JP6560521B2 - 引戸門扉 - Google Patents

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Description

本発明は、引戸門扉に関する。
従来、出入口等に設けられる、ノンレールタイプの引戸門扉として、例えば特許文献1に記載の引戸門扉が知られている。この特許文献1に記載の引戸門扉は、支持体(吊元支持体)と、出入口等で開閉動作を行うために前記支持体に対して横行自在に支持された扉体とを備えている。
前記支持体は、所定間隔を隔てて配置された2本の支柱と、これらを繋ぐ連結材とを有している。前記2本の支柱の間には、複数のガイドローラを回転自在に支持したローラベースが延設されている。前記ローラベースは、その長手方向両端部の各々において、ブラケットを介して前記各支柱に固定されている。
前記扉体は、前記ガイドローラと嵌合可能なガイドレール(嵌合部)を有している。前記扉体は、出入口等で前記ガイドローラによって移動可能なように、前記ガイドレールに前記複数のガイドローラを嵌め込んだ状態で、前記支持体に取り付けられている。
特許文献1に記載の引戸門扉において、前記ブラケットは、長孔を有し、この長孔を通るボルト及び前記支柱側のナットにより前記支柱に固定されている。そのため、前記ブラケットの固定位置を変更することにより、前記支柱に対する前記ローラベースひいては前記各ガイドローラの位置を調整できる。
したがって、前記引戸門扉の設置作業等を行うときには、前記支持体に取り付けられた前記複数のガイドローラの位置を変更しながら、前記扉体全体を支えて動かすことにより、例えば前記扉体に設けた錠装置と戸当り柱に設けた錠受金具との位置を調整するために、前記支持体に対する前記扉体の傾きや前後位置を調整できるようになっている。
しかしながら、特許文献1に記載の引戸門扉に関しては、その設置作業に際し、比較的重量のある前記扉体を支えながら前記ブラケットの固定位置の変更を行わなければならず、前記各ガイドローラの位置を調整することが非常に困難であった。そのうえ、前記複数のガイドローラついてブラケットの固定箇所で位置変更を行わなければならなかったので、前記支持体に対する前記扉体の傾きや前後位置の調整作業が困難であった。
特開平10−88948号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、吊元支持体に対する扉体の傾きや前後位置の調整作業の簡便化を図ることができる引戸門扉の提供を目的とする。
本発明の引戸門扉は、
左右2本の支柱と、前記左右2本の支柱の間に設けられた上下の連結材とを備える吊元支持体と、
軸状の取付部材を介して、前記上下の連結材の各々の側面に回転自在に支持されたガイドローラと、
前記ガイドローラと嵌合可能な嵌合部を有し、前記ガイドローラを前記嵌合部に嵌合することにより前記吊元支持体に移動可能に支持された扉体とを備える引戸門扉であって、
前記取付部材は、前記扉体側への突出量を調節可能に、前記吊元支持体の前記上下の連結材の各々に設けることで、前記上下の連結材の各々の側面と前記扉体との間隔が調節されるように構成され、
しかも、前記取付部材は、前記扉体側先端に前記ガイドローラを回転自在に支持する支持軸を備えると共に、反対側に螺子軸を備え、
前記螺子軸は、前記吊元支持体の上下の連結材の各々に形成された螺子孔に螺合すると共に、前記吊元支持体の上下の連結材の各々に形成された内部空間に突出しており、
さらには、前記取付部材の突出量は、前記吊元支持体を挟んで前記扉体の反対側から前記取付部材を軸回転させることで調節可能に構成されており、
前記取付部材の突出量に基づいて、前記吊元支持体に対する前記扉体の傾きや前後位置を調整できるように構成されている。
この構成によれば、前記引戸門扉の開閉状態を切り替えるために、前記扉体を前記ガイドローラによって移動させることができる。そのうえ、前記取付部材を用いて前記支持体本体に対する前記ガイドローラの位置を調整することが可能となり、これにより前記支持体に対する前記扉体の傾きや前後位置を調整することができる。
しかも、前記取付部材の突出量を調節することにより前記ガイドローラの位置を調整でき、その調整を前記ガイドローラ毎に実行可能となるので、前記支持体に対する前記扉体の傾きや前後位置の調整作業を容易に実施できる。
さらに、前記取付部材は、前記吊元支持体からの突出量を、前記吊元支持体を挟んで前記扉体の反対側から調節できるように構成されているので、前記取付部材の操作を障害物等に邪魔されずに行うことが可能となり、作業性を良好なものにできる。
この構成によれば、前記取付部材を軸回転させることで前記扉体側への突出量を調節できるため、吊元支持体に対する前記扉体の傾きや前後位置の細やかな調整が行いやすくなる。
本発明によれば、吊元支持体に対する扉体の傾きや前後位置の調整作業設の簡便化を図ることができる引戸門扉を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る引戸門扉の正面図である。 図1の引戸門扉の平面図である。 図1の引戸門扉における吊元支持体付近の背面図である。 図1の引戸門扉における吊元支持体付近の一部断面平面図である。 図1の引戸門扉の吊元支持体による扉体の支持構造の一部を示す側面断面図である。 図1の引戸門扉の閉状態における吊元支持体の下部付近の平面断面図である。 (a)本発明の別の実施形態に係る引戸門扉の正面図である。(b)(a)の引戸門扉の平面図である。 (a)本発明のさらに別の実施形態に係る引戸門扉の正面図である。(b)(a)の引戸門扉の平面図である。 図8の引戸門扉の吊元支持体による扉体の支持構造の一部を示す側面断面図である。
本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る、ノンレールタイプの引戸門扉1の正面図を示す。図2に、前記引戸門扉1の平面図を示す。なお、ここでは図2における道路2側を前側とし、前記引戸門扉1に対して前記道路2の反対側を後側とする。
前記引戸門扉1は、例えば、図1、図2に示すように、前記道路2に面する家の出入口3に設置される。前記引戸門扉1は、吊元支持体4と、扉体5とを備えている。前記引戸門扉1は、本実施形態においては、前記出入口3を挟んで前記吊元支持体4の反対側に戸当り柱6をさらに備えている。
前記吊元支持体4は、前記出入口3を形成する塀7よりも家側に配置され、地面8上に略鉛直に立設されている。前記戸当り柱6は、前記塀7と共に前記出入口3を形成する塀9よりも家側に配置され、略鉛直に地面8上に立設されている。
前記扉体5は、車輪・キャスター等の走行部10を備えている。そして、前記扉体5は、前記吊元支持体4に移動可能に支持され、前記出入口3を開閉すべく前記戸当り柱6に対して近接又は離間する方向(図1、図2の矢印11が示す左右方向)に移動できるように構成されている。
こうして、前記引戸門扉1は、前記扉体5を前記吊元支持体4で支持しつつ前記戸当り柱6に当接させることにより前記出入口3を閉鎖する閉状態をとり(図1・図2参照)、その当接が解除されるように前記扉体5を右方に移動させることにより前記出入口3を開放する開状態をとるようになっている。
図3に、前記引戸門扉1における前記吊元支持体4付近の背面図を示す。図4に、前記引戸門扉1における前記吊元支持体4付近の一部断面平面図を示す。図5に、前記吊元支持体4による前記扉体5の支持構造の一部を表す側面断面図を示す。なお、図3においては、後述のカバー材29を取り外した状態を示している。
図1、図2、図3、図4、図5に示すように、前記吊元支持体4には、ガイドローラ16が設けられている。前記ガイドローラ16は、軸状の取付部材31を介して吊元支持体4に対して回転自在に支持されている。
前記扉体5は、嵌合部18を有している。前記嵌合部18は、前記ガイドローラ16を嵌合可能に形成されている。前記扉体5は、前記嵌合部18を前記ガイドローラ16に嵌合させた状態で前記吊元支持体4に支持されている。
本実施形態において、前記吊元支持体4は、前記扉体5が前記吊元支持体4と前記塀7との間を移動可能なように配置されている。また、前記吊元支持体4は、支柱21と、連結材22とを備えている。
前記支柱21は、前記地面8に略鉛直に立設された左支柱21A及び右支柱21Bを有し、これらが左右方向(即ち、前記扉体5の移動方向)に所定間隔を隔てて位置するように設けられている。
なお、前記支柱21は、本実施形態においては、アルミニウム製の部材であって、約135mmの前後幅、約75mmの左右幅、及び、1517〜1917mm程度の高さ(全長)を有するものである。そして、前記支柱21の地中埋設深さが、約300mmに設定されている。
前記連結材22は、上連結材22A及び下連結材22Bを有し、これらが上下方向に所定間隔を隔てて位置するように設けられている。前記上連結材22A及び前記下連結材22Bは、前記左支柱21Aと前記右支柱21Bとの間で略平行に左右方向に延設されて、それぞれ前記左支柱21A及び前記右支柱21Bに連結されている。
なお、本実施形態においては、複数の前記ガイドローラ16を前記連結材22に取り付ける構造としており、前記連結材22のうち前記上連結材22Aと前記下連結材22Bとは実質的に同一のものが採用されるため、ここでは前記上連結材22Aについて説明する。
図5に示すように、前記上連結材22Aは、上板部25と、側板部26と、下板部27とを有し、側面断面視コ字状に形成されている。前記上連結材22Aは、前記側板部26の表面が前方(前記道路2側)を向いて前記扉体5と対向するように、前記左支柱21A及び前記右支柱21Bに固定されている。
前記上連結材22Aは、後方(前記家側)に開口する開口部28を備えている。前記開口部28は、前記上板部25及び前記下板部27に着脱可能に取り付けられた前記カバー材29により閉塞可能とされている(図5参照)。
なお、前記上連結材22Aは、本実施形態においては、アルミニウム製の部材であって、約440mmの左右幅を有するものである。そのうえで、前記上連結材22Aは、前記上板部25が約85mmの前後幅を有し、前記側板部26が約116mmの上下幅を有し、前記開口部28が上下方向に関して約107mmの開口幅を有するように構成されている。
また、前記上連結材22Aにおいては、前記側板部26の前方に前記ガイドローラ16が軸状の取付部材31を介して取り付けられている。なお、本実施形態においては、前記ガイドローラ16は、上下左右方向に関して前記吊元支持体4上に複数(4つ)配置されている。
すなわち、前記上連結材22Aに2つの前記ガイドローラ16が左右方向に所定間隔を隔てて設けられるとともに、前記下連結材22Bに2つの前記ガイドローラ16が左右方向に所定間隔を隔てて設けられている。ただし、前記ガイドローラ16の数・位置等は適宜に設定され得る。
前記ガイドローラ16は、本実施形態においては、UHMW(超高分子量ポリエチレン)等の樹脂製の部材であり、約50mmの直径を有するように構成されている。
前記取付部材31は、前記吊元支持体4に対する前記ガイドローラ16の位置を調整するために、前記扉体5側(前記道路2側・前側)への突出量を調節可能に、前記吊元支持体4に設けられている。そして、前記吊元支持体4からの前記取付部材31の突出量を、前記吊元支持体4を挟んで前記扉体5の反対側(前記家側・後側)から調節可能に構成されている。
本実施形態において、前記取付部材31は、前記扉体5側先端に前記ガイドローラ16を回転自在に支持する支持軸37を備えるとともに、反対側に螺子軸32を備えている。そして、前記螺子軸32が前記吊元支持体4に形成された螺子孔38に螺合し、前記取付部材31を軸回転させることで、前記取付部材31の前記扉体5側への突出量を調節可能としている。
詳しくは、前記支持軸37は、前記取付部材31において、前記側板部26よりも前記扉体5側に位置するに設けられている。前記支持軸37は、前記螺子軸32と同軸上に設けられ、前記螺子軸32と一体形成されている。この支持軸37に、前記ガイドローラ16が回転自在に支持されている。
前記螺子軸32は、前記側板部26の挿通孔35に前後方向(前記扉体5の移動方向に直交する方向)に移動可能に挿通されている。そして、前記螺子軸32は、前記取付部材31を軸回転させることにより、前後方向に螺進または螺退可能なように、前記側板部26の後側の補強材36に形成された前記螺子孔38に螺合されている。
なお、前記吊元支持体4に形成された螺子孔38としては、本実施形態においては前記補強材36に形成されたれたものとしているが、これに代えて、前記側板部26に形成されたものとすることも可能である。
前記螺子軸32は、反対側端部(後端部)が前記側板部26から後方へ突出し、前記上連結材22Aの内部に収容されている。こうして、前記螺子軸32の反対側端部が、前記吊元支持体4を挟んで前記扉体5の反対側から回転操作可能とされている。
したがって、前記螺子軸32を螺進または螺退させることで前記側板部26からの前記取付部材31の突出量を調節し、前記ガイドローラ16の前後位置、即ち前記扉体5のうち前記ガイドローラ16との嵌合部位の前後位置を調整できる。前記扉体5においては、複数個所に配置された前記ガイドローラ16との嵌合部位の位置調整を個別に行うことができる。
さらに、本実施形態においては、前記螺子軸32の反対側端部に、前記突出量を調節するために用いられる操作部が設けられている。本実施形態においては、前記操作部は、凹状溝の係合部34である。前記係合部34は、前記上連結材22Aの内部に前記開口部28を通じて後方から挿入されたドライバ等の工具39を係合できるように形成されている。また、前記操作部をペンチや作業者の手等で操作できる構成とすることも可能である。
なお、本実施形態においては、前記螺子軸32は、SUS(ステンレス)等の金属製の部材であり、約16mmの直径を有するように構成されている。前記係合部34は、約2.5mmの溝幅を有する凹状溝とされている。そして、前記突出量が、±7mm程度で調節可能とされている。
また、前記取付部材31には、前記螺子軸32に螺合可能なナット33が設けられている。前記ナット33は、前記側板部26の前記扉体5側で前記螺子軸32と螺合されており、前記螺子軸32が所定の前後位置で前記側板部26にしっかりと固定された状態を維持できるように締め付けられ得るようになっている。
また、本実施形態においては、図1等に示すように、前記扉体5は、矩形状の外形を有するものであり、上横框41と、下横框42と、吊元縦框43と、施錠縦框44とを備えている。前記扉体5は、前記吊元縦框43及び前記施錠縦框44と略平行に配置され且つ前記上横框41と前記下横框42との間に設けられた複数の縦桟材45をさらに備えている。
前記上横框41には、前記嵌合部18としての上嵌合部18Aが備えられている。前記上嵌合部18Aは、前記吊元支持体4側(後側)に開口する凹溝部を有し、左右方向に直線状に延設されている。前記上嵌合部18Aは、前記上連結材22Aに取り付けられた前記ガイドローラ16を嵌め込むことができるように形成されている。
こうして、前記扉体5が、前記上嵌合部18Aを介して前記ガイドローラ16に案内され得るようになっている。なお、前記上横框41は、前記上嵌合部18Aの開口縁部49によって、前記ガイドローラ16の回転を阻害しないように、当該ガイドローラ16の前後方向の抜け止めを図るようになっている。
前記下横框42には、前記嵌合部18としての下嵌合部18Bが備えられている。前記下嵌合部18Bは、前記吊元支持体4側(後側)に開口する凹溝部を有し、左右方向に直線状に延設されている。前記下嵌合部18Bは、前記下連結材22Bに取り付けられた前記ガイドローラ16を嵌め込むことができるように形成されている。
こうして、前記扉体5が、前記下嵌合部18Bを介して前記ガイドローラ16に案内され得るようになっている。なお、前記下横框42は、前記下嵌合部18Bの開口縁部によって、前記ガイドローラ16の回転を阻害しないように、当該ガイドローラ16の前後方向の抜け止めを図るようになっている。
以上のような構成により、前記引戸門扉1においては、その開閉状態を切り替えるために、前記扉体5を前記出入口3で左右方向に移動させることが可能となる。そのうえ、前記取付部材31により、前記吊元支持体4に対する前記ガイドローラ16の位置を調整することが可能となる。
したがって、前記各ガイドローラ16の位置を調整することにより、前記吊元支持体4に対する前記扉体5の傾きや前後位置を調整することができる。これにより、戸当り柱6に対する前記施錠縦框44(前記扉体5)の位置を適正なものにできる。しかも、前記ガイドローラ16の位置の調整は、前記取付部材31の突出量を調節することにより行うことができ、また、前記ガイドローラ16毎に行うことがでる。そのため、前記扉体5の傾きや前後位置の調整作業を容易に実施できる。
さらに、前記取付部材31が、前記吊元支持体4からの突出量を、前記吊元支持体4を挟んで前記扉体5の反対側(前記家側・後側)から調節できるように構成されているので、前記取付部材31の操作を障害物等(例えば、前記塀7)に邪魔されずに行うことが可能となり、作業性を良好なものにできる。よって、前記扉体5の設置作業の簡便化を図ることができる。
また、本実施形態においては、前記取付部材31が、前記扉体5側先端に前記ガイドローラ16を回転自在に支持する支持軸37を備えるとともに、反対側に螺子軸32を備え、前記螺子軸32が前記吊元支持体4に形成された螺子孔38に螺合されるように構成されているため、前記取付部材31を軸回転させることで、前記扉体5側への突出量が調節可能となる。よって、前記扉体5の傾きや前後位置の細やかな調整が行いやすくなる。
本実施形態においては、また、前記螺子軸32を前記吊元支持体4側の前記螺子孔38に対して螺進または螺退させるために回転操作する場合に、前記操作部(前記係合部34)を利用することができる。したがって、前記螺子軸32の回転操作を容易化して、前記吊元支持体4からの前記取付部材31の突出量をより調節しやすいものにできる。
図4、図6に示すように、前記引戸門扉1は、その開閉時に前記扉体5の移動を規制するためのストッパ部材51をさらに備えている。前記ストッパ部材51は、前記扉体5の閉方向(左方向)への移動を規制する第1ストッパ部材51Aと、前記扉体5の開方向(右方向)への移動を規制する第2ストッパ部材51Bとを有している。
詳しくは、前記第1ストッパ部材51Aは、前記吊元支持体4の右支柱21Bに固定されている。前記第1ストッパ部材51Aは、前記下連結材22Bに取り付けられた前記ガイドローラ16よりも右方に配置され、前記扉体5における前記下横框42の下嵌合部18Bに挿入されている。
そして、前記第1ストッパ部材51Aは、前記扉体5が閉方向へ移動して所定の全閉位置に至る際、接近する前記扉体5の当接部材52に突出部53で当たって、前記扉体5を止めることができるようになっている。ここで、前記当接部材52は、前記下嵌合部18Bの右端側に嵌め込まれた状態で前記下横框42に固定されている。
前記第2ストッパ部材51Bは、前記吊元支持体4の左支柱21Aに固定されている。前記第2ストッパ部材51Bは、前記下連結材22Bに取り付けられた前記ガイドローラ16よりも左方に配置され、前記扉体5における前記下横框42の下嵌合部18Bに挿入されている。
そして、前記第2ストッパ部材51Bは、前記扉体5が開方向へ移動して所定の全開位置に至る際、接近する前記扉体5の当接部材(図示せず)に突出部53で当たって、前記扉体5を止めることができるようになっている。ここで、この当接部材は、前記下嵌合部18Bの左端側に嵌め込まれた状態で前記下横框42に固定されている。
なお、本発明に係る引戸門扉は、本実施形態においては1枚扉の前記引戸門扉1としているが、これに限定されるものではなく、例えば、図7(a)及び(b)に示すように、前記吊元支持体4に相当する吊元支持体61・62を出入口63の左右両側方に設置し、対応する1枚の扉体64・65を前記吊元支持体61・62の各々に支持させた2枚扉の引戸門扉66としてもよい。
また、本発明に係る引戸門扉は、複数の扉体を連結した連結式引戸門扉としてもよい。例えば、図8(a)及び(b)に示すように、2枚の扉体71・72を連結した連結式引戸門扉73の場合には、出入口74の一方に配置された吊元支持体75と、前記吊元支持体75に支持された一方の前記扉体71の戸当り柱側部分76とが、それぞれ、前記吊元支持体4と同様の機能を果たすものとされる。
図9に示すように、前記吊元支持体75側のガイドローラ77が前記一方の扉体71の嵌合部78に嵌合され、前記戸当り柱側部分76側のガイドローラ77が他方の前記扉体72の嵌合部79に嵌合され、これにより前記一方の扉体71が前記吊元支持体75側のガイドローラ77によって移動可能とされ、前記他方の扉体72が前記戸当り柱側部分76側のガイドローラ77によって移動可能とされる。
そのうえで、本実施形態のように、前記一方の扉体71の傾きや前後位置を調整すべく、螺子軸81及び支持軸82を備える取付部材83を用いて、前記吊元支持体75側のガイドローラ77の位置が調整可能とされる。また、前記他方の扉体72の傾きや前後位置を調整すべく、螺子軸85及び支持軸86を備える取付部材87を用いて、前記戸当り柱側部分76側のガイドローラ77の位置が調整可能とされる。
1 引戸門扉
4 吊元支持体
5 扉体
16 ガイドローラ
18 嵌合部
31 取付部材
32 螺子軸
34 係合部
37 支持軸
38 螺子孔
61 吊元支持体
62 吊元支持体
64 扉体
65 扉体
71 扉体
72 扉体
75 吊元支持体
76 扉体の戸当り柱側部分(支持体)
77 ガイドローラ
81 螺子軸
82 支持軸
83 取付部材
85 螺子軸
86 支持軸
87 取付部材

Claims (1)

  1. 左右2本の支柱と、前記左右2本の支柱の間に設けられた上下の連結材とを備える吊元支持体と、
    軸状の取付部材を介して、前記上下の連結材の各々の側面に回転自在に支持されたガイドローラと、
    前記ガイドローラと嵌合可能な嵌合部を有し、前記ガイドローラを前記嵌合部に嵌合することにより前記吊元支持体に移動可能に支持された扉体とを備える引戸門扉であって、
    前記取付部材は、前記扉体側への突出量を調節可能に、前記吊元支持体の前記上下の連結材の各々に設けることで、前記上下の連結材の各々の側面と前記扉体との間隔が調節されるように構成され、
    しかも、前記取付部材は、前記扉体側先端に前記ガイドローラを回転自在に支持する支持軸を備えると共に、反対側に螺子軸を備え、
    前記螺子軸は、前記吊元支持体の上下の連結材の各々に形成された螺子孔に螺合すると共に、前記吊元支持体の上下の連結材の各々に形成された内部空間に突出しており、
    さらには、前記取付部材の突出量は、前記吊元支持体を挟んで前記扉体の反対側から前記取付部材を軸回転させることで調節可能に構成されており、
    前記取付部材の突出量に基づいて、前記吊元支持体に対する前記扉体の傾きや前後位置を調整できるように構成されている
    ことを特徴とする引戸門扉。
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