JP6029956B2 - 引戸門扉 - Google Patents

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Description

本発明は、スライド自在な扉体を備える引戸門扉に関する。
従来、非特許文献1に示すような、門柱の前側に扉体をスライド自在に取り付けた引戸門扉がある。このような引戸門扉においては、施工時において、扉体の前後方向及び上下方向の位置調整を行う必要がある。
「ガーデンエクステリア施工手引き書門まわり(2)門扉編(STX0357A)」、三協立山アルミ株式会社、2008年11月、p.189−213
しかしながら、非特許文献1の門扉においては、位置調整の際に操作すべきネジの数が多く、調整に時間がかかっていた。具体的には、前後方向の位置調整を行う際には、8本の戸車固定用ネジと4本の出幅調整用ネジの操作が必要であり、上下方向の位置調整を行う際には、6本の戸車ホルダー固定用ネジと4本の上下調整用ネジの操作が必要であって、操作するネジは計22本であった。また、扉体を下側の戸車に載せた後、扉体を支持しながら、扉体に上側の戸車を取り付け、さらに戸車を門柱側にネジ止めするという工程が必要であり、施工が容易ではなかった。
本発明は、上記事情を鑑みたものであり、施工時における扉体の建て込みが容易な引戸門扉を提供することを目的とする。
本発明のうち請求項1の発明は、扉体と、門柱と、固定部材と、連結部材とを備え、門柱は、横桟を有しており、固定部材は、本体部と、台座支持部とを有しており、本体部は、後側に向けて開口する略コ字形で、上側面及び下側面に前後方向に延びるボルト孔を形成してあって、前側から横桟をくわえ込み、上下のボルト孔及び横桟を上下方向に貫通するボルトにより本体部と横桟とを連結してあり、台座支持部は、本体部の前側の、本体部に対して上側又は下側にずれた位置に設けてあり、連結部材は、台座と、戸車とを有しており、台座は、前側から台座支持部に取り付けるものであり、上下方向に延びるボルト孔を形成してあって、ボルト孔及び台座支持部を前後方向に貫通するボルトにより台座と台座支持部とを連結してあり、戸車は、台座の前側に取り付けてあり、戸車に扉体を建て込んであることを特徴とする。
本発明のうち請求項2の発明は、固定部材が、門柱の上下二箇所に取り付けてあり、各固定部材に取り付けた連結部材の戸車に、扉体を上下二箇所で建て込んであるものであって、連結部材の台座の前側面には、左右二箇所にボルト孔を形成してあり、上側の連結部材の台座のボルト孔は、両方が長孔であり、下側の連結部材の台座のボルト孔は、一方が長孔で、他方がボルトの位置を固定する孔であることを特徴とする。
本発明のうち請求項1の発明によれば、横桟や台座支持部を貫通するボルトを用いており、各所において一本のボルトで部材同士が連結されているから、ボルトの数が少ない。さらに、本体部や台座のボルト孔が長孔になっていて、連結用のボルトを緩めることで扉体の位置調整が可能であり、すなわち、連結用のボルトが位置調整用のボルトを兼用している。よって、施工時に操作すべきボルトの数が少なく、施工に時間がかからない。また、台座支持部を本体部から上下にずらしてボルトを前後に貫通させ、さらに連結部材のボルト孔を長孔にしたことにより、連結部材(戸車)を上下に大きく動かすことが可能であるから、門柱側に上下の戸車を取り付けた後に、この戸車に扉体を建て込むことができるので、施工が容易である。
本発明のうち請求項2の発明によれば、下側の連結部材について水平を取る際に、他方側を基準点として、一方側(長孔側)の上下方向の位置のみを調整すればよいので、調整作業が容易である。
本発明の引戸門扉の扉体の建込部分の縦断面図である。 引戸門扉の全体縦断面図である。 扉体の建込部分の正面図である。 扉体の建込部分の平面図である((a)は上側、(b)は下側)。 引戸門扉の全体正面図である。 開閉補助部品の取付部分の縦断面図である。 開閉補助部品の取付部分の正面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下において左右とは図5中の左右を、前後とは図5中の手前側及び奥側を示すものとする。この引戸門扉は、住宅の敷地と道路の境界に設置されるもので、道路側が前側、家側が後側に相当する。その構成は、図5に示すように、扉体100と、門柱200と、戸当り門柱300とを備えるものである。扉体100は、上桟101、下桟102及び左右の縦桟103を四周枠組みしてあって、その内周側に複数本の左右に延びる格子材104が取り付けられている。また、門柱200は、左右2本の支柱202と、両支柱202の間の上下位置にそれぞれ横架された横桟201からなり、この門柱200の前側に、扉体100が左右にスライド自在に取り付けられている。そして、扉体100の左側には戸当り門柱300が立設されており、閉鎖時に扉体100の戸当り面(左側端面)が当接する。なお、扉体100を構成する上桟101、下桟102、縦桟103及び格子材104並びに門柱200を構成する横桟201及び支柱202並びに戸当り門柱300は、何れもアルミ形材からなるものである。
次に、扉体100と門柱200の連結構造について、図1〜図4に基づき説明する。門柱200の上下の横桟201の前側には、それぞれ固定部材1を取り付けてあり、固定部材1の前側には、それぞれ連結部材2を取り付けてあって、上下の連結部材2が、それぞれ扉体100の上桟101及び下桟102と係合している。上側の連結部分と下側の連結部分の構造は略同じであるから、ここでは上側の連結部分に基づいてさらに詳述する。
図1に示すように、横桟201は、断面略矩形であるが、下側面の前側略半分の領域が一段高く形成してある(横桟201の前側半分の上下方向厚さが後側半分の上下方向厚さよりも薄い)。
固定部材1は、アルミ形材からなるものであって、本体部11と、台座支持部12とを有する。本体部11は、後側に向けて開口する断面略コ字形で、前側から横桟201をくわえ込んでいる。本体部11の上側面と下側面の間隔は、横桟201の前側半分の上下方向厚さと略同じであり、本体部11の下側面は、横桟201の下側面の前側半分の一段高い領域に納まり、本体部11の下面と、横桟201の後側半分の下面とが略面一となっている。そして、本体部11の上側面には、左右の二箇所に、前後方向に延びる矩形のボルト孔3L,3Rを形成してある(図4)。また、本体部11の下側面にも、上側面のボルト孔3L,3Rに対向して、同形状のボルト孔4L,4Rを形成してある。さらに、横桟201の上側面と下側面にもボルト孔を形成してあり、下側から、本体部11の下側面、横桟201及び本体部11の上側面を貫通するボルト5L,5Rを挿入して、横桟201に本体部11をボルト止めしてある。ここで、本体部11のボルト孔3L,3R,4L,4Rが前後方向に延びる長孔であるから、横桟201に対して本体部11の前後方向位置を調整することができる。なお、ボルト5L,5Rは角根ボルトであり、本体部11の下側面のボルト孔4L,4Rに挿入すると、本体部11に対して回転しなくなる。また、台座支持部12は、断面略口形で、本体部11と一体に形成されており、本体部11の前部上側に張り出している。
連結部材2は、アルミ形材からなる台座21と、戸車22とを有する。台座21は、後側に向けて開口する断面略コ字形で、前側から台座支持部12をくわえ込んでいる。台座21の上側面と下側面の間隔は、台座支持部12の上下方向厚さよりも広く、台座支持部12に対して台座21を上下に動かす余裕がある。そして、台座21の前側面には、左右の二箇所に、上下方向に延びる矩形のボルト孔6L,6Rを形成してある(図3)。また、台座支持部12の前側面と後側面にもボルト孔を形成してあり、前側から、台座21の前側面及び台座支持部12を貫通するボルト7L,7Rを挿入して、台座支持部12に台座21をボルト止めしてある。ここで、台座21のボルト孔6L,6Rが上下方向に延びる長孔であるから、台座支持部12に対して台座21の上下方向位置を調整することができる。なお、ボルト7L,7Rは角根ボルトであり、台座21のボルト孔6L,6Rに挿入すると、台座21に対して回転しなくなる。また、台座21の上側面の左右二箇所にボルト孔(貫通孔)を形成し、台座支持部12の上側面の左右二箇所に雌ネジ部を形成してあり、上側から脱落防止ボルト8L,8Rを挿入してある。脱落防止ボルト8L,8Rを回すことにより台座支持部12に対する台座21の上下方向位置を微調整できるようにしてあるとともに、脱落防止ボルト8L,8Rが台座21を上側から押さえて、台座21の上方への移動を規制する。さらに、戸車22は、台座21の前側の左右の二箇所に、前後方向軸周りに回転自在に取り付けてある。
以上は、上側の固定部材1及び連結部材2の説明であり、上記のとおり、下側の固定部材1及び連結部材2も略同じ構成であるが、以下の点のみが異なる。まず、台座21の前側面のボルト孔6L,6Rについて、右側のボルト孔6Rは上側と同様に上下方向に延びる長孔であるが、左側のボルト孔6Lは、正方形で、ボルト7Lがちょうど嵌まる大きさである。これにより、台座21の左側は上下方向に動かせないので、左側の脱落防止ボルトは存在せず、台座21の下側面の右側部分にボルト孔(貫通孔)を形成し、台座支持部12の下側面の右側部分に雌ネジ部を形成してあり、下側から脱落防止ボルト8Rを挿入してある(台座支持部12の雌ネジ部は上側面にも形成してあり、上側と下側の連結部分で部材が共通である)。脱落防止ボルト8Rを回すことにより台座支持部12に対する台座21の上下方向位置を微調整できるようにしてあるとともに、脱落防止ボルト8Rが台座21を下側から支持して、台座21の下方への移動を規制する。さらに、下側の台座21には、四つの戸車22を取り付けてある。
そして、上下の戸車22に、扉体100を建て込んである。図2に示すように、扉体100の上桟101及び下桟102は、何れも中空の形材であって、後側に向けて開口する開口部101a,102aを有しており、各開口部101a,102a内に、それぞれ上レール101bと下レール102bを形成してある。上レール101bは、上向きに突出するものであり、下レール102bは、下向きに突出するものである。そして、上側の戸車22は、上レール101bに上側から係合し、下側の戸車22は、下レール102bに下側から係合して、上下の戸車22で扉体100を上下から挟みこんで支持しており、扉体100は左右にスライド自在となっている。
なお、台座21の上側には、前側カバー9aを取り付け、脱落防止ボルト8L,8R(上側の台座21)を覆い隠してある。台座21の上側面には取付孔21aを形成してあり(図4)、前側カバー9aには下向きに突出する突起91aを形成してあって(図3)、突起91aを取付孔21aに挿入して固定してある。前側カバー9aの上面は、前側から後側に向けて下方に傾斜しており、上側の連結部分において、上桟101の上面と前側カバー9aの上面とが一連に見えるような形状となっている。一方、台座支持部12が本体部11の上側にずれた位置に設けてあることにより、台座21の下側部分は、本体部11、台座支持部12及び扉体100に囲まれた空間に納まるので、前後方向からは見えず、意匠性がよい。また、台座21及び前側カバー9aの左右端部は、略平板形状の端部キャップ9bにより覆ってある。端部キャップ9bは、前側カバー9aにネジ止めして取り付けてある。さらに、固定部材1及び横桟201の上側には、後側カバー9cを取り付け、各ボルト5L,5R,7L,7Rを覆い隠してある。横桟201の上側面と後側カバー9cの下面にはそれぞれ略L字形の爪部201a,91cを形成してあって、両者が係合しており、さらに後側カバー9cの後側面を横桟201の後側面にネジ止めして取り付けてある。後側カバー9cの上面は、前側から後側に向けて下方に傾斜している。なお、図1は、前側カバー9a及び端部キャップ9bの図示を省略してあり、図4は、前側カバー9a、端部キャップ9b及び後側カバー9cの図示を省略してある。
次に、このように構成した引戸門扉における、扉体100の建て込みの施工手順を説明する。まず、門柱200の上下の横桟201に対して、それぞれ固定部材1を取り付ける。この際、ボルト5L,5Rを完全には締めず、固定部材1を仮止めした状態にしておく。次に、固定部材1に対して、連結部材2を取り付ける。この際、上側の連結部材2については、ボルト7L,7Rを完全には締めず、連結部材2が上下に動くようにしておく。一方、下側の連結部材2については、台座21の左側のボルト孔6Lが正方形で、右側のボルト孔6Rが上下方向に延びる長孔となっている。よって、左側のボルト7Lを基準点として、右側の上下方向の位置を調整して連結部材2の水平を取り、ボルト7L,7Rを完全に締める。その後、脱落防止ボルト8Rを挿入して締めることで、下側の連結部材2を下側から支持する。そして、扉体100を戸車22に建て込む。まず、扉体100の下レール102bを、下側の戸車22に載せる。下側の連結部材2は、ボルト7L,7Rにより前後から締め付けられ、さらに脱落防止ボルト8Rにより下側から支持されているので、扉体100の荷重がかかっても動くことはない。次に、下レール102bを支点として扉体100の上部を門柱200に近付け、上側の連結部材2を持ち上げて、上桟101の開口部101aに上側の戸車22を納める(台座21の上側面と下側面の間隔及びボルト孔6L,6Rの長さは、このように扉体100を建て込む際に必要な連結部材2の移動幅が確保されるように形成してある)。そして、上レール101bに戸車22を上側から係合させ、ボルト7L,7Rを締めて仮止めする。こうして、扉体100が上下から戸車22に挟み込まれて支持される。続いて、扉体100の位置調整を行う。まず、上下の固定部材1を前後方向に動かして、扉体100が閉鎖時に戸当り門柱300に当接するように調整する。調整が完了したら、ボルト5L,5Rを完全に締めて、固定部材1を横桟201に固定する。次に、上側の連結部材2を上下方向に動かして、扉体100が水平にスムーズに動くように調整する。この際、上側の連結部材2にも脱落防止ボルト8L,8Rを挿入して回し、上下方向の位置を微調整する。微調整が完了したら、ボルト7L,7Rを完全に締めて、連結部材2を固定部材1に完全に固定する。上側の連結部材2は、ボルト7L,7Rにより前後から締め付けられ、さらに脱落防止ボルト8L,8Rにより上側から押さえられているので、連結部材2が動いて戸車22が上レール101bから外れることはない。以上で、扉体100の建て込みが完了する。
この引戸門扉によれば、横桟201や台座支持部12を貫通するボルト5L,5R,7L,7Rを用いており、各所において一本のボルトで部材同士が連結されているから、ボルトの数が少ない。さらに、本体部11や台座21のボルト孔3L,3R,4L,4R,6L,6Rが長孔になっていて、連結用のボルト5L,5R,7L,7Rを緩めることで扉体100の位置調整が可能であり、すなわち、連結用のボルトが位置調整用のボルトを兼用している。よって、施工時に操作すべきボルトの数が少なく、また、固定部材1と連結部材2は何れもボルトによる操作によらず手で動かして位置調整できるので、施工に時間がかからない。ここで、本実施形態において実際に操作すべきボルトの数は、固定部材1を横桟201に固定するボルト5L,5Rが4本、連結部材2を固定部材1に固定するボルト7L,7Rが4本、脱落防止ボルト8L,8Rが3本(下側の連結部材2の左側は脱落防止ボルトがない)の、計11本であり、従来品と比べて半数である。なお、横桟201や台座支持部12を貫通するボルト5L,5R,7L,7Rには、角根ボルトを用いており、ボルトを回す際に頭部側を押さえる必要がないので、施工性が良好である。また、台座支持部12を本体部11から上側にずらしてボルト7L,7Rを前後に貫通させ、さらに上側の連結部材2のボルト孔6L,6Rを長孔にしたことにより、連結部材2(戸車22)を上下に大きく動かすことが可能であるから、門柱200側に上下の戸車22を取り付けた後に、この戸車22に扉体100を建て込むことができるので、施工が容易である。そして、台座21が断面略コ字形であることにより、前後に貫通するボルト7L,7Rに加えて、上下の何れの方向からでも脱落防止ボルト8L,8Rを取り付けることができるので、台座21を二方向から固定できる。また、連結部材2をボルト7L,7Rによって前側から台座支持部12に押さえつけるようにして固定してあるので、戸車22に対する上下方向からの荷重(戸車を力点とする回転力)に対しても高い強度を有する。さらに、下側の連結部材2について水平を取る際に、左側(ボルト孔6Lが正方形)を基準点として、右側(ボルト孔6Rが上下に長い矩形)の上下方向の位置のみを調整すればよいので、調整作業が容易である。また、このようにして下側の連結部材2の水平を取った後に扉体100を建て込むので、建て込み後に扉体100の水平を取る必要がなく、施工が容易である。さらに、このような引戸門扉においては、経年による戸車の消耗が避けられないが、本発明においては、戸車22を有する連結部材2が外側に露出した構造であるから、戸車22の消耗時には連結部材2のみを容易に交換でき、その際に前後方向の再調整が不要である。
また、この引戸門扉には、図6及び図7に示すように、開閉補助部品400を取り付けることもできる。開閉補助部品400は、本体ユニット401と、ストッパ402とを備えるものであり、本体ユニット401を門柱200側に、ストッパ402を扉体100側に取り付けてある。より詳しくは、連結部材2の台座21の下側面に、前側に向けて開口する断面略コ字形の取付部材403の上側面を載せてネジ止めしてあり、取付部材403の下側面に、本体ユニット401を載せてネジ止めしてある。そして、本体ユニット401は前側から略平板形状のカバー材404により覆われている。この本体ユニット401は、アーム405を有しており、アーム405は一端が前後方向軸周りに回動自在に軸支されていて、他端が本体ユニット401から上側に飛び出している。一方、扉体100の上桟101の後側面(開口部101aの下側)には、断面略H形の補助レール406を取り付けてある。