アウトレット
JP2005204434A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信アウトレット及びそのフェースプレート
JP2005202193A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信アウトレット、コンセント対応ユニット、取付枠及びフェースプレート

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0244831U (ja) * 1988-09-16 1990-03-28
JPH09127369A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Nikko Denki Seisakusho:Kk 光コンセント
JP2000039526A (ja) * 1998-07-24 2000-02-08 Asahi Chem Ind Co Ltd 光ファイバー末端部収容構造
JP2003158809A (ja) * 2001-11-19 2003-05-30 Yazaki Corp 情報コンセント
JP2003195061A (ja) * 2001-12-13 2003-07-09 Three M Innovative Properties Co 余長光ファイバの収容トレイ
WO2004031823A1 (ja) * 2002-10-02 2004-04-15 Jimbo Electric Co., Ltd. 光コンセント
JP2005195654A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Fujikura Ltd 光コネクタ用アウトレット
JP2005204434A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信アウトレット及びそのフェースプレート
JP2005202193A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 通信アウトレット、コンセント対応ユニット、取付枠及びフェースプレート

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007316556A (ja) 2007-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5214149B2 (ja) アウトレット
US9609404B2 (en) Telecommunications module
JP4917505B2 (ja) 光ローゼット
US8781285B2 (en) Multipurpose fiber termination unit
JP4690943B2 (ja) 埋め込み型光中継器
JP5033910B2 (ja) 埋め込み型光中継器
JP5033909B2 (ja) 埋め込み型光中継器
JP4190017B2 (ja) 光コンセント
JP2011059729A (ja) 埋め込み型光中継器
JP4614864B2 (ja) 通信機器
JP2010091901A (ja) コネクタ収納ケース
JP4585934B2 (ja) 光受信機
JP2008129166A (ja) 光ファイバ配線系およびスプリッタボックス
JPS63141008A (ja) 変換モジユ−ル内蔵型光コンセント
JP4234106B2 (ja) 光ケーブルの固定構造
CN208334717U (zh) 光电混合式面板装置
JP2008176108A (ja) アウトレット
WO2010049851A1 (en) A fiber terminal box
JP5123993B2 (ja) 光受信機
CN113778190B (zh) 一种基于光纤柔性板的机箱
JP2006119238A (ja) 光受信機の光ファイバ終端処理構造
JP2011100004A (ja) 二芯光コンセント
JP4651708B2 (ja) 光コンセント
JP5889612B2 (ja) 光ケーブル用接続モジュール
JP5301632B2 (ja) 埋め込み型光受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090319

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100903

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4690943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140225

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees