JP3152813U - ゲート門扉用キャスター機構 - Google Patents

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博信 岡田
博信 岡田
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株式会社アルマックス
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Abstract

【課題】ゲート門扉を出入り口方向に傾斜した設置面に安定して設置することができ、ゲート門扉を水平面に対して垂直にして開閉移動させることができるゲート門扉用キャスター機構を提供する。【解決手段】ゲート門扉2の縦桟4の下端にゲートの出入り方向に長い台座10を設け、台座10の両端に支軸11を垂直に設け、各支軸11の下方に車輪13を転動自在に設けるとともに、少なくとも一方の支軸11を上下方向に調整可能とした。また、台座10の下部には調整可能な支軸11の側にナット15が固定され、上記支軸のうち調整可能な支軸11には上記固定ナット15に螺合可能なネジ部14が形成され、上記台座10の上方に突出した上記ネジ部14の上部には締め付けナット16を螺合させ、上記固定ナット15と締め付けナット16とにより上記支軸11を上下方向に調整可能とした。【選択図】図3

Description

この考案は、住宅や車庫、建設現場や資材置場の出入口等に設置される伸縮可能なゲート門扉に用いられるキャスターに関するものであり、特にその設置面が出入り方向に傾斜している場合に適したゲート門扉用キャスター機構に関する。
一般に、クロスゲートを含む門扉としては、例えば特許文献1に示したようなものが知られている。この伸縮門扉は、複数の縦桟部材と、各縦桟部材間に枢着して架設されるクロスバー(桟部材)とを具備し、前記クロスバー同士の角度が変わることによって各縦桟部材が相互に離間または接近して伸縮し、開閉されるようになっている。
ところが、出入り口等の設置面が門扉の吊り元側が高く、戸先側が低く傾斜していると、門扉の一端を引き出したときに上記端部が設置面から浮いてしまう。そのため、クロスバーやクロスバー同士の枢支部に無理な力が加わり、枢支部が壊れたり、クロスバーが変形したりするという問題がある。そこで、前記各クロスバーの中間部に、これらクロスバーの同軸上で長さを変更できる長さ変更機構を設けたことにより、傾斜地に門扉を設置したとき、その傾斜角に対応し前記クロスバーの長さを変更させて前記縦桟部材を鉛直姿勢に保持しかつ開閉動作するようにした技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−336816号公報
しかしながら、上記従来の伸縮可能なゲート門扉は、ゲートの出入り口の一方の端部が高く、他方の端部が低くなっているような場合には対応できるものの、出入り方向の一方が高く、他方が低いような場合には対応することができない。このような場合には、ゲート門扉が水平面に対して出入りの高い方が低い方に向かって傾斜する。このため、ゲート門扉の開閉移動を円滑に行うことができないとともに、姿勢が不安定なので、強風などに煽られやすいという問題がある。
本考案は上記問題点を解消し、ゲート門扉を出入り口方向に傾斜した設置面に対応して調整することによりゲート門扉を水平面に対して垂直にして開閉移動させることができるゲート門扉用キャスター機構を提供することをその課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る考案は、ゲート門扉の縦桟の下端にゲートの出入り方向に長い台座を設け、台座の両端に支軸を垂直に設け、各支軸の下方に車輪を転動自在に設けるとともに、少なくとも一方の支軸を上下方向に調整可能としたことを特徴とする。
請求項2に係る考案は、請求項1において、上記台座の下部には調整可能な支軸の側にナットが固定され、上記支軸のうち調整可能な支軸には上記固定ナットに螺合可能なネジ部が形成され、上記台座の上方に突出した上記ネジ部の上部には締め付けナットを螺合させ、上記固定ナットと締め付けナットとにより上記支軸を上下方向に調整可能としたことを特徴とする。
請求項3に係る考案は、請求項2において、上記締め付けナットをロングナットとしたことを特徴とする。
請求項1に係る考案によれば、ゲート門扉の縦桟の下端にゲートの出入り方向に長い台座を設け、台座の両端に支軸を垂直に設け、各支軸の下方に車輪を転動自在に設けるとともに、少なくとも一方の支軸を上下方向に調整可能としたから、ゲート門扉の設置面が出入り方向に傾斜しているときは、台座の一端又は両端の支軸を上下方向に調整することにより、台座の設置面に対する高さを調整し、ゲート門扉を設置面の傾斜に関係なく水平面に対して垂直の状態にして開閉移動させることができる。したがって、ゲート門扉の開閉移動を円滑に行うことができるとともに、姿勢が安定するので、強風などに煽られにくいという効果が得られる。
請求項2に係る考案によれば、上記台座の下部には調整可能な支軸の側にナットが固定され、上記支軸のうち調整可能な支軸には上記固定ナットに螺合可能なネジ部が形成され、上記台座の上方に突出した上記ネジ部の上部には締め付けナットを螺合させ、上記固定ナットと締め付けナットとにより上記支軸を上下方向に調整可能とした構成であるから、固定ナットに螺合した支軸を回転させて螺進させる操作により上下方向の調整ができるとともに、支軸を固定ナットと締め付けナットとによるダブルナットで固定するので、支軸が勝手に上下動することがなく、開閉移動を安定して行うことができる。
請求項3に係る考案によれば、上記締め付けナットをロングナットとしたから、上記支軸の上部がロングナットの内部に納まり、外部に露出することがないので、外観体裁がよい。
クロスゲートの全体の正面図。 本考案に係るキャスター機構を示す要部の側面図。 上記キャスター機構の調整状態の要部を一部断面で示す側面図。 キャスター機構の他の取付態様の要部を一部断面で示す側面図。
図1は本考案に係るクロスゲートの一実施形態を示すもので、同図において符号1は柱を示す。柱1は工場等の敷地の出入り口の両側に設けられている。柱1の内側にはゲート門扉2が開閉自在に配置されている。ゲート門扉2は複数のクロスバー3と縦桟4とによって伸縮可能に組み立てられているもので、伸長時には上記出入り口を閉じ、収縮時には入り口を開くように構成されている。また、収縮時にはさらに縦桟4のまわりに回動して上記出入り口を最大限まで開放することができるようになっている。
すなわち、ゲート門扉2は複数の縦桟4に複数のクロスバー3を交差させてなり、クロスバー3の角度と縦桟4間の距離を変えることにより伸縮できるように構成されている。なお、縦桟4間に目隠しパネル5が折畳み展開可能に配設されている場合もある。
縦桟4はクロスバー3の端部と中間部分と支持するもので、その一部(全部でもよい)の縦桟4の下部にはキャスター7が取り付けられている。すなわち、図2に示されるように、縦桟4の下端には取付金具8によって細長の台座10が固定されている。台座10はゲートの出入り方向に長くなるように形成され、両端は縦桟4から突出している。台座10の両端には支軸11が垂直に設けられている。各支軸11の下端には車輪の受け金具12が支軸11を中心に回転自在に設けられ、受け金具12には車輪13が転動自在に取り付けられている。
なお、台座10はその中央部に縦桟4が配設されてもよいが、図のように一方が他方よりも長くなるように配置してもよい。この場合、設置面が低くなる方が長くなるようにするのがよい。
次に、キャスター7の両側の支軸11はそれぞれ上下方向に調整可能となっている。すなわち、支軸11にはネジ部(雄ネジ)14が形成され、支軸11はネジ軸となっている。これに上記台座10の両端部の支軸11を設ける位置の下部にはナット15が固定されている。この固定ナット15は上記支軸11のネジ部14に螺合している。台座10の上方に突出した上記ネジ部14の上部には締め付けナットとしてロングナット16が螺合している。
上記構成によれば、図3に示されるように、図に向かって左側の固定ナット15に螺合した支軸11を回転させて下方向に螺進させるように操作することにより、支軸11を下方向に移動調整することができる。これにより、支軸11の台座10の下方の長さ、つまり設置面に対する台座10の高さを自由に調整することができる。これにより、台座10の両端の車輪13の上下位置を設置面の傾斜に対応させて調整することができ、設置面が出入り方向に傾斜していても、ゲート門扉2をその傾斜に関係なく水平面に対して垂直の状態に調整して開閉移動させることができる。したがって、ゲート門扉2の開閉移動を円滑に行うことができるとともに、姿勢が安定するので、強風などに煽られにくいという効果を得ることができる。設置面が図3と反対に傾斜しているときは、反対側の支軸11の上下調整をすればよい。もちろん、両支軸11を調整してもよい。
また、高さを調整した支軸11は固定ナット15とロングナット16とによって固定される。ダブルナットで固定するので、支軸11は開閉移動時の振動等により勝手に上下動することがなく、ゲート門扉2の開閉移動を安定して行うことができる。
さらに、支軸11の上部に螺合する締め付けナットをロングナット16とすることにより、支軸11の上部がロングナット16の内部に納まり、外部に露出することがないので、外観体裁がよい。
なお、縦桟4に台座10を取り付けるための取付構造や取付手段は他の公知の構造や手段によってもよい。例えば、図4に示されるように、ゲート門扉2の縦桟4の下端両側に断面L型の台座10をボルト17、ナット18で固定し、各台座10にそれぞれ上述と同じ要領で上下調整可能なキャスター7を取り付ける構成であってもよい。なお、同図において図1と同じ符号は同じ部材を示すものとする。
また、上述の実施形態においては、両側の支軸11、11を上下調整できる構造としたが、一方の支軸11は固定し、他方の支軸11のみを上下方向に調整できるようにする構成であってもよい。
さらに、支軸11の上部の締め付けナットはロングナットである必要はない。固定ナットと同じ通常のナットでもよい。
1 柱
2 ゲート門扉
3 クロスバー
4 縦桟
10 台座
11 支軸
13 車輪
14 ネジ部
15 固定ナット
16 締め付けナット(ロングナット)

Claims (3)

  1. ゲート門扉の縦桟の下端にゲートの出入り方向に長い台座を設け、台座の両端に支軸を垂直に設け、各支軸の下方に車輪を転動自在に設けるとともに、少なくとも一方の支軸を上下方向に調整可能としたことを特徴とするゲート門扉用キャスター機構。
  2. 上記台座の下部には調整可能な支軸の側にナットが固定され、上記支軸のうち調整可能な支軸には上記固定ナットに螺合可能なネジ部が形成され、上記台座の上方に突出した上記ネジ部の上部には締め付けナットを螺合させ、上記固定ナットと締め付けナットとにより上記支軸を上下方向に調整可能としたことを特徴とする、請求項1に記載のゲート門扉用キャスター機構。
  3. 上記締め付けナットをロングナットとしたことを特徴とする、請求項2に記載のゲート門扉用キャスター機構。
JP2009003729U 2009-06-03 2009-06-03 ゲート門扉用キャスター機構 Expired - Lifetime JP3152813U (ja)

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