この補助レール406は、本体ユニット401の直上に位置していて、その下向開口部にアーム405の他端が納まるようになっており、さらに、下向開口部内には、ブロック状のストッパ402をネジ止めしてある。ストッパ402は、扉体100を開放状態から閉める場合(図7においては左向きに動かす場合)に、扉体100が戸当り門柱300に当接する前に、アーム405が当接する位置に取り付けてある。そして、アーム405の他端の上面と、補助レール406の下向開口部内のストッパ402の左側(戸当り側)には、相互に対向して磁石407a,407bを取り付けてあり、両磁石407a,407bは互いに反発する。この開閉補助部品400によれば、扉体100をゆっくりと閉めた場合、アーム405の磁石407aと補助レール406の磁石407bが反発し、アーム405の他端が下がってストッパ402を回避するので、扉体100を閉め切る(戸当り門柱300に当接させる)ことができる。一方、扉体100を勢いよく閉めた場合、アーム405の磁石407aと補助レール406の磁石407bが反発する前に通過してしまうので、アーム405の他端が上側に飛び出したままとなってストッパ402に当接する。これにより、扉体100が戸当り門柱300に当接する前に停止するので、扉体100と戸当り門柱300の間に隙間が確保され、手を挟むなどの事故を防ぐことができる。
このように、台座21が外側に露出した構造であることにより、台座21に開閉補助部品400を取り付けることが可能となっており、また台座21が断面略コ字形であることにより、その下側面に容易に開閉補助部品400を取り付けられる。そして、この開閉補助部品400を確実に動作させるには、本体ユニット401を補助レール406に対して平行に移動させ、両磁石407a,407bが適切な間隔を維持するようにしなければならないが、この引戸門扉においては、扉体100を建て込む際に、必ず連結部材2と上桟101とを平行に調整することになるので、連結部材2に取り付けた本体ユニット401と、上桟101に取り付けた補助レール406も平行になり、確実に動作させることができる。また、本体ユニット401が門柱200の前側に取り付けられるが、その前側には扉体100が位置するので本体ユニット401が目立たず、扉体100には細長い補助レール406が取り付けられるのみであるから、意匠性が良好である。さらに、本体ユニット401は、後側が取付部材403に覆われ、前側がカバー材404及び扉体100に覆われるので、雨水がかかりにくい。
本発明は、上記の実施形態に限定されない。たとえば、台座支持部は、本体部の下側に張り出すものであってもよい。また、開閉補助部品は、上記のように扉体を停止させるもののほか、扉体をゆっくりと閉めるドアクローザなどであってもよい。
1 固定部材
2 連結部材
3L,3R,4L,4R ボルト孔(本体部)
5L,5R ボルト(本体部)
6L,6R ボルト孔(台座)
7L,7R ボルト(台座)
11 本体部
12 台座支持部
21 台座
22 戸車
100 扉体
200 門柱
201 横桟

Claims (2)

  1. 扉体と、門柱と、固定部材と、連結部材とを備え、門柱は、横桟を有しており、固定部材は、本体部と、台座支持部とを有しており、本体部は、後側に向けて開口する略コ字形で、上側面及び下側面に前後方向に延びるボルト孔を形成してあって、前側から横桟をくわえ込み、上下のボルト孔及び横桟を上下方向に貫通するボルトにより本体部と横桟とを連結してあり、台座支持部は、本体部の前側の、本体部に対して上側又は下側にずれた位置に設けてあり、連結部材は、台座と、戸車とを有しており、台座は、前側から台座支持部に取り付けるものであり、上下方向に延びるボルト孔を形成してあって、ボルト孔及び台座支持部を前後方向に貫通するボルトにより台座と台座支持部とを連結してあり、戸車は、台座の前側に取り付けてあり、戸車に扉体を建て込んであることを特徴とする引戸門扉。
  2. 固定部材が、門柱の上下二箇所に取り付けてあり、各固定部材に取り付けた連結部材の戸車に、扉体を上下二箇所で建て込んであるものであって、連結部材の台座の前側面には、左右二箇所にボルト孔を形成してあり、上側の連結部材の台座のボルト孔は、両方が長孔であり、下側の連結部材の台座のボルト孔は、一方が長孔で、他方がボルトの位置を固定する孔であることを特徴とする請求項1記載の引戸門扉。
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